JPS62153286A - 5−リポキシゲナ−ゼ経路の抑制 - Google Patents

5−リポキシゲナ−ゼ経路の抑制

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JPS62153286A
JPS62153286A JP61297444A JP29744486A JPS62153286A JP S62153286 A JPS62153286 A JP S62153286A JP 61297444 A JP61297444 A JP 61297444A JP 29744486 A JP29744486 A JP 29744486A JP S62153286 A JPS62153286 A JP S62153286A
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JP
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carbon atoms
alkyl
pyridyl
phenyl
formula
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JP61297444A
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ポール・エリオット・ベンダー
ジョン・ジェラルド・グリースン
ドン・エドガー・グリスウォルド
ナビル・ハンナ
イバン・ラントス
カイス・アルナス・ラガイティス
ヘンリー・マーチン・サラウ
スーザン・キャシイ・シルクラット
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SmithKline Beecham Corp
Original Assignee
SmithKline Beecham Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D513/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
    • C07D513/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D513/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

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  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、新規な化合物、医薬組成物および5+ IJ
ポキシゲナーゼ経路抑制有効量のチアゾール、ピロール
、チアジンまたはピリジンと縮合したジアリール置換イ
ミダゾールまたはその医薬上許容される塩を5−リポキ
シゲナーゼ経路伝達疾患に罹患しでいる動物に投与する
ことを特徴とするその治療を必要とする動物におけるア
ラキドン酸代謝の5−リポキシゲナーゼ経路を抑制する
方法に関する。
発明の開示 本発明は、ジアリール置換イミダゾールがチアゾール、
ピロール、チアジンまたはピリジン環に縮合した化合物
に関する。
式(I)とじで本明細書に示した化合物は、式(IA)
、(IB)および(IC)の化合物の全てを包含する。
本明細書においで、式(I)の呼称は、主として、式(
IA)、(IB)および(IC)の化合物のいずれもの
製造に用いることのできる方法の開示に用いられる。
式(IA)として本明細書に示した化合物は、アラキド
ン酸代謝の5−リポキシゲナーゼ経路の抑制剤として活
性であるかもしくはそのような活性化合物の製造の中間
体として有用であるかのいずれか、または前記の両方の
用途を有する。これらの化合物は、必ずしも新規な化学
構造を有しでいるわけではない。式(IA)の化合物の
いくつかは。
公知であるが、5−リポキシゲナーゼ経路を抑制するそ
れらの用途は知られていない。
式(IB)としで示された化合物は新規化合物である。
式(IB)の化合物のいくつかは5−リポキシゲナーゼ
抑制剤として活性であり、いくつかはそのような化合物
の製造の中間体として有用であり、い(つかは前記の両
方の用途を有する。
式(IC)としで示した化合物は全て新規化合物であり
、5−リポキシゲナーゼ抑制剤として活性である。式(
IC)の化合物のいくつかは、また。
5−リポキシゲナーゼ経路抑制剤として活性である他の
化合物の製造の中間体として有用である。
式(E)、 (F)、 (G)、(H)、(J)および
(K)とじで本明細書に示した化合物は新規化合物であ
り。
式(I)の化合物の製造に有用α中間体である。
本発明は1式(IB)、(J)、 (K)、 (E)、
(F)、(G)および(H)の新規な化合物に関する。
本発明は。
さらに、式(IC)の化合物の医薬組成物および関節炎
の治療における式(IC)の化合物の用途に関する。本
発明は、さらに、5−リポキシゲナーゼ伝達疾患の治療
における式(IA)の化合物の用途に関する。
さらに詳しくは、本発明は、式(IB) :〔式中、A
はCR2またはCH2CH2を意味し;BおよびCは独
立し′CH,メチル、エチルまたはgem−ジメチルか
ら選択され;AがCH2CH2である場合、Bはいずれ
か一方または両方の炭素原子上の置換基であり: 1、 XがCH2または5(0)n およびnがOll
または2である場合 H&およびRの一方は2−ピリジ
ル、3−ピリジル、4−ピリジル、モノ置換フェニル(
該置換基はジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3
)、炭素数1〜3のアルキルアミノ、N−(アザシクロ
アルキル(アルキルの炭素数5〜6))、シアン、2.
2.2−)リハロエトキシ、炭素数1〜3のアルカンア
ミド、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜
3のアルカンアミド)、プロプ−2−エン−1−オキシ
、アミノまたはヒドロキシから選択される)、ジ置換フ
ェニル(該置換基は独立して炭素数1〜4のアルキルも
しくは炭素数1〜3のアルコキシから選択されるか、ま
たは該ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ基を形
成する)から選択されねばならず;およびRaまたはR
5の他方は、1)ピリジル:2)フェニル:3)モノ置
換フェニル(該置換基は、炭素数1〜3のアルコキシ。
ハロゲン、CF3.炭素数1〜3のアルキルチオ。
炭素数1〜4のアルキル、2,2.2− ) IJハロ
エトキシ、プロプ−2−エン−1−オキシ、炭素数1〜
3のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭
素数1〜3)、シアンまたはN−(アザシクロアルキル
(アルキルの炭素数5〜6))から選択さ、れる);4
)ジ置換フェニル(該置換基は独立して炭素数1〜4の
アルキルもしくは炭素数1〜3のアルコキシから選択さ
れるか、または該ジ置換基は一緒K (1つでメチレン
ジオキシ基を形成する):または5)3,4.5−トリ
メトキシフェニルから選択される;但し、(a)XがC
H2およびRaまたはRbのいずれか一方が4−フルオ
ロフェニルである場合、他方は炭素数1〜3のアルコキ
シ、ハロゲン、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1
〜4のアルキル、2,2.2− トIJハロエトキシま
たはプロプ−2−エン−1−オキシで4位が置換された
ピリジルまたはフェニルから選択されねばならず; (
b) xがCH2またはSである場合、RaおよびR5
はともに炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ(アルキルの炭素数1〜3)または4−N−(アザ
シクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))で2.3
.5または6位が置換されたフェニル以外であり: (
C) Xが5(0)である場合 aaまたはRの一方の
みが炭素数1〜3のアルキルアミノフェニル、4−(プ
ロプ−2−エン−1−オキシ)、4−(2゜2.2−ト
IJフルオロエトキシ)フェニルまたは3゜4−メチレ
ンジオキシフェニルであり: (d) Xが5(0)で
ある場合、ともにジエチルアミノフェニルでないならば
RaまたはRの一方のみがジアルキルアミノフェニル(
アルキルの炭素数1〜3)であり:(e)RaまたはR
のいずれか一方がジ置換フェニルである場合、他方は4
−ピリジルでなければならず:(f)RaまたはRのい
ずれか一方がシアノフェニルである場合、他方はシアノ
フェニルまたは4−ピリジルでなければならず: (g
)Xが5(o)nおよびRaまたはRのいずれか一方が
炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(ア
ルキルの炭素数1〜3)または4−N−(アザシクロア
ルキル(アルキルの炭素数5〜6))で2.3.5また
は6位が置換されたフェニルである場合、他方は4−ピ
リジルでなけれif/a’うf:(h)Xカ5(0) 
 オヨヒRaマタハR5の一方が4−ピリジルである場
合、他方は4−メトキシフェニル、4−フルオロフェニ
ルまたは4−メチルチオフェニル以外でなければならず
;(i)RaマたはRの一方が4−ヒドロキシフェニル
である場合、他方はピリジル、ハロゲン、CF3、炭素
数1〜4のアルキル、炭素数1〜3のアルキルアミノ、
ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)またはN
−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))
でなければならず:(J)XがCH2である場合、Ra
およびRはともにアミノ置換フェニルとすることができ
る:またはn、  xがCH2およびRAまたはRbの
一方がピリジルである場合、他方は(a)モノ置換フェ
ニル(該置換基はハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ
、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4ノアルキ
ル、炭素数1〜3のアルキルスルフィニルl素数1〜3
のアルキルスルホニル、炭素数1〜3のアルキルアミノ
、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、CF
3、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3
のアルカンアミド)、N−(アザシクロアルキル(アル
キルの炭素数5〜6))、プロプ−2−エン−1−オキ
シまたは2,2.2−1リハロエトキシから選択される
) : (b)″j置換フェニル(該置換基は同一であ
ってハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜
3のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭
素数1〜3)、N−(アザシクロアルキル(アルキルの
炭素数5〜6 ) )、 2,2.2−トリハロエトキ
シ、プロプ−2−エン−1−オキシもしくはヒドロキシ
から選択されるか、または該ジ置換基は一緒になっでメ
チレンジオキシ基を形成する) : (c)ジ置換フェ
ニル(該置換基は同一です<、独立しで、ハロゲン、炭
素数1〜3のアルキルアミノ、ニトロ、N−(炭素数1
〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)
ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)。
アミノまたはN−(アザシクロアルキル(アルキルの炭
素数5〜6)から選択される);またはfd)ジ置換フ
ェニル(該置換基の一方は炭素数1〜3のアルコキシ、
ヒドロキシ、2.2.2−トリハロエトキシまたはプロ
プ−2−エン−1−オキシでなければならず、他方の置
換基は独立してハロゲン、炭素数1〜3のアルキルアミ
ノ、ニトロ、 N、−(炭素数1〜3のアルキル)−(
炭素数1〜3のアルカンアミド)、ジアルキルアミノ(
アルキルの炭素数1〜3)、アミノまたはN−(アザシ
クロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))から選択さ
れる)から選択される;但し、fl)Raが2−または
3−ピリジルおよびRがモノ置換フェニルである場合、
該置換基はブロモ、ヨード、N−(炭素数1N3のアル
キル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)、炭素数1
〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3のアルキルスルフィ
ニルまたは炭素数1〜3のアルキルスルホニル以外から
選択され;(21Raか2−または3−ピリジルおよび
Rbがジ置換フェニルである場合、該ジ置換基はともに
ブロモ、ヨード、アミン、ヒドロキシ、ニトロまたはN
−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のアル
カンアミド)以外から選択され:(31R5が2−13
−または4−ピリジルおよびRがモノ置換フェニルであ
る場合、該置換基はブロモ、ヨード、N−(炭素数1〜
3のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)、
炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3のアルキル
スルフィニルまたは炭素数1〜3のアルキルスルホニル
以外から選択され;および(4)Rが2−13−または
4−ピリジルおよびRaがジ置換フェニルである場合、
該置換基はともにブロモ、ヨード、アミノ、ヒドロキシ
、ニトロまたはN−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭
素数1〜3のアルカンアミド)以外から選択される〕 で示される新規化合物またはその医薬上許容される塩に
関する。
本発明は、また、5−リポキシゲナーゼ経路を抑制する
非毒性有効量の式(IC): 〔式中、AはCH2またはCH2CH2を意味し;Bお
よびCは独立しでH,メチル、エチルまたはgem−ジ
メチルから選択され;AがCH2CH2である場合、B
はいずれか一方または両方の炭素原子上の置換基であり
; 1、XがCH2または5(o)nおよびnがOllまた
は2である場合 RQおよびRdの一方は2−ピリジル
、3−ピリジル、4−ピリジル、モノ置換フェニル(該
置換基はジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)
、炭素数1〜3のアルキルアミノ、N−(アザシクロア
ルキル(アルキルの炭素数5〜6))、シアン、2,2
.2−トリハロエトキシ、炭素数1〜3のアルカンアミ
ド、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3
のアルカンアミド)、プロプ−2−エン−1−オキシ、
アミノまたはヒドロキシから選択される)、ジ置換フェ
ニル(該置換基は独立して炭素数1〜4のアルキルもし
くは炭素数1〜3のアルコキシから選択されるか、また
は該ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ基を形成
する)から選択されねばならず;およびRoまたはRd
の他方は。
1)ピリジル:2)フェニル:3)モノ置換フェニル(
該置換基は、炭素数1〜3のアルコキシ、ハロゲン、C
F3、炭素数1〜3のアルキルチオ。
炭素数1〜4のアルキル、2.2.2−トリハロエトキ
シ、プロプ−2−エン−1−オキシ、炭素数1〜3のア
ルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1
〜3)、シアノまたはN−(アザシクロアルキル(アル
キルの炭素数5〜6))から選択される):4)ジ置換
フェニル(該置換基は、独立しで、炭素数1〜4のアル
キルもしくは炭素数1〜3のアルコキシから選択される
か、または該ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ
基を形成する);または5)  3,4.5−トリメト
キシフェニルから選択される;但し、(a) XがCH
2およびRoまたはRのいずれか一方が4−フルオロフ
ェニルである場合、他方は炭素数1〜3のアルコキシ、
ハロゲン、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4
のアルキル、 2,2.2− トI)ハロエトキシまた
はプロプ−2−エン−1−オキシで4位が置換されたピ
リジルまたはフェニルから選択されねばならず:(b)
XがCH2またはSである場合、RoおよびRdはとも
に炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(
アルキルの炭素数1〜3)または4−N−(アザシクロ
アルキル(アルキルの炭素数5〜6))で2.3.5ま
たは6位が置換されたフェニル以外であり:(C)Xが
5(0) である場合 ReまたはRdの一方のみカ炭
素数1〜3のアルキルアミノフェニル、4−(プロプ−
2−エン−1−オキシ)、4−(2,2,2−トIJフ
ルオロエトキシ)フェニルマタハ3.4−メチレンジオ
キシフェニルテアリ;(d)Xが5(0)である場合、
ともにジエチルアミノフェニルでないならばR8または
Rdの一方のみがジアルキルアミノフェニル(アルキル
の炭素数1〜3)であり+ (e)RoまたはRのいず
れか一方がジ置換フェニルである場合、他方は4−ピリ
ジルでなければならず; (f)RoまたはRのいずれ
か一方がシアノフェニルである場合、他方はシア/フェ
ニルまたは4−ピリジルでなければならず:(g)Xが
5(0)  およびRoまたはRdのn いずれか一方が炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアル
キルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)またはN−(ア
ザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))で2.
3.5または6位が置換されたフェニルである場合、他
方は4−ピリジルでなければならず:(h)Xが5(0
)  およびRoまたはRdの一方が4−ピリジルであ
る場合、他方は4−メトキシフェニル、4−フルオロフ
ェニルマタハ4−メチルチオフェニル以外でなければな
らず:(i)Rdが炭素数1〜3のアルカンアミドまた
はN−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3の
アルカンアミド)である場合、Roは4−ピリジルでな
ければならず:(j)RoまたはRdの一方が4−ヒド
ロキシフェニルである場合、他方はピリジル、ハロゲン
、CF3.炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜3のア
ルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1
〜3)士たはN−(アザシクロアルキル(アルキルの炭
素数5〜6))でなければならず;(k)XがCH2で
ある場合。
RoおよびRdはさもにアミノ置換フェニルとすること
ができる;または m、  xがCH2およびRoまたはRdの一方がピリ
ジルである場合、他方はfatモノ置換フェニル(該置
換基はハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数1
〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4のアルキル、炭素数
1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1〜3のアルキ
ルスルホニル、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアル
キルアミノ(アルキルの炭素数1〜3 )、CF3.N
−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))
、プロプ−2−エン−1−オキシま6たは2,2.2−
トリハロエトキシから選択される);(b)ジ置換フェ
ニル(該置換基は同一であってハロゲン、炭素数1〜3
のアルコキシ、炭素数1〜3のアルキルアミノ。
ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、N−(
アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6 ) )
、2,2.2− )リハロエトキシ、プロプー2−エン
−1−オキシから選択されるか、または該ジ置換基は一
緒になってメチレンジオキシ基を形成する) : (c
)ジ置換フェニル(該置換基は同一でなく独立して炭素
数1〜3のアルキルアミノ。
ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、または
N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)
から選択される);または(d)、ジ置換フェニル(該
置換基の一方は炭素数1〜3のアルコキシ、ヒドロキシ
、 2,2.2− ) IJハロエトキシまたはプロプ
−2−エン−1−オキシでなければならず、他方の置換
基は独立してハロゲン、炭素数1〜3のアルキルアミノ
、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3の
アルカンアミド)、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素
数1〜3)、アミンまたはN−(アザシクロアルキル(
アルキルの炭素数5〜6))から選択される)から選択
される;但し、(IIRoが2−または3−ピリジルお
よびRがモノ置換フェニルである場合。
該置換基はブロモ、ヨード、炭素数1〜3のアルキルチ
オ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数
1〜3のアルキルスルホニル以外から選択され;(2)
Roが2−または3−ピリジルおよびRがジ置換フェニ
ルである場合、該ジ置換基はともにブロモまたはヨード
以外から選択され: (3) Rが2−13−または4
−ピリジルおよびRoがモノ置換フェニルである場合、
該置換基はブロモ、ヨード、炭素数1〜3のアルキルチ
オ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数
1〜3のアルキルスルホニル以外から選択され;および
(4)Rが2−13−または4−ピリジルおよびRoが
ジ置換フェニルである場合、該置換基はともにブロモま
たはヨード以外から選択される〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩および
医薬上許容される担体または希釈剤からなることを特徴
とする医薬組成物に関する。
本発明は、また、リューマチ性関節炎に罹患しでいる動
物に5−リポキシゲナーゼ経路を抑制する非毒性有効計
の式(IC)の化合物またはその医薬上許容される塩を
投与することを特徴とするその治療を必要とする動物の
リューマチ性関節炎の治療用医薬における式(IC)の
化合物の用途に関する。
本発明は、また、5−リポシゲナーゼ経路伝達疾患に罹
患しでいる動物がリューマチ性関節炎以外のまたはそれ
を加えた5−リポキシゲナーゼ経路伝達疾患の治療を必
要とする場合、5−リポキシゲナーゼ経路を抑制する非
毒性有効計の式(TA): 〔式中、AはCH2またはCH2CH2を意味し:Bお
よびCは独立してH%メチル、エチルまたはgem−ジ
メチルから選択され;AがCH2CH2である場合、B
はいずれか一方または両方の炭素原子上の置換基であり
: 1、 XがCH2または5(0)nおよび nが011
または2である場合、R1およびRは独立してa)  
ピリジル;b)フェニル;C)モノ置換フェニル(該置
換基は、炭素数1〜3のアルコキシ、ハO’7”/、C
F3、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4のア
ルキル、2,2.2−1リハロエトキシ、プロプ−2−
エン−1−オキシ、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジ
アルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、シアノ、
N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)
、炭素数1〜3のアルカンアミド、N−(炭素数1〜3
のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)。
アミノまたはヒドロキシ;(d)ジ置換フェニル(該置
換基は、独立しで、炭素数1〜4のアルキルもしくは炭
素数1〜3のアルコキシから選択されるか、または該ジ
置換基は一緒になってメチレンジオキシ基を形成する)
 :(e)3,4.5− トリメトキシフェニル;(f
)N−アルコキシ力ルボニ/l/(アルキルの炭素数1
〜3)またはN−フェニルカルボニル−1,4−ジヒド
ロ−4−ピリジルから選択される;但し、(1)XがC
H2である場合、RおよびR1は七もに炭素数1〜3の
アルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数
1〜3)またはN−(アザシクロアルキル(アルキルの
炭素数5〜6))で2または6位が置換されたフェニル
以外であり; (2) RまたはR1のいずれか一方が
シアノフェニルである場合、他方はシアノフェニルまた
は4−ピリジルでなければならず;(3)Xが5(0)
nおよびRまたはRが炭素数1〜3のアルキルアミノ、
ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)またはN
−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))
で2.3.5または6位が置換されたフェニルである場
合、他方は4−ピリジルでなければならず: (4) 
RまたはR1の一方が4−ヒドロキシフェニルである場
合、他方はピリジル、ハロゲン、CF3、炭素数1〜4
のアルキル、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキ
ルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)またはN−(アザ
シクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))でなけれ
ばならず;または+51R’のみをN−炭素数1〜3の
アルコキシカルボニル−またはN−フェニルカルボニル
−1,4−ジヒドロ−4−ピリジルとすることができる
;または ■、XがCH2およびRまたはR1の一方がピリジルで
ある場合、他方は(alモノ置換フェニル(該置換基は
ハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ。
炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4のアル−1
−ル、 炭素数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数
1〜3のアルキルスルホニル、l数1〜3のアルキルア
ミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、
CF3.N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数
5〜6))、プロプ−2−エン−1−オキシまたは2,
2.2−トリハロエトキシから選択される);fb)ジ
置換フェニル(該置換基は同一であってハロゲン、炭素
数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜3のアルキルアミノ
、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、N−
(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、
2,2.2−トリハロエトキシ、プロプ−2−エン−1
−オキシから選択されるか、または該ジ置換基は一緒に
なってメチレンジオキシ基を形成する):(c)ジ置換
フェニル(該置換基は同一でなく独立して炭素数1〜3
のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素
数1〜3)またはN−(アザシクロアルキル(アルキル
の炭素数5〜6)から選択される):または(d)ジ置
換フェニル(該置換基の一方は炭素数1〜3のアルコキ
シ、ヒドロキシ、2,2.2−トリハロエトキシまたは
プロプ−2−エン−1−オキシでなければならず、他方
の置換基は独立してハロゲン、炭素数1〜3のアルキル
アミノ、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1
〜3のアルカンアミド)、ジアルキルアミノ(アルキル
の炭素数1〜3)%アミノまたはN−(アザシクロアル
キル(アルキルの炭素数5〜6))から選択される)か
ら選択される:但し、+11 R1が2−または3−ビ
チジルおよびRがモノ置換フェニルである場合、該置換
基はブロモ、ヨード、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭
素数1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数1〜3
のアルキルスルホニル以外から選択され; (21R1
が2−または3−ピリジルおよびRがジ置換フェニルで
ある場合、該ジ置換基はともにブロモまたはヨード以外
から選択され: (3) Rが2−13−または4−ピ
リジルおよびR1がモノ置換フェニルである場合、該置
換基はブロモ、ヨード、炭素数1〜3のアルキルチオ、
炭素数1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数1〜
3のアルキルスルホニル以外から選択され;および(4
)Rが2−13−または4−ピリジルおよびR1がジ置
換フェニルである場合、該置換基はともにブロモまたは
ヨード以外から選択される〕で示される化合物またはR
が結合しでいる炭素原子と同一炭素原子に結合したヒド
ロキシ基を有するその水和物またはその医薬上許容され
る塩をそのような動物に投与することを特徴とする。そ
の治療を必要とする動物の5−リポキシゲナーゼ経路伝
達疾患の治療用医薬における式(IA)の化合物の用途
に関する。
本発明は、また1式(J): [式中、X3g−1st、f、=t−1cH2:  A
はCF2 まf、:はCH2CH2を意味し:Bおよび
Cは独立しでH。
メチル、エチルまたはgem−ジメチルから選択され;
AがCH2CH2である場合、Bはいずれか一方または
両方の炭素原子上の置換基であり;R6は(alフェニ
ルまたはモノ置換フェニル(該置換基は炭素数1〜3の
アルカンアミド、ジアルキルアミノ、N−(アザシクロ
アルキル(アルキルの炭素数5〜6))、ハロゲン、シ
アノ、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜3のアル
キルチオ、炭素数1〜4のアルキルまたはCF3 から
選択される);fb)ジ置換フェニル(該置換基は独立
して炭素数1〜4のアルキルもしくは炭素数1〜3のア
ルコキシから選択されるか、または該ジ置換基は一緒に
なってメチレンジオキシ基を形成する);または[c1
3,4.5− トリメトキシフェニルから選択される;
但し、AがCH2CH2らびにBおよびCがHである場
合、R6はフェニルまたはモノ置換フェニル(該置換基
はハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜4
のアルキル、CF3 または炭素数1〜3のアルキルチ
オを意味する)以外である〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩に関す
る。
本発明は、また、式(K): 〔式中、X3はCH2またはSEAはCH2またはCH
2CH2を意味し;BおよびCは独立しでH。
メチル、エチルまたはgem−ジメチルから選択され;
およびAがCH2CH2である場合、Bはいずれか一方
または両方の炭素原子上の置換基であり:R5は(a)
モノ置換フェニル(該置換基は炭素数1〜3のアルカン
アミド、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1
