JP3771543B2 - リニアモータ駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はリニアモータの駆動にかかり,特にリニアモータの駆動における推進と電源供給に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の永久磁石を使用した横方向磁束型リニアモータ駆動装置では,移動子側で電力を必要とする場合には,ケーブルやバスバー(bus bar)を移動子と固定子の間で接触させ,直接電源を供給していた。また,非接触で電源供給を行う場合,空隙を有する変圧器を別途取り付けることを必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,前者のようにケーブルやバスバーで接触しつつ電源を供給する構成では,構造が複雑になり,摩擦による故障やメンテナンスの問題があった。
【0004】
本発明は,従来のリニアモータ駆動装置が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,既存の永久磁石を使用した横方向磁束型リニアモータ駆動装置の構造をそのまま利用しながら移動子に推進力と非接触電源を供給することが可能な,新規かつ改良されたリニアモータ駆動装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,永久磁石を備え,磁場においてスライド方向に移動自在な移動子と,上記移動子をスライド方向に移動するためにスライド方向と直交した磁束を生成する固定子と,上記固定子と空隙をおいて設けられ,上記移動子と連動し,上記固定子に設けられた1次コイルからの変圧により電力を生成する2次コイルを有する電力生成移動子と,を備えることを特徴とするリニアモータ駆動装置が提供される。
【0006】
かかる構成により,上記移動子は上記固定子より推進力を得ることができ,かつ,上記電力生成移動子は上記固定子より誘導起電力を得ることができる。
【0007】
また,上記固定子は,上記移動子の推進用の磁束を通す推進用固定子鉄心と,上記電力生成移動子の変圧用の磁束を通す変圧用固定子鉄心と,上記磁束を発生するために電流を流す固定子コイルと,を備え,上記推進用固定子鉄心と上記変圧用固定子鉄心は一体に結合され,上記固定子コイルは上記推進用固定子鉄心及び上記変圧用固定子鉄心の外周に巻かれて形成することができる。
【0008】
かかる構成により,上記固定子コイルは,上記推進用固定子鉄心に磁束を発生するためのコイルとして,かつ,上記推進用固定子鉄心と上記変圧用固定子鉄心を通じて上記電力生成移動子に電力を送る1次コイルとして使用することが可能となる。
【0009】
また,上記推進用固定子鉄心と上記変圧用固定子鉄心の間には,これらを分離するための非磁性体が一体に結合されていてもよい。
【0010】
また,上記推進用固定子鉄心と上記変圧用固定子鉄心は,凹字形状に形成することができる。かかる構成により,移動子が受けるスライド方向に直交した磁束を効率的に形成することができる。
【0011】
また,凹字形状に形成された上記推進用固定子鉄心と上記変圧用固定子鉄心の結合体は,連続に並んで形成されるとしてもよい。かかる構成により,上記移動子は,安定した速度でスライド方向に移動することができる。
【0012】
また,上記固定子コイルは,上記推進用固定子鉄心と上記変圧用固定子鉄心の結合体を並列に形成する凹字形状の左右二つの突出部にそれぞれ巻かれた一対のコイルからなるとしてもよい。
【0013】
かかる構成により,上記左右二つの突出部に効率的に電流を与えることができ,凹字形状の全てにコイルを巻くことに比較して,簡単に形成することができる。
【0014】
また,上記移動子は,上記推進用固定子鉄心と上記変圧用固定子鉄心の結合体を並列に形成する凹字形状の内側にあたる凹部に位置することができる。
【0015】
かかる構成により,上記移動子は,上記固定子の凹部内に発生する磁束密度が高い位置を維持することができ,効率的な推進力を得ることができる。
【0016】
また,上記移動子は,複数の永久磁石と複数の鉄心が交互に配置され,かつ,一体に結合されているとしてもよい。かかる構成により,上記移動子は,安定した推進力を得ることができる。
【0017】
また,上記永久磁石と上記鉄心は,各々間隔(τp)をおいて,一定に傾いているとしてもよい。かかる構成により,上記移動子のスライド方向への速度を定義することができ,安定かつ有効な推進力を得ることができる。
【0018】
