JPS60168944A - 車輌用自動変速機のクリープ防止装置 - Google Patents

車輌用自動変速機のクリープ防止装置

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JPS60168944A
JPS60168944A JP2227084A JP2227084A JPS60168944A JP S60168944 A JPS60168944 A JP S60168944A JP 2227084 A JP2227084 A JP 2227084A JP 2227084 A JP2227084 A JP 2227084A JP S60168944 A JPS60168944 A JP S60168944A
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clutch
brake
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正雄 西川
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桜井 義美
Takashi Aoki
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/20Preventing gear creeping ; Transmission control during standstill, e.g. hill hold control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/02Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
    • F16H61/0202Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
    • F16H61/0204Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal
    • F16H61/0206Layout of electro-hydraulic control circuits, e.g. arrangement of valves

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトルクコンバータ等の流体継手を備えた自動変
速機を備えた車輌のクリープ防止装置に関する。
トルクコンバータ等の流体継手を備えた自動変速機付き
の車輌にあっては、停車中に変速レバーをドライブ位置
(前進位置)にセットしておくと、トルクコンバータの
引摺りトルクのために運転者の意志に反して車輌が前進
しようとする這い出し現象(クリープ)を示す。このク
リープはそれだけエンジンに引摺りトルク負担をかけて
いることであり、アイドリング時の燃費の向上という観
点からは好ましくない。従って、かかるアイドリング時
には自動的に変速機を中立状態にしてエンジンと車輌間
の動作伝達を断ち、その分だけエンジンの絞り弁開度を
絞って経済性を確保することが望ましい。又、このよう
な目的で作られたクリープ防止装置はアイドル時の振動
をも低減させることが知られており、特に前輪駆動車(
FF車)ではその効果が著しい。
クリープ防止装置が作動するためにはエンジンがアイド
ル状態にあることを検知する必要があり、そのためには
前記エンジンの絞り弁又はスロットルペダルアイドル位
置にあることの他に、車速又はエンジン回転数が基準値
以下であること等を検知する必要がある。この他にも坂
道発進時の容易さが失われることを少しでも回復するた
めにはブレーキが作動しているか否かを検知し、この検
知量をクリープ防止機構の作動条件とすることが望まし
いが、かかる検知の方法は、既存のブレーキ側の信頼性
を損なうことがないように、電気的に検知する方法が採
られる。このため、ブレーキが解除されたときにクリー
プを回復させる方法もオン−オフ的な作動にならざるを
得す、ブレーキの解除時に大きなショックを伴う欠点が
ある。これを解決するにはブレーキ解除時のクラッチの
再係合に際しては電磁弁をデユーティ比制御して圧力を
漸増させると効果的であり、既に本出願人により提案さ
れている。(特願昭 −)。
しかしながら上記装置はコンピュータを使用するために
非常に高価であり、またデユーティ制御時に微少な振動
を励起する等の不具合がある。
