JPS62155765A - Dcリニアモ−タ - Google Patents

Dcリニアモ−タ

Info

Publication number
JPS62155765A
JPS62155765A JP29325685A JP29325685A JPS62155765A JP S62155765 A JPS62155765 A JP S62155765A JP 29325685 A JP29325685 A JP 29325685A JP 29325685 A JP29325685 A JP 29325685A JP S62155765 A JPS62155765 A JP S62155765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
magnetic
mover
stator
magnetic pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29325685A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kondo
徹也 近藤
Tadashi Nishi
正 西
Shigetoshi Aoki
青木 成年
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusan Denki Co Ltd filed Critical Kokusan Denki Co Ltd
Priority to JP29325685A priority Critical patent/JPS62155765A/ja
Publication of JPS62155765A publication Critical patent/JPS62155765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、直線運動を行う電動機即ちリニアモータに関
するしのである。
し従来の技術〕 従来リニアモータとしては、例えば第10図A及びBに
示すように、リニア誘導モータが最も広く利用されてい
る。リニア誘導モータは、固定子1側に磁極鉄心1a及
び電機子巻線1bからなる複数の磁極1Cが連続的にま
たは間隔をあけて設けられ、移動子2側には誘S電流が
流れるリアクジョンブレート2aが設けられている。
また製図機械等のように、精密に位置制御を行う必要の
ある用途では、リニアステッピングモータが広く用いら
れている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、リニア誘導モータにあっては、電磁力に
よりブレーキをかけて移動子を停止させておくことかで
きず、移動子の停止手段を別に設ける必要があり、構造
が複雑になるという問題がある。またリニア誘導モータ
は構造が複雑である上、価格が高くなるという問題があ
る。またリニアステッピングモータにおいては、停止位
置を高い精度で制御できるが、移動子の移動速度が遅い
という問題がある。
本発明の目的は、上記従来のりニアモータが有する問題
点を解消できるDCリニアモータを提供することにある
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、本発明においては、実施例
を示す第1図乃至第5図に示されるように、磁極鉄心1
4と電機子巻線15U、15V、15Wとを有してなる
複数の磁極16U、16V、16W及び磁化手段13a
及び13bを固定子18及び移動子11の一方に設け、
磁化手段13a及び13bにより磁化されて複数のIa
極の磁極面と対向する位置にN極部とS極部19a2.
19b2とが交互に配置されるように構成された極部構
成体19を固定子18及び移動子の他方に設け、更に磁
?116U、16V、16W(7)磁極面1601,1
5V1.16W1と前極部構成体19のN極部またはS
極部との位置関係を検出する位置検出器17U。
17V、17Wを設けた。
[発明の作用] 本発明では、固定子及び移動子の一方に設けられた複数
の磁極及び磁化手段と、固定子及び移動子の他方に設け
られ上記磁化手段により磁化される極部構成体のN極部
又はS極部との間に発生する反発力及び吸引力により移
動子を移動させることができる。極部構成体は、透磁性
を有する材料で形成すればよいのでリニアモータの価格
を大幅に下げることができる。また位置検出器により、
磁極の磁極面と極部構成体のN極部又はS極部との位置
関係を検出できるので、位置検出器の出力に応じて磁極
の電機子巻線の通電を制御するだけで容易に移動子の移
動・停止制御を行うことできる。
[実施例] 以下図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
