JPS62150145A - 不織布欠陥検出における照明方法 - Google Patents
不織布欠陥検出における照明方法Info
- Publication number
- JPS62150145A JPS62150145A JP29039685A JP29039685A JPS62150145A JP S62150145 A JPS62150145 A JP S62150145A JP 29039685 A JP29039685 A JP 29039685A JP 29039685 A JP29039685 A JP 29039685A JP S62150145 A JPS62150145 A JP S62150145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- fabric
- edge
- lighting
- reflector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
- G01N21/89—Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles
- G01N21/8914—Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles characterised by the material examined
- G01N21/8915—Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles characterised by the material examined non-woven textile material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、シート状をなす透光性不織布に点在する欠陥
を検出する方法において実施される不織布の照明方法に
関する。
を検出する方法において実施される不織布の照明方法に
関する。
薄手である故に透光性を有する不織布の製造において発
生する汚れ、しわ、孔等の欠陥検出は現在人為的に行わ
れているが、その自動化を図るべく、本発明者は透光性
不織布の表面を照明して、その反射光を光電変換形の検
出器で受光することにより不織布を監視し、得られた信
号を電子回路で処理して欠陥であるか否かを判別する反
射光受光式の欠陥検出方法を158発した。また、他の
方法として、透光性不織布の裏面から照明して、この不
織布の透過光を光電変換形の検出器で受光することによ
り監視し、得られた信号を電子回路で処理して欠陥であ
るか否かを判別する透過光受光式の欠陥検出方法を開発
した。
生する汚れ、しわ、孔等の欠陥検出は現在人為的に行わ
れているが、その自動化を図るべく、本発明者は透光性
不織布の表面を照明して、その反射光を光電変換形の検
出器で受光することにより不織布を監視し、得られた信
号を電子回路で処理して欠陥であるか否かを判別する反
射光受光式の欠陥検出方法を158発した。また、他の
方法として、透光性不織布の裏面から照明して、この不
織布の透過光を光電変換形の検出器で受光することによ
り監視し、得られた信号を電子回路で処理して欠陥であ
るか否かを判別する透過光受光式の欠陥検出方法を開発
した。
ところで、透光性不織布はそもそも無数の)J[錐が飛
石状態となって結合した構造であるから、その地合の密
度は不均一であるという特有の事情かある。このため、
不織布の地合むらと不織布に点在する汚れ等欠陥とのS
/N比が低い。したがって」1記従来のいずれの欠陥検
出方法においても、例えば白色地合系において欠陥か黒
色である等の鮮明な欠陥の場合は、検出器に接続された
欠陥判別回路で、欠陥として適確に判定できるが、淡い
灰色状や茶褐色状等のグレー階調度の低い欠陥汚れにつ
いては、上記判別回路で判別することが極めて困難であ
って、検出精度が悪いことが分った。
石状態となって結合した構造であるから、その地合の密
度は不均一であるという特有の事情かある。このため、
不織布の地合むらと不織布に点在する汚れ等欠陥とのS
/N比が低い。したがって」1記従来のいずれの欠陥検
出方法においても、例えば白色地合系において欠陥か黒
色である等の鮮明な欠陥の場合は、検出器に接続された
欠陥判別回路で、欠陥として適確に判定できるが、淡い
灰色状や茶褐色状等のグレー階調度の低い欠陥汚れにつ
いては、上記判別回路で判別することが極めて困難であ
って、検出精度が悪いことが分った。
そこで本発明者は、更に鋭意研究を徂ねてシート状をな
す透光性不織布の一面側に、この不織布のグレー階調度
