JPS6215202A - 反応性乳化剤 - Google Patents
反応性乳化剤Info
- Publication number
- JPS6215202A JPS6215202A JP15634285A JP15634285A JPS6215202A JP S6215202 A JPS6215202 A JP S6215202A JP 15634285 A JP15634285 A JP 15634285A JP 15634285 A JP15634285 A JP 15634285A JP S6215202 A JPS6215202 A JP S6215202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emulsion
- meth
- formula
- emulsifier
- emulsifying agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は反応性乳化剤に関する。
不飽和化合物の水性乳化重合用の乳化剤として反応性乳
化剤を用い、得られる重合体フィルムの耐水性改善や、
エマルションを破壊してポリマーを取り出す際に排水中
に乳化剤が残り河川汚濁の問題を解消するために反応性
乳化剤を用いてポリマー中に組み込もうとする技術があ
る。たとえばアリルアルコールマレイン酸誘導体(アメ
リカ特許第3,960.935号公報)、(メタ)アク
リル酸のアルキレンオキサイド付加物(特開昭51−5
886号公報)などがある。
化剤を用い、得られる重合体フィルムの耐水性改善や、
エマルションを破壊してポリマーを取り出す際に排水中
に乳化剤が残り河川汚濁の問題を解消するために反応性
乳化剤を用いてポリマー中に組み込もうとする技術があ
る。たとえばアリルアルコールマレイン酸誘導体(アメ
リカ特許第3,960.935号公報)、(メタ)アク
リル酸のアルキレンオキサイド付加物(特開昭51−5
886号公報)などがある。
しかしながらこれらの技術は反応性および乳化安定性が
満足できるものではなく、特に得られた重合体エマルシ
ョンから作成された重合体のフィルムの耐水および耐溶
剤性が十分得られないという問題点がある。
満足できるものではなく、特に得られた重合体エマルシ
ョンから作成された重合体のフィルムの耐水および耐溶
剤性が十分得られないという問題点がある。
本発明者らは重合しようとする不飽和化合物の重合率の
低下をきたさない反応性の乳化剤であり、さらに得られ
た重合体フィルムが改善された耐水、耐溶剤性を具備し
うる反応性乳化剤を開発すべく鋭意検討した結果、本発
明に到達した。
低下をきたさない反応性の乳化剤であり、さらに得られ
た重合体フィルムが改善された耐水、耐溶剤性を具備し
うる反応性乳化剤を開発すべく鋭意検討した結果、本発
明に到達した。
本発明は一般式
(式中、R1,R2は水素原子またはメチル基である。
Aは炭素数2〜4のアルキレン基またはアリール基置換
アルキレン基である。nは10〜500の整数である。
アルキレン基である。nは10〜500の整数である。
)で示される不飽和化合物を含有することを特徴とする
反応性乳化剤である。
反応性乳化剤である。
Aの炭素数2〜4のアルキレン基としてはエチレン基、
プロピレン基、ブチレン基などが、アリール基置換アル
キレン基としてはスチレンからのフェニル置換エチレン
基、α−メチルスチレンからのフェニル置換メチルエチ
レン基などがあケラれる。これらのうち好ましいものは
炭素数2〜4のアルキレン基であり、とくに好ましいも
のは炭素数2または3のアルキレン基である。
プロピレン基、ブチレン基などが、アリール基置換アル
キレン基としてはスチレンからのフェニル置換エチレン
基、α−メチルスチレンからのフェニル置換メチルエチ
レン基などがあケラれる。これらのうち好ましいものは
炭素数2〜4のアルキレン基であり、とくに好ましいも
のは炭素数2または3のアルキレン基である。
これらのアルキレン基は酸素原子と共にオキシアルキレ
ン基を形成し、ポリオキシアルキレン鎖を形成するが、
このような重合連鎖中のオキシアルキレン基は同種のも
のでもよくまた異種のもの(この場合の結合形式として
はブロック、ランダムなど)でもよい。オキシアルキレ
ン基のウチで好ましいものはオキシエチレン基、オキシ
