JPS62151632A - クラツチ操作機構 - Google Patents

クラツチ操作機構

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Publication number
JPS62151632A
JPS62151632A JP60287996A JP28799685A JPS62151632A JP S62151632 A JPS62151632 A JP S62151632A JP 60287996 A JP60287996 A JP 60287996A JP 28799685 A JP28799685 A JP 28799685A JP S62151632 A JPS62151632 A JP S62151632A
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JP
Japan
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pressure
hydraulic
hydraulic pump
pipe
clutch
Prior art date
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Pending
Application number
JP60287996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Imazato
和成 今里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUWA SEIKI CO Ltd
Original Assignee
MITSUWA SEIKI CO Ltd
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Publication date
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Priority to JP60287996A priority Critical patent/JPS62151632A/ja
Publication of JPS62151632A publication Critical patent/JPS62151632A/ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、クラッチ操作機構に関する。
[従来の技術] 従来2 自動車のクラッチを操作する構成として油圧ア
クチュエータを使用した操作方法があり、その油圧アク
チュエータを操作する圧油は、エンジンによって駆動さ
れている単一の固定容積型油圧ポンプからの吐出油を使
用している[発明が解決しようとする問題点] 1−記における従来の構成には、下記のような問題点が
存在する。
十記油圧アクチュエータに油圧エネルギが多量に必貿と
されるときは、クラッチが係合(−でゆくときと、その
係合が切り離されてゆくときである。
これに対し、クラッチが切り離されているとき、あるい
はクラッチの係合が完結した後の状態におけるクラッチ
操作機構においては、そのフランチ操作を開始するに必
要な油圧制御回路への油圧信号としての小袖の圧油を必
要とするのみであって、多量の圧油を8貿としていない
その結果、このような多量の圧油を必要としていない状
態における、従来の残余の圧油は動力損失としてリリー
フ弁等からリザーバに捨てられていた。
このような動力損失は、自動車における走行性能を犠牲
にし、自動車走行距離あたりのエンジンの燃料消費率を
劣化させ、且つ上記油圧制御回路に使用の作動油温度を
必要以上に高温とさせてしまう欠点となっている。
本発明の目的は、−上記のような欠点を解消したクラッ
チ操作機構を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は下記のような構成からなっている。
油圧アクチュエータは、 a二内設しているスプリングがクラッチを切り離す方向
に作用し、 b=第1の油圧ポンプにおける吐出管路からの調整され
た作動油圧が該クラッチを係合させる方向に作用する、 上記構成をなし、 前記第1の油圧ポンプの吐出管路における作動油圧は、
圧力設定装置によって調整され。
該圧力設定装置は、クラッチペダルの踏み込みに基づい
た信号によってその圧力設定値が制イIυされる、 に記構成において。
第2の油圧ポンプにおける吐出管路は、切換ジ「を介し
て前記第1の油圧ポンプにおける吐出管路、あるいは前
記第1の油圧ポンプの吐出管路における作動圧力より低
圧の作動圧力となりている他の低圧管路へ選択的に連通
ずる構成をなし、 計算器は、自動車における各検出信号に基づいて指令信
号を発信し、あるいはその指令信号を消滅させる構成を
なし、 前記切換弁は、 a:前記指令信号によって、前記第2の油圧ポンプにお
ける吐出管路を前記第1の油圧ポンプにおける吐出管路
に連通させ、且つ前記第2の油圧ポンプにおける吐出管
路から前記低圧管路への連通を閉じ、 b:前記指令信号が消滅したとき、前記第2の油圧ポン
プにおける吐出管路と前記第1の油圧ポンプにおける吐
出管路との連通を閉じ、且つ前記第2の油圧ポンプにお