また,上記永久磁石と上記鉄心を重ね合わせた結合体1個のスライド方向の長さは,上記推進用固定子鉄心と上記変圧用固定子鉄心の結合体1個のスライド方向の長さと等しく形成されるとしてもよい。
【0019】
かかる構成により,上記固定子と上記移動子が連動し,総合的に一定方向に向かう推進力を得ることができる。
【0020】
また,上記電力生成移動子は,上記電力生成移動子からの磁束を受ける変圧器鉄心と,上記受けた磁束により誘導起電力が生成される変圧器2次コイルと,を備え,上記推進用固定子鉄心と上記変圧用固定子鉄心の結合体を並列に形成する凹字形状の突出部の上に位置することができる。
【0021】
かかる構成により,上記推進用固定子鉄心,上記変圧用固定子鉄心および上記変圧器鉄心が一体として通常の内鉄形変圧器における鉄心を形成し,上記電力生成移動子に効率的に磁束を伝えることができる。
【0022】
また,上記固定子は,上記推進用固定子鉄心と上記変圧用固定子鉄心を励磁させるための電源供給手段を備えるとしてもよい。
【0023】
また,上記固定子,上記移動子,および,上記電力生成移動子の組み合わせが少なくとも2組で構成され,上記移動子と上記電力生成移動子を支持する移動子支持手段と,上記固定子を支持する固定子支持手段と,を備えるとしてもよい。
【0024】
また,上記移動子支持手段は,線形軸受を介して上記固定子支持手段によって支持されるとしてもよい。かかる構成により,スライド方向への安定した動作が確保される。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0026】
(第1の実施の形態)
図1は本実施形態による永久磁石を使用した横方向磁束型リニアモータ駆動装置の全体を示した斜視図である。
【0027】
図1に示すように,本実施形態による永久磁石を使用した横方向磁束型リニアモータ駆動装置は,既存の永久磁石を使用した横方向磁束型リニアモータ駆動装置に設けられた移動子7の片側に電力生成移動子10を連結したものである。
【0028】
電力生成移動子10は,変圧器鉄心8と,この変圧器鉄心8の外周に形成された変圧器2次コイル9を備える。
【0029】
上記変圧器鉄心8の鉄心は,スライド方向に直交するように設けられる。この変圧器鉄心8の鉄心の長さは,推進用固定子鉄心2と変圧用固定子鉄心3の結合体を並列に形成する凹字形状の凹字横幅の長さと同等またはそれ以上に長く形成される。このことにより電力生成移動子10は変圧器の2次側を構成する。
【0030】
リニアモータの駆動において,固定子コイル1に正弦波の励磁電流を供給すると,推進用固定子鉄心2に磁束が発生し,上記移動子7が推進力を得る。この時,同時に変圧用固定子鉄心3にも正弦波の磁束が発生するので,変圧器鉄心8を通じて変圧器2次コイル9には起電力が誘起される。
【0031】
図2は,本実施形態による推進力を得るための構成を示す斜視図である。
【0032】
ここで,推進力は,上記推進用固定子鉄心2から磁束を受けた移動子7によって発生する。移動子7は,移動子永久磁石5と移動子鉄心6とから構成される。
【0033】
図3は,本実施形態による固定子の構成を示す斜視図である。
【0034】
本実施形態における固定子においては,推進用固定子鉄心2と変圧用固定子鉄心3の間に,これらを分離するための非磁性体4が一体に結合され,かつ,凹字形状に形成されている。また,凹字形状に形成された上記結合体は連続に並んで形成され,この凹字形状の左右二つの突出部にはそれぞれ一対の固定子コイル1が巻かれている。
【0035】
図4は,本実施形態による電力を供給する構成を示す斜視図である。
【0036】
ここで,上記変圧器鉄心8,上記推進用固定子鉄心2,および,上記変圧用固定子鉄心3は一体として通常の内鉄形変圧器における鉄心を形成し,固定子コイル1を1次コイル,上記変圧器2次コイル9を2次コイルとした空隙を有する変圧器を構成する。
【0037】
図5は,本実施形態による推進力発生原理を説明するための図である。
【0038】
ここでは,移動子永久磁石5と移動子鉄心6が交互に配置され,かつ,一体に結合されている。また,各々間隔(τp)をおいて,一定に傾くように形成される。このことにより,移動子7が一方向に移動する。
【0039】
図5(a)において,固定子コイル1にI1方向の電流を流すと,右ねじの法則(アンペールの法則)によって図面上側の推進用固定子鉄心2にN極,図面下側の推進用固定子鉄心2にS極の磁束が生じる。すなわち,固定子の磁極と移動子の磁極相互作用によって,磁極の方向が同じであれば反発力,磁極の方向が異なると吸引力が生じる。従って,図に示す力F1a,F2a,F3a,F4aが発生し,図面右側方向に向かう合成された力Faが生じる。