更に、エンジンの絞り弁がアイドル位置から開弁位置に
移行するに応じて電気とは別の方lJ=例えばスロット
ル圧等でクラッチの再係合を行わせるようにしたものも
本出願人から提案されており(特願昭58−14580
8) 、このように2系統の制御系から指令を受けてク
ラッチの再保合を行わせるシステムにあっては、ブレー
キの解除時に行う再保合ではクラッチの伝達容量を最大
値まで高める必要がなく、その時の絞り弁開度はアイド
ル位置にあるわけであり、このアイドリング時のトルク
に対してクリープが生じるだけの僅かな伝達容量があれ
ば本来の目的即ち、ブレーキ解除時のショックを解除す
ることを達成することが可能となる。
かかる考えによればブレーキペダルから足を離しまた時
のクラッチの再保合は極めて経度なものとなり、前進の
デユーティ比制御でなくとも前記ブレーキ解除時のショ
ックが大幅に改善されることとなる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ブレーキ信
号及びスロットル信号の2つの信号により異なった制御
系統により制御されて再係合を行う発進用摩擦係合要素
を、ブレーキ信号によるときにはその伝達容量を小さく
制御して再係合させ、スロットル信号によるときには前
記伝達容量をその最大値に制御して再保合させ、以てブ
レーキ解放時におけるショックを除去することを目的と
する。この目的を達成するために本発明においては、流
体継手と、該流体継手に直列に接続され前進用摩擦係合
要素を有する変速器と、前記摩擦係合要素に作動油を供
給する油圧源と、エンジン出力を代表する第1の指標を
検知するエンジン出力検出手段と、ブレーキの解除状態
を代表する第2の指標を検知するブレーキ解除検出手段
と、前記第1及び第2の指標の組合せに基づいて前記摩
擦係合要素の伝達容量を実質的に0に規則する制御手段
とを備えた自動変速機を備えた車輌のクリープ防止装置
において、前記第1及び第2の指標の変化に基づいて前
記摩擦係合要素の伝達容量の最大値を互いに異なる値に
設定する設定手段を設けた自動変速機を備えた車輌のク
リープ防止装置を提供するものである。
以下本発明の一実施例を添付図面に基ついて詳述する。
第1図は本発明を適用する前進4段、後進1段の自動車
用自動変速機の概要を示し、第1図において、エンジン
Eの出力は、そのクランク軸1から流体式トルクコンバ
ータT、変速taM、差動装置Dfを順次繰て、駆動車
輌w、w”に伝達され、これらを駆動する。
トルクコンバータ′Fは、クランク軸1に連結したポン
プ翼車2と、変速機Mの入力軸5に連結したタービン翼
車3と、入力軸5上に相対回転自在に支承されたステー
ク軸4Bに一方クラッチ7を介して連結したステータ翼
車4とより構成される。
クランク軸1からポンプ翼車2に伝達されるトルクは流
体力学的にタービン翼車3に伝達され、この間にトルク
の増幅作用が行われると、公知のように、ステータ翼車
4がその反力を負担する。
ポンプ翼車2の右端には、第2図の油圧ポンプ[)を駆
動するポンプ駆動歯車8が設けられ、またステータ軸4
aの右端には第2図のレギュレータ弁Vrを制御するス
テータアーム4bが固設される。
変速機Mの相互に平行な人、出力軸5.6間には、第1
速歯車列G1、第2速歯車列G2、第3速歯車列G3、
第4速歯車列G4、および後進歯車列G「が並列に設け
られる。第1速歯車列G1は、第1速クラソチクC1を
介して入力軸5に連結される駆動歯車17と、該歯車1
7に噛合し出力軸6に位置方向クラッチCoを介して連
結可能な被動歯車18とから成る。第2速歯車列G2は
、入力軸5に第2速クラツチC2を介して連結可能な駆
動歯車19と、出力軸6に固設され上記歯車19と噛合
する被動歯車20とから成る。第3速歯車列G3は、入
力軸5に固設した駆動歯車21と、出力軸6に第3速ク
ラツチC3を介して連結され上記歯車21と噛合可能な
被動歯車22とから成る。又第4速歯車列G4は、第4
速クラツチC4を介して入力軸5に連結された駆動歯車
23と、切換クラッチCsを介して出力軸6に連結され
上記歯車23に噛合する被動歯車24とから成る。さら
に後進歯車列G rは、第4速歯車列G4の駆動歯車2
3と一体的に設けられた駆動歯車25と、出力軸6に前
記切換クラ/ソ千Csを介して連結される被動歯車27
と両歯車25.27に噛合するアイドル歯車26とから
成る。前記切換クラッチCsは、被動歯車24.27の
中間に設けられ、該クラッチCsのセレクタスリーブ8