ける吐出管路を前記低圧管路の側に連通し、 C:前記指令48号を受けたことによる該切換弁の切換
作動は、該切換作動をダッシュポットに連動させている
ことによって、その切換が緩やかに行なわれるようにな
っている。
以りの構成からなっている。
C作用コ −1−記発明における作用は下記のとおりであるクラン
壬ペダルが全部踏み込まれているとき、圧力設定装6は
、そのクラッチペダルの踏み込み埴に反比例して、第1
の油圧ポンプにおける吐出管路の作動油圧を大気圧に近
い低い値に設定している。
したがって、この状態において、油圧アクチュエータは
、スプリングの附勢力によって、クラッチを完全に!、
IJり離している。
この状態からクラッチペダルを戻してゆくと、その戻し
に応じて、圧力設定装置は、第1の油圧ポンプにおける
吐出管路の作動油圧を高めてゆく。
このように、第1の油圧ポンプからの吐出圧力が高まっ
てくると、油圧アクチュエータにおいては、スプリング
の附勢力に抗してその吐出圧力がクラッチを係合させる
方向へ作動してゆく。
このクラッチが係合してゆ〈過程において、計算器はク
ラッチの作動位置に相当した値、例えばクラッチペダル
の作動位置あるいは第1の吐出管路における作動油圧の
値を検出し、その検出信号によって、指令信号を発する
この指令信号を発信すると、その指令信号によって切換
弁は、第2の油圧ポンプにおける吐出管路を第1の油圧
ポンプにおける吐出管路に連通させ、1つ第2の油圧ポ
ンプにおける吐出管路から低圧管路への連通を閉じた態
勢に設定してゆく。
この場合、切換弁が上記のように切り換えられてゆく過
程において、該切換作動はダッシュポットに連動して切
り換わってゆくから、その切換が緩やかに行なわれる。
そのため、この切り換えによって第2の油圧ポンプにお
ける吐出管路が切換弁を介して第1の油圧ポンプにおけ
る吐出管路へ連通してゆく状態は、その連通が緩やかに
行なわれてゆくことになり、そのことは、今まで第1の
油圧ポンプから油圧アクチュエータへ圧油を圧送してい
た圧油量へ第2の油圧ポンプの側からの圧油が補充され
てゆく、その移り替りの過程において、その補充が緩や
かに行なわれてゆくことになる。
このことは、下記−のことを意味している。
上記のように、第1の油圧ポンプの吐出管路へ第2の油
圧ポンプの側から圧油が補充されてゆく、(の補充の意
味は、油圧アクチュエータかクラッチを操作するとき、
油圧アクチュエータに多−」1の圧油を必要とするから
であり、また、その補充において、その補充が上記のよ
うに緩やかに行なわれる理由は、もし、その補充が瞬間
的に行なわれたとすると、油圧アクチュエータへ速入す
る圧油の暗が瞬間的に増大することになり、そのような
ことになると、油圧アクチュエータはその急激な圧油流
人によってクラッチを急激に係合させてしまうことにな
る。
もし、このようにクラッチが急激に係合するとエンジン
に急激な負荷トルクの上昇が生じ。
エンジンはいはゆるエンストを生じたり、あるいはノッ
キング現象を生じたりして、自動車の円滑な発進、ある
いは変速操作を阻害することになる。
このようなことより、第1の油圧ポンプにおける吐出管
路へ第2の油圧ポンプの側から圧油を補充するときは、
その補充を緩やかに行なっているものである。
上記の作動に続いて、クラッチペダルの戻しに応じて、
計算器が、クラッチの係合した位置に相当するクラッチ
ペダルの戻し位置あるいはクラッチの作動位置あるいは
第1の吐出管路における作動油圧の値を検出すると、計
算器は。
今まで発信していた指令信号を消滅させる。
このように指令信号が消・臓すると、その消滅によって
切換弁は、第2の油圧ポンプにおける吐出管路と:51
の油圧ポンプにおける吐出管路との連通を閉じ、且つ第
2の油圧ポンプにおける吐出′4路を低圧管路の側に連
通させた状態に設′更する。
このことは、クラッチが切り離されている状1n:にわ
いては、油圧アクチュエータにクラッチを係合させてお
くだめの作動油圧を発生させて1おればよく、油圧アク
チュエータへの圧油流入は必要とせず、そのため、第2
の油圧ポンプからの吐出油を低圧管路にバイパスさせ、
不必冴な油圧動力を発生させないようにしていることを
、妊味している。
1−記作動に対して、クラッチペダルを踏み込んで、ク
ラッチを切り離してゆく操作は上記作動の連の作用とな
っている。
また、上記のような作用に対して、計算器は、例えば′
上記のような状態にあるとき、切換弁に:に、I L 
、指令信号を発しないものとしている。
1 ) E+11の油圧ポンプがエンジンによって駆動
されている場合において、エンジンの回転速度がヒ分に
高速回転となっているときは、第1の油圧ポンプからの
圧油吐出量が十分に多い吐出!1Yとなっているため、
不必貿に第2の油圧ポンプからの圧油を第1の油圧ポン
プにおける吐出′1↑路の側へ圧送することなど、第2
の油圧ポンプを無負荷とさせておく。
2)寒冷値等において、自動車が発進するとき、上記第
1の油圧ポンプおよび・第2の油圧ポンプからの吐出油
の温度が低温となっているときは、エンジン冷却水の温
水中に設けた熱交換器によって核油を暖めてやるため、
第2の油圧ポンプからの吐出油は、第1の油圧ポンプに
おける吐出管路の側へ圧送せずに該熱交換器へ流してお
く。
このことは、クラッチへの圧油送油量が少なくてクラッ
チの係合がある程度遅くなっても、油圧制御系の温度を
