JPS62152238A - 復調装置 - Google Patents

復調装置

Info

Publication number
JPS62152238A
JPS62152238A JP29380885A JP29380885A JPS62152238A JP S62152238 A JPS62152238 A JP S62152238A JP 29380885 A JP29380885 A JP 29380885A JP 29380885 A JP29380885 A JP 29380885A JP S62152238 A JPS62152238 A JP S62152238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
signals
phase
time slot
delay device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29380885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0712170B2 (ja
Inventor
▲高▼井 均
Hitoshi Takai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP29380885A priority Critical patent/JPH0712170B2/ja
Publication of JPS62152238A publication Critical patent/JPS62152238A/ja
Publication of JPH0712170B2 publication Critical patent/JPH0712170B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、市fl地などのマルチパス伝送路において、
デジタル信号を1■1線伝送するデジタル信号伝送装置
の復調装置に関するものである。
従来の技術 近年、移動通信の分野でも、秘話性の向上や通信の高度
化、あるいは周辺の通信網との整合性からデジタル化が
進みつつある。しかし、そのような需要が最も集中する
と考えられる市街地では、ビルなどの建造物による反射
や回折などによるマルチパスによって、通信品質が著し
く劣化する。
デジタル伝送の場合、マルチパスを構成するそれぞれの
波の伝播遅延時間差がデータタイムスロットに対して無
視できなくなると、波形歪や同期系の追従不良によって
、符号誤り型持性が著しく劣化する。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の復調装置の
一例について説明する。
第7図は従来のデジタル信号伝送装置の変調装置の回路
構成図を示すものである。第7図において、71はデー
タ入力端子、72はガウス形低域フィルタ、73はFM
変調器、74はGMSK出力端子である。
以上のように構成された従来のデジタル信号伝送装置の
変調装置について、以下その動作について説明する。
N RZ (Non Return Zero)のデジ
タル信号は、ガウス形低域フィルタ72によって基底帯
域制限される。帯域制限された信号はFM変調器73に
入る。FM変調器は変調指数が0.5に設定されており
、基底帯域においてガウス形フィルタで帯域制限された
M S K (Minimum 5hift Keyi
ng)である所から、 G M S K (Gauss
ion Filtered M S K )と呼ばれて
いる。GMSKはMSKと同様に定包絡線の特徴を持つ
上、さらに、スペクトルの集中性および収束性に優れる
。(例えば、ケー・ムロタ、ケー・ヒラデ;“ジーエム
 ニスケイ モデュレーシジン フォア ディジタル 
モービルレイディオ テレフォニー3 アイ・イー・イ
ー・イー トランズアクション 第C0M−290、第
7号、1044−1050頁(K、MUROTA、 K
HIRAD[!: ” GMSK Modulatio
n for Digital MobileRadio
 Ta1ephony ” rEEE Trans、、
VOL、C0M−29,No。
?、pp、1044−1050)) このようなGMSK信号の復調に関しては、MSKと同
様に、同期検波器あるいは周波数弁別器のどちらによっ
ても可能である。以下、図面を参照しながら、後者の方
法による、従来の復iA装置の一例について説明する。
第8図は従来の復調装置の回路構成図を示すものである
。第8図において、81は入力端子、82は振幅制限器
、83は単安定マルチバイブレーク、84は低域通過フ
ィルタ、85は復調信号出力端子である。
以上のように構成された従来の復調装置について、以下
その動作について説明する。