〜3のアルカンアミド)、アミノ、ヒドロキシ、シアノ
、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、N−
(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、
ハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜3の
アルキルチオ、炭素数1〜4のアルキル。
CF  、プロプ−2−エン−1−オキシ、2.2.2
一トリハロエトキシから選択される);fblジ置換フ
ェニル(該置換基は独立して炭素数1〜4のアルキルも
しくは炭素数1〜3のアルコキシから選択されるか、ま
たは該ジ置換基は一緒になっでメチレンジオキシ基を形
成する);または(c) 3.4.5−トリメトキシフ
ェニルから選択される;但し。
(1)AがCH2、BおよびCがHならびにX3がSで
ある場合、R5は2−13−もしくは4−メトキシフェ
ニル、2.4−ジメトキシフェニル、4−ヒドロキシフ
ェニル、4−メチルフェニル、4−プチルフエニル、4
−クロロフェニルマf、ニー4−14−ブロモフェニル
以外であり;および(II ) AがCH2CH2,B
およびCがHならびにX3がSである場合、 R5ハ4
− ブロモフェニル、4−10ロフエニルまたは4−メ
チルフェニル以外である〕でで示される化合物またはそ
の医薬上許容される塩に関する。
本発明は、また1式(E): 〔式中、AはCH2またはCH2CH2を意味し:Bお
よびCは独立しでH,メチル、エチルまたはgem−ジ
メチルから選択され;AがCH2CH2である場合、B
はいずれか一方または両方の炭素原子上の置換基であり
;Y4は(a)ピリジル;(b)モノ置換フェニル(該
置換基はハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、アミン
、ヒドロキシ、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1
〜4のアルキル、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジア
ルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、CF   
炭3 ・ 素数1〜3のアルカンアミド、N−(炭素数1〜3のア
ルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)、N−(
アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、プ
ロプ−2−エン−1−オキシまたは2,2.2−トリハ
ロエトキシから選択される) : (C)ジ置換フェニ
ル(該置換基は同一であつでハロゲン、炭素数1〜3の
アルコキシ、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキ
ルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、アミノ、N−(
アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、2
゜2.2−1−リハロエトキシ、プロプ−2−エン−1
−オキシ、ヒドロキシから選択されるか、または該ジ置
換基は一緒になってメチレンジオキシ基を形成する):
(d)ジ置換フェニル(該置換基は同一でなく、独立し
て、ハロゲン、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ニトロ
、炭素数1〜3のアルカンアミド、N−(炭素数1〜3
のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)、ジ
アルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、アミノま
たはN−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜
6));または(e)ジ置換フェニル(該置換基の一方
は炭素数1〜3のアルコキシ、ヒドロキシ、2.2.2
−1−リハロエトキシまたはプロプ−2−エン−1−オ
キシでなければならず、他方の置換基は独立してハロゲ
ン、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ニトロ、N−(炭
素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンア
ミド)、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)
、アミノまたはN−(アザシクロアルキル(アルキルの
炭素数5〜6))から選択される)から選択される;但
し、AがCH2CH2、BおよびCがHである場合、Y
4は2.4−ジメトキシフェニルまたは4−アミノフェ
ニル以外である〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩に関す
る。
本発明は、また、式(F): 〔式中、AはCH2またはCH2CH2を意味し;Bお
よびCは独立しでH,メチル、エチルまたはgem−ジ
メチルから選択され;AがCH2CH2である場合、B
はいずれか一方または両方の炭素原子上の置換基であり
:Y2はN−(炭素数1〜8のアルカノイル)、N−(
アルコキシ力ルボニル(アルキルの炭素数1〜8))、
N−(ベンゾイル)、N−(フェノキシカルボニル)%
N−(フェニルアセチル)またはN−(ベンジルオキシ
カルボニル)を意味し;イは(a)フェニルまたはモノ
置換フェニル(該置換基はハロゲン、炭素数1〜3のア
ルコキシ、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4
のアルキル、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素
数1〜3のアルカンアミド)、ジアルキルアミノ(アル
キルの炭素数1〜3)、CF3.N−(アザシクロアル
キル(アルキルの炭素数5〜6))%プロプー2−エン
ー1−オキシまたは2.2.2−トリハロエトキシから
選択される) : (b)ジ置換フェニル(該置換基は
同一であってハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシジア
ルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、N−(アザ
シクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、2,2
.2−トリハロエトキシもしくはプロプ−2−エン−1
−オキシから選択されるか、または該ジ置換基は一緒に
なってメチレンジオキシ基を形成する) : (c)ジ
置換エニル(該置換基は同一でなく、独立しで、ハロゲ
ン、ニトロ、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素
数1〜3のアルカンアミド)、ジアルキルアミノ(アル
キルの炭素数1〜3)またはN−(アザシクロアルキル
(アルキルの炭素数5〜6));または(d)ジ置換フ
ェニル(該置換基の一方は炭素数1〜3のアルコキシ、
ヒドロキシ、2,2.2−トリハロエトキシまたはプロ
プ−2−エン−1−オキシでなければならず、他方の置
換基は独立してハロゲン、炭素数1〜3のアルキルアミ
ノ、ニトロ、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素
数1〜3のアルカンアミド)、ジアルキルアミノ(アル
キルの炭素数1〜3)、アミノまたはN−(アザシクロ
アルキル(アルキルの炭素数5〜6))から選択される
)から選択される〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩に関す
る。
本発明は、また、式(G): し 〔式中、AはCH2またはCH2CH2を意味し;Bお
よびCは独立しでH,メチル、エチルまたはgem−ジ
メチルから選択され;AがCH2CH2である場合、B
はいずれか一方または両方の炭素原子上の置換基であり
;Y5は(a)フェニルまたはモノ置換フェニル(該置
換基はフルオロ、クロロ。
炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜4のアルキル、
ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜a )、CF
3.  炭素数1〜3のアルキルアミノ、N−(アザシ
クロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、プロプ−
2−エン−1−オキシ、2,2゜2−トリハロエトキシ
から選択される) ; (b)ジ置換フェニル(該置換
基は同一であってフルオロ。
クロロ、炭素数1〜3のアルコキシ、ジアルキルアミノ
(アルキルの炭素数1〜3)、N−(アザシクロアルキ
ル(アルキルの炭素数5〜6))、2.2.2−)リハ
ロエトキシもしくはプロプ−2−エン−1−オキシから
選択されるか、または該ジ置換基は一緒になつでメチレ
ンジオキシ基を形成する) : (C)ジ置換フェニル
(該置換基は同一です<、独立しで、フルオロ、クロロ
、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(
アルキルの炭素数1〜3)またはN−(アザシクロアル
キルの炭素数5〜6))から選択される);または(d
)ジ置換フェニル(該置換基の一方は炭素数1〜3のア
ルコキシ、2,2.2−トリハロエトキシマタはプロプ
−2−エン−1−オキシでなければならず、他方の置換
基は独立してフルオロ、クロ0、炭素数1〜3のアルキ
ルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3
)またはN−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数
5〜6))から選択される)から選択される〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩に関す
る。
本発明は、また1式(H): し 〔式中、AはCH2またはCH2CH2を意味し;Bお
よびCは独立しでH,メチル、エチルまたはgem−ジ
メチルから選択され;AがCH2CH2である場合、B
はいずれか一方または両方の炭素原子上の置換基であり
:Yは(a)ピリジル;(b)フェニルまたはモノ置換
フェニル(該置換基は/%ロゲン、炭素数1〜3のアル
コキシ、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4の
アルキル、炭素数1〜3のアルカンアミド、ジアルキル
アミノ(アルキルの炭素数1〜3)、CF3、N−(ア
ザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))から選
択される) : (c)ジ置換フェニル(該置換基は同
一であって、ハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭
素数1〜3のアルカンアミド、ジアルキルアミノ(アル
キルの炭素数1〜3)、N−(7ザシクロアルキル(ア
ルキルの炭素数5〜6))から選択されるか、または該
ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ基を形成する
) ; (d)ジ置換フェニル(該置換基は同一でなく
、独立して。
ハロゲン、ニトロ、炭素数1〜3のアルカンアミド、炭
素数1〜3のアルコキシ、ジアルキルアミノ(アルキル
の炭素数1〜3)またはN −(アザシクロアルキル(
アルキルの炭素数5〜6))から選択される);または
(e)ジ置換フェニル(該置換基の一方は炭素数1〜3
のアルコキシ、ヒドロキシ、 2,2.2− トリハロ
エトキシまたはプロプ−2−エン−1−オキシでなけれ
ばならず、他方の置換基は独立してハロゲン、ニトロ、
N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のア
ルカンアミド)、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数
1〜3)またはN−(アザシクロアルキル(アルキルの
炭素数5〜6))から選択される)から選択される〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩に関す
る。
本明細書で用いでいるように、”式(I)”なる語は、
式(1): 〔式中、AはCH2またはCH2CH2を意味し:Bお
よびCは独立しでH,メチル、エチルまたはジメチルか
ら選択され;AがCH2CH2である場合、Bはいずれ
か一方または両方の炭素原子上の置換基であり;XはC
H2または5(O)nおよびnは0.1または2を意味
し;R2およびR3は独立して(a)ピリジル;(b)
フェニルまたはモノ置換フェニル(該置換基はジアルキ
ルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、炭素数1〜3の
アルキルアミノ、N−(アザシクロアルキル(アルキル
の炭素数5〜6))、シアン、2,2.2− トリハロ
エトキシ、プロプ−2−エン−1−オキシ、N−(炭素
数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミ
ド)、炭素数1〜3のアルカンアミド、アミノ、ヒドロ
キシ、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4のア
ルキル、ハロゲン、CF   炭素数1〜3のアルコキ
シ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数
1〜3のアルキルスルホニルから選択される) : (
C)ジ置換フェニル(該置換基は独立して炭素数1〜4
のアルキル、炭素数1〜3のアルコキシ、ヒドロキシ、
ニトロ、アミノ、ハロゲン、炭素数1〜3のアルキルア
ミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、
N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)
)、2,2.2−)リノへロエトキシ、プロプ−2−エ
ン−1−オキシもしくはN−(炭素数1〜3のアルキル
)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)から選択される
か、または該ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ
基を形成する);または(d) 3.4.5− )リメ
トキシフェニルから選択される:但し、(1)R3がシ
アノフェニルである場合、R2はシアノフェニルマタハ
4−ピリジルのいずれかでなければならず;(2)R2
およびR3の一方がヒドロキシである場合、他方はピリ
ジル、ハロゲン、CF3、炭素数1〜4のアルキル、炭
素数1〜3のアルキルアミJ、1 ジアルキルアミノ(
アルキルの炭素数1〜3)またはN−(アザシクロアル
キル(アルキルの炭素数3〜6));(31XがCH2
である場合、R2およびR3はともにアミノ置換フェニ
ルとすることができる〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩を意味
する。
式(I)の化合物は全で以下の合成法1または2により
製造できる。
合成法2 明らかなように式(IA)、式(IB)および式(IC
)の化合物は全て式(I)の範囲に包含される。
合成法1に従って式(I)の化合物を製造するために必
要な化合物、すなわち式(If)、 (J)、 (K)
(IV)、(V)、 (■)、 (IX)、 (X)、
 (XI)、 (XII)、 (XIII)。
(XIV)および(I)の化合物は、商業源から入手で
きるかまたは本明細書に記載した方法によって製造でき
る。
式(I)の化合物は、つぎの反応により合成法1に従っ
て製造できる。
式(K)の化合物は、対応する式(II)および式(J
)の化合物から2工程で製造される。式(J)の化合物
は、塩素化炭化水素または好ましくはアルコール性溶媒
中適当に置換した式(II)の7エナシルハライドを対
応する置換2−アミノ−3,4−ジヒドロチアゾールま
たは2−アミノ−5,6−シヒドロー4H−(1,3)
チアジンで処理することによって製造される。極性溶媒
も有効であることが判明シタ。エーテルまたはヘキサン
のような無極性共溶媒を添加した際沈殿または油としで
分離しうる式(J)の化合物のハロゲン化水素塩を環状
脱水化が完結するまで水または水性アルコール中で還流
する。塩基水溶液で中和しで対応する式(K)の化合物
を得る。置換した式(II)の化合物は、対応するアセ
トフェノン類を臭素で処理することによりまたは、別法
としで、2−クロロアセチルクロリドおよびA I C
l 3を用いるフリーデル・クラフッ反応するモノまた
はジ置侯ベンゼンをアシル化することによって製造され
る。
反応物が溶解しかつ不活性である有機溶媒中、式(K)
の6−アリールイミダゾ(2,1−b)チアゾールまた
はチアジン同族体と2:1の比率の過剰のピリジンおよ
び反応性アシルエステルの両方を反応させて式(IV)
の化合物を製造する。明らかなようにピリジンとアシル
エステルはその場で反応してアシルピリジニウム試薬を
形成する。所望により、該アシルピリジニウム試薬は別
途溶媒中で製造し、ついで式(K)の化合物の溶液に加
えることができる。適当な溶媒とじて塩化メチレン、塩
化エチレン、クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロ
フラン、エチルエーテル、ジオキサン。
トルエンまたは過剰のピリジンが挙げられる。
反応物の混合の間、氷/水浴を用いて、好ましくは5〜
20℃の間の温度に反応混合物を冷却する。ついで該混
合物を短時間室温に放置し、ついで反応が完結するまで
還流する。反応混合物の一部について高速液体クロマト
グラフィー(行PLC)または薄□ 層クロマトグラフ
ィー(TLC)を用いて反応混合物を継続的に検定し、
未反応化合物が存在しでいるかどうかを確認する。存在
する場合には、追加のアシルピリジニウム塩を加える。
反応後、生成した式(IV)の化合物は、常法により反
応混合物から回収でき、単離できる。
室温で非極性有機溶媒中の式(K)の化合物を臭素で処
理する。得られた式(V)の臭化水素酸塩を塩基水溶液
で処理して式(V)の化合物を得る。
式(V)の化合物から得られるグリニヤール試薬は、約
−80℃〜約−30℃の温度で式(V)の化合物と少な
くとも当モル潰の炭素数1〜5のアルキルリチウム試薬
を反応させることにより製造される。リチウム−ハロゲ
ン交換後、それから有機リチウム化合物を得、マグネシ
ウムハライドエーテラートを過剰に該混合物に加え、該
有機リチウム化合物と反応させる。その間1反応温度は
約=10℃以下が望ましいが、約O℃の温度まで上昇さ
せでもよい。
式(IV)の化合物は、また1式(V)の化合物から得
られるグリニヤール試薬と過剰のピリジンおよび選択し
た反応性アシルエステルをエチルエーテルまたは好まし
くはテトラヒドロフランのような溶媒中で反応させるこ
とによって製造できる。該グリニヤール試薬を順次ピリ
ジンおよびアシルエステルと化合させることができ、ま
たは該ピリジニウム塩を別に製造し、ついでグリニヤー
ル試薬の溶液に加えることができる。好ましくは、各グ
リニヤール試薬の1モルに対しピリジン2〜6モルを加
え、ついでアシル化合物を少なくとも1モル当量加える
ことにより行なわれる。
該反応は一10℃またはそれ以下の温度で行なわれる。
存在するピリジンのモル量に基づいて、最少量である約
5モル%のヨウ化銅(Cu I )を該反応混合物に加
え、N−アシル−1,4−ジヒドロピリジン化合物の4
位における該グリニヤール試薬の最後の付加を確実にす
る。
該反応混合物を約20℃の温度、好ましくは約15℃よ
り高くない温度まで温めてもよい。反応混合物の一部を
一定期間ごとにとり、HPLCまたはTLCを用いで検
定し、未反応のイミダゾ〔2,1−b〕チアゾールまた
はチアジンの存在を調べる。反応の条件は1通常その他
の点ではグリニヤール合成に関する反応条件として標準
的である。
回収および単離は公知の方法で行なうことができる。
AがCH2CH2である式(IV)の化合物(チアジン
)用の式(K)の出発物質は、対応する2−アミノ−5
,6−シヒドロー4H−1,3−チアジンと式(It)
の4−置洟ブロモアセトフエノンをベンゼンまたはクロ
ロホルムのような非極性溶媒中で加熱して中間体を形成
し、ついでそれを水中で還流することによって同様の方
法で製造できる。極性溶媒が同様に使用でき、式(J)
の中間体を還流工程前に単離しでもしなくてもよいこと
も判明した。
該アミノチアジン出発物質は、適当な3−ブロモプロピ
ルアミンをt−ブチルイソチオシアネートで処理し、つ
いで臭化水素酸または塩酸とともに還流することにより
製造できる。
XがS、AがCH2またはCH2CH2を意味し。
BおよびCが独立しでH,メチル、エチルまたはgem
−ジメチルから選択され、R3およびR2が独立してモ
ノ−、ジーまたはトリー置換フェニルから選択される式
(I)の化合物は、 (a) R9またはR10が式(
IB)のR8またはR5と同意義である対応する式(I
X)の化合物または(b)11またはR12が式(IB
)のRaまたはRと同意義である対応する式(XI)の
化合物のいずれかから製造される。
合成法1に従って、第1方法において式(IX)の化合
物を1当量の対応する1、2−ジハロエタンまたは1.
3−ジハロプロパンおよび炭酸カリウムで処理する。反
応物をN、N−ジメチルホルムアミド中で約3時間還流
し、冷却し、水を加え、10%水酸化ナトリウム水溶液
のような塩基でpHを11に調整する。沈殿を水洗し、
塩化メチレンのような溶媒に溶解する。該有機溶液を水
洗し、乾燥し、活性炭処理する。溶媒を除去し、粗生成
物を再結晶するかまたは別法としてクロマトグラフィー
に付し、溶媒を真空下で蒸発させる。
R9およびRIOが独立して(a)フェニルまたはモノ
置換フェニル(該置換基はジアルキルアミノ(アルキル
の炭素数1〜3)、N−(アザシクロアルキル(アルキ
ルの炭素数5〜6))、炭素数1〜3のアルコキシ、2
,2.2−トリハロエトキシ、プロプ−2−エン−1−
オキシ、炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜3のアル
キルチオ、炭素数1〜3のアルカンアミド、N−(炭素
数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミ
ド)、ハロゲンまたはCF3  から選択される)。
(b)ジ置換フェニル(該置換基は独立して炭素数1〜
4のアルキルもしくは炭素数1〜3のアルコキシから選
択されるか、または該ジ置換基は−緒になっでメチレン
ジオキシ基を形成する)または(c) a、 4.5−
トリメトキシフェニルから選択される、必要な式(IX
)の化合物は、ジメチルホルムアミド中対応する式(v
nr)の化合物とチオ尿素を還流することにより製造さ
れる。式(■)の化合物は、通常、還流水性アルコール
溶液中、シアン化物を触媒にする2分子の対応するアリ
ールカルボキシアルデヒドの縮合(ベンゾイン縮合)か
ら製造される。
別法としで、式(IX)の化合物は、ヒドロキシルアミ
ンと反応して式(XII)のオキシムを得ることにより
式(X)の対応するエタノンから製造できる。ついで式
(xi)の化合物をトシルクロリドおよびピリジンで処
理しで式(xm)のオキシムトシレートを得る。式(x
m)の化合物と強塩基を反応させて式(XIV)の2−
アミノエタン−1−オンを得る。これらの化合物を塩酸
で処理し、得られた式(XIV)の塩酸塩をチオシアン
酸ナトリウムの水溶液中で還流しで式(XtV)の化合
物を式(IX)のジアリール−2−メルカプトイミダゾ
ール化合物に変換し、それを該反応混合物から沖過し、
アルコールまたはジメチルホルムアミド/水中で再結晶
できる。
R7およびR8が独立して(a)フェニルまたはモノ置
換フェニル(該置換基は炭素数1〜3のアルコキシ、2
,2.2−トリハロエトキシ、プロプ−2−エン−1−
オキシ、炭素数1〜4のアルキル。
炭素数1〜3のアルキルチす、炭素数1〜3のアルカン
アミド、ハロゲンまたはCF3から選択される)、  
(b)ジ置換フェニル(該置換基は独立して炭素数1〜
4のアルキルまたは炭素数1〜3のアルコキシから選択
されるか、または該ジ置換基は一緒になってメチレンジ
オキシ基を形成する)。
(c)3,4.5−トリメトキシフェニルから選択され
るか、または(d)R7およびR8がともにCNを意味
する式(X)の必要なエタノンは、  (a)籠!フェ
ニルアセチルクロリドによる対応するベンゼンへのフリ
ーデル・クラフッアシル化% (b)fi1mベンズア
ルデヒドと置換フェニル酢酸エステルのパーキン縮合か
ら得られる置換スチルベンカルボニルアジドのクルチウ
ス転位、(C)木酢酸中亜鉛または錫と4〜5時間煮沸
させることによる対応するベンゾインの還元および(d
)置換アリールカルボン酸エステルを用いる置換フェニ
ルアセトニトリルのクライゼン縮合により得られる。
XがS、AがCH2またはCH2CH2を意味し。
BおよびCが独立しでH,メチル、エチルまたはgem
−ジメチルから選択され、RおよびR2が独立してモノ
−、ジーまたはトリー置換フェニルを意味する式(I)
の化合物の製造のための合成法1の第2の方法においで
は、R11’およびR12が独立して(a)フェニルま
たはモノ置換フェニル(該置換基は炭素数1〜4のアル
キル、ハロゲン(好ましくは、クロロまたはブロモン、
CF3、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜3のア
ルキルチオ、2,2.2−)リハロエトキシ、プロプ−
2−エン−1−オキシ、炭素数1〜3のアルカンアミド
、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3の
アルカンアミド)から選択される)または(b)ジ置換
フェニル(該置換基は独立して炭素数1〜4のアルキル
または炭素数1〜3のアルコキシから選択されるか、ま
たは該ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ基を形
成する)から選択される1当量の式(XI )の2−へ
ロエタンー1−オンを2〜5当量の対応する置換2−ア
ミノチアゾリンまたは2−アミノ−5,6−シヒドロー
4H−(1,3)チアジンおよび炭酸カリウムと乾燥ア
セトニトリルのような極性溶媒中室温で18時間〜5日
間処理する。ついで該生成物を、例えば、溶媒を蒸発さ
せ、残渣を塩化メチレンに溶解し。
5%炭酸す) IJウムで洗浄し、有機相を真空下で濃
縮し、再結晶するかクロマトグラフィーに付すかしで精
製し、所望の式(I)の化合物を得る。ハロゲンがBr
である式(XI )の化合物は、好ましくは、対応する
式(X)の化合物のブロム化により製造される。別法と
しで、式(XI )のアルファークロロ化合物は、4g
の該ベンゾインをチオニルクロリド4mQと加熱するこ
とにより対応する式(■0の化合物から製造される。
別法として、XがCH2またはSである場合、1当量の
式(XI )の2−ハロエタノンを1当景の対応する置
換2−アミノチアゾリンまたは2−アミノ−4,5−ジ
ヒドロ−(1,3)チアジン(XがSである場合〕また
は2−イミノピロリジンまたは2−イミノピペリジン(
XかCH2である場合)とクロロホルムまたはトルエン
のような非極性溶媒中室温で約4〜24時間処理する。
溶媒を真空下で蒸発させ、残渣を水または水性アルコー
ルのような極性溶媒中で約15時間まで還流する。
該溶液を5%炭酸す) +Jウム水溶液で処理し、塩化
メチレンで抽出する。有機相を真空下で濃縮し。
再結晶するかクロマトグラフィーに付して所望の式(I
)の生成物を得る。
XがS%AがCH2またはCH2CH2を意味し、Bお
よびCが独立しでH,メチル、エチルまたはgem−ジ
メチルから選択され、RまたはR3の一方がピリジル、
他方がモノ−、ジーまたはトリー置換フェニルを意味す
る式(I)の化合物は、ジメチルホルムアミド中適当な
炭素数2〜3のジハロアルカンおよび1当量の水素化ナ
トリウムでアルキル化し、ついで炭酸カリウムを加え、
その後加熱して環化し、氷水を加えで沈殿することによ
り対応する式(IX)の化合物から製造される。得られ
た2種の異性体である式(I)の6−アリール−5−ピ
リジルおよび5−アリール−6−ピリジル化合物をクロ
マトグラフィーに付しで分離する。
式(IX)の化合物は、対応する(a)式(Vl[)の
2−ヒドロキシエタノンまたは(b)式(XrV)の2
−アミノエタノンのいずれかから製造される。R9また
はRIOの少なくとも一方がピリジルを意味り、、他方
が(a)フェニルまたはモノ置換フェニル(該置換基は
炭素数1〜3のアルコキシ、2.2.2−トリハロエト
キシ、プロプ−2−エン−1−オキシ、炭素数1〜4の
アルキル、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3
のアルカンアミド。
ハロゲンまたはCF3から選択される)、(b)ジ置換
フェニル(該置換基は独立して炭素数1〜4のアルキル
もしくは炭素数1〜3のアルコキシから選択されるか、
または該ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ基を
形成する)、  (C)3,4.5−トリメトキシフェ
ニルまたは(d)ピリジルから選択される式(IX)の
化合物は、前記式(IX)の置換ジフェニル化合物の場
合と同じ方法で対応する式(VII[)の化合物から製
造される。R9またはR10の一方が4−ピリジルであ
る式(VII[)の化合物は、t−ブタノール中4−ピ
リジンカルボキシアルデヒドシアノヒドリンベンゾエー
トおよび置換ベンズアルデヒドを水素化ナトリウムまた
は水素化カリウムで処理することにより製造される。
別法として、式(IX)のピリジル含有化合物は。
前記の方法により順次式(X)の化合物を対応する式(
xn ) 、式(xm)および式(XIV) (7)化
合物に変換することにより対応する式(X)のエタノン
から4工程で製造できる。R7およびR8の少なくとも
一方がピリジルを意味し、他方が独立しU(atフェニ
ルまたはモノ置換フェニル(該置換基は炭素数1〜3の
アルコキシ、 2,2.2− トリハロエトキシ、プロ
プ−2−エン−1−オキシ、炭素数1〜4のアルキル、
炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3のアルカン
アミド、ハロゲンまたはCF 3  から選択される)
、(b)ジ置換フェニル(該置換基は独立して炭素数1
〜4のアルキルもしくは炭素数1〜3のアルコキシから
選択されるか。
または該ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ基を
形成する)または(c) 3.4.5− トリメトキシ
フェニルから選択される必要な式(X)のエタノンは、
好ましくは置換フェニルアセトニトリルと2−13−ま
たは4−ピコリン酸のクライゼン縮合により、または別
法としCピコリルナトリウムまたはリチウムと適当な置
換安息香酸エステルの反応により製造される。
R2およびR3がともにピリジルおよびXかSを意味す
る式(I)の化合物は、該アリール基がともに置換フェ
ニルである対応する式(■)、式(IX)および式(I
)の化合物についての前記の方法により対応する式(■
)の2−ヒドロキシエタン−1−オンと対応する式(I
X)の化合物から2工程で製造される。前駆体である式
(■)のジピリジル化合物は、4−ピリジンカルボキシ
アルデヒドの縮合においてチオ尿素を加えなければなら
ない以外は前記の対応する式(〜ののジフェニル化合物
の場合と同様にしてベンゾイン縮合により製造される。
Rが4−ピリジルおよびR3が置換フェニルである式(
I)の化合物は、好ましくはそれらの対応する式(K)
および式(IV)の化合物から2工程で製造される。A
がCH2またはCH2CH2を意味し、BおよびCが独
立しでH、メチル、エチルまたはジメチルから選択され
、X2がN−Z−カルボニル−1,4−ジヒドロ−4−
ピリジル、2が炭素数1〜8のアルキル、炭素数1〜8
のアルコキシ、フェニル、フェノキシ、ベンジルまたは
ベンジルオキシおよびXlが(a)フェニルまたはモノ
置換フェニル(該置換基は炭素数1〜3のアルコキシ、
ハロゲン、CF3、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素
数1〜4のアルキル、N−(アザシクロアルキル(アル
キルの炭素数5〜6))、N−(炭素数1〜3のアルキ
ル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)、ジアルキル
アミノ(アルキルの炭素数1〜3)、シアノ、2,2.