第1図は、本発明のDCリニアモータの一実施例の概略
正面図であり、第2図は第1図に示したモータの側面図
である。第1図及び第2図において、10は移動子であ
り、この移動子10は磁性材料から形成された断面形状
が略コ字状の移動子本体11を有し、該移動子本体11
の両側の側壁部11a1及び11a2には、それぞれ車
軸11bが2本づつ突設されており、それぞれの車軸1
1bには車輪12が取り付けられている。なお車軸11
b又は車輪12の何れか一方は、非磁性材料から構成さ
れている。
また移動子本体11の側壁部11a1及び11a2の端
面11C1及び11C2には直方体の永久磁石13a及
び13bが接着等の適宜の手段により固定されている。
これら永久磁石13a及び13bは、図に示すような極
性に着磁されており、移動子本体11はこれら永久磁石
13a及び13bのヨークを構成している。
第1図及び第3図に示されるように、移動子本体11の
側壁部11a1及び11a2と上壁部11dとにより囲
まれる空間内には、E字状の磁極鉄心14の3本の脚部
に電機子巻線15W、15tJ。
15Vがそれぞれ巻回されて構成された3つの磁極16
W、16U及び16Vが収容されている。
これらの11極16W、16U及び16Vは、移動子本
体11の移動方向に略平行に一列に並ぶように構成され
ており、移動子本体11の上壁部11dの略中央部に適
宜の手段で磁極鉄心14が取り付けられて位置決めされ
ている。尚磁極鉄心14を側壁部11a1又は11a2
に取付けてもよいのは勿論である。電機子巻線15W、
15U、15Vへの給電は、移動距離が短い場合には、
給電線を用いて行えばよく、移動距離が長い場合にはブ
ラシ手段を用いて特別に付設した線路から給電をするよ
うにしてもよい。ブラシ手段を用いる場合には、後に詳
細に説明する極部構成体19の極部列19a及び19b
を線路として用いれば、設備が簡単になる。
17Wは磁極16Wに対応して鉄心14に設けられた位
置検出器であり、第1図には示していないがvA極16
U及び16Vに対応してそれぞれ位置検出器17U及び
17Vが設けられている。これら位置検出器17W、1
7U及び17Vの取付けは公知の適宜の手段を用いれば
よい。尚各位置検出器への給電は、上記した電機子巻線
15W。
15U、15Vへの給電と同様の方法により容易に行う
ことができる。位置検出器の具体的な配置構成及び作用
については後に詳細に説明する。
18はアルミ等の非磁性材料から構成された固定子で、
該固定子18は移動子10に設けた車輪12がその上を
転勤できる幅を有しており、用途に応じて所定の長さ及
び形状で布設することができるものである。固定子18
の表面には、移動子10の移動通路に沿ってN極部とS
極部とが交互に配置されるように構成された極部構成体
1つが接着等の適宜の手段を用いて固定されている。
本実施例の極部構成体19は第4図に示されるように、
移動子10側に設けられた磁化手段としての永久磁石1
3a及び13bにより、磁化される軟磁性材料により形
成された第1及び第2の極部列19a及び19bから構
成される。各極部列19a及び19bは、それぞれ所定
寸法の間隙G1及びG2を介して永久磁石13a及び1
3bの磁極面13a1及び13b1と対向する対向部1
9a1及び19b1を有しており、これら対向部19a
1及び19b1は、略平行な状態を維持しながらそれぞ
れ移動子10の移動通路に沿って延びている。
また該対向部19a1及び19b2には、それぞれ他方
の極部列の対向部に向かって延びる複数の突出部19a
2・・・及び19b2・・・が略一定間隔で一体に設け
られている。後述する通り、これら突出部19a2・・
・及び19b2・・・が磁化されてN極部及びS極部を
構成する。各突出部19a2・・・及び19b2・・・
の幅寸法及び突出寸法は、それぞれ略一定になるように
形成されている。本実施例では突出部19a2・・・及
び19b2・・・の幅寸法は、磁Fi16W、16U及
び16Vの各磁極面16W1.16U1及び16V1の
移動方向の幅寸法より幾分大きくなるように設定しであ
るが、これらの寸法は任意である。
各極部列19a及び19bは、突出部19a2・・・と
突出部19b2・・・とが交互に配置されるように固定
子18上に布設されている。図示の実施例では、隣接す
る突出部との間の間隙q1の寸法が略一定になるように
極部列19a及び19bが配置されている。間隙q1は
極部列19aと極部列19bとの短絡を防止して各突出
部19a2及び19b2に所望の極を発生させる機能を
果している。これに対して、突出部19b2と対向部1
9a1との間の間隙q2と突出部19a2と対向部19
b1との間の間隙g3の寸法は異なっている・これは発