早く適温にして、正常の操作が早くできるようにしてい
るものである。
3)同じく、第1の油圧ポンプおよび第2の油圧ポンプ
からの吐出油の温度が高温になり過ぎているときも、2
)と同様に熱交換器によって、油温を適温にしてゆくこ
とにしている。
[実施例] 以ド、実施例にノ、(づいて本発明を説明する。
第1[Δは1本発明における一実施例としてのクラッチ
操作機構をシステム図によって示したものである。
エンジンの駆動軸となっているエンジン軸laにクラッ
チ板1cを嵌合し、クラ・ンチ板1cと選択的に係合離
脱するクラッチ板1dは、変SJ機の人力輔ibへ軸方
向への摺動を可能に且つトルク伝達を可能に嵌合し、ク
ラッチ板1c+を・i+111方向に操作するプレーh
liはピストン1gに律動し、ビス!・ンIgは油圧ア
クチュエータ2におけるシリンダ内に軸方向への摺動を
可能に嵌合し、プレートLiにはスプリングlhによっ
て右方への附勢力をq−え、」−記の構成はクラッチl
を構成している。
エンジンによって駆動されている:)′Slの油圧ポン
プ5は吸入管5bをリザーバ5dにi1!通し、油圧ポ
ンプ5の吐出管路5aはフィルタ5gを介してゞ11・
路5fに小通し、吐出管路5aと!1?路5fとの間に
はフィ?レタ5gと、19!JI+に安全3C5eを介
設している。
同じくエンジンによって駆動されている第2の油圧ポン
プ9の吐出管路は、切換弁IOおよびチェック弁10c
を介して吐出管路5aに連通するか、あるいは熱交換器
10dを介してリザーバ5dへ選択的に連通ずる構成を
なし、切換弁10はパイロ・ント管路10aの作動油圧
あるいはパイロット管路10bの作動油圧によって操作
される構成をなし、パイロット管路10aは第2の油圧
源となっている油圧管7aへ絞り流路7eを介して律通
し、1つ絞りla路7fを介してリザーバ5dに連通し
、パイロ7F’L?路tabは、切換弁11を介して油
圧管7aあるいはリザーバ5dへ選択的に連通ずる構成
をなし、切換弁11は図示していない計3″I器からの
指令値けによって作動し、その指令値りが発生している
とき、その指令信号がソレノ・rド11aに作用して、
その切換位置を11Aに設定し、その指令信号が消滅し
ているとき、そのシj換位1メ;をIIBに設定する構
成となっている。
ここで、熱交換器10dは、油圧ポンプ9からの作動油
か自動用のラジェータを循環しているエンジンの冷JJ
I水と熱交換をする構成となっており、その冷却水の温
度は、エンジンか作動している通常状1h、において8
0°C程度となっている。
9j換弁10の操作は、パイロット管路10aの作動油
圧とνJ換弁10に内設しているスプリングの附勢力に
対してパイロット省・路10bの作動油圧が発生してい
るとき、切換jftoの切換位置をIOAに設定し、そ
の逆にパイロット管路10bがリザーバ5dに開放され
ている状1ハ1にあるとき、9J換弁10の切換位1百
をIOBに設定する関係となっている。
管路5fは、一方において背圧ゴf8、油圧切4!l!
!jr 3および油圧管3aを介して油圧アクチュエー
タ2における押しのけ室1fに接続し、他方において圧
力設定装置としての圧力制御回路4および油圧管7aを
介して油圧アクチュエータ2における押しのけ室1eに
接続し、且つ油圧管7aは絞り〃;コ路7Cを介して吐
出管7dに接続し、吐出′【全7dはクラ、チ板1dに
作動油をふりかけるだめの管路となっている。
油圧管7aは背圧弁7を介してリザーバ5dに接続し、
管路5fと油圧管7aとの間にはアノロード弁6を介設
し、油圧管3aは絞り流路3bを介してリザーバ5dに
連通し、油圧切換弁3における一方のパイロット管5c
は管路5fに連通し、油圧切換弁3における他方のパイ
ロット管7bは油圧管7aに連通している。
油圧切換弁3は、パイロット管5Cにおけるパイロット
油圧がパイロット管7bにおけるパイロット油圧と油圧
切換弁3に内設しているスプリング附勢力に相当する油
圧よりも高いときその切換位置を3Aに設定し、その逆
の状態においてその切換位置を3Bに設定する構成とな
っている。
したがって、エンジンが始動される以前において、パイ
ロット管5Cおよび7bの両者におけるパイロ・ント油
圧が共に零の状態においては、油圧切換弁3に内設して
いるスプリングの附勢力か、油圧切換弁3の切換位置を
3Bに設定している。
アンロード弁6は、入力部6aに信号圧が与えられてい
ない状態においてはその切換位置を6Aに1没定し、入
力部6aに信号圧が与えられているときはその切換位置
が6Bに設定される構成をなしている。
圧力制御回路4は、リリーフ弁4Aと、リリーフjf 
4 Aのパイロット圧を設定するパイロット部4Cと、
パイロット管4Cを操作するツレ7′イ(・4Bからな
っており、ツレ/イド4Bは′−1工流によって操作さ
れる構成をなし、その電流は1g示していないクラッチ
・ペダルの踏み込み位16に比例してその(+/7を増
大する関係になっている。
以]二の第1図における構成において、以ド。
第2図の特性図を使用しながらその作用を説明子る。
自動+1におけるエンジンを始動する前においては、上
述したように、パイロット管5cおよび7bの両者にパ
イロット油圧が生じていないため、油圧切換弁3はその
切換位rを3Bに設定している。
また、自動車におけるエンジンを始動する前における油
