JP2012503582A - 巻き直し機及び巻取り方法 - Google Patents

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Abstract

巻き直し機は、ほぼ横断弱めラインに沿ってウエブ材料(N)を弱める弱化装置(21)を有し、弱めラインに沿ってログ(R)の巻取りの終了時にウエブ材料が切断される。弱化装置は、ログの巻取りの完了と同期して弱めラインを形成するように制御される。
【選択図】図1A

Description

本発明は、ウエブ材料のロールを形成する巻取り又は巻き直し機に関する。別の観点によれば、本発明はウエブ材料をロールに巻取る方法に関する。
種々の工業分野及びとりわけ紙変換分野、特にトイレットペーパーのロール、キッチンタオルのロールなどを製造するティシュパーの変換分野においては、いわゆる巻き直し機が用いられ、直径の大きな1つ以上の紙材料リールから始めて、典型的には2〜5mのウエブ材料の幅に等しい軸方向寸法及び最終消費のためのロールの直径に等しい直径の個々のログを形成する。巻き直し機で作られたログは、所望の軸方向長さの多数のロールに実質的に切断される。
現在の巻き直し機では、いわゆる周囲又は表面システムを介して巻取りが行われ、形成されているログは、巻取り運動伝達するために、形成されているログと表面接触して一致した方向に回転する複数のローラーによって形成した巻取りクレードルに保持される。その他の旧式の巻き直し機では、巻取りはクレードルにおいて行われ、ログは巻取りスピンドル保持され、巻取りスピンドルには回転運動が付与される。また、周囲巻取りシステムを、形成されているログを支持しかつ制御するスピンドルすなわちテールチャックに結合する機械も存在している。
一般に、巻き直し機は、各個々のログの巻取り終了時に、巻き出し機に存在しているリールによって連続して供給されるウエブ材料を切断する部材を備えている。これらの切断部材は、その後に続くログの巻取りを開始する手段又は装置と同期化される。
幾つかの巻き直し機においては、巻取りスピンドルに装着した管状巻取りコアに対して巻取りが行われる。管状巻取りコアは、通常プラスチック、紙又は厚紙から成り、巻取り後ログ内に留まっている。別の巻き直し機では、巻取りスピンドルは、中心孔を備えしかも巻取りコアのないログとするために抜き取られる。別の形式の巻き直し機では、巻取りは、ウエブ材料を単にその中芯(核)から巻き始めてこの中芯(核)のまわりに最終ログを形成することによって、巻取りスピンドルなしで行われる。
使用した巻き直し機の形式に関係なく、各個々のログの巻取りの開始は巻取り工程中の重要な状態の一つである。巻取りが管状コアのまわりで行われる場合には、重要な状態の一つは、ウエブ材料の切断で形成された先端部を新しいコアに移送すること、及び巻取りの最初の巻回を開始することで表わされる。ウエブ材料を切断し、移送しそして巻取りコアを係留する動作を行なう種々のシステムが設計されてきた。特許文献1及び特許文献2には、特に有効な巻き直し機が記載されており、ウエブ材料は、可動面例えば周囲型の巻取りクレードルの主巻取りローラーの表面に対してウエブ材料を押し付ける回転部材によって切断される。巻取りコアには、切断によって生じた先縁を係留ししかもこのようにしてその次に続くログの巻取りを開始させる接着剤が施される。切断部材は、ちょうど巻取られてきたログと機械に挿入した新しい巻取りコアとの間の中間の位置においてウエブ材料に作用する。
この原理に従って作られた巻き直し機は、極めて有効であり、ウエブ材料を切断した後ウエブ材料の自由端における有効な制御により高い巻取り速度を達成できる。しかし、ウエブ切断システムの設計の仕方のために、ログは、各ログ内に特に長い折りたたみ部分を形成するヘッド部分を備えた巻取りコアのまわりに形成される。このため、最初の巻回が不規則となり、最終製品の品質は、その他の遅い巻取りシステムによって得ることのできる品質に等しくないものとなっている。さらに、終了しようとしている巻取りサイクル中に巻取られたログと、挿入されることになる新しいコアとの間に切断部材が作用するので、特に長い転がり面及び従って特に長い挿入通路を設ける必要がある。
巻取りコアの挿入領域の上流にウエブ材料切断システムを設けたその他の巻き直し機は特許文献3に記載されている。
特許文献4には、巻き直し機に用いることのできる穴あけ装置が記載されており、穴あけ機の歯付き刃には着色液が供給される。この公知の装置は、液体によってティシュペーパーにおけるロールの種々のシートの各々を分離する穴あけ線を着色する機能を備えている。
USA−6648266 USA−5979818 EP1525148 WO2007/081244
本発明の一つの観点によれば、本発明の目的は、公知の巻き直し機の問題点の少なくとも一つを完全に又は部分的に解決する巻き直し機を提供することにある。本発明の別の観点によれば、本発明の別の目的は、伝統的な方法の問題点の一つ以上を完全に又は部分的に解決する、好ましくは周囲型の巻き直し機を用いた巻取り方法を提供することにある。
実質的に、本発明は、ウエブ材料を二つの段階で、止める、切断する概念に基いている。最初の段階では、ウエブ材料は線状に弱められ、その線に沿ってウエブ材料は切断されて、ログの後端を形成し、ログの巻取りは完了され、そして先端は後続のログを形成するようにされる。
本発明の一実施形態によれば、本発明は、ウエブ材料の供給通路と、好ましくは周囲型の巻取りクレードルと、各ログの巻取りの終了時にウエブ材料を切断する切断部材と、実質的に横断切断又は弱め線に沿ってウエブ材料を弱める弱化装置とを有し、切断又は弱め線に沿ってログの巻取りの終了時にウエブ材料を切断するようにした巻き直し機を提供する。弱化装置は、ログの巻取りの完了と同期して弱め線を形成するように制御される。
