JPS62154449A - 両端封止閃光放電管およびその製造方法 - Google Patents

両端封止閃光放電管およびその製造方法

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JPS62154449A
JPS62154449A JP29526585A JP29526585A JPS62154449A JP S62154449 A JPS62154449 A JP S62154449A JP 29526585 A JP29526585 A JP 29526585A JP 29526585 A JP29526585 A JP 29526585A JP S62154449 A JPS62154449 A JP S62154449A
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electrode
glass
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glass bead
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Tetsuo Furuya
古屋 哲夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガラス管の両端に相対向するように陽、陰極を
封止してなる両端封止閃光放電管およびその製造方法に
関するものである。
従来の技術 閃光放電管は、従来より写真撮影における人工光源の1
つであるストロボ装置等の発光源として種々使用され特
に、近年においては上記ストロボ装置をカメラと一体化
したいわゆるストロボ内蔵カメラも一般的となってきて
おり、上記閃光放電管としては、小型でしかも高性能の
ものが要求されてきている。
従って、上記要求を満足するべ〈従来より種々の検討が
なされ、例えば第5図に示すような閃光放電管が実開昭
59−165660号公報に開示されている。
かかる閃光放電管は、図面からも明らかなように、ガラ
ス管1の両端部に平担な端板部2a、3aとその外周よ
り立ち上がりその端部の肉厚が端板部2a、31の肉厚
よりも小さくなされた周壁部2b、3bとよりなる皿状
であって、さらに上記周壁部2b、3bの一部から側方
に伸びる給電用の舌片20.3Cを備え、かつその内面
中央部にガラス管1内に突出して伸びる陰極4、陽極6
が接続された金属キャップ2,3が封着されている。
また、陰極4と陽極6との間に形成されるアーク発生領
域を囲むガラス管1の外周壁には透FIA導電性被膜よ
りなる周知のトリガー電極6が設けられている。
さらに、その製造方法について考えてみると、上記提案
には詳述されていないが、陰極4、陽極5を夫々溶接し
た金属キャップ2,3とガラス管1を用意し、まず、ガ
ラス管1の一端部と金属キャップ2あるいは3の一方と
をガラス管1の端部を加熱溶融することにより図示のよ
うに溶着し、次いで所望の稀ガス、例えばキセノンガス
やアルゴンガス等の雰囲気中にてガラス管1の他端部と
先に溶着しなかった金属キャップ2あるいは3(!:を
上記場合同様ガラス管1の端部を加熱溶融することによ
り溶着して原型を製造し、その後周知のトリガー電極6
を塗付することによって完成せしめられると思われる。
尚、トリガー電極6の塗付は金属キャップ2,3の溶着
前に行なわれても同様に完成せられることはいうまでも
ない。
以上のように構成することにより、上記提案に開示され
た閃光放電管は電極の封着部に要する長さが小さくなり
、かつ金属キャップ2,3が給電線を兼ねるため閃光放
電管の全長に対する放電路長の割合は極めて高くなり、
即ち相対的にみて小型化できると(!:になる効果を有
している。また、上記封着部自身におけるガラス管1と
金属キャップ2,3との熱膨張率の遠いにより不都合も
、金属キャップ2,3の周壁部2b 、3bの端部の肉
厚を端板部21L、31の肉厚よりも小さくしであるこ
とから、かかる小肉厚部がガラス管1の収縮に追従して
変形することになり大きく改善できる、換言すれば上記
熱膨張率の遣いにより金属キャップ2.3の周壁部2b
