JPS62153066A - 連続運転式ウエブロール製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ウェブをロール状に巻回してなるウェブロー
ルを製造するためのウェブロール製造装置に関するもの
である。１ （従来技術） 従来から、第１Ｉ図に示すように、ロール状に巻回して
なるつ４エツトテイツノユＷを円筒容器Ｘ内に収納して
、例えばお手拭き時などに、該円１笥容ＰＢＸの取出口
Ｘａからウェットティッシュを所定の長さづつ切断して
取出せるようにした、容器入りロール状ウェットティッ
シュが市販されている。

この第１１図に示すロール状つェノトテずツノユＷは、
予め所定長さく例えば２０〜３０ｃｍ）間隔で切断用の
ミシン目加工Ｙを施した１枚ものの長尺ウェブを／１１
＜芯状態てケ回して、さらに該ウェブ〔１−ルを水に濡
らした状態で円筒容器Ｘ内に収納している。尚、この容
器入りロール状つエットティッシ、は、ロール状ウェッ
トティッシュＷの内方側端部Ｗａ側から取出されるよう
になっており、該ロール状つエットティッンユＷの内方
側端部Ｗａを指でつまんで強く引っばり出せば、第１番
目のミシン目加工７部分が取出口Ｘａから引き出された
ときに該ミシン目加工７部分で切断されて一定長さのウ
ェットティッシュが得られるようになっている。

ところで、この種のウェットティッシュは、１回当りの
取出量（面積）が多い（大きい）はど使い易いが、第１
１図に示す従来の容器入りロール状ウェットティッシュ
ではウェブの幅を大きくするとロール状ウェットティッ
シュＷの幅が大きくなるがそれを収納するための円筒容
器Ｘの高さも大きくなり、又ミシン目加工Ｙの間隔を長
くして一回当りのティッシュ取出し長さを大きくすると
該ティッシュを取出す際の操作が面倒となる（ティッシ
ュを引き出す距離が長くなる）とともにウエットティッ
ソユが取出し途中で切れるおそれがあった。特に従来の
ロール状つエットテイツシ：ＬＷは１枚ものの長尺ウェ
ブをそのまま巻回したものであるから、その引っばり強
度は比較的弱く、取出し時に容易に切れ易くなる。

尚、１枚ものの長尺ウェブを幅方向に折畳んだ状態でロ
ール状に巻回すると、ティッシュ幅を小さくできるとと
もに、その幅の割に引っばり強度も大きくなるが、その
ような長尺ウェブを幅方向に折畳んだ状態でロール状に
巻回するようにしたウェブロール製造装置はいまだ開発
されていない。

（発明の目的） 本発明は上記の如き従来のロール状ウェットティッシュ
の問題点に鑑み、一定長さ当りのウェブ量（ウェブ面積
）を少なくすることなく幅の小さいウェブロールを製造
できるようにしたウェブロール製造装置を提案すること
を目的とするものである。

（目的を達成するための手段） 本発明のウェブロール製造装置は、原反ロールからウェ
ブを巻解くためのウェブ巻解き装置と、前記原反ロール
から巻解かれたウェブを幅方向に折畳むためのウェブ折
畳み装置と、ウェブ長さ方向に所定間隔をもってウェブ
幅方向に切断用のミシン目加工を施すためのミシン目加
工装置と、幅方向に折畳まれた折畳みウェブをウェブ巻
取芯の周りに巻取らせるためのウェブ巻取装置と、該ウ
ェブ巻取装置よりウェブ走行方向上手側において前記ウ
ェブ巻取芯の周りに形成されたウェブ巻回体を前記折畳
みウェブから切り離すためのウェブ切断装置と、該折畳
みウェブから切り離されて前記ウェブ巻取芯に支持され
ているウェブロールを該ウェブ巻取芯から取外すための
ウェブロール取外し装置とを備えて構成したことを特徴
とするものである。

（作　用） 本発明は、ウェブ折畳み装置によって幅方向に折畳まれ
た折畳みウェブをウェブ巻取装置によって回転駆動装置
の周りに巻取るようにしているので、一定長さ当りのウ
ェブＭを少なくすることなしに幅の小さいウェブロール
を製造することができる。