【0040】
図5(b)は,図5(a)からτpだけ時間が経過し,移動子7が図面右側に移動している。この時,I2方向の電流を流すと図面上側の推進用固定子鉄心2にS極,図面下側の推進用固定子鉄心2にN極の磁束が生じる。従って,力F1b,F2b,F3b,F4bが発生し,図面右側方向への合成された力Fbが生じる。このように移動子7は,現在の位置と電流の方向(I1或いはI2)に従って,スライド方向の直線運動をする。
【0041】
図6は,本実施形態による電源供給の構成を説明するための斜視図である。
【0042】
図6に示すように,本装置は,固定子と電力生成移動子10を組み合わせることによって,固定子コイル1を1次コイル,上記変圧器2次コイル9を2次コイルとした空隙を有する変圧器を構成する。
【0043】
固定子コイル1に電流I1を流すと,推進用固定子鉄心2から生じた磁束が,移動子7を推進する。それと同時に,この固定子コイル1の電流に応じて推進用固定子鉄心2と変圧用固定子鉄心3から磁束11であるΦaが生じる。この磁束は変圧器鉄心8を通じて変圧器2次コイル9の誘起起電力eaに変わる。このことにより移動子7側への電源供給が可能となる。
【0044】
また,電力生成移動子10における変圧器鉄心8の鉄心の長さは,推進用固定子鉄心2と変圧用固定子鉄心3の結合体を並列に形成する凹字形状の凹字横幅の長さと同等またはそれ以上に長く形成している。このことによって電力生成移動子10は,その位置に関係なく変圧器の磁気抵抗を一定にできる。従って,電力生成移動子10の電力を生成する原理を理解する場合に,移動子7の運動を全く考慮しなくてよい。
【0045】
このように本実施形態では,既存の永久磁石を使用した横方向磁束型リニアモータ駆動装置の構造(図2)をそのまま利用し,移動子7に鉄心の長さが長い変圧器鉄心8が設けられた電力生成移動子10を設置するだけで,非接触の電源供給が可能になる。このことにより,極めて簡単な構成で,コストパフォーマンスに優れたリニアモータ駆動装置を構成できる。
【0046】
図7は,本実施形態による固定子コイル1を示す斜視図である。図において上記固定子コイル1は長い環形からなり,凹字形状に形成される推進用固定子鉄心2,変圧用固定子鉄心3,および,非磁性体4の結合体の突出部にそれぞれ嵌合される。
【0047】
図8は,本実施形態による推進用固定子鉄心2,変圧用固定子鉄心3,および,非磁性体4の結合体を示す斜視図である。
【0048】
図において,上記非磁性体4は,推進用固定子鉄心2と変圧用固定子鉄心3の間に入れ,推進用固定子鉄心2と変圧用固定子鉄心3を分離すると共に,それらが機構的に動かないように配置される。
【0049】
図9は,本実施形態による移動子7を示す斜視図である。
【0050】
図において,移動子7は,矩形の移動子鉄心6と移動子永久磁石5を交互に並べて配置し,高い磁束を作るような構造とした。矢印は移動子永久磁石5から発生する磁束の方向を表す。移動子7が一方向に移動するように,移動部鉄心6と移動子永久磁石5は,各々間隔(τp)をおいて,一定に傾くように形成される。
【0051】
図10は本実施形態による電力生成移動子10を示す斜視図である。図において,電力生成移動子10は,変圧器鉄心8に環形の変圧器2次コイル9を巻回して構成される。
【0052】
図11は,本実施形態による単相の電源供給回路図である。図に示す回路において電源13から供給された電流を電力変換素子12により制御する。
【0053】
この電源供給回路は,リニアモータの推進用固定子鉄心2と電力生成移動子10の変圧器1次側としての推進用固定子鉄心2および変圧用固定子鉄心3を励磁させるためのものである。電源供給回路では,I1方向に電流を発生させるためにS1,S4を導通させ,I2方向に電流を発生させるためにS2,S3を導通させる。
【0054】
図12は,本実施形態による各パラメータの推移を示した波形図である。図12(a)は,単相,例えばa相に対する励磁電流(Ia)を,図12(b)は,非接触電源供給装置部分の鎖交磁束(Φa)を,図12(c)は,推進力(Fa)を,図12(d)は,非接触電源供給装置コイルの2次側起電力(ea)を示す。各波形は,時間(t)或いは位置(x)に対する波形である。
【0055】
図12(a)は,移動子7の位置に従って供給しなければならない単相に対する励磁電流Iaの波形である。移動子を一方向にのみ推進させるために0〜τp区間では正の励磁電流Iaを印加し,τp〜2τp区間では負の励磁電流Iaを印加している。