入力端子81に入力されたG M S K信号は、振幅
制限器82によって矩形波に直される。さらに、1店安
定マルチハイブレーク83によって一定の幅のパルス列
に変換される。GMSK信号は一種のFM lfi号で
あるので、この一定幅のパルス列の疎密は変jl!1(
5号によって変化する。従って、低域通過フィルタ84
によってこのパルス列を平均化することにより、周波数
の変化を取り出せる。(例えば、三木、’GMSK周波
数検波の実験的検討”。
信学技報、 C582−89,1982)発明が解決し
ようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、前述のようにマル
チパスによる波形歪が著しく、符号誤り率の劣化が著し
い。特に、信号のS/N比と誤り率の関係を調べてみる
と、S/N比を向上させても誤り率が減少しない領域が
存在する。このような符号誤りは軽減不能誤りなどと呼
ばれている。
このような、いわゆる軽減不能誤りのために、実際の市
街地でのデータ伝送速度は大きく制限を受け、高速伝送
は不可能である。
本発明は上記問題点に鑑み、市街地などのマルチパス伝
送路において、高速デジタル伝送の行なえるデジタル信
号伝送りi直の復調装置を提供するものである。
問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために、本発明の復調装置は、受
信信号をデータの1タイムスロツトに相当する時間だけ
遅延させる遅延器と、この遅延器の出力信号と受信信号
の積の成分を生じる第1の乗算器と、この遅延器の出力
信号とは90゛位相の異なる信号を得る手段と、この9
0゛位相の異なる信号と受信信号の積の成分を生じる第
2の乗算器と、第1および第2の乗算器の出力信号中の
データ基底信号外の周波数成分を阻止し、検波信号を得
る第1および第2の低域通過フィルタと、両検波信号の
タイミングを調整する手段と、両検波信号を合成する加
算器を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、1データタイムスロツ
トを第1および第2の周波数に切り換え、差動符号化2
相位相変調されて送られてきた信号を復調する。両周波
数およびデータ伝送速度の間には特定の関係を有し、遅
延器の遅延時間をこれら3者によって決る値に設定され
た遅延検波を行うことにより、両周波数で送られてきた
信号をそれぞれ分離検波し、タイミングを合せて合成し
復調信号を得る。従って、第1あるいは第2の周波数の
波はそれぞれデータ信号タイムスロットに比べて幅の狭
いバースト状の間欠的な波のため、遅延波が存在しても
直接波との重なり部分が少なく、マルチパスによる波形
歪は受けにくい。さらに、2つの周波数を使っているの
で、周波数ダイバーンチの効果がある。また、両周波数
の送信時刻の違いによるタイムダイハーシチ効果も期待
できる。
以上のような効果により、マルチパス伝送路において従
来より高速のデジタル伝送が可能になる。
実施例 以下本発明の一実施例の復調装置について、図面を参照
しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における復調装置の回路
構成図を示すものである。第1図において、lは入力端
子、2および3は平衡変調器、4は1タイムスロツト遅
延器、5は90°移相器、6は半タイムスロット遅延器
、7および8は低域通過フィルタ、9は加算器、10は
帯域制限フィルタ、11は復調信号出力端子である。
以上のように構成された復調装置について、以下第1図
および第2図を用いてその動作を説明する。
第2図は、伝送信号を示したものである。データは、予
め差動符号化されており、2相位相変j[(BP S 
K : Binary Phase 5hift Ke
ying )がかけられる。差動符号化されているので
、正確には差動符号化B P S K (D P S 
K : DifferentialPhase 5hi
ft Keying )の変二周がかけられている。
ただし、伝送信号は第2回転送信号lに示したように、
タイムスロットの前半は周波ar、で、後半は周波数「
2で送信される。そして、伝送情報は、例えば、第2図
においてf、−Aと「、−Bの間の位相差および「2−
八とf2−8の間の位相差に表現されている。ただし、
ここで言う位相差とは、0゛あるいは180°である。
なお、伝送信号は、第2回転送信号2に示したように、
伝送信号1に比べてさらにデユーティ比の小さいもので
あっても良い。
2つの送(3周波数[Iと12およびデータ伝送速度r
5との間には、nを整数として、次式で示す関係がある
とする。
r、−f2= (2n−1)Xf、/4  ・=・・・
■Tをタイムスロット長とすれば、 T=l/rb             ・・・・・・
