JPS62155215A - 抗腫瘍活性増強剤 - Google Patents

抗腫瘍活性増強剤

Info

Publication number
JPS62155215A
JPS62155215A JP60269171A JP26917185A JPS62155215A JP S62155215 A JPS62155215 A JP S62155215A JP 60269171 A JP60269171 A JP 60269171A JP 26917185 A JP26917185 A JP 26917185A JP S62155215 A JPS62155215 A JP S62155215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
nmr
yield
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60269171A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0580451B2 (ja
Inventor
Setsuo Fujii
藤井 節郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP60269171A priority Critical patent/JPS62155215A/ja
Publication of JPS62155215A publication Critical patent/JPS62155215A/ja
Publication of JPH0580451B2 publication Critical patent/JPH0580451B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は抗腫瘍活性増強剤に関する。
従来の技術 本発明抗腫瘍活性増強剤の有効成分化合物は、従来これ
らがかかる抗腫瘍活性増強作用を有することにつき全く
知られていない。
発明が解決しようとする問題点 本発明者等は5−フルオロウラシル(5−FtJ)等の
抗腫瘍剤の効力の向上、低毒性化等を企てるべく鋭意検
討を重ねた結果、ある種のピリジン誘導体が、これを上
記5−FU等の抗腫瘍剤有効成分化合物と併用すること
によって該化合物の抗腫瘍活性を極めて強く増強する作
用を発揮することを見い出した。本発明はこの知見によ
り完成されたものである。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、一般式 〔式中R1は水rR基又はアシルオキシ基を示す。
R2及びR4は夫々水素原子、ハロゲン原子、アミン基
、カルボキシル基、カルバモイル基、シアノ基、ニトロ
基、低級アルキル基、低級アルケニル基又は低級アルコ
キシカルボニル基を示す。R3及びR5は夫々水素原子
、水酸基又はアシルオキシ基を示す。またR1 、R3
及びR5のうち少なくとも1つが水酸基の場合には、ケ
ト・エノール豆変異性によりピリジン環の1■ 子は低級アルキル基、テトラヒドロフラニル基、テトラ
ヒドロピラニル基、低級アルコキシ低級アルキル 低級アルコキシカルボニル低級アルキルカルバモイル基
、フェニル低級アルコキシ低級アルキル基、フェニル環
上に置換基を有することのあるフェニルカルバモイル基
、低級アルキルカルバモイル基、カルボキシル低級アル
キルカルバモイル基、低級アルキルチオ低級アルキル基
及び低級アルケニル基からなる群から選ばれた置換基で
置換されていてもよい。但し一般式(式中αは水素原子
、低級アルキル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒ
ドロピラニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級
アルキルカルバモイル基、低級アルキルチオ低級アルキ
ル基又は低級アルケニル基を示す。) で表わされる化合物を除く。〕 で表わされるピリジン誘導体を含有し、5−フルオロウ
ラシル及び生体内で5−フルオロウラシル生成能を有す
る化合物から選ばれた抗腫瘍化合物の抗腫瘍活性増強剤
が提供される。
好ましいピリジン誘導体としては、4−アセトキシ−5
−クロロ−2−ピリドン、4−ベンゾイルオキシ−5−
クロロ−2−ピリドン、5−クロロ−4−(2−フロイ
ルオキシ)−2−ピリドン2−アセトキシ−5−クロロ
−4−ヒドロキシピリジン、2−ベンゾイルオキシ−5
−クロロ−4−ヒドロキシピリジン、5−クロロ−4−
ヒドロキシ−1−(2−テトラヒドロフラニル)−2−
ピリドン、4−ベンゾイルオキシ−3−クロロ−1−(
2−テトラヒドロフラニル)−2−ピリドン、4−ベン
ゾイルオキシ−2−ピリドン、5−クロロ−2,4−ジ
アセトキシピリジン、6−ペンゾイルオキシー3−シア
ノ−2−ヒドロキシピリジン、3−シアノ−6−(2−
フロイルオキシ)−2−ヒドロキシピリジン、3−シア
ノ−2−ヒドロキシ−6−(2−テノイルオキシ)ピリ
ジン、6−ペンゾイルオキシー3−クロロ−2−ヒドロ
キシピリジン等を例示できる。より好ましくは、6−ペ
ンゾイルオキシー3−シアノ−2−ヒドロキシピリジン
、6−ペンゾイルオキシー3−クロロ−2−ヒドロキシ
ピリジン、4−アセトキシ−15−クロロ−2−ピリド
ン、4−ベンゾイルオキシ−5−クロロ−2−ピリドン
等を例示できる。
本発明の上記一般式(1)で表わされるピリジン誘導体
は、これを下記一般式(2−a)及び(2−b)で表わ
される5−FtJ及び生体内で5−FU生成能を有する
化合物等の公知の制癌活性化合物と併用することによっ
て、該化合物の抗腫瘍活性を顕著に増強できる。
使用される公知制癌活性化合物としては、(a)一般式 〔式中R及びRa′は夫々同一もしくは異なって水素原
子、フタリジル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒ
ドロピラニル基、低級アルキルカルバモイル基、低級ア
ルコキシ低級アルキル基、フェニル低級アルコキシ低級
アルキル基、基においてRb、Rc及びRd夫々同一も
しくは異なって、水素原子、水酸基、フェニル低級アル
コキシ基、フェニル低級アルコキシ低級アルキルオキシ
基、低級アルカノイルオキシ基、アロイルオキシ基又は
フェニル環上に低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニ
トロ基及びハロゲン原子から選ばれる置換基の1〜3個
を有することのあるアリルオキシカルボニルオキシ基を
示す。またRb及びRが同時に水酸基である場合、Rb
及びRoは、アルキリデン基又はアルキリデン基を介し
て結合し、アルキリデンジオキシ基又はアルキリデンジ
オキシ基を形成してもよい。但し、Rbが水素原子のと
き、R及びRdは一方がフェニル低級アルコキシ基で他
方が低級アルカノイルオキシ基又はアロイルオキシ基で
あってはならない。〕 で表わされる5−フルオロウラシル化合物及び(b)一
般式 (式中01は低級アルコキシカルボニル基を示し、Q2
は低級アルコキシ基又は基 −O−N = CH−1,7を示す。〕で表わされる化
合物を挙げることができる。
上記一般式(2−a)及び(2−b)で表わされる化合
物としては、5−フルオロウラシル(5−f(I)、1
−(2−テトラヒドロフラニル)−5−フルオロウラシ
ル(FT−207>、1−ヘキシルカルバモイル− (HCFU)、1−エトキシメチル−5−フルオロウラ
シル(OFU)、5−フルオロウリジン(FUR)、5
’ −デオキシ−5−フルオロウリジン(5’ DFU
R>、2’ −デオキシ−5−フルオロ−3−(3.4
−メチレンジオキシベンゾイル)ウリジン(TK−1 
1 7> 、2’ −デオキシ−5−フルオロ−3’ 
、5’−ビス−〇−(4−メトキシフェノキシカルボニ
ル)−3−(n−プロポキシベンゾイル〉ウリジン(F
F−707>、エチル(±)−6−t−ブトキシ−5−
フルオロ−2,4−ジオキソへキサヒドロピリミジン−
γー5ーカルボキシレート(TAC−278>、1−7
タリジルー5−フルオロウラシル、2′−デオキシ−5
−フルオロウリジン(FLJDR)、エチル 5−フル
オ0−6− (e)−(2−フルフリリデンーアミノキ
シ)−1.2。
3、4,5.6−へキサヒドロ−2,4−ジオキソピリ
ミジン−5−カルボキシレート、エチル5−フルオロ−
6−(Z)−(2−フルフリリデンーアミノキシ)−1
.2.3,4,5.6−へキサヒドロ−2,4−ジオキ
ソピリミジン−5−カルボキシレート等を例示できる。
特に好ましい化合物としては、5−FU、1−(2−テ
トラヒドロフラニル)−5−フルオロウラシル、1−フ
タリジル−5−フルオロウラシル、5′−デオキシ−5
−フルオロウラシル、5−フルオロウリジン、2′−デ
オキシ−5−フルオロウリジン、1−n−へキシルカル
バモイル−5−フルオロウラシル等を例示できる。
また本発明のピリジン誘導体(1)は、本発明者が別途
に合成した優れた抗腫瘍活性作用を奏する下記一般式(
3)で表わされる2′−デオキシ−5−フルオロウリジ
ン誘導体との併用によって、該化合物の抗腫瘍活性をも
増強することができる。
【式中R 及びRfは一方がフェニル環上に低級、アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニル基及びジ(低級アルキル)アミノ基がら選ばれる置換基を有することのあるフェニル低級アルキル基又は置換基として低級アルキレンジオキシ基又はフェニル基を有するフェニル低級アルキル基、フェニル低級アルケニル基又はナフチル低級アルキル基を示し、他方が水素原子又はアシル基を示す。R(I+は水素原子、アシル基又はテトラヒドロフラニル基を示す。〕
上記一般式(3)で表わされる化合物のうち好ましい化
合物としては、3′−O−ベンジル−2′−デオキシ−
5−フルオロウリジン、3−ベンゾイル−3′−〇−ベ
ンジルー2′−デオキシー5−フルオロウリジン、5′
−〇−7セチルー3′−〇−ベンジル−2′〜デオキシ
−5−フルオロウリジン、2′−デオキシ−3’ −0
−(4−クロロベンジル〉−5−フルオロウリジン等を
例示できる。
本明細書において定義される各基は、夫々以下の通りで
ある。
a)低級アルキル基としては、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘ
キシル基等の炭素数1〜6のアルキル基を、b)低級ア
ルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ
、イソプロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、ペンチル
オキシ、ヘキシルオキシ基等の炭素数1〜6のアルコキ
シ基を、C)低級アルケニル基としては、ビニル、アリ
ル、2−ブテニル、3−ブテニル、1−メチルアリル、
2−ペンテニル、2−へキセニル基等の炭素数2〜6の
アルケニル基を、d)ハロゲン原子としては、フッ素、
塩素、臭素、沃素原子を夫々例示できる。以下、本明細
書に用いる2等各基は、上記と同様の意味を有するもの
とする。
一般式(1)、(2−a)、(2−b)及び(3)の置
換基としては以下のものが例示できる。
1) 低級アルキルカルバモイル基としては、N−メチ
ルカルバモイル、N−エチルカルバモイル、N−プロピ
ルカルバモイル、N−イソプロピルカルバモイル N−t−ブチルカルバモイル バモイル N−ジメチルカルバモイル、N.N−ジエチルカルバモ
イル、N,N−ジプロピルカルバモイルル、N−エチル
−N−メチルカルバモイル−メチル−N−ペンチルカル
バモイル、N−プロピル−N−ペンチルカルバモイル ジプロピルカルバモイル、N−エチル−N−ヘキシルカ
ルバモイル チルカルバモイル モイル基等の炭素数1〜6のアルキル基の1〜2個を有
するアルキルカルバモイル基を例示できる。
2) フェニル環上に置換基を有することのあるフェニ
ルカルバモイル クロルフェニル)カルバモイル −ジクロルフェニル −メトキシフェニル)カルバモイル、N−(4−プロポ
キシフェニル)カルバモイル、N−(2−メチルフェニ
ル)カルバモイル、N−(4−エチルフェニル (3−イソプロピルフェニル)カルバモイル、N−(4
−ヘキシルフェニル N−フェニルカルバモイル、N,N−ジフェニルカルバ
モイル基等のフェニル環上にハロゲン原子、低級アルコ
キシ基及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換
基1〜3個を有することのめるフェニル基1個又は2個
を有するカルバモイル基を例示できる。
3) 低級アルコキシカルボニル基としては、メトキシ
カルボニル ポキシカルボニル t−ブトキシカルボニル ペンチルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル
基等の炭素数1〜6のアルコキシ基を有するカルボニル
基を例示できる。
4) 低級アルコキシ低級アルキル基としては、メトキ
シメチル、エトキシメチル、プロポキシメチル、ブトキ
シメチル、t−ブトキシメチル、ペンチルオキシメチル
、ヘキシルオキシメチル、2−メトキシエチル、3−メ
トキシプロピル、4−エトキシブチル、6−プロポキシ
ヘキシル、5−イソプロポキシペンチル、1,1−ジメ
チル−2−ブトキシエチル、2−メチル−3−を−ブト
キシプロピル、2−ペンチルオキシエチル、2−へキシ
ルオキシエチル基等のアルコキシ部分及びアルキル部分
が夫々炭素数1〜6であるアルコキシアルキル基を例示
できる。
5) 低級アルコキシカルボニル低級アルキルカルバモ
イル ルカルバモイル バモイル バモイル ル イル ル ル ルカルバモイル エチルカルバモイル プロピルカルバモイル、4−エトキシカルボニルブチル
カルバモイル ルヘキシルカルバモイル シカルボニルペンチルカルバモイル ジメチル−2−ブトキシカルボニルエチルカルバモイル ニルプロピルカルバモイル キシカルボニルエチルカルバモイル シルオキシカルボニルエチルカルバモイル基等のアルコ
キシ部分が炭素数1〜6であって且つアルキル部分が炭
素数1〜6でおるアルコキシカルボニルアルキル基が1
個置換されたカルバモイル基を例示できる。
6) 低級アルキルチオ低級アルキル基としては、例え
ば、メチルチオメチル、エチルチオメチル、プロピルチ
オメチル、ブチルチオメチル、t−ブチルチオメチル、
ペンチルチオメチル、ヘキシルチオメチル、メチルチオ
エチル、メチルチオプロピル、メチルチオブチル、メチ
ルチオペンチル、メチルチオヘキシル、エチルチオエチ
ル、エチルチオブチル、プロピルチオヘキシル基等を例
示できる。
7) フェニル低級アルコキシ低級アルキル基としては
、ベンジルオキシメチル、1−ベンジルオキシエチル、
2−ベンジルオキシエチル、3−ベンジルオキシプロピ
ル、4−ベンジルオキシブチル、5−ベンジルオキシペ
ンチル、6−ベンジルオキシヘキシル、α−フェネチル
オキシメチル、β−フェネチルオキシメチル、3−フェ
ニルプロポキシメチル、4−フェニルブチルオキシメチ
ル、5−フェニルペンチルオキシメチル、6−フエニル
ヘキジルオキシメチル、2−(β−フェネチルオキシ)
エチル基等のアルキル部分及びアルコキシ部分が夫々炭
素数1〜6であるフェニルアルコキシアルキル基を例示
できる。
8〉 テトラヒドロフラニル基としては、2−テトラヒ
ドロフラニル、3−テトラヒドロフラニル基等を例示で
きる。
9) テトラヒドロピラニル基としては、2−テトラヒ
ドロピラニル、3−テトラヒドロピラニル、4−テトラ
ヒドロピラニル基等を例示できる。
10)  カルボキシルイ氏級アルキルカルバモイル基
としては、N−(カルボキシルメチル)カルバモイル、
N− (2−カルボキシルエチルルバモイル カルバモイル シルエチル ボキシルブチル)カルバモイル、N− (2−メチル−
3−カルボキシルプロピル ルエチル)カルバモイル ルペンチル ポキシルヘキシル)カルバモイル等を例示できる。
11〉 ナフチル低級アルキル基としては、α−ナフチ
ルメチル、β−ナフチルメチル、2−(α−ナフチル)
エチル、3−(β−ナフチル)プロピル、4−(α−ナ
フチル)ブチル、5−(β−ナフチル)ペンチル、6−
(α−ナフチル)ヘキシル、3−(α−ナフチル)−2
−メチルプロピル、1−(α−ナフチル)エチル基等を
例示することができる。
12) 一般式(2−a>の化合物のRa又はRa′で
表わされるアシル基及び一般式(1)の化合物のR1、
R3、又はR5で表わされるアシルオキシ基のアシル基
としては、置換基としてフェニル低級アルコキシカルボ
ニル基、低級アルキルカルバモイル基、フェニル基又は
フェノキシ基を有することのある炭素数1〜20個のア
ルカノイル基;置換基としてハロゲン原子、低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基、ニトロ基、フェニル低級アル
コキシカルボニル基、カルボキシル基、水酸基、グアニ
ジル基、低級アルキル基で置換されることのあるアミノ
基及びフェニル低級アルコキシ基からなる群から選ばれ
た基の1〜3個又は低級アルキレンジオキシ基を有する
ことのあるアリールカルボニル基:低級アルコキシカル
ボニル基;フェノキシカルボニル基;ピリジルカルボニ
ル基:チェニルカルボニル基:フラニルカルボニル基等
を例示できる。2等各基の具体例を次に示す。
(i)置換基としてフェニル低級アルコキシカルボニル
基、低級アルキルカルバモイル基、フェニル基又はフェ
ノキシ基を有することのめる炭素数1〜20個のアルカ
ノイル基としては、例えばホルミル、アセチル、プロピ
オニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、ヘキ
サノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、ノナノイル、
デカノイル、ウンデカノイル、ドデカノイル、トリデカ
ノイル、テトラデカノイル、ペンタデカノイル、ヘキサ
デカノイル、ヘプタデカノイル、オクタデカノイル、ノ
ナデカノイル、エイコサノイル基等の炭素数1〜20の
未置換アルカノイル基を例示できる。また炭素数1〜2
0の置換アルカノイル基としては、例えばα−ベンジル
オキシカルボニルアセチル、2−ベンジルオキシカルボ
ニルプロピオニル、3−ベンジルオキシカルボニルプロ
ピオニル、4−ペンジルオキシカルボニ!レブチリル、
5−ベンジルオキシカルボニルペンタノイル キシカルボニルヘキサノイル フェネチルオキシカルボニル)プロピオニル、3−(β
−フェネチルオキシカルボニルロピオニル、5−(ベン
ジルオキシカルボニル)ヘキサノイル、7−(ベンジル
オキシカルボニル)ヘプタノイル、8−(α−フェネチ
ルオキシカルボニル (β−フェネチルオキシカルボニル)ノナノイル、10
−(ベンジルオキシカルボニルデカノイル、11−(β
−フェネチルオキシカルボニル ジルオキシカルボニル)ペンタデカノイル、17−(ベ
ンジルオキシカルボニル デカノイル、20−(ベンジルオキシカルボニルル ロピルカルバモイルアセチル イルアセチル セチル、ペンチルカルバモイルアセチルキシルカルバモ
イルアセチル ルプロピオニル チリル、プロピルカルバモイルペンタノイルエチルカル
バモイルヘキサノイル バモイルヘプタノイル クタノイル イル、メチルカルバモイルデカノイル ルカルバモイルトリデカノイル イルペンタデカノイル ヘプタデカノイル コサノイル (ii)置換基としてハロゲン原子、低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ニトロ基、フェニル低級アルコキシ
カルボニル基、カルボキシル基、低級アルキレンジオキ
シ基、水酸基、グアニジル基及び低級アルキル基で置換
されることのあるアミノ基からなる群から選ばれた基を
有することのあるアリールカルボニル基としては、例え
ばベンゾイル、2−クロロベンゾイル、3−クロロベン
ゾイル、4−クロロベンゾイル、2−フルオロベンゾイ
ル、4−フルオロベンゾイル、2−ブロモベンゾイル、
2,3−ジクロロベンゾイル、3,4−ジクロロベンゾ
イル、2,5−ジクロロベンゾイル、3.4.5−トリ
クロロベンゾイル、3,4−ジブロモベンゾイル、3−
ブロモベンゾイル、2−メチルベンゾイル、3−メチル
ベンゾイル、2.3−ジメチルベンゾイル、4−メチル
ベンゾイル、3,4−ジメチルベンゾイル、2−エチル
ベンゾイル、4−エチルベンゾイル、3,4.5−トリ
メチルベンゾイル、3−プロピルベンゾイル、2−ブチ
ルベンゾイル、4−ペンチルベンゾイル、3−へキシル
ベンゾイル、2−メトキシベンゾイル、3−メトキシベ
ンゾイル、3。
5−ジメトキシベンゾイル、3,4−ジメトキシベンゾ
イル、3,4.5−トリメトキシベンゾイル、2,3−
ジメトキシベンゾイル、4−メトキシベンゾイル、2−
エトキシベンゾイル、3−エトキシベンゾイル、4−エ
トキシベンゾイル、3−プロポキシベンゾイル、4−ブ
トキシベンゾイル、2−ペンチルオキシベンゾイル、3
−へキシルオキシベンゾイル、2−ニトロベンゾイル、
2,4−ジニトロベンゾイル、4−ニトロベンゾイル、
2−ベンジルオキシカルボニルベンゾイル、3−ベンジ
ルオキシカルボニルベンゾイル、4−ベンジルオキシカ
ルボニルベンゾイル (α−フェネチルオキシカルボニル イル、4−(β−フェネチルオキシカルボニル)ベンゾ
イル、4−(3−フェニルプロポキシカルボニル)ベン
ゾイル、4−(6−)工二ルヘキシルオキシ力ルボニル
)ベンゾイル、2−カルボキシベンゾイル、3−カルボ
キシベンゾイル 2、3−メチレンジオキシベンゾイル、3。
4−メチレンジオキシベンゾイル、2,3−エチレンジ
オキシベンゾイル、3,4−エチレンジオキシベンゾイ
ル、2−ヒドロキシベンゾイル、3−ヒドロキシベンゾ
イル、2。
3−ジヒドロキシベンゾイル、3,4−ジヒドロキシベ
ンゾイル、3,4.5−トリヒドロキシベンゾイル、4
−ヒドロキシベンゾイル、2−グアニジルベンゾイル、
3−グアニジルベンゾイル、4−グアニジルベンゾイル
、2−アミノベンゾイル、3−アミノベンゾイル、4−
アミノベンゾイル、2−メチルアミノベンゾイル、3−
メチルアミノベンゾイル、4−メチルアミノベンゾイル
、2−エチルアミノベンゾイル、3−プロピルアミノベ
ンゾイル、4−ブチルアミノベンゾイル、3−ペンチル
アミノベンゾイル、4−へキシルアミノベンゾイル、2
− (N.N−ジメチルアミノ)ベンゾイル、3− (
N.N−ジメチルアミノ)ベンゾイル、4− (N、N
−ジメチルアミノ)ベンゾイル、3−(N−メチル−N
−エチルアミン)ベンゾイル、4− (N、N−ジエチ
ルアミノ)ベンゾイル、3− (N。
N−ジプロピルアミノ)ベンゾイル、4−(N、N−ジ
ブチルアミノ)ベンゾイル、4−(N、N−ジエチルア
ミノ)ベンゾイル、4−(N、N−ジエチルアミノ)ベ
ンゾイル、2−(ベンジルオキシ)ベンゾイル、3−(
ベンジルオキシ)ベンゾイル、4−(ベンジルオキシ)
ベンゾイル、2−(α−フェネチルオキシ)ベンゾイル
、3−(α−フェネチルオキシ)ベンゾイル、4−(α
−フェネチルオキシ)ベンゾイル、2−(β−フェネチ
ルオキシ)ベンゾイル、3−(β−フェネチルオキシ)
ベンゾイル、4−(β−フェネチルオキシ)ベンゾイル
、4−(3−フェニルプロポキシ)ベンゾイル、4− 
(4−)工二ルブトキシ)ベンゾイル、4−(5−フェ
ニルペンチルオキシ)ベンゾイル、4−(6−フエニル
ヘキジルオキシ)ベンゾイル、α−ナフチルカルボニル
、β−ナフチルカルボニル、2−クロロ−1−ナフチル
カルボニル、4−クロロ−1−ナフチルカルボニル6−
クロロ−1−ナフチルカルボニル、8−クロロ−1−ナ
フチルカルボニル オロ−1−ナフチルカルボニル、4−ブロモ−1−ナフ
チルカルボニル −ナフチルカルボニル フチルカルボニル チルカルボニル カルボニル、5−エチル−1−ナフチルカルボニル ニル、5−メチル−2−ナフチルカルボニル、8−エチ
ル−2−ナフチルカルボニル、4−メトキシ−1−ナフ
チルカルボニル、5−工トキシ−2−ナフチルカルボニ
ル、3−ニトロ−1−ナフチルカルボニル、6−ニトロ
−1−ナフチルカルボニル、4−ニトロ−2−ナフチル
カルボニル、5−ニトロ−2−ナフチルカルボニル、3
−ベンジルオキシカルボニル−1−ナフチルカルボニル
、6−(α−フェネチルオキシカルボニル ルカルボニル、4−ベンジルオキシカルボニルェネチル
オキシカルボニル ルボニル ルボニル ルボニル ルボニル ルボニル −ナフチルカルボニル オキシ−1−ナフチルカルボニル、5.6−メチレンジ
オキシ−1−ナフチルカルボニル、6、7−メチレンジ
オキシ−1−ナフチルカルボニル、7,8−メチレンジ
オキシ−1−ナフチルカルボニル、3.4−メチレンジ
オキシ−2−ナフチルカルボニル、5,6−メチレンジ
オキシ−2−ナフチルカルボニル、6、7−メチレンジ
オキシ−2−ナフチルカルボニル、7,8−メチレンジ
オキシ−2−ナフチルカルボニル キシ−1−ナフチルカルボニル チレンジオキシ−2−ナフチルカルボニル、2−ヒドロ
キシ−1−ナフチルカルボニル3−ヒドロキシ−1−ナ
フチルカルボニル、4−ヒドロキシ−1−ナフチルカル
ボニル5−ヒドロキシ−1−ナフチルカルボニル6−ヒ
′ドロキシ−1−ナフチルカルボニル7−ヒドロキシ−
1−ナフチルカルボニル8−ヒドロキシ−1−ナフチル
カルボニル、1−ヒドロキシ−2−ナフチルカルボニル
4−ヒドロキシ−2−ナフチルカルボニル5−ヒドロキ
シ−2−ナフチルカルボニル、7−ヒドロキシ−2−ナ
フチルカルボニル2−グアニジル−1−ナフチルカルボ
ニル、3−グアニジル−1−ナフチルカルボニル、5−
グアニジル−1−ナフチルカルボニル、6−グアニジル
−1−ナフチルカルボニル、8−グアニジル−1−ナフ
チルカルボニル、1−グアニジル−2−ナフチルカルボ
ニル、4−グアニジル−2−ナフチルカルボニル、6−
グアニジル−2−ナフチルカルボニル、8−グアニジル
−2−ナフチルカルボニル、2−アミノ−1−ナフチル
カルボニル アミノ−1−ナフチルカルボニル ノ−1−ナフチルカルボニル 1−ナフチルカルボニル ナフチルカルボニル、5−アミノ−1−ナフチルカルボ
ニル、7−アミノ−2−ナフチルカルボニル ボニル、3−(N,N−ジメチルアミノ)−2−ナフチ
ルカルボニル、4−(N−メチル−N−エチルアミノ)
−1−ナフチルカルボニル、6− (N.N−ジメチル
アミノ)−1−ナフチルカルボニル N−エチルアミノ)−2−ナフチルカルボニル、8−(
N−メチル−N−エチルアミノ)−1−ナフチルカルボ
ニル ルボニル、3−ピリジルカルボニル、4−ピリジルカル
ボニル、2−チェニルカルボニル、3−チェニルカルボ
ニル、2−フラニルカルボニル、3−フラニルカルボニ
ル基等を例示できる。
13) 低級アルカノイルオキシ基としては例えばホル
ミルオキシ、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブ
チリルオキシ、イソブチリルオキシ、ペンタノイルオキ
シ、ヘキサノイルオキシ基等を例示できる。
14) フェニル低級アルコキシ基としては、例えば、
フェニルメトキシ、1−フェニルエトキシ、2−フェニ
ルエトキシ、1−フェニルプロポキシ、2−フェニルプ
ロポキシ、3−フェニルプロポキシ、3−フェニルブト
キシ、4−フェニルブトキシ、5−フェニルペンチルオ
キシ、6−フエニルヘキジルオキシ基等を例示できる。
15) 一般式(3)で表わされる化合物のRo、Rf
で定義されるフェニル環上に低級アルキル基、低級アル
コキシ基、ハロゲン原子及びカルボキシル基から成る群
から選ばれる置換基を有することのあるフェニル低級ア
ルキル基としては例えばベンジル、2−メチルベンジル
、3−メチルベンジル、4−メチルベンジル、2−エチ
ルベンジル、3−エチルベンジル、4−エチルベンジル
、2−プロピルベンジル、3−プロピルベンジル、4−
プロピルベンジル、2−ブチルベンジル、3−ブチルベ
ンジル、4−ブチルベンジル、2−t−ブチルベンジル
、3−t−ブチルベンジル、4−t−ブチルベンジル、
2−ペンチルベンジル、3−ペンチルベンジル、4−ペ
ンチルベンジル、2−へキシルベンジル、3−へキシル
ベンジル、4−へキシルベンジル、2、3−ジメチルベ
ンジル、2.4−ジメチルベンジル、2,5−ジメチル
ベンジル、2.6−ジメチルベンジル、3,4−ジメチ
ルベンジル、3.5−ジメチルベンジル、2.3.4−
トリメチルベンジル、2.4.5−トリメチルベンジル
、2.3,5−トリメチルベンジル、2、4.6−トリ
メチルベンジル、3.4.5−トリメチルベンジル、2
,3−ジエチルベンジル、2,4−ジエチルベンジル、
2,5−ジエチルベンジル、2,6−ジエチルベンジル
、2、4,6−ドリエチルベンジル、2,4−ジプロピ
ルベンジル、3,4.5−トリエチルベメチル、3−メ
チル−4−エチルベンジル、1−フェニルエチル、2−
フェニルエチル、2−フェニル−1−メチルエチル、1
−(2−メチルフェニル)エチル、2− (2−メチル
フェニル)エチル、2−(3−メチルフェニル)エチル
、2−(4−メチルフェニル)エチル、1−(2,4−
ジメチルフェニル)エチル、2−(2,4−ジメチルフ
ェニル)エチル、1−(2,4,6−トリメチルフエニ
ル)エチル、2− (2,4,6−トリメチルフエニル
)エチル、3−フェニルプロピル、3−(4−メチルフ
ェニル)プロピル、4−フェニルブチル、4−(2−メ
チルフェニル)ブチル、5−フェニルペンチル、5−(
3−メチルフェニル)ペンチル、6−フェニルヘキシル
、6−(4−メチルフェニル)ヘキシル、2−メトキシ
ベンジル、3−メトキシベンジル、4−メトキシベンジ
ル、2.3−ジメトキシベンジル、2,4−ジメトキシ
ベンジル、2,5−ジメトキシベンジル、3−メトキシ
−4−エトキシベンジル、2,6−ジメトキシベンジル
、3,4−ジメトキシベンジル、3,5−ジメトキシベ
ンジル、2,3゜4−トリメトキシベンジル、2,4.
5−トリメトキシベンジル、2,3.5−1−ジメトキ
シベンジル、2,4.6−トリメトキシベンジル、3.
4.5−トリメトキシベンジル、2−エトキシベンジル
、4−プロポキシベンジル、3−ブトキシベンジル、2
−t−ブトキシベンジル、3−ペンチルオキシベンジル
、4−へキシルオキシベンジル、2,3−ジェトキシベ
ンジル、1−(4−メトキシフェニル)エチル、2−(
3,4−ジメトキシフェニル)エチル、3−(4−メト
キシフェニル)プロピル、4−(2−メトキシフェニル
)ブチル、5−(4−メトキシフェニル)ペンチル、6
−(4−メトキシフェニル)ヘキシル、6− (3,4
,5−トリペンチルオキシフェニル)ヘキシル、2−フ
ルオロベンジル、3−フルオロベンジル、4−フルオロ
ベンジル、2,3−ジフルオロベンジル、2.4−ジフ
ルオロベンジル、2,5−ジフルオロベンジル、2−フ
ルオロ−3−クロロベンジル、2−フルオロ−3−ブロ
モベンジル、2゜6−ジフルオロベンジル、2.3.4
−トリフルオロベンジル、2,4.5−トリフルオロベ
ンジル、2,3.5−トリフルオロベンジル、2.4.
ロートリフルオロベンジル、3,4゜5−トリフルオロ
ベンジル、1−(2−フルオロフェニル)エチル、2−
(2−フルオロフェニル)エチル、3−(3−フルオロ
フェニル)プロピル、4−(2−フルオロフェニル)ブ
チル、5−(2−フルオロフェニル)ペンチル、6−(
3−フルオロフェニル)ヘキシル、2−ブロモベンジル
、3−ブロモベンジル、4−ブロモベンジル、2,3−
ジブロモベンジル、2−ブロモ−3−フルオロベンジル
、2−フルオロ−4−ブロモベンジル、2,4−ジブロ
モベンジル、2,5−ジブロモベンジル、2.6−ジブ
ロモベンジル、2,3.4−トリブロモベンジル、2,
4.5−トリブロモベンジル、2゜3.5−トリブロモ
ベンジル、2.4.6−トリブロモベンジル、3.4.
5−トリブロモベンジル、1−(2−ブロモフェニル)
エチル、2−(2−ブロモフェニル)エチル、3−(2
−プロモフエニル)プロピル、4−(3−ブロモフェニ
ル)ブチル、5−(2−ブロモフェニル)ペンチル、6
−(4−ブロモフェニル)ヘキシル、2−クロロベンジ
ル、3−クロロベンジル、4−クロロベンジル、2,3
−ジクロロベンジル、2,4−ジクロロベンジル、2,
5−ジクロロベンジル、2,6−ジクロロベンジル、2
−ブロモ−4−クロロベンジル、2−フルオロ−4−ク
ロロベンジル、2.3.4−トリクロロベンジル、2,
4.5−トリクロロベンジル、2,3.5−トリクロロ
ベンジル、2゜4.6−トリクロロベンジル、3,4.
5−トリクロロベンジル、1−(4−クロロフェニル)
エチル、2− (4−クロロフェニル)エチル、3− 
(2−クロロフェニル)プロピル、4−(4−クロロフ
ェニル)ブチル、5−(3−クロロフェニル)ペンチル
、6−(4−クロロフェニル)ヘキシル、2− (3,
4−ジクロロフェニル)エチル、2−ヨードベンジル、
3−ヨードベンジル、4−ヨードベンジル、3,4−シ
ョートベンジル、3.4.5−トリヨードベンジル、2
−(3−ヨードフェニル)エチル、6−(2−ヨードフ
ェニル)ヘキシル、2−力ルポキシベンジル、3−カル
ボキシベンジル、4−カルボキシベンジル、2.4−ジ
カルボキシベンジル、3,5−ジカルボキシベンジル、
2.6−ジカルボキシベンジル、2,4.6−トリカル
ボキシベンジル ルボキシベンジル ニル)エチル、2−(3−カルボキシフェニル)エチル
、2−(4−カルボキシフェニル)エチル、2−(2.
4−ジカルボキシフェニル)エチル、2− (2,4.
6−トリカルボキシフェニル)エチル、1−(4−カル
ボキシフェニル)エチル、1− (2,4.6−ドリカ
ルボキシフエ二ル〉エチル、3− (2−カルボキシフ
ェニル)プロピル、3−(3−カルボキシフェニル)プ
ロピル、3−(4−カルボキシフェニル)プロピル、3
−(2.4−ジカルボキシフェニル)プロピル、3−(
3,4.5−トリカルボキシフェニル)プロピル、3−
 (2,4.6−トリカルボキシフェニル)プロピル、
2−(4−カルボキシフェニル キシフェニル シフェニル)ブチル、4−(4−カルボキシフェニル〉
ブチル、4− (2.4−ジカルボキシフェニル ルボキシフェニル)ブチル、5−(4−カルボキシフェ
ニル)ペンチル、5− (3.4−ジカルボキシフェニ
ル)ペンチル、5− (3,4。
5−トリカルボキシフェニル (3−カルボキシフェニル)ヘキシル、6−(2.4−
ジカルボキシフェニル 6− (2.4.6−トリカルボキシフェニルヘキシル
基等を例示できる。
16) 低級アルキレンジオキシ基又はフェニル基を有
するフェニル低級アルキル基としては、例えば2,3−
メチレンジオキシベンジル、3。
4−メチレンジオキシベンジル、2,3−エチレンジオ
キシベンジル、3,4−エチレンジオキシベンジル、3
.4−トリメチレンジオキシベンジル、3,4−テトラ
メチレンジオキシベンジル、1−(3.4−メチレンジ
オキシフェニル)エチル、2− (3.4−メチレンジ
オキシフェニル)エチル、3−(3.4−メチレンジオ