（実施例） 第１図ないし第１Ｏ図を参照して本発明の詳細な説明す
ると、第１図ないし第９図に示す実施例のウェブロール
製造装置は、第１Ｏ図に示すようなウェブロールＴを製
造するものである。この第１０図に示すウェブロールＴ
は、予めウェブの幅方向両端部をそれぞれ適宜の幅Ｇだ
け折畳んだ折畳みウェブを無芯ロール状に巻回して形成
されたものであり、該ウェブロールＴ全体の高さＩ−１
が両端を折畳まないで巻回した例えば第１１図に示すウ
ェブロールに比して両折畳み分（２Ｆ分）だけ小さくな
っている。

第１図にはウェブロール製造装置の全体構成を示してい
るが、このウェブロール製造装置は、原反ロールＰから
ウェブＱを連続して巻解くためのウェブ巻解き装置１と
、原反ロールＰから巻解かれたウェブＱを幅方向に折畳
むためのウェブ折畳み装置２と、該ウェブ折畳み装置２
によって折畳まれた折畳みウェブＲにその長さ方向に所
定間隔をもってミシン目加工を施すためのミシン目加工
装置３と、折畳みウェブＲを巻取るための複数本（この
実施例では６本）のウェブ巻取芯７１．７１・・を有し
且つ該各ウェブ巻取芯７１．７１・・を後述する３位置
を順次間欠的に循環移動せしめるためのウェブ巻取芯循
環移送装置７と、折畳みウェブＲをウェブ巻取芯７１の
周りに巻取らせるためのウェブ巻取装置４と、該ウェブ
巻取芯７１の周りに形成されたウェブ巻回体Ｓを折畳み
ウェブＲから切り離すためのウェブ切断装置５と、該折
畳みウェブＲから切り離されてウェブ巻取芯７１に支持
されているウェブロールＴを該ウェブ巻取芯７１から取
外すためのウェブロール取外し装置６と、上記ウェブ巻
解き装置１１ミシン目加工装置３、ウェブ巻取芯循環移
送装置７の循環駆動装置（後述する）、ウェブ巻取装置
４及びウェブ切断装置５を駆動する共通の駆動装置８と
を備えて構成されている。

上記原反ロールＰ、ウェブ巻解き装置ｌ、ウェブ折畳み
装置２、ミシン目加工装置３、ウェブ巻取芯循環移送装
置７、ウェブ巻取装置４、ウェブ切断装置５及びウェブ
ロール取外し装置６は、それぞれ一枚ものの大きな面積
をもつ縦板ｌＯの片面側に支持されている。

駆動装置８は、単一のモータ８１と該モータ８１によっ
て回転せしめられる回転軸８３を介して循環走行せしめ
られる無端チェノ８２とを有している。該無端チェノ８
２は縦板１０の裏面側において前記つ壬ブ巻解き装置１
、ミシン目加工装置３、ウェブ巻取装置４及びウェブ切
断装置５の各スプロケットに巻掛けされており、無端チ
ェノ８２を走行させると該各装置（１，３４，５）が同
時に作動するようになっている。

ウェブ巻解き装置ｌは、前記無端チェノ８２によって循
環走行せしめられる無端ベルトＩｔを有しており、該無
端ベルト１１を原反ロールＰの外周面に接触させること
によって、原反ロールＰから連続して平伏のウェブＱを
巻解くことができるようになっている。

ウェブ折畳み装置２は、第２図に示すように、側面「＜
」形で且つ基部側２１ａが先細テーパ状となり先部側２
１ｂが折畳まれる折畳みウェブＲの幅Ｈと同じ幅をもつ
長方形状となった案内板２１と、該案内板２１の一面側
に近接された左右２枚の折り板２２．２２とを備えて構
成されている。