生するトルクの変動を少なくして、発生トイルクを効率
よく利用できるようにするためである。なおこれらの間
隙q2およびg3の寸法を同じにした場合には、トルク
の利用効率が多少落ちるが、用途によっては十分に使用
できる特性が得られる。
尚各種部列19a及び19bは、移動子10に設けられ
た磁極16W、16U及び16Vの磁極面16W1.1
6U1及び16V1が、各極部列19a及び19bの突
出部19a2・・・及び19b2・・・と所定寸法の間
隙G3を介し払対向するように固定子18上に位置決め
される。
第5図には各極部列19a及び19bと、移動子10側
の永久磁石13a及び13b1磁極16W、16U及び
16V及び位[検出手段17W。
17U及び17Vとの位@関係を示しである。同図にお
いて、矢印は移動子10の進行方向を示している。従っ
て同図から明らかなように、前述の位置検出器17W、
17U及び17Vは、対応する¥Ii極から進行方向後
ろ側にずらして配置されている。位置検出器をどこに位
置決めするかは磁極の数、各極部列19a、19bの突
出部19a2・・・及び19b2・・・の幅寸法、電機
子巻線への通電制御方法等によって異なってくるが、本
実施例では対応する磁極の中心位置から進行方向の後ろ
側にそれぞれ120度づつずれた位置に配置しである。
尚この場合位置検出器の配置位置は3相2極型のブラシ
レスDCモータの位置検出器の配置位置と同様である。
本実施例では、この位置検出器としてホール素子を用い
ており、各極部列19a、19bの突出部19a2・・
・及び19b2・・・の極性を検出することにより、各
磁極の位置を検出している。
本実施例において、磁化手段としての永久磁石13a及
び13bにより、極部構成体19の各磁極列がそれぞれ
磁化される場合の磁束の流れは、永久磁石13aのN極
→ヨークとしての移動子本体11→他方の永久磁石3b
のS極→間隙G1→磁極列19aの対向部19al/突
出部19a2→間隙Q1 、 Cl3及びg3→磁補磁
極9bの突出部19b2/対向部19b1→永久磁石1
3aのS極の順である。上記磁束の流れは、移動子10
が移動している場合でも同じである。上記のように磁束
が流れた場合、間隙g1があるため、各磁極列19a及
び19bの突出部19a2・・・及び19b2には図示
のような極性が現われる。
尚本実施例においては、永久磁石13a及び13bのt
a極面13a1及び13b1の面積を大きくしているの
で、移動子10が高速で移動しても、移動中に磁極16
W、16U及び16Vの磁極面16W1.16tJ1及
び16V1が対向する各突出部19a2・・・及び19
b2・・・を確実に所定の磁位の強さまで磁化すること
ができる。移動子10と固定子の極部構成体19との間
には、上記の順路で磁束が流れることにより吸引力が働
いている。
上記実施例によれば、移動子10側に磁化手段を設け、
固定子18側には軟磁性材料からなる極部列19a及び
19k)を設けたので、固定子18側の構造を極めて簡
単にすることができる上、長距離の移動を行う場合に固
定子の布設が容易であり又固定子側の製造価格を大幅に
下げることができる利点がある。また磁化手段は、固定
子の極部列19a及び19bの全てを磁化する必要はな
く、磁極16W/、16U及び16Vと対向する領域の
みを磁化すればよいので、極めて経済的である。
更に上記実施例においては、磁化手段として永久磁石1
3a及び13bを用いているので、固定子と移動子との
間には常に吸引力が動くため、固定子が上側に位置し、
移動子が固定子の下側に配置されるような場合でも、移
動子の支)4手段にかかる負荷を小さくすることができ
るので、スムーズに移動子を移動させることができ、設
置の自由度が大きいという利点がある。
尚永久磁石13a及び13bに代えて、鉄心とSハ磁巻
線とからなる一般的な電磁石を用いることができるのは
勿論である。
上記実施例では、極部列19a及び19bをそれぞれ一
体の部材で構成しているが、例えば第6図に示すように
、対向部19C1と突出部19C2とから構成される単
位電極19Cを移動子の移動通路に並べてl槽列19a
及び19bを構成してもよいのは勿論である。また上記
実施例では、位置検出器として磁気を検出するホール素
子を用いたが、位置検出器としては種々の検出器を用い
ることができるのは勿論である。例えば光センサを用い
て検出することもでき、光センサを用いる場合には、突
出部19a2・・・又は19b2・・・上に反射部材を
取付けておけばよい。
上記実施例のモータは、3相2極すなわち電気角で36
0度内に3つの磁極と2つの極部とを有するDGリニア
モータであるが、本発明では2以上のg1穫を有してい
ればよく、好ましくは蟻1転の数を3の整数倍にするの