【0056】
図12(b)は,図12(a)の励磁電流Iaによって推進用固定子鉄心2,変圧用固定子鉄心3,および,変圧器鉄心8から生じる磁束Φaの波形であって,図12(a)における励磁電流の波形と同一である。
【0057】
図12(c)は,移動子の推進力Faであって,一般のリラクタンスモータのように0とτpの位置では推進力Faが0で,1/2τp地点で最も大きい推進力が発生する。0〜τp区間では正の励磁電流Iaを印加し,τp〜2τp区間では負の励磁電流Iaを印加しているので一方向にのみ続いて推進力が得られる。
【0058】
図12(d)は,非接触電源供給装置の変圧器2次コイル9で誘起される起電力eaの波形であって,磁束Φaを微分したものである。つまり, 起電力eaは,ea=−N(dΦa/dt)の式によって得られる。ここで,Nは非接触電源供給装置の2次コイルのコイル巻き数である。
【0059】
(第2の実施の形態)
図13は,本実施形態による2相永久磁石を使用した横方向磁束型リニアモータ駆動装置の正面図である。
【0060】
図において各固定子は2相モータ固定子サポーター14により支持される。各相のモータ部分の移動子7と変圧器部分の電力生成移動子10が2相モータ移動子サポーター16で互いに連結され,線形軸受15によって往復直線運動をする。2個の相はそれぞれスライド方向に対して移動距離がτp/2となるように配置し,図12(c)に表した移動子の推力リプルを減少させた。
【0061】
図14は,本実施形態による固定子コイルへの2相電源供給回路図である。ここで,リニアモータの推進用固定子鉄心と変圧用固定子鉄心は同時に磁化される。本回路図の動作原理は図11と同一なのでその説明は省略する。
【0062】
図15は,本実施形態による各パラメータの推移を示した波形図である。図15(a)は,2相,例えばa相およびb相に対する励磁電流(Ia,Ib)を,図15(b)は,非接触電源供給装置部分の鎖交磁束(Φa,Φb)を,図15(c)は,推進力(Fa,Fb,FT)を,図15(d)は,非接触電源供給装置コイルの2次側起電力(ea,eb)を示す。各波形は,時間(t)或いは位置(x)に対する波形である。
【0063】
図15(a)は,移動子の位置にしたがって供給しなけれればならない2相に対する励磁電流IaおよびIbの波形である。移動子を一方向にのみ推進させ,推力リプルを減少させるよう,各相の励磁電流は移動子の位置に対してτp/2の位相差で形成する。
【0064】
図15(b)は,図15(a)のように各相(a,b)に電流を印加したとき,推進用固定子鉄心2,変圧用固定子鉄心3,および,変圧器鉄心8において生じる各相の磁束Φa,Φbの波形である。
【0065】
図15(c)は各相の発生推進力(Fa,Fb)と合成推進力(FT)の波形である。2個の相の合成推進力は連続的な力であり,各相の2倍程度の力が発生する。
【0066】
図15(d)は,非接触電源供給装置の変圧器2次コイル9で誘起される各相の起電力ea,ebの波形であって,磁束Φa,Φbを微分したものである。
【0067】
以上,説明した本実施形態による永久磁石を使用した横方向磁束型リニアモータ駆動装置は,半導体製造工程の搬送装備,リニアモーターカーなどの磁気浮上列車,エレベータ,港湾における機器,クレーン,および,その他リニアモータ駆動装置に適用することができる。
【0068】
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,接触式電源供給の問題点を全て解決することができ,また,既存の永久磁石を使用した横方向磁束型リニアモータ駆動装置の構造をそのまま利用しながら,単に,移動子の一部分に長さの長い鉄心を設置し,そこにコイルを巻回するだけでも非接触による電源供給が可能なため,当該装置の導入が容易で,コストも節減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による永久磁石を使用した横方向磁束型リニアモータ駆動装置の斜視図。
【図2】本実施形態による推進力を得るための構成を示す斜視図。
【図3】本実施形態による固定子の構成を示す斜視図。
【図4】本実施形態による電力を供給する構成を示す斜視図。
【図5】本実施形態による推進力発生原理を説明するための図。
【図6】本実施形態による電源供給の構成を説明するための斜視図。
【図7】本実施形態による固定子コイルを示す斜視図。
【図8】本実施形態による推進用固定子鉄心,変圧用固定子鉄心,および,非磁性体の結合体を示す斜視図。