キシフェニル)プロピル、4− (3.4−メチレンジ
オキシフェニル)ブチル、5− (3。
4−メチレンジオキシフェニル)ペンチル、6−(3.
4−メチレンジオキシフェニル)ヘキシル、3− (3
.4−トリメチレンジオキシフ工二ル)プロピル、2−
フェニルベンジル、3−フェニルベンジル、4−フェニ
ルベンジル、2−(3−フェニルフェニル)エチル、1
−(4−フェニルフェニル)エチル、2− (4−フェ
ニルフェニル)エチル、3− (4−フェニルフェニル
)プロピル、4−(4−フェニルフェニル)ブチル、5
−(4−フェニルフェニル〉ペンチル、6−(4−フェ
ニルフェニル)ヘキシル基等の炭素数1〜4個のアルキ
レンジオキシ基又はフェニル基が結合したフェニル基と
炭素数1〜6のアルキレン基とが結合したフエニルアル
キル基を例示できる。
17) 化合物(3)におけるRo、Rf、Rgで定義
されるアシル基には以下の各群に居するものが包含され
る (1〉例えばハロゲン原子、水酸基、低級アルコキシ基
、アリールオキシ基及び置換もしくは無置換アリール基
からなる群から選ばれる基を置換基として有するか又は
有さない炭素数1〜20のアルカノイル基。
その例としては、ホルミル、アセチル、プロピオニル、
ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、ヘキサノイル
、ヘプタノイル、オクタノイル、ノナノイル、デカノイ
ル、ウンデカノイル、ドデカノイル、トリデカノイル、
テトラデカノイル、ペンタデカノイル、ヘキサデカノイ
ル、ヘプタデカノイル、オクタデカノイル、ノナデカノ
イル、エイコサノイル基等の炭素数1〜20の未置換ア
ルカノイル基、及びモノクロロアセチル、モノブロモア
セチル、ジク・ロロアセチル、トリクロロアセチル、3
−クロロプロピオニル、4−クロロブチリル、5−クロ
ロペンタノイル、6−クロロペンタノイル基等のハロゲ
ン原子が1〜3個置換した炭素数2〜6のアルカノイル
基;ヒドロキシアセチル、3−ヒドロキシプロピオニル
、5−ヒドロキシペンタノイル、4−ヒドロキシブタノ
イル、6−ヒドロキシヘキサノイル基等の水酸基置換の
炭素数2〜6のアルカノイル基;メトキシアセチル、エ
トキシアセチル、3−プロポキシプロピオニル、6−ヘ
キジルオキシヘキサノイル、3−メトキシプロピオニル
基等の炭素数1〜6のアルコキシ置換の炭素数2〜6の
アルカノイル基;フェノキシアセチル、2−フェノキシ
プロピオニル、3−フェノキシプロピオニル、4−フェ
ノキシブチリル、5−フェノキシペンタノイル、6−フ
ニノキシヘキサノイル、α−ナフチルオキシアセチル基
等のフェノキシ又はナフチルオキシ置換の炭素数2〜6
のアルカノイル基;α−フェニルアセチル 工二ルプロピオニル、3−フェニルプロピオニル、4−
フェニルブチリル、5−フェニルペンタノイル、6−フ
ェニルヘキサノイル、α−(2−クロロフェニル)アセ
チル、α−(4−メチルフェニル)アセチル、α−(3
4、5−トリメトキシフェニル)アセチル、α−(3,
4−ジメトキシフェニル)アセチル、6−(4−カルボ
キシフェニル)ヘキサノイル、4−(4−エトキシカル
ボニルフェニル ニル〉アセチル、α−(4−シアノフェニル)アセチル
、α−ナフチルアセチル、β−ナフチルアセチル基等の
アリール環(フェニル環、ナフチル環等)上に置換基と
してハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基
、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニル基、ニト
ロ基及びシアノ基からなる群から選ばれた基の1〜3個
を有するか又は有さないアリール置換の炭素数2〜6の
アルカノイル基等を例示できる。
(ii)アリール環上に置換基としてハロゲン原子、低
級アルキル基、低級アルコキシ基、カルボキシル基、低
級アルコキシカルボニル基、ニトロ基及びシアン基から
なる群から選ばれた置換基の1〜3個又は低級アルキレ
ンジオキシ基を有することのおるアリールカルボニル基
その例としては、ベンゾイル、αーナフチル力ルボニル
シβーナフチルカルボニル、2−メチルベンゾイル、3
−メチルベンゾイル、4−メチルベンゾイル、2,4−
ジメチルベンゾイル、3,4.5−トリメチルベンゾイ
ル、4−エチルベンゾイル、2−メトキシベンゾイル、
3−メトキシベンゾイル、4−メトキシベンゾイル、2
,4−ジメトキシベンゾイル、3,4.5−トリメトキ
シベンゾイル、4−エトキシベンゾイル、2−メトキシ
−4−エトキシベンゾイル、2−プロポキシベンゾイル
、3−プロポキシベンゾイル、4−プロポキシベンゾイ
ル、2,4−ジプロポキシベンゾイル、3,4.5−ト
リプロポキシベンゾイル、2−カルボキシベンゾイル3
−カルボキシベンゾイル ベンゾイル、2−クロロベンゾイル、3−クロロベンゾ
イル、4−クロロベンゾイル、2。
3−ジクロロベンゾイル、2,4.6−ドリクロロベン
ゾイル、2−ブロモベンゾイル、4−フルオロベンゾイ
ル ボニルベンゾイル、3−メトキシカルボニルベンゾイル
、4−メトキシカルボニルベンゾイル、2−エトキシカ
ルボニルベンゾイル3−エトキシカルボニルベンゾイル
、4−エトキシカルボニルベンゾイル シカルボニルベンゾイル ルボニルベンゾイル ニルベンゾイル ルベンゾイル ニルベンゾイル、4−イソプロポキシカルボニルベンゾ
イル、2−ブトキシカルボニルベンゾイル、3−ブトキ
シカルボニルベンゾイル、4−ブトキシカルボニルベン
ゾイル、2−1−ブトキシカルボニルベンゾイル、3−
t−ブトキシカルボニルベンゾイル、4−を−ブトキシ
カルボニルベンゾイル チルオキシカルボニルベンゾイル チルオキシカルボニルベンゾイル、4−ペンチルオキシ
カルボニルベンゾイル、2−ヘキシルオキシカルボニル
ベンゾイル シルオキシカルボニルベンゾイル シルオキシカルボニルベンゾイル ジメトキシカルボニルベンゾイル 5−トリメトキシカルボニルベンゾイルーメチルーα−
ナフチルカルボニル トキシ−β−ナフチルカルボニル ロ−α−ナフチルカルボニル、2−シアノベンゾイル、
4−シアノベンゾイル、2−ニトロベンゾイル、4−ニ
トロベンゾイル、3。
4−メチレンジオキシベンゾイル、3,4−エチレンジ
オキシベンゾイル、2,3−メチレンジオキシベンゾイ
ル基等の、置換基として低級アルキル基、低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、ニトロ基、シア
ノ基及び低級アルコキシカルボニル基からなる群から選
ばれた基を1〜3個又は低級アルキレンジオキシ基を有
するか又は有ざないフェニルカルボニル又はナフチルカ
ルボニルなどのアリールカルボニル基を例示できる。
(iii)へテロ原子として窒素原子、硫黄原子又は酸
素原子を有する5員又は6員の不飽和へテロ環カルボニ
ル基。
その例としては2−チェニルカルボニル、3−チェニル
カルボニル、2−フラニルカルボニル、3−フラニルカ
ルボニル、4−チアゾリルカルボニル 2−ピラジニルカルボニル、2−ピリジルカルボニル、
3−ピリジルカルボニル、4−ピリジルカルボニル基な
どのチェニルカルボニル、フラニルカルボニル、チアゾ
リルカルボニル、キノリルカルボニル、ピラジニルカル
ボニル、ピリジルカルボニル基等を例示できる。
( iv)アリールオキシカルボニル基、鎖状もしくは
環状のアルコキシカルボニル基等の炭酸エステル残基。
その例としては、フェノキシカルボニル、α−ナフチル
オキシカルボニル ルオキシカルボニル カルボニル、3−メチルフェノキシカルボニル4−ジメ
チルフェノキシカルボニル、3,4。
5−トリメチルフェノキシカルボニル エチルフェノキシカルボニル フェノキシカルボニル、3−メトキシフェノキシカルボ
ニル、4−メトキシフェノキシカルボニル、2,4−ジ
メトキシフェノキシカルボニル、3,4.5−トリメト
キシフェノキシカルボニル、4−エトキシフエノシキ力
ルボニル、2−プロポキシフェノキシルボニル、3−プ
ロポキシフェノキシカルボニル、4−プロポキシフェノ
キシカルボニル 4−ジプロポキシフェノキシカルボニル、3。
4、5−トリプロポキシフェノキシカルボニル、2−ク
ロロフェノキシカルボニル クロロフエノキシカルボニル、4−クロロフェノキシカ
ルボニル ノキシカルボニル フエノキシカルボニル シカルボニル ニル ルボニル、α−メトキシ−β−ナフチルオキシカルボニ
ル キシカルボニル基等のアリール環(フェニル環、ナフチ
ル環等)上に置換基としてハロゲン原子、低級アルコキ
シ基及び低級アルキル基からなる群から遍ばれた基の1
〜3個を有しもしくは有ざないアリールオキシカルボニ
ル基;メトキシカルボニル ニル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニ
ル、t−ブトキシカルボニル、ブトキシカルボニル ピルオキシカルボニル カルボニル、シクロペンチルオキシカルボニル、シクロ
ヘキシルオキシカルボニル ロヘプチルオキシカルボニル ルオキシカルボニル基等のアルコキシ部分の。
炭素数が1〜8である鎖状又は環状のアルコキシカルボ
ニル基等を例示できる。
(V)置換又は未置換のシクロアルキルカルボニル基。
その例としては、シクロプロピルカルボニル、シクロブ
チルカルボニル ルカルボニル、シクロヘキシルカルボニルシクロへブチ
ルカルボニル、シクロオクチルカルボニル ボニル、3−ヒドロキシシクロペンチルカルボニル ル、4−メトキシシクロへキシルカルボニル基等のシク
ロアルキル環上に置換基としてハロゲン原子、水酸基、
低級アルコキシ基又は低級アルキル基を有することがあ
り、且つシクロアルキル環の炭素数が3〜8でおるシク
ロアルキルカルボニル基を例示できる。
(vi)低級アルケニル(又は低級アルキニル)カルボ
ニル基。
その例としては、ビニルカルボニル、アリルカルボニル
、2−ブテニルカルボニル、3−ブテニルカルボニル ルボニル、2−ペンテニルカルボニル、3−へキセニル
力ルポニル、エチニルカルボニル、プロピニルカルボニ
ル、2−ブチニルカルボニル、1−メチル−3−ペンチ
ニルカルボニル、4−へキシニルカルボニル基等の炭素
数2〜6のアルケニル基又はアルキニル基を有するカル
ボニル基を例示できる。
18) 低級アルキレンジオキシ基としては、例えば、
メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、トリメチレンジ
オキシ、テトラメチレンジオキシ基等の炭素数1〜4の
アルキレンジオキシ基を例示できる。
19) フェニル環上に置換基として低級アルキル基、
低級アルコキシ基又はハロゲン原子の1〜3個を有しも
しくは有さないアリールオキシカルボニルオキシ基とし
ては、2−メチルフェノキシカルボニルオキシ、3−メ
チルフェノキシカルボニルオキシ ルボニルオキシ ルオキシ ニルオキシ、4−へキシルフェノキシカルボニルオキシ
、2,4−ジメチルフエノキシカルポニルオキシ、2,
4.6−ドリメチルフエノキシカルボニルオキシ、2−
メトキシフェノキシカルボニルオキシ ルボニルオキシ ボニルオキシ、4−エトキシフエノキシカルポニルオキ
シ、4−プロポキシフェノキシカルリポニルオキシ、4
−ブトキシフエノキシ力ルポニルオキシ、4−ペンチル
オキシフェノキシカルボニルオキシ、4−へキシルオキ
シフェノキシカルボニルオキシ、2,4−ジメトキシフ
ェノキシカルボニルオキシ、2,4.6−ドリメトキシ
フエノキシカルボニルオキシ ロフェノキシカルボニルオキシ ェノキシカルボニルオキシ、4−ブロモフェノキシカル
ボニルオキシ、2,4−ジクロロフェノキシカルボニル
オキシ ロモフエノキシカルボニルオキシ基等を例示できる。
20)  アロイルオキシ基としては、ベンゾイルオキ
シ、1−ナフトイルオキシ、2−ナフトイルオキシ基等
を例示できる。
21) フェニル環上に置換基として低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ハロゲン原子又はニトロ基の1〜3
個を有するアロイルオキシ基としては、2−クロロベン
ゾイルオキシ、3−クロロベンゾイルオキシ、4−クロ
ロベンゾイルオキシ、2,4−ジクロロベンゾイルオキ
シ、3、4.5−トリクロロベンゾイルオキシ、2−フ
ルオロベンゾイルオキシ、4−フルオロベンゾイルオキ
シ、4−ブロモベンゾイルオキシ、2−メチルベンゾイ
ルオキシ、3−メチルベンゾイルオキシ、4−メチルベ
ンゾイルオキシ、2、4−ジメチルベンゾイルオキシ、
2,4。
6−トリメチルベンゾイルオキシ、4−エチルベンゾイ
ルオキシ、4−ブチルベンゾイルオキシ、4−メチル−
1−ナフトイルオキシ、2−二トロベンゾイルオキシ、
3−ニトロベンゾイルオキシ、4−ニトロベンゾイルオ
キシ、2。
4−ジニトロベンゾイルオキシ、3,4−ジニトロベン
ゾイルオキシ、4−ニトロ−1−ナフトイルオキシ、2
−メトキシベンゾイルオキシ、3−メトキシベンゾイル
オキシ、4−メトキシベンゾイルオキシ、3.4.5−
トリメトキシベンゾイルオキシ、4−エトキシベンゾイ
ルオキシ、4−ブトキシベンゾイルオキシ、4−メトキ
シ−1−ナフトイルオキシ基等を例示できる。
22) アルキリデンジオキシ基のアルキリデン基とし
ては、メチレン、エチリデン、プロピリデン、ブチリデ
ン、ペンチリデン、ヘキシリデン基等を例示できる。
23) アルキリデンジオキシ基のアルキリデン基とし
ては、ベンジリデン、1−フェニルエチリデン、1−ナ
フチルメチレン、2−ナフチルメチレン基等を例示でき
る。
24) 低板アルコキシカルボニル蟇としては、メトキ
シカルボニル、エトキシカルボニルロポキシカルボニル
、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル ニル、ペンチルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカル
ボニル基等の炭素数2〜7の鎖状アルコキシカルボニル
基を例示できる。
25) ジ(低級アルキル)アミノ基としては、ジメチ
ルアミノ、メチルエチルアミノ基等を例示できる。
26) フェニル低級アルケニル基としては、2−フェ
ニルビニル、3−フェニル−1−プロペニル、3−フェ
ニル−2−プロペニル、4−フェニル−1−ブテニル、
4−フェニル−2−ブテニル、4−フェニル−3−ブテ
ニル、5−フェニル−4−ペンテニル、6〜フェニル−
5−ヘキセニル基等のアルケニル部分の炭素数が2〜6
であるフェニルアルケニル基を例示できる。
27) フェニル低級アルコキシ低級アルコキシ基とし
ては、1−ベンジルオキシメトキシ、1−ベンジルオキ
シエトキシ、2−ベンジルオキシエトキシ、3−ベンジ
ルオキシプロポキシ、4−ベンジルオキシブトキシ、5
−ベンジルオキシペントキシ、6−ベンジルオキシヘキ
シルオキシ、α−フェネチルオキシメトキシ、β−フェ
ネチルオキシメトキシ、3−フェニルプロポキシメトキ
シ、4−フェニルブチルオキシメトキシ、5−フェニル
ペンチルオキシメトキシ、6−フエニルヘキジルメトキ
シ、2−(β−フェネチルオキシ)エトキシ基等のアル
コキシ部分の炭素数が1〜6であるフェニルアルコキシ
アルコキシ基を例示できる。
以下、本発明において使用するピリジン誘導体の製造法
につき詳述する。
該化合物は、例えば下記反応工程式−a〜−りに示す方
法により製造することができる。
R+ 、R3及びR5の少なくとも1つがアシルオキシ
基である一般式(1)のピリジン化合物は、アシルオキ
シ基に対応する水酸基を有する化合物をアシル化するこ
とによって製造される。アシル化の好ましい具体例とし
て反応工程式−aを示す。
く反応工程式−a〉 〔式中R2及びR4は前記に同じ。Rla及びR3aは
夫々アシル基を示す。Roは水素原子、低級アルキル基
、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、
低級アルコキシ低級アルキル基、フタリジル基、カルバ
モイル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキルカル
バモイル基、フェニル低級アルコキシ低級アルキル基、
フェニル環上に置換基を有することのあるフェニルカル
バモイル基、低級アルキルカルバモイル基、カルボキシ
ル 基、低級アルキルチオ低級アルキル暴又は低級アルケニ
ル基を示し、R3dは水素原子又はアシル基を示す。〕 本方法は、化合物(4)の遊離水酸基をアシル化する方
法である。この反応には通常のアシル化反応の条件を広
く適用でき、例えば酸ハライド法、′酸無水物法、混合
酸無水物法、N.N−ジシクロへキシルカルボジイミド
法(DCC法)等のいずれをも適用することができる。
特に本反応においては、酸ハライド法、酸無水物法、N
.N−ジシクロへキシルカルボジイミド法(DCC法)
が有利に適用される。
酸ハライド法によれば適当な溶媒中にて化合物(4)に
アシルハライドを脱酸剤の存在下反応させることにより
、目的とする化合物(5)又は化合物(6)を得ること
ができる。上記において、アシルハライドとしては、導
入しようとするアシル基のフッ化物、塩化物、臭化物、
沃化物等のいずれをも使用できる。脱酸剤としては、例
えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ピリジン、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ジ
エチルアニリン等を使用できる。溶媒としては反応に影
響を与えないものであればいずれも使用でき、例えばベ
ンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素、塩化メチレン、
クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、
ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等
のエーテル類、酢酸エチル、N,N−ジメチルホルムア
ミド、アセトン、アセトニトリル、ピリジン、ジメチル
スルホキシド等を使用できる。アシルハライドの用量は
、化合物(4)に対して少なくとも0、5モル量程度、
好ましくは0.5〜5モル量程度とするのがよい。特に
アシルハライドを0、5〜1.5モル量用いる場合には
、モノアシルオキシ体(5)を得ることができ、これよ
り多量のアシルハライドを用いる場合には、ジアシルオ
キシ体(6)を得ることができる。反応温度は通常水冷
下〜溶媒の沸点付近、好ましくは室温〜80℃程度であ
り、5分〜50時間程度、好ましくは3〜15時間程度
で反応は終了する。なお本反応においては化合物(4)
の遊離水酸基の水素原子をアルカリ金属で置換した化合
物も同様に原料として用いることができる。
酸無水物法は、化合物(4)を適当な溶媒中、酸無水物
と共に加熱することにより実施される。
酸無水物としては、導入すべきアシル基に対応する酸の
無水物を使用する。その具体例としては、例えば無水酢
酸、無水プロピオン酸、無水醋酸、無水安息香酸等を例
示できる。之等の酸無水物は化合物(4〉に対して少な
くとも0.5モル量、好ましくは1〜3倍モル量程度用
いられるのがよい。反応温度、反応時間等の反応条件は
、前記酸ハライド法と同様のものとすることができる。
N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC法
)は、化合物(4)を適当な溶媒中、縮合剤の存在下、
カルボン酸と共に加熱させることにより実施される。カ
ルボン酸としては、導入すべきアシル基に対応するカル
ボン酸を使用する。
その具体例としては例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸、
安息香酸等を例示できる。縮合剤としては例えばN,N
’ −ジアルキルカルボジイミド(N。
N′−ジシクロへキシルカルボジイミド等)等を例示で
きる。上記反応は、酸ハライド法と同様の条件下に実施
することができる。
また上記の如くして得られる化合物(5)は、更に上記
アシル化反応を繰り返すことにより化合物(6)に導く
こともできる。
一般式(1)のピリジン化合物のうち、ピリジン環の1
位の窒素原子が、置換基として、基−CONHR6(式
中R6は水素原子、低級アルコキシカポニル低級アルキ
ル基、フェニル環上に置換基を有することのあるフェニ
ル基、カルボキシ低級アルキル基又は低級アルキル基を
示す。)を有する化合物は、イソシアネート化合物(R
6NCO>と、R+ 、R2及びR3基のうち少なくと
も1つが水酸基を示し、1位の窒素原子が置換基を有ざ
ない対応する化合物とを反応させることにより製造する
ことができる。好ましい具体例として、反応工程式−す
を示す。。
〔式中R2、R3、R4、R5及びR6は前記に同じ。
〕 本方法は、適当な溶媒中にて塩基性化合物の存在下に化
合物(7)にイソシアネート化合物を作用させて化合物
(8)を得る方法である。イソシアネート化合物として
は低級アルキルインシアネート類等を使用できる。また
、この反応において塩基性化合物としては例えばトリエ
チルアミン等のアミン類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム等の炭酸アルカリ金属塩、ピリジン等を使用すること
ができる。イソシアネート化合物の使用量は、化合物(
7)に対して少なくとも0.5モル開栓度、好ましくは
1.0〜2.0モル最上度とするのがよい。溶媒、反応
温度、反応時間等の他の反応条件は、前記反応工程式−
aの酸ハライド法と同様のものとすることができる。
なお、上記において原料とする化合物(7)のうちR3
及び(又は)R5基がアシルオキシ基であるものは、対
応するR3及び(又は)R5基が水酸基を示す化合物を
、前記反応工程式−aに示すアシル化反応に従わせるこ
とにより、製造することができる。
またR6がカルボキシル低級アルキル基である化合物(
8)は、R6が低級アルコキシカルボニル低級アルキル
基である対応する化合物(8)を、通常の加水解反応に
供することによっても製造することができる。
〈反応工程式−C〉 (式中R1、R2、R3d及びR4は前記に同じ。
Rlb及びR3bは夫々トリ低級アルキルシリル基を示
す。但し、R1及びR3dは同時に水@基であってはな
らない。) 本方法は、適当な溶媒中にて、ジ(トリ低級アルキルシ
リルオキシ)ピリジン誘導体(9)に、アシルハライド
を作用させて目的とするアシルオキシ化合物(10)を
得る方法である。この反応において溶媒としては反応に
影響を与えないものであればいずれも使用でき例えば塩
化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化
炭化水索類、アセトニトリル、ベンゼン、トルエン等の
芳香族炭化水素類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
ジエチルエーテル等のエーテル類等を使用できる。アシ
ルハライドとしては、導入しようとするア、シル基のフ
ッ化物、塩化物、臭化物、沃化物等のいずれをも使用で
きる。その使用量は、化合物(9)に対して少なくとも
0.5モル量以上でおり、モノアシルオキシ体を得る場
合には好ましくは0.5モル〜1.5モル量を用いるの
がよく、これより多量のアシルハライドを用いる場合に
はジアシルオキシ体を得ることができる。反応゛は通常
、常温〜溶媒の沸点付近にて10分〜30時間程度、好
ましくは1〜6時間程度で終了する。
更に上記反応は、触媒量のルイス酸、アンモニア又はア
ミン類の存在下に実施することもできる。
ルイス酸存在下又は非存在下においては、2又は4−モ
ノアシルオキシ体を主生成物として得ることができ、ア
ンモニア又はアミン類の存在下においては2−モノアシ
ルオキシ体を主生成物として1qることができる。ルイ
ス酸としては、例えば塩化第二錫、塩化アルミニウム等
を例示でき、またアミン類としては、モノメチルアミン
、ジメチルアミン、トリメチルアミン等の1〜3級のア
ミンを例示することができる。
〈反応工程式−d〉 C式中R1a、 R2、R3”及ヒR’ Lt前記に−
Iii]L;。〕本方法における化合物(11)又は化
合物(12)のアシル化反応は、前記反応工程式−aと
同様にして行なうことができる。
また、化合物(13)(ジアシルオキシ体)の加水分解
反応は、酸性条件下又は塩基性条件下において行なうこ
とができる。酸性条件下での反応は、化合物(13)に
、プロトン性化合物例えば水、アルコール、フェノール
等の水酸基を有する化合物、メチルメルカプタン、エチ
ルメルカプタン等のチオール類、モノメチルアミン、ジ
メチルアミン、アニリン等の1級又は2級アミン等を少
なくとも0.5モル量を作用ざぜることにより行うこと
ができる。反応溶媒としては、上記プロトン性化合物を
そのまま用いることもでき、またこれらプロトン性化合
物と均一になる溶媒例えばアセトン、アセトニトリル、
酢酸エチル、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類、塩化メチレン、クロロホル
ム等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン等の
芳香族炭化水素類を併用することもできる。本反応は、
通常水冷下〜反応溶媒の沸点付近、好ましくは室温〜1
0’C程度にて約5分〜30時間、好ましくは30分〜
15時間程度を要して行なわれる。
塩基性条件下での加水分解反応は、アルカリ性溶液中に
て、水冷下〜反応溶媒の沸点付近、好ましくは空温〜1
00’C程度の温度条件下に約5分〜30時間、好まし
くは1〜15時間程度を要して行なうことができる。ア
ルカリ性溶液としては、例えばリチウム、ナトリウム、
カリウム等のアルカリ金属の水酸化物や炭酸塩等の塩類
又は例えばマグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類
金属の水酸化物や炭酸塩等の塩類或はモノメチルアミン
、ジメチルアミン、アニリン等の1扱もしくは2級アミ
ン類等を水及び(又は)有機溶媒に溶解した溶液が利用
できる。その用量は化合物(13〉に対して少なくとも
等モル看程度とするのがよい。
また上記有機溶媒としては例えばアセトン、アセトニト
リル、酢酸エチル、ジエチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン等のエーテル類、塩化メチレン、クロ
ロホルム等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン等の芳香族炭化水素類等を使用できる。
〈反応工程式−e〉 (1B)            (17)(式中R、
R2、R3a及びR’ は前記kJに。)a 本方法は、適当な溶媒中にて化合物(14)(ジアシル
オキシ体)にピリドン誘導体(15)を反応させること
により化合物(16)及び(又は)化合物(17)(モ
ノアシルオキシ体)を得る方法でおる。この反応におい
て溶媒としては、反応に影響を与えないものでおればい
ずれも使用でき、例えばアセトン、アセトニトリル、酢
酪エチル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、N、 N
−ジメチルホルムアミド等を使用することかできる。ピ
リドン誘導体(15)の使用割合は、化合物(14)に
対して少なくとも0.5モル揚程度、好ましくは等モル
量程度とするのがよい。本反応は通常空温〜反応溶媒の
沸点にて約10分〜50時間好ましくは5〜20時間程
度にて終了する。
また反応系内には、化合物(14)に対して約0.1〜
10モル量のトリメチルアミン、トリエチルアミン等の
アミン類を添加することもできる。
一般式(1)のピリジン化合物のうち、ピリジン環の1
位の窒素原子が置換基として基R7(R7は低級アルキ
ル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル
基、低級アルコキシ低級アルキル基、フタリジル基又は
フェニル低級アルコキシ低級アルキル基を示す。)を有
する化合物は、R+ 、R2及びR3のうち少なくとも
1つが水酸基を示し1位の窒素原子が置換基を有ざない
対応する化合物をシリル化し、次いでアルキル化するこ
とによって製造される。更に、目的化合物はアルキル化
化合物の水酸基をアシル化することによって製造される
。アシル化の好ましい具体例として、反応工程式−f〜
hを示す。
〈反応工程式−丁〉 b [式中、R、R2、R3d、R3a、RL及びR7は前
記に同じ。R3cはトリアルキルシリル基又はアシル基
を示す。] 本方法の前半は適当な溶媒中にて化合物(18)に、ア
ルキル化剤を反応させてピリジン環のN位をアルキル化
する反応である。この反応において溶媒としては、例え
ばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類、塩化メチレン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水
素、アセトニトリル、アセトン、酢酸エチル等を使用で
きる。
アルキル化剤としては例えば塩化メチル、臭化エチル等
のハロゲン化低級アルキル又は基R8−Co−0−R7
a(R8は低級7)Ltキ)L4、R7aはテトラヒド
ロフラニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、フタリ
ジル基又はフェニル低級アルコキシ低級アルキル基を示
す)等を例示することができる。アルキル化剤の使用量
は、化合物(]8〉に対して0.5モル〜5モル量、好
ましくは1〜2モル量とするのがよい。本反応は、水冷
下〜反応溶媒の沸点付近、好ましくは至温〜60’C程
度にて、10分〜30時間、好ましくは1〜4時間程度
で終了する。また本反応においては好ましくは、前記ル
イス酸の触媒量を反応系内に添加存在ざぜるのがよい。
本方法の後半は、R3が水素原子の場合の化合物(19
)の遊離水酸基をアシル化する反応でおり、この反応は
前記反応工程式−aに示す方法と同様にして行なうこと
ができる。
く反応工程式−q〉 (21>              (22>(式中
R1b、 R2、R3b及びR”は前記に同じ。)本方
法は、適当な溶媒中にて、化合物(21)にシリル化剤
を反応させてピリジン環の2位及び4位又は2位及び6
位を同時にシリル化する方法でおる。この反応において
シリル化剤としては例えば1,1,1,3,3.3−へ
キサメチルジシラザン等のビス(トリアルキルシリル)
アミン類、トリメチルクロロシラン、ジメチル−1−ブ
チルクロロシラン等のハロゲン化トリアルキルシラン類
又はN、O−ビストリメチルシリルアセトアミド等のシ
リル化アセトアミド類を使用できる。該シリル化剤は、
通常化合物(2])に対して少なくとも2倍モル量使用
することができる。シリル化剤として前記ハロゲン化ト
リアルキルシラン類を用いる場合には、トリエチルアミ
ン、トリメチルアミン等のアミン類又はピリジンをシリ
ル化剤に対して少なくとも2倍モル量用いるのがよい。
溶媒としては反応に影響を与えないものであればいずれ
も使用でき、例えば前記ハロゲン化トリアルキルシラン
類、シリル化アセトアミド等のシリル化剤を使用する場
合にはジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン等のエーテル類、塩化メチレン、クロロホルム等の
ハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル等を使用できる
。また、シリル化剤としてビス(トリアルキルシリル)
アミン類を使用する場合には該シリル化剤それ自身を溶
媒として用いることもできる。本反応は通常室温〜反応
溶媒の沸点付近、好ましくは反応溶媒の沸点付近にて1
0分〜24時間程度、好ましくは1〜15時間程時間子
する。
く反応工程式−h〉 (23>           (24>(式中R1b
、R2、R3a及びR4は前記に同じ。〕本方法は、化
合物(23)をシリル化する方法であり、反応はシリル
化剤を化合物(23)に対して少なくとも等モル量用い
る以外は、前記反応工程式−〇と同様の条件下で行なう
ことができる。
上記各反応工程で得られる目的化合物及び本発明化合物
は、通常の分離手段により反応系内より分離され、更に
精製される。この分離及び精製手段としては、例えば再
沈澱法、再結晶法、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー、イオン交換カラムクロマトグラフィー、ゲルクロマ
トグラフィー親和クロマトグラフィー等を採用できる。
以下、本発明化合物により、その抗腫瘍活性を増強され
る新規な制癌剤有効成分化合物(前記化合物(3))の
製法につき詳述する。
化合物(3)は、例えば下記反応工程式−1〜−mに示
す方法により製造することができる。
く反応工程式i〉 〔式中RCIは前記に同じ。Rle及びRlfは少なく
とも一方が、水素原子であり、他方はアシル基又は保護
基を示す。Rはフェニル環上に低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基、ハロゲン原子及びカルボキシル基からなる
群から選ばれる置換基を有することのあるフェニル低級
アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、ジ(低級ア
ルキル)アミノ基、置換基として低級アルキレンジオキ
シ基又はフェニル基を有するフェニル低級アルキル基、
フェニル低級アルケニル基又はナフチル低級アルキル基
を示す。Ro及びRfは前記に同じ。Xはハロゲン原子
を示す。〕上記においてRle又はRlfで示される保
護基には、下記の各基が包含される。
(A)一般式 %式%( (式中Arはアリール基を示す) で表わされるトリアリール置換メチル基。族基としては
、置換基としてハロゲン原子、ニトロ基、低級アルキル
基又は低級アルコキシ基を有することのあるフェニル基
等のアリール基の3個で置換されたメチル基を例示でき
る。
(B)一般式 〔式中R−は低級アルキル基及びnは2又は3を示す〕 で表わされる環状エーテル残基。族基の例としては、2
−テトラヒドロフラニル基、2−テトラヒドロピラニル
基等を例示できる。
(C)低級アルコキシメチル基。族基としては、メトキ
シメチル、エトキシメチル、ヘキシルオキシメチル基等
を例示できる。
(D)トリ(低級アルキル)シリル基。族基としては、
トリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル基等を例
示できる。
本反応は、化合物(25)にフェニル低級アルキルハラ
イド(RX)を反応させて、該化合物(25〉の3′位
又は5′位の水素原子を目的とするR基に置換させ、次
いで必要に応じて脱保護反応を行なって、化合物(26
)を得るものである。
上記においてR基の導入反応は通常の脱ハロゲン化水素
反応の反応条件下に行なわれる。脱ハロゲン化水素剤と