 、3bの端部と溶着しているガラス管1との間に生じ
ていた無理な力が加わらなくなり、この部分におけるク
ラック発生の恐れを極めて少なくできることになる効果
も有している。
発明が解決しようとする問題点 」二連したように実開昭59−165680号公報に開
示された閃光放電管は、小型化、クラックの抑制という
効果を期待できるものであるが、その製造過程を考えて
みると、ガラス管1と金属キャップ2,3との確実な封
着を行なうために、金属キャップ2,3の端板部21L
、32L内面とガラス管1とも溶着させており、開示さ
れてはいないが、ガラス管1の加熱溶融時、金属キャッ
プ2あるいは3との間で互いに押し付は合う方向への軽
い押圧力を印加する必要があると思われる。
これは、ガラス管1の端部を加熱により溶融し自然に即
ちガラス管1や金属キャップ2.3の重量により第5図
に図示したような溶着状態を得ようとすると、ある程変
の時間を必要とし、従ってガラス管1の端部近辺が不必
要に溶融変形してしまう恐れがあり、また電極等からの
不純ガスの発生も考えられ、実用化は械めて困難となり
、即ち封着作業はできるだけ短時間で行なうことが好ま
しく、一方、上述したように軽い押圧力を印加すると短
時間で第5図に示したような状態を得られることから容
易に考えられる。
ところが、図示はしないが従来より極めて一般的な棒状
電極をガラス管の両端に封止してなる閃光放電管の電極
封止工程に対して考えてみると、上述した押圧力印加は
封止工程を高価格化、複雑化していることに他ならない
即ち、押圧力を印加する構成を用意しなければならず加
えて、その構成は、押圧力の印加状態にばらつきが生じ
るとガラス管の変形、それに伴なう放電路長のばらつき
等が発生する恐れがあることから極めて高精度に管理し
なければならない煩わしさを有することになる問題点を
、小型化できるものの依然として有している。
本発明は、上記のような問題点を考慮してなしたもので
封止工程が簡単で、かつ小型化できた両端封止閃光放電
管およびその製造方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明による両端封止閃光放電管は、内部に稀ガスが封
入される外囲器であるガラス管と、電極リードを兼ねる
1対の金属板と、この金属板の夫々に溶接された陽極と
なる電極棒および陰極を支持する支持棒と、上記電極棒
と支持棒の夫々の一部に設けられ上記ガラス管端部と加
熱溶着さねることにより上記電極棒と支持棒とを上記ガ
ラス管の両端に封止するガラスビード部材と、上記支持
棒の先端近傍に固着される陰極と、上記ガラス管の外周
面に施される透明導電性被膜からなるトリガー電極とを
備えて構成される。
また、本発明による両端封止閃光放電管の製造方法は、
電極リードを兼ねる一対の金属板の夫々に陽極となる電
極棒および陰極を支持する支持棒を溶接する溶接工程と
、上記電極棒および支持棒の一部に外囲器となるガラス
管の内径より小さい外径を有するガラスビード部材を溶
着あるいは配置して設けるガラスビード部材設置工程と
、上記支持棒の先端近傍に陰極を固着する陰極固着工程
と、上記ガラス管の一端部に上記電極棒あるいは支持棒
に設けられたガラスビード部材の内の一方を加熱溶着し
玉記一端部に上記電極棒あるいは支持棒を封止する第1
封止工程と、上記ガラス管の他端部にL1第1封止工程
にて加熱溶着されなかった゛上記電極棒あるいは支持棒
に設けられたガラスビード部材を所定の稀ガス雰囲気中
にて加熱溶着し北記他端部に上記電極棒あるいは支持棒
を封止する第2封止工程と、上記ガラス管の外周面にト
リガー電極となる透明導電性被膜を形成するトリガー電
極形成工程とを有している。
作用 本発明による両端封止放電管は、上述したように電極棒
および支持棒にガラスビード部材を設けこのガラスビー
ド部材とガラス管端部とを加熱溶着することから、封止
部を基本的にはガラス同士とすることがそき電極リード
を兼ねる金属板の封止に対する影響側は小さくなり、よ
って上記金萬題の形状設定の自由文は高くなり、例えば
太さの一様な両端封止放電管を棒状電極使用の放電管に
比して小型化しつつ、かつ極めて簡単に提供できること
になる。
捷た本発明による両端封止放電管の製造方法は、上述し