2−1−リハロエトキシ、プロプ−2−エン−1−オキ
シから選択される)または(b)ジ置換フェニル(該置
換基は独立して炭素数1〜4のアルキルもしくは炭素数
1〜3のアルコキシから選択されるか、または該置換基
は一緒になってメチレンジオキシ基を形成する)を意味
する式(IV)の化合物は、対応する式(K)の化合物
から製造される。第1工程においで、式(K)の化合物
を5〜25℃で塩化メチレンのような該反応物を溶解し
かつ不活性な溶媒中ピリジンおよびアルキルクロロホ会
ト(好ましくはエチルクロロホーメート)のようなアシ
ルハライドまたはベンゾイルクロリドのようなアリール
カルボニルハライドで処理し、対応する式(IV)の化
合物を得る。第2工程においで、式(IV)の化合物で
あるN−アシルジヒドロピリジン生成物を脱アシル化し
、還流しでいるデカリン、テトラリンまたはp−シメン
中硫黄のような温和な酸化剤または好ましくはt−ブタ
ノール中酸素および過剰のカリウムt−ブトキシドのい
ずれかで芳香族化する。
2.2.2− ) IJハロエトキシフェニルおよびプ
ロプ−2−エン−1−オキシフェニルが置換した式(I
)、式(K)および式(V)の化合物は、つぎのよの うにそれぞれトリフルオロメタンスルホン@、、2.2
゜2− ) IJハロアルキルエステルおよび2−プロ
ペニルプロミドで対応する式(I)、式(K)および式
(■)のヒドロキシフェニル化合物をアルキル化するこ
とにより製造される。窒素雰囲気下、0℃以下で1当量
の該ヒドロキシフェニル化合物をテトラヒドロフラン中
の水素化ナトリウムに加える。
0.5時間後、3当量の該トリフルオロメタンスルホン
酸のエステルを滴下する。該懸濁液を氷水中に注ぎ、塩
化メチレンで抽出し、ついで洗浄し。
乾燥し、溶媒を蒸発させる。1当量の該ヒドロキシフェ
ニル化合物にジメチルホルムアミド中の約1当量の該2
−プロペニルプロミドを加える。温度を55℃以下に維
持しつつ水素化ナトリウムを加える。該プロミドをさら
に少量加え、該反応物を60〜75℃で1時間加熱する
。反応混合物を冷却し、水を加え、10%水酸化ナトリ
ウムを用いでpHを11に調整する。ついで、それを塩
化メチレンで抽出し、桁製する。
式(I)、式(K)および式(V)のヒドロキシフェニ
ル化合物は、対応するメトキシフェニル化合物を還流酢
酸中HBrで処理するか、または塩化メチレン中B B
 r 3  で処理することにより製造される。
炭素数1〜3のアルカンアミドおよびN−(炭素数1〜
3のアルキル)−(炭素数1〜′3のアルカンアミド)
フェニルが置換したアセトフェノンおよびいくつかの場
合には式(K)および式(I)の化合物は、対応するア
ミンおよび炭素数1〜3のアルキルアミ/化合物をピリ
ジン中のアルカン酸無水物または塩化物でアシル化する
ことにより製造される。N−(炭素数1〜3のアルキル
)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)フェニルカルボ
キサルデヒド、置換した式(K)および式(I)の化合
物のもう1つの製造は、ジメチルホルムアミド中の水素
化ナトリウムおよび炭素数1〜3のアルキルプロミドま
たはアイオダイドを用いる対応する(炭素数1〜3のア
ルカンアミド)フェニルカルボキサルデヒド、置換した
式(K)および式(I)の化合物のアルキル化を用いる
アミノフェニルが置換した式(K)および式(I)の化
合物は、還流6N鉱酸中での対応する炭素数1〜3のア
ルカンアミド化合物の加水分解により製造される。
N−(炭!数1〜3のアルキルアミノ)フェニルが置換
した式(K)1式(V)および式(I)の化合物は、好
ましくは前記のアミノフェニル置換化合物の場合と同様
に対応するN−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数
1〜3のアルカンアミド)化合物の酸触媒加水分解また
はテトラヒドロフラン中ボランまたはボラン−ジメチル
スルフ゛イド錯体を用いる対応する(炭素数1〜3のア
ルカンアミド)フェニルの式(K) 、式(V)または
式(I)の化合物の還元により製造される。
N、N−(ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3
))フェニルが置換した式(K)および式(I)の化合
物はまた前記のN−(炭素数1〜3のアルキルアミノ)
フェニル置換化合物の場合と同様にボランを用いた対応
するN−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3
のアルカンアミド)化合物の還元により製造される。
N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)
)フェニルが置換した式(K)および式(I+の化合物
はまたジメチルホルムアミドのような不活性溶媒中ジブ
ロモブタンまたはジブロモペンタンおよび無水炭酸カリ
ウムを用いる対応するアミノフェニル化合物のシクロジ
アルキル化により製造される。
Xが5(0)  およびnが1または2である式(I)
の化合物は、1または2当量の有機過酸を用いる酸化に
より製造される。
RおよびR2の少なくとも一方がピリジル、Xが5(o
)nおよびnが2である式(I)の化合物は、好ましく
は2/3当量の過マンガン酸カリウム水溶液を用いるX
が5(O)nおよびnか1である式(I)の化合物の酸
塩1当量の酸化、ついで二酸化イオウを用いる生じた二
酸化マンガンの溶解により製造される。
Xが5(O)rl、nが1または2ならびにRおよびR
3の少なくとも一方がアミノフェニル(アルキルの炭素
数1〜3)、ジアルキルアミノフェニル(アルキルの炭
素数1〜3)、またはN−(アザシクロアルキル(アル
キルの炭素数5〜6))である式(I)の化合物は、好
ましくは中間前駆体である式(I)のアルカンアミドフ
ェニル化合物を酸化剤(前記のXが5(o)nおよび。
が1または2である式(IA)の化合物の製造の場合と
同様)で処理し、ついで該アルカンアミドを1級または
2級アミンに加水分解することにより製造される。
ついで、該1級または2級アミンをさらに前記と同様に
アルキル化してnが1または2である3級7 ミ75(
0)、、化合物を得ることができる。
式(I)の化合物はまたもう1つの合成法2により製造
できる。
式(E)、式(F)、式(G)および式(H)の化合物
は全てXがCH2である式(I)の化合物の製造の中間
体として有用である。必要な式(A)、式(B)、式(
C)および式(D)の化合物は全て商業源から入手しう
るか、本明細書に示したような公知の方法で製造できる
BおよびCがH1メチル、エチルまたはgem −ジメ
チルである式(B)の化合物は、ジメチル硫酸を用いる
BおよびCが前記と同意義である対応する式(A)の2
−ピペリドンまたは2−ピロリドンのO−アルキル化に
より製造できる。必要な式(A)の化合物は商業的に入
手しうるか、公知方法により製造される。BおよびCが
前記と同意義である式(C)の化合物は、無水エタノー
ル中対応する式(B)の化合物を塩化アンモニウムで処
理することにより製造できる。BおよびCがHである式
(C)の化合物は、好ましくはそのハロゲン化水素塩と
して製造され、濃水酸化ナトリウム水溶液、好ましくは
炭素数1〜2のアルコール中のナトリウムアルコキシド
(アルキルの炭素数1〜2)1当量で塩基に遊離し、真
空下で溶媒を蒸発させる。Y3がBrおよびYか前記式
(H)と同意義である式(D+の化合物は、商業的に入
手できるかもしくは対応する置換アセトフェノンを塩化
メチレン、クロロホルムまたは酢酸中1当量の臭素で処
理するか、または別法としてクロロホルム/酢酸エチル
中具化銅(II)の懸濁液と反応させることにより製造
される。必要なアセトフェノン類は商業的に入手できる
か公知方法により製造できる。別法として、ハ 〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3のアルコキシから選
択される)または(b) 3.4−ジ置換フェニル(該
置換基は同一であって炭素数1〜3のアルコキシ、メチ
レンジオキシから選択されるか、または該置換基は独立
してハロゲンまたは炭素数 1〜3のアルコキシから選
択される)である式(D)の化合物は、2−クロロアセ
チルクロリドおよび塩化アルミニウムを用いるフリーデ
ル・クラフッ反応により対応するモノ−またはジー置換
ベンゼンをアシル化することによって製造できる。
好ましくは、式(E)の化合物は、その対応する式(H
)の化合物から製造される。式(H)の化合物は、式(
E)の化合物の製造の中間体として有用である。式(H
)の化合物は、2−ハロアセトフェノンまたは2−13
−もしくは4−ブロモアセチルピリジンのような置換し
た式(D)の化合物の溶液を中性の好ましくは非極性溶
媒中温度を25℃またはそれ以下に維持しつつ1モル当
量の対応する式(C)の化合物で処理することにより製
造される。
得られた式(H)の塩酸塩の結晶を水中で還流すること
により式(E)の化合物に変換する。式(E)の化合物
は、XがCH2である場合、式(I)の化合物の製造の
中間体として有用である。別法として、式(E)の化合
物は、2−イミノピロリジンまたは2−イミノピペリジ
ンの溶液を式(D)の置換2−プロモアセトフエノンと
ジメチルホルムアミドまたはエタノールのような極性有
機溶媒中または非極性塩素化炭化水素中のいずれかで処
理し、ついで溶媒の全部または大部分を除去し、残渣を
水溶液中で還流することにより製造される。
XカCH2、Rカフェニルまたは置換フェニルおよびR
が4−ピリジルである式(I)の化合物は、好ましくは
2工程で製造される。第1工程においては、好ましくは
20〜25℃で該反応物を溶解し、かつ、不活性な有機
溶媒中、対応する式(E)の化合物を過剰のピリジンお
よびアセチルプロミド、ペンソイルクロリド、ベンジル
クロロホーメートまたは好ましくはエチルクロロホーメ
ートのようなアシルハライドまたはハロアシルエステル
と処理し、式(F)の化合物を形成する。iアシル基は
炭素数1〜8のアルキル、炭素数1〜8のアルコキシ、
フェニル、フェノキシ、ベンジルまたはベンジルオキシ
を包含しうる。明らかなように、ピリジンとアシルエス
テルは反応して、その場でアシルピリジニウム試薬を形
成する。所望により、該アシルピリジニウム試薬は別に
溶媒中で製造し、ついで式(E)の化合物の溶液に加え
ることができる。好適な溶媒としては塩化メチレン、塩
化エチレン、クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロ
フラン、エチルエーテル、ジオキサン、トルエンまたは
過剰のピリジンが挙げられる。
該反応混合物は、要すれば、室温に維持するため該反応
物を混合している間、氷/水浴を用いて冷却する。つい
で、反応が完結するまで該混合物を室温で48時間まで
攪拌する。反応混合物の一部について高速液体クロマト
グラフィー(HPLC)または薄層クロマトグラフィ(
TLC)を用いて該反応混合物を継続的に測定し、未反
応の式(E)の化合物が存在するかどうかを確認する。
存在する場合は、さらにアシルピリジニウム塩を加える
。他の反応の条件は当該分野における標準的なものであ
る。反応後、得られた化合物を公知の方法により該反応
混合物から回収し、単離することができる。式(F)の
化合物は、式(I)の化合物の製造の中間体として有用
である。第2工程においては、式(F)の化合物である
ジヒドロピリジン生成物を脱アセチル化し、還流デカリ
ン、テトラリン、p−シメンまたはキシレン中硫黄を用
い、または好ましくは酸素ガスとともにtert−ブタ
ノール中カリウムtert−ブトキシドを用いて15分
間還流して芳香族化し、対応する式(I)L(7)!−
化合物を得る。
XがCH2である式(I)の4−ピリジル化合物を製造
するために用いられる同じ式(E)の化合物は、類似の
式(I)の2−ピリジルおよび3−ピリジル化合物の製
造に用いられる。塩化メチレン中20〜25℃で約0.
5時間、1当量の式(E)の化合物を1当量の臭素で処
理し、ついで5%炭酸カリウムを加え、有機相を真空下
で濃縮して3−ブロム化を行ない、式(G)の3−ブロ
モ−2−(置換フェニル)−6,7−シヒドロー(5H
)−ピロロ〔1,2−a)イミダゾールおよび3−ブロ
モ−2−(置換フェニル) −5,6,7,8−テトラ
ヒドロイミダゾ(1,2−a)ピリジン化合物を得る。
式(G)の化合物は式(I)の化合物の製造の中間体と
して有用である。これらの式(G)の化合物をテトラヒ
ドロフラン中n−ブチルリチウム(n −BuLi )
で処理し、ハロゲン−金属交換によりその3−リチオ誘
導体を得る。MgBrp  またはZnC12を用いた
対応するマグネシウムまたは亜鉛化合物への該3−リチ
オ化合物の金属交換は、二座pa(II)触媒であるP
dC12(1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタ
ン)触媒の存在下、2−または3−ブロモピリジンに対
して良好な結合を付与する。別法として、この二座Pd
 (II)  触媒または対応するN1(II)C12
−(1,2−ビス(ジフェニルホスフィン)エタン)触
媒を用いて、式(G)の化合物を2または3−金属化ピ
リジンに結合してもよい。これらの方法のいずれかによ
り、Rが2−ピリジルまたは3−ピリジルである式(I
)の化合物を得る。
前記の式(V)の化合物から製造したグリニヤール試薬
とN−アシルピリジウム塩の反応についての方法により
、式(G)の化合物から製造したグリニヤール試薬をN
−アシルピリジウム塩に加えることにより式(F)の化
合物を製造することができる。該グリニヤール試薬は、
前記の式(V)の化合物からの類似のグリニヤール試薬
の製造法により、式(G)の化合物から製造される。
XがCH2、R2が置換フェニルまたは2−13− も
しくは4−ピリジルおよびR3が2−13−または4−
ピリジルである式(I)の化合物の位置異性体は、Y4
が2−13−または4−ピリジルである式(E)の化合
物から得られる。Y4が2−13−または4−ピリジル
である式(E)の化合物は、前記の式(E)の他の化合
物を製造するのに用いた方法により式(D)の2−13
−または4−ブロモアセチルピリジン臭化水素酸塩を2
〜3当量の2−イミノピロリジンまたは2−イミノピペ
リジンと処理することにより製造される。3−ブロム化
により対応する式(G)の化合物を得る。n −BuL
 iを用いたハロゲン−金属交換を介する式(G)の化
合物の金属化、MgBr2を用いた金属交換および前記
の二座ホスフィン−パラジウムまたはニッケル錯体の存
在下置換ブロモベンゼンまたは2−13−もしくは4−
ブロモピリジンへの結合により、式(I)の所望の位置
異性体および式(1)のビス(ピリジル)化合物を得る
。別法として、前記の触媒を用いて、金属化ピリジンま
たは置換ベンゼンを式(G)の化合物に結合してもよい
XがCH2、R3またはR2が炭素数1〜3のアルキル
スルフィニル置換フェニルである式(I)の化合物は、
不活性溶媒中1当量の対応する式(I)の化合物(式中
、R3またはR2は炭素数1〜3.のアルキルメルカプ
トフェニル)をメルカプト基当り1当量の酸化剤(好ま
しくは、3−クロロ過安息香酸)で処理することにより
製造される。XがCH2、R3またはR2が炭素数1〜
3のアルキルスルホニル置換フェニルである式(I)の
化合物は、水性溶液中1当量の対応する式(I)のスル
フィニル化合物(アルキルの炭素数1〜3)をスルフィ
ニル基当り2/3当量の過マンガン酸カリウムで処理す
ることにより製造されろ。過マンガン酸カリウムを全部
加えた後、二酸化イオウを該m液に通して、沈殿してい
るいずれもの二酸化マンガンを溶解する。
得られた溶液をクロロホルトで抽出し、乾燥し、蒸発し
、残渣を50%水性アルコールから再結晶して所望の生
成物を冑る。
炭素数1〜3のアルカンアミドおよびN−(炭素数1〜
3のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)フ
ェニルが置換したアセトフェノンならびにいくつかの場
合には式(E)および式(I)の化合物は、ピリジン中
アルカン酸無水物または塩化物で対応するアミンおよび
炭素数1〜3のアルキルアミノ化合物をアシル化するこ
とにより製造される。N−(炭素数1〜3のアルキル)
−(炭素数1〜3のアルカンアミド)フェニルが置換し
た式蛇)および式(1)の化合物のもう1つの製造は、
ジメチルホルムアミド中水素化ナトリウムおよび炭素数
1〜3のアルキルプロミドまたはアイオダイドを用いた
対応する炭素数1〜3のアルカンアミド置換化合物のア
ルキル化である。
アミノフェニルが置換した式(E)および式(1)の化
合物は、6N鉱酸還流下に対応する炭素数1〜3のアル
カンアミド化合物を加水分解するか、対応するニトロ化
合物を接触還元することによるいずれかで製造される。
N−(炭素数1〜3のアルキルアミノ)フェニルが置換
した式(E)、式(G)および式(I)の化合物は、好
ましくは、それぞれ前記のアミノフェニル置換化合物に
ついてと同様にして製造される対応する式(E)、式(
0および式(1)のN−(炭素数1〜3のアルキル)−
(炭素数1〜3のアルカンアミド)化合物の酸触媒加水
分解によって、または、別法として、(a)テトラヒド
ロフラン中ボランまたはボラン−硫化ジメチル錯体を用
いる対応する炭素数1〜3のアルカンアミド化合物の還
元もしくは(b)フォノ・ブラウン反応でブロムシアン
を用いる対応するN、N−(ジアルキルアミノ(アルキ
ルの炭素数1〜3))フェニルが置換した式(2)およ
び式(I)の化合物の開裂のいずれかによって製造され
る。
さらに、N、N−(ジアルキルアミノ(アルキルの炭素
数1〜3))フェニルが置換した式11E)および式(
I)の化合物は、式(転)および式(I)の対応するN
−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のアル
カンアミド)化合物のいずれかを前記のN−(炭素!f
H〜3のアルキルアミノ)フェニル置換化合物について
と同様にしてボランで還元することによって製造される
別法として、N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭
素数5〜6))フェニルが置換した式(2)および式(
I)の化合物は、ジメチルホルムアミドのような不活性
溶媒中ジブロモブタンまたはジブロモペンタンおよび無
水炭酸カリウムを用いる対応するアミノフェニル化合物
のシクロジアルキル化によって製造できる。
Y が2.2.2− ) IJハロエトキシまたはプロ
プ−2−エン−1−オキシ置換フェニルである式(2)
の化合物は、先に式(K)の化合物について記載したよ
うに、それぞれ、トリフルオロメチルスルホン酸の2.
2.2− トリフルオロエチルエステルまたはアリルプ
ロミドを用いる適当な式(E)のフェノールのアルキル
化によって製造される。適当に置換した式(E)および
式(1)のモノおよびジヒドロキシフェニル化合物は、
それぞれ、それらの対応する置換メトキシ誘導体を酢酸
中HBrで処理することにより、または好ましくは一6
0℃で塩化メチレン中BBr3で処理し、ついで室温に
戻し、水を加え、粗生成物を沖過することによって得ら
れる。
医薬上許容される塩およびその製造は公知である。本発
明に有用な式(I)、(6)、(J)および(■の化合
物の医薬上許容される塩としては、マレイン酸塩、フマ
ル酸塩、乳酸塩、シュウ酸塩、メタンスルホン酸塩、エ
タンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、酒石酸塩、
クエン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩およびリン
酸塩が挙げられるが、これら1(限定されるものではな
い。式(I)の化合物の好ましい医薬上許容される塩と
しては、塩酸塩および臭化水素酸塩が挙げられ、そのよ
うな塩は公知の方法により製造できる。
式(I)の化合物のいくつかは共有結合型水和物を形成
でき、すなわち、R3がピリジル以外であり、R2が2
−または4−ハロ、CF3またはシアノ置換フェニルお
よびXがSである式(I)の化合物は、OH基がR3の
結合している炭素原子に結合しおよびHがR2の結合し
ている炭素原子に結合している共有結合型水和物を形成
する。そのような水和物の製造は、式: R1 H 〔式中、R1は4−置換フェニル(該置換基は、低級ア
ルコキシ、低級アルキルチオ、フルオロ、クロロ、ブロ
モまたはトリフルオロメチルから選択される);および
R2は4−置換フェニル(該置換基は電子吸引基、特に
フルオロ、クロロ、ブロモまたはトリフルオロメチル)
を意味する〕で示される化合物のベンダーら(Bend
er et al、)、米国特許第4153706号に
開示されている。少なくともベンダーらによって開示さ
れた化合物のいくつかは、後記実施例の検定によって測
定されるような5−リポキシゲナーゼ抑制活性を有する
したがって、式(I)の化合物の範囲は、5−リポキシ
ゲナーゼ経路抑制活性を有する、または、5−リポキシ
ゲナーゼ経路抑制活性を有する式(I)の他の化合物を
製造するのに有用なベンダーらが記載したような水和物
を包含する。
式(IA)の化合物のいくつかは、アラキドン酸代謝の
シクロオキシゲナーゼ経路を抑制するのに有用であるこ
とが知られている。式(IA)の化合物が全て、5−リ
ポキシゲナーゼ経路を抑制する酸 ことによりアラキト今岱謝の5−リポキシゲナーゼ経路
によって伝達される病態の治療に有用であることが今回
発見された。式(IA)は、そのような化合物が新規で
あるか否かを問わず5−リポキ、シゲナーゼ抑制剤とし
て活性な全ての化合物を包含する。式(IA)の化合物
が5−リポキシゲナーゼ経路の抑制剤またはシクロオキ
シゲナーゼおよび5−リポキシゲナーゼ経路の二元的抑
制剤であるという発見は、in vivo  にて組織
炎症に対する式(IA)の化合物の効果および実施例に
記載されている検定においてin vitroにおける
炎症細胞によるシクロオキシゲナーゼ産生物および5−
リポキシゲナーゼ産生物の産生に基ついている。
要約すると、そのような検定は、式(A)の化合物が、
マウス(カラギーナン誘発腹膜炎)およびラット(アラ
キドン酸によって誘発された空気嚢炎症)における炎症
病変への多形核白血球の浸潤を抑制することを示してい
る。加えて、式(IA)の化合物は、マウス耳およびラ
ット足踏モデルにおけるアラキドン酸−誘発炎症におい
て抗炎症活性を示す。シクロオキシゲナーゼ抑制剤であ
るインドメタシンは、これらの検定において炎症または
細胞浸潤を減少させない。シクロオキシゲナーゼ起因産
生物によって引き起される炎症疾患における式(IA)
の化合物の抗浮腫作用に関する以前の観察とともにこれ
らのデータは、式(IA)の化合物がアラキドン酸代謝
の5−リポキシゲナーゼ経路のみまたは5−リポキシゲ
ナーゼおよびシクロオキシゲナーゼ経路の両方のいずれ
かを抑制することを示している。式(IA)の化合物の
5−リポキシゲナーゼ経路抑制作用は、そのような化合
物が(a)RBL−1細胞によるロイコトリエンB (
ジーHETE )および5−HETE産生のような5−
リボキシゲナーゼ産生物の産生を減じ、(b)ヒト卓抜
白血球によるLTC4の産生を減じるということ、およ
び(C)式(IA)の化合物で処理したマウスから取っ
た腹膜滲出物細胞がin vitroでLTB4産生能
力の減少を示すということを明らかにすることにより確
認された。
アラキドン酸代謝物の異常生理学的役割は、最近の集中
的研究の焦点になっている。よく記載されているプロス
タグランジン類の炎症作用(すなわち、通常の炎症作用
)に加えて、アラキドン酸のりポキシゲナーゼ産生物に
ついての同様の作用のより最近の記載は、炎症の伝達物
としてのこれらの産生物に関心を広げた。LTB4につ
いての強力な走化性および疼痛活性の発見の報告ならび
に毛細管浸透における公知のLTC4およびLTD4−
伝達増加は、炎症疾患液および細胞相両方における薬理
学的関与の標的として彼らの思考を導いた。
数種の炎症モデル系の薬理学は、細胞浸潤を減少させる
コルチコステロイド類の有効性を立証した。これらの結
果およびコルチコステロイド類がシクロオキシゲナーゼ
およびリポキシゲナーゼ産生物の両方の産生を抑制する
という観察は、選択的シクロオキシゲナーゼ抑制剤が炎
症部位への細胞浸潤を確実に抑制しないのでそのような
二元的抑制剤が液および細胞相の炎症応答を共に効果的
に減少させうることを示唆している。前記にて概説した
観察は、アラキドン酸代謝の二元的抑制剤がシクロオキ
シゲナーゼのみの抑制剤より有効な抗炎症剤であること
を適切に示している。最適条件下で、選択的リポキシゲ
ナーゼ抑制活性を有する薬剤は、シクロオキシゲナーゼ
抑制剤の潰瘍誘発傾向またはコルチコステロイド類の毒
性を合わせ持っていない。
最近の臨床データはまた種々の炎症疾患におけるアラキ
ドン酸代謝の5−リポキシゲナーゼ経路抑制剤の使用を
支持している。これらは、リューマチ性関節炎、炎症性
腸疾患、乾解、・痛風、心筋梗塞症、臓器移植拒否症、
組織損傷、喘息および多発性硬化症のような中枢神経系
の炎症反応を包含する。
5−HETE、LTB4 および/またはLTC4とし
て知られる5−リポキシゲナーゼ産生物を抑制するそれ
らの能力によって証明されるようなそれらの強力な5−
リポキシゲナーゼ経路抑制活性のために好ましい式(I
A)の化合物を以下の表Aに示す。表Aの全ての化合物
について、BおよびCは水素を意味する。
本発明は、また、5−リポキシゲナーゼ経路抑制有効量
の式(Iのの化合物またはその医薬上許容される塩およ
び医薬上許容される担体または希釈剤からなることを特
徴とする医薬組成物に関する。
式(I)の活性化合物は、治療有効量(すなわち5−リ
ポキシゲナーゼ経路抑制量)の式(1)の化合物(“活
性成分“)と標準医薬担体または希釈剤を常法により組
み合せることによって製造した通常の投与形態で投与さ
れる。これらの方法としては、所望の製剤に適するよう
に該成分を混合し、造粒しおよび打錠または溶解するこ
とが挙げられる。
5−リポキシゲナーゼ経路抑制有効量の式(IA)の化
合物を含有する得られた医薬組成物も本発明の範囲内で
ある。
用いる医薬担体は、例えば、固体または液体のいずれか
とすることができる。固体担体の例としては、乳糖、白
陶土、ショ糖、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、ア
カシア、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸など
が挙げられる。液体担体の例としては、シロップ、ビー
ナツツ油、オリーブ油、水などが挙げられる。同様に、
担体または希釈剤としては、モノステアリン酸グリセリ
ンまたはジステアリン酸グリセリンの単独またはワック
スとの併用のような公知の遅延性物質を包含することが
できる。
広範囲の医薬形態を用いることができ、る。例えば、固
体担体を用いる場合、該製剤は粉末またはペレット形態
でハードゼラチンカプセルに入れまたはトローチもしく
はロゼンジの形態で錠剤化できる。固体担体の量は広範
囲に亘るが、好ましくは、約25■〜約12である。液
体担体を用いる場合、該製剤はシロップ、エマルジョン
、ソフトゼラチンカプセル、アンプルのような滅菌注射
液または非水液体忍濁液の形態である。
安定な水溶性投与形態を得るため、式(I)の化合物の
医薬上許容される酸付加塩をコハク酸または好ましくは
クエン酸の0.3 M溶液のような有機酸または無機酸
の水溶液に溶解させる。
好ましくは、それぞれの非経口投与単位は、約50■〜