圧アクチュエータ2においても、押しのけ室1eおよび
1fの両者に油圧が発生していないため、スプリング1
hはピストンIgを右方に押圧し、プレート11をフラ
ンチ板ldから離脱させ、したがってクラッチ1はすJ
り敲された状態となっている。
また、このときピストンIgの右方への動きによって、
押しのけ室lf内における作動油は、油圧管3aから油
圧切換弁3を介してリザーバ5dへ排出している。
またこの状態において、アンロード弁6の入力部6aに
は信号圧が送信されていないため、アンロード弁6は切
換位置を6Aに設定している。
また、切換弁11において、計算器からの指令信号は発
生していないので、その切換位置は11Bに設定され、
そのことからパイロット?、A路tobはリザーバ5d
に連通して、パイロ。
1・7i’i’路fobは大気圧となっている。
その結果、切換弁10においてはエンジン始動iiiに
おいて、パイロット管路10aおよび10bの作動油圧
が共に零となって、この状態において切換弁10は、内
設するスプリングの附勢力によってそのLJJ換位置を
IOBに設定している。
この状態において運転者が自動車のエンジンを始動する
と、そのエンジンの始動と同時に油圧ポンプ5および9
も駆動され、そのことによって油IEポンプ5はリザー
バ5dから吸入管5bを介して作動油を汲みあげ、その
汲み上げた作動油は油圧ポンプ5によって加圧され、吐
出ゞ1?路5aおよび管路5fに吐出され、他方、油圧
ポンプ9が駆動されたことによって油圧ポンプ9がリザ
ーバ5dから汲み上げた作動油は切換弁10を介して、
熱交換器10dから再びリザーが5dにもどされた状態
となっている。
したがって、この状態における油圧ポンプ9は無負荷の
状態となっている。
また、この状態においてアンロード弁6は切換位置を6
Aに設定して管路5fと油圧管7aを連通し、管路5f
と油圧管7aの両者の作動圧力を等しくさせている。
そのためパイロット管5Cとパイロット管7bの両者の
作動圧力も等しくなり、そのことによって油圧切換弁3
においては、パイロット管7bのパイロット圧力による
操作力と内設するスプリング附勢力との和がパイロット
管5cのパイロット圧力による操作力に勝って、切換位
置を3Bに設定したままとし、油圧管3aは油圧切換弁
3を介してリザーバ5dに開放されたままの状態となっ
ている。
したがって、この状態においては、押しのけ室1fがリ
ザーバ5dに開放されて大気圧となり、一定の加圧状態
にある油圧管7aの圧油が押しのけ室1eに流入し、ピ
ストンIgを右方へ押圧したままとなって、クラッチ1
は依然切り5!1[されたままの状態となっている。
この状ii、においてエンジンのウオーミング争アップ
が済み、自動車が発進できる状態になると、運転者は図
示していないクラッチペダルを踏み込んで変速機におけ
る変速比を必要な位置に設定する。
このようにクラッチペダルが踏み込まれると、その踏み
込みと連動して、圧力制御回路4におけるソレノイド4
Bへの?1iiQは最大値に設定され パイロット部4
Cにおけるパイロット圧はt侍低の値に設定される。
このクラッチペダルが踏み込まれた状態において、運転
者は1;記の変速比の設定を完了し、それに引続き、運
転者はアンロード弁6における人力部6aへ圧力信号を
送信し、そのことによってアンロード弁ゴ1′6は切換
位置を6Bに設定する。
ぞの結果、f1↑路5fと油圧管7aとのアンロード弁
6を介しての連通は閉じられ、管路5f側から油圧管7
a側に圧油の流れる回路は圧力制御回路4を介する回路
のみとなる。
このように設定された上記の状態が、自動車を発進させ
うる初期の段階となる。
この初期の段階から、運転者がクラッチペダルをもどし
てくると、そのもどし硼に比例してソレノイド4Bにお
ける電流値が減少し、パイロット部4Cにおけるパイロ
ット圧はその電流値の減少に逆比例して増大し、管路5
fから圧力;1−制御回路4を介して油圧管7aに開放
あるいはリリーフされる圧油の借を絞ってゆく。
すなわち、吐出管路5aおよび管路5fにおける作動油
圧は、ソレノイド4Bにおける電流iの減少に逆比例し
て、第2図に示す特性p5aのように増大する関係とな
る。
なお、第2図における横軸iはソレノイド4Bにり−え
られる電JQ、 イi’iを示し、* −Ml+ pは
各油圧管3a、5fおよび7aにおけるそれぞれの作動
油圧を示している。
これに対し、油圧管7aにおける作動油圧の特性は背圧
弁7の存在によって、常に該′屯IAQ値とは無関係に
作動圧カ一定の特性p7a (第2図)のようになって
いる。
このような関係において、クラッチペダルをもどしてく
ると、やがてンレノイド4Bにおける電流1は1=ie
に減少し、管路5fおよびパイロットゞ1?5Cにおけ
る作動油圧は第2図におけるd点に相当する作動油圧p
dとなる。
この場合、パイロット管5cのパイロット圧力Pdによ
る油圧切換弁3の操作力は、パイロット管7bのパイロ
ット油圧による操作力と油圧リフ換弁3に内設している
スプリングの附勢力の和による値よりも高い値となって
いる関係にあり、そのためこの状態になると、パイロッ
ト’i’i5cにおけるパイロット圧力pctは油圧切
換if3を切換位置3Aに設定し、油圧管5aおよび管
路5fを油圧管3aに連通させる状態とする。