しては、この種の反応に通常用いられている各種の塩基
性化合物をいずれも使用できる。その具体例としては、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム
等や、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属や水素化
ナトリウム、水素化カリウム等の水素化アルカリ金属類
等を挙げることができる。
上記反応は、無溶媒でもあるいは溶媒の存在下でも行な
うことができる。溶媒としては通常の不活性溶媒をいず
れも使用でき、例えば水、テトラヒドロフラン(THF
)、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、
キシレン、クロルベンゼン等の芳香族炭化水素類、アセ
トン、メチルエチルケトン等のケトン類、アセトニトリ
ル、プロピオニトリル等のニトリル類等が有利に用いら
れる。
化合物(25)とフェニル低級アルキルハライド(RX
>との使用割合は、特に限定されず広い範囲から適宜選
択すればよいが、通常前者に対し後者を少なくとも等モ
ル量程度、好ましくは等モル量〜5倍モル量用いるのが
よい。反応温度も特に限定されず広い範囲から適宜選択
されるが、一般にはO〜100’C,好ましくは空温〜
ao’cの範囲から選択されるのがよく、通常30分〜
64時間程度、好ましくは1〜5時間程度で反応は終了
する。
上記反応によって得られる化合物が、その3′位又は5
′位に保護基を有する場合は、引続き該保護基の脱離反
応を行なうことにより、目的とする化合物(26)が得
られる。この脱保護基反応は、通常の酸加水分解反応に
慣用される適当な触媒、例えば塩酸、硫酸、過塩素酸等
の無機酸や蟻酸、酢酸、プロピオン酸等の低級アルカン
酸、安息香酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、
ベンゼンスルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸等
の有機スルホン酸等の有機酸の適当量を用いて、通常溶
媒中で実施される。溶媒としては、通常の不活性溶媒、
例えば水、メタノール、エタノール、イソプロパツール
等の低級アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類、ジエチルエーテル、THF、ジオキサン
等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロ
ルベンゼン等の芳香族炭化水素類、酢酸、プロピオン酸
等の低級アルカン酸等やこれらの混合溶媒を用いること
ができる。反応温度は、特に限定されず広い範囲から適
宜選択すればよいが、通常O〜100℃、好ましくは空
温〜ao’c程度とすればよく、反応は3分〜20時間
程度で終了する。尚、使用される酸としては通常触媒量
〜過剰量程度、好ましくは過剰量程度とするのがよい。
また上記反応工程式−1において得られる化合物(26
)中3位、3′位及び5′位の少なくとも1つにアシル
基を有する化合物は、これを加水分解反応させることに
より、該アシル基のいずれか1つ又は全部を水素原子に
変換させ得る。この加水分解反応は通常の酸又はアルカ
リ加水分解の条件下に行なわれる。この際使用される触
媒としては、通常の酸又はアルカリ加水分解反応に用い
られるものがいずれも使用できる。代表的なものとして
は水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム
等の塩基性化合物及び塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸を例
示できる。2等触媒の使用量は特に限定がなく広い範囲
から適宜選択すればよい。本反応は一般に溶媒中で有利
に進行し、この際使用される溶媒としては、通常の不活
性溶媒を。
広く使用できる。例えば水、メタノール、エタノール、
インプロパツール等の低級アルコール類、アセトン、メ
チルエチルケトン等のケトン類やこれらの混合溶媒等を
有利に用いることができる。
反応温度も特に限定されず広い範囲から適宜選択すれば
よいが、通常O・〜100’C1好ましくは空温〜80
’C程度で反応を行なうのがよい。本反応は30分〜1
0時間程度で終了する。
〈反応工程式−j〉 (27>          (28)(式中R及びR
2fは一方が上記R基で、他方がe 水素原子、アシル基又は保護基を示す。R2Oはアシル
基を示す。〉 本反応は、ピリミジン骨格の3位にアシル基を導入する
反応(アシル化反応)でおり、通常の方法例えば酸ハラ
イド法にしたがって実施できる。
該酸ハライド法によれば化合物(27)にアシルハライ
ド(R1gx >を、脱酸剤の存在下、適当な溶媒中で
作用させることにより、目的とする化合物(28)が収
得される。上記において脱酸剤としては例えば炭酸水素
ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ピリジン
、トリエチルアミンなどを使用できる。溶媒としては、
例えばベンゼン、クロロホルム、塩化メチレン、四塩化
炭素、ジオキサン、テトラヒドロフランなどが用いられ
る。アシルハライドの用量は、化合物(27)に対し少
なくとも等モル量程度、好ましくは等モル−3モル程度
とするのがよい。反応温度は通常−30〜100’C1
好ましくは室温〜80’C程度であり、20分〜20時
間程度で反応は終了する。
尚上記反応において化合物(27)が、その3′位又は
5′位に遊離水酸基を有する場合は、これらの部位も3
位と同時にアシル化される。従って2等化合物の上記ア
シル化に当っては、予め3′位又は5′位の水酸基を、
保護しておき、アシル化後、保護基の脱離を行なうのが
好ましい。
この保護基の導入反応については後記する。また該保護
基の脱離反応は、前記反応工程式−1の項で説明した方
法と同様にして行ない得る。
〔式中R及びRfは前記に同じ。Aはトリ(低級アルキ
ル)シリル基及びBは低級アルカノイル基を示す。また
R 及びR3fは一方が前記Re 基で他方が上記A基又はアシル基を示す。〕上記によれ
ば、化合物(29)にビス−N、0−トリ(低級アルキ
ル)シリルアセトアミドを反応(トリアルキルシリル化
反応)させて化合物(30)を得、次いでこれに2−低
級アルカノイルオキシテトラヒドロフランを反応(テト
ラヒドロフラニル化反応)させることにより、化合物(
31)を収得できる。
トリアルキルシリル化反応は、過当な不活性溶媒、例え
ばジオキサン、THF等のエーテル類、ベンゼン、トル
エン等の芳香族炭化水素類、DMF、DMSO,アセト
ニトリル等の溶媒中、杓O〜100’C1好ましくは空
温〜50℃の温度下に30分〜6時間を要して行なわれ
る。上記においてヒス−N、0−トリ(低級アルキル)
シリルアセトアミドは、反応させるべき官能基1個に対
して少なくとも当量、好ましくは1〜2倍当量となる量
で用いられるのがよい。
上記に引き続くテトラヒドロフラニル化反応は、上記と
同様の溶媒中、約O〜100℃、好ましくは空温・〜5
0’Cの温度下に30分〜6時間で行なわれる。2−低
級アルカノイルオキシテトラヒドロフランの使用ωは化
合物(30)に対して少なくとも等モル量、好ましくは
1〜2倍モル量とするのがよい。この反応はまた、反応
系内に塩化第2錫(SrlCQa)、塩化アルミニウム
、塩化亜鉛等のルイス酸を通常化合物(30)に対して
約0.1モル以上存在させることにより有利に進行する
。また該テトラヒドロフラニル化反応において、R3e
又はR3fがトリ(低級アルキル)シリル基である化合
物(30)を用いる場合には、引き続き該トリ(低級ア
ルキル)シリル基の脱離反応を行なうことにより、目的
とする化合物(31)が収得される。この脱離反応は、
反応工程式−1の項で述べた脱保護基反応と同様にして
実施される。
かくして得られる目的化合物は通常の分離手段例えば再
沈澱、再結晶、シリカゲルクロマトグラフィー、イオン
交換クロマトグラフィー、ゲルクロマトグラフィー、親
和クロマトグラフィー等により容易に単離精製される。
尚前記反応工程式−1において保護基である化合物は、
例えば下記反応工程式−〇又は−mに示す方法により得
られる。
/′ 〈反応工程式−Q〉 f (Rはアシル基及びR4eは保護基を示す)化合物(3
2)のアシル化反応は、通常のアシル化反応方法、例え
ば酸ハライド法、酸無水物法、混合酸無水物法、N、N
’ −ジシクロへキシルカルボジイミド法(DCC法)
等のいずれをも適用することができ、特に酸無水物法が
有利に適用される。
酸無水物法は、化合物(32)を適当な溶媒中、酸無水
物と共に加熱することにより実施される。
酸無水物としては、化合物(32)の5′位に導入すべ
きアシル基に対応する酸の無水物を使用する。その具体
例としては例えば無水酢酸、無水プロピオン酸、無水酪
酸、無水安息香酸等を例示できる。之等の酸無水物は化
合物(32)に対して約1〜1.5倍モル量程度用いら
れるのがよい。
溶媒としては各種の不活性溶媒、例えばピリジン、クロ
ロホルム、ジクロルメタン等のハロゲン化炭化水素類、
ジオキサン、THF等のエーテル類、ベンゼン、トルエ
ン等の芳香族炭化水素類、ジメチルホルムアミド(DM
F>、ジメチルスルホキシド(DMSO> 、アセトニ
トリル等を使用できる。反応温度は通常−30°C〜8
0″C程度とされ、約1〜6時間で反応は終了する。ま
た上記反応は、塩基性化合物の存在下に有利に行なわれ
る。該塩基性化合物としては、例えばピリジン、トリエ
チルアミン、N、N−ジメチルアニリン等の第三板アミ
ン類等の有感塩基や、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウ
ム、酢酸ナトリウム等の無機塩基性化合物を例示できる
上記反応により5′位がアシル化された化合物(33)
が主成分として得られ、副成分として3′位がアシル化
された化合物も得られる。
上記により得られる化合物(33)は、次いでその3′
位水酸基の保護反応に供される。この保護反応は反応工
程式−1の項で説明した保護基を化合物(33)の3′
位に導入するものであり、該保護基を導入するための試
薬としては前記一般式(A>で表わされる保護基を与え
るトリアリール置換メチルハライド、前記一般式(B)
で表わされる保護基を与える下記一般式 (式中R′及びnは一般式(B)におけるそれらに同じ
〕 で表わされる不飽和環状エーテル、低級アルコキシメチ
ルハライド及びトリ(低級アルキル)シリルハライドが
用いられる。
上記ハライドを利用する保護基導入反応は、前記反応工
程式−1に示した脱ハロゲン化水木反応と同様にして行
なわれる。但し試薬量を化合物(33)に対して1〜2
倍モル量、好ましくは1〜1.5倍モル量とし、反応温
度を一30°C〜80’Cとするのがよい。
上記一般式(B′ )で表わされる不飽和環状エーテル
を利用した保護基導入反応は、酸触媒の存在下、例えば
THF、ジオキサン、アセトニトリル等の非プロトン性
不活性溶媒中で行なわれる。
酸触媒としては臭化水素、塩化水素等のハロゲン化水素
酸や、塩化アルミニウム、弗化硼素、塩化亜鉛等のルイ
ス酸を使用できる。反応は試薬を化合物(33)に対し
て1〜1.5倍モル量用い、−30’C〜60’C下に
約2〜5時間を要して行なわれる。
かくして得られる化合物(34〉の5′位アシル基の脱
離反応は、アルカリ加水分解条件下に行なわれる。該条
件は触媒として塩基性化合物を用いる前記反応工程式−
1の項で説明した加水分解反応と同様である。
〈反応工程式−m〉 〔式中R40は保護基を示す。〕 上記によれば、化合物(32)に直接保護基導入反応を
行なうことにより、5′位に保護基の導入された化合物
(36)が得られる。この保護基導入反応は、反応工程
式−Qに示すそれと同条件下に行なわれる。
上記反応工程式−Q及び−mに示す反応により、3′位
又は5′位のいずれか一方にアシル基又は保護基の導入
された原料化合物を収得できる。
本発明に用いられる一段式(])のピリジン誘導体は、
これを抗腫瘍活性増強剤として用いるに当っては、単独
で製剤加工し、得られる製剤を抗腫瘍剤と併用して投与
してもよく、また抗腫瘍剤有効成分化合物と同一の製剤
に製剤加工して投与してもよい。いずれの場合にも、抗
IlI瘍剤有効成分化合物1モルに対する本発明化合物
の併用割合は、約0.1〜10倍モル量、好ましくは0
.5〜1.5倍モル量の範囲とするのか好ましい。
本発明抗腫瘍活性増強剤は、通常使用される充填剤、増
量剤、結合剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等
の希釈剤あるいは賦形剤を用いて通常の医薬製剤め形態
に調整される。この医薬製剤としては各種の形態が治療
目的に応じて選択でき、その代表的なものとして錠剤、
荒削、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤
、坐剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)、軟裔剤等が挙け゛
られる。錠剤の形態に成形するに際しては、担体として
は公知のものを広く使用でき、例えば乳糖、白糖、塩化
ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプン、炭酸カルシウ
ム、カオリン、結晶セルロース、ケイ酸等の賦形剤、水
、エタノール、プロパツール、単シロップ、ブドウ糖液
、デンプン液、ゼラチン)8液、カルポキシメチルセ!
レロース、セラック、メチルセルロース、リン酸カリウ
ム、ポニビニルピロリドン等の結合剤、乾燥デンプン、
アルギン酸ナトリウム、カンテン末、ラミナラン末、炭
酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪醒エステル類、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、乳:M等
の崩壊剤、白糖、ステアリン、カカオバター、水素添加
油等の崩壊抑制剤、第4級アンモニウムJm%、ラウリ
ル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤、グリセリン、デンプ
ン等の保湿剤、デンプン、乳糖、カオリン、ベントナイ
ト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤、精製タルク、ステア
リン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレングリコール等の滑沢
剤等を使用できる。ざらに錠剤は必要に応じ通常の剤皮
を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶破
錠、フィルムコーティング錠あるいは二重錠、多層錠と
することができる。荒削の形態に成形するに際しては、
担体として公知のものを広く使用でき、例えばブドウ糖
、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、カオリン、
タルク等の賦形剤、アラビアゴム末、トラガント末、ゼ
ラチン、エタノール等の結合剤、ラミナラン、カンテン
等の崩壊剤等を使用できる。坐剤の形態に成形するに際
しては、担体として公知のものを広く使用でき、例えば
ポリエチレングリコール、カカオ脂、高級アルコール、
高級アルコールのエステル類、ゼラチン、半合成グリセ
ライド等を使用できる。カプセル剤は常法に従い通常有
効成分化合物を上記で例示した各種の担体と混合して硬
質ゼラチンカプセル、軟質カプセル等に充填して調製さ
れる。注射剤として調製される場合、液剤、乳剤及び懸
濁剤は殺菌され、かつ血液と等張でおるのが好ましく、
これらの形態に成形するに際しては、希釈剤として公知
のものを広く使用でき例えば水、エチルアルコール、マ
クロゴール、プロピレングリコール、エトキシ化イソス
テアリルアルコール、ポリオキシ化イソステアリルアル
コール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
類等を使用できる。なお、この場合等張性の溶液を調製
するに充分な量の食塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを
医薬製剤中に含有せしめてもよく、また通常の溶解補助
剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加してもよい。更に必要に
応じて着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤等や他の
医薬品を医薬製剤中に含有せしめてもよい。ペースト、
クリーム及びゲルの形態に成形するに際しては、希釈剤
として例えば白色ワセリン、パラフィン、グリセリン、
セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、シリコン
、ベントナイト等を使用できる。
上記の医薬製剤中に含有されるぺぎ前述の化合物の足は
、特に限定されず広範囲に適宜選択されるが、通常医薬
製剤中1〜70重量%とするのがよい。
上記医薬製剤の投与方法は特に制限はなく、各種製剤形
態、患者の年齢、性別その他の条件、患者の程度等に応
じて決定される。例えば錠剤、火剤、液剤、懸濁剤、乳
剤、顆粒剤及びカプセル剤は経口投与される。注射剤は
単独であるいはブドウ糖、アミノ酸等の通常の補液と混
合して静脈内投与され、更に必要に応じて単独で筋肉内
、皮内、皮下もしくは腹腔的投与される。坐剤は直腸内
投与される。
上記医薬製剤の投与量は用法、患者の年齢、性別その他
の条件、疾患の程度等により適宜選択されるが、通常有
効成分である抗腫瘍化合物(2−a)、(2−b)、(
3)の量が1日当り体重1kg当り約0.5〜20mt
J程度とするのがよく、該製剤は1日に1〜4回に分け
て投与することができる。
実施例 以下に参考例、実施例、薬理試験例及び製剤例を挙げる
参考例及び実施例におけるNMRデータに関し、「C」
、rHJ又はrNJの右下に付された数字は、化合物中
の位置を示す。例えば、rcs  HJとは、6位の炭
素原子に結合した水素原子を示す。
同様に、例えばrC3’、  ’、5’  HJは、3
′位、4′位、5′位の炭素原子に結合した水素原子を
示す。また、例えば「Hl」は11ヴの炭素原子に結合
した水素原子を示し、更に例えば、11”h  HJは
、3位の窒素原子に結合した水素原子を示す。
参考例1 5′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジンの製造 5′−〇−アセチルー2′−デオキシー5−フルオロ−
3’−0−トリチルウリジン1.OOCIのメタノール
30mQ溶液に、1N−水酸化ナトリウム水溶液を加え
、室温で4時間撹拌した。酢酸を加えて中和後、濃縮し
、残渣を石油エーテルで洗浄し、乾燥した。これをベン
ビン20m12とジオキサン20mQとの混液に溶解し
、臭化ベンジル0.27m12と水酸化カリウム0.1
5C1の細粉とを加えて一夜還流した。溶媒を留去し、
残渣を80%酢酸50mQに溶解し、80’Cで4時間
放置した。溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムを用
い、クロロホルム〜2%メタノールークロロホルムで溶
出して、5′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フ
ルオロウリジンに対応するフラクションを集め、濃縮し
、エタノールから再結晶して、目的化合物0.33Cl
 (52%)を得た。
融点129〜130’C 元素分析値:C+ s H+ 7 FN205として計
算値(%):C57,14:H5,09:N8.33 実測値(%):C57,14;H5,35;N8.34 NMR(DMSOds  ) δ: 11.76 (1H,bs、−NH−1D20添加で消
失) 7.95 (1H,d、J=7Hz、Cs  H)7.
34 (5H,s、フェニル−H)6.15 (1HS
t、J=7H2,C+ ’  H)5.33 (1H,
bs、3’−OH,C20添加で消失) 4.34−4.16 (1HSm、C3’  H)4.
00−3.89 (1H,m、C4’ −H)3.69
−3.63 (2HSm、Cs ’  H)2.14 
(2H,t、J=6H2,C2’  H)参考例2 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジンの製造 ベンゼン50mGとジオキナン50mQとの混液に、2
′−デオキシ−5−フルオロ−5’ −0−トリチルウ
リジン1.00g、臭化ベンジル0.30−及び水酸化
カリウム0.23に]の粉末を加え、25時間還流した
。不溶物をi戸去し、ン戸液を濃縮した後、残渣を80
%酢!5m2に溶解し、80’Cで2時間放置した。溶
媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムを用い、クロロホ
ルム〜2%メタノール−クロロホルムで溶出して、3’
 −〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウリ
ジンに対応するフラクションを集め、濃縮し、エタノー
ルから再結晶して、目的化合物0.14CI (20%
)を得た。
融点138〜139℃ 元素分析値二C+ s Hlv FN205として計算
値(%):C57,14:H5,09:N8.33 実測値(%):C57,16:H5,30:N8.13 NMR(DMSO−ds )δ: 11.82 (IH,bs、−NH−1D20添加で消
失)、 8、  21   (IH,d、  J=7Hz、  
Cs  −ト1 )7.35 (5H,s、フェニル−
H)6.16(1HXjSJ=6H2,C+’  H)
5.22 (1H,bs、5’   OH,C20添加
で消失) 4.24 4.19 (1H,m、C3’  H>4.
09 4.06(1H,m、Ca’  H)3.65 
3.53 (2H,m、Cs ’  H)2.51−2
.16 (2H,m、C2’ −H)参考例3 2′−デオキシ−5−フルオロ−3’ −0−(3,4
−メチレンジオキシベンジル)ウリジンの製造 参考例2において反応溶媒として用いるジオキサンをア
セトニトリルに代える以外は同様に反応させて、目的化
合物を23%の収率で得た。
融点186〜188°C 元素分析値:C+ y Ht 7 FN207 ・0.
5H20として 計算値(%):C52,44:H4,66:N7.19 実測値(%):C52,60:H4,62:N7.03 NMR(CDCQ3)δ: 11.80 (1H,d、J=5Hz、−NH−1D2
0添加で消失)、 8.18 (1H,d、J=7Hz、Cs −H)6.
90−6.85 (3H,m、フェニル−H)6.11
 (IH,t、 J=6Hz、C+ ’ −H>5.9
9 (2H1S、−0−CH20)5.17 (1H,
t、J=5Hz、5’ −0H1D20添加で消失) 4.18−4.00 (2H,m、 C3’、C4’  H) 3.64 3.61 (2H,m、Cs ’ −H)2
.30 2.20 (2H,m、C2’  H>参考例
4及び5 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジン及び5’ −0−ベンジル−2′−デオキシ−5
−フルオロウリジンの製造 水350m12とジオキサン100mGとの混液に水酸
化カリウム11.4C1を溶解し、空温撹拌下、2′−
デオキシ−5−フルオロウリジン10.OQ及び臭化ベ
ンジル3.0mGを加えた。この後24時間おきに5%
水酸化カリウム水溶液100mQと臭化ベンジル3.Q
mi2とを3回加え、ざらに−夜撹拌を続けた。反応溶
液をエーテル200mQで2回洗浄後、水層を6N−H
CQで中和し約200m12まで濃縮した。これを再び
6N−HCi2でpH約3−4に調整し、酢酸エチル1
00n12で2回抽出した。酢酸エチル層を分取し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮した。油状残渣をシリ
カゲルカラムを用い、クロロポル6〜2%メタノール−
クロロホルムで溶出し3’ −0−ベンジル−2′ −
デオキシ−5−フルオロウリジンに対応するフラクショ
ンを集め、濃縮し、エタノールから再結晶して目的化合
物3.57g(26,1%)を得た。
融点138〜139℃ 元素分析値:C+ s H+ 7 FN205として計
算値(%):C57,14:H5,09:N8.33 実測値(%):C57,12:H5,28:N8.24 ついで溶出した5’ −0−ベンジル−2′−デオキシ
−5−フルオロウリジンに対応するフラクションを集め
、濃縮し、エタノールから再結晶して、目的化合物0.
40CJ (2,9%〉を得た。
融点129〜130℃ 元素分析値:C+ 68+ 7 FN205として計算
値(%):C57,14:H5,09:N8.33 実測1a(%):C57,29:H5,30:N8.2
6 参考例6〜17 参考例4及び5と同様にして下記各化合物を得た。
参考例6 3’ −0−(2−フルオロベンジル)−2′−デオキ
シ−5−フルオロウリジン 収率34% 融点121〜123℃ NMR(DMSO−d6 )δ: 11.82 (1H,bs、−NH−1D20添加で消
失) 8.21 (1H,d、J=7H2,C6−H)7.6
7−7.19 (4H,m、フェニル−H)6.15 
(1H,t、J=6Hz、C+ ’ −H)5.26 
(1H,bs、5’−OH,D20添加で消失) 4、 28−4. 05  <2H,m 、C3’、C
4’   H) 3.77−3.67 (2H,m、Cs ’ −H)2
.41 2.18(2H,m、C2’  H)参考例7 5’ −0−(2−フルオロベンジル〉−2′−デオキ
シ−5−フルオロウリジン 収率5.2% 融 点 −(油状〉 N M R(D M S O−d s )δ:11.7
 (1H,bs、−N H−1D20添加で消失) 7.92 (1H,d、J=7Hz、Cs  H)7.
52−7.07 (4H,m、フェニ/L、−H)4.
44−3.97 (2H,m、 C3’、C4’   H) 3.84−3.57 (2H,m、Cs ’   H)
2.21 2.08 (2H,m、C2’ −H)参考
例8 3’ −0−(3−フルオロベンジル)−2′−デオキ
シ−5−フルオロウリジン 収率27% 融 点113〜115℃ NMR(DMSO−da )δ: 11.81 (IH,bs、−NH−1D20添加で消
失) 8、  21   (1H,d、  J=7  ト12
.Cs     H)7.46−7.01 (4H,m
、フェニル−H)6.17(1H1↑、J=6Hz、C
+ ’  −H)5.22 (IHS bt、J=5H
z、5’  −OH。
D20添加により消失) 4.31−4.06 (2H,m。
C3’、4’  H> 3.74−3.59 (2H,m、Cs ’  H)2
.38−2.03 (2H,m、02 ’  H>参考
例9 5’ −0−(3−フルオロベンジル)−2’−デオキ
シ−5−フルオロウリジン 収率 5.9% 融 点 −(油状) NMR(CDCQ3)δ: 10.4 (1H,bs、−NH−1D20添加で消失
) 7.92 (1H,d、J=7Hz、Cs   H)7
.41−6.77 (4H,m、フェニル−H)6.2
8 (1HS bs、C+ ’  −H>4.63−3
.51  (6t−f、m。
C3’  e 4’  + S’   H%2.49 
1.93 (2H,m、C2’   H>参考例10 3’ −0−(2−ブロモベンジル)−2’−デオキシ
−5−フルオロウリジン 収率33% 融点122〜124°C NMR(DMSO−C!I6)δ: 11.81 (1H,bs、−NH−1D20添加で消
失)、 8.20 (1H,dSJ=7H2,C6H>7.67
−7.32 (4H,m、フェニル−H〉6、  15
  (IH,t、  J=6H7,C+  ’  −F
l )5、  2 1  (1H,t、  J=5  
ト1 z 、 5’   −OH。
C20添加で消失) 4.25−4.05 (2H,m。
C3’ 、−’ −H> 3.70−3.52 (2H,m、Cs ’ −H)2
.40−1.94(2H,m、C2’  H)参考例1
1 5’−0−(2−ブロモベンジル)−2’−デオキシ−
5−フルオロウリジン 収率5% 融 点 −(油状) NMR(DMSO−ds )δ: 11.78 (1H,bs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 7.91 ’(1H,d、J−7H2,Cs  H)7
.69−7.32 (4H,m、フェニル−H)6.1
5 (1H,t、J=61−1z、Ct ’ −H)5
.35  (1H,t、J=7Hz。
5’−OH,C20添加により消失) 4.31−3.42 (4H,m。
C3’、  ’、s’  H) 2.20 2.09 (2H,m、C2’ −H)参考
例12 3’ −0−(3−ブロモベンジル)−2’−デオキシ
−5−フルオロウリジン 収率19% 融点166〜168℃ N M R(D M S O−d s )δ:11.8
0 (IH,bs、−NH−2D20添加により消失)
、 8.18 (IH,d、J=7Hz、Cs  H)7.
69−7.31 (4H,m、フェニル−H)6.15
 (1H,t、J=6Hz、C+ ’  H)5.19
 (IHSt、J=5Hz、 5’−OH,C20添加により消失) 4.23−4.03 (2H,m。
C3’、4’  H> 3.71−3.57 (2H,m、Cs ’  H)2
.34−2.21 (2H,m、C2’  H)参考例
13 5’ −〇−(3−ブロモベンジル)−2’−デオキシ
−5−フルオロウリジン 収率3% 融 点 −(油状) NMR(DMSO−ds )δ: 11.90 (1H,bs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 8.00 (1H,d、J=7H2,C6H)7.67
−7.34 (4H,m、フェニル−H)6.12(1
H,t、J=6H7,C+’  H>5.46 (1H
,bs、3’  OH,C20添加により消失〉 4.30−3.90 (2H,m、 C3’、4’  H) 3.74−3.68 (2H,m、Cs ’ −H)2
.13 (2H,t、J=6H2,C2’  H>参考
例14 3’ −0−(4−ブロモベンジル)−2’−デオキシ
−5−フルオロウリジン 収率12% 融点214〜217°C N M R(D M S O−d s )δ:11.8
0 (1H,bs、 NH−1D20添加により消失)
、 8.18 (IH,d、J=7H2SCa −H)7.
55と7.30(各々2H,d、J=8H7、フェニル
−H) 6゜  11  (1ト1、  t、  J=6Hz、
  C+  ’   −H)5’、19(1H,↑、J
=5Hz、5′ −OH,C20添加により消失) 4.23−4.02 (2H,m。
C3’、4’  H> 3.73 3.60 (2H,m5Cs ’  H)2
.36 2.07 (2HSm、C2’ −H)参考例
15 3’ −0−(4−1−ブチルベンジル)−2′−デオ
キシ−5−フルオロウリジン収率17% 融 点 −(粉末) NMR(DMSO−ds)δ: 11.80 (1H,bs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 8.18 (IH,d、J−7H2,C6H>7.48
と7.30(各々2H,dSJ=8Hz。
フェニル−H) 6.12 (1H,t、J=6Hz、C+ ’  −H
)5.18 (’IH,t、J=51−(Z、5’  
−OH。
C20添加により消失) 4.30−4.04 (2H,m、 C3’、4’  H) 3、  76   3.  60  (2H,m、  
Cs  ’   −ト1 〉2.24−2.08 (2
H,m、C2’ −H>1.27 (9H,s、CH3
X3) 参考例16 5’ −0−(4−t−ブチルベンジル)−2′−デオ
キシ−5−フルオロウリジン収率2% 融 点 −(油状) NMR(DMSO−ds )δ: 11.80 (1H,bs、 −NH−1D20添加に
より消失)、 7.94 (1H,d、J−7H2,Cs  H)7.
34と7.16(各々2H,d、J=8H2、フェニル
−H) 6.14 (IH,tSJ=61−1z、C+ ’ −
H>5.31 (1H,bs、3’  OH,C20添
加により消失) 4.28−3.94 (2H,m。
C3’、4’  H) 3.74−3.64 (2H,m、Cs ’ −H)2
.13 (2H,t、J=6H2,C2’  H)1.
27 (9H,S、CH3X3) 参考例17 3’ −0−(4−フェニルベンジル)−2′−デオキ
シ−5−フルオロウリジン 収率12% 融点207〜209°C NMR(DMSO−66)δ: 11.90 (1H,bs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 8.19 (1H,d、J=7Hz、Cs  H)7.
69−7.39 (9t−ISm、フェニル−H)6.
15 (1,H,tSJ=6H2,C+ ’ −H)5
.25 (IH,t、J=5Hz、5’ −OH。
C20添加により消失) 4.29−4.07 (2H,m。
C3’、4’  H) 3.83−.3.63 (2HSm、Cs ’  H)
2.26 2.06 (2H,m、C2’  H>参考
例18及び19 3’ −〇−(4−クロロベンジル)−2’−デオキシ
−5−フルオロウリジン及び5′−〇−(4−クロロベ
ンジル)−2′−デオキシ−5−フルオロウリジンの製
造 水、150mGとジオキサン40mQとの混液に、水酸
化カリウム4.0CIを溶解し、空温撹拌下、2′−デ
オキシ−5−フルオロウリジン2.009と4−クロロ
ベンジルクロリド5.5gとを加えた。2日後参考例4
及び5と同様に後処理し、シリカゲルカラムを用い、ク
ロロホルム〜2%メタノール−クロロホルムで溶出し、
3’ −0−(4−クロロベンジル)−2′−デオキシ
−5−フルオロウリジンに対応するフラクションを集め
、濃縮して目的化合物0.50g(17%)を得た。
融点196〜198℃ NMR(DMSO−ds )δ: 11.81 (1H,bs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 8.20 (1H,d、J=7Hz、Ca  H)7.
38 (4H,S、フェニル−H)6.14 (IH,
t、J=7Hz、C+ ’  H)5.21 (IH,
bt、J=5Hz、5’ −OH。
C20添加により消失) 4.23 4.’14 (’IH,m、C3’   H
)4.10 4.03(1H,m、Ca’   H)3
、  7 1−3.  58  (2H,m、  Cs
  ’   −ト1 )2.41  2.02(2H,