■であるが、■式の両辺に2πTをかけて整理すると、
次式のようになる。
2πf 1 T ’ 2 πf2 T =(2n−1)xπ/2     ・・・・・・■■式
より、■式の関係は、Tだけ信号を遅延させると、f、
の信号とf2の信号の位相関係は、さらに90″だけ相
互にずれることを示している。
第1図において、入力端子1に次式に示すような信号α
が入力されたとする。
α=ancosω、  t  + bncos ω2 
t  ・・◆・・・■ただし、anおよびbnはデータ
列(a、=土1、bn=±1)で、ω1−2π「1、ω
2=2π[2である。つまり、43号αは2つの周波数
r1および「2の2相位相変調された信号を示している
今さらに、lタイムスロット遅延器4の遅延時間T1に 、    cos (ω、L+ω、 T1)  −co
s  a+、  t  ・−−−−−■の関係があると
すれば、■タイムスロット遅延器4を1jTI過した後
の信号βは、0式の関係を用いることにより、 β=a 、 −+ Cos ω1L ”−bl−I S
ln ω2t・・・・・・■となる。従って、0式、0
式より、平衡変調器2の出力信号α・βは次式のように
なる。
α・β = ancosω、t−acosω1tn−+ ±a  cosω t  −bsinω211    
      n−1 +bocosω2 t−a rl−1cosω t±l
)  cosω t  −bsinω2L2     
ロー1 =’A (anan−1(1+ cos 2ω、 t)
±a n  b n−+ S j n (ω1+ (L
12 ) t±anbrl−,5in(ω1 12)t
” bn  a n−Icos (ω1+ω2)【+b
oan−10O3(ω、−ω2)t±b n  b n
−1S l n 2ω2t   l    ・・・・・
・■ここで、2ω1、ω1±ω2.2ω2の周波数成分
が低域通過フィルタフによって除かれるとすると、低域
11TI過フイルタ7の出力信号Tは次式のようになる
T−%a n a n −+            
・・・・・・■デーク列anが差動符号化されておれば
、出力信号Tは復調されたデータ列になる。このように
、rl、f2、Fに0式の条件を設け、lタイムスロッ
ト遅廷器4の遅延時間T1に0式の関係を持つ遅延検波
を行うことにより、周波数f、の搬送波に対する変調デ
ータ列anのみの検波信号を得ることができる。
周波数r2の搬送波に対する変調データ列bnの検波も
同様にして行うことができる。lタイムスロット遅延器
4の出力信号をさらに90°移相することにより、90
6移相2Ssの出力信号δは、0式を用いて次式のよう
になる。
δJ p−ICO3ω2 t +: a、−、sinω
1t◆・・・・・■ただし、0式の右辺第2項の符号が
十の時、900移相器5は90’の進相、−の時、90
°の遅相であって、0式と0式の復号は逆順である。従
って、0式、0式より、平衡変調器3の出力信号α・δ
は同様にして次式のようになる。
α ・ δ =’A   (b n  bn−1(1+  cos 
 2(II 2 t)±bn  a n−151n((
II 1+ (d 2 ) ttbn  a n−15
jn((r) 1  ’) 2 ) L” an  b
 n −+ cos(ω1 +ω2)t+an  b 
n−1cos (ω1  ” 2 ) t±an an
、5in2ω、1   ]   ・・・・・・[相]こ
こで、2ω1、ω、±ω2.2ω2の周波数成分が低域
通過フィルタ8によって除かれるとすると、低域1ff
i過フイルタ8の出力信号Cは、ε=”nbn−1・・
・・・・■ となり、データ列bnが差動符号化されておれば、周波
数f2の搬送波に対する変調データ列す。のみの検波信
号を得ることができる。
本発明の復調装置に対応する伝送信号は、第2−図に示
したように、データのタイムスロットの萌拒が周波数「
1で、後半が周波数r2で同一の差+)+符号化された
データ列を伝送する。従って、半タイムスロット遅延器
6で前者に対応する検波信号を半タイムスロット遅延さ
せることにより、画周波数によって送られてきた同一デ
ータ列を周波数分離受信し、それぞれに対応する検波信
号を同一タイミングで合成できる。加算器9によって合
成されたそれぞれの検波信号は、帯域制限フィルタ10
によって、データ信号が通過できる程度まで帯域を制限
し、ノイズ成分を除去する。このようにして得られた復
調信号から、クロック成分を再生し、復調信号を瞬時識
別することによって、データ列が復号される。
次に、本発明の復調装置がマルチパス歪に対して、優れ
た符号誤り型持性を示す理由を、以下第3図から第5図
を用いて説明する。
復調過程においては、以上に述べたように、搬送波周波
数f1とr2は分離検波された後、合成されるので、ま