このように管路5fと油圧管3aが連通する状7j4 
iこなると、管路5fにおける圧油の一部は常に背圧弁
88よひ絞すフAコ路3bを介してリザーバ5dに流れ
ることになるので、背圧弁8においア圧力損失が生じ、
油圧管3aにおける作動油圧の特性は第2図における特
性p5aからその圧力損失4こ和名した差圧dpを誠じ
た特性p3aのようになる。
そのため、運転者がクラッチペダルをもどしてゆく最初
の状態(i>ic:)においては、第2図に示すように
、油圧管3aにおける作動油圧p3aは油圧管7aにお
ける作動油圧p7aよりも低い値となっている。
このような状態から、更にクラッチペダルをもどしてゆ
くと、油圧管3aにおける作動油圧は第2図における特
性p3aに沿って矢印aのように上昇してゆくことにな
るが、その過程において、p3aの値がf点の作動点に
達すると、計算器はその作動点に相当するクラッチペダ
ルの戻し量(例えば電流値if)を検出し、計算器はそ
の検出値がf点の作動位置に達したことを認識すると、
切換弁11におけるンレノイトllaに指令信号を発し
、その結果、切換弁11の91位;4は1lAkこ設定
され、油圧管7aにおける油圧がパイロット管路lob
に伝達する。
なお、ここで第2図におけるf点の作動位置は、クラッ
チlが係合し始めてゆく位置を示している。
このようにパイロット管路10bに油圧が発生したこと
によって、切換弁lOにおける切換位置はIOAに設定
され、その結果、油圧ポンプ9からの吐出油はチェック
弁10cを介して吐出管路5aに補充される状態になる
この状態から、更にクラッチペダルをもどしてゆくと、
第2図に示すように、油圧管3a側における作動油圧p
3aが油圧管7a側における作動油圧p7aよりも高い
値となるため、この状態になると、油圧管3aの側にお
ける圧油が押しのけ室ifへ流入し、押しのけ室1eに
おける作動油は油圧(、全7aおよび背圧弁7を介して
リザーバ5dに排出し、あるいは絞り流路7Cから吐出
管7dを介してクラッチ板1dへ噴出され、そのことに
よってピストン1gが左方へ押圧され、ピストン1gは
プレートliを介してクラッチ板1dをクラッチ板IC
に係合させてゆくことになる。
このようにクラッチが係合してゆく際において、上記の
ように油圧ポンプ9からの吐出油はチェンク弁10cを
介して吐出管路5aに補充されてゆくが、切換弁lOが
上記のように切り換えられてゆく過程において、該切換
作動は下記の作用によってそのすJり換えが緩やかに行
なわれてゆく。
すなわち、切換弁lOか切り換えられてゆく作用は、従
来における切換弁と回しく、バイロフト管路10bにお
ける信号油圧によって切換弁lOに内設したスプール弁
が移行することによって行なわれ、そのスプール弁の移
行は、パイロット管路10a中の圧油を絞り流路7fを
介してリザー/<5dに押し出してゆき、その押し出し
抵抗によって、その切り換えが緩やかに行なわれてゆく
ことになる。
結局、この作用は該スプールgfの移行に対してパイロ
、ソト管路10aと絞り流路7fがダッ・ンユボットの
役目を果している。
このようなことから、この切り換えによって油圧ポンプ
9における吐出管路がνJ換弁lOを介して吐出j6・
路5aへ連通してゆく状態は、その連通が緩やかに行な
われてゆくことになり、そのことは、今まで油圧ポンプ
5の側から油圧アクチュエータ2の側へ圧送していた圧
油量に勾し、油圧ポンプ9の側からも圧油が補充されて
ゆき、その補充の過渡状態において、その補充が滑らか
に行なわれてゆくことになる。
このことは、下記のことを意味している。
上記のように、吐出管路5aへ油圧ポンプ9の側から圧
油が補充されてゆく、その補充の意味は、油圧アクチュ
エータ2がクラッチlを操作するとき、油圧アクチュエ
ータ2に多量の圧油を必安どするからであり、また、そ
の補充において、その補充が、上記のように緩やかに行
なわれる理由は、もし、その補充が瞬間的に行なわれる
と、油圧アクチュエータ2における押しのけ室1fへ流
入する圧油の量が瞬間的に増大することになり、そのよ
うなことになると、油1、I:アクチュエータ2におけ
るピストン1gはその急激な圧油流人によってクラッチ
lを急激に係合させてしまうことになる。
もし、このようにクラッチ1が急激に係合すると、エン
ジンはその負荷トルクに衝撃的な大きなトルクを生じ、
いはゆるエンストを生じたり、あるいはノッキング現象
を生じたりして、自動車の円滑な発進、あるいは変速機
の変速操作をし■害することになる。
このようなことより、吐出管路5aへ油圧ポンプ9の側
から圧油を補充するときは、その補充を緩やかに行なっ
ているものである。
更に、クラッチペダルが戻されて第2図における特性p
3aが矢印aのように上昇してゆき、その作動がg点に
達すると、クラッチ1は完全に係合状態となり、ピスト
ンIgの動きは停市する。そのため、油圧管3aから押
しのけ室ifへの圧油の圧送量は多量に圧送する必要が
なくなり、その圧送量は、押しのけ室1fにおける油圧
をg点以−ヒの値に保持できる程度の圧油圧送用でよい
ことになる。
このようなことから、その作動が第2図におけるg点の
作動点に相当する時点に達すると。
計算器は、クラッチペダルの戻し借がそのg点に相当す
る位置以丘になったことを認識して。
す〕換弁11におけるソレノイドllaへの指令信吋を