m、C2’   H)元素分析値:C+ s H+ s
 CQ FN20sとして計算値(%):C51,83
:ヒ14.35:N7.56 実測値(%):c  51.82:H4,60;N7.
41 ついで溶出した5’ −0−(4−クロロベンジル)−
2′−デオキシ−5〜フルオロウリジンに対応するフラ
クションを集め、濃縮して粉末状の目的物質0.12q
 (4,0%)を得た。
NMR(DMSO−ds)δ: 11.79 (11−1,bs、−NH−1D20添加
により消失)、 7.91 (IH,d、J=7H2,C6H)7.38
 (4H,s、フェニル−H)6.13 (1H,t、
J=6t−1zSC+ ’   H)5.33 (IH
,bs、3’  OH,C20添加で消失) 4、53 (2H,5SecH2) 4.38 4.21(IH,m5C3’  H)4.0
4−3.82(1H,m、Ct’  H>3.78−3
.74 (2H,m、Cs ’  H)2.25−1.
98(2HSm、C2’  H>元素分析値:C+ s
 H+ s CQ FN205として計算値(%):C
51,83:H4,35N7.56 実測値(%):C51,73:H4,80:N7.97 参考例20〜22 参考例18及び19と同様にして下記各化合物を得た。
参考例20 3’ −0−(2,4−ジクロロベンジル)一2′−デ
オキシ−5−フルオロウリジン収率14% 融点88〜90℃ NMR(DMSO−ds)δ: 11.82 (1)1.bs、−NH−1D20添加に
より消失〉、 8.20 (1H,d、J=7H1,C6H)7.60
−7.37 (3H,m、フェニル−H)6.14 (
IH,t、J=6Hz、C+ ’ −H)5.21 (
1H,t、J=5Hz、5’ −0H1D20添加によ
り消失) 4、59 (2H,S、 CCH2> 4.28−4.03 (2H,m、 C3’、−’  H) 3.69 3.60 (2H,m、C5’  H)2.
37−2.19 (2H,m、C2’  H)参考例2
1 5’ −0−(2,4−ジクロロベンジル)−2′−デ
オキシ−5−フルオロウリジン収率 3.3% 融点109〜111°C NMR(DMSO−ds)δ: 11.77 (1H,bs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 7.89 (1H,d、J=7Hz、Cs  H)7.
60−7.36 (3H,m、フェニル−H)6.14
 (1H,t、J=6Hz、C+ ’  H)5.33
 (1H,bs、3’−OH,D20添加により消失) 4.36−3.83 (2HSm。
C3’、4’  H) 3.74 3.60 (2H,m、Cs ’  H)2
.14 (2H1℃、J=6H2,C2’ −H)参考
例22 3’ −0−(4−メトキシベンジル)−2′−デオキ
シ−5−フルオロウリジン 収率8.1% 融点164〜166°C NMR(DMSOds)δ: 11.81 (1H,bs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 8.19 (IH,d、J=7H2,C6H)7.27
と6.91(各々2H,d、J=8Hz、フェニル−H
) 6.12 (1H,t、J=6H2,CI’ −H)5
.19 (IH,bt、J=5H2,5’ −〇H1D
20添加により消失) 4.45 (2H,s、CCC20) 4.19−4.02 (2H,m、 C3’、4’  H) 3.70 3.50 (2H,m、Cs ’  H)2
.31−2.13 (2HSm、C2’ −H>参考例
23 2′−デオキシ−5−フルオロ−3’−(2−メチルベ
ンジル)ウリジンの製造 水33−とアセトニトリル16m12との混液に、水酸
化カリウム1.14Qを溶解し、室温撹拌下、2′−デ
オキシ−5−フルオロウリジン1.009と2−臭化メ
チルベンジル1.50C1を加えた。
その後参考例4及び5と同様に後処理して、目的化合物
0.29CI (20%)を得た。
融点:114〜116°C NMR(DMSO−ds )δ: 11.79 (IH,bs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 8.19 (1H,d、J=7Hz、Cs  H)7.
30−7.17 (4H,m、フェニル−H〉6.11
 (1H,t、J=6Hz、C+ ’  H)5.19
 (IH,t、J=5Hz、5’ −0H1D20添加
により消失) 4.22−4.02  (2H,m、 C3’、C4’   H> 3.66 3.62 (2H,m、Cs ’   H)
2.29−2.21 (5H,m、C2’  HとCH
3) 元素分析値:C+yH+−FN205として計算値(%
):C58,28;H5,46N7.99 実測値(%):C58,12;H5,64;N8.01 参考例24及び25 参考例23と同様にして下記各化合物を得た。
参考例24 3’ −0−(3−メチルベンジル)−2’−デオキシ
−5−フルオロウリジン 収率23% 融点129〜131°d NMR(DMSO−da )δ: 11.80 (1H,bs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 8.19 (1H,d、J=7H1,C6H>7.15
 (4H,S、フェニル−H)6.12 (IH,t、
J=6Hz、C+ ’ −H>5.18 (1H,t、
J=5Hz、5’ −0H1D20添加により消失) 4.21−4.02 (2H,m。
C3’、C4’   H) 3.66 3.61 (2H,m、Cs ’ −H>2
.31−2.22 (5H,m、C2’ −HとCH3
) 参考例25 3’ −0−(4−メチルベンジル)−2’−デオキシ
−5−フルオロウリジン 収率21% 融点178〜180℃ NMR(DMSO−ds  )δ: 11.81 (’1H,bS、−NH−1D20添加に
より消失)、 8.18 (1H,d、J=7H1,C6H)7.30
−7.13 (4H,m、フェニル−H)6.12 (
IH,t、J=6H2,C+ ’ −H)5.17 (
1H,t、J=5Hz、5’ −0H1D20添加によ
り消失) 4.20−4.01 (2HSm。
C3’、C4’  H) 3.65 3.60 (2H,m、Cs ’  H)2
.29 2.12(5H,m、C2’  HとCH3) 参考例26 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロ−
5′−〇−ニコチノイルウリジンの製造 3′−〇−ベンジルー2′−ナオキシー5−フルオロウ
リジン0.20gのピリジン10mf2溶液に、塩化ニ
コチノイル・塩酸塩0.2’lを加え、80″Cで3時
間放置した。溶媒を留去後残渣を酢酸エチル30戒に溶
解し、水20鵬で2回洗浄した。酢酸エチル層を無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、油状残渣をシリカゲル
カラムを用い、クロロホルムで溶出して目的化合物0.
18Cl(69%)を得た。
融点 130〜132°C NMR(CDCQ3)δ: 11.14 (1H,bs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 8.81 (1H,d、J=4Hz、 8.24 (1H,d、J=8Hz、 6.22 (IH,t、J=6Hz、C+ ’  −H
)4.71−4.21 (61−1,m、  C刈c旦
ど、C3’、   ’、s’   H) 2.75 2.04 (2H,m、C2’   H)元
素分析値: C22H2o FN306として計算値(
%):C59,86:H4,57N9.52 実測値(%):c  60.01:H4,56:N9.
58 参考例27〜38 参考例26と同様にして下記各化合物を得た。
参考例27 3′−〇−ベンジルー5′−〇−ベンゾイル−2′ −
デオキシ−5−フルオロウリジン収率75% 融点125〜127℃ NMR(DMSO−66)δ: 11.94 (1H,bs、−NH−1D20添加4.
59 (6H1m、   Q−c旦2−C3’ e t
 ’ m s ’ −H)2、402.27 (2HS
m、 C2’ H)参考例28 3′−〇−ベンジルー5′−〇−フェノキシカルボニル
− ウリジン 収率38% 融 点 − (油状) NMR (DMSO  ds )δ: 12、00(1H,bs、−NH−、D2 0添加によ
り消失)、 7、95 (1H,d,J−7Hz,Cs  H)7、
55−7.16 (10H,m、フェニル−H)6、 
 1  7  (1H,  t,  J=6Hz,  
C+  ’  −H>4、56−4.21 (6H,m
,  σC旦ど、C3’ + t’ + s’  H) 2、39−2.28 (2H,m,C2 ’  H)参
考例29 3′−〇ーベンジルー5’ −0−n−ヘキサノイル−
2′−デオキシ−5−フルオロウリジン 収率51% 融 点 −(油状) NMR (DMSO−ds )δ: 1 1、94 (IH,bs. −NH−、D2 0添
加により消失)、 7、90 (1HSd,J=7Hz,Cs  H)7、
33 (5)−ISS、フェニル−H)6、19 (1
H,t,J=6Hz,C+ ’ −H>4、54 (2
H,S,  σCCH24、29−4.1 2 (4H
,m。
C3’ $ 4 ’ e s ’ −H)2、38  
2.23 (4H,m,C2 ’  H。
−CH2Co  ) 1、61−1.15 (6H,m。
CH3  (CH2>30H2CO  )0、84 (
3H,t,J−6Hz。
C旦3CH2) 参考例30 3′−〇ーベメチルー5′ー〇ーベンジルカルボニル−
2′−デオキシ−5−フルオロウリジン 収率42% 融 点 −(油状) NMR (CDC(3)δ: 10、06 (1HSbs, −NH −、D2 0添
加により消失)、 7、42−7.23 (1 1H,m,フェニル−Hl
os  H) 6、15 (IH,t,J−6Hz,C+ ’  H)
4、43 (2H,S,  分C旦2)4、33−4.
1 1 (3H,m、 C3’,S’  H) 3、96−3.83 (1H,m,C4 ’ −H>3
、64 (2H,S,<I)CH2Co>2、47−2
.27、1.65−1.49(2H,m,C2 ’  
H) 参考例31 3′−〇ーベンジルー5′−〇−エトキシカルボニル−
2′−デオキシ−5−フルオロウリジン 収率37% 融 点 −(油状) NMR(CDCQ3 )δ: 10.18 (1H,bs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 7.68 (1H,dSJ−6H2,Cs  H)7.
32 (5H,S、フェニル−H)6、  31   
(1ト1、 t、  J=6H2,Ct  ’    
 H>4.40 (2H,S、  分C旦2−)4.3
7−4.10 (6H,m。
C3’14′、5’  H1OC旦2CH3)2.67
−2.42.2.23−1.92(2H,m、C2’ 
 H) 1.30 (3H,t、J=7Hz。
−0CH2CH3) 参考例32 3′−〇−ベンジルー5’ −0−(3−メチルベンゾ
イル)−2′ −デオキシ−5−フルオロウリジン 収率67% 融点131〜133℃ NMR(CDCQ3)δ: 9.61 (1H,bs、−NH−1D20添加により
消失)、 4.55−4.35 (5H,m。
03′・5′−H・ αCH2) 4.28 4.18 (IH,m、’ Ca ’  H
)2.73−2.47.2.16−1.87(2H,m
% C2’   H) 参考例33 3′−〇−ベンジルー5’ −〇−(4−n−プロポキ
シベンゾイル)−2′−デオキシ−5−フルオロウリジ
ン 収率78% 融 点 −(油状) NMR(CDCQ3)δ: 9.27 (1H,bs、−NH−1D20添加により
消失)、 6.91 (2H,d、J=9H2゜ 4.55−4.52 (4H,m、Q−c旦2、Cs’
   H) 4.45 4.39 (IH,m5C3’   H)4
.29 4.15(1H,m、Ca’   H)3.9
7 (2H,t、J=7H2,−CH20)2.74−
2.52.2.16−1.64(4H,m、CH3C旦
2CH20−1C2’   H) 1.04 (3H,t、J=7Hz、 CH3CH2) 参考例34 3′−〇−ベンジルー5′−〇−フェノキシメチルカル
ボニル−2′−デオキシ−5−フルオロウリジン 収率90% 融 点 −(油状) NMR(CDC93)δ: 10.03 (1HSbs、−NH−1D20添加によ
り消失)、 7.58 (IH,d、J=6Hz、C6H)7.35
−6.77 (10H,m、フェニルート1)6.22
 (IH,t、J=6Hz、C+ ’ −H)4、65
 (2H,s、分0CH2> 4.42−4.23 (5HSm。
C3’ r s ’  H%  CXc旦2−)3.9
7 3.84(IHSm、Ct’  H)2.49−2
.23.1.96−1.65(1H,m、C2’ −H
) 参考例35 3′−〇−ベンジルー5′−〇−α−ナフチルカルボニ
ル− ロウリジン 収率48% 融点158〜160℃ NMR (CDC93 ) δ: 9、20 (1H,bs、−NH−、C2 0添加6、
25 (1H,t,J−6Hz,C+ ’   H>’
4.68ー4.56 (4H,m,Cs ’   H、
σC旦2−) 4、45−4.38(1H,m,C3’   H)4、
32  4.18 (IH,m,C4’   H)2、
70−2.43、2.17−1.86(2H,m,C2
 ’   H) 参考例36 3’ −0− (4−クロロベンゾイル)−5′−〇ー
ベンジルー2′ーデオキシー5−フルオロウリジン 収率57% 融点215〜217℃ NMR (DMSO−dB )δ: 11、83 (1H,bs、−NH−、C2 0添加に
より消失)、 6、27 (1H,t,J=6Hz,C+ ’ −H)
5、54−5.47 (1H,m,C3 ’ −H)4
、60 (2H,s,  CXc旦2−)4、42  
4.32 (1H,m,Ct ’  H)3、80  
3.71 (2H,m,Cs ’ −H)2、52  
2.38 (2H,m,C2 ’  H)参考例37 3′−〇ーベンジルー5’ −〇− (3.4。
5−トリメトキシベンゾイル)−2′−デオキシ−5−
フルオロウリジン 収率63% NMR (DMSO−dB )δ: 1 1、87 (1H,s,−NH−、C20添加で消
失) 6、1 7 (1H,t,J=7Hz,C+ ’  H
)4、61−4.35 (6H,m、 C3 ’ # 4 ’ l 5 ’  H N D C
 H2  )3、82、3.77(計9H、各々S12
.54 2.39 (2H,m、、C2’   H)参
考例38 3’ −〇−(4−クロロベンジル)−5’−O−アセ
チル−2′−デオキシ−5−フルオロウリジン 収率90% NMR(CDC93)δニ ア、 67 (1H,d、 J=6H2,Cs H)7
.28 (5H,S、フェニル−H)6、22 (1H
1↑、J=6H2,C+ ’ −H)4.50 (2H
,s、  CXc旦ど)4゜40−4.11 (4H,
m。
C3’ −’ + s’ H> 2、71−2.46.2.28−1.93(5HSmS
C2’ H,CH3Go >参考例39 3′−O−ベンジル−2′−デオキシ−5−フルオロ−
3−フェノキシカルボニルウリジン3′−〇ーベンジル
ー2′ーデオキシー5−フルオロウリジン0.50CI
のジオキサン20mQ溶液にトリメチルクロロシラン0
.38+nQとトリエチルアミン1.04mQとを加え
、空温で2時間撹拌した後、60’Cで30分放置した
。ついでフェノキシカルボニルクロリド0.40CIと
トリエチルアミン1.00m12とを加え、ざらに60
’Cで3時間放置した。溶媒を留去し、残渣を酢酸エチ
ル50m12に溶解し、飽和食塩水で洗浄し、酢酸エチ
ル層を分取した。これを濃縮し、残渣をメタノール30
mGに溶解した。ここに酢酸0.5m2を加え、−夜装
置し、濃縮した。残漬をシリカゲルカラムを用い、クロ
ロホルム−2%メタノール−クロロホルムで溶出して目
的化合物0.58g(86%)を得た。
融点110〜112°C NMR (CDC93)δ: 8、1 6 (1H,d,J=7Hz,C6−H>、7
、34−7.22 (101−1,m,フェニル−H)
6、27 (IH,t,J=6Hz,C+ ’ −H>
4、49 (2H,S,  CXc旦2−)4、26−
4.1 7 (2H,m。
C3’,4’   H) 3、95−3.60 (2H,m,Cs ’   H)
2、   63    1.  98  (2H,  
m,  C2 ’  − ト1 〉元素分析値:C2 
3 H2 1FN2 0vとして計算値(%)C  6
0.53:H  4.64:N6.14 実測値(%)C  60.60:H  4.72:N6
.08 参考例40 参考例39と同様にして下記各化合物を得た。
3′−〇ーベンジルー2′ーデオキシー3−(4−プロ
ポキシベンゾイル)−5−フルオロウリジン 収率65% 融 点 −(ガラス状粉末) NMR (CDCQ3 )δ: 8、19 (1H,d,J=7Hz,Cs  H)6、
25 (1H,t,J=6Hz, C1’   H)4
、44 (2H,S,  σC旦2−〉4、20−3.
55 (6H,m、 C3 ’ + 4′・5′−H・ 一〇H2 CH20−) 2、57.1.58 (4H,m,C2 ’  H。
CH3CH2CH20> 0.99 (3H,t、J=7Hz。
C旦3CH2> 参考例41 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー3−ベンゾイル
−5−フルオロウリジンの製造3′−〇−ベンジルー2
′−デオキシー5−フルオロウリジン0.500のジオ
キサン20mQ溶液にトリメチルクoOシラン0.75
mQとトリエチルアミン2.00回を加え、室温で2時
間撹拌した後、60℃で30分間放置した。次いで臭化
ベンゾイル0.42Qとトリエチルアミン1.00m1
2とを加え、更に60’Cで1時間放置した。溶媒を留
去し、残渣を酢酸エチル50m12に溶解し、飽和食塩
水で洗浄した。酢酸エチル層を分取し、濃縮し、残渣を
メタノール30m12に溶解し、ここに酢10.5mG
を加えて空温で一夜放置した。
溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムを用い、クロロ
ホルム〜2%メタノールークロロホルムで溶出して、粉
末状の目的化合物0.35g(54%)を得た。
融 点 −(ガラス状粉末) NMR(CDCL3>δ: 6.24 (IH,tSJ=6Hz、C+ ’ −H)
4、46 (2H,S、σCH2) 4.24−4.12 (2H,m、 C3’、4’  H) 3.92 3.56 (2H,m、Cs ’ −H>2
.60 1.’96 (2H,m、C2’ −H)参考
例42 5′−0−アセチル−3′−〇−ベンジルー3−ベンゾ
イルー2′−デオキシ−5−フルオロウリジンの製造 5′−〇−アセチルー3′−〇−ベンジル−2′−デオ
キシ−5−フルオロウリジン0.200のジオキサン1
01t?溶液に塩化ベンゾイル0.29CIとトリエチ
ルアミン0.73+nQとを加え、80℃で2時間放置
した。溶媒を留去した後、残漬を酢酸エチル50m12
に溶解し水洗した。酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、濃縮した後、残渣をシリカゲルカラムを用い
、クロロホルムで溶出して油状の目的化合物0.200
(78%)を得た。
NMR(CDCQ3 )δニ ア、95−7.27 (11H,m、フェニル−Hlo
s  H)、 6.20 (1H,t、J−6H2,C+ ’  H>
4.45 (2)−1,s、−CH2〈) 〉4.23
−4.08 (4H,m、 C3’ ・4’、5’  H) 2.60 2.05 (5H,m、C2’   H。
C0CH5) 元素分析値: C2s 823 FN207として計算
値(%)0 62.24;l(4,80:N5.81 実測値(%)C62,34;H5,06:N5.77 参考例43〜53 参考例42と同様にして下記各化合物を得た。
参考例43 3′−〇−ベンジルー5′−〇−アセチル−2′−デオ
キシ−3−(4−プロポキシベンゾイル)−5−フルオ
ロウリジン 収率38% 融 点 −(油状) NMR(CDCQ3 )δ二 7.75 (IH,d、J=7Hz、Cs   H)6
.20 (IH,t、J=6Hz、C+ ’   H)
4、  45  (2ト1 、  S 、 −CH2−
く=ゴ〉   )4.23−4.08 (4H,m。
C3’  +  4’  e 5’   H>3.96
 (2H,t、J=6Hz、 −〇CCH2CH2CH3) 2.70−1.68 (7HSm、C2’   H。
COCH3、0CH2CH2CH3) 1.0”l  (3t−1,t、J=71−1z、0 
(CH2>2 CH3) 参考例44 3′−〇−ベンジルー5′−〇−アセチル−2′−デオ
キシ−3−(4−クロロベンゾイル)−5−フルオロウ
リジン 収率73% 融 点 −(油状) NMR(CDC93)δニ ア、78 (1H,d、J=6Hz、Cs  H)’6
.20 (IHlt、J=6Hz、Ct ’ −H)4
.51 (2H,dSJ=IHz。
−CH2べ3 ) 4.28−4.08 (4)−1,m。
C3’ l 4’ l 5’  H) 2.70−2.43.2.25−2.03(5H,m、
C2’  H,COCH3)参考例45 3′−〇−ベンジルー5′−〇−アセチル−2′−デオ
キシ−3−(2−メチルベンゾイル)−5−フルオロウ
リジン 収率44% 融 点 −(油状) NMR(CDCQ3 )δニ ア、62−7.32 (10H,m’、C6H。
フェニル−H) 6.19 (1H,t、J=7H2,C+ ’ −H)
4.47 (2H,d、J−IHz、CH2())4.
25−4.07 (4HXm。
C3’ + 4’ + 5’   H)2.67−2.
00 (8H,m、C2’ −H1参考例46 3′−〇−ベンジルー5′−〇−アセチル−2′−デオ
キシ−3−(3−メチルベンゾイル)−5−フルオロウ
リジン 収率68% 融 点 −(油状) NMR(CDCQ3)δニ ア、81−7.65 (3H1m、Cs  H。
4.46 (2H,s、C旦、ベラ )4.25−4.
08 (4H,m、 C3’ −a’ + s’  H) 2.67−2.00 (8H,m、C2’ −H1参考
例47 3′−0−ベンジル−51−アセチル−2′−デオキシ
−3−(4−メチルベンゾイル)−5−フルオロウリジ
ン 収率84% 融 点 −(油状) NMR(CDCQ3 )δ: 6.20 (IH,t、J=6Hz、Ct ’  H>
4.45 (2)(、s、C旦ど())4.24−4.
08 (4H,m、 C3’ l A’ 、5’  H) 2.60 2.05 (8H,m、C2’ −H1CO
CH3、C旦3+C0−) 参考例48 3′−〇−ベンジルー5′−〇−アセチル−2′−デオ
キシ−3−(4−メトキシベンゾイル)−5−フルオロ
ウリジン 収率70% 融 点 −(粉末) NMR(CDCQ3)δ: 6.21 (”IH,t、J=6Hz、Ct ’ −H
)4.47 (2H,S、<21)−CH2)4.25
−4.09 (4H,m。
C3′・a’+5’  H) 3.80 (3H,s、C旦3O−) 2.49 2.07 (5H,m、C2’  HlCO
CH3) 参考例4つ 3′−〇−ベンジルー5′−〇−ベンゾイル−2′−デ
オキシ−3−ベンゾイル−5−フルオロウリジン 収率94% 融 点 −(油状) NMR(CDC93)δ: 8.03−7.32 (16H,m、 フェニル−Hl
Cs  H) 6、  20  (IH,t、  J=6Hz、  C
t  ’   −ト1 )4.48−4.16 (6H
,m、 C3’ l 4 ’ l s ’  HN  /!2/
−C旦2−)2.70−2.42.2.25−1.95
(2H,m、C2’ −H) 参考例50 3′−〇−ベンジルー5′−〇−フェノキシカルボニル
−2′−デオキシ−3−フェノキシカルボニル−5−フ
ルオロウリジン 収率4B% 融 点 =(油状) NMR(DMSOd’s )δ: 8.21 (1H,d、J=7H2,Cs −H)7.
57−7.16 (15H,m、フェニル−H)6.2
0 (1H,t、J=7H2,Ct ’ −H)4.5
9−4.28 (6H,m、 C3’ * t ’ e 5 ’  Hs  CXC旦
ど)2.54 2.38 (2H,m、C2’  H)
参考例51 3′−〇−ベンジルー5′−〇−α−ナフチルカルボニ
ル−2′−デオキシ−3−α−ナフチルカルボニル−5
−フルオロウリジン収率29% 融 点 −(油状) NMR(CDC93>δ: 6.20 (1H,t、J=7H2,C+ ’ −H>
4.71−4.10 (6H,m。
C3’ 、t’ + s’ −t−1,CXc旦ど)2
.64−2.36.2.15−1.85(2H,m、C
2’   H) 参考例52 3′−〇−ベンジルー5’ −0−(3−メチルベンゾ
イル)−2′−デオキシ−3−(3−メチルベンゾイル
)−5−フルオロウリジン 収率18% 融 点 −(油状) NMR(CDCQ3)δ; 7.81−7.62 (5H,m、 7.43−7.24 (9H,m。
4.60−4.20 (6H,m、 C3’ l 4’ 25’  H%分CH2>2.78
−2.50.2.24−1.93(2H,m、C2’ 
 −H) 2.39.2.37(各々、S、3日、参考例53 3′−〇−ベンジルー5′−〇−アセチル−2′−デオ
キシ−3−ヘキサノイル−5−フルオロウリジン 収率48% 融 点 −(油状) NMR(CDCQ3)δニ ア、66 (1H,d、J=6Hz、Cs  H)7.
32 (5H,s、フェニル−H)6.20 (1H,
t、J=6H2,C+ ’ −H)4.54 (2H,
s、  分C旦2−)4.38−4.07 (4H,m
C3’ + 4 ’ + 5 ’ −H>2.82 (
2H,t、J=9Hz。
CH2C0−) 2.59−2.44.2.22−2.02 (5H1m
、C2’−HとCH3C0) 1.92−1.67 (2H,m。
CH2CH2Go  > 1.56−1.22 (4HSm、 CH3C旦2C旦2 CH2CH2Go  >0.90
 (3H,t、J=5Hz、C旦3CH2)参考例54 3′−〇−ベンジルー5′−〇−アセチル−2′−デオ
キシ−5−フルオロ1クリジンの製造 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジン3.95C1のピリジン30mQ溶液に、無水酢
酸3.33m12を加え、40″Cで一夜放置した。溶
媒を留去し、残渣を酢酸エチル30mQに溶解し、水1
5m12で2回洗浄した。酢酸エチル層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、濃縮し、シリカゲルカラムを用いクロ
ロホルムで溶出して目的化合物3.62C] (81,
5%)を得た。
融点87−88℃ NMR(DMSOds )δ: 11.86 (IH,d、J=4Hz、−NH−1D2
0添加で消失) 7.93 (IH,d、J=7Hz、Cs  H)7.
35 (5H,s、フェニル−H)6.15 (1H,
tSJ=6H2,C+ ’  −H)4.55 (2H
,s、  CXc旦2−)4.32−4.20 (4H
,m。
C3’  * A’  + 5’   H)2.39−
2.28 (2H,t、J=6Hz、C2’   H) 2.04 (3H,S、C0CH5) 元素分析値:C+ 8 H+ 9FN20sとして計算
値(%)C57,14:H5,06N7.40 1111fa(%>C56,99:H5,22N7.3
7 参考例55 3′−〇−アセチルー5′−〇−ベンジル−2′−デオ
キシ−5−フルオロウリジンの製造 参考例54と同様にして、5’ −0−ベンジル−2′
−デオキシ−5−フルオロウリジン1、OOQを用いて
反応させて、目的化合物1.0OCI (88,9%)
を得た。
融点114−116℃ NMR(DMSOds )δ: 11.85 (1H,bs、−NH−1D20添加で消
失) 7.95 (1H,d、’ J=7H2,C6H)7.
34 (5H1s、フェニル−H〉6.17 (1H,
t、J=6H2,C+ ’  H>5.25 5.23
 (1HSm、C3’  H>4.57 (2H,S、
  CXc旦2−)4.32 4.20 (1’HSm
、Ca ’  H)、3.84 3.73 (2H,m
、Cs ’  H)2.37 2.25 (2H,m、
C2’  H)2.06 (3HSS、COCH3) 元素分析値:C+ a H+ 9 FN206として計
算値(%)0 57.14:H5,06N7.40 実測値(%)C56,91:H5,32N7.25 参考例56 3′−〇−ベンジルー5′−〇−クロロアセチル−2′
−デオキシ−5−フルオロウリジンの製造 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジン0.20CIのピリジン10mG溶液に無ホクロ
ロ酢酸を加え、室温で一夜放置した。
後処理を参考例54と同様にして、目的化合物0.11
C](45%)を油状物として得た。
NMR(CDC93)δ: 10.22 (1H,bs、−NH−1D20添加で消
失) 7.60 (1H,d、J=6H2,Cs  H)7.
32 (5H,s、フェニル−H)6、  23  (
1H,t、  J=6H2,C+  ’   −ト1 
)4.53 (2H,d、J=3Hz、 −C旦。−ζ)) 4.45−4.08 (61−1,m。
C3’  、4’  、5’   H,COCH2Co
  )2.69 2.06 (2H,m、C2’ −H
>元素分析値:(、+ a H+ a CQ FN20
6として計算値(%)0 52.37:)−14,39
実測値(%)C52,43:H4,63N6.80 参考例57 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー3−(2−テト
ラヒドロフラニル)−5−フルオロウリジンの製造 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジン0.400の乾燥ジクロロメタン8m12懸濁液
に、空温撹拌下、N、O−ビス(トリメチルシリル)ア
セトアミド1.320を加えた。
4時間後、2−アセトキシテトラヒド口フラン0.32
にlと塩化第二錫0.11112の乾燥ジクロロメタン
1.6−溶液を加え、ざらに1.5時間撹拌した。次い
でトリエチルアミン0.64111Qを加えて中和し、
水洗した。ジクロロメタン層を濃縮し、残渣をメタノー
ル16mf2に溶解し、ここに酢酸0.24mf2を加
えて40’Cで3時間放置した。
溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムを用い、クロロ
ホルム−4%メタノール−クロロホルムで溶出して目的
化合物0.37q (77%)を得た。
NMR(CDCI23 )δ: 8.01 (1H,d、J=6H2,Cs  H)7.
30 (5H,S、フェニル−H)6.26 (1H,
bt、J−6H2,C+ ’ −H)4.51 (2H
,S、  Cトc+2−>4.39−3.50 (7H
,m。
C3’ * t’ t s’、 Hs Cs’  0H
12,60−1,86(6H,m、C2’   H。
元素分析値:C2o H23FN20sとして計算値(
%)0 59.11:H5,7ON6.89 実測値(%)0 59.02:H6,11N6.78 参考例58 5′−O−アセチル−3′−〇−ベンジルー3−(3−
カルボメトキシベンゾイル)−2′−デオキシ−5−フ
ルオロウリジンの製造 5′−〇−アセチルー3′−〇−ベンジル−2′−チオ
。キシー5−フルオロウリジン3.009の乾燥ジオキ
サン100m12溶液にイソフタロイルクロリド2.4
0Qとトリエチルアミン8.5鵬を加え2時間還流した
。ここにメタノール5mGとトリエチルアミン9.60
yn12の乾燥ジオキサン100mQ懸濁液を加えざら
に2時間還流した。不溶物をi戸去し、ン戸液を濃縮、
残渣を酢酸エチル100mGに溶解し、飽和食塩水30
m12で2回洗浄した。酢酸エチル層を無水Wt酸ナト
リウムで乾燥後濃縮し、残渣をシリカゲルカラムを用い
クロロホルム〜2%メタノールークロロホルムで溶出し
、目的物に対応するフラクションを集め濃縮乾固して目
的化合物の粉末を収率69%で得た。
NMR(CDCQ3 )δ: 6.20 (1H,t、J=6Hz、Ct ’  H)
4.50 (2H,S、  ζ>c旦2−)4.48−
4.13 (4HSm。
C3’  s4’  15’   H>3.89 (3
H,s、−〇〇〇C旦3)2.50 1.93 (5H
,m、C2’  HとCOCH3) 参考例59 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロ−
5’ −〇−(3,4−メチレンジオキシベンゾイル)
ウリジンの製造 参考例26と同様に反応及び後処理して目的化合物を収
率72%で得た。
融点:169−171°C NMR(CDCQ3 )δ: 9.72 (1H,bsl−NH−1D20添加で消失
) 7.71 7.52 (2H,m、Cs  Hと6.0
3 (2H,s、−0CI−120−)4.57−4.
14 (6H,m、−C旦2−()と03’14’、5
’  H) 2.75−2.49と2.19−1.89(2H,mS
C2’   H) 参考例60 3′−〇−ベンジルー5′−〇−(4−クロロベンゾイ
ル)−2′−デオキシ−5−フルオロウリジンの製造 参考例26と同様に反応および後処理して目的化合物を
収率53%で得た。
NMR(DMSOds )δ: 11.9 (IHXbs、−NH−1D20添加で消失
) 7.92 (1H,d、J=6Hz、Cs  H)4、
 58−4. 31  (6ト」、 m、C3’#4’
15’   Hと一〇旦2K) )2.42−2.31
 (2H,m、C2’ −H>参考例61 3’ −0−(3−クロロベンジル)−2’ −デオキ
シ−5−フルオロウリジンの製造水75鵬とジオキサン
40鵬との混液に水酸化カリウム2.00(]を溶解し
、これに2′−デオキシ−5−フルオロウリジン”1.
oOclと3−クロロベンジルクロライド2.5(]+
とを加え、45°Cで3日間撹拌した。反応後、参考例
4及び5と同様に後処理し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーにてクロロホルム−2%メタノール−クロロ
ホルムで溶出して目的化合物0.21g(収率14%)
を得た。
融点 153〜155°C 参考例62 3’ −0−(2−クロロベンジル)−2’−デオキシ
−5−フルオロウリジンの製造水150mQとジオキサ
ン40mQとの混液に水酸化カリウム3.75gを溶解
し、これに2′−デオキシ−5−フルオロウリジン1.
OOgと2−クロロベンジルクロライド10m12とを
加え、30°Cで3日間撹拌した。反応後、参考例4及
び5と同様に後処理し、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにて2%メタノール−クロロホルムで溶出して目