そしてこのウェブ折畳み装置２は、幅広（幅Ｆ）で折返
しのない平伏のウェブＱを案内板２１の外側に沿わせて
しかも該ウェブＱの両端部Ｑａ、Ｑａをそれぞれ折返し
た状態で案内板２１の先部側２１ｂの側辺部と各折り板
２２．２２との間を通すことにより、符号Ｒで示すよう
に幅方向両端がそれぞれ幅Ｇだけ折畳まれた折畳みウェ
ブが連続して形成されるようになる。

ミシン目加工装置３は、２つの回転ロール３１゜３２を
相互に接触させつつ相互に逆回転せしめるとと乙に、そ
の一方の回転ロール３１にミシン目加工用の刃物３３を
取付けて構成されている。刃物３３が取付けられている
側の回転ロール３Ｉは、その外周長さが折畳みウェブｒ
ｔに形成ずべきミシン目加工の間隔（例えば２０〜３０
ｃｍ）と同じになるように設計される。このミシン目加
工は、次に説明する折畳みウェブ切断時に該折畳みウェ
ブを容易に切断し得るようにするとともに、製品にした
ときに一定長さづつ切断して取出せるようにするための
ものである。

ミシン目加工装置３のウェブ走行方向下□手側で且つウ
ェブ巻取装置４より上手側の位置に、折畳みウェブＲを
切断するためのウェブ切断装置５が設けられてい、る。

このウェブ切断装置５は、後述する機構により、ウェブ
巻取作用を中断さけることなく連続運転させたままで、
走行中の折畳みウ　　　′ニブＲにその長手方向に瞬間
的に張力を与えて該折畳みウェブＲをミシン目加工部分
で引きちぎるようにして切断するようになっている。

このウェブ切断装置５は、折畳みウェブＲをミシン目加
工装置３部分からウェブ巻取装置４部分へ移送するため
のウェブ送り装置９の一部を利用して構成されている。

このウェブ送り装置９は、それぞれ左右一対の上段ウェ
ブ送りロール１３Ａ。

１３Ｂ１中段ウェブ送りロール１４Ａ、１４Ｂ。

下段ウェブ送りロール１５Ａ、１５Ｂを上下方向に所定
間隔（例えばｌ０ｃｍ程度）をもたせた状態で設置され
ている。それぞれ左右一対の上段、中段、下段の各ウェ
ブ送りロールにおける左右一方のウェブ送りロール（第
１図において右側のウェブ送りロール）１３Ａ、１４Ａ
、１５Ａが駆動側で他方（左側）のウェブ送りロールが
それぞれ駆動側の各ウェブ送りロール１３Ａ、＋４Ａ、
１５Ａと接触して回転せしめられる従動側となっている
。駆動側ウェブ送りロールｌ　３Ａ、Ｉ　４Ａ、１５Ａ
は、第３図に示すように、下段ウェブ送りロール＋５Ａ
が前記駆動装置８の無端チェノ８２によって回転（左回
転）せしめられ、又該下段ウェブ送りロール１５Ａと中
段ウェブ送りロール１４Ａとをロープ１６で巻掛けし、
さらに該下段ウェブ送りロール１５Ａと上段ウェブ送り
ロール＋３Ａとを平ベルト１７で巻掛けしており、駆動
装置８の無端チェノ８２が走行するとウェブ送り装置９
の合計６個のウェブ送りロールがそれぞれ等速度で回転
（右側の各ウェブ送りロールｌ　３Ａ、Ｉ　４Ａ、１５
Ａは左回転、左側の各ウェブ送りロール１３Ｂ、１４Ｂ
。

１５Ｂは右回転）せしめられるようになっている。

尚、左側の上段ウェブ送りロール１３Ｂと下段ウェブ送
りロール１５Ｂ間にも平ベルト１７が巻掛けされていて
、左右の各平ベルト＋　７．１７で、左右の各ウェブ送
りロール間を移送される折畳みウェブＲをガイドするよ
うになっている。中段ウェブ送りロール１４Ａに設けら
れているロープ車１８は、該中段ウェブ送りロール！４
Ａの軸１つ自体に駆動がかけられていないときには、下
段ウェブ送りロール＋５Ａからのロープ伝達によって中
段ウェブ送りロール１４Δが下段ウェブ送りロール１５
Ａ（及び上段ウェブ送りロール１３Ａ）と等速度で回転
せしめられ、後述するように該中段ウェブ送りロール１
４Ａの軸１９がロープ車１８の回転速度より速い速度で
回転せしめられると、該中段ウェブ送りロール１４Ａが
下段ウェブ送りロール１５Ａ（又は上段ウェブ送りロー
ル１３Ａ）より速い速度で回転せしめられるようになる
。