幾つかの実施形態では、本発明による巻き直し機は、管状巻取りコア又はスピンドルのまわりに巻かれたウエブ材料のログを作るために、巻取りコア又はスピンドルの挿入機を提供する。必ずしもではないが、好ましくは、管状コアはログ内に留まるようにされる。幾つかの場合には、管状コアには、例えば以下に詳細に説明する目的のために、管状コアの実質的に長手方向に連続して又は不連続にのびる一つ以上の列に沿って接着剤が施される。
この形式の巻き直し機によれば、交換段階、すなわち完成したログをウエブ材料から分離し機械から取り出し、そして新しいログを巻始める段階において、先端及び後端を形成するように明確にウエブ材料を切断する領域の上流でウエブ材料の通路に沿った適切な位置でウエブ材料を弱めることができる。
この形式の弱め線によって、ウエブ材料の先端を保持するための真空部材やその他の複雑な保持システムを必要とすることなしに、弱め部材又は装置の設けられている位置及び好ましくは巻取りコアを挿入する領域の下流(ウエブ材料の供給方向から見て)の位置から、機械を横切る供給通路に沿って供給されるウエブ材料における制御を維持することができる。さらに、巻取りコアを挿入する領域の上流でウエブ材料を弱めることにより、特に簡単なシステムで、例えば巻取りクレードルを形成する巻取りローラーの1つの極めて限定した加速で、ウエブ材料を完全に切断することができる。これは、ウエブ材料が材料を切断する動作の最初の段階で弱め線に沿って予め弱められていることによって得ることができる。
幾つかの実施形態では、巻取りコアを使用し、接着剤をコア自体からウエブ材料の自由先端に移すようにした場合には、ウエブ材料の切断は、単にコアに施した接着剤によってコアとウエブ材料との間の接着効果により行なうことができる。この場合、ウエブ材料を切断する切断部材は、ウエブ材料に形成した弱め線の位置と同期化される同じコア挿入機によって構成される。
本発明の別の観点によれば、本発明は、巻取りコアのまわりにウエブ材料のログを巻取る方法に関し、ログの巻取りの終了時に、切断位置の上流のウエブ材料の供給通路に沿って設けた弱め位置において、ウエブ材料に弱め線が形成され、ウエブ材料が供給通路に沿って供給され、切断位置に向かって弱め線を移送させ、そして切断位置でウエブ材料が切断される。
幾つかの実施形態では、ウエブ材料に対して弱め線に対応して液体、好ましくは水性液体が施される。
本発明による巻き直し機及び方法の更なる有利な特徴及び実施形態は、特許請求の範囲に記載され、以下、添付図面を参照して説明する。
本発明を限定しない実施形態を示す添付図面を参照して以下の説明から本発明はより良く理解することができる。
巻取り動作順序における本発明の第1の実施形態による巻き直し機の概略側面図。 巻取り動作順序における本発明の第1の実施形態による巻き直し機の概略側面図。 巻取り動作順序における本発明の第1の実施形態による巻き直し機の概略側面図。 巻取り動作順序における本発明の第1の実施形態による巻き直し機の概略側面図。 巻取り動作順序における本発明の第1の実施形態による巻き直し機の概略側面図。 巻取り動作順序における本発明の第1の実施形態による巻き直し機の概略側面図。 ウエブ材料における弱め線の形成及び上記弱め線に沿ったウエブ材料のその後の引き裂き及び切断を概略的に示す図。 ウエブ材料における弱め線の形成及び上記弱め線に沿ったウエブ材料のその後の引き裂き及び切断を概略的に示す図。 ウエブ材料における弱め線の形成及び上記弱め線に沿ったウエブ材料のその後の引き裂き及び切断を概略的に示す図。 本発明の別の実施形態による巻き直し機の概略側面図。 本発明の別の実施形態による巻き直し機の概略側面図。 変更した実施形態における巻き直し機の概略部分側面図。 改良した実施形態における巻き直し機の主巻取りローラーの表面の概略拡大図。 本発明による巻き直し機の別の実施形態の動作順序を示す図。 本発明による巻き直し機の別の実施形態の動作順序を示す図。 本発明による巻き直し機の別の実施形態の動作順序を示す図。 本発明による巻き直し機の別の実施形態の動作順序を示す図。
まず、図1A〜図1Fを参照すると、一つの実施形態において、巻き直し機1は、第1の巻取りローラー3と、第2の巻取りローラー5と、第3の巻取りローラー7とを備えた巻取りクレードルを有している。第1の巻取りローラー3と第2の巻取りローラー5との間には、ウエブ材料Nを通すニップ9が画定され、ウエブ材料Nは、以下に詳細に説明する巻取り通路に沿って供給され、そして第1の巻取りローラー3のまわりに展開する。第3の巻取りローラー7は、第1の巻取りローラー3及び第2の巻取りローラー5に向かって動いたりこれらローラーから離れる方向に動くようにされ、それにより、三つのローラー3、5、7は寸法の可変な巻取りクレードルを形成し、クレードル内に形成される各ログRの直径を増大できるようにしている。
幾つかの実施形態においては、巻き直し機1は、使用に際して互いに分離できる個々の小さなシートにウエブ材料Nを副分割するように、規則的な間隔でウエブ材料Nに穴あき及び切断線を形成する穴あけユニット11(図11A)を有している。穴あけユニット11はそれ自体公知であり、ここでは詳細には説明しない。他の図示していない実施形態では、穴あけユニット11は、個々の穴あき線を形成するように制御され得るか又は例えば家庭用ではなく工業用に形成した直径の大きなログRを作る場合には完全に省略され得る。