的化合物0.34g (収率23%)を得た。
融点 78〜80’C 参考例63 2′−デオキシ−5−フルオロ−3’ −0−(4−フ
ルオロベンジル)ウリジンの製造水300mGとジオキ
サン80−との混液に水酸化カリウム7.5gを溶解し
、これに2′−デオキシ−5−フルオロウリジン2.0
OCIと4−フルオロベンジルクロライド4.9mQと
を加え、35°Cで2日間撹拌した。反応後、参考例4
及び5と同様に後処理し、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにて2%メタノール−クロロホルムで)8出し
て目的化合物0.57(1(収率20%)を。
得た。
融点 130〜131°C 参考例64 2′−デオキシ−5−フルオロ−3’ −0−(1−ナ
フチルメチル)ウリジンの製造水酸化カリウム1.3(
1,2’ −デオキシ−5−フルオロウリジン1.0O
CI及び1−ナフチルメチルブロマイド2.7CIを用
い、参考例4及び5と同様にして目的化合物0.28g
 (収率1B%)を得た。
融点 159〜160″C 参考例65 5′−〇−アセチルー3−0−ベンゾイル−3’−0−
(4−クロロベンジル)−2’−デオキシ−5−フルオ
ロウリジンの製造3’ −0−(4−クロロベンジル)
−5’−0−アセチル−2′−デオキシ−5−フルオロ
ウリジン0.25(lのジオキサン30rllf2溶液
にベンゾイルクロライド0.26CIとトリエチルアミ
ン0.51m12とを加え、90″Cで2時間撹拌した
反応溶液を濃縮し、残渣を酢酸エチル50mQに溶解し
、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で3回次いで飽和食塩
水で3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥の後、酢酸
エチルを留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにかけクロロホルムで溶出して目的化合物0.2
9(1(収率92%)を得た。
7.27 (4H,d 、J=3Hz 、フェニル−H
)6、21 (1H,t 、J=4Hz SH+ ’ 
 )4.90 (2H,d 、J=1Hz 。
−C五尺I)−C(2> 4.32 4.03.(4H,m、H3’ 、Ha’ 
、H5′) 2、72 1.96 (5H,m 、 H2とCH3C
0) 参考例66 5′−〇−アセチルー3−(4−クロロベンゾイル)−
3’ −0−(4−クロロベンジル)−2′−デオキシ
−5−フルオロウリジンの製造 3’ −0−(4−クロロベンジル)−5’−0−アセ
チル−2′−デオキシ−5−フルオロウリジン0.30
C1のジオキサン30mQ溶液に4−クロロベンゾイル
クロライド0.38(]とトリエチルアミン0.61m
<2とを加え、40’C:で3時間撹拌した。不溶物を
i戸去し、残渣を酢酸エチル50rnQに溶解し、水洗
し、乾燥後、酢酸エチルを留去し、残tmをシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにかけクロロホルム−〇−ヘ
キサン(3:2>で溶出して目的化合物0.33CI 
 (収率82%)を得た。
NMR(CDCQ3 )δ 7.77 (IH,d 、J=7Hz 、Hs )7.
27 (4H,d 、J=4Hz、4、49 (2H,
・S、−CFiL+CQ)4.32−4. 03 (4
H,m、H3’  、H4’  、H5′ ) 2、75−1.95 (5H,m 、 H2’とCH3
C0) 参考例67 5′−〇−アセチルー3−(4−n−プロポキシベンゾ
イル)−3’ −0−(4−クロロベンジル)−2′ 
−デオキシ−5−フルオロウリジンの製造 3’ −0−(4−クロロベンジル)−5’−0−アセ
チル−2′−デオキシ−5−フルオロウリジン0.3(
]lのジオキサン30mIQ溶液に4−n−プロポキシ
ベンゾイルクロライド0.44gとトリエチルアミン0
.61mf2とを加え、70’Cで3時間撹拌した。不
溶物をン戸去し、残渣を酢酸エチルに溶解し、水洗し、
乾燥後、酢酸エチルを留去し、残漬をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにかけクロロホルム−石油エーテル
(1:1)で溶出して目的化合物0.15o(収率36
%)を得た。
NMR(CD093 )δ 7.74 (1H,d 、J=6H2、H6)6.21
 (1H,t 、J=4Hz 、H+ ’  >4、4
9 (2H,s 、−C丘÷CQ)4.31 3,93
 (6H,m5H3’ 、Ha’ 、Hs’ と−〇−
C1iLCH2CH3)2.72  1.65  (7
H,m、H2’  、CH3Co−と−OCH2CH2
CH3)1.04  (3H,t 、J=7Hz 、−
0CH2CH2C旦L) 参考例68 3−ベンゾイル−3’ −0−(4−クロロベンジル)
−2′−デオキシ−5−フルオロウリジンの製造 3’ −0−(4−クロロベンジル)−2′ −デオキ
シ−5−フルオロウリジン0.50gを用い、参考例4
1と同様にして、粉末状の目的化合物0.46(II 
 (収率72%)を得た。
融点 −(粉末) NMR(CD093 )δ 8.19 (IH,d 、J=6Hz 、Ha )7.
65−7.35 (3H,m 。
4.42 (2H,s 、−CH2−C)−c o >
4.24 4.15 (2H,Ill、Hs’  、H
a’  >3.95−3.60 (2H,m 、Hs 
’  )2.59−1.98 (2H,m SH2’ 
 )参考例69 3−ベンゾイル−5′−〇−ベンゾイルー3’ −0−
(4−クロロベンジル)−2’−デオキシ−5−フルオ
ロウリジンの製造3’ −〇−(4−クロロベンジル)
−2′ −デオキシ−5−フルオロウリジン0.25g
のピリジン溶液にベンゾイルクロライド0.23mGを
加え、空温で2時間撹拌した。溶媒を留去後、残渣に酢
酸エチルと水とを加え、酢酸エチル層を分離し、無水I
!ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにかけクロロホルムで溶出して
、目的化合物0.27゜(収率70%)を得た。
NMR(CDC93)δ 7.71 (1H,d 、J−6H2、Hs )4.6
3 4.20(6HSm、H3’ 、H4’ 、Hs’
 と−C且EベコトCQ> 2.77−2.02 (2H,m 、H2’ )参考例
70 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロ−
3−ニコチノイル−5’ −〇−二コチノイルウリジン
の製造 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジン0.500のジオキサン40mQ溶液に、塩酸塩
化ニコチノイル0.400とトリエチルアミン1.01
1112とを加え、6時間還流した。
溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにかけ1%メタノール−クロロホルムで溶出して、
目的化合物0.230  (収率29%)を得た。
NMR(DMSO−d s)δ 8.57 8.16(3HSm、Hsと6.10 (1
H,m 、J=6H2、H+ ’  )4、59 (2
H,s 、 −Cルk )4.54−4.33 (4H
,m 。
C3’  e 4’  # 5’   H)2.37 
2.20(2H,m、C2’   H)参考例71 2′−デオキシ−5−フルオロ−3’ −0−(4−カ
ルボキシベンジル 2′−デオキシ−5−フルオロ−5′−〇ートリチルウ
リジン3.00にlのジオキサン200m12溶液に水
酸化カリウム4.30Cl及び4−メトキシカルボニル
ベンジルブロマイド1.700を加え室温下1日撹拌し
た。反応溶液を減圧濃縮し、残渣に水200−を加え室
温下15分間撹拌した。
反応溶液を酢@酸性とした後酢醸エチル抽出を行なった
。有機層を@酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮し、残漬
を80%酢酸水溶液50Wclに溶かし100°Cで2
時間加熱した。溶媒を留去し残渣を3%メタノール−ク
ロロホルムを展開溶媒としたシリカゲルカラムクロマト
グラフィーにイ寸したところ、目的とする化合物が65
0mg(28%)得られた。
NMR (DMSO  ds )δ: 1 1、83 (1H,bs,N3  H,C2 0添
加により消失) 8、   19  (1H,  d,  J=7Hz,
  C6 − ト1 )5、20 (1H,bs,Cs
 ’  OH,C2 0添加により消失) 4、63 (2H,S、−C旦2−(D→co−>4、
22−3.64 (4H,m、 C3’  # 4’  e s’   H>2、35 
 2.04 (2H,m,C2 ’   H)参考例7
2 2′−デオキシ−3′−〇ーベンジルー5ーフルオロウ
リジンの製造 2′−デオキシ−5’ −0−トリチル−5−フルオロ
ウリジン10Clをジオキサン50戒に溶解し、これに
臭化ベンジル2.9mQ及び水酸化カリウムの細粉14
.6gを加え、空温で1時間撹拌した。水40mGを加
え、酢酸でpHを約3〜4に調製後、酢酸エチルで抽出
し、酢酸エチル層を食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。
硫酸ナトリウムを)戸別し、溶媒を留去して、中間体と
して2′−デオキシ−3’ −0−ベンジル−5’ −
0−トリチル−5−フルオロウリジン16、OClを得
た。
この化合物を、80%酢酸80mGに溶解し、50〜6
0℃で2時間反応させた後、1時間水冷し、5.1gの
トリチルアルコール 液を濃縮後、エタノールを加え撹拌し、析出品をj戸別
し、乾燥して、目的化合物5.30(75.7%)を得
た。
融点138〜139°に のもののNMR分析結果は、参考例2で得た化合物のそ
れと一致した。
参考例73 2′−デオキシ−3′−〇ーベンジルー5ーフルオロウ
リジンの製造 2′−デオキシ−5’ −0− (ジフェニル−p−メ
トキシフェニル)メチル−5−フルオロウリジンを用い
、参考例72と同様にして目的化合物を得た。
収率63% 融点138〜139°に のもののNMR分析結果は、参考例72で得た化合物の
それと一致した。
参考例74 2′−デオキシ−3′−〇ーベンジルー5ーフルオロウ
リジンの製造 2′−デオキシ−5’ −0−トリチル−5−フルオロ
ウリジン10gをジオキサン100m+2に溶解し、こ
れに塩化ベンジル2.9m(2、水酸化カリウムの細粉
6.9g及び沃化ナトリウム3.560を加え、40’
Cで4時間撹拌後、更に塩化ベンジル2.9mQ及び水
酸化カリウム1.15Clを加え、1時間撹拌した。水
を加え水酸化カリウムを溶解した後、酢酸でpHを約3
に調製し、エチレンジクロライドで抽出し、水洗し、エ
チレンジクロライド層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。硫酸ナトリウムをン戸別し溶媒を留去して油状の2′
−デオキシ−3′−〇ーベンジルー5′−〇−トリチル
−5−フルオロウリジン8gを得た。
この化合物を80%酢18 01T12に溶解し、50
〜60℃で2時間反応させた後、1時間氷冷し、トリチ
ルアルコールをン戸別し、ン戸液を濃縮し、エタノール
から再結晶して目的化合物の一次結晶を得た(収率70
.6%)。
ざらにエタノール母液を濃縮し、少量のエタノールを加
え再結晶して目的化合物の二次結晶を得た(収率15.
9%)。
全収率 86.5% 融点138〜139℃ このもののNMR分析結果は、参考例72で得た化合物
のそれと一致した。
参考例75 2′−デオキシ−3′−O−ベンジル−5−フルオロウ
リジンの製造 2′−デオキシ−5’ −0−トリチル−5−フルオロ
ウリジン10CJをジオキシサン5011112に溶解
し、これに臭化ベンジル2.9ml及び水酸化カリウム
の細粉14.6gを加え、室温で1時間撹拌した。溶媒
を留去し、残渣を80%酢酸80mi2に溶解し、50
〜60℃で2時間反応させた後、1時間氷冷し、トリチ
ルアルコールを炉別し、母液を濃縮後、エタノールを加
えて撹拌し、析出品をj戸別し、乾燥して目的化合物5
.0o (収率72%)を1qる。
融点138〜139°に のもののNMR分析結果は、参考例72で得た化合物の
それと一致した。
参考例76〜104 参考例72と同様にして、参考例1及び参考例3〜25
、61〜64、71に記載の各化合物を得た。
参考例105〜133 参考例74と同様にして、参考例1及び参考例3〜25
、61〜64、71に記載の各化合物を得た。
参考例134 3′−〇ーベンジルー2′ーデオキシー5−フルオロ−
5′−O−ステアロイルウリジンの製造 参考例26と同様に反応及び後処理して目的化合物の油
状物を収率78%で得た。
NMR(CDCQ3 )δニ ア、65 (1H,d、J=6H2,Cs  H)7.
32 (5H,S、フェニル−H)6.23 (1H1
↑、J=6Hz、C+ ’  H)4.54 (2H,
d、J=2Hz、 −C上3G ) 4.29−4.01 (4H,m、 C3’ l 4’ 、s’  H) 2.33 1.83 (4H,m、C2’  Hと−o
coc旦2> 1.25 (30H,bs、  (CH2)+5  >
0.88 (3H,↑、−C旦L) 参考例135 5′−〇−シクロへキシル−2′−デオキシ−3’ −
0−(2,4−ジクロロベンジル)−5−フルオロウリ
ジンの製造 参考例26と同様に反応及び後処理して目的化合物の粉
末を収率77%で得た。
N M R(CD CQ 3 )δ: 9.50 (IH,b、NH> 7.67 (1H,d、J=6H2,C,S −H)7
.40−7.16 (3H,m、フェニル−H)6.2
5 (1H1℃、J=6H2,C+ ’   H>4、
58 (2H,s、−C患」○ )4.37−4.08
 (4H,m、 C3’ + t’ + s’ −H) 2.77−2.51と2.48−1.04(13H,m
、C2’ −Hとシクロへキシル−H)参考例136 2′ −デオキシ−5−フルオロ−3′−○−(4−メ
トキシベンジル) −5’ −0−(2−テノイル〉ウ
リジンの製造 参考例26と同様に反応及び後処理して目的化合物の粉
末を収率91%で得た。
NMR(CDCQ3 )δ: 9.20 (1H,bs、NH> 7、.82 (1H,dd、Ja 、s −4H2,7
,63(1H,d、J=6H2,C6H)7.59 (
1H,dd、J3 、t =5H2,6,25(IH,
℃、J=6H2XC’+ ” H)4.56−4.10
 (6t−1,m、03′、4’15’  Hと 一〇もICヒOCH3) 3.78 (3)−f、s、−QCC102,74−2
,48と2.22−1.78(2H,m、C2’  −
H> 参考例137 2′−デオキシ−5〜フルオロ−3’−(3−メチルベ
ンジル)−5’ −0−(2−フロイル)ウリジンの製
造 参考例26と同様に反応及び後処理して目的化合物の粉
末を収率85%で得た。
NMR(CDCQ3 )δ: 9.14 (1H,bs、NH> 7、−93 (1H,d、J=6H2,Cs  H)7
.29−7.10 (5H,m、フラニル−H16.5
5 (1H,dd、J3 、a =4Hz、4.77−
4.10 (6H,m1 C3’ 、 t ’ 、 5 ’ −Hト−Chh’f
JJ  )2.71−2.44と2.34−1.97(
5H,m、C2’  HとCH3) 参考例138 3′−〇−ベンジルー5′−〇−クロトノイル−2′−
デオキシ−5−フルオロウリジンの製造 参考例54と同様に反応及び後処理して目的化合物の粉
末を収率75%で得た。
NMR(CDC93)δ: 8.63 (1H,bs、NH) 7.67  (IH,d、J=6H2,C6−H)7.
32 (5H,S、フェニル−H)7.14−6.89
 (IH,m。
−CH=C旦CH3) 6.24 (1H,t、J=6Hz、C+ ’  −H
)5.84  (IH,dd、JCE、β=16H2、
Jα、r=2Hz、−C旦=CHCH3)4、54 (
2H,s、−C山パつ) 4.42−4.05 (4H,m。
C3’  #  4’  l  s’   H)2.7
3−2.44と2.20−2.02(2H,m、C2’
  −H) 1.90 (3H,dd、Jβ、7=7Hz、J(Z 
、7 =2H21CH=CHCHL)参考例139 3’−(2−ブロモベンジル)−2′ −デオキシ−5
’ −〇−エトキシアセチルー5−フルオロウリジンの
製造 3’−(2−ブロモベンジル)−2′ −デオキシ−5
−フルオロウリジン1Qとエトキシ酢酸0.63Qのピ
リジン10mf2溶液にDCCl、24gを加え、!4
で24時間撹拌した。不溶物をj戸去し、1戸液を濃縮
し、残渣をイソプロパノ−ルーエーテルで精製して目的
化合物の粉末1.060 (80%)を得た。
NMR(CDCQ3 )δ: 9.49 (1H,bs、NH> 7.74 (IH,d、J=6Hz、Cs  H)7.
60−7.06 (4H,m、フェニル−H)6.34
 (1H,tSJ=6H2,C+ ’ −H)4、60
 (2H,s、−C五べΣ〉 4.39−4.13 (6H,m、 C3′、4′、5′−Hと一〇〇〇H20>3.59 
(2H,Q、J=7Hz、 −0CH20H3) 2.73−2.48.2.31−2.00(2H,m、
C2’   H> 1.22 (3H,t、J=7Hz。
0CH2C旦L) 参考例140 2′−デオキシ−5−フルオロ−3’ −0−(2,4
,6−トリメチルベンジル)ウリジンの製造 2′−デオキシ−5−フルオロ−5′−〇−トリチルウ
リジン4.0OCI、水酸化カリウム2.300及びヨ
ウ化ナトリウム1.47C]の乾燥ジオキサン50m1
2溶液に2.4.6−ドリメチルベンジルクロリド1.
66CIを加え、60″Cで3時間撹拌した。溶媒を留
去し残渣に酢酸エチルと水を加え、酢酸エチル層を水洗
後無水硫酸ナトリウムで乾燥した。酢酸エチルを留去し
、残渣を80%酢酸50mQに溶解して70’Cで2時
間放置した。反応溶液を濃縮し残渣に水を加え、水酸化
ナトリウム水溶液で弱塩基性としエーテル洗浄した。水
層を6N−塩酸で弱酸性にし、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水洗後無水Wt酸す1−リウムで乾燥濃
縮した。残漬にエーテルを加え、固化し、ついでエタノ
ールから再結晶して目的化合物1.69CI (55%
)を得た。
融点179〜181°C NMR(DMSO−ds )δ: 11.82 (1H,bs、NH) 8.20 (1H,d、J=7HzSCa  H)6.
07 (1H,bt、J=6H2,CH’ −H>5.
19 (1H,bt、J=5Hz、5’ −OH)4.
20−4.10 (IHSm、C3’  H)4、  
02−3.  91   (1ト1 、 m、Ca’ 
    H)3.69−3.57 (2H,m、Cs 
’  −H>2、  29   2.  1 2  (
11H,m、  Ch13 x3  とC2’   H
) 参考例141 2.6−ジトリメチルシリルオキシピリジンの製造 2.6−シヒドロキシピリジンa、0OCIをヘキサメ
チルジシラザン60m12中で1晩還流する。
過剰のジシラザンを留去した後、減圧蒸留し、沸点72
℃/ lmmHgで表記化合物10.780(61%)
を得た。
参考例142 2′ −デオキシ−5−フルオロ−3’  −〇−(4
−メトキシカルボニルベンジル ンの製造 2′−デオキシ−5−フルオロ−5’ −0−トリチル
ウリジン3.OOQのジオキサン200mQ溶液に、水
酸化カリウム4.30CIと4−メトキシカルボニルベ
ンジルブロマイド1.700を加え、室温下1日間撹拌
し、減圧濃縮した。残渣に酢酸エチル200IIII2
を加えて抽出し、抽出物を水で洗浄、硫酸マグネシウム
で乾燥し、濃縮した。
残漬を80%酢酸20+1112に溶解した。
融点169〜170℃ NMR (CDCQ3 )δ: 9、85 (1H,bs,N3 −H>6、24 (I
H.t,J=6Hz,CH ’  H)4、58 (2
H,s、3’−0−CH2−〉4、31−3.70 (
7H,m、 C3’ 、t’ 、s’ −H,  COCH3 )3
、19 (1H,bs,Cs ’ −OH)2、   
66−2.  04  (2H,  m,  C2  
’  −ト1 )参考例143 2′−デオキシ−3′−O−シンナミル−5−フルオロ
ウリジンの製造 参考例142と同様にして目的化合物を得た。
(収率23%) NMR (DMSO−ds )δ: 1 1、75 (1H,bs,N3  H)8、20 
(IHSd,J−7Hz,Cs  H)6、64 (1
H.d,J=16Hz、−CH=CHパD ) 6、47  6.08 (2H,m,CH ’  H、
−CH−CH−○ ) 5、20 (1H,bs,Cs ’  OH)4、1 
7 (2H,d,J=5Hz、C3’   O  CR
2  > 4.20 4.03(2H,m、C3,t’   H)
3.74−3.59 (2H,m、Cs ’  −H>
2.34−2.21  (2H,mS C2’  −H
)参考例144 2′−デオキシ−3′−〇−(4−ジメヂルアミノベン
ジル〉−5−フルオロウリジン4−ジメチルアミノベン
ジルアルコール1.600のベンゼン20mQ溶液に、
ピリジン0゜86mQと三臭化*1.19m(2を加え
80’Cで1H間還流した。反応溶液を濃縮し、残渣を
水−アセトニトリル(2:1)混液50mf2に溶解し
、水酸化カリウムを添加してpI−111に調整した。
これに更に2′−デオキシ−5−フルオロウリジン1.
0OCIを加え、室温下2日間撹拌した。
反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。
有殿層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにか【ブ1
%メタノール〜クロロホルムで溶出して目的化合物70
mg(収率5%)を得た。
NMR(DMSO−d6 )δ: 11.98 (1H,bs、N3  H)8.18 (
1H,d、J=7Hz、Cs  H)7.15 (2H
,d、J=9Hz、 6.09 (1H,t、J=6Hz、C+ ’ −H)
’5.18 (1H,bs、C!5 ’ −○H)4.
38 (2H,s、−〇−C旦2−() )4.18−
3.96 (2f−1,m、C3’、4’ −H) 3.70−3.58 (2H,m、Cs ’ −H)2
.88 (6H,s、C旦、×2) 2.28−2.09 (2H,m、C2’  H)参考
例145 2′−デオキシ−5−フルオロ−3’ −0−(3−フ
ェニルプロピル)ウリジンの製造参考例143で製造さ
れた2′−デオキシ−3′−〇−シンナミルー5−フル
オロー5′−〇−トリチルウリジン500moのメタノ
ール3(]n12溶液に、5%パラジウム炭素50mQ
を加え、至澗下1時間接触還元した。
反応液を)濾過し濃縮し、残渣を80%酢M20mQに
溶解し、65°Cで2時間撹拌した。反応液を濃縮し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけ1%
メタノール−クロロホルムで溶出し、目的化合物190
mg(収率63%〉を得た。
NMR(DMS、0−d6 )δ: 11.80(1H,bs、N3  H)6.12(1H
,j、J=6H2,C+’  H)5.18 (IH,
t、J=5H2,Cs ’ −0H)4.06−3.9
3 (2H,m、 C3’、4’   H) 3.66 3.62 (2H,m、Cs ’   H)
3.41  (21−1,t、J=6Hz。
C3’−0−C旦2−) 2.72−1.66(6H,m、C2’   Hl(D
−C旦2C旦2−) 実施例1 5−クロロ−2,4−ジステアロイルオキシピリジンの
製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.00(
]をピリジン150n+Q中で還流して均一化した後、
塩化ステアロイル5.85qを加え室温で一晩反応させ
た。反応終了後、ピリジンを濃縮し、残渣を石油エーテ
ルで抽出した。次に石油エーテルを濃縮し、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて、石油エーテル−クロロ
ホルム(1:9)で展開して目的化合物1.40CI(
収率15%)を得た。
NMR(CDC93) δ 8.39 (1H,s 、ピリジン環の06 H)7.
04 (1H,S 、ピリジン環のCG  H)2.5
0−2.63 (4H,m 、C旦2COX2>0.8
1−1.77と1.26 (66H,IIIとbs、C
H2X30とCH3X2) 実施例2 5−クロロ−4−ステアロイルオキシ−2−ピリドンの
製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.00(
+を用いて実施例1と同様に反応させ、反応終了俊、ピ
リジンを濃縮し、残渣を石油エーテルで洗浄し、次いで
水洗し、得られた固体をシリングルカラムクロマトグラ
フィーにかけ、2%メタノール−クロロホルムで溶出し
て目的化合物1.42J(収率25%)を得た。
NMR(DMSOd s )δ 11 、87 (1H,bs、 −NH−)7.80 
(1H,S 、ピリジン環のCG −H>6.32 (
1H,S 、ピリジン環の03  H)2、60 (2
H1t 、J=7H2、CH2CG)1.24 (30
H,bs、 CH2X 15)0.85 (3H,r 
、J=7H2、CH3)実施例3 5−クロロ−4−(3−メチルベンゾイル)オキシ−2
−ピリドンの製造 5−クロロ−4−じトロキシ−2−ピリドン2.00(
+及び塩化3−メチルベンゾイル3.0OCIを用い、
実施例2と同様にして(但し洗浄溶媒としてはジエチル
エーテルを用いた)目的化合物1.09CI’(収率3
o%)を得た。
NMR(DMSOd 6)δ 12、O○(1H,bs、−NH−) CH3 6,54(1H,s 、ピリジン環のCG  H)2.
42 (3H,S 、CH3) 実施例4 4−ブタノイルオキシ−5−クロロ−2−ピリドンの製
造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.009
及びブタノイルオキシクロライド2.20(+から実施
例3と同様にして目的化合物0.38Cl  (収率 
13%)を得た。
NMR(DI’vISOd a )δ 11、90 (1H,bs、−NH−)7.82 (1
H,S 、ピリジン環のCs  H)6.34 (1H
,S 、ピリジン環のCG  H)2.60 (2H,
t 、J=7Hz 、CH2Co)1.66 (2H,
m 、CH2> 0.97 (3H,t、J=7H2、CH3)実施例5 5−クロロ−2,4−ジブタノイルオキシピリジンの製
造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2、OOg
及び塩化ブタノイル2.20gから実施例1と同様にし
て(但し抽出溶媒としてはジエチルエーテルを用いた)
目的化合物2.43C](収率50%)を得た。
NMR(CDCQ3)δ 8.40 (1H,S 、ピリジン環のCa  H)7
.05 (1H,s 、ピリジン環のCG  H)2.
49−2.70 (4H,m 、CH2COX、2)1
.66−1.93 (4H,m 、CH2X2)1.0
4 (6H,t 、、J=7H7、CH3X2>実施例
6 4−ヘキサノイルオキシ−5−クロロ−2−ピリドンの
製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2、OOg
及び塩化ヘキサノイル2.75gから実施例3と同様に
して目的化合物1.33g (収率40%)を得た。
NMR(DMSO−d 6)δ 11、96 (1H,bs、−NH−)7.82 (1
H,s 、ピリジン環のC6H)6.34 (IH,s
 、ピリジン環の03  H)2.61 (2H,t 
、J=7Hz 、CH2Co)1.20−1.79 (
6H,m 、CH2X3)0.88 (3H1j 、J
=6H2、CH3>実施例7 5−クロロ−2,4−ジヘキサノイルオキシピリジンの
製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2、OOC
+及び塩化ヘキサノイル2.75(lから実施例5と同
様にして目的化合物1.22g (収率26%)を得た
NMR(CDC93)δ 8.40 (1H,S 、ピリジン環のCG H>7.
05(1H,S、ピリジン環の03  H)2.30−
2.75 (4H,m 、CH2C0X2>1.28−
1.90 (12H,m、 (CH2>3 X2) 0.86 1.03 (6H,m 、CH3X2>実施
例8 5−クロロ−2,4−ジ(3−メチルベンゾイルオキシ
)ピリジンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.00(
]と]塩化3−メチルベンゾイル3.00とから、実施
例5と同様にして目的化合物1.64CI  (収率3
2%)を得た。
NMR(CDCQ3)δ CH3 7,37(IH,s 、ピリジン環の03  H)2.
46と2.44 (6H1各々S 、 CH3>実施例
9 4−ベンゾイルオキシ−2−ピリドンの製造4−ヒドロ
キシ−2−ピリドン1.00CI及び塩化ベンゾイル1
.35mf2のピリジン溶液50mQを6時間還流した
。溶媒を留去した後、残漬に水を加え不溶物を更改し、
これを少量のエタノールで洗浄にして目的化合物0.8
6CI  (収率44%)を得た。
融点 194〜196°C 実施例10 4−ベンゾイルオキシ−5−クロロ−2−ピリドンの製
造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン1、OOC
!及び塩化ベンゾイル0.96mQを用い、実施例9と
同様にして目的化合物0.64p  (収率37%)を
得た。
融点 196〜197℃ 実施例11 4−(3−ベンジルオキシカルボニルベンゾイルオキシ
)−2−ピリドンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.80(l及び塩化3
−ベンジルオキシカルボニルベンゾイル14.70gを
用い、実施例1と同様にして目的化合物4.290  
(収率49%)を得た。
NMR(CDCQ3 )δ 8、35 (2H,dd、 J 2,4=2Hz 、 
J 4,5=6.53 (1H,d 、ピリジン環のC
3H,J=2Hz> 6、30 (1H,dd、ピリジン環のCs  HlJ
  3,5=2Hz 、 J  5,6=8Hz >実
施例12 4−アセトキシ−2−ピリドンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン5.0OCI及び塩化ア
セチル3.84m12を用い、実施例2と同様にして(
但し反応時間は5時間で、抽出溶媒としては酢酸エチル
を用いた)、目的化合物4.15g (収率60%)を
得た。
NMR(DMSOd s )δ 11 、45 (11−1,bs、 N−H)7.43
 (1H,d 、ピリジン環のCsH,J=8Hz ) 6.10−6.04 (2H,m 、ピリジン環のC3
,5H) 2.24  (3H,s S C83Co)実施例13 4−プロパノイルオキシ−2−ピリドンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.0OCI及び塩化プ
ロパノイル0.94mQを用い、実施例12と同様にし
て目的化合物350mCI(収率23%)を得た。
NMR(DMSO−d s )δ 11、61 (1H,bs、 N−1−1>7.43 
(1H,d 、ピリジン環の06  H1J=8Hz 
> 6.10−6.02 (2H,m 、ピリジン環の03
.5  H) 2.58 (2H,Q 、 CH2−1J=8H2)1
.11 (3H,t 、 CH3、J=8Hz >実施
例14 4−n−デカノイルオキシ−2−ピリドンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.0OC1及び塩化n
−デカノイル2.050を用い、実施例12と同様にし
て目的化合物370ma(収率15%)を得た。
NMR(DMSO−d 6 )δ 11 、60 (1H,bs、 N−1−1>7.42
(IH,d、ピリジン環のCsH,J=8H2) 6.06−6.03 (2H,m 、ピリジン環の03
.5H) 1.62 (2H,t 、Co  CH2、J=6Hz
 )1.39−0.91 (14H,m、(CH2)y
 )0.79 (3H,t 、 CH3、J=6H1)
実施例15 4−(2−クロロベンゾイルオキシ)−2−ピリドンの
製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.0(]l及び塩化2
−クロロベンゾイル1.36mf2を用い、実施例12
と同様にして目的化合物1.42J  (収率68%)
を得た。
NMR(DMSOdt; )δ 7.51 (1H,d 、ピリジン環の06H,J=8
H2) 6.29−6.20 (2H,m 、ピリジン環のC3
,5H) 実施例16 2.4−ジニコチノイルオキシピリジンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.00CI及び塩酸ニ
コチン酸クロライド3.53CIを、室温下、ピリジン
30mQ中で2日間反応させ、以後実施例12と同様に
処理して目的化合物260mo(収率9%)を得た。
NMR(CDCQ3)δ 9.40−7.40 (9H,m 、ピリジン環7.3
6−7.29 (2H,m 、ピリジン環のC3,5H
) 実施例17 2.4−ジ(4−エトキシベンゾイルオキシ)ピリジン
の製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.OOC]及び4−エ
トキシベンゾイルクロライド3.32qを用い、実施例
16と同様にして目的化合物220mq (収率6%)
を得た。
NMR(DMSO−d 6 )δ 8.50(1H,d、ピリジン環のC[、−H,J=6
H7> 8.14−7.07 (8H,m 、 7.48−7.40 (2H,m 、ピリジン環のC3
,5H> 4.17 (4H,Q 、0−CH2X2゜J=7Hz
> 1.37 (6H1[、CH3X2、J=7Hz>実施
例18 4−アセトキシ−5−クロロ−2−ピリドンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン5、OOg
及び塩化アセチル3.66mQをピリジン250111
Q中、至混で3時間撹拌した。反応)合液を濃縮し、残
漬を酢酸エチル及び水で順次洗浄することにより目的化
合物3.39(]  (lffl率52%)を得た。
NMR(DMSOd s )δ 11、91 (IH,bs、 N−H)7.81 (1
H,S 、ピリジン環のCs  H)6.35 (1H