ウェブ切断装置５は、前記左右２つの上段ウェブ送りロ
ール１３Ａ、１３Ｂと、左右２つの中段ウェブ送りロー
ル１４Ａ、１４Ｂと、右側中段ウェブ送りロール１４Ａ
を瞬間的に高速回転せしめる回転駆動装置５１とで構成
されている。

回転駆動装置５１は、右側中段ウェブ送りロールｔ４Ａ
の軸１９の端部１９ａ外周でフリー回転する回転体５２
と、前記駆動装置８の無端チェノ８２によって回転せし
められるプーリ５０（第１図）と回転体５２に設けたプ
ーリ５３との間に巻掛けされるベルト５４と、回転体５
２を軸１９に接・離自在に連結する電磁クラッチ５５と
を備えている。回転体５２は、駆動装置８の無端ヂエン
８２が走行している間は連続回転せしめられるようにな
っており、又該回転体５２は、前記下段ウェブ送りロー
ル１５Ａからの動力を受けて駆動されているときの中段
ウェブ送りロール＋４Ａの回転速度（例えば毎分５００
回転程度）よりがなり高速（例えば毎分１５００回転程
度）で回転ｔ　Ｌめられるようになっている。電磁クラ
ッチ５５は、原反ロールＰから１個の製品当りのウェブ
長さだけウェブが繰り出されたときにそれを検知するカ
ウンター装置（例えばウェブ巻解き装置１の軸の回転数
を検出する）からの信号によって瞬間的（例えば約１秒
間だｉす）にクラッチ板５６を回転体５２に接触させて
該回転体５２の回転力を軸１９に伝達するようにしたも
のである。

そして、このウェブ切断装置５は、上記のように電磁ク
ラッチ５５がカウンター装置からの信号によって作動せ
しめられて回転体５２と軸Ｉ９か連結されたときに、右
側中段ウェブ送りロール１４Ａが該回転体５２から動力
を受けて通常回転速度より高速回転せしめられるように
なり（そのとき左側中段ウェブ送りロール１４８ム高速
回転せしめられる）、上段ウェブ送りロール１５Ａ、１
５Ｂと中段＋４Ａ、１４Ｂ間に回転速度差が生じて、該
上段１５Ａ、Ｉ　５Ｉ３と中段１４　Ａ　、　ｌ　ｄ　
８間を移送される折畳みウェブＲ部分にウェブ長さ方向
に張力が与えられるようになり、それによって折畳みウ
ェブＲは該上段ウェブ送りロールと中段ウエブ送りロー
ル間を走行中の折畳みウェブＲにおけるミシン目加工部
分で引きちぎられるようになる。

尚、該ミシン目加工部分で切断された両ウェブ端は、前
記平ベルト１７．１７によって両側からガイドされた状
態で下手側に移送される。

ウェブ巻取芯循環移送装置７は、後述する循環駆動装置
７０と該循環駆動装置７０によって間欠的に循環走行せ
しめられる無端チェノ７２に等間隔をしって合計６個の
ウェブ巻取芯７１．７１・・を取付けて構成されており
、該各ウェブ巻取芯７１．７１・・を、ウェブ巻取芯７
１の周りにウェブ端Ｒａを巻付けるウェブ端巻付位置Ａ
とウェブ巻取芯７１の周りに折畳みウェブＲを巻取ら仕
るウェブ巻取位置Ｂとウェブ巻取芯７■の周りに巻取ら
れたウェブロールＴを該ウェブ巻取芯７１から取外すウ
ェブロール取外し位置Ｃとの間を順次間欠的に移動せし
めるようになっている。