ウエブ材料Nの通路は、穴あけユニット11(存在する場合には)を通り、そして巻取りローラー3に近接して設けたガイド13の周りをまわり、巻取りローラー3、5の間のニップ9に達ししかもニップ9を横切り、そして巻取りコアAのまわりに巻取ってログRを形成するために巻取りクレードル内に入るまで連続して展開する。
上記の構造は、いわゆる表面又は周囲巻き直し機の典型的な構造であり、ログRは、ローラー3、5、7間で接触して回転する状態に維持することによって形成される。また、当業者には周知のように、巻取りクレードル及び/又はログの形成段階の少なくとも幾つかにおいて巻取りコアを支持し制御するための終端チャックの存在に対して種々の形態が設けられ得る。
幾つかの実施形態によれば、巻取りローラー3の周囲には、ロール表面15が展開し、この表面15と巻取りローラー3の円筒状表面との間に通路17を画定している。巻取りコアAは、各ログの巻取りサイクルを開始するように以下に説明するように通路17内に順次挿入される。
巻き直し機1は弱め装置21を有し、この弱め装置21は、弱め線に対応してウエブ材料Nを弱めるように構成され、設計されそして制御され、弱め線に沿って、ウエブ材料Nは、ログRの後端及びその後に続くログの巻取りを開始する先端を形成するように切断される。
幾つかの実施形態では、弱め装置21は、ローラー3、5、7、13の回転軸線に実質的に平行な回転軸線23Aのまわりで制御された仕方で回転する要素23を備えている。
幾つかの実施形態においては、図面に示すように、弱め部材21は、ほぼ横断線に沿ってウエブ材料にNに液体、好ましくは例えば水性液体を施すように構成される。幾つかの実施形態では、液体は単に水でも良いが、他の実施形態では例えばウエブ材料の切断線の位置に光学的にしるしを付けることが望ましい場合には、着色液体を塗布することもできる。その他の実施形態では、弱め装置21で塗布された液体は接着剤で構成され得るか又は接着剤を含んでいてもよく、それによりウエブ材料の完全な切断に続いて、自由後端は形成されたログRに自動的に接着でき及び/又は先端は、更なる接着剤を必要とすることなしに、新しい巻取りコアに自動的に接着できる。
図示実施形態において、分配部材は少なくとも一つの回転要素23を備え、この回転要素23はその遠端部にパッド25を備え、パッド25はウエブ材料Nに塗布されることになる水又は他の適当な液体で湿らされる。パッドを湿らせるために、例えば符号Lで示す液体の入ったタンク27内で浸漬運動(動作)する回転要素23を設けることができる。このようにして回転要素23は、パッド25を湿らすためにタンク27内にパッド25を浸漬できる。タンク27からパッド25を取りだす取り出し動作により、以下に詳しく説明するように、結果としてウエブ材料に液体を塗布することができる。
別の実施形態では、図示したように、パッド25は、可動部材20によって液体Lで湿潤され、可動部材20はタンク27内に全部又は一部収容され、そして、二方向矢印f2回転要素23及びそれのパッド25をタンク27の外部に保持することができ、それでタンク内に収容した液体Lにパッドを浸漬する回転要素23の動きを避けるようにできる。この場合に、部材29は、必要な時に、例えば巻取りサイクルにおいてすなわち個々のログRが巻取られた時に、タンク27の内部からパッド25へ液体を移す。代わりに、パッド25を湿潤させるために、部材29の代わりに一連のガン又はノズルを設けることができる。
図示実施形態において、ログRは、実質的に円形の巻取りコアA、例えば厚紙、プラスチック、紙などから成るコアに巻かれる。図示実施形態によれば、接着剤は巻取りコアAに塗布される。接着剤は、好ましくは、二本の近接した長手方向ラインすなわち巻取りコアAの軸線にほぼ平行に、或いはいずれにもしても巻取りコアAの長さ又は長さの少なくとも大部分に沿ってのびる。接着剤のラインは、連続又は不連続であることができ、以下に説明するようにウエブ材料Nの切断によって形成されたウエブ材料の自由先端を係留するのに十分な相互の間隔及び頻度で設けられる場合には、異なった形状の個々の広さで形成され得る。
図1A〜図1Fに示す実施形態では、各個々の巻取りコアAにおける角度を成してジクザグになった位置に接着剤の二本の連続した又は不連続のラインを施す第1の接着剤分与装置31及び第2の接着剤分与装置33が設けられている。図示実施形態では、第1の接着剤分与装置31及び第2の接着剤分与装置33は実質的に同じであるが、互いに異なる分与装置、或は例示したものと異なる形状の分与装置を用いることも可能である。幾つかの実施形態においては、各分与装置31、33はそれぞれタンク31A、33Aを備え、該タンク31A、33Aにはそれぞれ第1の接着剤C1及び第2の接着剤C2が収容されている。各タンク内には可動部材31B、33Bを浸漬することができる。可動部材31B、33Bは、接着剤C1又はC2に浸漬されそして近くの長手方向ラインに沿って接着されることになる各コアAに触れるまで接着剤C1又はC2から抜け出るように図面に二方向矢印で示すように揺動される。このようにして、個々のコアAには、二本の接着剤ラインが施され、これらのラインは、以下に説明する理由で角度を成してジグザグに形成されている。
また、形状が異なるが部材31B、33Bと同じ機能をもつ可動部材を使用して個々のタンク31A、33Aから接着剤を持ち上げるようにすることも可能である。例えば、二つのプーリ間に画定された閉じた通路に沿って動くことのできる糸状部材を設けることができる。糸状体の上方部分は、可動部材31B、33Bを持ち上げた際にこれら可動部材31B、33Bの占める位置に相応した、コアAに対する接着剤の塗布領域に設けられ、また糸状体の下方部分は、例えば、可動部材31B、33Bを接着剤中に浸漬した際にこれら可動部材31B、33Bの占める位置に相応した位置において、接着剤C1、C2に浸漬される。