を図で左方の前進位置または右方の後進位置にシフトす
ることにより、被動歯車24.27を出力軸6に選択的
に連結することができる。一方向クラッチCDは、エン
ジンEからの駆動トルクのみを伝達し、反対方向のトル
クは伝達しない。
而して、セレクタスリーブSが図示のように前進位置に
保持されているとき、第1速クラツチ01のみを接続す
れば、駆動歯車17が人力軸5に連結されて第1速歯車
列G1が確立し、この歯車列G1を介して入力軸5から
出力軸6にI・ルクが伝達される。次に第1速クラツチ
C1を接続したままで、第2速クラツチC2を接続すれ
ば、駆動歯車19が入力軸5に連結されて第2速歯車列
G2が確立し、この歯車列G2を介して入力軸5から出
力軸6にトルクが伝達される。この際、第1速クラツチ
C1も係合されているが、一方向クラッチCOの働きに
よって第1速とはならず第2速になり、これは第3速、
第4速のときも同様である。第2速クラツチC2を解除
して第3速クラツチC3を接続すれば、被動歯車22が
出力軸6に連結されて第3速歯車列G3が確立され、ま
た第3速クラツチC3を解除して第4速クラツチC4を
接続すれば、駆動歯車23が入力軸5に連結されて第4
速歯車列G、llが確立する。さらに切換クラッチCs
のセレクタスリーブSを右動して、第4速クラ・ノチC
4のみを接続すれば、駆動歯車25が入力軸5に連結さ
れ、被動歯車27が出力軸6に連結されて後進歯車列G
rが確立し、この歯車列Grを介して入力軸5から出力
軸6に後進トルクが伝達される。
出力6に伝達されたトルクは、該軸6の端部に設けた出
力歯車28から差動装置Dfの大径歯車Dgに伝達され
る。
第2図において油圧ポンプPは、油タンクRから作動油
を吸い上げて作動油路29に圧送する。この圧油はレギ
ュレータ弁Vrにより所定圧力に調圧された後、手動切
換弁としてのマニュアル弁Vmへ送られる。この油圧を
ライン圧Pffという。
レギュレータ弁Vrにおける余剰圧油は絞り33を有す
る入口油路34を経てトルクコンバータT内に導かれて
、キャビテーションを防+l−するようにその内部を加
圧する。
作動油路29はエンジン出力検出器としてのスロットル
弁Vtおよびガバナ弁Vgに接続される。
スロットル弁Vtはスロットペダル(図示せず)の踏み
込み量に応じて制御され、エンジンEのスロットル開度
に応した指標、すなわちエンジンEの出力を代表する指
標としてスロットル圧ptをパイロット油路48に出力
する。またガバナ弁Vgは、変速機Mの出力軸6または
差動装置Dfの大径歯車Dgで駆動され、車速に比例し
た油圧、すなわちガバナ圧Pgをパイロット油路49に
出力する。
マニュアル弁Vmは作動油路29から分岐した浦路39
と油路40との間に介装され、中立位置、ドライブ位置
および後進位置などの各シフト位置を備え、ドライブ位
置にあるときに油路39.4oを連通させる。油路40
から分岐する油路41は後述するクリープ防止弁50を
介して第1速クラツチc1の油圧作動部に接続されてい
る。油路4oの油圧は、クリープ防止弁50を介して第
1クラツチc1に供給されるとともに、1−2シフト弁
V+、2−3シフト弁V2.3−4シフト弁■3の切換
動作に応じて第2速クラツチC2、第3速クラツチc3
および第4速クラツチC4の各油圧作動部に切換えて供
給される。
これらのシフト弁V1〜V3は、その両端にスロットル
圧ptおよびガバナ弁Pgが作用されており、車速の増
大すなわちガバナ圧Pgの増大に応じて、左側の第1切
換位置から右側の第2切換位置へと切換動作する。すな
わち1−2シフト弁■1は、油路40と、絞り43を有
する油路42との間に介装されており、車速か低い状態
では内油路4o、42間を遮断する第1切換位置にある
。したがってこの状態では第1クラツチc1のめが係合
し、第1速の速度比が確立する。
車速か上昇すると、1−2シフト弁■1は右側の第2切
換位置に切換わり、油路4o、42が連通される。この
とき、2−3シフト弁v2ば図示の第1切換位置にあり
、油路42は第2速クラツチc2の油圧作動部に通じる
油路44に連通される。そのため、第1速クラツチc1
および第2速クラツチC2が係合するが、一方向クラ、
チ00 (第1図参照)の働きにより、第2速の歯車列
G2のみが確立し、第2速の速度比となる。
2−3シフト弁■2において、車速かさらに上昇すると
、右側の第2切換位置に切換わり、油路42が油路45
に連通される。この際、3−4シフト弁■3は図示のよ