ず、flの周波数の伝送系についてマルチパス歪の影響
を考える。また、マルチパスのモデルとしては、代表的
な2波モデルを考える。時間的に先行して来る波を直接
波、遅れてくる波を遅延波と呼ぶことにする。
第3図は、2波マルチパス下において、「1の周波数の
伝送系の検波信号がどのようになるかを説明した図であ
る。第3図(a+は、直接波の位相遷移の一例を示した
ものである。タイムスロットの後半は振幅が零になる。
これに対して、タイムスロットに比べて無視できない、
伝播遅延時間差τだけ遅れて来た遅延波の位相遷移は、
第3図fblのようになる。前述のように、検波方法は
1タイムスロツトの遅延検波であるので、ある時点の検
波出力は、その時の2波の合成位相と、■タイムスロッ
ト前の2波の合成位相とのベクトル内積である。例えば
、第3図(C)において、Bの区間の検波出力は、B′
の時の2波合成位相とBの時のそれとのベクトル内積の
値になる。ただし、第1図の半タイムスロット遅延器6
による時間遅れ、および、低域通過フィルタ゛1による
検波信号波形の歪は、説明を筒易にするためここでは考
慮しない。
第4図は、A′〜E′およびA−Eの各時点における直
接波と遅延波の合成位相を図示したものである。なお、
直接波と遅延波の振幅比をρ、位相差をφとした。第4
図より、第3図+CIの八〜Eの各時点の検波出力は次
のようになる。
Δ・・・・・・ O B・・・・・・ l C・・・・・・ 1→ρ2)2ρcos φD・・・・
・・ ρ2 E・・・・・・ 0 ρおよびφの値により、Cの区間においては検波出力が
雰になることがあっても、BまたはDの区間においては
絶対に検波出力が零になることはない。このように、マ
ルチパスによるアイパターンの劣化は少ない。
r2の周波数の系統においても、まったく同様である。
ただし、r2の周波数における、直接波と遅延波の位相
差ψはr、の時の位4′u差φとは無相関であり、一般
には異なる。つまり、Cの区間における検波出力の値は
、flの系統のそれとは一般には異なる。従って、前述
のように第1図の半タイムスロット遅延器6によって、
両投波出力をタイミングを合せて合成することにより、
Cの区間においてはグイバーシチ効果が期待できる。
正確には、このダイバーシチ効果は周波数グイバーシチ
効果である。
第5図はこのような周波数ダイハーシチ効果の様子を示
した図である。第5図+alおよび第5図(b)におい
て、検波出力lは周波数r1の系統の検波出力であり、
検波出力2は周波数f2の系統の検波出力である。両者
は半タイムスロット遅延器6によりタイミングは一致し
ている。検波出力1および検波出力2を合成することに
より、第5図(Clの実線で示したような合成波形が得
られる。さらに、この合成波形を帯域制限フィルタIO
を通すことにより、第5図telの点線で示したような
復調(3号出力が得られる。
以上のように、本発明の復調装置は、周波数「、f2の
それぞれの波は間欠的であるため、遅延波が存在しても
直接波との重なり部分が少なく、マルチパスによる波形
歪は受けにくい。さらに、2周波数による周波数ダイバ
ーンチの効果がある。
また、周波数1.の系統と周波数f2の系統は、時間的
に半タイムスロットずれており、タイムダイバーシチ効
果も期待できる。以上のような効果により、マルチパス
伝送路において、従来の方式より符号誤り型持性は著し
く改善され、高速のデジタル伝送が可能になる。
なお、以上の説明においてはlタイムス四ノド遅延器4
による遅延検波によって、まず、「1の周波数の伝送系
が検波されたが、0式の代りにCQS((II2t +
ω2 T、 ) =cosω、、 1  ・=・@@弐
を満たす遅延時間T、を有するlタイムスロット遅延器
4を用いれば、f2の周波数の伝送系が検波される。さ
らに、この信号を90°移相した信号を平衡変調器2に
供給することによって、rlの周波数の伝送系が検波さ
れる。従って、この場合は、第1図において、Iタイム
スロット遅延器4の出力信号を平衡変調器3に供給し、
90’移相器5の出力信号を平f%i変羽器2に供給ず
ね、ば、全く同様に動作する。
また、第1図において、90°移相器5は抵抗やコンデ
ンサなど、場合によっては能動素子を含む回路網で構成
しても良いが、以下に説明するような遅延線によっても
構成できる。この遅延線の遅延時間をT2とし、周波数
f1に対してこの遅延線の位相回転量を90°とすれば 2π’I”2”π/2        ・・・・・・◎
である。一方、T2の周波数に対する位相回転量は、0
式を用いることにより 2π「2T2 一21Tfl T2   (2n  1)Wfl、T2
/2・・・・・・[相] 0式を用いると[相]式ば 2πf2T2=π/ 2  (2n−1) π’ B 
/ 8 f l・・・・・・[相] 通常、r、<<r、であるから、0式の右辺の第2項は