接着剤分与装置31には第1の移送ユニット35が組合わされ、この第1の移送ユニット35は貯蔵装置37から個々のコアAを取り出して第1の接着剤ラインを個々に施した後、第2の接着剤分与装置33と組合わさった第2の移送ユニット39へ移送する。第2の移送ユニット39は、通路17の入り口へ向かってコアを移送し、コアAに対する接着剤の塗布領域に設けられ、以下に説明する方法に従って、各個々のログRを巻取るサイクルを開始するために通路17内にコアが挿入される。
図1Aは、巻取りクレードル3、5、7にあるログRの巻取りサイクルの中間段階を示している。移送ユニット35は、接着剤分与装置31の可動部材31Bを介して第1の接着剤ラインRC1を受けている新たなコアAと係合する。第2の移送ユニット39は待ち位置にあり、そして第2の接着剤分与装置33の可動部材33Bは接着剤C2に浸漬される。弱め装置21の回転要素23は可動部材29と接触してそれのパッド25に液体Lを受ける。
図1Bでは、移送ユニット31に前に係合したコアは、移送ユニット31によって移送ユニット39に移送され、移送ユニット39はそのコアを第2の接着剤分与装置33に対応して保持し、第1の接着剤ラインRC1に対して角度を成してジグザグの第2の接着剤ラインRC2を該コアに施すようにしている。巻取りクレードル3、5、7におけるログRは実質的に、例えば巻かれたウエブ材料の長さで決まる最終寸法となる。弱め装置21の回転要素23はなお待ち位置にある。
図1Cは、弱め装置21が液体Lのラインを塗布する段階を示し、液体Lのラインは、この実施形態では穴あけユニット11で形成した穴あきラインの一本に整合する弱めラインを形成している。第2の移送ユニット39は、二本の接着剤ラインRC1、RC2を施した新しいコアを通路17の入口へ移送している。
図1Dにおいて、新しいコアを通路17に挿入し、転動面15に沿ってニップ9に向かって転動し、一方、弱め装置21の回転要素23は図1Aの待ち位置に戻る。実際に、弱め装置21の回転要素23は作動され、一巻取りサイクル当たり、すなわち単一ログRの各形成サイクルの間に360°回転する。回転要素23はそれのパッド25により、供給通路に沿ったウエブ材料Nの供給速度にほぼ等しい周速度、すなわちウエブ材料Nを駆動し案内する巻取りローラー3の速度にほぼ相当する周速度に達するまで加速され、ローラー3は、ウエブ材料Nがパッド25に接触して液体Lを受ける際にウエブ材料Nを支持する。
弱めラインに沿って液体Lで濡らされたウエブ材料は、ウエブ材料N(代表的にはティシュペーパー)を構成するセルロース系繊維にしみ込んでいる液体のために、非常に弱められても、巻取りローラー3に接触し続ける。このようにして、ウエブ材料Nの制御は維持され、ウエブ材料は、パッド25により施された液体で生じた弱めに続いて完全には切断されない。ウエブ材料の制御は、弱めラインに沿ってウエブ材料Nにしみ込んだ液体Lがウエブ材料を巻取りローラー3に付着させる傾向があることによってさらに改善される。巻取りローラー3は、環状領域に沿って部分的に又は完全に、“グリップ”材料と呼ばれる高摩擦係数をもつ材料で被覆され得、ウエブ材料及び巻取りローラー3のまわりの供給通路に沿ったウエブ材料の移送における更なる制御を保証している。
図1Dにおいて、Iで示す弱めラインは、通路17内を転動する、接着剤ラインRC1、RC2をもつ新しいコアAの位置と少なくともほぼ同じになる位置にある。図1Dに示す状態では、弱めラインは上向きであり、すなわちウエブ材料Nの供給方向に対してコアAの前にある。コアAの軸線がウエブ材料の供給速度VNの半分に等しい速度で動き、しかも弱めラインIが明らかに速度VNで動くと、前記弱めラインIは図1Eに示す後続の段階で示すように、巻取りコアAを通過する。ここで切断ラインIは、ニップ9に向かって通路17に沿って表面15上を転動し続ける新しいコアAの下流(ウエブ材料Nの送り方向に対して)である。図1Dの位置から図1Eの位置へ動くと、コアAは、第2の分与装置33によって施された接着剤C2を、ログRに向かって切断弱めラインIに隣接したウエブ材料Nの領域に移す。このようにして、ウエブ材料NがラインIに沿って切断されると、接着剤C2はウエブ材料の自由後端部を閉じてログRを形成する。
図1Eに示す段階では、接着剤ラインRC1は、表面15に沿ったコアAの転動作用により、ウエブ材料Nと接触する。このようにして、コアAとローラー3との間に作用する軽い圧力(通路17がコアAの直径よりわずかに小さな直径をもち、コアAが前記通路に沿って前進するようにわずかに変形することによる)により、ウエブ材料Nは、接着剤ラ転動し続ける新しいコアAとウエブ材料Nとの間で接着剤C1により得られた接着効果は、弱めラインIに沿ってウエブ材料を破断させるのに十分である。
実際に、この弱めラインに沿って、液体を浸み込ませたウエブ材料は、引張強さが非常に弱く、そして実質的に弾性がなくなる。表面15上を転動するコアAとローラー3により回転するようにされるウエブ材料Nとの間の相対運動のためにウエブ材料Nが受けるわずかなけん引は、弱めラインIに沿ってウエブ材料を引裂かせすなわち完全に切断させる。引裂きは実際に、ウエブ材料の軌道が巻取りコアの存在のために変えられることにより生じる。ウエブ材料がコアに接着し、そしてこのコアが導入通路に転動する時に、ウエブ材料は、(ローラー3の表面に沿った)元の軌道を離れるように強制され、そして巻取りコアの表面に従動し始める。
