JPS62156049A - 金属薄帯の製造装置 - Google Patents

金属薄帯の製造装置

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JPS62156049A
JPS62156049A JP29303185A JP29303185A JPS62156049A JP S62156049 A JPS62156049 A JP S62156049A JP 29303185 A JP29303185 A JP 29303185A JP 29303185 A JP29303185 A JP 29303185A JP S62156049 A JPS62156049 A JP S62156049A
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JP
Japan
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plate
molten metal
caterpillar
metal
pattern
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Pending
Application number
JP29303185A
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English (en)
Inventor
Sukeaki Hamanaka
亮明 浜中
Jun Kadoi
洵 角井
Toshio Kai
貝 敏雄
Takashi Yamane
山根 孝
Yoshiaki Aoki
美昭 青木
Tetsuro Watanabe
渡辺 哲朗
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば熱交換機の冷熱用針状フィン或いは圧
着端子やLSIリードフレーム等の電子用部品のような
金属薄帯の製造装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、例えば約0.1〜1.0龍厚の金属薄帯に一定形
状の打抜きを間欠的に施した金属薄帯製品が、精密プレ
ス加工法により製造されている。このようなプレス打抜
き製品の一例として、特開昭59−82127号(特願
昭57−190941号)公報に開示された空調熱交換
機用針状フィン並びにその製造方法を第8図、第9図に
示す。第8図に見られるように、蛇行して形成された隣
接扁平管01の間にコルゲート成形された梯子型針状フ
ィン02が介挿され、ろう付又は接着等により固着され
て熱交換用伝熱管が形成されている。
この針状フィン02は、第9図に示すように、素材金属
帯板03をプレス打抜き型04で挟圧して梯子型とし、
次いで、コルゲート粗成形ロール05間に噛み込んで波
形に粗成形し、更にフィンピッチ圧縮ロール06間に挟
み込んでフィンピッチを圧縮して製造されている。
すなわち、この方法では第一工程において、材料歩留が
低く且つ下降速度の遅いレシプロ方式のプレス打抜き法
が採られていた。
上記方法の改善対策として、本発明者等は先に特願昭6
0−58297号で、第10図に示すような製造方法を
提案した。この方法は、るつぼ07内で加熱コイル08
により溶解した金属溶湯を、所定形状の溝09を周面に
刻設した冷却ロール010面上に接触するノズル011
のスリットから噴出させて109内に充填後、開口部0
12aを有する梯子型の針状フィン012を剥離するも
のである。
また、これに1(以した工法として、特開昭55−12
6352号公報に開示されたものがある。これは第10
図に示すように、可撓性の無限軌道条板013上に所定
形状の凹パターン014を刻設しておき、前例と同様の
加熱コイル08付るつぼ07の先端のノズル011を無
限軌道条板013の平坦面から所定距離のレベルで金属
/8湯を噴射する方式である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 前記第9図に示したような従来のプレス打抜き法では、
次のような欠点がある。すなわち、■打抜きによる材料
ロスが多く、この材料ロスは針状フィンの設計寸法にも
よるが通常50〜65%にも達し、熱交換券のコストが
高くなる。■第一工程がレシプロ成形であるのでフィン
の成形速度が遅い。■従って第二、第三のロータリー成
形に追従できず、第一工程が生産性向上のネックとなる
。■第一工程のプレスを多条化すれば生産能力を向上さ
せることはできるが、第一工程と第二工程を連結できず
、マテハン上のロスを生ずると共に、プレスの型費が高
くなる。
第10図に示した金属溶湯より直接製造する方法では、
プレス打抜き法に比して材料歩留が高くなり、生産能力