約500キの量の活性成分を含有する。
好ましくは、それぞれの経口投与単位は、約100〜〜
約1000■の量の活性成分を含有する。
本発明は、5−リポキンゲナーゼ経路伝達疾患に罹患し
ている動物がリューマチ性関節炎以外のまたはそれを加
えた5−リポキシゲナーゼ経路伝達疾患の治療を必要と
する場合、5−リポキシゲナーゼ経路抑制有効量の式(
IA)の化合物またはその医薬上許容される塩をそのよ
うな動物に投与することからなるその治療を必要とする
ヒトおよび他の哺乳類を含む動物の        ゛
側毎倍壬妊÷−@−4    、A 5−リポキシゲナーゼ経路によって伝達される病態の治
療に用いられる式(IA)の化合物に関す本「治療」な
る語は、予防または治療療法のいずれか全意味する。「
伝達」なる語は、それによって発症または悪化すること
を意味する。不発明はまた5−リポキシゲナーゼ経路抑
制有効量の式(IC)の化合物またはその医薬上許容さ
れる1全すューマチ注関節炎に罹患している動物に投与
することからなるその治療全必要とするヒトおよび他の
哺乳類全台む動物のリューマチ性関節炎の治療に用いる
式LIC)の化合物に関する。式(IAJの化合物は、
5−リポキシゲナーゼ経路を抑制するのに充分な量でリ
ューマチ性関節炎以外のまたはそれf:加えた5−リポ
キシゲナーゼ経路伝達病態の治療を必要とする動物に投
与される。式(IC)の化合物は、5−リポキシゲナー
ゼ経路を抑制するのに光分な量でリューマチ性関節炎の
治療を必要とする動物に投与される。そのような式CI
A)または11.Ic)の化合物は、常法によυ式CI
A)または(IC)の化合物と通常の医薬上許容される
担体または希釈剤を組合わせることによって製造される
通常の投与形態でそのような動物に投与できる。明らか
なように、医薬上許容される担体または希釈剤の形態お
よび性質は、それと組合わせる活性成分の量、投与経路
および他の公知の変数によって決定される。
前記のように、式(IC)の化合物は全て式(IA)の
範囲に包含されることは明らかであり、それ自体、適当
な医薬組成物、投与形態および好ましい用量範囲に関す
る次の記載は全て、以後式(IA)の化合物として一括
して称する式(IA)および(IC)の化合物の両方に
適用できる。式(IA)の化合物の投与経路は、経口、
非経口、吸入または局所とすることができる。
本明細書で用いられている非経口なる語は、静脈内、筋
肉内、皮下、経直腸、経膣または腹腔内投与を包含する
。通常、皮下および筋肉内形態の非経口投与が好ましい
。1日の投与量は、好ましくは、1日当り約5011y
〜約1000■である。1日の経口投与量は、好ましく
は、約150ηから約20001Njテアル。
式(IA)の化合物はまた吸入により投与できる。
「吸入」なる語は、経鼻腔および経口吸入投与を意味す
る。エアロゾル処方または計量用量吸入器のようなその
ような投与用の適当な投与形態は常法により製造できる
。吸入により投与される式(IA)の化合物の好ましい
1日の用量は、1日当り約10■〜約100■である。
式(IA)の化合物は、また、アラキドン酸代謝の5−
リポキシゲナーゼ経路の抑制を必要とする哺乳類に局所
投与することができる。例えば、式(IA)の化合物は
、ヒトおよび他の哺乳類を含む動物における炎症の治療
に局所投与でき、およびリューマチ性関節炎、リューマ
チ性を椎炎、変形性関節症、痛風性関節炎および他のリ
ューマチ症状、炎症関節、湿疹、軟部または日焼けのよ
うな他の炎症性皮膚症状;結膜炎を含む炎症性眼症状;
炎症に関連した発熱、痛みおよび他の症状の緩和に用い
ることができる。
局所投与における治療効果に要する式(IA)の化合物
(以下、活性成分と称す)の量は、当然、選択する化合
物、炎症症状の種類および重篤度ならびに治療を受ける
動物により変化し、結局は医師の判断に任される。式(
IA)の化合物の適当な抗炎症用量は、局所投与につき
体重I Ky当り1.5μ7〜500■の塩基であり、
最も好ましい用量は1μ2〜50■/に9(動物の体重
)、例えば5μv〜25rn9/に7であって、1日当
り2〜3回投与する。皮膚への投与については、1投与
当り1μm〜数■、好ましくは10〜100μノ の活
性成分を投与することができる。
局所投与なる語は非全身投与を意味し、式(IA)の化
合物の表皮、頬面窩洞への外用投与ならびに耳、眼およ
び鼻へのそのような化合物の滴下を包含し、該化合物が
血流中に顕著に進入しないものを意味する。全身投与な
る語は経口、静脈内、腹腔内および筋肉内投与を意味す
る。
活性成分は単にそのままの化合物として投与することも
可能であるが、医薬処方とするのが好ましい。該活性成
分は、局所的投与については該組を越えず、さらに好ま
しくは0.1%〜1%W/、含有させることができるが
、該処方の重量の0.001%〜10%鞭〜、例えば1
%〜2%含有させることができる。
獣医薬およびヒト医薬用の両方の本発明の局所処方は、
活性成分およびそのために許容される1種または2種以
上の担体および所望によりいずれかの他の治療成分を含
む。該担体は、該処方の他の成分と相溶性であり、その
受容者に対し有害でないという意味で「許容される」も
のでなければならない。
局所投与に適した処方は、皮膚を通して炎症部位へ浸透
するのに適した液状または半液状製剤、例えば、塗布剤
、ローション、クリーム、軟膏またはペーストおよび眼
、耳または鼻から投与するのに適した滴下剤を包含する
本発明の滴下剤は滅菌水性または油性溶液または懸濁液
からなってよく、該活性成分を殺菌剤および/または殺
真菌剤および/またはいずれかの他の適当な保存剤およ
び好ましくは界面活性剤を含有する適当な水溶液に溶解
することによって製造できる。ついで、得られた溶液を
沖過して清澄化し、適当な容器に移し、ついでシールし
て30分間オートクレーブにかけまたは98〜100℃
に維持して滅菌する。別法として、該溶液は沖過して滅
菌し、無菌的方法により容器に移してもよい。
該滴下剤に含有させるのに適した殺菌剤および殺真菌剤
の例としては、フェニル硝酸水銀またはフェニル酢酸水
銀(0,002%) 、ベンズアルコニウムクロリド(
0,01%)およびクロルヘキシジン酢酸塩(0,01
%)が挙げられる。油性溶液の製剤用の適当な溶媒とし
ては、グリセリン、希釈アルコールおよびプロピレング
リコールが挙げられる。
本発明のローションは、皮膚または眼への投与に適した
ものを包含する。眼用ローションは、所望により殺菌剤
を含有する滅菌水溶液からなり、゛  滴下剤の製門法
と同様の方法により製造することができる。皮膚投与用
ローションまたは塗布剤はまたアルコールまたはアセト
ンのような乾燥を促進し、皮膚を冷却する薬剤および/
またはグリセリンまたはヒマシ油もしくは落花生油のよ
うな油のような湿潤剤を含有してもよい。
本発明のクリーム、軟膏またはペーストは、活性成分の
外用投与用半固体処方である。それらは、細べ分割した
形態または粉末形態の活性成分と油脂性または非油脂性
基剤を適当な機械によりそれらのみでまたは水性もしく
は非水性流体の溶液または懸濁液中で混合することによ
り製造できる。
該基剤は、ハード、ソフトまたは液体パラフィン、グリ
セリン、蜜ロウ、金属石けんのような炭化水素;ゴム糊
;アーモンド油、コーン油、落花生油またはオリーブ油
のような天然起源の油;羊毛脂またはその誘導体;また
はステアリン酸もしくはオレイン酸のような脂肪酸なら
びにプロピレングリコールのようなアルコールまたはマ
クロゲルを含有してよい。該処方は、ソルビタンエステ
ル類またはそのポリオキシエチレン誘導体のようなアニ
オン性、カチオン性または非イオン性界面活性剤のよう
ないずれもの適当な界面活性剤を配合してよい。天然ガ
ムのような懸濁剤−、セルロース誘導体または珪酸質シ
リカのような無機物質およびラノリンなどの他の成分も
含有してよい。
明らかなように、式(IA)の化合物の個々の投与の最
適の量および間隔は、治療する症状の性質および程度、
投与の形態、経路および部位ならびに治療する特定の動
物によって決定され、そのような最適条件は常法によっ
て決定できる。明らかなように、最適の治療過程、すな
わち、限定した日数の間、1日当り投与される式(IA
)の化合物の用量の数量は、治療決定試験の通常の手法
を用いて当業者によって確立されうる。
本明細書で用いる場合、′化合物1〃なる語は、Rが4
−ピリジル、Rが4−フルオロフェニル、AがCH2、
BおよびCがH,Xが5(0)n ならびにnがOであ
る式(IA)の化合物を示す。
実施例 つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが
、これらに限定されるものではない。
実施例1 5− (4−N、N−ジメチルアミノフェニル)−6−
(4−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ
(2,1−b)チアゾールおよび6−(4−N、N−ジ
メチルアミノフェニル)−5−(4−フルオロフェニル
)−2,3−ジヒドロイミダゾ〔2,1−blチアゾー
ル、式(IC)の化合物a)4−フルオロベンズアルデ
ヒドおよび4−N、N−ジメチルアミノベンズアルデヒ
ドの混合ベンゾイン生成物、式(■)の化合物 50%エタノール100mj!中の4−N、N−ジメチ
ルアミノベンズアルデヒド10.09 (0,068モ
ル)、4−フルオロベンズアルデヒド4.16y(0,
068モル)およびシアン化カリウム4.0Si(0,
061モル)の攪拌溶液を3時間還流し、−夜室温に冷
却して放置する。生成した沈殿を沖過し、20%エタノ
ールで洗浄し、無水エタノールから再結晶して黄色結晶
3.02を得る。融点133〜138℃。
b)  4− (4−N、N−ジメチルアミノフェニル
)−5−(4−フルオロフェニル)−2−メルカプトイ
ミダゾール、式(IX)の化合物 前記実施例1a)と同様にして製造した4−フルオロベ
ンズアルデヒドおよび4−N、N−’)メチルアミノベ
ンズアルデヒドの混合ベンゾイン1.09(3,66ミ
’)モル)および粉末チオ尿素0.56fI(7,32
ミリモル)の乾燥ジメチルホルムアミド9耐中攪拌混合
物をアルゴン雰囲気下で3時間還流する。該冷却混合物
に水を加えて固体を得、冷メタノール中でトリチュレー
トする。−過し、この沈殿を少皿の冷メタノールで洗浄
して橙黄色固体の式(IX)の化合物0.65Fを得る
。これを真空下で乾燥し、直ちにC)で用いる。
c)5−(4−N、N−ジメチルアミノフェニル)−6
−(4−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロイミダ
ゾ(2,1−b)チアゾールおよび6−(4−N、N−
ジメチルアミノフェニル)−5−(4−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾ
ール、式(IC)の化合物実施例1b)と同様にして製
造した4−(4−N、N−ジメチルアミノフェニル)−
5−(4−フルオロフェニル)−2−メルカプトイミダ
ゾール0.4011.28ミ!Jモル)の乾燥ジメチル
ホルムアミド15mQ中溶液を50%水素化ナトリウム
分散0.061F(1,28ミ17モル)で処理する。
室温で0.5時間攪拌した後1−ブロモ−2−クロロエ
タン0.18F(1,28ミリモル)を加える。″さら
に12時間攪拌した後、粉末炭酸カリウム0.189(
1,28ミリモル)を加え、該混合物を2時間150℃
に加熱する。真空下で溶媒を除去し、残渣をクロロホル
ムで除去する。該溶液を水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥し、真空下で濃縮する。シリカゲル上刃ラムクロマト
グラフィーに付し、塩化メチレン中の10%および20
%アセトニトリルで溶出して2種の異性体を得る。溶媒
を留去し、ついでメタノールから再結晶して5−(4−
ジメチルアミノフェニル)−6−(4−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロイミダゾ[:2.1−b)チア
ゾール(融点163〜164.5℃、TLC,シリカゲ
ル、塩化メチレン中10%(H3CN、Rf O,17
)およヒ6− (4−ジメチルアミノフェニル)−5−
(4−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ
(2,1−b)チアゾール(融点195〜201”C1
TLC,シリカゲル、塩化メチレン中10%CH3CN
1Rf0.3 )を得る。
実施例2 5.6−ビス(4−N、N−ジエチルアミノフェニル)
−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾール
、式(IC)の化合物 実施例1b)の方法に従って製造した1、2−ジブロモ
エタンおよび4,5−ビス(4−(アセトアミド)フェ
ニル〕−2−メルカプトイミダゾールを合して実施例1
c)の方法を用いて所望する5゜6−ビス(4−(アセ
トアミド)フェニル)−2゜3−ジヒドロイミダゾ[2
,1−b)チアゾールを得る。
b)5.6−ビス(4−(N−エチルアセトアミド)フ
ェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−b)チ
アゾール 窒素雰囲気下、実施例2a)の化合物18.65i(0
,0470モル)の乾燥ジメチルホルムアミド中攪拌溶
液を一10℃に冷却し、水素化すl−IJウム6.8 
P (0,142モル、50%油中分散)で処理し、つ
いで室温に温め、水素発生を完了させる。この混合物を
一10℃に冷却し、ブロモエタン10.9Li(0,1
0モル)の乾燥ジメチルホルムアミド10mQ中溝液を
滴下処理し、室温まで温める。さらにジメチルホルムア
ミド2mQ中のブロモエタン0,51P(4,7ミ!J
モル)を加え、該混合物を1時間攪拌する。窒素雰囲気
下、氷水1eを滴下して反応混合物をクエンチし、塩化
メチレンで抽出する。
抽出液を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥する。
溶媒を留去して残渣を得、アルミナ上クロマトグラフィ
ーに付し、酢酸エチルで溶出し、酢酸エチルから結晶化
して所望の生成物10.6F(48%)を得る。融点1
70.5〜171.5℃。
c)  5.6−ビス(4−N、N−ジエチルアミノフ
ェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ[2,1−b]チ
アゾール、式(IC)の化合物 アルゴンff囲気下、実施例1b)の5,6−ピスC4
−CN−エチルアセトアミド)フェニル〕−2,3−ジ
ヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾール0.85 f
i’ (1,9ミリモル)の乾燥テトラヒドロフラン7
SmQ中攪拌溶液をボラン−ジメチルスルフィド錯体の
10M溶液0.80mQ(8,0ミリモル)で処理する
。室温で72時間後、反応混合物を1時間還流し、該冷
混合物にメタノール50mff1をゆっくり加える。溶
媒を真空下で除去し、残留した錯体をメタノール中に懸
濁し、真空下で除去し、残留した錯体をメタノール中に
懸濁し、6N塩酸を加えて酸性にする。アルゴン雰囲気
下、該混合物を蒸気浴で数分間加熱し、水浴温度まで冷
却し、希水酸化ナトリウム水溶液で塩基性にする。この
混合物を塩化メチレンで抽出し、抽出液を無水炭酸カリ
ウムで乾燥し、真空下で濃縮する。残渣をアルミナ上ク
ロマトグラフィーに付し、塩化メチレン/クロロホルム
(1:1)で溶出し、主フラクションをメタノールから
2回再結晶して式(IC)の化合物0.2’lを得る。
融点168〜169℃。
実施例3 5.6−ビス(4−(1−ピペリジニル)フェニル]−
2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾール、
式(IC)の化合物 乾燥ジメチルホルムアミド2Sme中の5.6−ビス(
4−アミノフェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ(2
,1−b)チアゾール(実施例2aで製造した化合物と
6N塩酸を還流し、ついで中和して製造する)、1.5
−ジブロモペンタン2,2グ(9,7ミリモル)および
粉末炭酸カリウム2.7 fi’ (19,4ミリモル
)の混合物を1時間加熱還流する。さらに粉末炭酸カリ
ウム2.72および1.5−ジブロモペンタン2.22
を加え、さらに2時間還流する。
水を加え、該混合物を酸性にし、塩化メチレンで洗浄す
る。水相をアルカリにし、生成物を塩化メチレンで抽出
する0有機相を炭酸カリウムで乾燥し、真空下で濃縮す
る。残渣をシリカゲル上刃ラムクロマトグラフィーに付
し、生成物をアセトニトリル/塩化メチレン(1:1)
で溶出する。溶媒を真空下で除去し、残渣をメタノール
に溶解する。エーテル性塩酸を加えて表記式(rc)の
化合物を得る。融点280〜285℃。
実施例4 5.6−ビス(4−(1−ピロリジニル)フェニル)−
2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾール、
式[IC)の化合物 アルゴン雰囲気下、実施例3と同様にして製造した5、
6−ビス(4−アミノフェニル)−2,3−ジヒドロイ
ミダゾ(:2.1−b)チアゾール1.31(4,2ミ
リモル)、1,4−ジブロモブタン2.12(9,7ミ
リモル)および粉末炭酸カリウム2.71(19,4ミ
リモル)の乾燥ジメチルホルムアミド25mf!中混合
物を2時間還流する。反応混合物を水中に注ぎ、酸性に
し、塩化メチレンで洗浄する。
水相を塩基性にし、塩化メチレンで抽出する。有機層を
炭酸カリウムで乾燥し、濃縮し、シリカゲル上刃ラムク
ロマトグラフィーに付し、酢酸エチル/塩化メチレン(
2: 10)で生成物を溶出させる。溶媒を留去し、固
体残渣を塩化メチレン/メタノールから再結晶して表記
式(IC)の化合物を得る。融点235〜237℃ 実施例5 5−(2−ピリジニル)−5−(4−フルオロフェニル
)−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾー
ルおよび5−(4−フルオロフェニル)−6−(2−ピ
リジニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b)
チアゾーノペ式(IC)の化合物a)1−(2−ピリジ
ニル)−2−(4−フルオロフェニル)エタノン、式(
X)の化合物ナトリウムエトキシド40.85’(0,
60モル)の無水エタノール20註 チル60.55’(0.40モル)および4−フルオロ
フェニルアセトニトリル5 4.1 9 ( 0.4 
0 モk )の混合物を加える。該溶液を10分間還流
し、ついで室温に冷却する。水330mQを加えて該固
体を溶解する。ついで、12N塩酸50mQを滴下する
。固体を濾過して集め、水洗し、−夜乾燥(30℃、真
空下)し、1−(2−ピリジニル)−2−シアノ−2−
(4−フルオロフェニル)エテノ−1−オールを得る。
この化合物を48%臭化水素酸2 5 0 mQに溶解
し、17時間還流する。冷時、反応混合物が塩基性にな
るまでアンモニア水を加える。該水溶液をクロロホルム
で3回抽出する。
合した有機抽出液を水洗し、硫酸マグネシウムを用いて
乾燥し、濃縮する。得られた固体をシリカゲル上クロマ
トグラフィーに付し、エーテル/石油エーテル(1:3
)で溶出し、2−プロパツール/ヘキサンから再結晶し
て表記式■)の化合物を得る。融点56〜58℃。
b)1−(2−ピリジニル)−2−(4−フルオロフェ
ニル)エタノンオキシム、式(2)の化合物前記aと同
様にして製造した1−(2−ピリジニル)−2−(4−
フルオロフェニル)エタノン1 8、5 fi’ ( 
0.086モル)、酢酸ナトリウム3水和物5 2.7
 9 ( 0.387モル)、ヒドロキシルアミン塩酸
塩1 9.6 F!( 0.282モル)のメタノール
/水(1:1)28Omffi中溶液を1時間還流する
。5°Cに冷却し、沈殿を濾過して集め、水洗し、−夜
乾燥(30℃、真空下)する。表記式(■)の化合物を
メタノール/水から再結晶する。融点106℃。
c)1−(2−ピリジニル)−2−(4−フルオロフェ
ニル)エタノン、0−((4−メチルフェニル)スルホ
ニル〕オキシム、式(XI[I)の化合物 0℃、アルゴン雰囲気下で、前記すと同様にして製造し
た1−(4−ピリジニル)−2−(4−フルオロフェニ
ル)エタノン、オキシム1′9.6L!(0.085モ
ル)の乾燥ピリジン100m12中溶液にp−トルエン
スルホニルクロリド2 0. 3 9 (0.106モ
ル)を加える。該混合物を25℃で20時間攪拌し、つ
いで氷/水中に注ぐ。固体を濾過して集め、乾燥(25
℃、真空下)して表記式(XI[I)の化合物を得る。
融点120〜122℃。
d)4−(2−ピリジニル)−5−(4−フルオロフェ
ニル)イミダゾール−2−チオン、式(%式% 5℃、アルゴン雰囲気下、前記実施例5c) と同様に
して製造した1−(2−ピリジニル)−2−(4−フル
オロフェニル)エタノン、0−((4−メチルフェニル
)スルホニル〕オキシム30.7グ(O,OSモル)の
無水エタノール170mQ中懸濁液をカリウムエトキシ
ド8.6 P (0,10モル)の無水エタノール90
mQ中溶液で処理する。該懸濁液を5℃で1時間攪拌す
る。ついで、エーテル260mρを加え、反応混合物を
さらに90分間攪拌する。ついで該懸濁液を一過し、エ
ーテルで洗浄する。該エーテル溶液を10%塩酸で4回
洗浄する。合した酸抽出水溶液を真空下で濃縮し、つい
で水150mQに再溶解する。ついでチオシアン酸カリ
ウム15.5P(0,16モル)を加え、反応物を1時
間還流する。冷却後、反応混合物を5%炭酸水素ナトリ
ウム溶液に注ぐ。固体を一過して集め、−・夜乾燥(3
0℃、真空下)し、表記式(■)の化合物を得る。融点
248〜250℃。
e)5−(2−ピリジニル)−6−(4−フルオロフェ
ニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−b)チア
ゾールおよび5−(4−フルオロフェニル)−6−(2
−ピリジニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−
b〕チアゾール、式(rc)の化合物 前記dと同様にして製造した4−(2−ピリジニル)−
5−(4−フルオロフェニル)イミダソール−2−チオ
ンの乾燥N、N−ジメチルホルムアミド25OmQ中溶
液溶液素化ナトリウムの50%、油申分微3.52PC
0,073モル)で処理する。
該溶液を30分間攪拌し、ついで1.2−ジブロモエタ
ン13.95y(0,074モル)を加える。反応混合
物を3時間攪拌し、ついで氷/水中に注ぐ。
該水性懸濁液を塩化メチレンで数回抽出する。合した有
機層を水洗し、硫酸マグネシウムを用いて乾燥し、濃縮
する。該生成物をシリカゲル上クロマトグラフィーに付
し、塩化メチレン中10%アセトニトリルおよび塩化メ
チレン中25%アセトニトリルで溶出して分離する。各
生成物をアセトニトリル/ヘキサンから再結晶して表記
式(IA)の化合物5−(2−ピリジニル)−6−(4
−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ〔2
゜1−b〕チアゾール(融点152〜154℃)および
5−(4−フルオロフェニル)−6−(2−ピリジニル
)−2,3−ジヒドロイミダゾ[:2.1−b〕チアゾ
ール(融点164〜166℃)を得る。
実施例6 6−(4−ピリジル)−5−(3,4−メチレンジオキ
シフェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b
)チアゾールおよび5−(4−ピリジル)−6−(3,
4−メチレンジオキシフェニル)−2゜3−ジヒドロイ
ミダゾ[2,1−b]チアゾール、式(IC)の化合物 a)イソニコチンアルデヒド−〇−ベンゾイルシアノヒ
ドリン 0℃でシアン化ナトリウム91.5!i’(1,86ミ
リモル)および′ベンジルトリエチルアンモニウムクロ
リド15F(65ミリモル)の水溶液375mρにイソ
ニコチンアルデヒド50p(4ロアミリモル)の塩化メ
チレン50omQ中溶液を加える。
15分間激しく攪拌し、ベンゾイルクロリド70P(5
00ミリモル)の塩化メチレン250mQ溶液をゆっく
り加える。30分間反応後冷却を中断し、混合物を室温
にする。有機層を分離し、5%炭酸すl−IJウムおよ
び食塩水で洗浄し、乾燥し、蒸発させて油状物とし、エ
ーテルで完全に抽出する。該エーテル溶液を約100−
に濃縮し、結晶化シてイソニコナンアルデヒドー〇−ペ
ンソイμシアノヒドリン32.0ft?8る。
bフロー(4−ピリジμ)−5−(3,4−メテレンジ
オキシフエニ/l’)−2,3−ジヒドロイミダゾ(2
,1−b〕ナアゾーμおよび5−t4−’eリジtV)
−6−(3,4−メーy−v;yジvキyフエ=yv)
−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−b’)テアシー
、ル′ 前記arc製造したンアノヒドリン8.37(33ミリ
モル)をtert−ブナフレアルコ−/”150mZ中
3.4−メチレンジ万キシベンズアルデヒド5.07(
33ミリモ/I/)と共に攪拌し、水素化ナトリウム3
3ミリモ/L/を加える。室温で1.5時間攪拌を継続
し、水素化カリウムの鉱油中分散(24%懸濁−11,
1m/、63ミリモル〕を注意して加える。1,5時間
後、氷/水600−で反応全土め、グロロホルムで抽出
する。該クロロホルム抽出液’e蒸発させ、得られた式
(■Jのヒドロキシケトン化合物を直ちにジメチルホル
ムアミド 150mQ中に溶解する。これにチオ尿素5.68P(
75ミリモル)を加え、該溶液を還流させる。
4時間後、もとの容積の半分まで溶媒を濃縮し、ついで
水約75mρで希釈してメルカプトイミダゾール生成物
(式(IV)の化合物)を沈殿させる。
このメルカプトイミダゾール0.255’(0,84ミ
リモル)をジメチルホルムアミド10mQ中に懸濁し、
水素化ナトリウム0.88ミリモルを加える。
0.5時間室温で塩形成を進行させ、その時点でシリン
ジから1−ブロモ−2−クロロエタンを加え、該溶液を
アルゴン雰囲気下で一夜攪拌する。固体無水炭酸カリウ
ム0.18511.35ミリモル)を加え、該反応混合
物を3時間還流する。該ジメチルホルムアミド溶液を氷
/水で50mQに希釈して有機生成物を沈殿させ、それ
をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーに付し、メ
タノール/塩化メチレン(2:98)で溶出して表記式
(IC)の化合物を得る。
6−ピリジル異性体が最初に溶出し、メタノールから再
結晶して6−(4−ピリジル)生成物を得る。融点21
3.5〜214.5℃。次に5−(4−ピリジル)生成
物が溶出し、同様にメタノールから再結晶する。融点1
77.5〜178.5℃。
実施例7 5−(4−ピリジル)−6−(4−アセトアミドフェニ
ル)−2,3−ジヒドロイミダ7’(2,1−b〕チア
ゾールおよび6−(4−ピリジル)−5−(4−アセト
アミドフェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1
−b)チアゾール、式(IC)の化合物 実施例6aと同様にして製造したシアノヒドリン12.
52(50ミリモル)をtert  −ブチルアルコー
ル225m12中4−アセトアミドベンズアルデヒド8
.0y(50ミリモル)と共に攪拌し、水素化ナトリウ
ム50ミリモルを加える。室温で1.5時間攪拌を継続
し、水素化カリウムの鉱油中分散(24%懸濁、16.