得られる状態を図1Fに示す。ウエブ材料Nの切断位置は、接着剤C2によりログRに接着する後端部LCの形成によってコアAとログRとの間の中間位置に決められる。コアAとログRとの間の切断位置におけるウエブ材料の切断により、コアAに接着する頭端部LTが形成される。このコアAは、ニップ9に向かって表面15上を転動し続け、そして最初に第2の巻取りローラー5と接触し、続いて回転し続けることで第3の巻取りローラー7と接触し、図1A〜図1Fの動作順序を参照して説明してきた巻取りサイクル及びその後の交換サイクルを繰り返すことにより新しいログRが形成される。
ウエブ材料を弱めそして切断する機構をより良く理解するために、図1G〜図1Iには、端部LC及びLTを形成するために前述のように形成したウエブ材料Nの穴あきラインP1、P2、P3、弱めラインI及び切断ラインが表わされているウエブ材料N1の平面部分が概略的に示されている。
特に、図1Gには、ログRに巻かれるウエブ材料Nの平面部分を示している。P3は液体を施してウエブ材料を弱めて弱めラインIを形成している部分に対応した穴あきラインを表し、またP1、P2は穴あけユニット11で形成した他の穴あきラインを表している。図1H及び図1Iには、弱めラインがログ巻取り領域に向かって動き、そして該領域に対応して分離されて先端部LT及び後端部LCが形成される様子を見ることができる。
前記で説明し例示したことにおいて、本発明による巻き直し機では、ウエブ材料を切断する動作は実質的に二つの段階に分けられ、第1の段階では、弱めは装置21によってウエブ材料のラインIに沿って行われる。第2の段階では、切断が行われ、すなわち切断が完了すると先端部LT及び後端部LCが形成され、弱めラインIに相応してウエブ材料Nのセルロース繊維の残留抵抗に打勝つのに十分な極めて妥当な機械的作用が働く。前記で指摘したように、この切断はまた、単に、接着剤によってウエブ材料Nに作用するけん引作用により得られ、該接着剤は機械に挿入した新しいコアAに頭端部LTを接着させる。このようにして、ウエブ材料を切断するために高価な付加的部材を設けることは必要でない。転動通路17の全体には、機械的部材がなく、先端部LTと接着剤ラインRC1に対応した接着すなわち係止部位との間のウエブ材料の部分は極端に短く、従って各ログRのウエブ材料Nの第1の部分に折り目を付けることなしに非常に一定した巻取りが得られる。
図2には、本発明による巻き直し機の変更された実施形態を示している。図1A〜図1Fに示す実施形態の部分と同じ部分又は同等の部分は同じ符号で示している。
この実施形態では、弱め装置21は回転要素23から成っているが、該回転要素はタンクから液体Lを受けず、回転要素23の遠端部に設けたノズルを介して液体を噴射して、適切な形状の液体噴流G或は並置した複数の噴流を形成するようにしている。これらの噴流は、ウエブ材料Nを湿潤させて、弱めラインIを形成する。容易な同期化を達成し、しかも弱めラインIがウエブ材料の長手方向の伸張方向に過剰な寸法で形成されるのを避けるために、スクリーン24A、24Bが回転要素23に組み合わされ得、これらのスクリーン24A、24Bの間に、巻取りローラー3の軸線にほぼ平行にのびるスロットが画定されている。このようにして、回転要素23で支持されたノズルによって発生した液体Lの1つ又は複数の噴流Gは非常に限定された寸法の領域Iを湿潤する。
図4には、別の変更実施形態における本発明による巻き直し機を示している。図1A〜図1Fに示す実施形態の部分と同じ部分又は同等の部分は同じ符号で示している。この実施形態において、パッド25は、回転ローラー30から成る分与装置と接触することで湿潤し、パッド25の表面は分与装置32によって連続して湿潤される。回転ローラー30の表面は、水又はその他の液体をパッド25へ移される状態を保持するために、例えば一連の微細空洞を形成するように機械加工され得る。
液体を塗布することで得られた弱さが特に有利であるとしても、ローラー3の回転で生じる通気の影響で剥がれないようにして、液体によりローラー3に接着する傾向のあるウエブ材料の良好な制御を維持することができ、他の実施形態では、弱めラインは機械的に或は流体力学的に形成され得る。この目的で、巻取りローラー3の内側にノズルが設けられ得、これらのノズルは、弱めラインIに対応した角度を成して予め設定した位置に空気の流れを発生する。代わりに、空気の流れは、図2に要素23で表わされたものと同様な外部システムによって発生され得る。その他の実施形態においては、弱め装置は機械的な形式のものでもよい。図3には概略実施形態を示し、弱めラインを形成するために機械的装置が適用される。また図3において、先の実施形態のものに等しい又は等価の部分は同じ参照番号で示す。この実施形態では、切断装置21は回転要素23を備え、回転要素23の端部には、ウエブ材料Nの交差方向に部分的に切断することのできる歯付き刃又はその他の要素が設けられる。23Xで示す刃は、巻取りローラー3と組合わさった対向刃26と共動する。幾つかの実施形態においては、対向刃26は巻取りローラー3に対して固定位置に設けられ得、従って巻取りローラー3と一体にできる。しかし、この構成では、機械の動作において、特に弱めラインの形成される位置が制約され、しかも対向刃26がローラー3の一体部分であり、ローラー3と一緒に回転するので思いのままに変えることができないので、融通性に欠けるという大きな欠点がある。