,s 、ピリジン環の03  H>2.32 (3H,
S 、CH3) 実施例19 4−(2−ナフトイルオキシ)−2−ピリドンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.0OCI及びβ−ナ
フトイルクロライド2.57(]を用い、実施例18と
同様にして目的化合物1.65(+(収率69%)を得
た。
NMR(DMSO−d 6 )δ 11、 72 (1H,bs、 N−H)8.81−7
.64 (7H,m 、ナフタレン環のH) 7.51 (1H,d 、ピ1ノジン環のCsH,J=
8H7) 6.33−6.25 (2H,m 、ピリジン環のC3
,5H) 実施例20 4−(4−ニトロベンゾイルオキシ)−2−ピリドンの
製造 4−じドロキシ−2−ピリドン1.00(lの乾燥ジオ
キサン50mQ懸濁液に、4−ニトロベンゾイルクロラ
イド2.17(]の乾燥ジオキサン30mQ溶液とトリ
エチルアミン3.78m12とを加え、6時間還流した
。溶媒を留去後、残渣を水洗し、次いでメタノール−ア
セトン(1:1)混液で洗浄して目的化合物1.72(
+  (収率73.4%)を得た。
融点 255〜256°C 実施例21 4−アセトキシ−2−ベンゾイルオキシ−5−クロロピ
リジンの製造 4−アセトキシ−5−クロロ−2−ピリドン500mg
及び塩化ベンゾイル0.37mQを用い、実施例20と
同様にしてして目的化合物720m+;+(収率93%
)を得た。
N M R(CD CQ 3 )δ 8.46 (1H,s 、ピリジン環のCs  H)8
、’ 24−7.49 (5H,m 、ベンゾイル環の
H) 7.20(IH,S、ピリジン環の03  H)2.3
8 (3H,s 、CH3) 実施例22 2.4−ジアセトキシピリジンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.OOCl及びアセチ
ルブロマイド4.00(]を用い、実施例18と同様に
してして目的化合物0.90g (収率56.7%)を
得た。
NMR(CDCQ3 )δ 8.36 (1H,d 、ピリジン環のCsH,J=6
H2> 7.06 (1H,dd、ピリジン環のCs  HlJ
 3,5=2Hz 、 J 5,6=6Hz )6.9
6 (1H,d 、ピリジン環の03H,J=2.0H
z  > 2.31  (3H,s、CH3) 2.30(3H,S 、CH3) 実施例23 4−(3−ベンジルオキシカルボニルプロパノイルオキ
シ 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.OOClと3−ベン
ジルオキシカルボニルプロピオン2、OOqのジメチル
ホルムアミド30mQ溶液に、空温撹拌下にN.N’ 
−ジシクロへキシルカルボジイミド1.90(]を加え
、−夜撹拌した。生成した結晶をン戸去し、炉液を濃縮
した。残漬を酢酸エチル50m12に溶解し、水20m
Qで3回洗浄した。
酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけ、2
%メタノール−クロロホルムで溶出して、目的化合物0
.62(1  <収率23%)を得た。
NMR (DMSO−d s )δ 1 1 、 66 (1 H, bs, −NH−、D
2 0添加で消失) 7、48−7.37 (6H,m 、フェニル−Hとピ
リジン環上のCs  H) 6、06−5.96 (2H,m 、ピリジン環上のC
3 、 s −H) 5、15(2H,S、−Cルxつ) 2、90−2.75 (4H,m 。
COCH2 C且2CO) 実施例24 4−(3−カルボキシベンゾイルオキシ)−2−ピリド
ンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.00CIをピリジン
50mQに懸濁し、これに塩化イソフタロイル3.65
!jを加え、1.5時間加熱還流した。
放冷後、反応溶液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧濃縮し、残渣をエーテルで洗)多して目的化合物1.
OOg (収率43%)を得た。
NMR (DMSO−d s )δ 8、58−7.68 (4H,m 、ベンゾイル環のH
) 7、50 (1H,d 、ピリジン環のCsH,J=8
Hz> 6、31−6.25 (2H,m 、ピリジン環のC3
.5  H) 実施例25 1−(カルボメトキシメチルカルバモイル−4−ヒドロ
キシ−2−ピリドンの製造4−ヒドロキシ−2−ピリド
ン2.00gのジオキサン50mf2懸濁液に、カルボ
キシメチルイソシアネート2.49CIを加え、80’
Cで2時間撹拌した。反応終了後、溶媒を留去し、残渣
にジエチルエーテルを加え、同化させて目的化合物2.
20g (収率54.0%)を得た。
融点 124〜126°C NMR(DMSO−d 6 )δ: 10.87 (2H,bs、−CONH−1OH)8.
22 (1H,d、’Cs−H1=8H2)6.18 
(1H,dd、Cs   H5J3 、s =2H2,
Js 、 6 =8H2)5.77 (1H,d、C3
−H,J=2Hz>4.17 (2H,d、CH2’ 
 、J=4H2)3.69 (3H,S、CH3) 実施例26 ローペンゾイルオキシー2−ピリドンの製造2.6−ビ
ス(トリメチルシリルオキシ)ピリジン1.60(]を
アセトニトリル10m[2に溶解し、これに塩化ベンゾ
イル1.30CIのアセトニトリル溶液5mQを滴下し
た。室温で1日反応させた後、濃縮し、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにかけ、クロロホルムで溶出して
目的化合物0、501)  (収率33%)を得た。
Cs−H,J=8H2) 6.64 (1H,d 、ピリジン環のCs  H又は
C3H,J=8H2> 実施例27 2−ベンゾイルオキシ−4−tlニトロキシピリジンの
製造 塩化メチ9冫50 チルシリルオキシ)ピリジン4.0gに塩化ベンゾイル
2.65CI及び塩化第二錫0.2m12を加え、室温
で約1時間撹拌した。溶媒を留去した後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにかけ、酢酸エチル−ベ
ンゼン(2:3)で溶出して目的化合物1.OOg (
収率29.6%)を1qだ。
融点 124〜127℃ 実施例28 4−ヒドロキシ−2−(4−メチルベンゾイルオキシ)
ピリジンの製造 塩化メチレン50mQ中、2.4−ビス(トリメチルシ
リルオキシ)ピリジン3.5gにp−メチルベンゾイル
クロライド2.34CIを加え、室温で約1時間撹拌し
た。以後実施例27と同様にして目的化合物1.86C
I(収率59.2%)を得た。
融点120〜127°C NMR (DMSO−d a )δ 1 0、 92 (1 HSbs、−OH>8、09 
(1H,d 、ピリジン環のC6H,J6、78 (1
HSdd、ピリジン環のCs  H。
、J  3,5=2Hz 、  J  5,6=6Hz
 >6、62 (IH,d 、ピリジン環の03H,J
=2.0H2 ) 2、43 (3HSS 、CH3   )実施例29 4−ヒドロキシ−2−(2−メ≠ルプ口パノイル)オキ
シピリジンの製造 塩化メチレン2OmQ中、2,4−ビス(トリメチルシ
リルオキシ)ピリジン2.0(]に]2ーメチルプロピ
オニルクロライド101(]を加え、空温で約1時間撹
拌した。以後、実施例27と同様にして目的化合物23
0mg(収率16.1%)を得た。
NMR (DMSO−d s )δ 7、37 (1H,d 、ピリジン環のC6 H。
J=7H2) 6.34 (1H,d 、ピリジン環のC3H。
J=2H2> 6、17 (I H,dd、ピリジン環のCs  H。
J 3,5=2Hz 、 J 5,6=7Hz >2.
96−2.56 (IH,m 。
(CH3)2 C旦−) 1.29 (6H,d 、CH3−X2、J−7H2)
実施例30 4−ヒドロキシ−2−(2−メチルベンゾイルオキシ)
ピリジンの製造 2.4−ビス(トリメチルシリルオキシ)ピリジン4.
0g及び2−メチルベンゾイルクロライド2.92(+
を用い、実施例27と同様にして目的化合物1.59C
I  (収率44.18%)を得た。
融点 116〜119°C 実施例31 2.4−ジ−n−ペンタノイルオキシピリジンの製造 2.4−ビス(トリメチルシリルオキシ)ピリジン1.
00(]、ジクロロメタン50m2、ペンタノイルクロ
ライド1.02m12及び塩化第二錫0.1Orll1
2を用い、実施例27と同様にして目的化合物200m
c+(収率18%)を得た。
NMR(CDCQ3)δ 8.35 (1H,d 、ピリジン環のCsH,J=6
Hz) 7’、 05 (1H,dd、ピリジン環のCs  H
J 3,5=6)−1z 、 J 5.B=2)1z 
)6.95 (IH,d 、ピリジン環の03H,J=
2.0f−1z ) 2.67−2.48 (4H,m、 Co  CH2−x2) 1.83−1.02 (8H,m 。
CH2X4) 0.87 (6H,t 、CH3X2、J=7H2)実
施例32 5−クロロ−2,4−ジベンゾイルオキシピリジンの製
造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.00(
Itのピリジン301TIQ懸濁液に、ベンゾイルクロ
ライド1.76m12を加え、室温で2時間撹拌した。
溶媒を留去後、残渣に酢酸エチル60m12と水30m
Gとの混液を加えて溶解し、酢酸エチル層を分離した。
これを水30m12で2回洗浄した後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、濃縮した。残渣を少量のエタノールで洗
浄して目的化合物2.11g (収率86.8%)を得
た。
融点 124〜125℃ 実施例33 2.4−ジベンゾイルオキシピリジンの製造ジクロロメ
タン50mQ中、2,4−ビス(トリメチルシリルオキ
シ)ピリジン4.0gにベンゾイルクロライド2.65
(lと塩化第二錫0.2mQを加え、室温で約1時間撹
拌した。溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムク
ロマドグラフイーにかけ、酢酸エチル−ベンゼン(2:
3)で溶出して目的化合物0.74(1(収率14.8
%)を得た。
融点 100〜102℃ 実施例34 5−クロロ−4−(2−テノイルオキシ)−2−ピリド
ンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.00(
lをピリジン100mf2に懸濁し、これに2−テノイ
ルクロライド2.42CIを加え、?=a下4.5時間
撹拌した。次に反応溶液を濃縮し、残渣を酢酸エチル及
び水で洗浄して目的化合物0.82(1(収率23%)
を得た。
NMR(DMSO−66)δ 8.19−8.04 (2)1.m 、チオフェン環の
03 、 s −H> 7.88 (1H,S 、ピリジン環の06 H>7.
38−7.28 (1H,m 、チオフェン環のC4−
H) 6.56 (1H,s 、ピリジン環の03  H)実
施例35 4−フェノキシアセチルオキシ−2−ピリドンの製造 4−1:lニトロキシ−2−ピリドン1.OOCIをピ
リジン30mQに懸濁し、これにフェノキシアセチルク
ロライド1.86m1:!を加え、室温下4時間撹拌し
た。反応溶液を濃縮し、残漬を酢酸エチル、水及びクロ
ロホルムで順次で洗浄して目的化合物500mc+(収
率23%〉を得た。
NMR(DMSO−66)δ 11、51 (1H,bs、 N−H,C20添加によ
り消失) 7、51−6.91 (6H,m 、ピリジン環のCs
  Hとフェニル−H〉 6.16−6.07 (2H,m 、ピリジン環のC3
,5H) 5.05  (2H,s 、CH2) 実施例36 1−エチルカルバモイル−4−ヒドロキシ−2−ピリド
ンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン3.0OCIのピリジン
20m12懸濁液に、エチルイソシアネート2.50m
Qを加え、空温で1時間撹拌した。溶媒を留去後、残渣
を酢酸エチル50mQに溶解し、水30mQで2回洗浄
した。酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃
縮し、エタノール−エーテルから再結晶して目的化合物
1.48CI  (収率30.1%)を得た。
融点272℃(発泡) NMR(DMSO−d a )δ 11 、05 (1H,bs、 0H)10.52 (
1H,t、J=5Hz 、−CONH−)8.25 (
IH,d 、J=8Hz 、ピリジン環のCs   H
) 6、 15 (1H,dd、  J  3,5=3Hz
 、J 5,6=8)1z 、ピリジン環のCs  H
)5.73 (1H,d 、J=3Hz 、ピリジン環
のC3H> 3.50−3.20 (2H,m 、 CH2CH3)
1.16(3H,t、J=7Hz、 CH2CH3)実
施例37 1−メチルカルバモイル− 2−ピリドンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.OOCIのピリジン
20mQ懸濁液に、メチルイソシアネート0、64m1
2を加え、空温で1時間撹拌した。以下実施例36と同
様にして目的化合物を収率30%で得た。
融点268°C(発@) NMR (DMSO−d s )δ 1 1、27  (1H,bs,OH>1 0、36 
(1 H,bs,−CONH−)8、23 (1H.d
 、J=8Hz 、 ピ’)ジン環のCs  H) 6、  1 3 (1 H, dd, J  3,5=
2Hz 、  J  5,6=8Hz,ピリジン環のC
s  H) 5、71 (1H,d SJ=2Hz 、ピリジン環の
03  H) 2、88 (3H,d 、J=5Hz 、CH3 )実
施例38 4−(4−n−プロポキシベンゾイルオキシ)−2−ピ
リドンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.00(]をピリジン
30m(2に懸濁し、これに4−n−プロポキシベンゾ
イルクロライド2.”+4(+を加え、空温下4時間撹
拌した。次に反応溶液を濃縮し、残渣を酢酸エチル及び
水で洗浄して目的化合物1、98(II(収率81%)
を得た。
NMR(DMSOd e  > δ 7.47 (1H,d 、J=8Hz 、ピリジン環の
Cs  H) 7.23 (2H,d 、J=9Hz、6.24−6.
17 (2H,m 、ピリジン環の03.5  H) 4.05 (2H1t 、J=7H2。
0CH2> 1.88 1.65 (2H,m 、CHL CH3>
0.99 (3H,t 、J=7Hz 、CH3>実施
例39 5−クロロ−4−ニコチノイルオキシ−2−ピリドンの
製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.0OC
Iをピリジン100m12に懸濁し、これに塩酸ニコチ
ノイルクロライド2.93CJを加え、空温下9時間撹
拌した。反応溶液を濃縮し、残渣を酢酸エチル及び水で
洗浄して目的化合物1.77g (収率51%〉を得た
NMR(DMSO−66)δ 9.26 (IH,d 、ニコチノイル環のC2H1J
=2H2) 8.94 (1’H,dd、J 4,6=2Hz、J 
5,6=5Hz 、ニコチノイル環のCG−H) 8、47 (1H,td、 J 2,4=2Hz、J 
4,5=8Hz 、ニコチノイル環のC4−H) 7.90 (1H,s 、ピリジン環のCs  H)7
.75−7.61 (1H,m 、 ニコチノイル環の
Cs  H) 6.61 (1H,S 、ピリジン環の03  H)実
施例40 5−クロロ−4−フェニルアセチルオキシ−2−ピリド
ンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.00C
Iをピリジン60鵬に懸濁し、これにフェニルアセチル
クロライド3.63mQを加え、以下実施例39と同様
にしてして目的化合物500mg(収率14%)を得た
NMR(DMSOd s )δ 7.81 (IH,S 、ピリジン環のCs  H)7
.35 (5H,s 、フェニル−H)6.36(IH
lS、ピリジン環のC3H)4.02 (1H,S 、
−CH2−)実施例41 5−クロロ−4−(2−フロイルオキシ)−2−ピリド
ンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.0(]
Jをピリジン100mQに懸濁し、これに2−フロイル
クロライド2.15qを加え、以下実施例39と同様に
して目的化合物1.13(1(収率34%〉を得た。
NMR(DMSO−d 6)δ 8.15 (IH,d 、J=2Hz 、フラン環のC
s  H) 7.88 (1H,s 、ピリジン環のCs  H)7
.64 (1HSd 、J=4Hz 、フラン環のC3
H) 6、82 (I H,dd、 J 4,5=2H2、J
 3,4=4Hz 、フラン環のC4H>6.54 (
IH,s 、ピリジン環のC3H)実施例42 5−クロロ−4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイ
ルオキシ)−2−ピリドンの製造5−クロロ−4−ヒド
ロキシ−2−ピリドン2.00(]をピリジン100m
f2に懸濁し、これに3.4.5−トリメトキシベンゾ
イルクロライド3.80CIを加え、空温下2.5時間
撹拌した。
反応溶液を濃縮し、残渣を酢酸エチル及び水で洗浄して
目的化合物1.60g (収率34%)を得た。
NMR(CDC93)δ 7.88 (IH,s 、ピリジン環のCs  H)7
.39 (2H,S 、フェニル−H)6.82 (1
H,S 、ピリジン環のC3H>3.87 (6H,S
 、−00H3X2)3.80 (3H,s 、 OC
H3)実施例43 2−ベンゾイルオキシ−5−クロロ−4−二コチノイル
オキシピリジンの製造 5−クロロ−4−ニコチノイルオキシ−2−ピリドン3
00mc+を、ジオキサン30mQとピリジン10mG
との混合溶媒に懸濁させ、これにベンゾイルクロライド
0.17m12及びトリエチルアミン0、831Tl1
2を加え、3時間還流した。反応溶液を濃縮し、残渣を
クロロホルムを溶出溶媒とするシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製して、目的化合物230+nc+(
収率54%〉を得た。
NMRCCDCQ3 >δ 9.41−8.37 (3H,m 、 ニコチノイル環
の02,4.6  H> 8.51 (1H,s 、ピリジン環のCs  H)7
.44 (1H,s 、ピリジン環の03  H)実施
例44 2.4−ジアセトキシ−5−クロロピリジンの製造 ピリジン40mQ中に、5−クロロ−4−ヒドロキシ−
2−ピリドン1.00(]を懸濁させ、これに撹拌しな
から室温でアセチルブロマイド3.389を徐々に加え
た。反応溶液を70℃で1時間撹拌した。生成した沈澱
物を枦去し、ン戸液を濃縮し、残渣をエーテルで洗浄し
、次いでアセトンで洗浄後、エーテル層及びアセトン層
を合せて濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにかけ、クロロホルムで溶出して目的化合物1.
52g (収率96.4%)を得た。
NMR(CDCQ3 )δ 8.41 (’IH,S 、ピリジン環のCs  、H
)7.06 (1H,s 、ピリジン環の03  H)
2.36と2.32(各38.S 、CH3)実施例4
5 5−クロロ−4−ピペロ二ロイルオキシー2−ピリドン
の製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2、OOg
をピリジン6omQに懸濁させ、これにピペロ二口イル
クロライド3.80oを加え、室温下2.5時間撹拌し
た。反応溶液を)濾過し、ン戸液を濃縮し、残渣を酢酸
エチル、水及びクロロホルムで順次洗浄し、次いで2%
メタノール−クロロホルムを溶出溶媒とするシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製して目的化合物200
mg(収率5%)を得た。
NMR(DMSO−d s )δ 12、01 (1H,bs、 N−H)7.86 (1
8%S1ピリジン環のCs  H)7、 52  (1
H,d  、  J=1Hz  、6.51 (1H,
s 、ピリジン環の03 H)6.20 (2H,S 
、CH2> 実施例46 5−クロロ−2,4−ジピペロ二口イルオキシピリジン
の製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.00g
とピベロ二口イルクロライド3.800とを用い実施例
45と同様にして目的化合物180m!;I(収率3%
)を得た。
NMR(DMSOd s )δ 8.68 (1H,s 、ピリジン環のCs  H)7
、68 (1)−1,s 、ピリジン環のCs −H)
7.59−7.54 (2H,m、 6.21と6.20(各2H,S、 CH2>実施例4
7 4−(3−ベンジルオキシカルボニルベンゾイルオキシ
)−5−クロロ−2−ピリドンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.20(
]と]3−ベンジルオキシカルボニルベンゾイルクロラ
イド 24と同様にして目的化合物1.73(1  (収率2
9%)を得た。
NMR (DMSO−6 6 )δ 7、89 (1H,s 、ピリジン環のCs  H)7
、52  7.34(5H,m,CH2   )6、6
0 (IH,s 、ピリジン環の03  H)5、42
(2H,S、 CH2  ) 実施例48 4−(n−ペンタノイルオキシ)−2−ピリドンの製造 2、4−ビス(トリメチルシリルオキシ)ピリジン1.
001Jとn−ペンタノイルクロライド1、02mQと
を用い、実施例31と同様にして目的化合物310m(
](収率41%)を得た。
NMR (DMSO−d s )δ 1 1 、 62 (1 H, bs, N−H)7、
42 (IH,d 、J=8Hz 、ピリジン環のCs
  H) 6、1 1−6.00 (2H,m 、ピリジン環の0
3、5  H) 2、55 (2H,t 、J=7Hz、Co  CH2
  ) 1、69−1.23 (4H,m 、CH2 X2>0
、90 (3H,t 、J=7Hz 、CH3 )実施
例49   − 2−アセトキシ−4−ベンゾイルオキシ−5−クロロピ
リジンの製造 2−アセトキシ−5−クロロ−4−ヒドロ主ジピリジン
200+110,ベンゾイルクロライド0.15−、ト
リエチルアミン0.74mQ及びアセトニトリル20m
12を用い、実施例21と同様にして目的化合物300
m(It(収率96%)を得た。
NMR (CDCQ3 )δ 8、43 (1H,s 、ピリジン環の06 H)8、
23−7.48 (5HSm 、フェニル−H)7、2
7 (1H,s 、ピリジン環のCs H)2、29 
(3H,s 、CH3 > 実施例50 4−ベンゾイルオキシ−5−クロロ−1−エトキシメチ
ル−2−ピリドンの製造 5−クロロ−1−エトキシメチル−4−ヒドロキシ−2
−ピリドン200mq,ベンゾイルクロライド0.14
fflL トリエチルアミン0.68m12及びジオキ
サン20rnQを用い、実施例49と同様にして目的化
合物280mo(収率93%)を得た。
NMR(CDCQ3 )δ 8.21−7.42 (5H,m 、フェニル−H)7
.58 (1H,s 、ピリジン環のCs  H)6.
61 (1H,S 、ピリジン環のC3H>5.35 
(2H,s 、N  CH2>3.65 (2H,Q 
、J=5Hz、C旦2CH3) 1.23 (3H,t 、J=5H2。
CH2C旦L) 実施例51 1−アリル−5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリド
ンの製造 2.4−ビス(トリメチルシリルオキシ)−5−クロロ
ピリジン878mCl、アリルブロマイド0.35mQ
、i化第二錫0.10mQ及びアセトニトリル15mG
を用い、実施例50と同様にして目的化合物60m(1
(収率9%〉を得た。
NMR(DMSO−d s )δ 7.80 (1H,s 、ピリジン環の06 H)6.
11−5.69 (1’H,m 、−CH=)5.81
 (1H,s 、ピリジン環のC3H>5.30−4.
94 (1H,m 、=CH2)4.60 4.36 
(1H,m 、N−CH2)実施例52 2.4−ジ(3−クロロベンゾイルオキシ)ピリジンの
製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.00CIをピリジン
30mf2に懸濁させ、これに3−クロロベンゾイルク
ロライド3.46(]を加え、空温下2日間撹拌した。
反応溶液を)濾過し、炉液を濃縮し、残渣を酢酸エチル
で抽出した。抽出液を濃縮後、残渣を水及びメタノール
で洗浄して目的化合物1.74CI  (収率50%)
を得た。
NMR(CDC93)δ 8、.56 (IH,d 、J=6Hz 、ピリジン環
7.57−7.52 (2H,m 、ピリジン環の03
.5   H) 実施例53 2.4−ジ(2−メトキシベンゾイルオキシ)ピリジン
の製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.0OCIを、ピリジ
ン60mQに懸濁させ、これに2−アニソイルクロライ
ド5.52CIを加え、空温で1日間撹拌した。反応溶
液を濃縮し、残漬をベンゼンで洗浄し、酢酸エチルで抽
出し、抽出液を濃縮後、残)査をクロロホルム−アセト
ン(30: 1 )を溶出溶媒として用いたシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて精製して、目的化合物1
20mc+(収率2%)を得た。
NMR(CDCQ3 )δ 8.45 (1H,’d 5J=6Hz 、ピリジン環
の06 H) 7.27−7.21 (2H,m 、ピリジン環の03
.5   H) 3.93 (6H,s 、  OCH3X2>実施例5
4 1−カルボキシルメチルカルバモイル−4−ヒドロキシ
−2−ピリドンの製造 4−ヒドロキシ−1−メトキシカルボニルメチルカルバ
モイル− ール10mQ溶液に、1N−水酸化ナトリウム5、40
m12を加え、室温で1時間撹拌した。次いで1N−塩
酸で反応溶液を弱酸性にし、生じた沈澱を更改し、乾燥
して目的化合物410mc+(収率71、9%)を得た
NMR(DMS〇−d6 )δ 10.82 (1H,t 、C○−NH−CH2−1J
=5H2、D20添加により消失) 8.10 (IH,d 、ピリジン環のC6H1J=8
H2) 6.02(1H,dd、ピリジン環のCs  H1J=
2Hz 、J=8Hz > 5.50 (1H,d 、ピリジン環のC3H1J=2
H2) 3.75 (2H,d 、−NH−CHL−COOH1
J=5H2) 実施例55 4−(3−ベンジルオキシカルボニルプロポキシ)−1
−エトキシメチル−2−ピリドンの製造 1−エトキシメチル−4−ヒドロキシ−2−ピリドン0
.22(lとモノベンジルコハク酸0.430とをテト
ラヒドロフラン5鵬に溶解し、これに水冷下にジシクロ
へキシルカルボジイミド0.45gを加えた。室温で一
晩反応させた後、析出物をン戸去し、)月夜を濃縮し、
クロロホルムを展開溶媒として用いたシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製して目的化合物0.41g 
(収率88%)を得た。
NMR(CDC93)δ 7.34 (6H,bs、フェニル−Hとピリジン環の
Cs  H) 6.30 (1H,d 、ピリジン環のC3H1’J=
2Hz> 6、06 (1H,dd、ピリジン環のCs  H1J
=7Hz 、2Hz ) 5.33 (2H,s 、−CH2N>5.15 (2
H,s 、−CH20CO)3.60 (2H,Q 、
CH2CH3、J=7H2)2.68 2.82 (4
HSm 、CH2CH2>1.20 (3H,t 、C
H3、J=7H2)実施例56 5−クロロ−2,4−ジベンゾイルオキシピリジン及び
4−ベンゾイルオキシ−5−クロロ−2−ピリドンの製
造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン0.50g
をN、N−ジメチルホルムアミド15鵬に溶解し、これ
に水素化ナトリウム0.45(1を加え、室温で2時間
撹拌した。次いで塩化ベンゾイル1.10(lのN、N
−ジメチルホルムアミド溶液5mQを滴下し1時間反応
させた。反応終了後、溶媒を留去し、残渣をクロロホル
ムで抽出し、抽出物を濃縮後、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて展開して、始めに目的とするジベンゾ
イルオキシ体0.80(1(収率66%)を、次いで目
的とする4−ベンゾイルオキシ体0.04(](収率5
%〉を各々得た。
ジベンゾイルオキシ体〔5−クロロ−2,4−ジベンゾ
イルオキシピリジン) 融点 124〜125℃ 4−ベンゾイルオキシ体〔4−ベンゾイルオキシ−5−
クロロ−2−ピリドン〕 融点 196〜197℃ 実施例57 5−クロロ−2−エトキシカルボニルオキシ−4−ヒド
ロキシピリジンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2、OOg
を1.1,1.3,3.3−へキサメチルジシラザン中
で一晩還流し、放冷後、過剰のジシラザンを留去した。
更に真空ポンプで残渣に含まれるアンモニアを除去した
後、アセトニトリル201Tlf2で希釈した。次いで
クロロギ酸エチル3、OOgのアセトニトリル溶液20
m12を加えた後、混合液に塩化第二錫0.10mQを
滴下し5時間還流した。反応液を濃縮後、残渣を酢酸エ
チルに溶解させ、メタノールで処理した。析出した原料
(5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン)をt戸
去した後、酢酸エチル層を濃縮し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにかけ1%メタノール−クロロ
ホルムで溶出して目的化合物0.68g (収率23%
)を得た。
NMR(DMSOd s )δ 12、0 (1H,broad 、 0H)8.21 
(IH,s 、ピリジン環のCs  H)6.78 (
1H,s 、ピリジン環の03 H)4.26 (2H
,Q 、CH2CH3、J=7H2)1.29 (3H
St 、CH2C旦り、J=7Hz )実施例58 5−クロロ−4−エトキシカルボニルオキシ−5−クロ
ロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2、OOgを1.1
,1,3,3,3−ヘキサメチルジシラザン30mf2
中で一晩還流し、放冷後、過剰のジシラザンを留去した
。このとき反応によって副生するアンモニアの存在を確
かめた。次いで反応溶液に塩化メチレン1511112
を添加し、更にクロロギ酸エチル2.20gの塩化メチ
レン溶液10mQを加え、室温で4時間反応させ、以下
、実施例57と同様に処理して、未反応原料を回収する
と共に目的化合物0.18g (収率6%)を得た。
NMR (DMSO  d s )δ 1 1、96 (1H,s 、NH) 7、84 (1H,S 、ピリジン環のC6  H)6
、49 (1H,s 、ピリジン環のC3  H)4、
29 (2日,Q 、C旦1cH3 、J=7日2)1
、30 (3H,t 、CH2 C旦り,J=7Hz 
>実施例59 4−アセトキシ−5−クロロ−2−ピリドンの製造 5−クロロ−2,4−ビス(トリメチルシリルオキシ)
ピリジン3.OOg、トリエチルアミン3、OmG及び
アセトニトリル50m12の混合液に臭化アセチル1.
00m12を滴下し、室温で1時間反応させた。反応終
了後、濃縮し、アセトンで再結晶して目的化合物0.6
6o  (収率34%〉を得た。
実施例60 5−クロロ−4−ラウロイルオキシ−2−ピリドン及び
5−クロロ−2,4−ジ(ラウロイルオキシ)ピリジン
の製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2。
00oをピリジン1001TI12中に懸濁させ、塩化
ラウロイル4.50gを滴下し、室温で6時間撹拌した
。反応後、ピリジンを留去し、残渣をエーテル中で一晩
撹拌した。析出物をン戸取し、乾燥して目的とするモノ
アシル体1.20(]を得た。またエーテル層を濃縮し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけ、
クロロホルムで展開して同モノアシル体0.38(1 
 (合計収率35%)及びジアシル体2.14g (収
率31%)の各々を得た。
モノアシル体〔5−クロロ−4−ラウロイルオキシ−2
−ピリドン〕 NMR (DMSO−d s )δ 7、81 (1HSS 、ピリジン環のOs  H)6
、33 (IHSS 、ピリジン環の03  H>2、
61 (2H,t 、CH2 Co、J=7Hz>1、
25 (18H,m 、(CH2 >9 >0、85 
(3H,j 、CH3 、J=7Hz )ジアシル体(
5−クロロ−2,4−ジ(ラウロイルオキシ)ピリジン
) NMR (CD093 )δ 8、39 (IH,s 、ピリジン環のC6  H)7
、04 (1H,S 1ピリジン環の03  H)2、
52−2.72 <4H,m 、CH2 COX2>1
、27 (36H,bs,(CH2 >9 X2>0、
88 (6H,t 、CH3 X2>実施例61 5−クロロ−4−ヒドロキシ−1−メチルチオメチル−
2−ピリドンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン0.500
を、1,1.1,3,3.3−へキサメチルジシラザン
10mQ中で一晩還流した。次に過剰のへキサメチルジ
シラザンを留去し、残渣をアセトニトリル15rlll
lllに溶解した。これにクロロメチルメチルスルフィ
ド0.70gを加え、空温で6時間撹拌した。、トリエ
チルアミンを加えて中和した後、溶媒を留去し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけ、2%メタ
ノール−クロロホルムで溶出して、目的化合物0.01
g (収率2%)を得た。
NMR(DMSOd s )δ 7.94 (1H,S 、ピリジン環のCs  H)5
.77 (1H,S 、ピリジン環のCs−H1D20
添加で消失) 4.92 (2H,s 、CH23) 2.12 (3H,S、CH3) 実施例62 5−クロロ−4−(4−クロロベンゾイル)オキシ−2
−ピリドン及び5−クロロ−2゜4−ジ(4−クロロベ
ンゾイル)オキシピリジンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2、OOc
+ 、塩化4−クロロベンゾイル3.609及びピリジ