プロピレン基およびオキシエチレン基とオキシプロピレ
ン基との併用基(ブロック、ランダム)である。
ン基を形成し、ポリオキシアルキレン鎖を形成するが、
このような重合連鎖中のオキシアルキレン基は同種のも
のでもよくまた異種のもの(この場合の結合形式として
はブロック、ランダムなど)でもよい。オキシアルキレ
ン基のウチで好ましいものはオキシエチレン基、オキシ
プロピレン基およびオキシエチレン基とオキシプロピレ
ン基との併用基(ブロック、ランダム)である。
nは10〜500の整数であり、好ましくは20〜30
0の整数である。オキシアルキレン鎖+AO−)、中の
オキシエチレン鎖の含量は通常10〜90重量%、好ま
しくは30〜80重量%、である。
0の整数である。オキシアルキレン鎖+AO−)、中の
オキシエチレン鎖の含量は通常10〜90重量%、好ま
しくは30〜80重量%、である。
一般式(1)で示される化合物の具体例としては下記の
ものがあげられる。
ものがあげられる。
以下においてEOはエチレンオキサイド、POはプロピ
レンオキサイド、アリルアルコ−/l/ EO(10P
O■はEOIQモ/L’、PO20モルをこの順でアリ
ルアルコールに付加したブロック形の付加物、アリルE
O ア ル コ − ル /ぐPo (10/2o)
は EOIQ モルと Po 20モルの混合物をア
リ)レアルコールに付加したランダム形の付加物を示し
、以下同様の記載を用いる。
レンオキサイド、アリルアルコ−/l/ EO(10P
O■はEOIQモ/L’、PO20モルをこの順でアリ
ルアルコールに付加したブロック形の付加物、アリルE
O ア ル コ − ル /ぐPo (10/2o)
は EOIQ モルと Po 20モルの混合物をア
リ)レアルコールに付加したランダム形の付加物を示し
、以下同様の記載を用いる。
NCLIニア!J ル ア ル コ − ル EOα
→ POHEOα局ノ メ タアクリレート Nn2 : ア リ ル ア ル コ − ル
/ぐPO(”°/2o) の メ タアクリレート Nα3 : ア リ ル ア ル コ − ル PO
α6 EOCI)POQυ の メ タアクリレート N[L4:アリルアルコ−tv EO[PO@ EOα
17)7クリレート など 一般式(1)で示される化合物はたとえば(メタ)アリ
ルアルコールにアルキレンオキサイドを付加し、(メタ
)アクリル酸とエステル化する方法などによって製造さ
れる。
→ POHEOα局ノ メ タアクリレート Nn2 : ア リ ル ア ル コ − ル
/ぐPO(”°/2o) の メ タアクリレート Nα3 : ア リ ル ア ル コ − ル PO
α6 EOCI)POQυ の メ タアクリレート N[L4:アリルアルコ−tv EO[PO@ EOα
17)7クリレート など 一般式(1)で示される化合物はたとえば(メタ)アリ
ルアルコールにアルキレンオキサイドを付加し、(メタ
)アクリル酸とエステル化する方法などによって製造さ
れる。
本発明の乳化剤を用いて重合可能な不飽和化合物の乳化
重合を行い重合体エマルションを製造することができ、
その場合乳化剤の使用量は重合させるモノマーに対し有
効成分として通常0.14〜20重量%、好ましくは0
,5〜10重量係である。
重合を行い重合体エマルションを製造することができ、
その場合乳化剤の使用量は重合させるモノマーに対し有
効成分として通常0.14〜20重量%、好ましくは0
,5〜10重量係である。
本発明の乳化剤を適用する水性重合用のモノマーとして
は、各種のものを挙げることができるが、たとえば酢酸
ビニル等のビニルエステルモノマー;(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メ\タ )アク リ
ル酸ブチル、(メ タ )アク リル酸2−エチルヘキ
シル、(メタ)アクリルニトリル、(メタ)アクリルア
ミド等のカルボキシル基、工 □ヌチル基、ニ
トリル基またはアミド基含有アクリル系モノマー;スチ
レン、ジビニルベンゼン等の芳香族炭化水素モノマー;
ブタジェン、イソプレン、クロロプレン等の共役ジオレ
フィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン含
有炭化水素モノマー;エチレンなどの脂肪族炭化水素モ