うに左側の第1切換位置にあり、油路45は、第3速ク
ラツチC3の油圧作動部に通じる油路46に連通される
。したがって第3速クラツチC3が係合し、第3速の速
度比が確立する。
車速かさらに上昇すると、3−4シフト弁V3は右側の
第2切換位置に切換わり、油路45は、第4速クラツチ
C4の油圧作動部に通じる油路47に連通される。した
がって第4速クラツチc4が係合して第4速の速度比が
確立する。かかる構成の自動変速機は公知である。
さて、発進用摩擦係合要素である第1速クラツチC1の
油圧作動部に油圧ポンプPからの油圧(ライン圧PIl
)を供給するための油路41の途中に介装されたクリー
プ防止弁50のボート51は油路41を関して油路40
にボート52は第1速クラツチc1の油圧作動部に接続
されている。スプール55の一端面55aは他端面55
bよりも大径をなしてその受圧面積が大きく設定され、
端面55aの軸芯には穴56.57が同心状に穿設され
、端面55bの軸芯には穴58が穿設され、外周面には
図示の第1切換位置においてボート51と52とを連通
ずる環状溝59が設けられ、該環状溝59と穴57及び
58とは小孔(以下絞りという)60及び61を関して
連通される。穴57には当該穴57から穴56側に向か
ってのみ圧油の流通を許容する一方向弁62配置されて
いる。
スプール55の穴56にはばね64が嵌挿されその一端
は当該なあ56の端面に、他端はシート63の対向する
端面に圧接され、スプール55の端面55aとシート6
3の対向端面との間には圧力室65が画成され、シート
63の軸芯には孔(以下ボートという)63aが穿設さ
れている。そして、ばね64のばね圧は第1速クラツチ
C1に内在するリターンスプリング(図示せず)のばね
圧に略見合う値又はこれよりもやや低めの値に設定され
ている。また、ボート51と52とはクリープ防止弁5
0と並列に設けられた油路67を介して連通され、該油
路67にはボート52から51側に向かってのみ油圧の
流通を許容する一方向弁68が配置されている。
電磁弁70はクリープ防止弁50のシー1−63側端部
に固着され、弁体71は消勢時にばばね72のばね力に
よりシート63のボート63aを閉塞(閉弁)し、付勢
時にはばね72のばね力に抗して弁体71を吸引してボ
ート63aを開口(開弁)する。この電磁弁70の弁体
71はばね72によりボート63aを閉塞するポペット
弁であるが、消勢時において圧力室65の圧力を所定圧
△Pに保持するようにその閉弁圧が設定されている。即
ち、電磁弁70はばね72のばね圧を弱く設定し、千力
室65の圧力が所定圧△Pを超えたときにその超過圧に
応じて閉弁し、圧力室64は電磁弁70の付勢時にはボ
ート63aを関してボート53に連通される。また、圧
力室64をボート53とは油路54を介して連通され、
この油路54にはボート53から圧力室65側に向かっ
てのみ油圧の流通を許容する一方向弁66が配置されて
いる。この油路67及び一方向弁68はマニュアル弁V
mを前進位置から中位位置又は後進位置にシフトしたと
きに第1速クラツチC1内の油圧を低圧側に戻し、当該
クラッチC1の内圧を急激に低下させてその保合を迅速
に解除させるためのもので、冷寒時の作動油の粘度が低
い時に特に有効である。
パイロット油路48から分岐した油路90はマニュアル
弁Vmに設けられ当該マニュアル弁Vmの前進シフトレ
バ−位置において開弁される2ポ一ト2位置切換弁74
を通して切換弁75のボート75aに接続され、該切換
弁75のボート75bは油路91を介してクリープ防止
弁50ボート53に接続され、パイロット油路48から
分岐され油路91連通ずる油路92にはパイロット油路
48から油路91側に向がってのみ油圧の流通を許容す
る一方向弁82が配置されている。切換弁75の左端の
圧力室78は油路90当該圧力室7 B 1ullに向
かってのみ油圧の流通を許容する一方向弁79を介して
油路90接続されると共に、絞り80を関して油路92
に接続される。
切換弁75のスプール76の表面には図示の第1切換位
置においてボーL75aと75bとを連通ずる環状溝7
6aが設けられ、該スプール76はばね77のばね圧に
より図示の第1切換位置に切換られる。そして、圧力室
78の圧力がばね77により設定される基準圧Psを超
えるとスプール76が図中有力に押圧されて第2切換位
置に切換られ、ボート75aと75bとの間が遮断即ち
、閉弁され、油路9oと91とが遮断される。
切換弁75は油路90のスロットル圧Ptが基準圧Ps
を超えると閉弁し、以下のときに開弁する。