循環駆動装置７０は、前記駆動装置８のモータ８１によ
って回転せしめられる回転軸８３からの動力をクラッチ
装置（ブレーキ装置つき）７４を介してベルト７５、チ
ェノ７６などの動力伝達装置によって無端チェノ７２の
スプロケット軸７３を回転せしめるようになっている。

クラッチ装置７４は、後述するように、ウェブ端巻付位
置Ａにおいてウェブ巻取芯７１の周りにウェブ端Ｒａが
巻付けられた直後に発せられる信号（後述するウェブ端
巻付装置２３の作動直後にタイマーなどから発せられる
）によって接続され且つその接続によって無端ヂエン７
２をその全長の１／６の長さだけ走行させた後に切れる
ようになっている。即ち、該循環駆動装置７０の１回の
作動で、ウェブ巻取芯７１をウェブ端巻付位置Ａからウ
ェブ巻取位置Ｂまで移動させるようになっている。尚、
ウェブ巻取位置Ｂにあるウェブ巻取芯７１は、この実施
例では循環駆動装置７０が３回作動すればウェブロール
取外し位置Ｃに達するようになっている。

各ウェブ巻取芯７１．７１・・は、第４図に示すように
無端チェノ７２に固定された軸７１ａの周りで回転自在
なローラ７１ｂを設けており、該ローラ７１ｂの周りに
折畳みウェブＲが巻付けられる。

ウェブ巻取装置４は、前記右側下段ウェブ送りロール＋
５Ａの位置からウェブ端巻付位置Ａ及びウェブ巻取位置
Ｂを通って無端チェノ７２の下端よりさらに下方位置に
達する範囲で循環走行せしめられる無端ベルト４１を備
えている。この無端ヘルド４１は、右側下段ウェブ送り
ロール＋５Ａに巻掛けされていて、該右側下段ウェブ送
りロール１５Ａによって循環走行せしめられるようにな
っている。又、この無端ベルト４１は、ウェブ端巻何位
ＨＡに位置するウェブ巻取芯７Ｉの外周面に接触して該
ウェブ端巻付位置Ａに位置するウェブ巻取芯７１の周り
に巻付けられているウェブ巻回体Ｓの外周面に接触して
該ウェブ巻取位置Ｂにおいてウェブ巻取芯７１の周りで
ウェブ巻回体Ｓを成長せしめ得るようになっている。尚
、ウェブ巻取位置已においてウェブ巻回体Ｓの径が大き
くなると無端ベルトｌｌ　ｌか緊張されるようになるた
め、該無端ヘルド４１にはベルト緊張度を調節するため
の調節装置４２か設けられている。この調節装置４２は
ベルト緊張度に応じてエアシリンダ４３を伸縮させてテ
ンションローラ４４を移動させることによってベルト緊
張度を調節し得るようにしている。

ウェブ端巻付位置Ａには、無端ベルト４１を該ウェブ端
巻付位置Ａに位置するウェブ巻取芯７１の外周面に押し
付ける押付はローラ４５が設けられている。

前記右側下段ウェブ送りロール１５Ａと押付はローラ４
５どの間を走行する無端ベルト４１の外面側近接位置に
は、左側下段ウェブ送りロール１５Ａとその下方位置に
設けられたプーリ３８間にウェブ案内用のベルト３９が
張設されており、下段ウェブ送りロール位置とウェブ端
巻付位置Ａ間において折畳みウェブＲを両ベルト４１．
３９によってカイトするようにしている。