たように電極棒および支持棒にガラスビー・ド部材を設
けるガラスビード設置工程と、ガラス管の両端部と上記
ガラスビード部材とを加熱溶着する第1、第2封止工程
とを有することから、封止部を基本的にはガラス同士と
することができ、従って押圧力を印加することなく簡単
にかつ短時間で封止作業を行なえることになり、この結
果、押圧力印加構成は必要なく製造コストを安価に、か
つ放電路長を安定にできることになる。
実施例 第1図は本発明による両端封止閃光放電管の一実施例を
示す断面図であり、図中、第6図と同図番のものは同一
機能部材を示している。
第1図中7.8は電極リードを兼ねる一対の金属板を示
し、夫々の内面中央部にはガラス管1の内方に向かうよ
うに陰極4を支持する支持棒9および陽1i5を形成す
る電極棒1oが例えば溶接により設けられている。
11.12はかかる第1図では明確ではないが支持棒9
および電極棒10にあらかじめ設けられ、ガラス管1の
端部と加熱溶着されたガラスビード部材を示している。
尚、陰極4は支持棒9に例えばかしめあるいは溶接され
ることにより固着されることはいうまでもない。
以上のような構成から明らかなように、本発明による両
端封止放電管は、ガラス管1の両端の封止部がガラス管
1とガラスビード部材11.12と支持棒9あるいけ電
極棒1oの一部とによって形成されている。
従って、その封止作業は第5図で説明した従来例のよう
に押圧力の印加は必要なく、加熱するだけで良いことに
なり、簡単、かつその製造コストは安価となる。
また、ガラス管1の両端には電極リードを兼ねる金属板
7,8が設けられていることも第1図より明らかであり
、従って全長に対する放電路長の割合は、第6図に示し
た従来例と同様に高くなり相対的に小型化できているこ
とも明らかである。
さらに、ガラスビード部材11.12の支持棒9、電極
棒10に対する設置状態によっては金属板7,8と上記
ガラスビード部材11.12あるいはガラス管端部とが
溶着されてしまう場合も考えられるが、上記金属板7,
8け周壁部を有していない平板であり、熱膨張率の遣い
によるクラック発生の可能性は、周壁部を有したいわゆ
る金属キャップ使用時における可能性よりはるかに小さ
いことが確認できており特に問題はなく、一方、かかる
点より上記金属板7,8の形状設定の自由度は高くなり
、例えば第1図のようにガラス管1の外径より小径に、
即ち突出部分のない直管形状の両端封止閃光放電管を形
成できることになる。
さて、次に本発明による両端封止閃光放電管の製造方法
について述べる。
第2図(a)〜(f)は本発明による両端封止閃光放電
管の製造方法の一実施例を示す工程略図であり、かかる
実施例は図中にも記載しであるように同図(a)に示し
た溶接工程、同図(b)に示したガラスビード部材設置
工程、同図(0)に示した陰極固着工程、同図((1)
に示した第1封止工程、同図(6) K示した第2封止
工程、同図(0に示したトリガー電極形成工程とを何し
ている。
以下、上述した各工程について説明する。
まず、第2図(a)に示した溶接工程であるが、この工
程は1対の金属板7.8と支持棒9、電極棒1oとを用
意し、金属板7の中央部に支持棒9を、金属板8の中央
部に電極棒1oを夫々スポット溶接して固着し組み合わ
せ体XおよびYを得る工程である。尚、図中のムはスポ
ット溶接部を示している。
第2図Cb)に示したガラスビード部材設置工程は、例
えば上述した溶接工程を経て得られた組み合わせ体X 
、 Yに円筒形状のガラスビード部材11゜12を設置
する工程であり、該実施例は組み合わせ休X、Yの支持
棒9、電極棒1oの一部にガラスビード部材11.12
を嵌挿させた後、溶着するこ(!:VCより設置し、組
み合わせ休Xa 、Yaを得る例を示している。
第2図(C)に示しだ陰極固着工程は、例えば上述した
ガラスビード部材設置工程を経て得られた金属板7、支
持棒9等からなる組み合わせ休Xaに陰極4を固着する
工程であり、該実施例は上記組み合わせ体Xaの支持棒
9の先端近傍に例えば円筒形状に形成した陰極4をかし
めることにより固着し、組み合わせ体xbを得る例を示
している。
以上第2図(a) 、 (b) 、 (C)に示した各