ン100m12を用い、実施例60゛と同様にして(但
し反応時間は一晩とした)目的とするモノアシル体1.
11(1(収率29%)及びジアシル体2.70g (
収率47%)各々を得た。
モノアシル体〔5−クロロ−4−(4−クロロベンゾイ
ル)オキシ−2−ピリドン〕 NMR(DMSO−d s )δ J=8H2)     ’ 7.89 (1H,s 、ピリジン環のCs  H)6
.57 (1HSS 、ピリジン環の03  H)ジア
シル体〔5−クロロ−2,4−ジ(4−クロロベンゾイ
ル)オキシピリジン〕 NMR(CDCQ3)δ J=8Hz > 5−クロロ−4−(4−メトキシベンゾイルオキシ)−
2−ピリドン及び5−クロロ−2゜4−ジ(4−メトキ
シベンゾイルオキシ)ピリジンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2、OOa
をピリジン1501F112に懸濁させ、これに塩化4
−メトキシベンゾイル2.BOQを滴下し、空温で4時
間反応させた。反応終了後、ピリジンを留去し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて、石油エーテ
ル−クロロホルム(1:4)で展開して目的とするジベ
ンゾイル体2.74g (収率48%)を得た。また次
にクロロホルムで展開してモノベンゾイル体1.27C
I(収率33%)を得た。
モノベンゾイル体(5−クロロ−4−(4−メトキシベ
ンゾイルオキシ)−2−ピリドン〕NMR(DMSOd
 s )δ 11.95 (1H,s 、NH> 7.86 (1H,s 、ピリジン環のCs  H)6
.51 (IH,s 、ピリジン環の03 H)3.8
8 (3H,s 、CH30) ジベンゾイル体〔5−クロロ−2,4−ジ(4−メトキ
シベンゾイルオキシ)ピリジン〕NMR(CDCQ3 
)δ 7.37 (1H,S 、ピリジン環の03  H>3
.91 (3H,S 、CH30) 3.89 (3H,s 、CH30) 実施例64 5−クロロ−4−(4−ジメチルアミノベンゾイルオキ
シ)−2−ピリドン及び5−クロロ−2,4−ジ(4−
ジメチルアミノベンゾイルオキシ)ピリジンの製造 4−ジメチルアミノ安息香酸2.70(+、塩化チオニ
ル2.0mQ、ベンゼン50mQの混合物を一晩還流し
、放冷後、ベンゼンを留去し、ピリジン70m12で希
釈した。これを5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリ
ドン2.00gのピリジン溶液80m(IIに加え、室
温で3時間反応させた。ピリジンを留去し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにかけ、クロロホルム
で展開して、目的とするジアシル体1.34CI  (
収率24%)を得た。また2%メタノール−クロロホル
ムで展開して目的とするモノアシル体1.89o(収率
47%)を得た。
モノアシル体〔5−クロロ−4−(4−ジメチルアミノ
ベンゾイルオキシ)−2−ピリドン〕NMR(DMSO
−d 6 )δニ ア、80 (1H,s 、ピリジン環のCs、  H)
6.45 (IH,s 、ピリジン環の03  H)3
.05  (6H,s 、CH3x2>ジアシル体〔5
−クロロ−2,4−ジ(4−ジメチルアミノベンゾイル
オキシ)ピリジン〕NMR(CDCQ3 )δ 8.45 (1H,S 、ピリジン環の06  H)J
=9Hz> 7.36 (1H,S 、ピリジン環の03  H)3
.08 (6H,S 、CH3) 3.07 (6H,S 、CH3) 実施例65 5−クロロ−2,4−ジ(4−メチルベンゾイルオキシ
)ピリジンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.00C
Iのピリジン溶液50m12に、塩化4−メチルベンゾ
イル2.66gを滴下し、室温で一晩反応させた。ピリ
ジンを留去し、残渣をエーテル中で6時間撹拌し、析出
した固体を乾燥して目的化合物1.710を得た。また
エーテルを濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにかけ、石油エーテル−クロロホルム(1:2>で展
開して同一化合物0.851j  (合計収量2.56
G、合計収率97%)を得た。
NMR(’DMSOd s )δ 8.71 (1H,s、ピリジン環のCs  H)7.
73 (1H,s 、ピリジン環のC3H)3.29 
(6H,s 、CH3X2>実施例66 4−(4−ベンジルオキシベンゾイルオキシ)−5−ク
ロロ−2−ピリドンの製造 ピリジン1001d中に5−クロロ−4−ヒドロキシ−
2−ピリドン3.00aを懸濁させ、これに撹拌しなが
らv温で4−ヘンシルオキシベンゾイルクロライド5.
59g加えた。反応溶液を90’Cで1.5時間撹拌し
た。溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、空温
で一晩撹拌した。
酢酸エチル層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにかけ、2%メタノール−クロロホルムで
溶出して目的化合物770mg(収率10.5%)を得
た。
J=9Hz> 7.52 (IH,s 、ピリジン環のC6H)J=9
Hz> 6.64 (1H,s 、ピリジン環の03  H)5
.17  (2HS S 、−CH2>実施例67 5−クロロ−4−ヒドロキシ−1−メトキシメチル−2
−ピリドンの製造 2.4−ビス(トリメチルシリルオキシ)−5−クロロ
ピリジン1.75(1、クロロメチルメチルエーテル0
.66CI及びアセトニトリル20鵬を用い、実施例6
1と同様にして目的化合物0.63(]  (収率49
%)を得た。
NMR(DMSOd s )δ 11.55 (IH,bs、0H) 7.87 (IH,S 、ピリジン環のCs  H)5
、76 (1H’、 S 、ピリジン環のC3H)5.
12 (2H,S 、NCH2> 3.24 (3H,s 、OCH3) 実施例68 5−クロロ−4−(1−ナフトイルオキシ)−2−ピリ
ドンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.0(]
l 、α−ナフトイルクロライド3.93g及びピリジ
ン100m12を用い、実施例45と同様にして目的化
合物1.15CI  (収率28%)を得た。
NMR(DMSOd s )δ 12、07 (1H,bs、 NH) 8.89−7.64 (7H,m 、ナフチル−H)7
.94 (IH,s 、ピリジン環のCs  H)6.
68 (IH,S 、ピリジン環の03  H)実施例
69 5−クロロ−2,4−ジ(1−ナフトイルオキシ)ピリ
ジンの製造 5−クロロ−4−ヒトOキシー2−ピリドン2.0OC
I 、α−ナフトイルクロライド3.939及びピリジ
ン100mGを用い、実施例45と同様にして目的化合
物3.83!;]  (収率61%)を得た。
NMR(DMSO−d 6  )δ 8.92−7.60 (14H,m 、ナフチル−H)
8.81 (1H,s 、ピリジン環のCs  H)7
.98 (1HSs 、ピリジン環のC3H)実施例7
0 4−(4−ベンジルオキシカルボニル)ベンゾイルオキ
シ−2−ピリドンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン1.80CI及びトリエ
チルアミン7.50(!のジオキサン溶液20m12に
、塩化(4−ベンジルオキシカルボニル)ベンゾイル4
.60(]のジオキサン溶液20m12を加え、6時間
還流した。放冷後、濃縮し、残渣を酢酸エチルで抽出し
、水洗後、酢酸エチルを留去し、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにかけ、2%メタノール−クロロホルム
で展開して目的化合物0.80(]  (収率14%)
を得た。
NMR(DMSOd s )δ 11 、90 (1Hlbs、 NH>7.39−7.
50 (6H,m 、フェニル−Hとピリジン環のCs
  H) 6.22−7.34 (2H,m 、ピリジン環のC3
,5H> 5、41 (2H,s 、−C止30)実施例71 2−ベンゾイルオキシ−5−ブロモ−4−ヒドロキシピ
リジンの製造 フッ化カリウム0.15(] 、]18−クラウンー6
035CI及びアセトニトリル50m12混合液を30
分間還流した後、これに5−ブロモ−2゜4−ジベンゾ
イルオキシピリジン0.50gを加え、−晩還流した。
放冷後、濃縮し、残渣を酢酸エチルで抽出し、水洗した
。次に酢酸エチルを濃縮し、残渣をエーテルで処理して
目的化合物0.23(1(収率62%)を得た。
NMR(DMSO−66)δ 12、 10 (I H,broad 、 0H)8.
36 (1H,s 、ピリジン環のCs  H)6.8
1 (1H,s 、ピリジン環のC3H>実施例72 5−ブロモ−4−ベンゾイルオキシ−2−ピリドン及び
5−ブロモ−2,4−ジベンゾイルオキシピリジンの製
造 5−ブロモ−4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.000
をピリジン100ITI2に懸濁させ、これに塩化ベン
ゾイル2.20qを滴下し、空温で4時間反応させた。
反応終了後、濃縮し、残渣をエーテル中で一晩撹拌した
。析出した結晶をi月収して目的とするモノベンゾイル
オキシ体1.01(](収率33%)を得た。またエー
テルを濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに
かけ、石油エーテル−クロロホルム(1:2>で展開し
てジベンゾイルオキシ体1.44Q  (収率34%)
を得た。
モノベンゾイルオキシ体〔5−ブロモ−4−ベンゾイル
オキシ−2−ピリドン〕 NMR(DMSO−d s )δ 6.65 (1H,s 、ピリジン環の03  H)ジ
ベンゾイルオキシ体〔5−ブロモ−2,4−ジベンゾイ
ルオキシピリジン〕 NMR(CDC9!3)δ 8.63 (IH,s 、ピリジン環のCs  H)7
.40−7.65 (7H1m 1ピリジン環の実施例
73 2.4−ビス(トリメチルシリルオキシ)−5−クロロ
ピリジンの製造 5−クロロ−4−ヒドロキシ−2(1H)−ピリドン9
.6gにヘキサメチルジシラザン50mGを加え、油浴
中140℃で一夜撹拌した。不溶物を枦去し、炉液を減
圧蒸留し沸点120°C/7mmH1)の目的化合物1
4.4CI (75%)を得た。
実施例74 2−アセトキシ−5−クロロ−4−ヒドロキシピリジン
の製造 2.4−ビス(トリメチルシリルオキシ)−5−クロロ
ピリジン5.0OCIの乾燥ジクロロメタン250m!
2溶液に、アセチルプロミド2.09mQと塩化第2錫
0.1011112を加え、空温で3.5時間撹拌した
。トリエチルアミンで中和後、溶媒を留去し、残渣をシ
リカゲルカラムを用い、40%酢酸エチル−ベンゼンで
溶出し、目的化合物2.07CJ (64%)を得た。
融点 270−272℃ NMR(DMSO−ds)δ 11.90 (1H,bs、0f−1>8.20 (1
H,S、Cs   H)6.69 (IH,S、03 
  H)2.27 (3H,S、COCH3) 実施例75 5−クロロ−4−ヒドロキシ−1−(2−テトラヒドロ
フラニル)−2−ピリドンの製造5−クロロ−4−ヒド
ロキシ−2(IH)−ピリドン1.OOC]にヘキサメ
チルジシラザン10鵬を加え6時間還流した。ついで過
剰のへキサメチルジシラザンを留去し、油状残渣をジク
ロロメタン50m12に溶解した。ここに2−アセトキ
シテトラヒドロフラン1.0OC1と塩化第2錫0.1
鵬を添加し、室温で一夜撹拌した。トリエチルアミンで
中和後溶媒を留去し、残渣にメタノールを加えて室温で
2時間撹拌した。再度溶媒を留去し、残渣をシリカゲル
カラムを用い2%メタノール−クロロホルムで溶出し、
目的化合物1.07g(73,5%)を得た。
融点 170−173℃ NMR(DMSO−ds)δ 11.6 (1H,bs、0H) 7.59 (1H,S、C6H> 5.76 (1H,S、03  H) 実施例76 4−ヒドロキシ−1−(3−フタリジル)−2−ピリド
ンの製造 4−ヒトキロシー2−ピリドン1.0OCIにヘキサメ
チルジシラザン10m12を加え、6時間還流した。つ
いで反応溶液を減圧濃縮し、残渣をアセトニトリル20
mQに溶解した。これに3−ブロモフタリド2.290
を添加し、室温で一夜撹拌した。反応溶液にメタノール
を加えて室温で15分間撹拌した。次に反応溶液を減圧
濃縮し、残渣を1%メタノール−クロロホルムを溶出液
としたシリカゲルカラムに付し、目的化合物0.62C
J(30%)を得た。
融点 239−241℃ NMR(DMSO−ds )δ 6.99 (1H,d、J=8H2,C6H>5.88
 (1HSdd、J:I 、 5=2H2、Js 、6
 =8H2,Cs  H) 5.65 (IH,d、J=2H2,C3H)実施例7
7 1−ベンジルオキシメチル−5−クロロ−4−ヒドロキ
シ−2−ピリドンの製造 実施例75で2−アセトキシテトラヒドロフランに代え
ベンジルオキシメチルクロリドを用い、溶媒としてジク
ロロメタンに代えてアセトニトリルを用い、目的化合物
を収率57%で得た。
融点 165−167℃ NMR(DMSOds )δ 11.65 (1H,bs、0H) 7.92 (1H,s、C6−H> 7.31 (5H,s、フェニル−H)5.77 (1
H,S、03  H) 5.27 (2HSs、−NCCa2O)4.55 (
2H,s、 0CH2ぺ))実施例78 5−クロロ−1−エトキシメチル−4−ヒドロキシ−2
−ピリドンの製造 実施例75で2−アセトキシテトラヒド口フランを用い
る代りにクロロメチルエチルエーテルを用い、5−クロ
ロ−1−エトキシメチル−4−ヒドロキシ−2(1H)
−ピリドンを収率39%で得た。
融点 217−219°C NMR(DMSO−ds )δ 1 ’1.63 (1H,bs、0日)7.87 (1
H,s、Cs  H) 5.75 (1H,S、03  H) 5.16(2H,S、N  CR20>3.49 (2
H,q、J=7Hz、 0CH2CH3) 1.09 (3t−1,t、J=7Hz。
−〇〇H2CH3) 実施例79 2−ベンゾイルオキシ−5−クロロ−4−ヒドロキシピ
リジンの製造 実施例75で2−アセトキシテトラヒドロフランを用い
る代りにベンゾイルクロリドを用い、目的化合物を収率
51%で得た。
融点 184°Cで軟化 N M R(D M S O−d 6 )δ8.27 
(1H,S、Cs −H) 6.91 (IH,s、03  H) 実施例80 4−ベンゾイルオキシ−5−クロロ−2−ピリドンの製
造 5−クロロ−2,4−ジベンゾイルオキシピリジン1.
0OCIのジオキサン30m12溶液にアニリン0.3
1戒を加え90〜100℃で5時間放置した。ここにざ
らに0.1511tf2のアニリンを加え2時間反応を
続けた。溶媒を留去後残渣を水洗し、不溶物を更改した
。これをシリカゲルカラムを用い、クロロホルム〜2%
メタノーメルークロロホルムで溶出して目的化合物0.
26にJ (37%)を得た。これは実施例10で得た
ものと融点、NMRスペクトルが一致した。
実施例81 6−ペンゾイルオキシー3−シアノ−2−ヒドロキシピ
リジンの製造 3−シアノ−2,6−シヒドロキシピリジン1.00C
IのN、N−ジメチルアセトアミド40mQ溶液にトリ
エチルアミン0.51mQ及び塩化ベンゾイル0.43
mGを加え空温下15分間撹拌した。更に反応溶液にト
リエチルアミン0.51mQ及び塩化ベンゾイル0.4
3mQを加え空温下15分間撹拌した。反応溶液をt濾
過し、炉液を減圧濃縮し、残渣をクロロホルム及び水で
洗浄して、目的化合物1.06g(60%)を得た。
NMR(DMSOd s )δ 12.76 (I H,bs、OH又はNH)8.33
 (1H,d、J=8Hz、ピリジン環のC4H) 6.95 (1H,d、J=8Hz、ピリジン環のCs
   H) 実施例82〜86 実施例81と同様にして以下の化合物を得た。
実施例82 3−シアノ−6−(2,4−ジクロロベンゾイルオキシ
)−2−ヒドロキシピリジンNMR((CD3 )2 
Co)δ 8.29 (1H,d、J=8Hz、ピリジン1(1)
C,−H) 8.17 (IH,d、J=8Hz、 7.74 (1H,d、J=2Hz、 7.61 (1H,dd、J=8HzSJ=2Hz、C
s   H) 実施例83 3−シアノ−6−(2−フロイルオキシ)−2−ヒドロ
キシピリジン NMR(DMSO−d s )δ 8.32 (1H,dd、J=8Hz、ピリジン環のC
t  H) 8.14 (1H,dd、J=1Hz、J=2Hz、7
.63 (1H,dd、J=1t−1z、J=4Hz、
6.95 (1H,d、J=8Hz、ピリジン環のCs
   H) 6.82 (1H,dd−1J=2Hz、J=4Hz、
実施例84 3−シアノ−6−(3,4,5−トリメトキシベンゾイ
ルオキシ)−2−ヒドロキシピリジン NMR(DMSOd s  )δ 8.32 (IH,d、J=8Hz、ピリジン環のC,
−H> 6.93 (1H,d、J=8Hz、ピリジン環のCs
   H) 実施例85 3−シアノ−6−(2−テノイルオキシ)−2−ヒドロ
キシピリジンの製造 NMR(DMSO−d s )δ 8.32 (IH,dXJ=8Hz、ピリジン環のCa
 −H> 8.15 (1H,dd、J=1Hz、J=5Hz、8
.06 (1H,dd、J=1HzSJ=4Hz。
7.33 (1H,dd、J=4Hz、J=5Hz、6
.96 (1H,d、J=8Hz、ピリジン環のCs 
  H) 実施例86 °3−クロロ−6−(4−フルオロベンゾイルオキシ)
−2−ヒドロキシピリジンの製造NMR(DMSO−6
6)δ 12.27 (11−11bs、OH又はNH>7.9
6 (1H,d、J=8Hz、ピリジン環の04  H
) 6.79 (IH,d、J=8Hz、ピリジン環のCs
   H) 実施例87 4−(2−テノイルオキシ)−2−ピリドンの製造 4−ヒドロキシ−2−ピリドン2.0OCIと2−テノ
イルクロライド3.17C1を用い、実施例18と同様
にして目的化合物2.98CI (収率75%)を得た
N M R(D M S O−d s )δ:11.6
9 (IH,bs、N−H,D20添加により消失) 8.14−7.99 (2H,m、チオフェン環の03
.5  H) 7.48 (コ)−1,d、J=8)−IZ、ピリジン
環のCs  H) 7.35−7.26 (IH,m、チオフェン環の04
  H) 6.26−6.17 (2H,m、ピリジン環のC3,
5H) 実施例88 6−ペンゾイルオキシー3−クロロ−2−ヒドロキシピ
リジンの製造 3−クロロ−2,6−シヒドロキシピリジン3.74C
Iのピリジン100mQ溶液に無水安息香酸5.81C
]を加え空温下1.5時間撹拌した。
反応溶液を減圧濃縮し、残渣をエーテルで洗浄し、アセ
トンから再結晶し、目的化合物3.07c+(収率48
%)を得た。
NMR(DMSOds )δ: 12.25 (1H,bsloH又はNH)6.80 
(1)(1d、J=8Hz1ピリジン環のCs  H) 実施例89 4−アセトキシ−2−ベンゾイルオキシピリジンの製造 4−アセトキシ−2−ピリドン0.77CIをジオキサ
ン30m12に懸濁し、これにトリエチルアミン2.0
9mQと塩化ベンゾイル0.58m12を加え空温下2
.5時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、残)査をシ
リカゲルカラムクロマドグラフイーにかけクロロホルム
で溶出し、目的化合物0.95C] (収率73%)を
得た。
NMR(CDCQ3)δ: 8.42(1H,d、J=6Hz、ピリジン環のCs 
 H) 7.25−7.06 (2H,m、ピリジン環の03 
、 s −H) 2.29 (3H,S、COCH3) 実施例90 6−ペンゾイルオキシー2−(4−ブロモベンゾイルオ
キシ)−3−シアノピリジンの製造 6−ペンゾイルオキシー3−シアノ−2−ヒドロキシピ
リジン2.OOQのジオキサン50mf2を8液に、ト
リエチルアミン3.46mQと塩化4−プロモベンゾイ
ルコ、82qを加え室温下1時間撹拌した。生成した塩
をン戸去し、1戸液を濃縮した。
残)告をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけク
ロロホルムで溶出し、目的化合物2.97CI(収率8
4%)を得た。
NMR(DMSO−ds )δ: 8.80 (1H,d1J=8Hz、ピリジン環の04
 H> 実施例91 6−ペンゾイルオキシー2−(4−クロロベンゾイルオ
キシ)−3−シアノピリジンの製造 6−ペンゾイルオキシー3−シアノ−2−ヒドロキシピ
リジン1.OOC]と塩化4−クロロベンゾイル0.7
2CIを用い、実施例90と同様にして目的化合物1.
29g(収率82%)を得た。
NMR(DMSO−d6 )δ: 8.82 (コl−1.d、J=8日z1ピリジン環の
Ct  H) 実施例92 3−シアノ−2,6−ジベンシイルオキシピリジンの製
造 6−ペンゾイルオキシー3−シアノ−2−ヒドロキシピ
リジン1.OOQと塩化ベンゾイル0.58CIを用い
、実施例90と同様にして目的化合物1.150(収率
80%)を得た。
NMR(DMSO−ds )δ: 8.81 (1H,d、J=8Hz、ピ1,1シン1m
(7)Ct  H) 8.24−8.11 (4H,m。
実施例93 6−(2−りOロペンゾイルオキシ)−3−シアノ−2
−ヒドロキシピリジンの製造3−シアノ−2,6−シヒ
ドロキシピリジン2゜009と2−りOロペンゾイルク
ロライド2.570を用い、実施例81と同様にして目
的化合物2.21CI(収率55%)を得た。
NMR(DMSO−ds )δ: 8.35 (1H,d1J=8Hz1ピリジン環のCa
   H) 8.10 (1!−1,dd、J=7t−1z、J=1
t−1z。
C5−H) 実施例94 3−シアノ−6−(3−メチルベンゾイルオキシ)−2
−ヒドロキシピリジンの製造3シアノ−2,6−シヒド
ロキシピリジン2.0OCIと3−メチルベンゾイルク
ロライド2.270を用い、実施例81と同様にして目
的化合物2.161収率58%)を得た。
NMR(DMSO−ds )δ: 8.33 (IH,d、J=8Hz、ピlJシンtm(
7)C4−H) 6.94 (1H,d、J−8Hz、ピリジン環のOs
   H> 実施例95 6− (2,4−ジクロロベンゾイルオキシ)−2−ヒ
ドロキシピリジンの製造 2.6−シヒドロキシピリジン塩酸塩3.009と2,
4−ジクロロベンゾイルクロライド4.26C1を用い
、実施例81と同様にして目的化合物4.49Cl (
収率78%)を得た。
NMR(DMSO−ds )δ: 8.10 (1H,d、J=9Hz、 C9 とピリジン環のCa  H) 6.78 (1H,d、J=8Hz、ピリジン環のCs
  H) 6.64 (1H,d、J=8Hz、ピリジン環のC3
H) 実施例96 2.6−ジじドロキシ−3−クロロピリジンの製造 四塩化炭素30mQに、2,6−ジペンジルオキシピリ
ジン1.46CIと炭とカリウム1.45C]を加え、
更に塩化スルフリル0.4mQの四塩化炭素10m12
溶液を室温下2時間かけて滴下した。1時間撹拌後反応
液をン濾過し、1戸液を濃縮した。
残渣をシワカゲルカラムクロマトグラフイーにかけn−
ヘキサン−ベンゼン(7:1)混液で溶出し、無色のオ
イル1.2CI(収率74%)を得た。
元素分析値 計算値(%) : C70,05: H4,95: N
 4.30実測値(%) : C70,02; H4,
82: N 4.25次いで得られた2、6−ジペンジ
ルオキシー3−クロロピリジン6.5gをエタノール1
30mQに溶解し、5%パラジウム炭素429mc+を
加え、常圧にて接触還元した。反応液を)濾過し、1戸
液を濃縮して赤色結晶を得、これをメタノール−酢酸エ
チルから再結晶して、淡緑色綾状晶の目的化合物410
mc+(収率14%)を得た。融点300’C以上(分
解>(220’C以上で変色、250’C以上で黒化) 薬理試験例工 ICR系マウスに腹水として継代したザルコー? (3
arcoma>−180を、生理食塩水で希釈して1匹
当り2X107となる量を2グループの同系マウスの背
部皮下に移植し実験に供した。
(即ち、一方のグループには薬剤を投与し、他方のグル
ープ(コントロール)には薬剤を投与しない。)腫瘍移
植24時間後より1日1回、7日間、5%アラビアゴム
で懸濁させた薬剤を連日経口投与した。
腫瘍移植10日回転背部皮下の固型病を摘出し、癌重量
を測定し、薬剤投与群の腫瘍重量(T)と薬剤未投与の
対照群の腫瘍重量(C)との比(T/C)を求め、薬剤
投与量と該比(T/C)の用量−反応曲線よりT/Cが
0.5となる50%癌抑制用量(ED50値)を求めた
供試薬剤として各種抗腫瘍剤を単独で用いた場合及び各
種抗腫瘍剤と本発明の抗腫瘍活性増強上合物とを1:1
(モル比)で併用した場合の結果を第1表に示す。比較
例として、抗腫瘍剤と2゜4−ジヒドロピリジン(2,
4−DHP>とを1:1(モル比)で併用した場合の結
果を第2表に示す。尚抗腫瘍剤及び本発明抗腫瘍活性増
強化合物は、夫々以下の略号又は記号にて、第1表及び
第2表に示す。
〈抗腫瘍剤〉 5−FU・・・5−フルオロウラシル FT−207・・・1−(2−テトラヒドロフリル)−
5−フルオロウラシル HCFU・・・1−n−へキシルカルバモイル−5−フ
ルオロウリジン 5’ DFUR・・・5′−デオキシ−5−フルオロウ
リジン FUdR・・・2′−デオキシ−5−フルオロウリジン OFU・・・1−エトキシメチル−5−フルオロウラシ
ル TK−117・・・2′−デオキシ−5−フルオロ−3
−(3,4−メチレンジオキシベンゾイル)ウリジン FUR・・・5−フルオロウリジン FF−707・・・2′−デオキシ−5−フルオロー3
’ 、5’−ビス−0−(4−メトキシフェノキシカル
ボニル ゾイル)ウリジン Anti −T − 1 ・=2’ −デオキシ−3′
−〇ーペンシルー5ーフルオロウリジン Anti −T−2・=5’ー0ーアセチルー3′−〇
−ベンジル−27−ジオキシ−5−フルオロウリジン Anti −T−3−2”−デオキシ−3′−〇ーベン
ジルー3ーベンゾイルー5−フルオロウリジン Anti − T−4−2’−デオキシ−3’−0−(
4−クロロベンジル)−5−フルオロウリジン く本発明抗腫瘍活性増強化合物〉 化合物1:2.4−ジヒドロキシ−5−クロロピリジン 化合物2:2.6−シヒドロキシー3−クロロピリジン 化合物3:2.4−ジヒドロキシ−5−ブロモピリジン 化合物4:2,4−ジ亡ドロキシー5ーメチルピリジン 化合物5:2.6ージじドロキシ−3−シアノピリジン 化合物6:2,6−シヒドロキシー3−二トロピリジン 化合物7:2.6−シヒドロキシピリジン化合物8:2
.4−ジヒドロキシ−5−カルボキシピリジン 化合物9:2,4−ジヒドロキシ−5−エトキシカルボ
ニルピリジン 化合物10:2.4−ジヒドロキシ−3,5−ジク ロ
ロピリジン 化合物11:2,4−ジヒドロキシ−3,5−ジブロモ
ピリジン 化合物12:2,4−ジヒドロキシ−3−クロロピリジ
ン 化合物13:2.4−ジヒドロキシ−3−ブロモピリジ
ン 化合物14:2.4−ジヒドロキシ−3−メチルピリジ
ン 化合物15:2.4−ジヒドロキシ−3−アミノピリジ
ン 化合物16:2.6−シヒドロキシー3−カルバモイル
ピリジン 化合物17:2.4.6−トリヒドロキシピリジン 化合物18:5−クロo−4−オクタデカノイルオキシ
−2−ピリドン 化合物19:2.4−ジベンゾイルオキシピリジン 化合物20:6−ペンゾイルオキシ−2−ピリドン 化合物21:2−ベンゾイルオキシ−5−クロロ−4−
ヒドロキシピリジン 化合物22:5−クロロ−4−(2−メチルベンゾイル
オキシ〉−2−ピリドン 化合物23:4−ベンゾイルオキシ−5−クロロ−2−
ピリドン 化合物24:2.4−ビス(4−エトキシベンゾイルオ
キシ)ピリジン 化合物25:5−クロロ−1,2−ジヒドロ−4−ヒド
ロキシ−2−オキソ−1−(2−テトラヒドロフラニル
)ピリジン 化合物26:5−クロロ−1,2−ジヒドロ−4−ヒド
ロキシ−2−オキソ−1−メトキシメチルピリジン 化合物27:1.2−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−2−
オキンー1−(2−テトラヒドロフラニル)ピリジン 化合物28:6−ペンゾイルオキシ−3−シアン−2−
ヒドロキシピリジン 化合物29:3−シアノ−6−(3,4,5−トリメト
キシベンゾイル)−2−ヒドロキシピリジン 化合物30:3−シアノ−6−(2−フロイルオキシ)
−2−ヒドロキシピリジン 化合物31:3−シアノ−6−(3,4−ジクロロベン
ゾイルオキシ)−2−ヒドロキシピリジン 化合物32:6−ペンゾイルオキシ−2−(4−ブロモ
ベンゾイルオキシ)−3−シアノピリジン 第   1   表 以上の結果より、本発明化合物を抗腫瘍剤と併用すると
、抗腫瘍剤の抗腫瘍活性を著しく増強させ得ることがわ
かる。
薬理試験例■(急性毒性) 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジン及び3′−〇−ベンジルー5′−〇−アセチル−
2′−デオキシ−5−フルオロウリジンを、各々5週齢
のICR雄性マウス(1群8例)に経口投与し、一般症
状、体重の推移及び生死の有無を投与14日間に亘り観
察した゛。また死亡率からりツチフイールドーウイルコ
ツクソン(L itcMield −Wilcoxon
 )法に従い、LD5Q値を求めた。結果を下記第3表
に示す。
薬理試験例■(急性毒性) 2.6−シヒドロキシー3−シアノピリジンを、5週齢
のICR雄性マウス(1群8例)に静脈内投与し、一般
症状、体重の推移及び生死の有無を投与14日間に亘り
観察した。また死亡率からリッチフィールドーウイルコ
ツクラン法に従い、LD5Q値を求めた。LD50値は
315mMkgであった。
製剤例1 2.6−シヒドロキシー3−クロ ロピリジン             20mg2′−
デオキシ−3′−〇−・ベン ジル−5′−〇−アセチルー5− フルオロウリジン          50+nc+乳
   糖                  110
mg結晶セルロース           67mgス
テアリン酸マグネシウム       3+nc+上記
組成で1カプセル当り250maのカプセル剤を調製し
た。
製剤例2 2.6−ジヒドロキシ−3−クロ ロピリジン             10mCI2′
−デオキシー3′−〇−ベン ジル−5−フルオロウリジン     20IT1g乳
   糖                  107
mg結晶セルロース           60mCl
ステアリン酸マグネシウム       3mQ上記組
成で1カプセル当り200mgのカプセル剤を調製した
゛製剤例3 2.6−シヒドロキシー3−クロ Oピリジン            10m。
5−フルオロウリジン        ’+oma乳 
  糖                  180m
(]コーンスターチ          290mGヒ
ドロキシプロピルメチルセルロ ース                10mg上記組
成で1包当り50011ICIの顆粒剤を調製した。
製剤例4 2.6−シヒドロキシー3−クロ ロピリジン             20+nc+2
′−デオキシ−3′−〇−ベン ジル−5′−〇−アセチルー5− フルオロウリジン           10m(Jマ
クロゴール300        500m(1注射用
蒸留水            適 量゛上記組成で1
アンプル当り5mGの注射用剤を調製した。
製剤例5 2.6−シヒドロキシー3−クロ ロピリジン             l0CI5−フ
ルオロウラシル        10g乳   糖  
                  10gコーンス
ターチ           24Q結晶セルロース 
          25CIメチルセルロース   
      1.5gステアリン酸マグネシウム   
    1Q2.6−シヒドロキシー3−クロロピリジ
ン、5−フルオロウラシル、乳糖、コーンスターチ及び
結晶セルロースを十分混合し、メチルセルロースの5%
水溶液で顆粒化し、200メツシユの篩に通して注意深
く乾燥した。乾燥した顆粒を200メツシユの篩に通し
てステアリン酸マグネシウムと混合して錠剤にプレスし
、経口使用のための錠剤1000錠を得た。
(以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中R^1は水酸基又はアシルオキシ基を示す。 R^2及びR^3は夫々水素原子、ハロゲン原子、アミ
    ノ基、カルボキシル基、カルバモイル基、シアノ基、ニ
    トロ基、低級アルキル基、低級アルケニル基又は低級ア
    ルコキシカルボニル基を示す。R^3及びR^5は夫々
    水素原子、水酸基又はアシルオキシ基を示す。またR^
    1、R^3及びR^5のうち少なくとも1つが水酸基の
    場合には、ケト・エノール互変異性によりピリジン環の
    1位は▲数式、化学式、表等があります▼の構造を取る
    ことができ、該水素原子は低級アルキル基、テトラヒド
    ロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、低級アルコキ
    シ低級アルキル基、フタリジル基、カルバモイル基、低
    級アルコキシカルボニル低級アルキルカルバモイル基、
    フェニル低級アルコキシ低級アルキル基、フェニル環上
    に置換基を有することのあるフェニルカルバモイル基、
    低級アルキルカルバモイル基、カルボキシル低級アルキ
    ルカルバモイル基、低級アルキルチオ低級アルキル基及
    び低級アルケニル基からなる群から選ばれた置換基で置
    換されていてもよい。但し一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中αは水素原子、低級アルキル基、テトラヒドロフ
    ラニル基、テトラヒドロピラニル基、低級アルコキシ低
    級アルキル基、低級アルキルカルバモイル基、低級アル
    キルチオ低級アルキル基又は低級アルケニル基を示す。 ) で表わされる化合物を除く。〕 で表わされるピリジン誘導体を含有し、5−フルオロウ
    ラシル及び生体内で5−フルオロウラシル生成能を有す
    る化合物から選ばれた抗腫瘍化合物の抗腫瘍活性増強剤
JP60269171A 1984-11-30 1985-11-27 抗腫瘍活性増強剤 Granted JPS62155215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60269171A JPS62155215A (ja) 1984-11-30 1985-11-27 抗腫瘍活性増強剤