消滅させ、切換弁11における切換位置をIIBに設定
する。
その結果、パイロント管路10bがリザーバ5dに開放
され、そのことによって、切換弁10が切換位置10B
に設足され、油圧ポンプ9からの叱出油は熱交換器10
dを介してリザーバ5dへ排出され、油圧ポンプ9は無
負荷となる。
すなわち、計算器は、第211’jにおける電流値lか
if>i>igに相=ちする範囲においてソレノイドl
laへ指令信号を発信しており、それ以外の領域におい
てその指令信号を消滅させている。
また、そのように指令信号が消滅している状態において
は、油圧ポンプ5における吐出油のみがクラッチ操作機
構の操作に使用されるよう1こなっているものである。
このような上記の作動において、特性p3aは電流iの
低下、すなわちクラッチペダルのもどしに比例して矢印
aのように滑らかに上昇することができるから、そのク
ラッチの係合は滑らかなものとなる。
また、上記のように第2図の作動において領域すはクラ
ッチlが係合する範囲であり、領域Cはクラッチlが切
り離されている範囲となっているものである。
以1mのクラッチ操作において、変速機における山車の
9ノリ換えのためにクラッチを踏み込んでクラッチ1を
切り殖し状態とする場合は、クラッチ1に引きずり1・
ルりが生じていてはならず、クラッチ板1dはクラッチ
板1cに対して素111〈珪つ完全に!、lJり離され
ていなければならない。
これに対し、自動車を半りランチの状!Eで発1iEさ
せるようなときには、クラッチlに引きずりトルクを生
じさせるようにクラッチペダルを操作しなければならな
い。
このような操作を確実に可能とするために、変速機にお
ける歯車の切り換えのためにクラッチ操作をするときは
、゛電流値iがieより大となるまでクラッチペダルを
踏み込めば、上述の説明のように、油圧切換弁3が切換
位置3Bに1投定され、押しのけ室1fにおける作動油
は瞬時に油圧切換弁3を介してリザーバ5dに開放され
、その結果、クラッチlは瞬時に且つ確実に切り離され
ることになる。
また自動車を半クラッチの状態で発進させるときには、
Mi流値を第2図におけるeの範囲において緩やかに作
動するようにクラッチペダルを操作すればよいことにな
る。
また、−上記作用に対し、逆に油圧’i’i3aにおけ
る油圧か低−ドしてゆき、クラッチ1が切り12Iされ
てゆく作用は上記係合時の作動と逆の作動となるもので
あるが、」二記のように油圧管3aにおける作動油圧を
領域すの状t、!1からη域Cの状態へ低下させてゆき
、ic<i<ieの間におけるp3aの(iQがp7a
の値より低下している範囲においては、油圧管7aにお
ける圧油が押しのけ室1eへ流入し、そのことによって
生ずる押しのけ室ifにおける作動油は、油圧管3aお
よび絞り流路3bを介してリザーバ5dに流出し、その
結果、ピストン1gが右方へ押圧されてクラッチlが切
り離されてゆき、更に電波値iがie以上となると再び
油圧リノ換弁3が切換位置3Bに設定され、油圧管3a
の圧油は切換弁3を介してリザーバ5dに連通ずること
になるから、この状態に入るとクラッチ1が急速に切り
離されることになる。
また、上記のような作用に対して、計算器は、例えば下
記のような状態にあるとき、切換弁11におけるツレ/
イドllaに対し、指令信りを発進しないこととしてい
る。
l)エンジンの回転速度が十分に高速回転となっている
ときは、油圧ポンプ5からの圧油吐Hid j、S、が
十分に多い量の吐出量となっているため、不必要に油圧
ポンプ9からの圧油を油圧管3aへ圧送するようなこと
なく、油圧ポンプ9は無負荷とさせ、エンジンの動力損
失を少なくさせている。
2)寒冷値等において、自動車が発進するとき、油圧ポ
ンプ5および油圧ポンプ9からの吐出油の温度が低温と
なっているときは、エンジン冷ノJJ水の温水中に設け
た熱交換器10dによって該油を暖めてやるため、油圧
ポンプ9からの吐出油は、油圧管3aへ圧送せずに熱交
換器10dへ流しておく。
このことは、クラッチ1への圧油送油jI)が少なくて
クラッチ1の係合がある程度遅くなっても、油圧制御系
の温度を?〈適温にして、正常の操作が夛〈できるよう
にしているものである3)同じく、油圧ポンプ5および
油圧ポンプ9からの吐出油の温度が高温になり過ぎてい
るときも、2)と同様に熱交換器10dによって、油温
を適温にしてゆくことにしている。
なお、上記実施例において油圧管7aの回路は、必ずし
も必要なものではない。それは、油圧管7aにおける作
動油圧によってクラッチ1を切り離してゆかなくとも、
スプリング1hの存在によって、クラッチlを切り離し
てゆくことが可能となるものであるからである。
このように油圧管7aを省略するときは、圧力設定装置
4によって調整された管路5fにおける作動油圧を直接
に押しのけ室1fへ導き、その導いた圧油によって油圧
アクチュエータ2を操作してもよい。
またこの場合、圧力設定装置においてリリーフした圧油
は直接、リザーバ5dへ戻すことになる。
また、上記実施例においては、9J換弁11を1没け、
切換弁11のソレノイドllaに指令侶t;を発信する
ことによって切換弁10を切り換えていたが、切換弁1
0をソレノイド弁とし。
そのソレノイド弁のソレノイドを上記指令信号によって
面接に操作し、すJ換弁11は割愛してもよい。