ノマー;無水マレイン酸、マレイン酸メチル等の不飽和
ポリカルボン酸またはそのエステルがある。
は、各種のものを挙げることができるが、たとえば酢酸
ビニル等のビニルエステルモノマー;(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メ\タ )アク リ
ル酸ブチル、(メ タ )アク リル酸2−エチルヘキ
シル、(メタ)アクリルニトリル、(メタ)アクリルア
ミド等のカルボキシル基、工 □ヌチル基、ニ
トリル基またはアミド基含有アクリル系モノマー;スチ
レン、ジビニルベンゼン等の芳香族炭化水素モノマー;
ブタジェン、イソプレン、クロロプレン等の共役ジオレ
フィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン含
有炭化水素モノマー;エチレンなどの脂肪族炭化水素モ
ノマー;無水マレイン酸、マレイン酸メチル等の不飽和
ポリカルボン酸またはそのエステルがある。
本発明の乳化剤はこれらのモノマーの1種または2種以
上の乳化重合に利用できる。重合開始剤および促進剤と
しては、公知のものを使用すればよく、たとえば、開始
剤として、過酸化水素、過硫酸カリ、過硫酸アンモニウ
ム、過酸化ナトリウム、t−ブチルヒドロパーオキサイ
ド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソバレロ
ニトリル等が挙げられ、また促進剤としては、亜硫酸水
素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硫酸第一鉄アンモ
ニウム、硫酸銅などを使用してもよい。
上の乳化重合に利用できる。重合開始剤および促進剤と
しては、公知のものを使用すればよく、たとえば、開始
剤として、過酸化水素、過硫酸カリ、過硫酸アンモニウ
ム、過酸化ナトリウム、t−ブチルヒドロパーオキサイ
ド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソバレロ
ニトリル等が挙げられ、また促進剤としては、亜硫酸水
素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硫酸第一鉄アンモ
ニウム、硫酸銅などを使用してもよい。
本発明の乳化剤によって乳化重合を実施する方法は、従
来の方法と同様である。なお、必要に応じて他の乳化剤
、たとえば、アルキル硫酸塩、アルキルアリールヌルホ
ン酸塩あるいは脂肪酸塩等のアニオン界面活性剤、アル
キルアリールポリオキシエチレンあるいはプルロニック
型の非イオン界面活性剤を併用することができるが、多
量では本発明の目的に反することになるので、本発明の
乳化剤重量の50%以下が好ましい。
来の方法と同様である。なお、必要に応じて他の乳化剤
、たとえば、アルキル硫酸塩、アルキルアリールヌルホ
ン酸塩あるいは脂肪酸塩等のアニオン界面活性剤、アル
キルアリールポリオキシエチレンあるいはプルロニック
型の非イオン界面活性剤を併用することができるが、多
量では本発明の目的に反することになるので、本発明の
乳化剤重量の50%以下が好ましい。
重合温度は、重合しようとするモノマーの種類、乳化状
態などによって異なるが、通常−5〜100 ”(!で
ある。また普通に用いられる水系媒体として水のほかに
メタノール、イソプロパツール、アセトンなどの有機溶
剤を併用してもよく、メルカプタンなどの重合調節剤を
用いると好ましい場合もある。
態などによって異なるが、通常−5〜100 ”(!で
ある。また普通に用いられる水系媒体として水のほかに
メタノール、イソプロパツール、アセトンなどの有機溶
剤を併用してもよく、メルカプタンなどの重合調節剤を
用いると好ましい場合もある。
以下実施例により本発明をさらに説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
これに限定されるものではない。
実施例1
攪拌機、滴下ロー1−1温度計および窒素導入管を備え
たオートクレーブにアリルアルコ−/l/ 58.9(
1モル)と苛性力!J0.02,9’を仕込み、窒素置
換後90〜100°CでEO616g(14モl’)次
イテPO116゜y(20モ/I/)さらにEO616
,9(14モ/I/)を付加しアIJ/レアルコー/l