工程について説明したが、かかる各工程は最終的に組み
合わせ体xbとYaとが得られれば良く、例えば第2図
(a)に示した溶接工程を第2図(b) 、 (C)に
示した工程後、即ちまず支持棒9、電極棒1oにガラス
ビード部材11.12を設置し、かつ支持棒9には陰極
4を固着した後、金属板7,8との溶接を行なっても良
いことはいうまでもない。換言すれば、第2図(a) 
、 (b) 、 (C)に示した各工程は図示した順に
限定されることはなく、作業性を考え適宜入れ換えられ
るわけである。
さて、次に第2図(d)に示した第1封止工程であるが
、かかる工程は、図からも明らかなように先の工程で得
られた組み合わせ体Yaのガラスビード部材12とガラ
ス管1の一端部1?Lとを加熱溶着し、L1組み合わせ
体Yaをガラス管1の端部1aVC封止した管部材Tを
得る工程である。
ここで、L記加熱作業について考えてみると、ガラスビ
ード部材12とガラス管1の一端部1aとを溶着すれば
良く、即ちガラス同士を溶着すれば良いため、第5図に
示した従来例のように押圧力を印加する必要はなく、さ
らにその加熱温度、時間は、低く、短かくできることに
なり、先に述べた変形等の可能性を考えると、極めて好
ましい実用的な加熱作業となることが明らかである。
次いで第2図(6)に示した第2封正工程が行なわれる
ことKなる。
かかる工程は、先の工程で得られた組み合わせ体xbの
ガラスビード部材11と管部材Tのガラス管1の他端部
1bとを所望の稀ガス、例えばキ組み合わせ体xbをガ
ラス管1の端部1bに封止した管部材Taを得る工程で
ある。
この第2封正工程も上記第1封正工程同様、その封止作
業は極めて実用的な作業となることはいうまでもない。
次いで、第2図(f)に示した上述した管部材Taのガ
ラス管1の外周面の所定範囲に透明導電性被膜を塗付す
る周知のトリガー電極形成工程が行なわれることになる
この工程は、例えば図示したようにトリガー電極を形成
する必要のない両電極近辺をあらかじめ被覆部材B、C
にて被覆しておき、すす等の金属溶液を高温化で霧状に
なしてガラス管1の被覆部(オB、CKで被覆されてい
ない外周面に噴射することにより行なわれることが一般
的である。
最後に上記被覆部材B、Cを収り除いてやれば、第1図
に示したような本発明による両端封止閃光放電管が得ら
れることになるわけである。
以上、第2図(d)〜(f)に示しだ各工程について説
ゝ1明したが、かかる実施例においては先のガラスビー
ド部材設置工程にてガラスビード部材11゜12が夫々
支持棒9、電極棒10に溶着され前述したように第1.
第2封止工程はガラス同士の封止作業となり低温度、短
時間の作業となることから図示の順に限定されることは
なく、例えば、組み合わせ体xbのガラスビード部材1
1とガラス管1の一端部1aとを先に加熱溶着し、次い
で所定の稀ガス雰囲気中にて組み合わせ体Yaのガラス
ビード部材12とガラス管1の他端部1bとを加熱溶着
し管部材Taを得ても良いことばいうまでもない。
また、トリガー電極形成工程については、同図(f)に
示した実施例は第1.第2封止工程後に行なう例である
が、上記第1.第2封止工程の途中でなければいつ行な
っても良く、例えば第3図にその略工程を示したように
、所定寸法に切断されたガラス管1の両端の所定部分を
被覆部材B′、C’で覆い、第2図■において説明した
様に、高温化ですす等の金属溶液を霧状にして上記被覆
部材B/。
C’Klわれでいないガラス管1の外表面に吹き付ける
ことにより行なっても良い、換言すれば、第1、第2封
止工程を行なう前に上記トリガー電極形成工程を実施し
ても良いことはいうまでもない。
尚、第3図のように第1、第2封示工程より以前にトリ
が一電極形成工程を行なってやれば、ガラス管1の形状
が規格化されており、被覆部材Br。
C′によるガラス管1の端部の波型状態を第2図(0に
示した場合の被覆状態より良好なものとできることが明
らかである。
第4図(IL)〜(f)は本発明による両端封止放電管
の製造方法の他の実施例を示す工程略図であり、図中に
記載したように第2図(IL)〜(0で示した実施例と
内容は少し異なるものの同様の各工程を有している。
以下、第4図(a)〜(0に示した各工程について簡単