7m!、94.5ミリモル)を注意して加える。1.5
時間後、氷/水10100Oで反応を止め、クロロホル
ムで抽出する。該クロロホルム抽出液を蒸発させ、得ら
れた式(VII[)のヒドロキシケトン化合物を直ちに
ジメチルホルムアミド250mQ中に溶解する。これに
チオ尿素7.57F(100ミ!Jモル)を加え、該溶
液を還流させる。4時間後、もとの容積の半分まで溶媒
を濃縮し、ついで水約100mρで希釈してチオン生成
物(式(IX)の化合物)を沈殿させる。
前記の製造したチオン0.79F!(2,5ミリモノリ
をジメチルホルムアミド2SmQ中に懸濁し、水素化ナ
トリウム2.6ミリモルを加える。0.5時間室温で塩
形成を進行させ、その時点でシリンジから1−ブロモ−
2−クロロエタンを加え、該溶液をアルゴン雰囲気下で
一夜攪拌する。固体無水炭酸カリウム0.55 P (
4,0ミリモル)を該反応混合物に加え、3時間還流す
る。該ジメチルホルムアミド溶液を氷/水で100mρ
に希釈して有機生成物を沈殿させ、表記式(IC)の化
合物を得、シリカゲル上クロマトグラフィーに付し、メ
タノール/塩化メチレン(2: 98)で溶出し、つい
で第2カラムに付し、イソプロピルアルコールで溶出し
て分離する。第2カラムにおいて、6−(4−ピリジル
)生成物0.039が溶出する前に5−(4−ピリジル
)生成物0.05Pが溶出する。
実施例8 5−(4−ピリジル)−6−(4−(ピロリジン−1−
イル)フェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1
−b)チアゾール、式(IC)の□化合物a)6−((
4−ピロリジン−1−イル)フェニル)−2,3−ジヒ
ドロイミダゾI:2.1−b)チアゾール、式■の化合
物 水酸化カリウム上で乾燥したピリジン250mMにp−
アミノアセトフェノン509C0,37モル)および無
水酢酸39.6Pを加える。1.5時間室温で攪拌した
後、該溶液は白色固体の濃懸濁液になる。押退および乾
燥してp−アセトアミドアセトフェノン44pを得る。
ついで、この固体445’(0,25モル)を塩化メチ
レン500mff1中に忍濁し、臭素44P(0,27
5モル)で処理する。反応を一夜進行させ、ついでスト
リッピングし、高真空下で乾燥し、ついで無水エタノー
ル200mρに懸濁し、2−アミノチアゾリン60P(
0,59モル)で処理する。反応物を2日間攪拌し、つ
いでストリッピングし、水にとり塩化メチレンで抽出す
る。有機相を水および食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥する。フラッシュカラムクロマトグラフィーに付
し、2%メタノール/98%塩化メチレンで溶出して式
■の化合物6−アセトアミドフェニル−2,3−ジヒド
ロイミダゾ(2,1−b〕チアゾール10.210.0
39モル)を得る。
前記アミド10.2f!(0,039モル)を6N塩酸
200mQ中で1時間還流し、冷却し、中和し、塩化メ
チレンで抽出する。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥し、蒸発させて弐■の化合物6−アミノフ
ェニル−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−b)チア
ゾール6.82を得る。
乾燥ジメチルホルムアミド150mQ中の前記アミン6
.8f!(0,034モル)に1,4−ジブロモブタン
8.4F(0,039モル)および炭酸カリウム15.
5S’(0,112モル)を加える。反応物を室温で一
夜攪拌し、高真空下でジメチルホルムアミドを除去し、
残渣をシリカゲル上フラッシュクロマトグラフィーに付
し、3%メタノール/97%塩化メチレンで溶出して表
記式(K)の化合物0.889(メタノールから再結晶
後)を得る。融点218・〜220℃(分解)。
b)5−(4−ピリジル)−6−[:4−(ピロリジン
−1−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ[
2,1−b]チアゾール、式(IC)の化合物 前記実施例8(a)にて製造した3級アミン4.01(
14,8ミリモル)を塩化メチレン100mQ中で懸濁
し、ピリジン3.58mρを加える。該混合物を0℃(
水浴)に冷却する。この冷却溶液にクロロギ酸エチル4
.739 (5,34mQ、 44ミリモル;塩化メチ
レンSmQ中)を1時間を要して滴下する。
該溶液を室温で1時間攪拌し、ついで10分間加熱還流
する。ついで該溶液を冷却し、ピリジン1.2mρを加
え、ついでクロルギ酸エチル1.69 (14,8ミリ
モル)を滴下する。該溶液を5分間加熱還流する。該溶
液を冷却し、氷水中に注ぐ。この混合物を塩化メチレン
で抽出し、有機層を水50mQで3回洗浄する。ついで
塩化メチレンをストリッピングして式(IT)の化合物
を得る。該フラスコにデカリン20mff1を加え、つ
いで硫黄0.488114.8ミ!7モル)を加え、反
応混合物を180℃で45分間(油浴で)加熱する。つ
いで反応混合物を塩化メチレン250mρで希釈し、1
2%塩酸100mQで3回抽出する。該酸層を固体炭酸
カリウムでpH9,0まで塩基性にし、ついで塩化メチ
レン200mρで5回抽出する。有機層を乾燥し、つい
で濃縮し、シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィ
ーに付し、メタノール/塩化メチレン(2:98)で2
回溶出して表記式(IC)の化合物0.242を得る。
実施例9 6−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリジル)
−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾール
−1,1−ジオキシド、式(IA)の化合物 1時間を要して、水100mQに溶解した過マンガン酸
カリウム1.0085’(6,38ミリモル)の溶液を
濃塩酸0.935Pを含有する6−(4−フルオロフェ
ニル)−5−(4−ピリジル)−2,3−ジヒドロイミ
ダゾ(2,1−b)チアゾール3.0F(9,6ミリモ
ル)の水200mff1中溶液に加える。
過マンガン酸塩の各滴下とほぼ同時に色が消える。
過マンガン酸塩の滴下終了後、該混合物に二酸化イオウ
を通して沈殿した二酸化マンガンを溶解する。得られた
液体を5%水酸化す) IJウム水溶液で中和し、塩化
メチレンで抽出する。抽出液を水、食塩水で洗浄し、蒸
発して粗製物2.62を得る。
シリカゲル上フラッシュクロマトグラフィーに付し、2
〜5%メタノール/塩化メチレンで溶出し、ついでメタ
ノールから再結晶して6−(4−フルオロフェニル)−
5−(4−ピリジル)−2,3−ジヒドロイミダゾ[,
1−b)チアゾール−1,1−ジオキシド1.92を得
る。TLC、Rf=0.61、シリカゲル、5%MeO
H/95%CH2Cl2融点250℃(分解)。
実施例10 5.6−ビス(4−シアノフェニル)−2,3−ジヒド
ロイミダゾ[2,1−b]lチアゾール式(IC)の化
合物 a)2−オキソ−1,2−ジ(4−シアノフェニル)エ
タン、式(X)の化合物 p−シアノベンズアルデヒド259のエタノール5om
Q中溶液に水10mff1中のシアン化カリウム55i
+を加える。該混合物を1時間加熱還流し、冷却し、結
晶生成物を押退し、冷エタノールで洗浄する。酢酸から
再結晶してa)の表記化合物4.7グを得る。融点20
9〜215℃。
b)  1−ブロモ−2−オキソ−1,2−ジ(4−シ
アノフェニル)エタン、式(XI)の化合物前記実施例
10(a)と同様にして製造した2−オキソ−1,2−
ジ(4−シアノフェニル)エタン3.87および酢酸エ
チル500mQ中の臭化第一銅7.2グおよびクロロホ
ルム500mRの混合物を3.5時間還流する。該混合
物を冷却し、セライトで押退し、炉液を蒸発乾固する。
残液を酢酸エチルに再溶解し、水洗し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、蒸発乾固する。残渣をエーテルでトリチュ
レートして結晶生成物を得、メタノール/エーテルから
再結晶してb)の表記化合物3.97を得る。融点16
7〜170℃。
c)  5.6−ビス(4−シアノフェニル)−2,3
−ジヒドロイミダゾ(2,1−b〕チアゾール、式%式
%) 前記b)と同様にして製造した1−ブロモ−2−オキソ
−1,2−ジ(4−シアノフェニル)エタン3.82お
よびジメチルホルムアミド70mfl中の2−アミノチ
アゾリン368りの混合物を室温で18時間攪拌する。
反応混合物を冷水で希釈し、沈殿生成物を押退し、真空
下で乾燥する。該物質をトルエン200mQに懸濁し、
p−トルエンスルホン酸125〜を加え、水を除去しな
がら該混合物を2時間還流する。冷却後、粗製物を押退
し、酢酸から2回再結晶してC)の表記化合物1.3!
i2を得る。融点255〜260℃。
実施例11 6−〔4−(1−7’ロビルアミノ)フェニル〕−3−
(4−ピリジル)−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1
−b〕チアゾール、式(IC)の化合物a)6−(4−
N−プロピルアセトアミド)フェニル−2,3−ジヒド
ロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール、式(K)の化合
物 前記実施例8と同様にして製造した6−アセトアミドフ
ェニル−2,3−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b)チア
ゾール1.0F(0,0038モル)を乾燥ジメチルホ
ルムアミド25−に懸濁し、水素化ナトリウム(50%
油中、2.1 y、 0.0046モル)を加える。該
懸濁液をゆっくり溶解し、室温で30分間攪拌後、n−
プロピルプロミド0.522y(0,0042モル)を
該反応に加える。該反応物を1時間80℃に加熱し、つ
いで減圧下でジメチルホルムアミドを除去する。ついで
残渣をフラッシュクロマトグラフィー(5%メタノール
/95%塩化メチレン)に付し、6−C4−(N−プロ
ピルアセトアミド)フェニル]−2,3−ジヒドロイミ
ダゾ〔2,1−b”lチアゾール(式(K)の化合物)
0.6yを得る(TLC:Rf=0.31、シリカゲル
、2.5%MeOH/97.5%塩化メチレン)。
b)6−〔4−(1−プロピルアミノ〕フェニル)−5
−(4−ピリジル)−2,3−ジヒドロイミダゾ〔2,
1−b’:lチアゾール、式(IC)の化合物 ついで前記11a)で製造した式(K)のN−プロピル
アセトアミド化合物を塩化メチレンl Q meに懸濁
し、乾燥ピリジン0.47.e(0,006モル)を加
える。該懸濁液を加熱して固体の溶解を補助し、ついで
水浴温度に冷却する。1時間を要して、塩化メチレン2
−中のクロルギ酸エチ/’ 0.72 me(0,64
8y、0.006モル)をこの混合物に滴下する。該溶
液を室温で1時間攪拌し、ついで10分間加熱還流する
。ついで反応を10℃に冷却し、さらに1当量のピリジ
ン161μlおよび′クロルギ酸エチル240μlを加
える。10分間加熱還流した後、反応物を室温で一夜攪
拌する。ついで反応物を水100 dで3回洗浄し、有
機層をストIJツピングし、ついでデカリン5−および
硫黄0.063P(0,002モル)を加え、混合物を
170℃に加熱する。この温度を1時間維持する。つい
で反応物を塩化メチレンで希釈し、12%塩酸溶液で抽
出する。酸層を固体炭酸カリウムで塩基性にし、ついで
塩化メチレンで抽出する。食塩水および硫酸マグネシウ
ムで処理した後、塩化メチレンを除去し、残渣をフラッ
シュクロマトグラフィーに付し、0〜10%メタノール
を含有する塩化メチレンで溶出して式(IC)の化合物
6−C4−CN−プロピルアセトアミド)フェニル]−
3−(4−ピリジル)−2,3−ジヒドロイミダゾC2
,1−blチアゾール0.21を得る(TLC:Rf=
0.22、。
シリカゲル、5%MeOH/95%塩化メチレン)。
式、(I B )のN−プロピルアセトアミド化合物0
.10y(0,26ミリモル)を6N塩酸I Q d中
で1時間還流し、冷却し、中和し、塩化メチレンで抽出
する。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、蒸発させてガラス状物質の6−C4−CN−プロピ
ルアミノ)フェニル〕−3−(4−ピリジル)−2,3
−ジヒドロイミダゾ〔2゜1−b〕チアゾール(式(I
C)の化合物)0.0822を得る(TLC:Rf=0
.35.8%Me OH/92%塩化メチレン、MSは
表記化合物の存在を示している、(M+H)+= 33
7 )。
実施例12 5.6−ビス(4−ピリジル)−2,3−ジヒドロイミ
ダゾ(2,1−blチアゾール、式(IC)の化合物 0℃で、4−ピリジンカルボキシアルデヒド10y(0
,10モル)をチオ尿素7.6y(0,1モル)および
シアン化カリウム2.Of (0,03モル)の水50
d中溶液にゆっくり加える。該溶液を0℃で1時間攪拌
し、ついで室温で一夜攪拌する。生成した4−ピリドイ
ンの黄色沈殿を洲過し、乾燥し、さらに精製することな
く用いる。
前記と同様にして製造した4−ピリドイン1.1yc5
.4ミリモル)およびチオ尿素0.7 y(9,2ミリ
モル)をジメチルアセトアミド2〇−中で6時間還流す
る。水で希釈後、式(IX)の化合物4.5−ビス(4
−ピリジル)−2−メルカプトイミダゾールが沈殿する
前記2−メルカプトイミダゾール2.90g(11,5
ミリモル)のジメチルホルムアミド50−中溶液を1−
ブロモ−2−クロロエタン1.64p(11,5ミリモ
ル)で処理し、100°Cで1時間攪拌する。
さらに該ジハロエタン1.64Fで処理した後、反応混
合物を120℃でさらに1時間加熱し、ついで冷却する
。粉末炭酸カリウム4.2y(30,4ミリモル)を加
え、該混合物を1時間加熱還流する。
反応混合物を真空下で40 meに濃縮し、冷水で希釈
し、塩化メチレンで抽出する。有機層を炭酸ナトリウム
で乾燥し、真空下で濃縮する。残渣をアルミナ上カラム
クロマトグラフィーに付し、クロロホルムで溶出する。
溶媒を蒸発させて油状物を得、エーテルでトリチュレー
トして結晶し、表記式(IC)の化合物を得る。融点2
19〜222°C0実施例13 3−(4−ピリジル)−2−(4−メトキシフェニル)
−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ〔1゜2−a
〕ピリジン、式(IC)の化合物a)2−(4−メトキ
シフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ
〔1,2−a〕ピリジン、式(E)の化合物 25(重量)%ナトリウムメトキシド15.3p(0,
071モル)の無水メタノール中溶液を2−イミノピペ
リジン塩酸塩10P(0,07・4モル)の無水メタノ
ールAQd中攪拌溶液に加え、水浴で冷却する。真空下
で溶媒を除去し、樹脂をクロロホルム40dに溶解する
。アルゴン雰囲気下、15℃でこの溶液を2−ブロモ−
4′−メトキシアセトフェノン17.4y(0,074
モル)の乾燥クロロホルム150d中攪拌溶液に滴下す
る。滴下後、該溶液を室温で4時間攪拌し、ついで真空
下で濃縮する。樹脂を最少量の塩化メチレンに溶解し、
エーテルを加えて重い油層を得る。上清を廃棄し、溶媒
の油層を真空下で乾燥して式(H)の化合物を得る。こ
の残渣を最少量の熱水に溶解し、攪拌溶液をアルボX雰
囲気下15時間蒸気浴で加熱する。冷時、生成した沈殿
を濾過し、水酸化すトリウム水溶液でアルカリ性にし、
酢酸エチルに抽出する。有機層を炭酸カリウムで乾燥し
、押退し、真空下で濃縮する。固体をヘキサンでトリチ
ュレートし、風乾して表記生成物を得る。融点124〜
126℃。
b)3−(N−エチルオキシカルボニル−1,4−ジヒ
ドロ−4−ピリジル)−2−(4−メトキシフェニル)
−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ〔1,2−a
〕ピリジン、式(F)の化合物アルゴン雰囲気下、前記
実施例13a)と同様にして製造した2−(4−メトキ
シフェニル)−5゜6、7.8−テトラヒドロイミダゾ
[1,2−a〕ピリジン2.7 g(11,8ミリモル
)および乾燥ピリジン16.84P(213ミリモル)
の乾燥塩化メチレン3〇−中攪拌溶液に水浴中室温で2
時間を要してクロルギ酸エチル7.7y(71ミリモル
)を滴下する。48時間後、さらにクロルギ酸エチル3
.84F(35,4ミリモル)を2時間を要して滴下す
る。該混合物を一夜攪拌し、氷水中に注ぎ、アルカリ性
にし、塩化メチレンで抽出する。有機相を順次0.2N
塩酸、水および炭酸カリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナト
IJウムで乾燥し、真空下でス) IJツピングして樹
脂状の表記化合物を得る。
c)3−(4−ピリジル)−2−(4−メトキシフェニ
ル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ(1,2
−a〕ピリジン、式(IC)の化合物アルゴン雰囲気下
、前記実施例13b)と同様にして製造した化合物2.
7 y(7,1ミIJモル−)をデカリン25−中で攪
拌しながら加熱する。100℃になって固体が溶解した
ら、硫黄0.31’(10,7ミ!Jモル)を加える。
該混合物を160°Cで30分間加熱し、さらに硫黄0
.34y(10,7ミIJモル)を加える。さらに45
分後、反応混合物を冷却し、石油エーテル25−で希釈
し、アセトニトリルで抽出する。アセトニトリル相を分
離し、真空下で濃縮して樹脂を得る。塩化メチレンに溶
解した該樹脂を3N塩酸で抽出し、酸水溶液層をクロロ
ホルムおよび5%炭酸ナトリウム溶液で処理する。クロ
ロホルム層を無水炭酸カリウムで乾燥し、真空下で濃縮
し、シリカゲル上でクロマトグラフィーに付し、2%メ
タノールを含有するクロロホルム/酢酸エチル(1:2
)で溶出する。溶媒を蒸発させて油状物を得、トルエン
/ヘキサンから結晶化して表記生成物を得る。融点13
6.5〜138°C0 実施例14 2−〔4−フルオロフェニル)−6,7−シヒドロー(
5H)−ピロロCI、2−a〕イミダゾール、式(E)
の化合物 方法A (a)2− クロロ−1−(フルオロフェニル)エタノ
ン、式(D)の化合物 12/丸底フラスコに温度計、攪拌機、クライゼンアダ
プター、滴下ロトおよび塩酸スクラバーを取りつけた還
流冷却器を備えつける。該フラスコにフルオロベンゼン
768.82r(8,0モル)および塩化メチレン32
00+IIeを入れる。該攪拌溶液を5℃に冷却する。
固体無水塩化アルミニ゛ウム1166.0y(8,74
モル)を該フラスコに加える。滴下ロトにクロルアセチ
ルクロリド640d(8,0モル)を入れる。水浴で冷
却して温度を15°C以下に保ちながら、1時間を要し
てクロルアセチルクロリドを該反応物に加える。該反応
は発熱反応であり、塩酸ガスが発生する。滴下が終了し
たら、該滴下ロトに氷水240o−で希釈した濃塩酸6
00.fの溶液を入れる。これを温度が30℃を越さな
いように注意深く反応容器に加える。最初の1000−
を加えるのに1時間を要し、残りを加えるのにさらに1
時間を要す。全ての固体が溶解したら2層溶液を121
分液ロトに移す。
層を分離する。水層を塩化メチレンs o o meで
2回洗浄する。合した有機層を5%炭酸水素す) +J
ウム水溶液1500−および食塩水1000 mtで洗
浄し、硫酸マグネシウム50yで乾燥し、押退する。
12/丸底フラスコに該塩化メチレン溶液ならびにエタ
ノール4000−を入れる。温度計および蒸留先端を該
フラスコに取りつける。留出物の温度(80°C)が一
定になるまで攪拌溶液を加熱する。約6800 mlの
溶媒を除去する。残りの溶液を冷却し、ついで結晶を生
成させる。エタノール(約2000./)中の該粗生成
物を次工程に用いるために塾備する。
b)2−(4−フルオロフェニル)−6,7−シヒドロ
ー(5H)−ピロロC1,2−alイミダゾール、式(
E)の化合物 25°Cで2−クロロ−4−フルオロアセトフェノン1
5P(87ミリモル)の5D30アルコール75−中攪
拌溶液を2−イミノピロリジン10゜659 (104
ミIJモル)で処理すると発熱して温度が40℃に上昇
する。1時間攪拌後、酢酸エチル約75m(を加え、該
混合物を希塩酸で抽出して該沈殿を溶解する。該水性酸
抽出物を有機相から分離し、pH4〜5に調整し、蒸気
浴で24時間加熱する。。該溶液をpH2に調整し、エ
ーテルで抽出し、pH8にし、塩化メチレンで抽出する
該塩基性有機相をシリカゲル上クロマトグラフィーに付
し、塩化メチレン中の4%メタノールで溶出する。集め
たフラクションを濃縮して得た残渣を四塩化炭素から再
結晶する。融点137.5〜139℃。
方法B (all−(4−フルオロフェニル)−2−(2−イミ
ノピロリジン−1−イル)エタノン塩酸塩、式(H)の
化合物 メタノール/氷浴で15〜18°Cに冷却した実施例1
4fa1方法Aの2−クロロ−1−(4−フルオロフェ
ニル)エタノン37.39(216ミリモル)のクロロ
ホルム7〇−中攪拌溶液を該反応混合物の温度が一定に
なるような割合で2−イミノピロリジン20y(238
ミリモル)のクロロホルム5〇−中溶液で処理する。さ
らに2時間後、該混合物をジエチルエーテル300Tn
!でトリチュレートし、該結晶をエーテルで洗浄し、ア
ルコールから再結晶して表記式(H)の化合物の白色針
状晶を得る。融点207〜208℃。
b)2−(4−フルオロフェニル)−6,7−シヒドロ
ー(5H)−ピロロ〔1,2−alイミダゾール、式(
E)の化合物 前記(a)の方法Bの表記式(H)の化合物31g(0
,12モル)の水300d中水溶液を蒸気浴で8時間加
熱する。該溶液をpH6,5に調整し、生じた沈殿を渥
過し、真空下で乾燥し、四塩化炭素から再結晶して表記
式(E)の化合物を得る。融点137.5〜139℃。
実施例15 2−(4−フルオロフェニル)−3−(4−ピリジル)
−6,7−シヒドロー〔5H〕−ピロロ〔1,2−a〕
イミダゾール、式(IC)の化合物前記実施例14と同
様にして製造した2−(4−フルオロフェニル)−6,
7−シヒドロー〔5H〕−ピロロ〔1,2−a)イミダ
ゾール13.1ノ(0,065モル)および乾燥ピリジ
ン51.4y(0,65モル)の乾燥塩化メチレン17
 me中攪拌溶液を22〜25℃で1.5時間を要して
クロルギ酸エチル35.3F(0゜325ミリモル)で
処理する。
該溶液を25℃で一夜攪拌し、前記と同様にピリジンお
よびクロルギ酸エチルで処理するこきを繰り返し、つい
で24時間攪拌する。前記と同様に3回処理した後、溶
媒を真空下で除去する。残渣を5%炭酸水素すl−IJ
ウム水溶液に溶解し、塩化メチレンに抽出する。該有機
相を5%炭酸水素ナトリウムで洗浄し、無水炭酸カリウ
ムで乾燥する。
揮発性溶媒を真空下で除去し、残渣を塩化メチレンに抽
出する。微量の出発物質が除去されるまでくり返し該有
機相を0.2M塩酸で抽出し、ついで5%炭酸ナトリウ
ム溶液で洗浄し、炭酸カリウム(無水)で乾燥し、真空
下でスl−Uツピングする。
残渣をトルエン/ヘキサンから結晶化して、3−(N−
エトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−4−ピリジル
)−2−(4−フルオロフェニル)−6,7−シヒドロ
ー1:5H)−ピoロc1.2−a〕イミダゾールとし
て知られる式(F)の化合物を得る。融点146〜14
7°C0 方法A アルゴン雰囲気下、前記の式(F)の生成物0.5y(
x、4ミ+)モル)をデカリン5−中で加熱攪拌する。
温度が80℃に達したら、硫黄o、o6p(1,8ミI
Jモル)を加え、出発物質が消費されるまで該混合物を
165°Cに加熱する。該冷却混合物を濾過し、該固体
を石油エーテルで洗浄し、クロロホルム/酢酸エチル(
1:1)に溶解する。この溶液を脱色し、ついでシリカ
ゲル上クロマトグラフィーに付す。クロロホルム/酢酸
エチル(1:1)中20%メタノールで溶出してフラク
ションを得、真空下で濃縮し、四塩化炭素から再結晶し
て所望する実施例15の表記生成物を得る。融点163
〜164.5°C0 方法B 前記と同様にして製造した式(F)の化合物、すなわち
3−(N−エトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−4
−ピリジル)−2−(4−フルオロフェニル)−6,7
−ジヒドロ〔5H〕−ピロロ〔1゜2−a〕イミダゾー
ル15.0p(42,4ミリモル)をtert 、ブタ
ノール25 Q meに溶解したカリウムtert 、
ブトキシド28.6y(255ミリモル)の攪拌溶液に
酸素を吹き込みながら加える。該溶液を15分間加熱還
流し、ついで溶媒を真空下で除去する。固体生成物を塩
化メチレンに抽出し、水洗し、ついで3N塩酸水溶液に
抽出する。この酸性水層を冷10%水酸化す) IJウ
ム水溶液で塩基性にし、塩化メチレンで抽出する。得ら
れた有機相を無水炭酸カリウムで乾燥し、溶媒を真空下
で除去する。トルエンから2回再結晶して実施例15の
表記生成物を得る。融点165〜166°C0実施例1
6 3−(N−エチルオキシカルボニル−1,4−ジヒドロ
−4−ピリジル)−2−(4−メトキシフェニル)−6
,7−シヒドロー〔5H〕−ピロロ〔1,2−a〕イミ
ダゾール、式(F)の化合物a、2−(4−メトキシフ
ェニル)−6,7−シヒドロー〔5H〕−ピロロ〔1,
2−a〕イミダゾール、式(E)の化合物 冷却しながら、2−ブロモ−4′−メトキシアセトフェ
ノン6.8 f (29,7ミリモル)のクロロホルム
50.Z中温液に2−イミノピロリジン5y(59,4
ミリモル)のクロロホルム3〇−中温液を加える。25
°Cで4時間攪拌後、溶媒を真空下で除去する。残渣を
水(こ溶解し、pHを2.5に調整し、アルゴン雰囲気
下で8時間該溶液を蒸気浴で加熱する。該冷却溶液をp
H6に調整する。生じた沈殿を濾過し、水洗し、真空下
で乾燥して表記化合物を得る。融点116〜117.5
℃。
b、3−(N−エチルオキシカルボニル−1,4ジヒド
ロ−4−ピリジル)−2−(4−メトキシフェニル)−
6,7−シヒドロー〔5H〕−ピロロ[1,2−alイ
ミダゾール、式(F)の化合物前記のようにして製造し
た2−(4−メトキシフェニル)−6,7−シヒドロー
〔5H〕−ピロロ〔1,2−a〕イミダゾール2.8り
(13,1ミリモル)および乾燥ピリジン6.2 y 
(78,4ミリモル)の乾燥塩化メチレン30−中攪拌
溶液に、アルゴン雰囲気下5°Cで1時間を要してクロ
ルギ酸エチル4.25P(39,2ミIJモル)を滴下
処理する。
1時間攪拌した後、さらにピリジン3.14(39,2
ミリモル)ヲ加え、ついでクロルギ酸エチル2.15f
(19,8ミIJモル)を2時間を要して加える。
該混合物を25°Cで一夜攪拌し、ついで氷水に注いで
炭酸ナトリウムでアルカリ性にし、塩化メチレンで抽出
する。有機相を順次0.2N塩酸、水および炭酸カリウ
ム水溶液で洗浄し、硫酸す) IJウムで乾燥し、真空
下でストリッピングしてコハク色樹脂状の表記化合物を
得る。
実施例17 アルゴン雰囲気下、前記実施例16と同様にして製造し
た前記実施例16の表記化合物4.IP(11,2ミリ
モル)をデカリン25−中で攪拌しながら加熱する。8
5℃で該固体が溶解したら、硫黄0.4689(14,
6ミリモル)を加える。該混合物を165℃に加熱し、
さらに硫黄0.235y(7,3ミIJモル)を加える
。さらに45分後、出発物質が消費したら、冷却反応混
合物を石油エーテル25−で希釈し、濾過する。濾過し
た固体をさらに石油エーテルで洗浄し、クロロポルム/
酢酸エチルに溶解し、シリカゲル上クロマトグラフィー
に付す。クロロホルム/酢酸エチル(1:1)中の8〜
25%メタノールで溶出した物質を真空下で濃縮し、ト
ルエン/シクロヘキサンから再結晶して所望の式(IC
)の化合物を得る。融点157.5〜158.5℃。
実施例18 3−ブロモ−2−(4−フルオロフェニル)−6,7−
シヒドロー[5H’]−ピロo〔1,2−a)イミダゾ
ール、式(G)の化合物 前記実施例14と同様にして製造した2−(4−フルオ
ロフェニル)−6,7−’;ヒドローC5H〕−ピoロ
l:1.2−a〕イミダゾール1O(ly(0,50ミ
リモル)の攪拌溶液に臭素90■(0,56ミリモル)
の塩化メチレン0.5−中溶液を滴下処理する。45分
後、5%NaOH水溶液で該溶液を塩基性にし、無水炭
酸カリウムで有機物を乾燥する。真空下で溶媒を除去し
、残渣を四塩化炭素/ヘキサンから再結晶して、所望の
表記生成物を得る。融点188〜189℃(分解)。
実施例19 2.3−ビス(4−フルオロフェニル’)−6,7−シ
ヒドロー〔5H〕−ピロロ(1,2−a’:lイミダゾ
ール、式(IC)の化合物 a)  4.4’−ジフルオロデスオキシベンゾイン、
式(X)の化合物 攪拌機、乾燥管を付けた冷却管および固体添加装置を取
りつけた25〇−丸底フラスコに酸クロリド17.2 
f (0,1モル)、フルオロベンゼン19.2 f/
 (0,2モル)および塩化メチレン75−の溶液を加
える。この溶液に塩化アルミニウムt6.or(o、1
2モル)を加える。該反応混合物を1時間加熱還流し、
ついで室温に冷却する。ついで反応混合物を濃塩酸40
.、/および氷約100Vを含有するビーカーに注ぐ。
得られた混合物は紫に変わる。有機部を分離し、水相を
塩化メチレンで2回抽出する。有機層を合し、2.5%
炭酸水素ナトリウムで3回、水で3回洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧下で除去し、ピン
ク色の固体を得る。得られた生成物を熱ジエチルエーテ
ルで処理し、冷凍庫で冷却する。明るいピンク色の抽出
物を真空濾過して集め、風乾して所望の生成物10.6
5yを得る。融点 96〜97℃。
b)  2−ブロモ−1,2−ジ(4−フルオロフェニ
ル)エタノン、式(X[)の化合物 実施例19(alのデスオキシベンゾイン0.05モル
の四塩化炭素またはベンゼン100Tnl中攪拌溶液に
臭素7.99F(0,05モル)を滴下する。少し過剰
の臭素を加えて持続性の橙色を得る。275W太陽灯照
射を用いて臭素化を促進する。室温で1時間後、溶媒を
蒸発させて粗生成物を得る。
c)2.3−ビス(4−フルオロフェニル)−6゜7−
ジヒドo−〔5H’:l−ピロo(1,2−alイミダ
ゾール、式(IC)の化合物 乾燥ジメチルホルムアミド100d中の実施例19(b
)の2−ブロモ−1,2−ジ(4−フルオロフェニル)
エタノン1o、op(o、o322モル)および2−イ
ミノピロリジン8.14(0,0964モル)の混合物
を室温で5日間攪拌する。ついで得られた溶液に水を加
え、塩化メチレンに抽出する。
該有機相を水で数回洗浄し、炭酸カリウムで乾燥し、蒸
発させて褐色の固体を得る。該粗製物質をト □  活性炭を用いたメタノールおよび水から再結晶し
て白色固体の式(IC)の化合物4.o5yC42,4
%)を得る。融点155.5〜157°C8効果試験 以下の試験例において、用いたマウスはBa1b/Cマ
ウス(雄=20〜28y)および用いたラットはルイス
ラット(雄:180〜21oy)である。マウスおよび
ラットは全てチャールス・リバー・ブリーディング・ラ
ボラトリーズ、キングストン、ニューヨーク、ニー・ニ
ス・ニー(CharlesRiver Breedin
g Laboratories、 Kingston、
 NY。
U、S、A、 )から入手した。1実験の範囲内におい
て、マウスおよびラットの性および年令を一致させる。
以下の試験例において、使用する試薬はつぎのようにし
て用いる。
オーラノフィン、フェニドン、インドメタシン、ナプロ
キセンおよびイブプロフェンはそれぞれ遊離塩基または
適当な塩形前のいずれかで用いられる。レバミソールは
塩酸塩として用いられる。該化合物を0.5%トラガカ
ント中で均質にする。化合物は、10 tne / K
gの最終容量中の指示された用量で摂食により投与され
る。ノルジヒドログアイアレチン酸(NDGA)はジメ
チルアセトアミドに可溶化し、皮下投与用にオリーブ浦
で希釈する。
in vitro実験用に、化合物をエタノールまたは
DMSO(ジメチルスルホキシド)中適当な濃度(最終
濃度1.0%)に溶解し、ついで本文で指示した緩衝液
を用いて最終濃度に希釈する。
■、方法 マウス・カラギーナン腹膜炎 生理食塩水中の1.0%カラギーナン懸濁液(0,2−
/マウス)を腹腔内注射する1時間前に試験化合物また
はビヒクルのいずれかでマウスを前処理する。注射して
2時間後頚部脱臼によりマウスを層殺し、Ca″または
Mg++不含のリン酸塩緩衝生理食塩水3.0−を腹膜
に注射する。マツサージ後、洗浄液2.0−を取り出し
、コールタ−カウンターで全細胞数を測定し、ギースマ
染色板の顕微鏡試験で特異細胞数を測定する。結果を第
1〜4表に示す。
アラキドン酸−誘発マウス耳炎症 アセトン中のアラキドン酸(2−v/20μ/)を左耳
の内表面に投与する。ついで、投与後1時間目にダイア
ル・マイクロメーターを用いて両耳の厚さを測定し、処
理耳および未処理耳間の厚さく100−3a )の変化
として表わす。
アラキドン酸の局所投与前の本文中に指示された時間に
0.5%トラガカント中の試験化合物を経口投与する。
化合物の非経口投与は、指示したように溶液の皮下注射
によって行なわれる。結果を第7表および第7A表に示
す。
アラキドン酸−誘発ラット足跡膨張 ウェブおよびグリスオウルド、ジャーナル・オブ・ファ
ーマコロジカル・メンツズ(Webb andGris
wold、 J、 Pharmacol、 Metho
ds )、  12 、 149〜153(1984)
の方法によるプレチスモグラフによって前処理した足踏
体積を測定した後、1■/ III/アラキドン酸0.