/ EOQ4 POHEOQ4なる化合物を得た。
たオートクレーブにアリルアルコ−/l/ 58.9(
1モル)と苛性力!J0.02,9’を仕込み、窒素置
換後90〜100°CでEO616g(14モl’)次
イテPO116゜y(20モ/I/)さらにEO616
,9(14モ/I/)を付加しアIJ/レアルコー/l
/ EOQ4 POHEOQ4なる化合物を得た。
次いで攪拌機、滴下ロート、温度計および水分離装置付
還流冷却器を備えたエステル化装置に、ト ルエ ン
2,000 ml! 、 ア リ ル ア ル コ
− ル EOα、0PO(1)EO(14) 24
5o、p (1モル )、 メ タ り リ ル酸
86g (1モル)ハイドロキノン1gおよびパラト
ルエンヌルホン酸7gを仕込み、約189の水が除去さ
れるまで還流した。次いで苛性ソーダー水溶液で洗浄後
減圧下にトルエンを除去すると淡黄色のアリルアルコ−
1v EOQ4) PO@ EOQ41メタアクリレー
トを定量的収率で得た。これを本発明の乳化剤1(前述
の化合物Nu 1に相当する)とする。
還流冷却器を備えたエステル化装置に、ト ルエ ン
2,000 ml! 、 ア リ ル ア ル コ
− ル EOα、0PO(1)EO(14) 24
5o、p (1モル )、 メ タ り リ ル酸
86g (1モル)ハイドロキノン1gおよびパラト
ルエンヌルホン酸7gを仕込み、約189の水が除去さ
れるまで還流した。次いで苛性ソーダー水溶液で洗浄後
減圧下にトルエンを除去すると淡黄色のアリルアルコ−
1v EOQ4) PO@ EOQ41メタアクリレー
トを定量的収率で得た。これを本発明の乳化剤1(前述
の化合物Nu 1に相当する)とする。
実施例2
実施例1と同様の操作にてアリルアルコ−/L’58O
g(1モ/L/)に /p□ (39/20 ) 24
809 (EOaoモル、PO20モ/L/)を付加し
、メタクリル酸86!!(1モ/v)トエステル化すせ
、アリルアルコール メタアクリレートを定量的収率で得た。これを本発明の
乳化剤2(前述の化合物11m2に相当する)とする。
809 (EOaoモル、PO20モ/L/)を付加し
、メタクリル酸86!!(1モ/v)トエステル化すせ
、アリルアルコール メタアクリレートを定量的収率で得た。これを本発明の
乳化剤2(前述の化合物11m2に相当する)とする。
試験例1
攪拌機、滴下ロート、窒素導入口、温度計および還流冷
却器を備えた反応器にイオン交換水27og。
却器を備えた反応器にイオン交換水27og。
本発明の乳化剤(実施例1および2)7.9g、炭酸水
素ナトリウム0.36.9および過硫酸アンモニウム0
、9gを仕込み、窒素置換後攪拌下65〜70℃でスチ
レン99gとブチルアクリレート81gの混合モノマー
を滴下ロートより2時間にわたり滴下し重合を行い、モ
ノマー重合転化率99.5 1以上の乳白色の良好なエ
マルションを得た。
素ナトリウム0.36.9および過硫酸アンモニウム0
、9gを仕込み、窒素置換後攪拌下65〜70℃でスチ
レン99gとブチルアクリレート81gの混合モノマー
を滴下ロートより2時間にわたり滴下し重合を行い、モ
ノマー重合転化率99.5 1以上の乳白色の良好なエ
マルションを得た。
エマルションから作製したフィルムの耐水性、耐溶剤性
;エマルションの機械的安定性、凍結安定性のテスト結
果を表−1に示す。
;エマルションの機械的安定性、凍結安定性のテスト結
果を表−1に示す。
表−1
(注−1)比較例
プロピレングリコールEO/P。(60//8o)ノモ
ノメタクリ ル酸 エ ヌ テ ル (注−2)フィルムの耐水性 エマルションをスライドガラヌ上に拡げ、6。
ノメタクリ ル酸 エ ヌ テ ル (注−2)フィルムの耐水性 エマルションをスライドガラヌ上に拡げ、6。
°Cにて8時間、さらに20℃にて24時間乾燥して0
.2 amの厚さのフィルムを作製した。このフィルム
の耐水性をJIS K−6828の水滴試験法により試
験した。
.2 amの厚さのフィルムを作製した。このフィルム
の耐水性をJIS K−6828の水滴試験法により試
験した。
(注−3)フィルムの耐溶剤性
エマルションフィルムのベンゼンよるソックヌレ−抽出
を48時間行って得た不溶解物を乾燥し、試料に用いた
エマルションフィルムの重量に対するチにてあられした
。