と略同一グレー階調度の反射体を上記不織布を横切るよ
うにして配設し、上記不織布の他面側からの照明下にお
いて、上記不織布一面での反射光とともに上記反射体で
反射されて上記不織布を再度透過した透過反射光を、上
記不織布の他面側に配置した光電変換形の検出器で受光
する工程を備える不織布の欠陥検出方法を開発した。こ
の新規な検出方法によれば、検出器から見た不織布の見
掛は上の地合むらが消失化されて地合密度が均一化され
、結局のところ、欠陥汚れ等と不織布の地合とのS/N
比が高い信号をiすることかできた。
す透光性不織布の一面側に、この不織布のグレー階調度
と略同一グレー階調度の反射体を上記不織布を横切るよ
うにして配設し、上記不織布の他面側からの照明下にお
いて、上記不織布一面での反射光とともに上記反射体で
反射されて上記不織布を再度透過した透過反射光を、上
記不織布の他面側に配置した光電変換形の検出器で受光
する工程を備える不織布の欠陥検出方法を開発した。こ
の新規な検出方法によれば、検出器から見た不織布の見
掛は上の地合むらが消失化されて地合密度が均一化され
、結局のところ、欠陥汚れ等と不織布の地合とのS/N
比が高い信号をiすることかできた。
上記の反射光および透過反射光を受光する欠陥検出方法
はおおむね満足できる方法であるが、この方法における
不織布への照明は、不織布の真上つまり不織布の幅内に
配設された1(数の照明灯のみによってなされていた。
はおおむね満足できる方法であるが、この方法における
不織布への照明は、不織布の真上つまり不織布の幅内に
配設された1(数の照明灯のみによってなされていた。
しかし、反射体を使用するために上記の照明方法では以
下の問題点があることが分った。
下の問題点があることが分った。
つまり、不織布の両側エツジ部は正確な直線上ではなく
、製造時の切断に伴って生じる毛玉があったり、折れ曲
がりがあったり、波打っていたりして、エツジ部は不規
則な形状となっている。このため、上記の照明方法では
、上記反射体に不織布エツジ部の不規則形状に応じた複
数段階のグレー階調度の陰影が生じて、この陰影が上記
検出器に受光されてしまう。したがって、不織布の両側
縁部に欠陥が存在する場合には、欠陥判別回路において
の上記陰影と欠陥との判別が困難となり、不織布の両側
縁部にある欠陥に対しての検出精度が悪かった。
、製造時の切断に伴って生じる毛玉があったり、折れ曲
がりがあったり、波打っていたりして、エツジ部は不規
則な形状となっている。このため、上記の照明方法では
、上記反射体に不織布エツジ部の不規則形状に応じた複
数段階のグレー階調度の陰影が生じて、この陰影が上記
検出器に受光されてしまう。したがって、不織布の両側
縁部に欠陥が存在する場合には、欠陥判別回路において
の上記陰影と欠陥との判別が困難となり、不織布の両側
縁部にある欠陥に対しての検出精度が悪かった。
本発明は、一面側からの照明下において、透光性不織布
で反射された反射光と、この不織布を横切って配設した
反射体で反射された透過反射光とを受光して欠陥を検出
する方法において実施され、上記不織布に対する一面側
からの照明を、不織布の進行方向に直角に交差する面内
に位置されて不織布面に対して45度傾斜する軸線が、
不織布のエツジ部と交わる点を頂点とする頂角45度の
円錐内に配設されるエツジ照明器具により、不織布の幅
の外部側方から斜めに照明するとともに、不織布の幅内
に配設される照明器具により照明する構成としたもので
ある。
で反射された反射光と、この不織布を横切って配設した
反射体で反射された透過反射光とを受光して欠陥を検出
する方法において実施され、上記不織布に対する一面側
からの照明を、不織布の進行方向に直角に交差する面内
に位置されて不織布面に対して45度傾斜する軸線が、
不織布のエツジ部と交わる点を頂点とする頂角45度の
円錐内に配設されるエツジ照明器具により、不織布の幅
の外部側方から斜めに照明するとともに、不織布の幅内
に配設される照明器具により照明する構成としたもので
ある。
上記解決手段を備えた本発明の不織布欠陥検出における
照明方法は、不織布のエツジ部に向けて不織布の幅の外
部側方から斜めに投光するエツジ照明器具によって、不
織布のエツジ部からはみ出た反射体の端部を照明する。
照明方法は、不織布のエツジ部に向けて不織布の幅の外
部側方から斜めに投光するエツジ照明器具によって、不
織布のエツジ部からはみ出た反射体の端部を照明する。
この照明作用によって、不織布の幅内に配設された照明
器具の照明に伴い、不織布エツジ部の不規則な形状を原
因として生じる反射体上の陰影が打消される。そして、
このような照明光学的な陰影処理によって、不織布の両