1dを足底上注射する1時間前にラットに試験化合物ま
たはビヒクルを投与する。ついで足跡体積を再測定し、
前処理したものの値と比較し、足跡体積の増加を平均値
±S、D、とじて表わす。結果を第6表に示す。
カラギーナンおよびアラキドン酸−誘発空気嚢炎症 ラットの背脇腹の毛を剃り、ついでセツジウイックら、
ジャーナル・オブ・パソロジ−(Sedgwicket
 al、、 J、 Pathology ) 、 14
1 、483〜495(1983)の方法によって、一
定の嚢を形成するために1日後に20.zの空気を皮下
注射する。要すれば、次の6日間に亘って空気嚢を再充
満させる。抗炎症活性を検定するため、該空気嚢中に2
00単位/−ペニシリンおよび100μf/dストレプ
トマイシン含有2.0%カラギーナン懸濁液2、Ome
を注射する1時間前に動物に試験化合物またはビヒクル
10d/に7を経口処理する。他の実験では、薬剤処理
の2時間後に0.2M炭酸水素塩緩衝液中の0.1%ア
ラキドン酸5−を注射する。刺激原の注入の3時間後C
O2を用いて動物を層殺する。
ついで、滲出物を該嚢から吸引し、好中球数および特異
細胞数を測定する。結果を第5表に示す。
腹膜マクロファージによるPGE2産生コリネバクテリ
ウム・パーバム(Corynebacteriumpa
rvum ) 350μVをマウスに腹腔内注射し、1
2〜14日後に冷リン酸塩緩衝生理食塩水で腹膜洗浄に
より腹膜滲出物細胞集団をとり、5%胎児子ウシ血清を
補足したイーグル最少必須培地に再懸濁する。形態、食
細胞能およびマクロファージ−特異的モノクローナル抗
体〔ケストラ−ら、プロシーディンゲス・ナショナル・
アカデミ−・□オブ・サイエンシーズ(Koestle
r et at、、、 Proc。
Natl、 Acad、 Sci、)、 USA、 8
1 、4504 (1984))についての反応性によ
る測定で95%マクロファージを示す回収細胞を24−
ウェル微量滴定板(106細胞/900μl)のろエル
に置き、37℃で1時間癒着させる。試験化合物を加え
て(100μl)最終容積を1.0−にする。ついでリ
ボ多糖類(5μy/at)を加えてPGE2合成を刺激
する。37℃で2時間インキュベーションしり後、細胞
不含上清を取り、ポリプロピレンチューブに入れ、市販
のラジオイムノアッセイキットを用いてそのPGE2含
量を検定するまで一20℃で凍結する。結果を第10表
に示す。■C5oは対照活性の50%に抑制する濃度で
ある。
5−リポキシゲナーゼおよびシクロオキシゲナーゼ活性
の検定 ジャクシックおよびり−、ネイチャー(Jakschi
kand Lee、 Nature )、 287.5
1−52 (1980)の方法を用いてRBL−1細胞
の抽出物中のこれらの酵素の活性を検定する。RBL−
1細胞はアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクショ
ン(CRL1378)から入手し、37℃(空気中5%
CO2)にて10%熱不活性子牛脂児血清を補足した最
少必須培地中攪拌培養にて成長させる。取った細胞を1
mM EDTAおよび0.1%ゼラチンを含有する50
mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH7,0)で洗浄し、
新しい緩衝液(5X107細胞/ldり中に再懸濁し、
パーボンベを用いて750 psiで10分間窒素キャ
ビテーションにより粉砕する。
ついで破壊した細胞抽出物を10000xpで20分間
、該上清を1oooooxyで60分間遠心分離する。
該上滑の一部(0,25,g)を薬剤の存在下または非
存在下に10分間予めインキュベーションし、その後C
aCz2(50mM)10μlを加え、2.5mMアラ
キドン酸−1−14C2,5txt (最終濃度は25
mMである:比活性20000 dpm/nmo le
)を用いて反応を開始する。37℃で3分間インキュベ
ーションした後、2倍容(0,5m/)の水冷アセトン
を加えて反応を停止させ、1000Xpで10分間遠心
分離する前に該試料を氷上で10分間脱タンパクに付す
。タンパク質を除去した上清を2Nギ酸でpH3,5に
調整し、2倍容の水冷酢酸エチルで抽出する。該抽出試
料をアルゴン雰囲気下で乾燥させ、酢酸エチルに再溶解
し、ワット? 7 (Whatman ) L K 5
 D薄層クロマトグラフィー(TLC)プレートに付し
、ハンベルグおよびサミュエルソン、ジャーナル・オブ
・バイオロジカル・ケミストリー(Hamberg a
nd Samuelsson。
J、 Biol、 Chem、 ’) 、 241 、
257〜263 (1966)に記載されているA−9
溶媒系に付し、A−9溶媒系〔酢酸エチル:2.2.5
−トリメチルペンタン:酢酸:水(110:50:20
:10)の有機相〕を用いて展開する。アラキドン酸、
5−HETE、ジーHETEおよびPGD2は、バーソ
ールドLB2832オートスキャナーで定量する。
5−リポキシゲナーゼおよびLTA4シンセターゼ活性
をさらに以下の条件下で試験する。該RBL−1上清を
さらに100000Xrで60分間遠心分離に付し、粒
状シクロオキシゲナーゼ活性を除去する。5℃で5分間
インキュベーションする以外は前記と同様の条件下、す
なわち2 mM CaCl2および25μMアラキドン
酸−1−140で試料インキュベーションを行なう。こ
れらの条件下で、5−リポキシゲナーゼ経路代謝物のみ
が検出できる。5−HETEおよびジーHETEは1久
遠度で形成され、アラキドン酸−1−C基質の実質的な
量が用いられる。
酵素活性に対する薬剤−誘発作用は、代謝物合成の50
%抑制(IC5o)を起こす薬剤の濃度として記載する
。結果を第8.8A、9および9A表に示す。
ルイスラット(雌)において誘発される実験的アレルギ
ー性脳を髄炎 ルイスラット(雌)において誘発された実験的アレルギ
ー性を髄炎(以下、EAEと称す)による後肢麻痺に対
する化合物1.5−(4−ピリジル)−6−(4−フル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ(2,1−
b〕チアゾールおよびインドメタシンの効果を次の実験
方法により評価する。
EAEは、0.5%フェノール水溶液中のモ・ルモット
を髄および中脳の50%W/Vホモジネートならびにフ
ロイト完全アジュバント(4〜/ me死滅乾燥エム・
ブチリカム(M、 Butyricum ) )の等置
部からなる脳炎誘発性エマルジョン0.14の後肢(左
)足踏への単一皮下注射によりルイスラット(雌:チャ
ールスリバー)において誘発させる。
9〜11日以内に、該動物は尾の力の消失、後肢弱化お
よび体重減少を示す。16日口重でに、該動物は、後肢
の完全麻痺を生じ、体重がさらに減少する。実験の過程
の間に麻痺したいずれの動物も、該麻痺が永久であるか
否かにかかわらずEAEを生ずると考えられる。5.6
.12および13日目金除く19日間、注射の日の始め
に毎日試験化合物を投与する。処理群と対照(ビヒクル
)群のEAE (麻痺)の発病率を比較することによっ
て薬剤活性を測定する。処理群と対照群の間の有意な差
の水邸は、2X2分割表を用いてカイ二乗検定により測
定する。0目金からの体重変化もスチューデントを検定
を用いて対照群と統計的に比較する。結果を第11表に
示す。
ヒト単核白血球によるLTC4産生 式(IA)の化合物を以下の検定に従ってヒト単核白血
球によるLTC4の産生を抑制するその能力について評
価する。
ヒト単核白血球は、ジ・アメリカン・レッド・クロスに
より供給された全面から調整する。該血液は、フィニル
(Ficoll )上沈降、ついでパーコル(Perc
oll )上沈降を用いた2段階法によって分画する。
回収した単核細胞画分は、残りの細胞の大部分がリンパ
球である80〜90%単核白血球から構成された。核単
核白血球は、コスタ−24ウ工ル組織培養面にてI X
 10’細胞/ウエルで平板塗布し、37℃で1時間癒
着させる。無癒着性細胞は洗浄して除去する。37℃で
3時間、1μMA23187カルシウムイオン透過担体
で該細胞を刺激してLTC−4産生を誘発させる。薬剤
を評価する場合、それらを該A23187を加える30
分前に該細胞に加える。上清を集め、遠心分離で清澄化
し、検定まで一20℃で凍結保存する。LTC4含量は
、指示によりニューイングランド・ニューフレア・ロイ
コトリエンC−4(H)RIAキットを用いて測定する
。薬剤誘発効果は、代謝物合成の50%抑制を起こす薬
剤の濃度(IC5o)として記載する。結果を第12表
に示す。
■、結果 炎症病変への白血球浸潤に対する化合物1の効果 炎症病変への細胞の浸潤に対する化合物1,5−(4−
ピIJ’/ル)−6−(4−フルオロフェニル)−2,
3−ジヒドロイミダゾール(2,l−b〕チアゾールの
効果を数種の検定系で試験する。第1表に示すように、
カラギーナンのマウス腹腔内注入によって誘発される多
形核白血球(PMN)の浸潤は、化合物1の経口投与に
よって劇的に減少する。該抑制は用量に関係しており、
43.911111/に9(腹腔内)のED5oである
。また、ロイコトリエン合成抑制剤であるフェニドン(
第1表)、NDGAおよびデキサメタシン(第2表)は
、この腹膜炎系におけるPMN侵入の抑制に有効である
対照的に、シクロオキシゲナーゼ抑制剤であるインドメ
タシン(10■/に9、腹腔内)、およびナプロキサン
(100■/に9、腹腔内)、有機金化合物オーラノフ
ィン(2ogAu/Kv、腹腔内)およびレバミソール
(100〜/に9、!i内)ハ、 4iぼ最大許容用量
を用いたにもかかわらずこの検定系において炎症細胞浸
潤を減少させない(第3表)。
化合物1はまたカラギーナンによって誘発されたラット
空気嚢炎症病変への多形核白血球浸潤の顕著な抑制を生
じる(第4表)。PMN浸潤の減少は、単核細胞数の相
対的増加によって達成される。
PMN数およびPMN:単核細胞比の減少はまたフェニ
ドン(100〜/に9、腹腔内)および高用量のインド
メタシン(5■/ Kq、腹腔内)によって生じる。マ
ウスカラギーナンモデルと異なり、この検定系はインド
メタシンの抗炎症活性に感受性である。
アラキドン酸−誘発炎症に対する化合物1の効果 化合物1.5−(4−ピリジル)−6−(4−フルオロ
フェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b:
]チアゾールの抗炎症特性を明確にするために、アラキ
ドン酸を用いて炎症病変を誘発させる。第5表に示した
ように、化合物1およびフェニドンは、ラット空気嚢の
アラキドン酸−誘発炎症へのPMNおよび単核細胞浸潤
を顕著に減じるが、インドメタシンは細胞の浸潤に対し
て顕著な効果を有しない。さらにマウスおよびラットの
アラキドン酸−誘発浮腫のモデルで化合物1の抗炎症活
性の評価を行なう。アラキドン酸に対するマウス耳浮腫
応答は、リポキシゲナーゼおよびシクロオキシゲナーゼ
−起因伝達物の両方を抑制するか、またはりポキシゲナ
ーゼ酵素活性を選択的に抑制するがシクロオキシゲナー
ゼ酵素活性を抑制しない薬剤に対して感受性であること
が示された。アラキドン酸注射によるラット足踏におい
て誘発された炎症応答は、化合物1およびフェニドン両
方によって顕著に抑制されるがインドメタシンによって
抑制されない(第6表)。同様に、化合物1は、該耳に
対するアラキドン酸2TNIの投与の1時間後に通常み
られる浮腫応答の著しい抑制を示す(19,5+++p
/KfのED5o、腹腔内)。この検定における化合物
1の抗炎症活性は、フェニドン(E Dso= 44.
0 哩/ Kp、腹腔内)より大きく、中位の有効性に
すぎないデキサメタシンより大きい。シクロオキシゲナ
ーゼ抑制剤であるインドメタシン(10■/5lfl腔
内)、イブプロフェン(250#/Ky、腹腔内)およ
びナプロキセン(100II+f/Kp、腹腔内)は、
はぼ最大許容用量にて使用したにもかかわらずこの検定
において検出できる抗炎症活性を示さなかった(第7表
)。第7A表は、アラキドン酸−銹発耳膨張検定におい
て試験した式(IA)の他の化合物の結果を示している
。式(IA)の化合物は、選択的シクロオキシゲナーゼ
抑制剤がそのような活性を示さない検定において抗炎症
活性を示すということをそのような結果は示している。
要約すると、これらの発見は、化合物1がラットおよび
マウスにおける炎症の細胞および浮腫応答の両方の強力
な抑制剤であることを示している。
これらの炎症応答はまたリポキシゲナーゼ活性を抑制す
る薬剤lこよって抑制されるが、選択的シクロオキシゲ
ナーゼ抑制剤によって抑制されない。
アラキドン酸代謝に対する化合物1の効果RBL−1細
胞抽出物による5−リポキシゲナーゼ産生物である5 
−HETEの産生およびシクロオキシゲナーゼ産生物で
あるPGD2の産生は、インドメタシンによるPGD2
産生の抑制(IC5゜=2.5μM)およびフェニドン
lこよる5−HETE合成の抑制(■C3o=10μM
)によって示されるように区別されうる(第8表)。し
かし、両方の酵素産生物の産生は、5−HETEおよび
PGD2に対して、それぞれ、75ttMおよび100
μMのIC5o値で化合物1によって抑制される。5−
HETEの抑制に関する式(IA)の他の化合物の効果
は、式(IA)の化合物が、5−リポキシゲナーゼ経路
産生物である5 −HETEを抑制するそれらの能力に
よって示されているように5−リポキシゲナーゼ経路の
抑制剤であることを示している第8A表に表わされてい
る。
リポキシゲナーゼ活性(RBI−細胞によるジーHET
E産生)のみを含有するRBL−1細胞の可溶性抽出調
製物を用いた他の実験は、エイコサノイド形成に対する
化合物1の抑制効果を確認した( I C50= 7.