を48時間行って得た不溶解物を乾燥し、試料に用いた
エマルションフィルムの重量に対するチにてあられした
。
(注−4)エマルションの機械的安定性エマルション2
00I!ヲビーカーニ採す、ホモミキサーにて10.0
0Orpmで30分攪拌し生成した凝固物を150メツ
シユの金網で戸別し、冷水で洗浄後乾燥した。この乾燥
重量を採取エマルション中の固形分重量に対するチにて
あられした。
00I!ヲビーカーニ採す、ホモミキサーにて10.0
0Orpmで30分攪拌し生成した凝固物を150メツ
シユの金網で戸別し、冷水で洗浄後乾燥した。この乾燥
重量を採取エマルション中の固形分重量に対するチにて
あられした。
(注−5)エマルションの凍結安定性
エマルション50gをガラスビンに採t[[lL、−1
0°C×12時間、35℃×12時間を1サイクルとし
てエマルションが凍結破壊するまでの回数を測定した。
0°C×12時間、35℃×12時間を1サイクルとし
てエマルションが凍結破壊するまでの回数を測定した。
本発明の乳化剤を使用すると従来の反応性乳化剤にくら
べ、乳化物粒子中で重合体の内部架橋が進みモノマーの
重合率が上がるだめ、得られる重合体の物性が改善され
る。たとえば、本発明で得られた乳化重合体のフィルム
あるいは被覆物はすぐれた耐水性および接着性を示し、
さらに従来の反応性乳化剤から得られるフィルム等では
得ることのできなかった耐溶剤性の改善が可能となる効
果を奏する。
べ、乳化物粒子中で重合体の内部架橋が進みモノマーの
重合率が上がるだめ、得られる重合体の物性が改善され
る。たとえば、本発明で得られた乳化重合体のフィルム
あるいは被覆物はすぐれた耐水性および接着性を示し、
さらに従来の反応性乳化剤から得られるフィルム等では
得ることのできなかった耐溶剤性の改善が可能となる効
果を奏する。
本発明の乳化剤を組込んで得られたエマルションは安定
性にすぐれ、長期保存、凍結融解性も改善される。また
得られる重合体のフィルムは上記効果に加えて、失透か
ない、親水性を有し、はこり、油、垢などの汚れが付着
しに<<、また付着した場合でも容易に除去できるなど
の性能を有する。またエマルションより重合体を取り出
す場合には、廃水中に乳化剤がほとんど流出しないなど
の効果も奏する。
性にすぐれ、長期保存、凍結融解性も改善される。また
得られる重合体のフィルムは上記効果に加えて、失透か
ない、親水性を有し、はこり、油、垢などの汚れが付着
しに<<、また付着した場合でも容易に除去できるなど
の性能を有する。またエマルションより重合体を取り出
す場合には、廃水中に乳化剤がほとんど流出しないなど
の効果も奏する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R_1、R_2は水素原子またはメチル基であ
る。Aは炭素数2〜4のアルキレン基またはアリール基
置換アルキレン基である。nは10〜500の整数であ
る。)で示される不飽和化合物を含有することを特徴と
する反応性乳化剤。 2、オキシアルキレン鎖−(AO)−_n中のオキシエ
チレン鎖の含量が10〜90重量%である特許請求範囲
第1項記載の乳化剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15634285A JPS6215202A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 反応性乳化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15634285A JPS6215202A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 反応性乳化剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215202A true JPS6215202A (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=15625671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15634285A Pending JPS6215202A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 反応性乳化剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6215202A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0329045U (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-22 | ||