がよい。また上記実施例では、磁極は1つの磁極列を構
成しているが、複数の磁極列を並列させてもよく、これ
ら複数の磁極列を並列駆動すれば大きな駆動力を1昇る
ことができる。
上記実施例のモータでは、移動子本体11を支持する支
持手段として固定子上に配置される太きな径の車輪12
を用いたが、支持手段の構成は任意である。
[動作原理] 以下上記実施例のDCリニアモータの動作原理について
説明する。
上記3相2極型のDCリニアモータを駆動する揚台に、
各v11極の電は子巻線への通電制御方法は種々考えら
れるが、第7図には3つの磁極の電機子巻線のうち常に
2つの磁極の巻線に電流を流して制御を行う場合の制御
回路を示しである。第7図において、20は位置検出器
17W、17U及び17Vから出力される信号pu、p
v、pwを入力としてインバータ回路21の制御信号U
、V。
w、x、y、zを発生する信号発生回路である。
信号発生回路20及びインバータ回路21はそれぞれ図
示しない直流電源に接続されている。インバータ回路2
1は、6個のトランジスタTu、Tv、Tw、Tx、T
V、Tzを三相ブリッジを構成するように接続して構成
されており、各トランジスタのベースには信号発生回路
から制御信号が供給される。3つの磁極の電機子巻線1
5U、15V、15Wは、それぞれ一方の端部が共通接
続されて三相結線され、各巻線の他端は図示のようにイ
ンバータ回路21の出力端に接続されている。
次に第7図の回路を用いた場合の、本実施例の動作を第
8図及び第9図を参照しながら説明する。
第8図は第7図の各部の信号波形を示しており、第9図
(1)乃至(3)は移動子10と固定子18の極部構成
体19との位置関係を示す説明図である。第9図に矢印
で示す方向に移動子10が移動する場合、位置検出器1
7W、17U及び17■からは第8図(a>乃至(C)
に示すように、それぞれ電気角で180度の信号幅を有
する信号が順次出力される。尚多位置検出器17W、1
7U及び17Vとしては、それぞれN極を検出すると検
出信号を発生するホール素子を用いているものとする。
各位置検出器が検出するのは、Nff1に磁化された突
出部の幅ではなく、第9図(1)に示したように磁気的
に児てN極であると見なすことができる部分をN極とし
て検出する。従って、各位置検出器の出力信号はそれぞ
れ電気角で180度の幅を有している。
信号発生回路20は、位置検出器20からの検出信号p
u、pv、pwを入力として第8図(d)乃至に)に示
すような位相関係を有する制御信号u、v、w、x、y
、zを出力する。各制御信号は、それぞれ電気角で12
0度の信号幅を有しており、従ってこれら制御信号によ
って導通制御サレルトランシスタTLI、TV、Tw、
Tx、Ty、Tzは常に2つのトランジスタが導通する
ように制御されている。従ってこの制御は、一般に6ス
イツチ120度導通形制御と呼ばれている。
信号発生回路20の構成は、第8図(d)乃至(i>に
示すような位相関係の信号を出力できるものであればい
かなる回路構成であってもよい。
第9図(1)乃至(3)の状態における、位置検出器1
7W、17U及び17Vから出力される検出信号Pw、
Pu、Pvと信号発生回路20から出力されるflil
 till信号との関係は、第8図の点線(1)乃至(
3)で示される状態にある。
第9図(1)の状態では、位置検出器17U及び17W
がN極を検出してそれぞれ検出信号pu及びpwを出力
している。そして信号発生回路20からは制御信号U及
びyが出力されており、これらの信号によりトランジス
タTu及びTyが導通し、図示しない直流電源のプラス
電源からトランジスタTu−+巻線15U→巻線15V
→トランジスタTy→直流電源のマイナス電源に電流が
流れる。尚第7図において各巻線の側に示した矢印方向
に電流が流れた場合に各磁極16W、16U及び16V
の磁極面にはN極が表れるように、各巻線15W、15
1J、15V4.?鉄心14の脚部に巻装されている。
従って第9図(1)の状態では、磁極15UがN極に、
Ii!i極15VがS極に、そしてIn1i15Wは励
磁されていない状態にある。この状態では、磁極15U
とN極の突出部19n1との間に反発力が発生しており
、磁極15VとN極の突出部19n1との間には吸引力
が、そして磁極15V、!:S極の突出部19S1との
間には反発力が発生している。その結果、移動子10に
は図示の矢印方向へ推力が働いている。
移動子10が更に移動して第9図(2)の状態になると
、第8図の点線(2)から判るように、位置検出器17
Uから検出信号puが出力され、信号発生回路20から
は制御信号し及び2が出力されている。従って、トラン
ジスタTu及びTZが導通して、巻線15U及び15W
に電流が流れる。巻線15Wに流れる電流は、磁1f!