図3に示す異なる実施形態では、対向刃26は、巻取りローラー3のまわりで駆動される撓み部材28及び別のローラーすなわち一連のプーリ28Xによって支持されている。撓み部材は、巻取りローラー3と別個に動くことができ、例えばローラー3と同軸のガイドプーリのまわりを駆動される複数のベルトによって形成され、ベルトは複数の軸線方向に整列した部分で形成されている。このような形態は他の目的では知られており、例えばWO−A−2008/050370に記載されており、構造の詳細については該文献が参照される。このように、対向刃26は、必要な時のみすなわち交換段階中に、回転要素23に相対した作動位置に動かすことができる。この場合に対向刃26が巻取りローラー3の回転運動と別個に運動するので、対向刃26は任意に作動位置に位置決めでき、そして巻取りサイクル中の任意の所望の瞬時に弱め装置21の刃23Xと共動できる。このようにして融通性のある機械が得られ、各ログRの長さは、巻取りローラー3の直径に対して制約なしに随意に選択され得る。
図3に示す形態及び図2に示す形態の両方において、二段階、すなわち弱めラインIを形成する第1の弱め段階及び切断を行なう第2の段階においてウエブ材料を有効に切断することができ、これら二つの段階の間において、ウエブ材料は制御され、弱めラインIの形成される位置(弱め装置21で画定される)から先端部LTが後端部LCから完全に分離される切断位置へローラー3をまわって移送される。
新しいコアAにウエブ材料の先端部を接着する接着剤C1は通常粘着質の高い接着剤すなわち接着剤C2より強い接着剤であり、それを用いて、後端部LCはシールするためにログRに接着される。他の実施形態では、後端部LCは、例えば液体Lが接着剤を多く分散させた水溶液であることを考慮して、弱め装置21で施された同じ液体Lによる接着作用で閉じられ得る。液体L中の接着剤の量及びウエブ材料Nに施された液体Lの量は、巻取りローラー3の汚れを避けるように決められる。
ウエブ材料Nの先端部を後続の巻取りコアに接着させるために、巻取りコアにおける接着剤の使用は、このようにウエブ材料を切断したり引き裂くための付加的な部材が必要でないので特に有利であり、ラインIに沿って弱めることにより、コアAにおける接着剤C1の保持効果によりウエブ材料を引き裂く。
さらに、本発明が基礎とする概念は、利点が少なくなるが、接着剤を用いない、或いは接着剤が弱め操作に続くウエブ材料の引き裂きすなわち完全な破断を得るのに十分でない機械において実施され得る。例えば、ウエブ材料は、空気の流れを通しての或いは任意の他の仕方での静電付着効果により管状コアAのまわりにおける巻取りを開始でき、巻取りコアに接着剤を施すことを避けることができる。このことは、巻取りコアが後でログから抜き取られる際に特に有効であり、この場合コアなし(芯なし)ログである。これらの場合及びまた使用した接着剤が弱めラインIに沿って弱められたウエブ材料を引きちぎるのには十分でない接着力をもつ場合には、ウエブ材料の切断は他の仕方で得ることができる。
幾つかの実施形態では、切断は、例えば、ウエブ材料に張力を生じさせるように、上方ローラーすなわち第3の巻取りローラー7を一時的に加速することにより得ることができる。この引きちぎりシステムは先行技術の機械において既に用いられている。しかし、紙の高い抵抗及び弾性は可動の巻取りローラーの大きな加速を必要とするという欠点がある。実際に、弱めライン、例えば穴あきラインに沿って引きちぎるためには、破断限界を超える極めて強い加速で、紙又はその他のウエブ材料Nを引張る必要がある。他の手段がない場合には、これらの材料(代表的にはティシュペーパー)のもつ弾性ために、巻取りローラー7の回転運動を制御するために、極めて突然的な仕方で加速できる非常に強力で大きなモーターを用いる必要がある。
本発明の基礎とする概念を用いることにより、後で切断される弱めラインに沿ってウエブ材料を前もって弱めておくことにより、一方では、弱めラインIが新しい巻取りコアに対して下流(材料Nの送り方向に対して)に来るまで、ウエブ材料Nの制御を維持することができ、そして同時に、コアにおける接着剤のラインの存在に関係なく、巻取りローラー7のより強い加速度で材料を引きちぎりすなわち切断することができる。更に、ローラー7を加速する時点に対する弱めラインの位置の高い精度は必要でない。
他の実施形態においては、切断は、例えば、巻取りローラー3の環状溝内に設けられた或は巻取りローラー7内に収納されたノズルによって発生した空気の流れによって行なうことができ、この場合、巻取りローラーには、一連の孔を設けることができ、これらの孔を介して加圧空気の流れが通り、ウエブ材料を引きちぎらせる。この場合にはまた、装置21で行われた弱め操作は引きちぎりを容易に促進させ、引きちぎりはさらに適度な空気圧で生じさせることができ、その結果、機械の動作中の騒音の低減及びエネルギーの点において有利である。
幾つかの実施形態では、巻取りローラー3(該ローラーのまわりをウエブ材料Nが駆動されしかもウエブ材料は湿潤した後該ローラと接触したままである)は、ウエブ材料N(一般的には一本以上のプライ(plies)を備えたティシュペーパーで構成される)が湿潤効果のためにローラーに付着したままであるのを避けるように処理され得る。図5には、ローラー3を刻み付きにしている形態でローラー3の表面の一部を拡大して概略的に示している。すなわち、ウエブ材料Nとの接触表面を減少させる彫刻部すなわち空洞部Iと突起部Pを形成するように加工される。
他の実施形態では、ローラー3からウエブ材料Nを外すのをし容易にさせ及び/又は巻取りコアAのまわりにおけるウエブ材料Nの巻取り開始を容易にさせるシステムが設けられ得る。図6A〜図6Dには、改良型の巻き直し機の動作順序を示し、ローラー3からウエブ材料Nを外す補助システムが設けられる。上述の実施形態におけるものと同じ又は同等の部分は同じ番号で示し、詳細には説明しない。この実施形態において、機械は、管状コアAに接着剤の一本だけのラインRC2を施す唯一つの接着剤付与装置33を備えている。この接着剤付与装置33には、転移装置39が組み込まれ、転移装置39はコアAをロール表面(転動面)15とローラー3の円筒状外周面との間に画定された通路内へ順次挿入する。