そして、閉弁状態から開弁するときに遅延機能を有し、
この遅延機能は一方向弁79と絞り8oとにより達成さ
れる。即ち、スロットル圧ptの上昇時には一方向弁7
9と絞り80とを関してスロットル圧Ptが切換弁75
の圧力室78に導入され、この結果当該切換弁75は遅
れなく閉弁して油路90.91とを遮断する。一方、ス
ロットル圧ptの下降時には圧力室78の油圧は絞り8
0を介してのみ流出するためにその流出量が少量となり
、この結果、スロットル圧Ptが下降し終わっても暫く
の開閉弁状態を保持し、遅延動作が行われる。そして、
一方向弁79と絞り80より片効き絞りが構成され、該
片効き絞り即ち、一方向弁79と絞り80と切換弁75
により遅延弁81が構成され、これらの一方向弁79及
び絞り80は切換弁75と一体に形成されている。
ブレーキ検出器100はブレーキペダル(図示せず)が
踏み込まれているか否かを検出するもので、ブレーキペ
ダルが踏み込まれているときにハイレベルの信号を出力
する。このブレーキ検出器100は例えばストップラン
プスイッチが利用される。
エンジン回転数検出器101 は例えばエンジンのイグ
ニッションパルス信号の間隔を計測することによりエン
ジン回転数Neを検出し、この検出したエンジン回転数
Neが基準回転数例えばアイドル回転数よりも僅かに高
い所定回転数Ns以下のときにハイレベルの信号を出力
する。
ブレーキ検出器100、エンジン回転数検出器101は
夫々駆動回路102のアンド回路103の各入力端子に
接続され、該アン[S回路103の出力端子はトランジ
スタTrのベースに接続される。このトランジスタ1’
rのエミッタは接地され、コレクタは線104を介して
電磁弁70のソレノイド (図示せず)の一端に接続さ
れ、該ソレノイドの他端は線105を介して所定の電源
(図示せず)に接続される。
以下クリープ防止弁50及び遅延弁旧作動について説明
する。
車輌の走行時にはブレーキ検出器100及びエンジン回
転数検出器101の出力が夫々ローレベルとなり、トラ
ンジスタ]゛rが不導通(以下オフという)となり、電
磁弁70が消勢されている。一方、アクセルペダルく図
示せず)が踏め込まれており、このアクセルペダルの踏
み込め量に応した油圧P tが油路90.92に供給さ
れ、油圧PLが基準圧Psを超えているときには遅延弁
81のスプール76は図中右方に押圧されて当該遅延弁
81閉弁されており、油路91は油路90から遮断され
ている。従って、このときにはクリープ防止弁50の圧
力室65の圧油は逃げ場がなくなる。油路41のライン
圧Ppの一部はクリープ弁50のスプール55の絞り6
0.61を介してその両端面55a 、55bに導かれ
、該スプール55はその受圧面積の差及びばね64のば
ね圧とにより図示のように下降して第1切換位置にあり
、環状溝59がボート51と52とを連通させる。この
結果ライン圧PIが第1速クラツチC1の油圧作動部に
供給され、当該クラッチC1が確実に係合される。
今、車輌を停止させるべくアクセルペダルの踏め込みを
解除すると共にブレーキペダルを踏み込んだとする。ア
クセルペダルの踏み込み解除に伴いスロットル圧ptが
下降する。しかしながら、遅延弁81はその遅延機能に
より暫くの開閉弁状態に保持される。この遅延機能によ
りアクセルペダルを急に離してもショックが防止される
。そして、エンジン回転数Neが基準回転数Ns以下に
なるとエンジン回転数検出器101の出力信号がハイレ
ベルとなる。一方、ブレーキ検出器100ば前記ブレー
キペダルの踏み込み時に既にハイレベルの信号を出力し
ており、従って、アンド回路103の出力がハイレベル
となりトランジスタTrが導通(以下オンという)し、
電磁弁70が付勢されてボート63aが開口される。
このときには既に遅延弁82は図に示すように第1位置
に切換えられて開弁されており油路91が油路90接続
されている。従って、クリープ防止弁50の圧力室65
内の圧油が油路91.90を介して低圧側に逃げ当該圧
力室65は圧力が低下する。この結果、スプール55は
その端面55bに作用する油圧により図中−上方に押−
IJヂられ、ボート51と52とが遮断され、油路41
即ち、油圧源から第1速クラ、チC1を遮断する。この
ときのスプール55を上方に押t=げろ力即ち、第1速
クラツチC1のクラッチ圧はばね64のばね圧で決まる
前記設定圧POに制御される。この設定圧POは第3図
実線1で前述示すように第1速クラツチC1に内在する