ウェブ端巻付位置Ａには、ウェブ端（後行側ウェブの先
端）　１１ａをウェブ端巻付位置Ａのウェブ巻取芯７１
の周りに巻付けるためのウェブ端巻付装置２３が設けら
れている。このウェブ端巻付装置２３は、この実施例で
はエアー吹き出し式のらのが採用されており、ウェブ巻
取芯７Ｉの周囲外方の三位置に第１、第２、第３の各ノ
ズル２４．２５．２６がウェブ巻取芯７１の回転方向下
手側外周面に向けて設置されている。そして、第７図に
示すように前記ウェブ切断装置５によって切断された折
畳みウェブＲの後行側ウェブ端Ｒａがウェブ端巻付位置
Ａに差しかかったときに第１、第２、第３の各ノズル２
４，２５．２６かられずかな時間差をもって順次高圧エ
アーを吹き出すようになっており、その高圧エアー吹き
付は作用とウェブ巻取装置４の無端ベルト４Ｉによるウ
ェブ巻取芯７１回動作用によって該ウェブ端Ｒａをウェ
ブ巻取芯７１の周りに巻付けることができるようにして
いる。尚、この実施例では、第３ノズル２６は、エアシ
リンダ２７のロッド先端に設けられていて、通常は循環
駆動装置７０の作動時にウェブ巻取芯７１に衝突しない
位置に後退しており、エアー吹き出しの直前にエアシリ
ンダ２７が伸長してウェブ巻取芯７■に近ずくようにな
っている。

ウェブ端巻付位置Ａにおいてウェブ巻取芯の周りにウェ
ブ端ｎａが巻付けられると、その直後にウェブ巻取芯循
環移送装置７が作動せしめられて該ウェブ端Ｒａが巻付
けられたウェブ巻取芯７１がウェブ端巻付位置Ａからウ
ェブ巻取位置ＢにＣ多送される。

ウェブ巻取位置Ｂにおいては、ウェブ巻取芯７１の周り
に巻付けられたウェブの外面にウェブ巻取装置４の無端
ベルト／ＩＩが接触していることにより、該ウニ、ブ巻
取芯７Ｉの周りでウェブ巻回体Ｓを成長させるように作
用する。

ウェブロール取外し位置Ｃには、ウェブ巻取芯７１の周
りに形成されているウェブロールＴを該ウェブ巻取芯７
Ｉから取り外すためのウェブロール取外し装置６が設け
られている。このウェブロール取外し装置６は、第４図
に示すようにエアシリンダ６Ｉのロッド先端に押板６２
を取付けて構成されており、エアシリンダ６１を伸長せ
しめることによりウェブロール取外し位置Ｃにあるウェ
ブ巻取芯７Ｉの周り形成されているウェブロールＴをウ
ェブ巻取芯７１から押し外すことかできるようになって
いる。尚、このウェブロール取外し装置６は、ウェブ巻
取芯循環移送装置７の循環駆動装置７０が１回作動する
ごとにエアシリンダ６１が１回だけ伸長、縮小動作をす
るようになっている。

次に図示のウェブロール製造装置の使用方法並びに作用
を説明すると、まず原反ロールＰからのウェブ端を、ウ
ェブ折畳み装置２、ミシン目加工装置３、ウェブ送り装
置９を通しさらにウェブ端巻付位置Ａを経て第５図に示
すようにウェブ巻取位置Ｂにあるウェブ巻取芯７Ｉの外
周に巻付けておく。そして、その状態で駆動装置８のモ
ータ８１に通電すると、無端チェノ８２が循環走行せし
められて、ウェブ巻解き装置ｌにより原反ロールＰから
ウェブＱが繰り出され、ウェブ折畳み装置２により平伏
のウェブＱの幅方向両端Ｑａ、Ｑａが幅Ｇづつ折り返さ
れ（第２図）、ミシン目加工装置３により折畳みウェブ
Ｒに所定間隔をちってミンン目加工が施され、ウェブ巻
取装置４によってウェブ巻取位置Ｂにおいてウェブ巻取
芯７Ｉの周りでウェブ巻回体Ｓが成長せしめられる（第
５図）。