16WをS極に励磁する方向に流れている。第9図(2
)の状態では、磁極16Wと突出部19S2との間及び
磁極16Uと突出部19n1との間には反発力が発生し
、磁極16Uと突出部19S2との間には吸引力が働く
。第9図(2)の状態が、磁IN!16Uの位置で最大
の推力が発生している状態である。
移動子10が第9図(3)の状態になると、位置検出器
17U及び17Vが検出信号pu及びPVを出力し、信
号発生回路20は制御信号■及びZを出力している。従
ってトランジスタTV及びTZが導通して、巻線15V
及び巻線15Wに電流が流れ、磁極16VがN極に磁極
16WがS極に励磁される。よって磁極16Vと突出部
19n1との間及び磁極16Wと突出部19S2との間
には反発力が発生し、1ff116Wと突出部19n2
どの間には吸引力が発生する。以下同様にして各トラン
ジスタは、常に2つのトランジスタが電気角で120度
づつ導通するように制御されて、移動子が矢印方向に移
動する。
上記実施例において、移動子を逆方向に移動させる場合
には、各位置検出器から出力される検出信号に基づいて
、第8図(j)乃至(0)に示されるような制御信号U
乃至2をインバータ回路21の各トランジスタに与えて
制御すればよい。尚この場合に各位置検出器から出力さ
れる検出信号は、第8図(a)乃至(C)の場合とは逆
位相にになるのは勿論である。逆方向に移動させる場合
には、信号発生回路20内の論理回路を適宜に論理切り
替えすることにより容易に行うことができる。
また移動中に8動子を制動する場合には、3本の電機子
巻線15U、15V及びコ5Wを短絡すれば、同期発電
機の出力短絡と同じになるため、制動力が発生して、制
動を行える。また逆方向へ移動させる場合の制御信号、
例えば移動子10が第9図に示す方向に移動している場
合には第8図(j)乃至(0)に示されるような制御信
号を、モータが停止するまでの短い期間各トランジスタ
に与えれば、逆転制動をかけることができ、これにより
強力な制動力を得ること、ができる。
尚本実施例では、磁化手段として永久磁石を用いている
ので、永久磁石13a及び13bと各極部列19a及び
19bとの間に吸引力が発生しているため、移動子に通
電しない場合でも移動子が自由に動くことを防止して停
止状態を確実に保持することができ、設置の自由度が大
きいという利点がある。固定子に傾斜面が設けられてお
り、移動子を傾斜面において停止させる必要がある場合
には、電機子巻線151J、15V及び15Wに通電す
る電流の値を適宜に調整して適当な大きさの推力を発生
させることにより容易に移動子を傾斜面に停止させるこ
ともできる。この場合、上記実施例ではインバータ回路
を6個のトランジスタで構成して6段階の制御を行って
いるため、移動子が停止可能な位置は電気角で60度づ
つ離れた段階的な位置になる。
上記制御方法は、常に2つの電機子巻線に電流を流す6
スイツチ120度導通形の制御方法であるが、本発明の
DCリニアモータの制御方法は上記のil制御方法に限
られるものではなく、従来3相2極形のDCブラシレス
モータの制御で用いられているすべての制御方法を利用
できる。例えば、3つの電機子巻線の全てに常に電流を
流して制御する公知の6スイツチ180度導通形の1−
制御方法を用いることもできる。
上記実施例は、固定子側に電気角で360度内に2つの
極部が配置される2極形のDCリニアモータであるが、
S極以上の多極のモータを上記6個のスイッチを有する
インバータ回路で制御する場合、電気角で360度の間
におけるトランジスタのスイッチ回数nは、次の式から
得られる。
n=6x (極数)/2=(極数)×3上記実施例では
、固定子側に極部構成体1つを設けているが、極部構成
体を移動子側に設け、磁極及び磁化手段を固定子側に設
けてもよいのは勿論である。例えば極部構成体を閉ルー
プ状に形成してこの閉ループを回転させたり、また通路
に沿って所定の間隔をあけて複数の固定子を設置−1、
各固定子の部分で移動子に推力を与えるようにしてもよ
い。
[発明の効果コ 本発明によれば、極部構成体を透磁性を有する材料で形
成すればよいので、布設が簡単な上、リニアモータの価
格を大幅に下げることができる。
また位置検出器により、磁極の磁極面と極部構成体のN
極部又はS極部との位置関係を検出できるので、位置検
出器の出力に応じて磁極の電機子巻線の通電を制御する
ことにより簡単に移動子の移動・停止制御を行うことで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のDCリニアモータの一実施例の正面図
、第2図は第1図に示したモータの側面図、第3図は磁
極の構成を示すための概略図、第4図は極部構成体の構
成の一例を示す図、第5図は極部構成体、磁極、磁化手
段及び位置検出器の関係を示す説明図、第6図は極部構
成体の異なる構成例を示す図、第7図は第1図の実施例
のモータを駆動するための制御回路の回路図、第8図は
第7図の回路の動作を説明するための動作波形図、第9
図(1)乃至(3)は第1図の実施例のモータの動作原
理を説明するための説明図、第10図(A>および(B
)は従来のリニアモータの構成を示す説明図である。 10・・・移動子、11・・・移動子本体、12・・・
車輪、13a及び13 b ・・・永久磁石(!i磁化
手段、14−ta極鉄心、15U、15V、15W・l
jl’巻線、16U、16V、16w・・・磁極、17
U、17V、17W・・・位置検出器、18・・・固定
子、1つ・・・極部構成体、19a、19b・・・極部
列、19a1゜19 bl−・・対向部、19 a2.