無視でき、0式は次式のようになり、2πr2T2−π
/2        ・・・・・・[相]r2の周波数
に対しても、はぼ90゛位相が回転する。
以下本発明の第2の実施例について図面を参照しながら
説明する。
第6図は本発明の第2の実施例を示す復調装置の回路構
成図である。同図において、61は入力端子、62およ
び63は平衡変調器、66は半タイムスロット遅延器、
67および68は低域通過フィルタ、69は加算器、6
10は帯域制限フィルタ、611は復調信号出力端子で
、以上は第1図の構成と同様なものである。第1図の構
成と異なるのは、lタイムスロット遅延器4および90
゜移相器5で構成されていた遅に回路を、64および6
5の1タイムスロット遅延器によって構成した点である
1タイムスロツト遅延器64の遅延時間は、lタイムス
ロット遅延器4と同じT1に選ぶ。これに対して、lタ
イムスロット遅延器65の遅延時間は、T、+’l’2
に選ぶことによって、平衡変調器62および63に供給
される信号は、第1の実施例とまったく同一となる。以
降の動作は第1の実施例と同様なので省略する。
なお、第1の実施例において、半タイムスロット遅延器
6と低域通過フィルタ7はその位置が入れ替っていても
良い、同様に、第2の実施例において、半タイムスロッ
ト遅延器66と低域通過フィルタ67はその位置が入れ
替っていても良い。
また、以上の説明においては、第2図に示したように1
タイムスロット内での画周波数の送信回数がそれぞれ1
回づつである伝送13号を用いたが、それぞれ複数回で
あるような伝送信号に対しても以上の実施例と同様にし
て復調される。つまり、以上すべての実施例において、
半タイムスロット遅延器6あるいは66の遅延時間が一
方の周波数の1回の送信時間に等しくすることによって
、まったく同様に復調できる。
発明の効果 以上のように本発明は、受信信号をデータのlタイムス
ロットに相当する時間だけ遅延させる遅延器と、この遅
延器の出力信号と受信信号の積の成分を生じる第1の乗
算器と、この遅延器の出力信号とは90゛位相の異なる
信号を得る手段と、この90゛位相の異なる信号と受信
信号の積の成分を生じる第2の乗算器と、第1および第
2の乗算器の出力信号中のデータ基底信号外の周波数成
分を阻止し、検波信号を得る第1および第2の低域通過
フィルタと、両横波信号のタイミングを調整する手段と
、両横波信号を合成する加算器を設けることにより、マ
ルチパス伝送路において、従来より高速のデジタル伝送
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における復調装置のブロ
ック図、第2図は伝送信号の模式図、第3図から第5図
は本発明の復調装置がマルチパス歪に強いことを説明す
るための13号模式図、第6図は本発明の第2の実施例
における復調装置のブロック図、第7図および第8図は
それぞれ従来のデジタル信号伝送装置の変調装置および
復1!装置のブロック図である。 1.61・・・・・・入力端子、2,3,62.63・
・・・・・平衡変調器、4.64.65・・・・・・1
タイムスロツト遅延器、5・・・・・・90°移相器、
6.66・・・・・・半タイムスロット遅延器、7.8
.67.68・・・・・・低域通過フィルタ、9,69
・・・・・・加算器、lo。 610・・・・・・帯域制限フィルタ、11.611・
・・・・・復調信号出力端子。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第2図 第 3 図 第4図 第5図  8CDE

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1および第2の周波数の信号を同一のデータ信
    号で差動符号化2相位相変調し、データの1タイムスロ
    ット内で両被変調信号を切り換え伝送する系において、
    第1および第2の周波数の差がデータ伝送速度の4分の
    1の奇数倍であり、受信信号をデータの1タイムスロッ
    トに相当する時間だけ遅延させる第1の遅延器と、この
    第1の遅延器の出力信号と受信信号の積の成分を生じる
    第1の乗算器と、前記第1の遅延器の出力信号とは90
    °位相の異なる信号を得る手段と、この90°位相の異
    なる信号と受信信号の積の成分を生じる第2の乗算器と
    、前記第1および第2の乗算器の出力信号中のデータ基
    底信号外の周波数成分を阻止し、検波信号を得る第1お
    よび第2の低域通過フィルタと、両検波信号のタイミン
    グを調整する手段と、両検波信号を合成する加算器を具
    備し、前記第1および第2の周波数で伝送されてきた信
    号をそれぞれ分離検波し、合成することによって復調信