に説明する。
第4図(a)は第2図(a)に示した工程と同一の溶接
工程を示し、一対の金属板7,8に支持棒9、電極棒1
oを夫々溶接し組み合わせ休X、Yを得る第4図(b)
に示した工程はガラスビード部材設置工程を示し第2図
(b)と同様の工程であるが、かかる実施例は、組み合
わせ休X、Yの支持棒9、電極棒10に円筒形状のガラ
スビード部材11゜12を単に挿通させ、ガラスピード
部材11゜12を設置し、組み合わせ体xa、yaを得
る工程である。
第4図(C)に示した工程は第2図(C)と同様の陰極
固着工程を示し、組み合わせ体XQに陰極4をかしめ等
により固着し組み合わせ体xbを得る工程である。
第4図((1)に示した工程は第2図((1)と同様の
第1封正工程であるが、かかる実施例では、図からも明
らかなように組み合わせ休Yaのガラスピード部材12
と電極棒1oおよびガラス管1の一端部1&とを同時に
加熱溶着し管部材Tを得る工程となる。
このため、先に第2図((1)で説明した実施例よりも
高温加熱が必要となり、ともすれば金属板8とガラス管
1あるいはガラスピード部材12との溶着が生じるが、
先にも述べたようにクラック発生の可能性は小さく特に
問題とはならない。また、押圧力の印加が不必要である
ことは詳しく述べるまでもない。
第4図(6)に示した工程は第2図(e)と同様の第2
封止工程であるが、上述した第1封止工程同様、かかる
実施例は、組み合わせ休xbのガラスピード部材11と
支持棒9およびガラス管1の他端部1bとを同時に所望
稀ガス、例えばキセノンガス13の雰囲気中にて加熱溶
着し管部材TI!Lを得る工程となる。尚、上記第1の
封止工程同様、高温度の加熱が必要さなることはいうま
でもない。
第4図(0に示した工程は、第2図(0に示した工程と
同一のトリガー電極形成工程を示し、この工程(0を経
て第2図の実施例同様、第1図に示した本発明による両
端封止閃光放電管が得られることになる。
以上の説明からも明らかなように第4図(IL)〜(f
’1に示した実施例は、第2図(a)〜(f′)に示し
た実施例と同様の工程を有するもののガラスピード部材
11.12を第1、第2封正工程にて夫々支持棒9、電
極棒10およびガラス管1と溶着することから、第2図
(b)におけるガラスピード部材11゜12の溶着作業
を省略できる実施例であるということができる。
尚、第4図(IL)〜(0における各工程の入れ換えは
、同図(a−)〜(C)の工程はガラスピード部材11
.12の管理玉入れ換えは困難であるが、同図(d)〜
(0については先の実施例同様適宜、必要に応じて簡単
VC1lfT後できる例えば第3図(0に示したトリガ
ー電極形成工程を第3図に示したような工程としても良
いことはいうまでもない。
発明の効果 本発明による両端封止閃光放電管は、ガラスピード部材
11.12を介してガラス管1と両電極の気密封止を行
ない、かつ上記ガラス管端部に電極リードを兼ねる金属
板7,8を1えていることから、封止作業に押圧力を必
要とせず、従って押圧力印加構成あるいは変形等に対す
る配慮が不要となり、要価に簡単に放電路長のバラツキ
の小さい、小型化できた放電管を提供できる効果を有し
ている。捷だ、封止部における熱膨張率の遣いを基本的
にはガラス同士による気密封着作業であり考慮しなくて
良いこ吉から金属板7,8の形状および材料設定の自由
文を高くできることになり、例えば太さの一様な両端封
止閃光放電管を筒弔に提供できる効果をも有している。
さらに、本分(7)による両端封止閃光放電管の製造方
法は、ガラスビード部材設置工程を有し、ガラス管1の
端部の封止作業は基本的にはガラス同士となり、従って
押圧力を印加することなく簡単にかつ短時間の封止作業
が可能となり、製造コストを安価にできる効果を有する
ことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による両端封止閃光放電管の一実施例
を示す断面図、第2図(a)〜(0は本発明による両端
封止閃光放電管の製造方法の一実施例を示す略工程図、
第3図は第2図(0で説明したトリガー電極形成工程の
他の例を示す略工程図、第4図(a)〜(f)は同製造