も向上するが、下記のような問題点がある。すなわち、
■高温のノズル011と冷却ロール010とが接触して
いるため、両者の温度コントロールが容易でない。■ロ
ール周面に刻設した溝09のうち、間欠的に現われる梯
子型の桟に相当するロール軸方向の横溝09aへの溶湯
の供給が不安定になる。■ノズル011とロール010
周面との間に隙間ができると溶湯が不必要域に噴出する
。■装置の発停操作が容易でない。
即ち、針状フィン012の始端をロール010から剥離
させる時や非常事態時には、一度停止させた後再発進さ
せることとなるが、発停時に溶湯凝固モードが乱れて形
状が不均一となる。■溶湯の溝09外への流出阻止はロ
ール010外周面とノズル011最下面との摺動部界面
で行われることとなるが、ロール010の冷却効果が大
きいので溶湯のスリ切りが不充分となる。
また、第11図の方式では、可撓性の無限軌道条板01
3とノズル011先端間には所定間隙があるため、前記
第10図の方式の■。
■の問題点は改善されるが、■、■の問題点は更に増大
する。特に、発停時には溶湯は無限軌道条板013外に
も噴出し、発停部での製品015の幅、厚さが大きく乱
れる。更にこの方法では、製品015にはパターン部0
15aのほか平板部015bも形成され、プレス打抜き
部に相当する開口部の形成が不可能である。
本発明は、以上のような従来の製造方式の問題点を解消
し得る金属薄帯の製造装置を堤供しようとするものであ
る。
く問題点を解決するための手段〉 以上の問題点を解決するため、本発明の金属薄帯の製造
装置は、少なくとも一方の面に所定のパターンが刻設さ
れ、連続的に溶融金属中に浸漬されて引き出される可撓
性無限軌道条板と、該無限軌道条仮力書容融金属液面よ
り出て来る領域において溶融金属液面の内外に跨り、無
限軌道条板のパターン刻設面に常時面接触を保つスリ切
り仮とを設けて構成したものである。
く作  用〉 上記のように構成した本発明の金属薄帯の製造装置にお
いては、溶融金属中に浸漬された無限軌道条板がパター
ン内に溶融金属を充満されて湯面より引き出され、スリ
切り仮によってパターン内の金属が溶湯から分離されて
大気中に出て来て冷却、凝固し、所定形状の金属薄帯が
形成される。
〈実 施 例〉 以下、本発明の金属薄帯の製造装置の具体例を第1図乃
至第4図に基づいて説明する。
第1図に見られるように、溶解槽1内で加熱手段2によ
り溶解された溶融金属3中に設置されたロール4a、4
b及び大気中に設けられたロール4Cに A−A複面を
示した第2図Falに見られるように所定パターンの溝
5a。
5bを刻設した可撓性無限軌道条板5がループ状に掛は
回されている。この無限軌道条板5は、図示しない駆動
源によってロール4a。
4b及び4Cの周りを図示矢印方向に移動させられる。
第2図(b)は無限軌道条板5の横断面図である。
無限軌道条板5の溶融金属3液面3aから出る側には、
第4図に示すように、上部に水入口6a及び水出口6b
を存する水冷室6を設けたスリ切り板7が設けられ、押
圧板8との間に無限軌道条板5を挟持する。この−組の
スリ切り板7と押圧板8の上部は溶融金属3の液面3a
より上方に、下部は液面3aより下方にあるように配設
されている。
第1図に見られるように、無限軌道条板5はP点で溶融
金属3内に進入し、ロール4a。
4b、スリ切り板7及び押圧板8を経てT点で再度大気
中へ出る。従って、無限軌道条板5は所定時間溶融金属
3中に浸漬されるので、無限軌道条板5の予熱、溶湯に
よる濡れが充分に行われ、パターンi$5a、Sb内の
空気9aも9b、9cのように完全に膨張、浮上し、溝
内へ溶湯が確実に充満する。この点、第10図、第11
図の従来法では、ノズル011から溶湯が瞬時に注入さ
れ急冷されるため、充満が不充分となる。
無限軌道条板5は第4図に示すように、スリ切り板7と
押圧板8とに挟持された状態で摺動上昇する。この際、
無限軌道条板5のパターンa5a、5b内に充満した溶
湯と溶解槽1内の溶融金属とは一体的に連なっているが
、スリ切り板7のポケット部7aの上部、即ちQ点のレ
ベルに設けたスリ切り部7bで溝内の溶湯と溶解槽1内
の大量の溶融金属とが順次分断され、溝内の溶湯は無限
軌道条板5と共にスリ切り板7と押圧板8の間の低温域
に移動する。すなわち、同図に示したスリ切り後溝内の
/84Iが溶融状態にあるQR間のA域、溝内溶湯が固
液共存状態にあるR3間のB域、水冷室6による冷却効
果が高まり溝内金属が固体状態となるST間のC域を経
て凝固を完了し、第1図に示すU点で無限軌道条板5か
ら所定形状の金属薄帯の鋳造板10が剥離され、ロール
11を経て次工程へ送られる。
操業開始時点にU点で無限軌道条板5の溝から鋳造板1
0を剥離させる時や、鋳造板10が加工を受ける次工程
が停止する時の一時停止、或いは非常停止の際に無限軌