511M ) (第9表)。10−’ Mまでの濃度で
インドメタシンは不活性である。
第9A表は、5−リポキシゲナーゼ活性を抑制するそれ
らの能力についての式(IA)の化合物の試験を示して
いる。
第9A表に示されている結果は、式(IA)の化合物が
5−リポキシゲナーゼ経路産生物であるジーHETE産
生を抑制するそれらの能力によって示されているように
5−リポキシゲナーゼ経路抑制活性を有することを示し
ている。
炎症性マクロファージによるPGE2の産生は、化合物
1の5−(4−ピリジル)−6−(4−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロイミダ7T2゜1−b〕チアゾ
ールによって抑制される(第10表)。この検定におけ
る0、7μMのIC5o値は、非ステロイド系抗炎症剤
、イブプロフェンおよびナプロキセンによって示される
IC50値(′(−れぞれI C50= 0.5μMお
よび1.8μM)に匹敵し、インドメタシンのIC5o
値(IC5o=0,04MM)より高い。フェニドンは
、炎症性マクロファージ1こよるPGE2産生の抑制に
おいてずつと小さな活性を示す(IC5o=28μM)
ルイスラット(雌)において誘発された実験的アレルギ
ー性脳を髄炎における後肢麻痺に対する化合物1の効果 第11表に示されているように、化合物1は、ラットの
実験的アレルギー性脳を髄炎(EAE)抑制に有効であ
るが、インドメタシンは、有効でない0 LTC4抑制検定 第12表に示したように、式(IA)の化合物は、ヒト
単核白血球によるLTC4産生の抑制に有効である。こ
れらの結果から、5−リポキシゲナーゼ経路産生物であ
るLTC4を抑制するそれらの能力によって明らかにさ
れているように5−リポキシゲナーゼ経路を抑制する式
(IA)の化合物の能力を確認する。
第7A表から明らかなように、式(IA)の化合物の全
てがアラキドン酸−誘発耳膨張を顕著に抑制するわけで
はないが、そのような耳膨張の顕著でない抑制剤はRB
L−1高速上清による5−HETEの産生(第8A表)
、RBL−1高速と清によるジーHETEの産生(第9
A表)および/またはヒト単核白血球によるLTC4の
産生(第12表)を顕著に抑制し、そのような化合物が
5−リポキシゲナーゼ経路の抑制剤であることを示して
いる。
第1表 カラギーナン−誘発炎症の部位への多形核白血球の浸潤 a)カラギーナンの腹腔内注射の1時間前に指示された
化合物でマウスを前処理し、方法に記載されているよう
に2時間後細胞浸潤を測定する。
データは、各処理群の5匹の動物に関する測定からの平
均値(±S、D、)を表わす。
b)統計的有意性:p<0.001 C)統計的有意性:p(0,01 d)統計的有意性:p<0.05 e)有意性なし。
X)5−(4−ピリジル)−6−(4−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロイミダゾC2,1−b〕チアゾ
ール 第2表 カラギーナン−誘発炎症の部位への多形核白血球の浸潤 a)カラギーナンの腹腔内注射の1時間前に指示された
化合物でマウスを前処理し、方法に記載されているよう
に2時間後細胞浸潤を測定する。
データは、各処理群の5匹の動物に関する測定からの平
均値(±S、D、)を表わす。
b)統計的有意性:p<0.001 C)統計的有意性:p(0,01 第3表 カラギーナン−誘発炎症の部位への多形核白血球の浸潤 a)実験は第1表に記載した実験方法を用いて行なわれ
る。結果は動物5匹/群に関する測定からの平均値(±
S、D、 )を表わす。これらの実験についての対照値
は7.8±2.59から11.49±3.56PMN 
X 10−5/−の範囲にわたる。
b)統計的有意性なし。
第4表 ラット1空気嚢”へのカラギーナン−誘発細胞浸潤 a)方法に記載したように形成した空気嚢へのカラギー
ナンの注入の3時間後に細胞浸潤を測定する。結果は8
匹の動物に関する測定からの平均値(±S、D、 )を
表わす。
b)多形核白血球 C)単核白血球 d)統計的有意性:p<0.01 e)統計的有意性:p(0,05 峯 5−(4−ピリジル)−6−(4−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロイミダゾC2,1−b )チア
ゾール第5表 ラット“空気嚢”へのアラキドン酸−誘発細胞浸潤 a)方法に記載したように形成した空気嚢へのアラキド
ン酸の注入の3時間後に細胞浸潤を測定する。結果は6
〜8匹の動物の測定からの平均値(±S、D、 )を表
わす。
b)多形核白血球 C)単核白血球 d)統計的有意性:p(0,01 e)統計的有意性:I)<0.05 嶌 5−(4−ピリジル)−6−(4−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロイミダゾC2,1−b〕チアゾ
ール第6表 アラキドン酸−誘発ラット足跡浮腫a)a)アラキドン
酸の足跡上注射の1時間前に動物を指示された化合物で
処理する。結果は、アラキドン酸注射の2時間後に読み
取った8匹の動物に関する測定からの平均値(±S、D
、 )を表わす。
b)統計的有意性:p<0.01 *5−(4−ピリジル)−6−(4−フルオロフェニル
)−2,3−ジヒドロイミダゾC2,1−b〕チアゾー
ル 第7表 マウス耳のアラキドン酸−誘発炎症a)a)方法に記載
したように耳へのアラキドン酸の投与15分前に化合物
を投与する(デキサメタシンは2時間前に前処理する)
。結果は、5匹の動物に関する測定からの平均値(±S
、D、 )を表わす。これらの実験についての対照値は
、28.1±0.8から30.0±1.3の範囲にわた
る。
b)統計的有意性:p(0,001 C)統計的有意・注:p<0.05 *5−(4−ピリジル)−6−(4−フルオロフェニル
)−’2.3−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b’:]チ
アゾール 第8表 RBL−1細胞におけるシクロオキシゲナーゼおよび5
−リポキシゲナーゼ活性a) a)酵素活性は、方法に記載したようにRBL−1細胞
の100OOXF上清とともにインキュベートした C
−標識アラキドン酸から産生したPGD2および5−H
ETEの量により測定する。
45−(4−ピリジル)−6−(4−フルオロフェニル
)−2,3−ジヒドロイミダゾ〔2,1−blチアゾー
ル 第9表 RBL−1細胞の高速上清によるジーHETEオヨヒ5
− HE T E(7)産生a)a)酵素活性は、RB
L−1細胞の高速上清とともにインキュベートした C
−標識アラキドン酸からの5−HETEおよびジーHE
TEの産生により測定する(詳細は方法参照)。結果は
、4回の繰返し分析に関する測定からの平均値(±S。
D、)を表わす。
b)対照からの統計的有意性:p<0.01またはそれ
より良好 峯5〜(4−ピリジル)−6−(4−フルオロフェニル
)−2,3−ジヒドロイミダゾ[2,1−b)チアゾー
ル 第10表 マウス腹膜浸出物細胞によるPGE2の産生に対する化
合物1′、インドメタシン、イブプロフェン、ナプロキ
センおよびフェニドンの効果 (al P G E2の放出は、方法に記載したように
LPS−刺激シー・パルバム(C,parvum )誘
出腹膜滲出物細胞からの細胞不含上清のRIAによって
測定する。
*5−(4−ピリジル)−6−(4−フルオロフェニル
)−2,3−ジヒドロイミダゾ[2,1−b)チアゾー
ル 第11表 ルイスラット(雌)において誘発された実験的アレルギ
ー性脳を髄炎における後肢麻痺*5−(4−ピリジル)
−6−(4−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロイ
ミダゾ[2,1−b〕チアゾール 嘱X対照からの顕著な差(p<0.01)来X*〜/に
9/日、経口、0〜4日目目金〜11日目、目金〜18
日目 処方例1 カプセル組成物 カプセルの形態の本発明の医薬組成物は、粉末形態の式
(IC)の化合物50呵、乳糖110#、タルク32■
およびステアリン酸マグネシウム8■を標準の2部分か
らなるハードゼラチンに充填することによって調製する
処方例2 注入用非経口組成物 注入投与に適した形態の本発明の医薬組成物は、1.5
重量%の式(IC)の化合物を10容量%のプロピレン
グリコールおよび水中で攪拌することによって調製する
。該溶液は押退により滅菌する。
処方例3 軟膏組成物 式(IC)の化合物         1.0g白色ソ
フトパラフィン    100.(lに調整式(IC)
の化合物を少量のビヒクル中に分散し、徐々に該ビヒク
ルのバルク中に配合し、滑らかで均質な生成物を得る。
ついで、圧縮できる金属チューブに該分散物を充填する
処方例4 局所クリーム組成物 式(IC)の化合物         1.0yボラワ
ツクスGP200       20.0yラノリン無
水物            2.Of白色蜜ロウ  
           2.5グヒドロキシ安息香酸メ
チル      o、1y蒸留水          
100.0gに調整ボラワックス、蜜ロウおよびラノリ
ンを共に60℃に加熱する。ヒドロキシ安息香酸メチル
の溶液を加え、高速攪拌を用いて均質にする。ついで、
温度を50℃に低下させる。式(IC)の化合物を加え
、充分に分散させ、低速攪拌しながら該組成物を冷却さ
せる。
処方例5 局所ローション組成物 式(IC)の化合物         1.07ソルビ
タンモノラウレー)       0.6yポリソルベ
ート20          0.69セトステアリル
アルコール      1.2yグリセリン     
       6.Ofヒドロキシ安息香酸メチル  
    0.22精製水           100
.00−に調整75℃でヒドロキシ安息香酸メチルおよ
びグリセリンを水70−に溶解する。ソルビタンモノラ
ウレート、ポリソルベート20およびセトステアリルア
ルコールを共に75°Cで溶融し、該水溶液に加える。
得られたエマルジョンを均質にし、連続攪拌しながら冷
却し、式(IC)の化合物を残りの水中に懸濁液として
加える。全懸濁液は均質になるまで攪拌する。
処方例6 点眼組成物 式(IC)の化合物        0.5yヒドロキ
シ安息香酸メチル     0.01yヒドロキシ安息
香酸プロピル    0.04y精製水       
    100.00.eに調整75℃でヒドロキシ安
α香酸メチルおよびプロピルを精製水70−に溶解し、
得られた溶液を冷却する。ついで式(IC)の化合物を
加え、該溶液を精製水で100−rにする。該溶液をメ
ンブレンフィルター(0,22μm孔サイズ)で押退し
て滅菌し、適当な滅菌容器に無菌的に入れる。
処方例7 吸入投与用組成物 15〜20.rの容量のエアロゾル容器用二式(IC)
の化合物10qとスパン85またはオレイン酸のような
滑沢剤0.1〜0.2%を混合し、そのような混合物を
フレオン、好ましくはフレオン114およびフレオン1
2の組合わせのような噴射剤(c、a、 )中に分散し
、経鼻腔または経口吸入投与用のいずれかの適当なエア
ロゾル容器に入れる。
処方例8 吸入投与用組成物 15〜20−の容量のエアロゾル容器用:式(IC)の
化合物10〜をエタノール6〜8−およびスパン85ま
たはオレイン酸のような滑沢剤0.1〜0.2%中に溶
解し、それをフレオン、好ましくはフレオン114およ
びフレオン12の組合わせのような噴射剤(c、a、)
中に分散し、経鼻腔または経口吸入投与用のいずれかの
適当なエアロゾル容器に入れる。
代理人弁理士 青白 保ほか2名 ■発明者   スーザン・キャシイ・  アメシルクラ
ット       ド、

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I B): ▲数式、化学式、表等があります▼( I B) 〔式中、AはCH_2またはCH_2CH_2を意味し
    ;BおよびCは独立してH、メチル、エチルまたはge
    m−ジメチルが選択され;AがCH_2CH_2である
    場合、Bはいずれか一方または両方の炭素原子上の置換
    基であり、; I 、XがCH_2またはS(O)_nおよびnが0、
    1または2である場合、R^aおよびR^bの一方は2
    −ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、モノ置換フ
    ェニル(該置換基はジアルキルアミノ(アルキルの炭素
    数1〜3)、炭素数1〜3のアルキルアミノ、N−(ア
    ザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、シア
    ノ、2,2,2−トリハロエトキシ、炭素数1〜3のア
    ルカンアミド、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭
    素数1〜3のアルカンアミド)、プロプ−2−エン−1
    −オキシ、アミノまたはヒドロキシから選択される)、
    ジ置換フェニル(該置換基は独立して炭素数1〜4のア
    ルキルもしくは炭素数1〜3のアルコキシから選択され
    るか、または該ジ置換基は一緒になってメチレンジオキ
    シ基を形成する)から選択されねばならず;およびR^
    aまたはR^bの他方は、1)ピリジル;2)フェニル
    ;3)モノ置換フェニル(該置換基は、炭素数1〜3の
    アルコキシ、ハロゲン、CF_3、炭素数1〜3のアル
    キルチオ、炭素数1〜4のアルキル、2,2,2−トリ
    ハロエトキシ、プロプ−2−エン−1−オキシ、炭素数
    1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキル
    の炭素数1〜3)、シアノまたはN−(アザシクロアル
    キル(アルキルの炭素数5〜6))から選択される);
    4)ジ置換フェニル(該置換基は独立して炭素数1〜4
    のアルキルもしくは炭素数1〜3のアルコキシから選択
    されるか、または該ジ置換基は一緒になってメチレンジ
    オキシ基を形成する);または5)3,4,5−トリメ
    トキシフェニルから選択される;但し、(a)XがCH
    _2およびR^aまたはR^bのいずれか一方が4−フ
    ルオロフェニルである場合、他方は炭素数1〜3のアル
    コキシ、ハロゲン、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素
    数1〜4のアルキル、2,2,2−トリハロエトキシま
    たはプロプ−2−エン−1−オキシで4位が置換された
    ピリジルまたはフェニルから選択されねばならず;(b
    )XがCH_2またはSである場合、R^aおよびR^
    bはともに炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキル
    アミノ(アルキルの炭素数1〜3)または4−N−(ア
    ザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))で2,
    3,5または6位が置換されたフェニル以外であり;(
    c)XがS(O)_nである場合、R^aまたはR^b
    の一方のみが炭素数1〜3のアルキルアミノフェニル、
    4−(プロプ−2−エン−1−オキシ)、4−(2,2
    ,2−トリフルオロエトキシ)フェニルまたは3,4−
    メチレンジオキシフェニルであり;(d)XがS(O)
    _nである場合、ともにジエチルアミノフェニルでない
    ならばR^aまたはR^bの一方のみがジアルキルアミ
    ノフェニル(アルキルの炭素数1〜3)であり;(e)
    R^aまたはR^bのいずれか一方がジ置換フェニルで
    ある場合、他方は4−ピリジルでなければならず;(f
    )R^aまたはR^bのいずれか一方がシアノフェニル
    である場合、他方はシアノフェニルまたは4−ピリジル
    でなければならず;(g)XがS(O)_nおよびR^
    aまたはR^bのいずれか一方が炭素数1〜3のアルキ
    ルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3
    )または4−N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭
    素数5〜6))で2、3、5または6位が置換されたフ
    ェニルである場合、他方は4−ピリジルでなければなら
    ず;(h)XがS(O)_nおよびR^aまたはR^b
    の一方が4−ピリジルである場合、他方は4−メトキシ
    フェニル、4−フルオロフェニルまたは4−メチルチオ
    フェニル以外でなければならず;(i)R^aまたはR
    ^bの一方が4−ヒドロキシフェニルである場合、他方
    はピリジル、ハロゲン、CF_3、炭素数1〜4のアル
    キル、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルアミ
    ノ(アルキルの炭素数1〜3)またはN−(アザシクロ
    アルキル(アルキルの炭素数5〜6))でなければなら
    ず;(j)XがCH_2である場合、R^aおよびR^
    bはともにアミノ置換フェニルとすることができる;ま
    たは II、XがCH_2およびR^aまたはR^bの一方がピ
    リジルである場合、他方は(a)モノ置換フェニル(該
    置換基はハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数
    1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4のアルキル、炭素
    数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1〜3のアル
    キルスルホニル、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジア
    ルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、CF_3、
    N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のア
    ルカンアミド)、N−(アザシクロアルキル(アルキル
    の炭素数5〜6))、プロプ−2−エン−1−オキシま
    たは2,2,2−トリハロエトキシから選択される);
    (b)ジ置換フェニル(該置換基は同一であってハロゲ
    ン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜3のアルキ
    ルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3
    )、N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜
    6))、2,2,2−トリハロエトキシ、プロプ−2−
    エン−1−オキシもしくはヒドロキシから選択されるか
    、または該ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ基
    を形成する);(c)ジ置換フェニル(該置換基は同一
    でなく、独立して、ハロゲン、炭素数1〜3のアルキル
    アミノ、ニトロ、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(
    炭素数1〜3のアルカンアミド)、ジアルキルアミノ(
    アルキルの炭素数1〜3)、アミノまたはN−(アザシ
    クロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)から選択され
    る);または(d)ジ置換フェニル(該置換基の一方は
    炭素数1〜3のアルコキシ、ヒドロキシ、2,2,2−
    トリハロエトキシまたはプロプ−2−エン−1−オキシ
    でなければならず、他方の置換基は独立してハロゲン、
    炭素数1〜3のアルキルアミノ、N−(炭素数1〜3の
    アルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)、炭素
    数1〜3のアルキルアミノ、アミノまたはN−(アザシ
    クロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))から選択さ
    れる)から選択される;但し、(1)R^aが2−また
    は3−ピリジルおよびR^bがモノ置換フェニルである
    場合、該置換基はブロモ、ヨード、N−(炭素数1〜3
    のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)、炭
    素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3のアルキルス
    ルフィニルまたは炭素数1〜3のアルキルスルホニル以
    外から選択され;(2)R^aが2−または3−ピリジ
    ルおよびR^bがジ置換フェニルである場合、該ジ置換
    基はともにブロモ、ヨード、アミノ、ニトロ、ヒドロキ
    シまたはN−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1
    〜3のアルカンアミド)以外から選択され;(3)R^
    bが2−、3−または4−ピリジルおよびR^aがモノ
    置換フェニルである場合、該置換基はブロモ、ヨード、
    N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のア
    ルカンアミド)、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数
    1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数1〜3のア
    ルキルスルホニル以外から選択され;および(4)R^
    bが2−、3−または4−ピリジルおよびR^aがジ置
    換フェニルである場合、該置換基はともにブロモ、ヨー
    ド、アミノ、ニトロ、ヒドロキシまたはN−(炭素数1
    〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)
    以外から選択される〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  2. (2)(a)R^aが4−ピリジル、R^bが4−(1
    −プロピル)アミノフェニル、AがCH_2、Bおよび
    CがH、XがS(O)_nならびにnが0;(b)R^
    aおよびR^bがともに4−(ピロリジン−1−イル)
    フェニル、AがCH_2、BおよびCがH、XがS(O
    )_nならびにnが0;(c)R^aおよびR^bがと
    もに4−(ピペリジン−1−イル)フェニル、AがCH
    _2、BおよびCがH、XがS(O)_nならびにnが
    0;(d)R^aが4−ピリジル、R^bが3,4−メ
    チレンジオキシフェニル、AがCH_2、BおよびCが
    H、XがS(O)_nならびにnが0;(e)R^aが
    4−フルオロフェニル、R^bが4−ジメチルアミノフ
    ェニル、AがCH_2、BおよびCがH、XがS(O)
    _nならびにnが0;(f)R^aが3,4−メチレン
    ジオキシフェニル、R^bが4−ピリジル、AがCH_
    2、BおよびCがH、XがS(O)_nならびにnが0
    ;(g)R^aが4−ジメチルアミノフェニル、R^b
    が4−フルオロフェニル、AがCH_2、BおよびCが
    H、XがS(O)_nならびにnが0;(h)R^aお
    よびR^bがともに4−シアノフェニル、AがCH_2
    、BおよびCがH、XがS(O)_nならびにnが0;
    (i)R^aが4−ピリジル、R^bが4−(ピロリジ
    ン−1−イル)フェニル、4−アセトアミドフェニルま
    たは4−(N−プロピルアセトアミド)フェニル、Aが
    CH_2、BおよびCがH、XがS(O)_nならびに
    nが0;(j)R^aが2−ピリジル、R^bが4−フ
    ルオロフェニル、AがCH_2、BおよびCがH、Xが
    S(O)_nならびにnが0;(k)R^aが4−フル
    オロフェニル、R^bが2−ピリジル、AがCH_2、
    BおよびCがH、XがS(O)_nならびにnが0;(
    l)R^aおよびR^bがともに4−ピリジル、AがC
    H_2、BおよびCがH、XがS(O)_nならびにn
    が0;(m)R^aおよびR^bがともに4−N,N−
    ジエチルアミノフェニル、AがCH_2、BおよびCが
    H、XがS(O)_nならびにnが0;(n)R^aお
    よびR^bがともに4−フルオロフェニル、AがCH_
    2、BおよびCがHならびにXがCH_2;(o)R^
    aが4−ピリジル、R^bが4−フルオロフェニル、B
    およびCがHならびにXがCH_2;または(p)R^
    bが4−メトキシフェニル、R^aが4−ピリジル、B
    およびXがHならびにXがCH_2である前記第(1)
    項の化合物。
  3. (3)式( I C) ▲数式、化学式、表等があります▼( I C) 〔式中、AはCH_2またはCH_2CH_2を意味し
    ;BおよびCは独立してH、メチル、エチルまたはge
    m−ジメチルから選択され;AがCH_2CH_2であ
    る場合、Bはいずれか一方または両方の炭素原子上の置
    換基であり; I 、XがCH_2またはS(O)_nおよびnが0、
    1または2である場合、R^cおよびR^dの一方は2
    −ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、モノ置換フ
    ェニル(該置換基はジアルキルアミノ(アルキルの炭素
    数1〜3)、炭素数1〜3のアルキルアミノ、N−(ア
    ザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、シア
    ノ、2,2,2−トリハロエトキシ、炭素数1〜3のア
    ルカンアミド、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭
    素数1〜3のアルカンアミド)、プロプ−2−エン−1
    −オキシ、アミノまたはヒドロキシから選択される)ま
    たはジ置換フェニル(該置換基は独立して炭素数1〜4
    のアルキルもしくは炭素数1〜3のアルコキシから選択
    されるか、または該ジ置換基は一緒になってメチレンジ
    オキシ基を形成する)から選択されねばならず;および
    R^cまたはR^dの他方は、1)ピリジル;2)フェ
    ニル;3)モノ置換フェニル(該置換基は、炭素数1〜
    3のアルコキシ、ハロゲン、CF_3、炭素数1〜3の
    アルキルチオ、炭素数1〜4のアルキル、2,2,2−
    トリハロエトキシ、プロプ−2−エン−1−オキシ、炭
    素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アル
    キルの炭素数1〜3)、シアノまたはN−(アザシクロ
    アルキル(アルキルの炭素数5〜6))から選択される
    );4)ジ置換フェニル(該置換基は、独立して、炭素
    数1〜4のアルキルもしくは炭素数1〜3のアルコキシ
    から選択されるか、または該ジ置換基は一緒になってメ
    チレンジオキシ基を形成する);または5)3,4,5
    −トリメトキシフェニルから選択される;但し、(a)
    XがCH_2およびR^cまたはR^dのいずれか一方
    が4−フルオロフェニルである場合、他方は炭素数1〜
    3のアルコキシ、ハロゲン、炭素数1〜3のアルキルチ
    オ、炭素数1〜4のアルキル、2,2,2−トリハロエ
    トキシまたはプロプ−2−エン−1−オキシで4位が置
    換されたピリジルまたはフェニルから選択されねばなら
    ず;(b)XがCH_2またはSである場合、R^cお
    よびR^dはともに炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジ
    アルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)または4−
    N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)
    )で2,3,5または6位が置換されたフェニル以外で
    あり;(c)XがS(O)_nである場合、R^cまた
    はR^dの一方のみが炭素数1〜3のアルキルアミノフ
    ェニル、4−(プロプ−2−エン−1−オキシ)、4−
    (2,2,2−トリフルオロエトキシ)フェニルまたは
    3,4−メチレンジオキシフェニルであり;(d)Xが
    S(O)_nである場合、ともにジエチルアミノフェニ
    ルでないならばR^cまたはR^dの一方のみがジアル
    キルアミノフェニル(アルキルの炭素数1〜3)であり
    ;(e)R^cまたはR^dのいずれか一方がジ置換フ
    ェニルである場合、他方は4−ピリジルでなければなら
    ず;(f)R^cまたはR^dのいずれか一方がシアノ
    フェニルである場合、他方はシアノフェニルまたは4−
    ピリジルでなければならず;(g)XがS(O)_nお
    よびR^cまたはR^dのいずれか一方が炭素数1〜3
    のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素
    数1〜3)または4−N−(アザシクロアルキル(アル
    キルの炭素数5〜6))で2、3、5または6位が置換
    されたフェニルである場合、他方は4−ピリジルでなけ
    ればならず;(h)XがS(O)_nおよびR^cまた
    はR^dの一方が4−ピリジルである場合、他方は4−
    メトキシフェニル、4−フルオロフェニルまたは4−メ
    チルチオフェニル以外でなければならず;(i)R^d
    が炭素数1〜3のアルカンアミドまたはN−(炭素数1
    〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)
    である場合、R^cは4−ピリジルでなければならず;
    (j)R^cまたはR^dの一方が4−ヒドロキシフェ
    ニルである場合、他方はピリジル、ハロゲン、CF_3
    、炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜3のアルキルア
    ミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)ま
    たはN−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜
    6))でなければならず;(k)XがCH_2である場
    合、R^cおよびR^dはともにアミノ置換フェニルと
    することができる;または II、XがCH_2およびR^cまたはR^dの一方がピ
    リジルである場合、他方は(a)モノ置換フェニル(該
    置換基はハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数
    1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4のアルキル、炭素
    数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1〜3のアル
    キルスルホニル、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジア
    ルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、CF_3、
    N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)
    )、プロプ−2−エン−1−オキシまたは2,2,2−
    トリハロエトキシから選択される);(b)ジ置換フェ
    ニル(該置換基は同一であってハロゲン、炭素数1〜3
    のアルコキシ、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアル
    キルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、N−(アザシ
    クロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、2,2,
    2−トリハロエトキシ、プロプ−2−エン−1−オキシ
    から選択されるか、または該ジ置換基は一緒になってメ
    チレンジオキシ基を形成する);(c)ジ置換フェニル
    (該置換基は同一でなく独立して炭素数1〜3のアルキ
    ルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3
    )、またはN−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素
    数5〜6)から選択される);または(d)ジ置換フェ
    ニル(該置換基の一方は炭素数1〜3のアルコキシ、ヒ
    ドロキシ、2,2,2−トリハロエトキシまたはプロプ
    −2−エン−1−オキシでなければならず、他方の置換
    基は独立してハロゲン、炭素数1〜3のアルキルアミノ
    、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3の
    アルカンアミド)、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素
    数1〜3)、アミノまたはN−(アザシクロアルキル(
    アルキルの炭素数5〜6))から選択される)から選択
    される;但し、(1)R^cが2−または3−ピリジル
    およびR^dがモノ置換フェニルである場合、該置換基
    はブロモ、ヨード、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素
    数1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数1〜3の
    アルキルスルホニル以外から選択され;(2)R^cが
    2−または3−ピリジルおよびR^dがジ置換フェニル
    である場合、該ジ置換基はともにブロモまたはヨード以
    外から選択され;(3)R^dが2−、3−または4−
    ピリジルおよびR^cがモノ置換フェニルである場合、
    該置換基はブロモ、ヨード、炭素数1〜3のアルキルチ
    オ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数
    1〜3のアルキルスルホニル以外から選択され;および
    (4)R^dが2−、3−または4−ピリジルおよびR
    ^cがジ置換フェニルである場合、該置換基はともにブ
    ロモまたはヨード以外から選択される〕で示される前記
    第(1)項の化合物またはその医薬上許容される塩。
  4. (4)5−リポキシゲナーゼ経路を抑制する非毒性有効
    量の式( I C): ▲数式、化学式、表等があります▼( I C) 〔式中、AはCH_2またはCH_2CH_2を意味し
    ;BおよびCは独立してH、メチル、エチルまたはge
    m−ジメチルから選択され;AがCH_2CH_2であ
    る場合、Bはいずれか一方または両方の炭素原子上の置
    換基であり; I 、XがCH_2またはS(O)_nおよびnが0、
    1または2である場合、R^cおよびR^dの一方は2
    −ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、モノ置換フ
    ェニル(該置換基はジアルキルアミノ(アルキルの炭素
    数1〜3)、炭素数1〜3のアルキルアミノ、N−(ア
    ザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、シア
    ノ、2,2,2−トリハロエトキシ、炭素数1〜3のア
    ルカンアミド、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭
    素数1〜3のアルカンアミド)、プロプ−2−エン−1
    −オキシ、アミノまたはヒドロキシから選択される)ま
    たはジ置換フェニル(該置換基は独立して炭素数1〜4
    のアルキルもしくは炭素数1〜3のアルコキシから選択
    されるか、または該ジ置換基は一緒になってメチレンジ
    オキシ基を形成する)から選択されねばならず;および
    R^cまたはR^dの他方は、1)ピリジル;2)フェ
    ニル;3)モノ置換フェニル(該置換基は、炭素数1〜
    3のアルコキシ、ハロゲン、CF_3、炭素数1〜3の
    アルキルチオ、炭素数1〜4のアルキル、2,2,2−
    トリハロエトキシ、プロプ−2−エン−1−オキシ、炭
    素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アル
    キルの炭素数1〜3)、シアノまたはN−(アザシクロ
    アルキル(アルキルの炭素数5〜6))から選択される
    );4)ジ置換フェニル(該置換基は、独立して、炭素
    数1〜4のアルキルもしくは炭素数1〜3のアルコキシ
    から選択されるか、または該ジ置換基は一緒になってメ
    チレンジオキシ基を形成する);または5)3,4,5
    −トリメトキシフェニルから選択される;但し、(a)
    XがCH_2およびR^cまたはR^dのいずれか一方
    が4−フルオロフェニルである場合、他方は炭素数1〜
    3のアルコキシ、ハロゲン、炭素数1〜3のアルキルチ
    オ、炭素数1〜4のアルキル、2,2,2−トリハロエ
    トキシまたはプロプ−2−エン−1−オキシで4位が置
    換されたピリジルまたはフェニルから選択されねばなら
    ず;(b)XがCH_2またはSである場合、R^cお
    よびR^dはともに炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジ
    アルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)または4−
    N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)
    )で2,3,5または6位が置換されたフェニル以外で
    あり;(c)XがS(O)_nである場合、R^cまた
    はR^dの一方のみが炭素数1〜3のアルキルアミノフ
    ェニル、4−(プロプ−2−エン−1−オキシ)、4−
    (2,2,2−トリフルオロエトキシ)フェニルまたは
    3,4−メチレンジオキシフェニルであり;(d)Xが
    S(O)_nである場合、ともにジエチルアミノフェニ
    ルでないならばR^cまたはR^dの一方のみがジアル
    キルアミノフェニル(アルキルの炭素数1〜3)であり
    ;(e)R^cまたはR^dのいずれか一方がジ置換フ
    ェニルである場合、他方は4−ピリジルでなければなら
    ず;(f)R^cまたはR^dのいずれか一方がシアノ
    フェニルである場合、他方はシアノフェニルまたは4−
    ピリジルでなければならず;(g)XがS(O)_nお
    よびR^cまたはR^dのいずれか一方が炭素数1〜3
    のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素
    数1〜3)またはN−(アザシクロアルキル(アルキル
    の炭素数5〜6))で2,3,5または6位が置換され
    たフェニルである場合、他方は4−ピリジルでなければ
    ならず;(h)XがS(O)_nおよびR^cまたはR
    ^dの一方が4−ピリジルである場合、他方は4−メト
    キシフェニル、4−フルオロフェニルまたは4−メチル
    チオフェニル以外でなければならず;(i)R^dが炭
    素数1〜3のアルカンアミドまたはN−(炭素数1〜3
    のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)であ