方法の他の実施例を示す略工程図を示している。第5図
は従来間知の両端封11−閃光放電管の一例を示す断面
図である。 1・・・・・ガラス管、4・・・・・・陰極、6・・・
・・・トリガー電h、7.8・・・・・・金、萬析、9
・・中支持棒、10・・・・・・電極棒(陽極)、11
.12・・・・・ガラスビード部H1’ 3・・・・・
・キセノンガス。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名/−
−一方゛ラス管 /        に 17          /Z 第2図 トリカーを撮影成工程 ら:’4 3  図 纂4図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に稀ガスが封入される外囲器であるガラス管
    と、電極リードを兼ねる1対の金属板と、前記金属板の
    夫々に溶接される陽極となる電極棒および陰極を支持す
    る支持棒と、前記電極棒、支持棒の夫々の一部に設けら
    れ前記ガラス管の内径より小さい外径を有し前記ガラス
    管の両端部と加熱溶着されることにより前記電極棒と支
    持棒とを前記ガラス管の両端に封止し、かつ前記電極棒
    、支持棒に溶接された金属板を前記ガラス管内両端部に
    位置せしめるガラスビード部材と、前記支持棒の先端部
    近傍に固着される陰極と、前記ガラス管の外周面の所定
    範囲に形成される透明導電性被膜からなるトリガー電極
    とを備えてなる両端封止閃光放電管。
  2. (2)金属板は、ガラス管の両端部に、該両端部と空隙
    を有して位置せしめられる特許請求の範囲第1項に記載
    の両端封止閃光放電管。
  3. (3)電極リードを兼ねる一対の金属板の夫々に陽極と
    なる電極棒および陰極を支持する支持棒を溶接する溶接
    工程と、前記電極棒と支持棒の一部に外囲器となるガラ
    ス管の内径より小さい外径を有するガラスビード部材を
    設置するガラスビード部材設置工程と、前記支持棒の先
    端部近傍に陰極を固着する陰極固着工程と、前記ガラス
    管の一端部に前記電極棒あるいは支持棒に設置されたガ
    ラスビード部材の内の一方を加熱溶着し前記一端部に前
    記ガラスビード部材を介して前記電極棒あるいは支持棒
    の一方を封止する第1封止工程と、前記ガラス管の他端
    部に前記第1封止工程にて加熱溶着されなかった前記電
    極棒あるいは支持棒に設置されたガラスビード部材を所
    定の稀ガス雰囲気中にて加熱溶着し前記他端部に前記第
    1封止工程にて封止されなかった前記電極棒あるいは支
    持棒を封止する第2封止工程と、前記ガラス管の外周面
    の所定範囲にトリガー電極となる透明導電性被膜を形成
    するトリガー電極形成工程とを備えてなる両端封止閃光
    放電管の製造方法。
  4. (4)ガラスビード部材設置工程は、電極棒および支持
    棒の一部に円筒形状のガラスビード部材を嵌挿した後、
    加熱溶着する工程である特許請求の範囲第3項に記載の
    両端封止閃光放電管の製造方法。
  5. (5)ガラスビード部材設置工程は、電極棒および支持
    棒の一部に円筒形状のガラスビード部材を嵌挿設置する
    工程であり、第1、第2封止工程は、前記ガラスビード
    部材とガラス管端部との加熱溶着と同時に前記ガラスビ
    ード部材と前記電極棒あるいは支持棒との加熱溶着を行
    なう工程である特許請求の範囲第3項に記載の両端封止
    閃光放電管の製造方法。
  6. (6)トリガー電極形成工程は、第1あるいは第2封止
    工程の行なわれる以前に行なわれる特許請求の範囲第3
    項に記載の両端封止放電管の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0388258A (ja) * 1989-08-31 1991-04-12 Nec Home Electron Ltd 希ガス放電ランプ
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