    号を得ることを特徴とする復調装置。
  2. (2)90°位相の異なる信号を得る手段は、第1の遅
    延器の出力に接続された90°移相器で構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の復調装置
  3. (3)90°位相の異なる信号を得る手段は、第1の遅
    延器の出力に接続された第2の遅延器で構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の復調装置
  4. (4)90°位相の異なる信号を得る手段は、第3の遅
    延器によって、受信信号を遅延させることによって直接
    得ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の復調
    装置。
JP29380885A 1985-12-26 1985-12-26 復調装置 Expired - Lifetime JPH0712170B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29380885A JPH0712170B2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26 復調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29380885A JPH0712170B2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26 復調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62152238A true JPS62152238A (ja) 1987-07-07
JPH0712170B2 JPH0712170B2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=17799417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29380885A Expired - Lifetime JPH0712170B2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26 復調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712170B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0712170B2 (ja) 1995-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0232626B1 (en) Method of digital signal transmission having a low error rate in the presence of multipath transmission
JPS6324347B2 (ja)
JPS62152238A (ja) 復調装置
JPS58114654A (ja) 基準搬送波再生回路
US4186348A (en) Receiver for data transmitted by means of the interleaved binary phase shift keyed modulation technique
JPS6211347A (ja) 4相psk復調装置
JPS62152235A (ja) 復調装置
JPS62152237A (ja) デジタル信号伝送方式
JPS62152240A (ja) デジタル信号伝送装置
JPS62152236A (ja) デジタル信号伝送装置
JPS62152239A (ja) デジタル信号伝送装置
JPS6030241A (ja) ディジタル信号の変復調装置
JP2903539B2 (ja) 復調装置
KR0145544B1 (ko) 위상변조된 신호의 복조 방법
JPS63260244A (ja) デイジタル信号伝送方法
JPS59101951A (ja) 直交同期検波方式
JPS62152232A (ja) デジタル信号伝送方法
JPS63266949A (ja) デイジタル信号伝送方法
JPS58701B2 (ja) サドウイソウフクチヨウソウチ
JPS61216555A (ja) Msk信号の復調装置
JPS60208146A (ja) Msk信号の復調装置
JPS59149051A (ja) 直交同期検波回路
JPH0817407B2 (ja) 信号系列検出方法
JPS60128758A (ja) 変復調方式
JPS6091749A (ja) 4相psk同期検波回路