しかし、直接に指令信号によって切換弁10を操作する
場合は、その切換弁10に必要となるソレノイドが大型
となるが、上記実施例のように切換弁11を介設する場
合は、ソレノイド11aが小型となり、扛つ切換弁11
も油圧信号伝達用の小型の切換弁でよいことになる。
また、」−記第1図における実施例においては、吐出管
路5aあるいは管路5fと第2の油圧源としての油圧管
7aとの間に圧力制御回路4を介設し、吐出管路5aか
ら吐出している圧油を使用することによって、油圧管7
aにおける一定油圧の設定を行なっている。
これに対し、油圧管7aにおける一定圧力の設定は他の
独自の油圧源からの圧油を流用して設定し、吐出管路5
a側の圧力制御は、圧力制御回路4によって行なった後
、その圧力設定によって圧力1ノ制御回路4からリリー
フした作動油はリザー/< 5 ’dへ直接にもどす構
成としてもよい。
しかし、第1図におけるように、吐出管路5aと油圧管
7aとが共通の圧力源からの圧油を利用する構成とする
ときは、その圧力源の油圧ポンプを共用できる利点があ
り、また、そのように油圧ポンプを共用している第1図
の場合において、クラッチlの係合状態からクラッチ1
が切り離されてゆくときにおいても、前述の説明のよう
に、切換弁10の切換位置がIOAに設定されるから、
油圧ポンプ9からの吐出油はチェック弁10c、吐出管
路5a、管路5fおよび圧力制御回路4を介して油圧管
7aに流入し、その流入した圧油は有効に押しのけ室1
eへ圧送されてゆくことになって、その圧送はクラッチ
lを素早く切り離すことができることになる。
また第2図の説明において、p3aの特性はp5aの特
性から差圧ctpを差し引いたものであり、[Lつその
差圧は、圧油が管路5fから管路3a側へ流れる際の背
圧弁8において生じさせているものである。
このような構成は、前述の説明におけるように、第1の
油圧源としての油圧管3aにおける1′1動油圧と第2
の油圧源としての油圧管7aの作動油圧の設定を弔−の
圧油供給源である吐出管路5aからの圧油を使用してい
るからでありもし、油圧管3aにおける作動油圧の設定
と油圧管7aにおける作動油圧の設定が独自の圧油(、
”; 給源からの圧油によって行なっている場合、ある
いは油圧管7aを省略する場合は、吐出!iマ路5aに
おける作動油圧特性を独立してP3aの特性に設定する
ことかでき、このような場合は、背圧弁8を必要としな
いことになる。
また、油圧切換弁3はフランチ1の切り離しを確実にす
るために介設しているものであるが、電流値iが最大値
となったとき、p3aの値がp7aの値より十分に小さ
くなる特性としておき、クラッチペダルの踏み込みが急
速に踏み込まれれば、p3aがp7aに対して急速に小
さな値となって、クラッチ1は急速に切り離されること
になる。
このように、背圧弁8も油圧切換弁3も必要としない構
成とするときは、吐出管路5aあるいは管路5fを直接
に油圧管3aへ連通させることができる。
また上記実施例において、切換弁10が切換位置10B
に設定しているときは、油圧ポンプ9の吐出油をリザー
バ5dへ排出させているが、これは必ずしもリザー、’
:5dへ排出する必要はなく、吐出管路5aにおける作
動油圧より低い他の油圧管路、例えば油圧管7aへ排出
させても、その油圧ポンプ9における吐出油の作動圧力
を低圧側へ落とした分について、動力損失を削減したこ
とになる。
また、上記第1図の実施例において、油圧管3aは絞り
流路3bを介してリザーバ5dに連面する構成となって
いるが、この構成は、油圧管3aから押しのけ室1fへ
の流れが停止した状態において、管路5f側から油圧管
3aの側に圧油がJdt人して背圧弁8において常に差
圧dPが生ずるように構成させているものである。
したがって、油圧管3aは、必ずしも絞り流路3bを介
してリザーバ5dへ連通ずる構成となっていなければな
らないものではなく、そのように油圧管3aから押しの
け室1fへの圧油の流れが停止した状態において、吐出
管路5aの側から背圧弁8を介して油圧管3a側へ圧油
が流入する構成となっていればよい。
例えば、絞り流路3bがリザーバ5dへ連通ずる代りに
、絞り流路3bが油圧管7aに連通ずる構成となってい
てもよい。ただし、この場合における第2図の特性は、
p3aの特性が。
ie>i>icにおいてp3a=p7aとなるまた、切
換弁lOが指令信号によって切換位置10Bから切換位
置LOAに切り換わる際、パイロット管路10aと絞り
流路7fのダンシュポット効果により、その切り換えが
緩やかに行なわれているが、そのタンシュポレト効果は
、絞り流路7fの科りに、パイロット管路10aを十分
に細い管路として、絞り流路7fにおける作用と同じよ
うに、圧油がパイロット管路10aを排出する際の圧油
流出抵抗を増大させる構成とさせてもよい。
[効果] 本発明におけるクラッチ操作機構の効果はF記のとおり
である。
l)クラッチlが係合してゆくために油圧アクチュエー
タ2に多量の圧油を必要とするときは、第1の油圧ポン
プ5および第2の油圧ポンプ9の両者からの吐出油を吐
出管路5aに供給することが可能となり、これに対し、
クラッチ1が切り離され吐出管路5aに多量の圧油を必
要としないときにおいては、油圧ポンプ5のみを油圧ポ
ンプとして作動させ、油圧ポンプ9は無負荷に近い状態
とさせておくことが可能となって、クラッチ1が切り離