この実施形態では、ローラー3は、好ましくはローラーの全周面に沿って分配した孔3Fを開けた円筒状シェルを備えている。ローラー3の内部には、ケーシング3Cが設けられ、このケーシング3C内に加圧空気が供給され、この加圧空気はケーシング3Cからローラー3の円筒状内面3Sに向かって出ていく。このようにして、ローラー3の孔3Fを通って空気の流れを発生させることができる。ケーシング3Cの角度位置及びその結果空気の流れの角度位置は、動作の条件及び要求に従って変更又は調整できる。
ローラー3から空気の吹き出される領域の下流、及び巻取りローラー3、5の間のニップ9の上流には、振動部材6が設けられ、この振動部材6は振動軸線61Aのまわりに回動支持され、そして端部に空気を噴き出す多数のノズル63を担持し、これらのノズルは横断方向すなわち図面の平面に直交する方向に整列されている。
機械の動作は、図6A〜図6Dの順に明瞭に例示される。コア挿入装置39は、接着剤分与装置33から巻き直し機において形成中のログRの自由後端部に接着剤を転移するような位置においてコアAに接着剤のラインRC2を既に施したコアAを接着剤分与層33から取り出す。コア挿入装置39によって取り出されたコアは通路17(図6B)に挿入され、ロール表面15及びローラー3のまわりを駆動されているウエブ材料Nと接触する。コアは、接着剤ラインRC2がウエブ材料Nと接触し、接着剤の少なくとも一部分がウエブ材料Nに転移されるまで、転動し始める。接着剤が装置23、25で発生された弱めラインIの直ぐ下流の領域において、好ましくは上述のように穴あきラインでウエブ材料に転移されるように同期が取られる。コアAは、吹き出しケーシング3Cの設けられている領域に向かって転動し続ける。動作は、コアが吹き出しケーシング3Cの近くに来る際に、弱めラインIがケーシング3Cの前方近くに来るように同期化される。この状態において空気の流れが発生され、弱めラインIに沿ってウエブ材料Nを引きちぎらせ、そして巻取りローラー3の表面からウエブ材料Nを外させる(図6C)。空気の流れはまた、形成された最初の自由端部LIを新しいコアAに向かって押す。最初の自由端部LIに相応してウエブ材料によって吸収された湿潤は、ウエブ材料Nを新しいコアに付着させ、それにより巻取りを開始させるのに十分であり得る。この付着効果を高めるために、弱めラインは、水に添加した接着剤を用いて形成され得る。ニップ9に向かって転動し続けるコアは、新しい巻取りサイクルを開始するようにウエブ材料に包み込まれ始める。好ましくは、例示したように、空気の流れは、コアAが巻取りローラー3に対してウエブ材料Nを締め付けた後のみに作動され、ローラー3からウエブ材料Nが早まって外れたり或は過剰に長いセグメントわたらないようにしている。
コアAが、装置61の設けられている領域を通過すると、装置61は、ノズル63を通る空気の流れを発生させるように時計回り方向に揺動するようにされ、これにより、装置61の回転による機械的作用に加えて、ウエブ材料の最初の巻回を巻取り易くする(図6D)。
幾つかの実施形態では、装置61は省略できる。他の実施形態では、装置61は、例えば種々の角度で配列されかつウエブ材料の最初の巻回を巻取りし易くするように方向決めした空気の流れを最初の自由端部LIに向けるように順次作動される固定ノズルのシステに代えることができる。
幾つかの実施形態では、ローラー3の外側に向って内側から空気を噴き出すシステムは、上述の実施形態の場合にように、ウエブ材料の最終端部と最初の端部との両方に接着剤を施す、二重に接着剤を施すシステムと結合され得る。
また、コアAに接着剤を施すのを完全に省き、伝統的な形式のシーラーを備えた巻き直し機の外側で最終後端部LCに接着剤を施すことが可能であり、コアAにおける最初の自由端部LIの付着は、弱めラインIに沿って施した液体によって保証される。
図面は単に本発明の実際の装置による例を示すだけであり、本発明の概念の範囲から逸脱することなしに形態及び構成を変えることができることが理解される。特許請求の範囲における符号は単に、発明の詳細な説明及び図面に関連して請求項を読みやすくするためのものであり、特許請求の範囲に記載した保護の範囲を限定するものではない。
1:巻き直し機
3:第1の巻取りローラー
5:第2の巻取りローラー
7:第3の巻取りローラー
N:ウエブ材料
9:ニップ
11:穴あけユニット
R:ログ
13:ガイド
15:ロール表面
17:通路
21:弱め(弱化)装置

Claims (26)

  1. ウエブ材料の供給通路と、巻取りクレードルとを有するウエブ材料のログを製造する巻き直し機であって、
    各ログの巻取りの終了時にウエブ材料を切断する切断部材と、ほぼ横断弱めラインに沿ってウエブ材料を弱める弱化装置とを有し、弱めラインに沿ってログの巻取りの終了時にウエブ材料を切断し、前記弱化装置が、ログの巻取りの完了と同期して前記弱めラインを形成するように制御されること
    を特徴とする巻き直し機。
  2. 前記ウエブ材料に穴あきラインを形成する穴あけ装置を有し、前記穴あきラインに沿って外すことのできる複数の単一シートに前記ウエブ材料を分割するようにし、また前記弱めラインが前記穴あきラインの一本にほぼ整合していることを特徴とする請求項1記載の巻き直し機。
  3. 前記弱化装置が前記弱めラインに沿って液体を施す付与装置を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の巻き直し機。