US5021530A (en) * | 1988-08-09 | 1991-06-04 | Kansai Paint Co., Ltd. | Finely divided gelled polymer and process for producing the same |
JPH04110884U (ja) * | 1991-03-13 | 1992-09-25 | 澤藤電機株式会社 | ドアの開閉支持構造 |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP15634285A patent/JPS6215202A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5021530A (en) * | 1988-08-09 | 1991-06-04 | Kansai Paint Co., Ltd. | Finely divided gelled polymer and process for producing the same |
JPH0329045U (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-22 | ||
JPH04110884U (ja) * | 1991-03-13 | 1992-09-25 | 澤藤電機株式会社 | ドアの開閉支持構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3498942A (en) | Emulsion polymerization of unsaturated monomers utilizing alkyl sulfide terminated oligomers as emulsifiers and resulting product | |
EP0029970B1 (en) | Copolymer useful as a surfactant | |
JP2611772B2 (ja) | 乳化重合用乳化剤 | |
JPS6234947A (ja) | 水分散型樹脂組成物 | |
JP2596441B2 (ja) | 水性樹脂分散体用乳化剤 | |
JPS6215202A (ja) | 反応性乳化剤 | |
JP2002080506A (ja) | 乳化重合用界面活性剤組成物 | |
JPH07228613A (ja) | 重合用乳化分散剤 | |
JP4112164B2 (ja) | 乳化重合用反応性界面活性剤組成物 | |
JP4498569B2 (ja) | 反応性界面活性剤組成物 | |
JPS6210102A (ja) | 反応性乳化剤 | |
JP2611776B2 (ja) | 乳化重合用乳化剤 | |
JPH06248005A (ja) | 乳化重合用乳化剤 | |
JP3292551B2 (ja) | 乳化重合用乳化剤 | |
JPH01119335A (ja) | 反応性乳化剤 | |
JPH0455401A (ja) | 乳化重合用乳化剤 | |
JP2804978B2 (ja) | 重合体用改質剤、その製造方法、およびそれを用いた重合体の改質方法 | |
JP3225105B2 (ja) | コア・シェル型エマルジョンの製造方法 | |
JPS6211534A (ja) | 乳化重合用乳化剤 | |
JPH0199639A (ja) | 水性樹脂分散体用乳化剤 | |
JPH0710909A (ja) | 乳化重合用乳化剤 | |
JPS61222530A (ja) | 反応性乳化剤 | |
JP2608725B2 (ja) | 乳化重合用乳化剤 | |
JPH07228614A (ja) | 重合用乳化分散剤 | |
JP3312963B2 (ja) | 乳化重合用乳化剤 |