されている状態における動力損失を小さくすることがで
きるものとなっている。
特に、油圧ポンプ5および9が自動車のエンジンによっ
て駆動されているものであるときは、通常、クラッチl
が切り離されている状態がエンジンのアイドリング状態
となっているため、この状態において油圧ポンプ9が無
負荷状態となっていることは、そのアイドリング状態に
あるエンジンの負荷を軒減し、都市内走行時の交通渋滞
したようなエンジンのアイドリング状態を長時間使用す
る場合において、エンジンの燃料消費を軽減することが
nJ能となるものである。
2)また、上記のように第2の油圧ポンプ9の側から第
1の油圧ポンプにおける吐出管路へ圧ン由をン山充して
ゆく過6長状7Mにおいては、その補充が滑らかに行な
われるようになっているから、その補充の過渡時に、ク
ラッチの急激な係合を生ずるよりなことがなく、滑らか
なりラッチ係合をさせることが可能となる。
3)上記のように、油圧ポンプ5の吐出管路5aには、
必要に応じた圧油のみを供給することが可能となるため
、これら圧油が使用されることによって生ずる油温の上
昇を低く抑えることが可能となる。したがって、これら
作動油の油温上昇による劣化が少ないことになる。
4)上記のように吐出管路5aに圧送される圧油の量が
少ないことは、圧力配管中に設けるフィルタを通過する
圧油流hYが少なくなることになり、フィルタのスを命
を長くすることが可能となる。
5)吐出管路5aが油圧ポンプ9からの圧油を必要とし
ないときにおいて、油圧ポンプ9からの吐出油を他の必
要とする低圧の油圧回路に流用することも利点があるが
、この場合において油圧ポンプ9からの吐出油を、熱交
換器lOdを介してリザーバに戻す構成とするときは、
この場合の油圧ポンプ9を完全に無負荷とすることがu
r能となるばかりか、作動油の油lムNを常に適温に1
没定して8ごことが可能となる。
4 図面のf!?i ’jiな説明 第1図は、本発明におけるクラッチ操作機構の一実施例
をシステム図によって示したものであり、第2図は、第
1図における油圧管3a、5aおよび7aにおけるそれ
ぞれの作動油圧特性p3a、p5aおよびp7aを示し
たものである。
実施例に使用した符合は下記のとおりである1:クラッ
チ、  2:油圧アクチュエータ3:油圧切換弁 3Aおよび3B=切換位置、 3a:油圧管。
4:圧力制御回路 5および9:油圧ポンプ 5a:吐出管路、  5C:パイロット管、  5d:
リザーバ、  5f:管路。
7および8:背圧弁 7a:油圧管、  7b=パイロツト管。
10および11°油圧切換弁 10A、IOB、11Aおよび11B:切換位置、 1
0aおよびfob:パイロン ト ?庁 。
特許出願人  三輪精機株式会社 代表者 西海悦史 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油圧アクチュエータは、 a:内設しているスプリングがクラッチを 切り難す方向に作用し、 b:第1の油圧ポンプにおける吐出管路か らの調整された作動油圧が該クラッチを係合させる方向
    に作用する、 上記構成をなし、 前記第1の油圧ポンプの吐出管路における 作動油圧は、圧力設定装置によって調整され該圧力設定
    装置は、クラッチペダルの踏み 込みに基づいた信号によってその圧力設定値が制御され
    る、 上記構成において、 第2の油圧ポンプにおける吐出管路は、切 換弁を介して前記第1の油圧ポンプにおける吐出管路、
    あるいは前記第1の油圧ポンプの吐出管路における作動
    圧力より低圧の作動圧力となっている他の低圧管路へ選
    択的に連通する構成をなし、 計算器は、自動車における各検出信号に基 づいて指令信号を発信し、あるいはその指令信号を消滅
    させる構成をなし、 前記切換弁は、 a:前記指令信号によって、前記第2の油 圧ポンプにおける吐出管路を前記第1の油圧ポンプにお
    ける吐出管路に連通させ、且つ前記第2の油圧ポンプに
    おける吐出管路から前記低圧管路への連通を閉じ、 b:前記指令信号が消滅したとき、前記第 2の油圧ポンプにおける吐出管路と前記第1の油圧ポン
    プにおける吐出管路との連通を閉じ、且つ前記第2の油
    圧ポンプにおける吐出管路を前記低圧管路の側に連通し
    、 c:前記指令信号を受けたことによる該切 換弁の切換作動は、該切換作動をダッシュポツトに連動
    させていることによって、その切換か緩やかに行なわれ
    るようになっている、以上の構成からなるクラッチ操作
    機構。 2.低圧管路は、熱交換器を介してリザーバに連通した
    管路となっているものである特許請求の範囲第1項記載
    のクラッチ操作機構。
JP60287996A 1985-12-23 1985-12-23 クラツチ操作機構 Pending JPS62151632A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018204769A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 株式会社ジェイテクト 駆動力伝達装置

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