    る場合、R^cは4−ピリジルでなければならず;(j
    )R^cまたはR^dの一方が4−ヒドロキシフェニル
    である場合、他方はピリジル、ハロゲン、CF_3、炭
    素数1〜4のアルキル、炭素数1〜3のアルキルアミノ
    、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)または
    N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)
    )でなければならず;(k)XがCH_2である場合、
    R^cおよびR^dはともにアミノ置換フェニルとする
    ことができる;または II、XがCH_2およびR^cまたはR^dの一方がピ
    リジルである場合、他方は(a)モノ置換フェニル(該
    置換基はハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数
    1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4のアルキル、炭素
    数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1〜3のアル
    キルスルホニル、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジア
    ルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、CF_3、
    N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)
    )、プロプ−2−エン−1−オキシまたは2,2,2−
    トリハロエトキシから選択される);(b)ジ置換フェ
    ニル(該置換基は同一であってハロゲン、炭素数1〜3
    のアルコキシ、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアル
    キルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、N−(アザシ
    クロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、2,2,
    2−トリハロエトキシ、プロプ−2−エン−1−オキシ
    から選択されるか、または該ジ置換基は一緒になってメ
    チレンジオキシ基を形成する);(c)ジ置換フェニル
    (該置換基は同一でなく独立して炭素数1〜3のアルキ
    ルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3
    )、またはN−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素
    数5〜6)から選択される);または(d)ジ置換フェ
    ニル(該置換基の一方は炭素数1〜3のアルコキシ、ヒ
    ドロキシ、2,2,2−トリハロエトキシまたはプロプ
    −2−エン−1−オキシでなければならず、他方の置換
    基は独立してハロゲン、炭素数1〜3のアルキルアミノ
    、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3の
    アルカンアミド)、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素
    数1〜3)、アミノまたはN−(アザシクロアルキル(
    アルキルの炭素数5〜6))から選択される)から選択
    される;但し、(1)R^cが2−または3−ピリジル
    およびR^dがモノ置換フェニルである場合、該置換基
    はブロモ、ヨード、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素
    数1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数1〜3の
    アルキルスルホニル以外から選択され;(2)R^cが
    2−または3−ピリジルおよびR^dがジ置換フェニル
    である場合、該ジ置換基はともにブロモまたはヨード以
    外から選択され;(3)R^dが2−、3−または4−
    ピリジルおよびR^cがモノ置換フェニルである場合、
    該置換基はブロモ、ヨード、炭素数1〜3のアルキルチ
    オ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数
    1〜3のアルキルスルホニル以外から選択され;および
    (4)R^dが2−、3−または4−ピリジルおよびR
    ^cがジ置換フェニルである場合、該置換基はともにブ
    ロモまたはヨード以外から選択される〕で示される化合
    物またはその医薬上許容される塩および医薬上許容され
    る担体または希釈剤からなることを特徴とする医薬組成
    物。
  5. (5)局所、非経口、経口または吸入投与用の投与単位
    形である前記第(4)項の組成物。
  6. (6)5−リポキシゲナーゼ経路を抑制する非毒性有効
    量の式( I C): ▲数式、化学式、表等があります▼( I C) 〔式中、AはCH_2またはCH_2CH_2を意味し
    ;BおよびCは独立してH、メチル、エチルまたはge
    m−ジメチルから選択され;AがCH_2CH_2であ
    る場合、Bはいずれか一方または両方の炭素原子上の置
    換基であり; I 、XがCH_2またはS(O)_nおよびnが0、
    1または2である場合、R^cおよびR^dの一方は2
    −ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、モノ置換フ
    ェニル(該置換基はジアルキルアミノ(アルキルの炭素
    数1〜3)、炭素数1〜3のアルキルアミノ、N−(ア
    ザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、シア
    ノ、2,2,2−トリハロエトキシ、炭素数1〜3のア
    ルカンアミド、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭
    素数1〜3のアルカンアミド)、プロプ−2−エン−1
    −オキシ、アミノまたはヒドロキシから選択される)ま
    たはジ置換フェニル(該置換基は独立して炭素数1〜4
    のアルキルもしくは炭素数1〜3のアルコキシから選択
    されるか、または該ジ置換基は一緒になってメチレンジ
    オキシ基を形成する)から選択されねばならず;および
    R^cまたはR^dの他方は、1)ピリジル;2)フェ
    ニル;3)モノ置換フェニル(該置換基は、炭素数1〜
    3のアルコキシ、ハロゲン、CF_3、炭素数1〜3の
    アルキルチオ、炭素数1〜4のアルキル、2,2,2−
    トリハロエトキシ、プロプ−2−エン−1−オキシ、炭
    素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アル
    キルの炭素数1〜3)、シアノまたはN−(アザシクロ
    アルキル(アルキルの炭素数5〜6))から選択される
    );4)ジ置換フェニル(該置換基は、独立して、炭素
    数1〜4のアルキルもしくは炭素数1〜3のアルコキシ
    から選択されるか、または該ジ置換基は一緒になってメ
    チレンジオキシ基を形成する);または5)3,4,5
    −トリメトキシフェニルから選択される;但し、(a)
    XがCH_2およびR^cまたはR^dのいずれか一方
    が4−フルオロフェニルである場合、他方は炭素数1〜
    3のアルコキシ、ハロゲン、炭素数1〜3のアルキルチ
    オ、炭素数1〜4のアルキル、2,2,2−トリハロエ
    トキシまたはプロプ−2−エン−1−オキシで4位が置
    換されたピリジルまたはフェニルから選択されねばなら
    ず;(b)XがCH_2またはSである場合、R^cお
    よびR^dはともに炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジ
    アルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)または4−
    N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)
    )で2、3、5または6位が置換されたフェニル以外で
    あり;(c)XがS(O)_nである場合、R^cまた
    はR^dの一方のみが炭素数1〜3のアルキルアミノフ
    ェニル、4−(プロプ−2−エン−1−オキシ)、4−
    (2,2,2−トリフルオロエトキシ)フェニルまたは
    3,4−メチレンジオキシフェニルであり;(d)Xが
    S(O)_nである場合、ともにジエチルアミノフェニ
    ルでないならばR^cまたはR^dの一方のみがジアル
    キルアミノフェニル(アルキルの炭素数1〜3)であり
    ;(e)R^cまたはR^dのいずれか一方がジ置換フ
    ェニルである場合、他方は4−ピリジルでなければなら
    ず;(f)R^cまたはR^dのいずれか一方がシアノ
    フェニルである場合、他方はシアノフェニルまたは4−
    ピリジルでなければならず;(g)XがS(O)_nお
    よびR^cまたはR^dのいずれか一方が炭素数1〜3
    のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素
    数1〜3)または4−N−(アザシクロアルキル(アル
    キルの炭素数5〜6))で2、3、5または6位が置換
    されたフェニルである場合、他方は4−ピリジルでなけ
    ればならず;(h)XがS(O)_nおよびR^cまた
    はR^dの一方が4−ピリジルである場合、他方は4−
    メトキシフェニル、4−フルオロフェニルまたは4−メ
    チルチオフェニル以外でなければならず;(i)R^d
    が炭素数1〜3のアルカンアミドまたはN−(炭素数1
    〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)
    である場合、R^cは4−ピリジルでなければならず;
    (j)R^cまたはR^dの一方が4−ヒドロキシフェ
    ニルである場合、他方はピリジル、ハロゲン、CF_3
    、炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜3のアルキルア
    ミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)ま
    たはN−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜
    6))でなければならず;(k)XがCH_2である場
    合、R^cおよびR^dはともにアミノ置換フェニルと
    することができる;または II、XがCH_2およびR^cまたはR^dの一方がピ
    リジルである場合、他方は(a)モノ置換フェニル(該
    置換基はハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数
    1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4のアルキル、炭素
    数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1〜3のアル
    キルスルホニル、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジア
    ルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、CF_3、
    N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)
    )、プロプ−2−エン−1−オキシまたは2,2,2−
    トリハロエトキシから選択される);(b)ジ置換フェ
    ニル(該置換基は同一であってハロゲン、炭素数1〜3
    のアルコキシ、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアル
    キルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、N−(アザシ
    クロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、2,2,
    2−トリハロエトキシ、プロプ−2−エン−1−オキシ
    から選択されるか、または該ジ置換基は一緒になってメ
    チレンジオキシ基を形成する);(c)ジ置換フェニル
    (該置換基は同一でなく独立して炭素数1〜3のアルキ
    ルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3
    )、またはN−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素
    数5〜6)から選択される);または(d)ジ置換フェ
    ニル(該置換基の一方は炭素数1〜3のアルコキシ、ヒ
    ドロキシ、2,2,2−トリハロエトキシまたはプロプ
    −2−エン−1−オキシでなければならず、他方の置換
    基は独立してハロゲン、炭素数1〜3のアルキルアミノ
    、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3の
    アルカンアミド)、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素
    数1〜3)、アミノまたはN−(アザシクロアルキル(
    アルキルの炭素数5〜6))から選択される)から選択
    される;但し、(1)R^cが2−または3−ピリジル
    およびR^dがモノ置換フェニルである場合、該置換基
    はブロモ、ヨード、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素
    数1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数1〜3の
    アルキルスルホニル以外から選択され;(2)R^cが
    2−または3−ピリジルおよびR^dがジ置換フェニル
    である場合、該ジ置換基はともにブロモまたはヨード以
    外から選択され;(3)R^dが2−、3−または4−
    ピリジルおよびR^cがモノ置換フェニルである場合、
    該置換基はブロモ、ヨード、炭素数1〜3のアルキルチ
    オ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニルまたは炭素数
    1〜3のアルキルスルホニル以外から選択され;および
    (4)R^dが2−、3−または4−ピリジルおよびR
    ^cがジ置換フェニルである場合、該置換基はともにブ
    ロモまたはヨード以外から選択される〕で示される化合
    物またはその医薬上許容される塩をリューマチ性関節炎
    に罹患している動物に投与することを特徴とするその治
    療を必要とする動物のリューマチ性関節炎の治療法。
  7. (7)5−リポキシゲナーゼ経路伝達疾患に罹患してい
    る動物がリューマチ性関節炎以外のまたはそれを加えた
    5−リポキシゲナーゼ経路伝達疾患の治療を必要とする
    場合、5−リポキシゲナーゼ経路を抑制する非毒性有効
    量の式( I A): ▲数式、化学式、表等があります▼( I A) 〔式中、AはCH_2またはCH_2CH_2を意味し
    ;BおよびCは独立してH、メチル、エチルまたはge
    m−ジメチルから選択され;AがCH_2CH_2であ
    る場合、Bはいずれか一方または両方の炭素原子上の置
    換基であり; I 、XがCH_2またはS(O)_nおよびnが0、
    1または2である場合、R^1およびRは独立してa)
    ピリジル;b)フェニル;c)モノ置換フェニル(該置
    換基は、炭素数1〜3のアルコキシ、ハロゲン、CF_
    3、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4のアル
    キル、2,2,2−トリハロエトキシ、プロプ−2−エ
    ン−1−オキシ、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジア
    ルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、シアノ、N
    −(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6)、
    炭素数1〜3のアルカンアミド、N−(炭素数1〜3の
    アルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)、アミ
    ノまたはヒドロキシ;d)ジ置換フェニル(該置換基は
    、独立して、炭素数1〜4のアルキルもしくは炭素数1
    〜3のアルコキシから選択されるか、または該ジ置換基
    は一緒になってメチレンジオキシ基を形成する);e)
    3,4,5−トリメトキシフェニル;(f)N−アルコ
    キシカルボニル(アルキルの炭素数1〜3)またはN−
    フェニルカルボニル−1,4−ジヒドロ−4−ピリジル
    から選択される;但し、(1)XがCH_2である場合
    、RおよびR^1はともに炭素数1〜3のアルキルアミ
    ノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)また
    はN−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6
    ))で2または6位が置換されたフェニル以外であり;
    (2)RまたはR^1のいずれか一方がシアノフェニル
    である場合、他方はシアノフェニルまたは4−ピリジル
    でなければならず;(3)XがS(O)_nおよびRま
    たはR^1が炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキ
    ルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)またはN−(アザ
    シクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))で2,3
    ,5または6位が置換されたフェニルである場合、他方
    は4−ピリジルでなければならず;(4)RまたはR^
    1の一方が4−ヒドロキシフェニルである場合、他方は
    ピリジル、ハロゲン、CF_3、炭素数1〜4のアルキ
    ル、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ
    (アルキルの炭素数1〜3)またはN−(アザシクロア
    ルキル(アルキルの炭素数5〜6))でなければならず
    ;または(5)R^1のみをN−炭素数1〜3のアルコ
    キシカルボニル−またはN−フェニルカルボニル−1,
    4−ジヒドロ−4−ピリジルとすることができる;また
    は II、XがCH_2およびRまたはR^1の一方がピリジ
    ルである場合、他方は(a)モノ置換フェニル(該置換
    基はハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜
    3のアルキルチオ、炭素数1〜4のアルキル、炭素数1
    〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1〜3のアルキル
    スルホニル、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキ
    ルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、CF_3、N−
    (アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、
    プロプ−2−エン−1−オキシまたは2,2,2−トリ
    ハロエトキシから選択される);(b)ジ置換フェニル
    (該置換基は同一であってハロゲン、炭素数1〜3のア
    ルコキシ、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキル
    アミノ(アルキルの炭素数1〜3)、N−(アザシクロ
    アルキル(アルキルの炭素数5〜6))、2,2,2−
    トリハロエトキシ、プロプ−2−エン−1−オキシから
    選択されるか、または該ジ置換基は一緒になってメチレ
    ンジオキシ基を形成する);(c)ジ置換フェニル(該
    置換基は同一でなく独立して炭素数1〜3のアルキルア
    ミノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)ま
    たはN−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜
    6)から選択される);または(d)ジ置換フェニル(
    該置換基の一方は炭素数1〜3のアルコキシ、ヒドロキ
    シ、2,2,2−トリハロエトキシまたはプロプ−2−
    エン−1−オキシでなければならず、他方の置換基は独
    立してハロゲン、炭素数1〜3のアルキルアミノ、N−
    (炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカ
    ンアミド)、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜
    3)、アミノまたはN−(アザシクロアルキル(アルキ
    ルの炭素数5〜6))から選択される)から選択される
    ;但し、(1)R^1が2−または3−ピリジルおよび
    Rがモノ置換フェニルである場合、該置換基はブロモ、
    ヨード、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3の
    アルキルスルフィニルまたは炭素数1〜3のアルキルス
    ルホニル以外から選択され;(2)R^1が2−または
    3−ピリジルおよびRがジ置換フェニルである場合、該
    ジ置換基はともにブロモまたはヨード以外から選択され
    ;(3)Rが2−、3−または4−ピリジルおよびR^
    1がモノ置換フェニルである場合、該置換基はブロモ、
    ヨード、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3の
    アルキルスルフィニルまたは炭素数1〜3のアルキルス
    ルホニル以外から選択され;および(4)Rが2−、3
    −または4−ピリジルおよびR^1がジ置換フェニルで
    ある場合、該置換基はともにブロモまたはヨード以外か
    ら選択される〕 で示される化合物またはRが結合している炭素原子と同
    一炭素原子に結合したヒドロキシ基を有するその水和物
    またはその医薬上許容される塩をそのような動物に投与
    することを特徴とする、その治療を必要とする動物の5
    −リポキシゲナーゼ経路伝達疾患の治療法。
  8. (8)該投与が経口、非経口、局所または吸入である前
    記第(6)項または第(7)項の治療法。
  9. (9)式(J): ▲数式、化学式、表等があります▼(J) 〔式中、X^3はSまたはCH_2;AはCH_2また
    はCH_2CH_2を意味し;BおよびCは独立してH
    、メチル、エチルまたはgem−ジメチルから選択され
    ;およびAがCH_2CH_2である場合、Bはいずれ
    か一方または両方の炭素原子上の置換基であり;R^6
    は(a)フェニルまたはモノ置換フェニル(該置換基は
    炭素数1〜3のアルカンアミド、ジアルキルアミノ、N
    −(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))
    、ハロゲン、シアノ、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素
    数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜4のアルキルまた
    はCF_3から選択される);(b)ジ置換フェニル(
    該置換基は独立して炭素数1〜4のアルキルもしくは炭
    素数1〜3のアルコキシから選択されるか、または該ジ
    置換基は一緒になってメチレンジオキシ基を形成する)
    ;または(c)3,4,5−トリメトキシフェニルから
    選択される;但し、AがCH_2ならびにBおよびCが
    Hである場合、R^6はフェニルまたはモノ置換フェニ
    ル(該置換基はハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、
    炭素数1〜4のアルキル、CF_3または炭素数1〜3
    のアルキルチオを意味する)以外である〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  10. (10)式(K): ▲数式、化学式、表等があります▼(K) 〔式中、X^3はCH_2またはS;AはCH_2また
    はCH_2CH_2を意味し;BおよびCは独立してH
    、メチル、エチルまたはgem−ジメチルから選択され
    ;AがCH_2CH_2である場合、Bはいずれか一方
    または両方の炭素原子上の置換基であり;R^5は(a
    )モノ置換フェニル(該置換基は炭素数1〜3のアルカ
    ンアミド、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数
    1〜3のアルカンアミド)、アミノ、ヒドロキシ、シア
    ノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、N
    −(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))
    、ハロゲン、炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜3
    のアルキルチオ、炭素数1〜4のアルキル、CF_3、
    プロプ−2−エン−1−オキシ、2,2,2−トリハロ
    エトキシから選択される);(b)ジ置換フェニル(該
    置換基は独立して炭素数1〜4のアルキルもしくは炭素
    数1〜3のアルコキシから選択されるか、または該ジ置
    換基は一緒になってメチレンジオキシ基を形成する);
    または(c)3,4,5−トリメトキシフェニルから選
    択される;但し、(i)AがCH_2、BおよびCがH
    ならびにX^3がSである場合、R^5は2−、3−も
    しくは4−メトキシフェニル、2,4−ジメトキシフェ
    ニル、4−ヒドロキシフェニル、4−メチルフェニル、
    4−ブチルフェニル、4−クロロフェニルまたは4−ブ
    ロモフェニル以外であり;および(ii)AがCH_2
    CH_2、BおよびCがHならびにX^3がSである場
    合、R^5は4−ブロモフェニル、4−クロロフェニル
    または4−メチルフェニル以外である〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  11. (11)式(E): ▲数式、化学式、表等があります▼(E) 〔式中、AはCH_2またはCH_2CH_2を意味し
    ;BおよびCは独立してH、メチル、エチルまたはge
    m−ジメチルから選択され;AがCH_2CH_2であ
    る場合、Bはいずれか一方または両方の炭素原子上の置
    換基であり;Y^4は(a)ピリジル;(b)モノ置換
    フェニル(該置換基はハロゲン、炭素数1〜3のアルコ
    キシ、アミノ、ヒドロキシ、炭素数1〜3のアルキルチ
    オ、炭素数1〜4のアルキル、N−(炭素数1〜3のア
    ルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)、炭素数
    1〜3のアルカンアミド、炭素数1〜3のアルキルアミ
    ノ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、C
    F_3、N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数
    5〜6))、プロプ−2−エン−1−オキシまたは2,
    2,2−トリハロエトキシから選択される);(c)ジ
    置換フェニル(該置換基は同一であってハロゲン、炭素
    数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜3のアルキルアミノ
    、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、アミ
    ノ、N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜
    6))、2,2,2−トリハロエトキシ、プロプ−2−
    エン−1−オキシ、ヒドロキシから選択されるか、また
    は該ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ基を形成
    する);(d)ジ置換フェニル(該置換基は同一でなく
    、独立して、ハロゲン、炭素数1〜3のアルキルアミノ
    、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、アミ
    ノ、N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜
    6))、ニトロ、N−(炭素数1〜3のアルカンアミド
    )またはN−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭素数1
    〜3のアルカンアミド)から選択される);または(e
    )ジ置換フェニル(該置換基の一方は炭素数1〜3のア
    ルコキシ、ヒドロキシ、2,2,2−トリハロエトキシ
    またはプロプ−2−エン−1−オキシでなければならず
    、他方の置換基は独立してハロゲン、炭素数1〜3のア
    ルキルアミノ、ニトロ、N−(炭素数1〜3のアルキル
    )−(炭素数1〜3のアルカンアミド)、ジアルキルア
    ミノ(アルキルの炭素数1〜3)、アミノまたはN−(
    アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))から
    選択される)から選択される;但し、AがCH_2CH
    _2、BおよびCがHである場合、Y^4は2,4−ジ
    メトキシフェニルまたは4−アミノフェニル以外である
    〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  12. (12)式(F): ▲数式、化学式、表等があります▼(F) 〔式中、AはCH_2またはCH_2CH_2を意味し
    ;BおよびCは独立してH、メチル、エチルまたはge
    m−ジメチルから選択され;AがCH_2CH_2であ
    る場合、Bはいずれか一方または両方の炭素原子上の置
    換基であり;Y^2はN−(炭素数1〜8のアルカノイ
    ル)、N−(アルコキシカルボニル(アルキルの炭素数
    1〜8))、N−(ベンゾイル)、N−(フェノキシカ
    ルボニル)、N−(フェニルアセチル)またはN−(ベ
    ンジルオキシカルボニル)を意味し;Y^1は(a)フ
    ェニルまたはモノ置換フェニル(該置換基はハロゲン、
    炭素数1〜3のアルコキシ、炭素数1〜3のアルキルチ
    オ、炭素数1〜4のアルキル、N−(炭素数1〜3のア
    ルキル)−(炭素数1〜3のアルカンアミド)、ジアル
    キルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、CF_3、N
    −(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))
    、プロプ−2−エン−1−オキシまたは2,2,2−ト
    リハロエトキシから選択される);(b)ジ置換フェニ
    ル(該置換基は同一であってハロゲン、炭素数1〜3の
    アルコキシ、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜
    3)、N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5
    〜6))、2,2,2−トリハロエトキシもしくはプロ
    プ−2−エン−1−オキシから選択されるか、または該
    ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ基を形成する
    );(c)ジ置換フェニル(該置換基は同一でなく、独
    立して、ハロゲン、ニトロ、ジアルキルアミノ(アルキ
    ルの炭素数1〜3)、N−(炭素数1〜3のアルキル)
    −(炭素数1〜3のアルカンアミド)またはN−(アザ
    シクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))から選択
    される);または(d)ジ置換フェニル(該置換基の一
    方は炭素数1〜3のアルコキシ、ヒドロキシ、2,2,
    2−トリハロエトキシまたはプロプ−2−エン−1−オ
    キシでなければならず、他方の置換基は独立してハロゲ
    ン、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ニトロ、N−(炭
    素数1〜3のアルキル)−(炭素数1〜3のアルカンア
    ミド)、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)
    、アミノまたはN−(アザシクロアルキル(アルキルの
    炭素数5〜6))から選択される)から選択される〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  13. (13)式(G): ▲数式、化学式、表等があります▼(G) 〔式中、AはCH_2またはCH_2CH_2を意味し
    ;BおよびCは独立してH、メチル、エチルまたはge
    m−ジメチルから選択され;AがCH_2CH_2であ
    る場合、Bはいずれか一方または両方の炭素原子上の置
    換基であり;Y^5は(a)フェニルまたはモノ置換フ
    ェニル(該置換基はフルオロ、クロロ、炭素数1〜3の
    アルコキシ、炭素数1〜4のアルキル、ジアルキルアミ
    ノ(アルキルの炭素数1〜3)、CF_3、炭素数1〜
    3のアルキルアミノ、N−(アザシクロアルキル(アル
    キルの炭素数5〜6))、プロプ−2−エン−1−オキ
    シまたは2,2,2−トリハロエトキシから選択される
    );(b)ジ置換フェニル(該置換基は同一であってフ
    ルオロ、クロロ、炭素数1〜3のアルコキシ、ジアルキ
    ルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、N−(アザシク
    ロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))、2,2,2
    −トリハロエトキシもしくはプロプ−2−エン−1−オ
    キシから選択されるか、または該ジ置換基は一緒になっ
    てメチレンジオキシ基を形成する);(c)ジ置換フェ
    ニル(該置換基は同一でなく、独立して、フルオロ、ク
    ロロ、炭素数1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルアミ
    ノ(アルキルの炭素数1〜3)またはN−(アザシクロ
    アルキル(アルキルの炭素数5〜6))から選択される
    );または(d)ジ置換フェニル(該置換基の一方は炭
    素数1〜3のアルコキシ、2,2,2−トリハロエトキ
    シまたはプロプ−2−エン−1−オキシでなければなら
    ず、他方の置換基は独立してフルオロ、クロロ、炭素数
    1〜3のアルキルアミノ、ジアルキルアミノ(アルキル
    の炭素数1〜3)またはN−(アザシクロアルキル(ア
    ルキルの炭素数5〜6))から選択される)から選択さ
    れる〕で示される化合物またはその医薬上許容される塩
  14. (14)式(H): ▲数式、化学式、表等があります▼(H) 〔式中、AはCH_2またはCH_2CH_2を意味し
    ;BおよびCは独立してH、メチル、エチルまたはge
    m−ジメチルから選択され;AがCH_2CH_2であ
    る場合、Bはいずれか一方または両方の炭素原子上の置
    換基であり;Yは(a)ピリジル;(b)フェニルまた
    はモノ置換フェニル(該置換基はハロゲン、炭素数1〜
    3のアルコキシ、炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数
    1〜4のアルキル、炭素数1〜3のアルカンアミド、ジ
    アルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)、CF_3
    、N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6
    ))から選択される);(c)ジ置換フェニル(該置換
    基は同一であって、ハロゲン、炭素数1〜3のアルカン
    アミド、ジアルキルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)
    、N−(アザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6
    ))もしくは炭素数1〜3のアルコキシから選択される
    か、または該ジ置換基は一緒になってメチレンジオキシ
    基を形成する);(d)ジ置換フェニル(該置換基は同
    一でなく、独立して、ハロゲン、ニトロ、炭素数1〜3
    のアルコキシ、炭素数1〜3のアルカンアミド、ジアル
    キルアミノ(アルキルの炭素数1〜3)またはN−(ア
    ザシクロアルキル(アルキルの炭素数5〜6))から選
    択される);または(e)ジ置換フェニル(該置換基の
    一方は炭素数1〜3のアルコキシ、ヒドロキシ、2,2
    ,2−トリハロエトキシまたはプロプ−2−エン−1−
    オキシでなければならず、他方の置換基は独立してハロ
    ゲン、ニトロ、N−(炭素数1〜3のアルキル)−(炭
    素数1〜3のアルカンアミド)、ジアルキルアミノ(ア
    ルキルの炭素数1〜3)またはN−(アザシクロアルキ
    ル(アルキルの炭素数5〜6))から選択される)から
    選択される〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  15. (15)(i)前記第(13)項の式(G)の化合物と
    炭素数1〜5のアルキルリチウム試薬を反応させてリチ
    ウム−ハロゲン交換により対応するリチウム試薬を得、
    (ii)過剰のマグネシウムハライドエーテラートを該
    リチウム試薬に加えて金属転移により対応するグリニヤ
    ール試薬を得、(iii)該グリニヤール試薬をN−ア
    シルピリジウム塩に加えて対応する式(F)の化合物を
    得、(iv)式(F)の化合物の脱アシル化/酸化によ
    り対応する式( I B)の化合物を得ることを特徴とす
    る前記第(1)項の式( I B)の化合物の製造法。
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