【図9】本実施形態による移動子を示す斜視図。
【図10】本実施形態による電力生成移動子を示す斜視図。
【図11】本実施形態による単相の電源供給回路図。
【図12】本実施形態による各パラメータの推移を示した波形図。
【図13】本実施形態による2相永久磁石を使用した横方向磁束型リニアモータ駆動装置の正面図。
【図14】本実施形態による固定子コイルへの2相電源供給回路図。
【図15】本実施形態による各パラメータの推移を示した波形図。
【符号の説明】
1 固定子コイル
2 推進用固定子鉄心
3 変圧用固定子鉄心
4 非磁性体
5 移動子永久磁石
6 移動子鉄心
7 移動子
8 変圧器鉄心
9 変圧器2次コイル
10 電力生成移動子
11 磁束
12 電力変換素子
13 電源
14 2相モータ固定子サポーター
15 線形軸受
16 2相モータ移動子サポーター
Claims (12)
- 永久磁石を備え,磁場においてスライド方向に移動自在な移動子と,
前記移動子をスライド方向に移動するためにスライド方向と直交した磁束を生成する固定子と,
前記固定子と空隙をおいて設けられ,前記移動子と連動し,前記固定子に設けられた1次コイルからの変圧により電力を生成する2次コイルを有する電力生成移動子と,
を備え,
前記固定子は,前記移動子の推進用の磁束を通す推進用固定子鉄心と,前記電力生成移動子の変圧用の磁束を通す変圧用固定子鉄心と,前記磁束を発生するために電流を流す固定子コイルと,を備え,前記推進用固定子鉄心と前記変圧用固定子鉄心は一体に結合され,前記固定子コイルは,前記推進用固定子鉄心および前記変圧用固定子鉄心の外周に巻かれて形成されることを特徴とするリニアモータ駆動装置。 - 前記推進用固定子鉄心と前記変圧用固定子鉄心の間には,これらを分離するための非磁性体が一体に結合されていることを特徴とする,請求項1に記載のリニアモータ駆動装置。
- 前記推進用固定子鉄心と前記変圧用固定子鉄心は,凹字形状に形成され,かつ,凹字形状に形成された前記推進用固定子鉄心と前記変圧用固定子鉄心の結合体は,連続に並んで形成されることを特徴とする,請求項1または2のいずれかに記載のリニアモータ駆動装置。
- 前記固定子コイルは,前記推進用固定子鉄心と前記変圧用固定子鉄心の結合体を並列に形成する凹字形状の左右二つの突出部にそれぞれ巻かれた一対のコイルからなることを特徴とする,請求項3に記載のリニアモータ駆動装置。
- 前記移動子は,前記推進用固定子鉄心と前記変圧用固定子鉄心の結合体を並列に形成する凹字形状の内側にあたる凹部に位置することを特徴とする,請求項3または4のいずれかに記載のリニアモータ駆動装置。
- 前記移動子は,複数の永久磁石(以下,移動子永久磁石)と複数の鉄心(以下,移動子鉄心)が交互に配置され,かつ,一体に結合されていることを特徴とする,請求項5記載のリニアモータ駆動装置。
- 前記移動子永久磁石と前記移動子鉄心は,各々間隔(τp)をおいて,一定に傾いていることを特徴とする,請求項6記載のリニアモータ駆動装置。
- 前記移動子永久磁石と前記移動子鉄心を重ね合わせた結合体1個のスライド方向の長さは,前記推進用固定子鉄心と前記変圧用固定子鉄心の結合体1個のスライド方向の長さと等しく形成されることを特徴とする,請求項7に記載のリニアモータ駆動装置。
- 前記電力生成移動子は,
前記電力生成移動子からの磁束を受ける変圧器鉄心と,
前記受けた磁束により誘導起電力が生成される変圧器2次コイルと,
を備え,
前記推進用固定子鉄心と前記変圧用固定子鉄心の結合体を並列に形成する凹字形状の突出部の上に位置することを特徴とする,請求項3から8のいずれかに記載のリニアモータ駆動装置。 - 前記固定子は,前記推進用固定子鉄心と前記変圧用固定子鉄心を励磁させるための電源供給手段を備えることを特徴とする,請求項1から9のいずれかに記載のリニアモータ駆動装置。
- 前記固定子,前記移動子,および,前記電力生成移動子の組み合わせが少なくとも2組で構成され,
前記移動子と前記電力生成移動子を支持する移動子支持手段と,
前記固定子を支持する固定子支持手段と,
を備えることを特徴とする,請求項1から10のいずれかに記載のリニアモータ駆動装置。 - 前記移動子支持手段は,線形軸受を介して前記固定子支持手段によって支持されていることを特徴とする,請求項12記載のリニアモータ駆動装置。
を備えることを特徴とする,請求項1から11のいずれかに記載のリニアモータ駆動装置。
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