りターンスプリングの強さに略見合う値Pe(エンゲー
ジ圧)又はこれよりもやや低い値に設定されており、従
って、第1速クラツチC1は完全に切り離された状態と
なる。この結果、停車時におけるクリープが防止される
次に、車輌を発進させるべく第3図に示すように時刻T
Oにおいてブレーキペダルの踏み込みを解除すると、ブ
レーキスイッチ100の出力信号がローレベルとなり、
これに伴いアンド回路103の出力がローレベルとなり
、トランジスタTrがオフとなり、電磁弁70が消勢さ
れ、弁体71がばね72のば圧でボート63aを閉塞す
べく作用する。そして、このときアクセルペダルが踏み
込まれていない場合には圧力室65の圧油はボート63
a、油路91、遅延弁81及び油路90を介して低圧側
に逃げ、圧力室65の圧油は前述した所定圧△Pに制御
される。
この結果、クリープ防止弁50は丁度ばね64のばね圧
が所定圧△Pに相当するだけ強くなったと同様となり、
第1速クラツチC1の油圧作動部の内圧が前記設定圧P
Oから(Po+△■))に高められることになる。この
圧力へPの増加分により第1速クラツチC1の油圧作動
部の無効ストロークを完全に除去する。この圧力△Pは
僅かな圧力で。Lい。このように無効ストロークを取り
除くことにより確実にクリープ状態にすることができ、
しかも、設定圧POからの圧力変化が△P分だけの僅小
圧であるためにブレーキペダルの踏み込みを解除したと
きのショックが最小に抑えられるこのときの第1速クラ
ツチC1のクラッチ圧Pは第3図の鎖線■で示される。
図中圧力Peは第1速クラツチC1の油圧作動部のピス
トンの戻しばねと内圧とが均り合うエンゲージ圧を示し
、この圧力Peよりも内圧が高い場合にはクリープを生
じ、低い場合にはクリープを生じない。
次いで、時間へT後時刻T1においてアクセルペダルを
踏み込むと、その踏み込み量に応じた油圧Ptが油路9
0、遅延弁81、油路91及び一方向弁66を介してク
リープ防止弁50の圧力室65に供給され、スプール5
5が図中下方に押圧され、第1速りラッチC1が油路4
1に接続される。スロットル圧Ptが基準圧Ps以下の
ときには遅延弁81ば開弁されており、スプール55は
スロットル圧Ptの上昇に応じて下動し、これに伴いボ
ート52がボーI・51に徐々に連通される。この結果
、第1速クラツチC1のクラッチ圧Pは第3図の実線■
で示すように変化する。このクリープ防止弁50は基本
的にはスロットル圧ptによりクリープ回復位置に切換
られる。
時刻T2においてスロットル弁開度が所定開度θ0に達
し、スロットル圧ptが基準圧Psを超えると遅延弁器
が閉弁し、油路91が油路90遮断され、この結果、ク
リープ防止弁50スプール55の両端面55a 、55
bに加わる圧力が等圧となり、当該スプール55はその
受圧面積の差及びばね64のばね圧とにより図示の第1
切換位置まで下動し、ボート52をボート5】に完全に
連通ずる。この結果、第1速クラツチC1の油圧作動部
には油路41のライン圧Peが供給され、クラッチ圧P
が第3図の実線■で示すライン圧Pρとなり、その伝達
容量を最大値まで高め、第1速クラツチC1が確実に係
合する。
また、遅延弁器はその開弁時にのみ遅延作用を行うので
、中立(N)レンジから例えば第4連(D4)レンジへ
のシフト時にはスロットル圧PLが0であることが普通
であるから遅延弁器は開弁しており、従って、クリープ
防止弁50は速やかに第1速クラツチC1と油圧源との
間の油路41を遮断してクラッチC1の係合を囮lにし
、この結果、シフトショックが解除される。
尚、油路90に介在させる切換弁74をシフトレバ−の
第4速(D4)レンジにおいてのみ開弁させ、他のレン
ジでは閉弁させるように構成すると、第4速(D4レン
ジ)でのみ前記クリープを防止するシステムとすること
が可能である。
尚、上記実施例において第1速クラツチC1を油圧源か
ら隔絶することによりクリープを防止する場合について
記述したが、これに限るもので(jなく例えば第1速ク
ラツチC1の油圧作動部を油タンクヘバイパスさせるこ
とによりクリープの防lにを行う形式においても適用し
得ることは勿論である。
更に、本実施例においてスロットル信号としてスロット
ル圧を利用する場合について記述したが油圧である必要
はなく、別のソレノイドを利用した電気式のものであっ
ても良い。
以上説明したように本発明によれば、流体継手と、該流
体継手に直列に接続され前進用摩擦係合要素を有する変
速機と、前記摩擦係合要素に作動油を供給する油圧源と