道条+Fi、5を停止させることとなるが、前述のA域
、B域。
C域は大略原状のまま保持される。特にA域が溶融金属
3の液面3a下にあるので、溝内の溶湯と溶解槽1内の
溶融金属3は連なっており、且つρghの静圧が付与さ
れている。
ここに、ρは溶融金属の比重、Gは重力の加速度、hは
液面下の深さである。従って、再発進した時にも、定常
運転時と同様に鋳造板10の形成が可能である。
無限軌道条板5の材質としては、当然溶融金属よりも融
点の高い金属又は合金が用いられるが、例えば、溶融金
属がアルミニューム及びアルミニューム合金の場合は銅
板又は鋼板を、溶融金属が銅及び銅合金の場合は鋼板を
使用する。又、溶融金属による侵食が懸念される合金系
の場合は、条板表面に窒化ボロンBN、アルミナAI、
0. 、炭化珪素SiCなどのコーティングが施される
常時溶融金属3に浸漬されているロール4a。
4bやスリ切り板7、押圧板8の下部は、金属材よりも
セラミック材を用いるのがよい。
又、スリ切り仮7、押圧板8の液面3aより上部は、伝
熱、冷却の点で銅等の金属が好ましい。
液面3a上の大気側は、溶融金属の酸化防止の点から、
窒素、アルゴン等の不活性ガス、或いは還元性ガスの雰
囲気としてもよい。場合によっては、10−’−10−
’程度の減圧とすることもあり、又、液面3a上にフラ
ックスを浮上させるのもよい。
本発明の他の実施例を以下に示す。
第5図の(at、 (blは2個のロール4に無限軌道
条板5を配設したもの、(C1は3個のロール4を用い
たもの、(dl、 telは4個のロール4を用いた例
を示す。無限軌道条板5のパターン溝5a、5bの刻設
面はスリ切り仮7の側に対応している。スリ切り板7と
押圧板8の左右、上下関係はいずれでもよいが、無限軌
道条板5が溶融金属3に進入する時に第3図に示すよう
に溝内の気体が浮上し易いように、パターン溝刻設面が
液面3aを向くようにするのが好ましいので、それによ
って決めるのがよい。
第6図、第7図には、一枚の無限軌道条板5の両面にパ
ターン溝を刻設し、両面で同時に二条の鋳造板10a、
10bを製造する例を示し、この両面取りの場合は生産
性が二倍となる。この例では、第7図に見られるように
一方の押圧板もスリ切り仮に取り換えるので、両面共ス
リ切り板7を用いることとなる。
なお、このような例の外に無限軌道条板5の片面に複数
条のパターン溝を刻設し、同時に複数条の鋳造板を製造
するように構成することも、勿論可能である。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなように、本発明の装置は基本的
にロータリ一方式であること、刻設パターン溝を有する
条板面で溶湯をスリ切り、溝内で凝固した金属を剥離し
て開口部付連続金属薄帯を製造するように構成したこと
により、高速且つ間歩留で生産を行うことができる。又
、溶解素材には薄板を用いないで地金を使用するから、
素材費も廉価ですむ。
更に、パターン溝内への溶湯注入が確実に行われ、溶融
金属中で余分の溶湯をスリ切り、順次凝固、剥離を行う
ので、所望の造形が確実にできると共に、装置の発停を
随意に実施できるから、次工程以下のラインと連動操作
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の金属薄帯の製造装置の一実施例の断面
図、第2図(alは第1図中のA−A矢視図、(blは
無限軌道条板の横断面図、第3図は第2図(alのB−
8矢視断面図、第4図は第1図中のスリ切り板部分の詳
細断面図、第5図(a)〜第5図telは本発明のその
他の実施例を示す模式図、第6図は製品を両面取りする
本発明の他の実施例の断面図、第7図は第6図中のスリ
切り板部分の詳細断面図、第8図〜第11図は従来技術
を示す構造図である。 図面中、 1は溶解槽、 3は溶融金属、 3aは液面、 4.4a、4b、4cはロール、 5は無限軌道条板、 5a、5bはパターン溝、 6は水冷室、 7はスリ切り)反、 8は押圧板である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも一方の面に所定のパターンが刻設され、連続
    的に溶融金属中に浸漬されて引き出される可撓性無限軌
    道条板と、該無限軌道条板が溶融金属液面より出て来る
    領域において溶融金属液面の内外に跨り、無限軌道条板
    のパターン刻設面に常時面接触を保つスリ切り板とを設
    けてなることを特徴とする金属薄帯の製造装置。
JP29303185A 1985-12-27 1985-12-27 金属薄帯の製造装置 Pending JPS62156049A (ja)

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