そして原反ロールＰから所定長さのウェブＱが繰り出さ
れたときに例えばカウンター装置から信号が発せられて
、その信号によりウェブ切断装置５の電磁クラッチ５５
が作動せしめられ、第６図に示すように上段ウェブ送り
ロール＋３Ａ、ＩＩＢと中段１４Ａ、１４Ｂ間を走行中
の折畳みウェブＲにその長さ方向に張力が加えられてそ
の折畳みウェブＲがミシン目加工装置で切断されるよう
になる。その切断された折畳みウェブＲの両端（先行側
ウェブ端Ｒｂ、後行側ウェブ端Ｒａ）は両手ベルト＋　
７．１７あるいはベルト４１．３９に挟まれた状態でそ
のままウェブ端巻付位置Ａ側に移送される。そして第７
図に示すように先行側ウェブ端Ｒｂはそのままウェブ巻
取位置Ｂて成長中のウェブ巻回体Ｓの外周に巻付けられ
、後行側ウェブ端ｆｌａはウェブ端巻付位置へにあるウ
ェブ巻取芯７１を過ぎた直後にウェブ端巻付装置２３の
各ノズル２４，２５．２６から高圧エアーが１欠き出さ
れることによって該ウェブ巻取芯７１の周りに巻付けら
れるようになる（第８図）。ウェブ端巻付位置へにおい
てウェブ端Ｒａがウェブ巻取芯７１に巻付けられた直後
にウェブ巻取芯循環移送装置７が作動されて、第９図に
示すようにウェブ巻取位置Ｂにあったウェブロール巻取
り済のウェブ巻取芯７１が下動せしめられ、且つウェブ
端巻付位置Ａにあったウェブ端巻付は済のウェブ巻取芯
７１がウェブ巻取位置Ｂに移動せしめられてそこでウェ
ブ巻回体Ｓか成長せしめられるようになる。このように
して順次ウェブ巻取芯７１の周りにウェブロール１゛か
形成されて、該ウェブロールＴが形成されたウェブ巻取
芯７１がウェブロール取外し位置Ｃに達すると、ウェブ
ロール取外し装置６によってウェブロールＴがウェブ巻
取芯７１から押し出されるようになる。

このウェブロール製造装置は、上記したように巻取作用
が中断されることなく連続してウェブロール′ｒを製造
することができ、時間的なロスはなくなる。

又、このようにして製造されたウェブロールＴは、第１
θ図に示すように一定長さ当りのウェブの量を少なくす
ることなしに製品幅Ｈを小さくすることができ、しから
ウェブを折り返しているので、その幅１」の割にウェブ
長さ方向の引っばり強度を高めることかできる。尚、こ
の第１Ｏ図に示すウェブロールＴは、第１１図に示すよ
うに円筒容器に入れてロール状つエソトティノノユとし
て使用される。その際に、製品幅Ｉ４か小さいので、そ
れを収納するための円筒容器も高さの小さいものでよく
なる。