19 b2−・・突出部、20・・・信号発生回路、2
1・・・インバータ回路。 第5図    第6図 第7図 第1図 第3図 第2図 第8図 [/)(Zl+、3) 1− tt(/’ −1 第9図 第10図 (A)(B’r

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁極鉄心と電機子巻線とを有してなる複数の磁極
    及び磁化手段を固定子及び移動子の一方に設け、 前記磁化手段により磁化されて前記複数の磁極の磁極面
    と対向する位置にN極部とS極部とが交互に配置される
    ように構成された極部構成体を前記固定子及び移動子の
    他方に設け、 前記磁極の前記磁極面と前記極部構成体の前記N極部ま
    たはS極部との位置関係を検出する位置検出器を更に設
    けたことを特徴とするDCリニアモータ。
  2. (2)前記複数の磁極及び前記磁化手段が前記移動子に
    設けられ、前記極部構成体が前記固定子に設けられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のDC
    リニアモータ。
  3. (3)前記磁化手段は前記複数の磁極の列の両側に1対
    の磁極面を有していること特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のDCリニアモータ。
  4. (4)前記極部構成体は、前記磁化手段の前記一対の磁
    極面と対向する対向部と該対向部から突出する突出部と
    を備えてなる極部列から構成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のDCリニアモータ。
JP29325685A 1985-12-27 1985-12-27 Dcリニアモ−タ Pending JPS62155765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29325685A JPS62155765A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 Dcリニアモ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29325685A JPS62155765A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 Dcリニアモ−タ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62155765A true JPS62155765A (ja) 1987-07-10

Family

ID=17792469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29325685A Pending JPS62155765A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 Dcリニアモ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62155765A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289344A (ja) * 2007-04-05 2008-11-27 Wako Giken:Kk リニアモータ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5886861A (ja) * 1981-11-17 1983-05-24 Takahashi Yoshiteru 半導体リニアモ−タ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5886861A (ja) * 1981-11-17 1983-05-24 Takahashi Yoshiteru 半導体リニアモ−タ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289344A (ja) * 2007-04-05 2008-11-27 Wako Giken:Kk リニアモータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4908533A (en) Transporting apparatus
JP5956993B2 (ja) リニアモータ
WO1991012648A1 (en) Linear dc motor
JPH0349554A (ja) リニアモータ
JP3771543B2 (ja) リニアモータ駆動装置
JP3910938B2 (ja) 移送装置
JP2624574B2 (ja) 動力発生および電力発生回転機械の磁気回路
JP2001112119A (ja) リニアモータ式搬送装置
JPS62155765A (ja) Dcリニアモ−タ
JP2650438B2 (ja) パルスモータ
JP2663533B2 (ja) パルスモータ
JPH1169763A (ja) シャフト型リニアモータ及びその駆動方法
TWI474582B (zh) 線性馬達系統
JP2642240B2 (ja) リニアモータ
JP2781912B2 (ja) リニアモータ
SU1432683A1 (ru) Линейный двигатель посто нного тока
JP4345122B2 (ja) 自動ドア
JP3266030B2 (ja) 直流リニアモータ
JP2782847B2 (ja) パルスモータ
JP2650442B2 (ja) パルスモータ
JPS6192158A (ja) リニアモ−タ
JPS6188760A (ja) リニアパルスモ−タ
JPH05211798A (ja) ブラシレス直流リニアモータのブレーキ制御方法
JPH06165470A (ja) リニアモータ
JPH0378461A (ja) リニアモータ