  4. 前記付与装置が前記弱めラインに沿って水を施すことを特徴とする請求項3記載の巻き直し機。
  5. 前記付与装置が前記弱めラインに沿って接着剤を含む液体を施すことを特徴とする請求項3記載の巻き直し機。
  6. 巻取りコア挿入装置を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の巻き直し機。
  7. 前記巻取りコアに接着剤を施す接着剤付与装置を有することを特徴とする請求項6記載の巻き直し機。
  8. 前記弱化装置が、液体分与装置を備えた回転要素を備え、前記回転要素が、各ログの巻取りの終了時に弱めラインに沿って前記液体を施すためログの巻取りと同期化されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の巻き直し機。
  9. 前記回転要素が、ウエブ材料を支持している回転ローラーと共動し、回転ローラーの周速度が、少なくとも前記分与装置による液体の施し状態に中、ウエブ材料の速度にほぼ等しいことを特徴とする請求項8記載の巻き直し機。
  10. 前記付与装置が、接触点でウエブ材料の速度にほぼ等しい速度の前記転移システムと接触している間、ウエブ材料の動きと同期化して前記回転ローラー上のウエブ材料と接触するように構成されかつ制御されることを特徴とする請求項8又は9記載の巻き直し機。
  11. 前記ウエブ材料の送り通路が前記ローラーのまわりに展開し、ウエブ材料が前記ローラーのまわりに案内されることを特徴とする請求項9又は10記載の巻き直し機。
  12. 前記ローラーが、前記巻取りクレードルを形成する多数の巻取りローラーの一つを構成していることを特徴とする請求項9又は10又は11記載の巻き直し機。
  13. 前記巻取りクレードルが、前記ウエブ材料を送り案内する第1の巻取りローラーと、前記第1の巻取りローラーと共に、巻取りサイクルの最初の段階で巻取りコアを転移するニップを形成する第2の巻取りローラーとを備え、また前記弱化装置が、ウエブ材料の送り方向に対して前記ニップの上流に作用するように配置されかつ制御されることを特徴とする請求項1〜12のいずれか記載の巻き直し機。
  14. 前記第1の巻取りローラーのまわりで、ウエブ材料の送り方向に対して前記ニップの上流にロール表面が設けられ、前記第1の巻取りローラーと前記ロール表面との間に通路を画定し、前記弱化装置が、前記通路の上流でウエブ材料に作用するように設けられかつ制御されることを特徴とする請求項13記載の巻き直し機。
  15. 前記コア挿入装置が、前記通路に前記巻取りコアを送るように構成されかつ制御されることを特徴とする請求項6、14記載の巻き直し機。
  16. 前記第1の巻取りローラーが、ウエブ材料の自由端部を容易に外せるように空気の出口用の開口を備えていることを特徴とする請求項13〜15のいずれか記載の巻き直し機。
  17. 前記第1の巻取りローラーが、刻み付き又は彫刻表面を備えていることを特徴とする請求項13〜15のいずれか記載の巻き直し機。
  18. 巻取りコアのまわりにウエブ材料の最初の巻回を巻取り易くする吹き出しシステムを有することを特徴とする請求項1〜17のいずれか記載の巻き直し機。
  19. 完全なログの後端部を形成するウエブ材料の部分と接触する第1領域と、ウエブ材料の新しいログの最初の部分を形成するウエブ材料の部分と接触する第2領域との二つの角度的にずれた領域において前記巻取りコアに接着剤を施す第1接着剤付与装置及び第2接着剤付与装置を有することを特徴とする請求項1〜18のいずれか記載の巻き直し機。
  20. 前記弱化装置が、ログの巻取りサイクルと同期化した機械的システム又は流体システムを備えていることを特徴とする請求項1記載の巻き直し機。
  21. 供給通路に沿ってウエブ材料を供給すること、
    ウエブ材料の最初のログを形成するためある量のウエブ材料を巻取ること、
    前記ログにおいて所与量のウエブ材料が巻取られた時に、前記供給通路に沿った切断位置でウエブ材料を切断して、次のログを巻取り始めるために第1ログの後端部分及び先端部分を形成すること、及び
    前記第2のログを巻取り始めること
    を含む巻取りコアのまわりにウエブ材料のログを巻取る方法であって、
    前記ログの巻取りの終了時に、切断位置の上流のウエブ材料の供給通路に沿って設けた弱め位置において、ウエブ材料に弱めラインが形成され、
    ウエブ材料が供給通路に沿って供給され、前記切断位置に向かって前記弱めラインを移送させ、そして
    前記切断位置でウエブ材料が切断されること
    を特徴とする方法。
  22. 巻取りコアのまわりに前記ログを巻取ることを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 各ログの巻取り開始時に、巻取りコアにウエブ材料の頭部部分を接着することを特徴とする請求項22記載の方法。
  24. 横断方向の穴あきラインに沿って外すことのできる複数の単一部分に前記ウエブ材料を分割し、そして前記横断方向の穴あきラインの一つで前記ウエブ材料を弱めることを特徴とする請求項21又は22又は23記載の方法。
  25. 前記弱めラインに沿って液体、好ましくは水性液体を施して前記ウエブ材料を弱めることを特徴とする請求項21〜24のいずれか記載の方法。
  26. 前記液体が、巻取りコアにウエブ材料の最初の端部を取付けるのにも用いられることを特徴とする請求項22、25記載の方法。
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