JPS62153078A - エレベ−タのホ−ル呼登録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、エレベータのホール呼登録装置に係り、特に
呼登録の鎖錠機能の技術に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

エレベータの乗場には昇方向の呼登録ボタンと降方向の
呼登録ボタンが設置されており、上へ行きたい人は昇方
向の、下へ行きたい人は降方向のボタンを押すことによ
り、不特定多数の誰でもがエレベータを利用することが
でき１個窒化したエレベータかご内、特にマンションに
設置したエレベータかご内では、痴漢や強盗等の犯罪の
恰好の場となっており、これらの犯罪防止の必要性が重
要視されている。また事務所ビル等では、企業をとりま
く犯罪が複雑化をきわめ、コンピュータ犯罪や企業機密
の漏洩などからしっかり守っていく必要性が増大してき
た。ところが一般にエレベータは不特定の誰でもが利用
できるため、無関係の人や企業秘密のスパイ等がビル内
各階を自由に動くことができ１犯罪を防止することが困
難である。

従って特定の人だけが利用できるエレベータシステムも
いくつか考えられてきた。その１つはカードリーダを設
置し、特定のカードを入れるとホール呼登録可能となる
ものであるが、特別な操作が必要であり、不自然さが伴
った。２つ目は音声認識、画像認識による人物判別法が
あるが、認識率やコンピュータ処理能力の上からいずれ
もいまタ実現のレベルに達していない。

〔発明の目的〕

本発明は上記の点に鑑み為されたもので、煩わしい操作
をすることなく関係者のみがホール呼の登録が可能なエ
レベータのホール呼登録装置を提供する。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するために、関係者には識別
コードを登録したカードを携帯させ、ホール呼釦付近に
配設したセンサーによりこのカードの識別コードを判別
して、ホール呼登録装置にホール呼釦からの登録信号の
入力を許可して記憶する。

これにより上記識別コードを登録したカードを携帯しな
い関係者以外の者は、エレベータの利用が出来ない。

〔発明の実施例〕

以下本発明について図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例を示した図で、予め、関係者
にＩＤカード１を配っておき、登録器４によってカード
′ｌ１ｔ）３１１制御器３内のマイクロコンピュータ等
のメモリに識別番号の許可書き込みや取消し、警戒コー
ドなどを登録しておく。この登録器４は、無断で使用さ
れない様に通常は取外し保管しておく。ＩＤカード１は
第２図に示す様に本体にＬＳＩと電池を組み入れてあり
、受信と送信の機能をもちカード毎の識別用コード番号
を記憶し、これを発信することができる。カード１の指
向性はカード１の両面にあり、縦横の区別は不要である
。カード１は常に受信ができるようにしてあり、センサ
ーパネル２に近付くとセンサーパネル２から送られる電
磁エネルギーを受信して識別コードを発信する。

センサーパネル２は第３図に示す様に送信アンテナ、受
信アンテナ、送信機受信機により構成しており、送信ア
ンテナはカードから識別コードを受信するため、送信機
からの電磁エネルギーをカードに送る。送信アンテナは
センサーパネルの表面下部に内装してあり、指向性はセ
ンサーパネルの前方１ｍ位の範囲にセットする。受信ア
ンテナはカードの識別コードを受信するためのアンテナ
で受信機に接続する。指向性は送信アンテナと同じにす
る。送信機は送信アンテナを通してカードに電磁エネル
ギーを送りだしてカードから識別コードを送信させる。

受信機は受（１アンテナからのカードの識別コードを増
幅、検波、整形してカード識別制御器３に信号を送り出
す、ボリュームにより入力信号の感度を調整できる。

カード識別制御器３内多重入力部は多数のセンサーパネ
ルより入力され識別コードをタイムジュアリングで処理
し、あらかじめ制御器内に登録されているコード番号、
デーモード（特定の日だけ許可する）、タイムモード（
特定の時間だけ許可する）、ホール番号（特定の乗場の
み許可する）を照合し、その結果がカードからの情報と
一致したとき、検出した乗場の呼を登録許可する為の信
号を出力する。

ホール呼登録装置５は第４図のホール呼登録装置構成図
に示す様に中央演算装置ＣＰＵ、−次記憶に使用する書
換変換メモリーＲＡＭ、プログラムエリアとして使用す
るＲＯＭ及び各種信号のＱＮ、ＯＦＦを入力するデジタ
ルインプットＤ１、各種信号のＯＮ、ＯＦＦ出力デジタ
ルアウトプットとから構成される。ホール呼登録装置５
はカード識別制御器３から許可信号を常時入力しており
、許可信号を受けている時に、ホール釦７が押されると
、ホール呼を登録しランプを点灯させると同時にエレベ
ータ制御装置６に対してホール呼べ↑緑信号を出力する
。その信号をうけエレベータ制御装置６はかごをその階
へ応答させサービスすると共にホール呼消去信号をホー
ル呼登録装置５に出力する６そしてホール呼登録装置５
はそれをうけてランプを消灯すると共にホール呼登録信
号を消去する。