Applications Claiming Priority (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25458784 1984-11-30
JP59-254587 1984-11-30
JP60-7190 1985-01-17
JP719085 1985-01-17
JP5978885 1985-03-25
JP60-59788 1985-03-25
JP60-192582 1985-08-30
JP19258285 1985-08-30
JP60-207892 1985-09-19
JP20789285 1985-09-19
JP60269171A JPS62155215A (ja) 1984-11-30 1985-11-27 抗腫瘍活性増強剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62155215A true JPS62155215A (ja) 1987-07-10
JPH0580451B2 JPH0580451B2 (ja) 1993-11-09

Family

ID=43447700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60269171A Granted JPS62155215A (ja) 1984-11-30 1985-11-27 抗腫瘍活性増強剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62155215A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992021345A1 (fr) * 1991-05-27 1992-12-10 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. Composition, methode et trousse pour le traitement des tumeurs par stimulation de l'activite antitumorale
WO2006080339A1 (ja) * 2005-01-26 2006-08-03 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. 5-クロロ-2,4-ジヒドロキシピリジンの製造方法
WO2006106983A1 (ja) 2005-04-01 2006-10-12 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. 放射線治療増強剤

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992021345A1 (fr) * 1991-05-27 1992-12-10 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. Composition, methode et trousse pour le traitement des tumeurs par stimulation de l'activite antitumorale
US5525603A (en) * 1991-05-27 1996-06-11 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. Compositions, methods and kits for potentiating antitumor effect and for treating tumor
JP2614164B2 (ja) * 1991-05-27 1997-05-28 大鵬薬品工業株式会社 抗腫瘍効果増強のための及び腫瘍治療のための組成物
WO2006080339A1 (ja) * 2005-01-26 2006-08-03 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. 5-クロロ-2,4-ジヒドロキシピリジンの製造方法
US7557216B2 (en) 2005-01-26 2009-07-07 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. Process for production of 5-chloro-2,4-dihydroxypyridine
JP4892472B2 (ja) * 2005-01-26 2012-03-07 大鵬薬品工業株式会社 5−クロロ−2,4−ジヒドロキシピリジンの製造方法
KR101253367B1 (ko) * 2005-01-26 2013-04-11 다이호야쿠힌고교 가부시키가이샤 5―클로로―2,4-디히드록시피리딘의 제조방법
WO2006106983A1 (ja) 2005-04-01 2006-10-12 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. 放射線治療増強剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0580451B2 (ja) 1993-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100589935B1 (ko) 신규한 피라진 유도체 또는 그 염, 및 이를 함유하는 의약 조성물
EP0602478B1 (en) Novel process for producing N4-acyl-5'-deoxy-5-fluorocytidine derivatives
JP3229990B2 (ja) β―立体配置をもつジオキソランヌクレオシドの合成のための方法および成分
Wigerinck et al. Synthesis and antiviral activity of 5-thien-2-yl-2'-deoxyuridine analogs
EP0180188B1 (en) A composition for increasing the anti-cancer activity of an anti-cancer compound
EP0323441B1 (en) 5-Fluorouracil derivatives
US5047521A (en) 5-fluorouracil derivatives
JPS62155215A (ja) 抗腫瘍活性増強剤
Berber et al. Synthesis of some cyclic and acyclic nucleoside analogues derived from 4-(trifluoromethyl) pyrimidines
JP7299307B2 (ja) チミン核酸塩基をベースとするトリアゾロピリミジン類及びその製造方法
JPS62149696A (ja) 2′−デオキシ−5−フルオロウリジン誘導体
US4992534A (en) 3'-O-,5'-O-derivatives of 2'-deoxy-5-fluorouridine
Jones et al. Synthesis of 5-(1-substituted ethyl) uracil derivatives and some of their chemical and biological properties
JPH0446244B2 (ja)
JPS63301880A (ja) 5−フルオロウラシル誘導体
Das et al. Palladium-catalysed synthesis of some biologically active 5, 6-disubstituted uracils
US5703224A (en) Antiviral c-nucleoside derivatives
JPS61106593A (ja) 2′−デオキシ−5−フルオロウリジン誘導体
Enders et al. Asymmetric Synthesis of 4′-Quaternary 2′-Deoxy-3′-and-4′-epi-β-C-and-N-Nucleosides
JPH01199992A (ja) 2′−デオキシ−5−フルオロウリジン誘導体
US4689321A (en) Oxo propenyl nucleosides and nucleoside related analogs
JPH0665211A (ja) シクロペンタンヌクレオシド化合物
AU2007203174A1 (en) 2'-Fluoronucleosides
WO1990009999A1 (de) Seco-nucleosid-derivate und diese enthaltende arzneimittel

Legal Events

Date Code Title Description
R153 Grant of patent term extension

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R153

R153 Grant of patent term extension

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R153

R153 Grant of patent term extension

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R153

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071109

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 17

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 17

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 18

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 18