（発明の効果） 本発明のウェブロール製造装置は、平伏のウェブＱをウ
ェブ折畳み装置２によって幅方向に折畳み、その折畳み
ウェブＲをウェブ巻取装置４によってウェブ巻取芯７１
の周りでロール状に巻回し、さらにウェブ切断装置５に
よってウェブ巻回体Ｓを折畳みウェブＲから切り離した
後、ウェブロール取外し装置６によってウェブ巻取芯７
１の周りに形成されているウェブロールＴを該ウェブ巻
朋芯７１から取外すことができるようになっているので
、１基のウェブロール製造装置で、原反ロールＰから折
畳みウェブＲをロール状に巻回してなるウェブロールＴ
を連続して製造することができる。又、このウェブロー
ル製造装置で製造されたウェブロールＴはその幅ト■が
小さくなるので、該ウェブロール′ｒを例えば容器入り
ロール状つエットティッノユとして使用する場合には、
容器の高さを小さくすることができ、商品の保管あるい
は輸送コストを軽減させることができるととらに、使用
時に容器の安定感か良好となるという効果乙ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例にかかるウェブロール製造装置
の全体正面図、第２図は第１図のミシン目加工装置部分
の斜視図、第３図は第１図のｌ［Ｉ　−＋ｎ断面図、第
４図は第１図のウェブ切断装置付近の斜視図、第５図な
いし第９図はそれぞれ第１図のウェブロール製造装置の
作動方法説明図、第１Ｏ図は第１図のウェブロール製造
装置で製造されたウェブロールの斜視図、第１１図は従
来のウェブロールの斜視図である。 ■・・・・・ウェブ巻解き装置 ２・・・・・ウェブ折畳み装置 ３・・・・・ミシン目加工装置 ４・・・・・ウェブ巻取装置 ５・・・・・ウェブ切断装置 ６・・・・・ウェブロール取外し装置 ７・・・・・ウェブ巻取芯循環移送装置８・・・・・駆
動装置 ９・・・・・ウェブ送り装置 Ａ・・・・・ウェブ端巻付位置 Ｂ・・・・・ウェブ巻取位置 Ｃ・・・・・ウェブロール取外し位置 Ｐ・・・・・原反ロール Ｑ・・・・・ウェブ Ｒ・・・・・折畳みウェブ Ｓ・・・・・ウェブ巻回体 ′１゛・・・・・ウェブ〔）−ル ／ｊ ａ５４図 手続補正書（自発） 昭和６１年４月１６日 （特許庁審査官　　　　　　　　　　　　　殿）１、事
件の表示 昭和６０年　　　特　許　願　第　２９５５９２号２、
発明の名称　ウェブロール製造装置３、補正をする者 事件との関係　特許用ｆ＋ｊ＋　人 任　所愛媛県用之江市妻鳥町３５４番地の２名　称株式
会社石津製作所 代表者代表取締役　石　津　　　登 ４、代理人 ７、補正の内容 （１）明細書第５頁第１９行「回転駆動装置」とめるの
を「ウェブ巻取芯」と補正する。 （２）明細書第８頁第１３行「３４Ｊとあるのを「３゜
４」と補正する。 （３）明細古筆１　＝１１頁第１５ないし同頁第１７行
「上段ウェブ送りロールｌ　５Ａ、１５Ｂと中段１４Ａ
、１００間に回転速度差が生じて、該上段１５Ａ、１５
Ｂと中段＋４Ａ、Ｉ−ＩＢヨとあるのを次の通り補正す
る。 「上段ウェブ送りロールｌ　３Ａ、ｌ　３Ｉ３と中段ウ
ェブ送りロール１４Ａ、１００間に回転速度差が生じて
、該上段ウェブ送りロール＋３Ａ、＋３Ｉ３と中段ウェ
ブ送りロール＋４Ａ、！４ＢＪ（４）明細書第１７頁第
１３行「の周りに」のあとに次の文を挿入する。 「ウェブ端（後行側ウェブの先端）Ｒａを巻付けるとと
らに、ウェブ巻取位置Ｂに位置するウェブ巻取芯７１の
周りに」 （５）明細書第２０頁第２０行「周り」とあるのを「周
りに」と補正する。 （６）明細書第１７頁第１３行「ウェブ切断装置」とあ
るのを「ウェブ巻取装置」と補正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、原反ロール（Ｐ）からウェブ（Ｑ）を巻解くための
   ウェブ巻解き装置（１）と、前記原反ロール（Ｐ）から
   巻解かれたウェブ（Ｑ）を幅方向に折畳むためのウェブ
   折畳み装置（２）と、ウェブ長さ方向に所定間隔をもっ
   てウェブ幅方向に切断用のミシン目加工を施すためのミ
   シン目加工装置（３）と、幅方向に折畳まれた折畳みウ
   ェブ（Ｒ）をウェブ巻取芯（７１）の周りに巻取らせる
   ためのウェブ巻取装置（４）と、該ウェブ巻取装置（４
   ）よりウェブ走行方向上手側において前記ウェブ巻取芯
   （７１）の周りに形成されたウェブ巻回体（Ｓ）を前記
   折畳みウェブ（Ｒ）から切り離すためのウェブ切断装置
   （５）と、該折畳みウェブ（Ｒ）から切り離されて前記
   ウェブ巻取芯（７１）に支持されているウェブロール（
   Ｔ）を該ウェブ巻取芯（７１）から取外すためのウェブ
   ロール取外し装置（６）とを備えて構成されているウェ
   ブロール製造装置。