第５図にホール呼登録装置内ＲＡＭエリアの人力信号格
納フォーマットを示す。本図に於ける１Ｍ〜８Ｍはカー
ド識別制御器からの許可信号ＫＹＯにＡであり１〜８は
階床の数字である。ＫＹＯＫＡの各ビットは′１″の時
許可′０′の時禁止を示す。ＩＵ〜８１Ｊ。

２Ｄ〜８Ｄはホール呼スイッチ信号５ＷＩＴＣＨであり
、昇降別のホール釦が操作された時各ビットは１′とな
りそれ以外の時′０′となる。［ＥＲＡＳはホール呼消
去信号でありホール呼応答時′１′となり他時′０′と
なる。ＩＩｃＡＬＬはホール呼登録信号であり、この信
号をうけてエレベータはその階に応答する。

ＬＡＭＰはホール釦のランプ出力でホール呼が登録され
た旨ランプ表示するためのものである。ホール呼登録装
置内のＣＰＵの処理は次の様な論理となる。　ＨＣＡＬ
Ｌ　＝　ＬＡＭＰ ＝　（ＨＣＡＬＬ　Ｖ　（ＫＹＯＫＡ　Ａ　５ＷＩＴＣ
Ｈ））　Ａ　ＥＲＡＳ第６図は本発明の機能フローチャ
ートである。

第６回に従い本発明の詳細な説明する。夏で関係者に配
られたＩＤカードの識別番号を予め登録器によりカード
識別制御器内のマイクロコンピュータの情報メモリに登
録しておく。ＩＤカードがパネルに近づいていない時は
ホール呼登録禁止信号を出力しておりホール釦が押され
てもホール呼は登録できない。ＩＤカードがセンサーパ
ネルに接近すると■でカードからのコードを受信し、こ
れと予め登録された情報メモリとＩＤコードを照合しく
ステップ■）登録カードでない時はアラーム出力してホ
ール呼ベテ録は禁止となる。いまもし照合結果が登録コ
ードと一致した時はホール呼登録許可信号を出力しくス
テップ■）、それをホール呼登録装置が入力して、ホー
ル釦が押された時はホール呼を登録しランプを点灯させ
る（ステップ■）。エレベータ制御装置はホール呼イｔ
　Ｇ　（ｆｉ号を受けてエレベータを応答させる。（ス
テップ■）以上は、ホヲル呼の場合について説明したが
、原理をエレベータのかご内の行先階登録ボタンに応用
すれば関係者だけかご内ボタンがＳ７．８できる様にす
ることは全く同様の方法で容易に可能である。本発明と
併用すれば−そうの犯罪防止やセキュリティ対策に効果
がある。

〔発明の効果〕

以上説明した通り本発明のエレベータのホール呼登録装
置によれば、識別コードを登録したカードを関係者のポ
ケット等に携帯させ、このカードを携帯した客のみがホ
ール呼を登録することができるので、煩わしい操作もな
く、関係者以外の人のエレベータの利用を阻止すること
ができる。従ってエレベータ内の犯罪防止や企業秘密を
守るのに大きな効果がある。

また識別コード毎に特定の曜日、特定の時間、特定の乗
場にのみ許可登録することにより、一層の効果が生ずる
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明のもので、第１図は一実施例を示した構成
図、第２図〜第４図は第１図に示したものの内、第２図
はカード外形図、第３図はセンサーパネル説明図、第４
図はホール呼登録装置の構成図、第５図は第４図に示し
たホール呼登録装置内のＲＡＭエリアの入力信号格納フ
ォーマット、第６図は機能フロ−チャ７ト図である。 １・・・カード ２・・・センサー ３・・・カード識別制御器 ４・・・登録器 ５・・・ホール呼登＠装置 ７・・・ホール押釦 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　三俣弘文 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電磁エネルギーを受け登録した識別コードを発信する携
   帯用のカードと、電磁エネルギーを発し前記カードから
   の識別コードを受信して出力するセンサーと、前記セン
   サーからの識別コードを入力し予じめ別に接続した登録
   器により登録された識別コードと照合し呼び登録の許可
   信号を出力するカード識別制御器と、前記カード識別制
   御器からの許可信号に応動しホール呼釦からの呼登録信
   号を記憶するエレベータのホール呼登録装置。