、エンジン出力を代表する第1の指標を検知するエンジ
ン出力検出手段と、ブレーキの解除状態を代表する第2
の指標を検知するブレーキ解除検出手段と、前記第1及
び第2の指標の組合せに基づいて前記摩擦係合要素の伝
達容量を実質的に0に規制する制御手段とを備えた自動
変速機を備えた車輌のクリープ防止装置において、前記
第1及び第2の指標の変化に基づいて前記摩擦係合要素
の伝達容量の最大値を互いに異なる値に設定する設定手
段を設け、前記第2の指標によるときには前記伝達容量
を小さく制御し、前記第1の指標によるときには前記伝
達容量を最大値に制御して前記摩擦係合要素を再保合さ
せるようにしたので、ブレーキ解除時のショックを大幅
に改善することができる。また、構成も簡単であり安価
なりリープ防止装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する前進4段自動変速機を備えた
車輌の動力伝達系のスケルトン図、第2図は本発明に係
るクリープ防止装置を適用した第1図の自動変速機の制
御回路の一実施冷を示す図、第3図は第2図に示す制御
回路のクリープ防1F装置の作動を示す特性図である。 E・・・エンジン、T・・・トルクコンバータ、M・・
・変速機、D・・・油圧ポンプ、Vm・・・マニュアル
弁、C1〜C4・・・第1〜第4速クラツチ、50・・
・クリープ防止弁、70・・・電磁弁、83・・・遅延
弁、100・・・ブレーキ検出器、101・・・エンジ
ン回転数検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 流体継手と、該流体継手に直列に接続され前進用
    摩擦係合要素を有する変速機と、前記摩擦係合要素に作
    動油を供給する油圧源と、エンジン出力を代表する第1
    指標を検知するエンジン出力検出手段と、ブレーキの解
    除状態を代表する第2の指標を検知するブレーキ解除検
    出手段と、前記第1及び第2指標の組合せに基づいて前
    記摩擦係合要素の伝達容量を実質的にOに規制する制御
    手段とを備えた自動変速機を備えた車輌のクリープ防止
    装置において、前記第1及び第2の指標の変化に基づい
    て前記摩擦係合要素の伝達容量の最大値を互いに異なる
    値に設定する設定手段を設けたことを特徴とする自動変
    速機を備えた車輌のクリープ防止装置。
JP2227084A 1984-02-09 1984-02-09 車輌用自動変速機のクリープ防止装置 Granted JPS60168944A (ja)

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GB08503196A GB2153932B (en) 1984-02-09 1985-02-08 Creep inhibiting device
DE19853504417 DE3504417A1 (de) 1984-02-09 1985-02-08 Vorrichtung zur verhinderung einer kriechbewegung von mit automatischen getrieben versehenen kraftfahrzeugen
FR8501837A FR2559435B1 (fr) 1984-02-09 1985-02-08 Dispositif de maintien a l'arret pour vehicule automobile muni d'une transmission automatique

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4730708A (en) * 1985-05-30 1988-03-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Idling control method and system for internal combustion engine providing anti creep action

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JPS58193953A (ja) * 1982-05-06 1983-11-11 Honda Motor Co Ltd 車両用自動変速機

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