側縁部における欠陥検出に対するS/N比が高められ、
かくして欠陥の検出精度が向上される。
器具の照明に伴い、不織布エツジ部の不規則な形状を原
因として生じる反射体上の陰影が打消される。そして、
このような照明光学的な陰影処理によって、不織布の両
側縁部における欠陥検出に対するS/N比が高められ、
かくして欠陥の検出精度が向上される。
欠陥検出方法を例えば検反工程おいて実施する装置系を
示した図面中1は、長尺に製造されたシート状の透光性
不織布2が巻付けられた繰出しリール、3は繰出しリー
ル1から繰出されてテンンヨンローラ4を経由した不織
布2を巻取る巻取りリール、5は夫々ガイドローラを示
している。巻取りリール3は図示しない駆動装置で回転
されるようになっており、この装置からの動力は准取り
リール3の近くに設けた操作盤6を作業員7が操作する
ことにより、任意に伝えられるようになっている。また
、操作盤6には以下に説明する欠陥検出に伴って動作さ
れるブザーや合声音声器等の報告手段8が設けられてい
る。
示した図面中1は、長尺に製造されたシート状の透光性
不織布2が巻付けられた繰出しリール、3は繰出しリー
ル1から繰出されてテンンヨンローラ4を経由した不織
布2を巻取る巻取りリール、5は夫々ガイドローラを示
している。巻取りリール3は図示しない駆動装置で回転
されるようになっており、この装置からの動力は准取り
リール3の近くに設けた操作盤6を作業員7が操作する
ことにより、任意に伝えられるようになっている。また
、操作盤6には以下に説明する欠陥検出に伴って動作さ
れるブザーや合声音声器等の報告手段8が設けられてい
る。
そして、不織布2の走行経路の一部には欠陥検出装置の
監視部が設けられている。この監視部は、照明手段9と
、検出器10と、反射体11とから構成されている。
監視部が設けられている。この監視部は、照明手段9と
、検出器10と、反射体11とから構成されている。
照明手段9は、白熱灯を光源とする複数の照明器具9a
と、同じく白熱灯を光源とする一対のエツジ照明器具9
bとで形成されている。そして、照明器具9aは不織布
2の真上、つまり不織布2の幅Aの内側において並んで
配設されている。さらに、一対のエツジ照明器具9bは
、第1図および第2図に詳しく示したように不織布2の
進行方向に直角に交叉する面内に位置されて不織布2の
表面に対して45度の角度αで傾斜する軸線Bが、不織
布2のエツジ部2aと交わる点を頂点とする頂角βが4
5度の円錐域内に配設されている。な2aの陰影打消し
効果が実用に不適な程度となるものであり、また、本実
施例のように頂角βを30度以内にする場合、エツジ部
2aの陰影打消し効果が著顕であり、特に実用上好適な
範囲である。また、検出器1oにはC,C,D素子例え
ばリニアアレーラインイメージセンサを光電変換素子と
して備えた固体カメラが使用されている。そして、これ
ら照明手段9と検出器1oとは、不織布2の表面側に夫
々配設されていて、照明手段9から投光されて不織布2
の表面で反射された反射光Cを検出器10が受光するよ
うになっている。
と、同じく白熱灯を光源とする一対のエツジ照明器具9
bとで形成されている。そして、照明器具9aは不織布
2の真上、つまり不織布2の幅Aの内側において並んで
配設されている。さらに、一対のエツジ照明器具9bは
、第1図および第2図に詳しく示したように不織布2の
進行方向に直角に交叉する面内に位置されて不織布2の
表面に対して45度の角度αで傾斜する軸線Bが、不織
布2のエツジ部2aと交わる点を頂点とする頂角βが4
5度の円錐域内に配設されている。な2aの陰影打消し
効果が実用に不適な程度となるものであり、また、本実
施例のように頂角βを30度以内にする場合、エツジ部
2aの陰影打消し効果が著顕であり、特に実用上好適な
範囲である。また、検出器1oにはC,C,D素子例え
ばリニアアレーラインイメージセンサを光電変換素子と
して備えた固体カメラが使用されている。そして、これ
ら照明手段9と検出器1oとは、不織布2の表面側に夫
々配設されていて、照明手段9から投光されて不織布2
の表面で反射された反射光Cを検出器10が受光するよ
うになっている。
さらに、反射体11は不織布2の幅Aよりも長いもので
あって、これは不織布2を横切って不織布2の裏面側に
配設されている。この反射体11には不織布2のグレー
階調度と略同一グレー階調度のものが使用されている。
あって、これは不織布2を横切って不織布2の裏面側に
配設されている。この反射体11には不織布2のグレー
階調度と略同一グレー階調度のものが使用されている。
なお、本実施例は不織布2の地合色と同系色とした例で
あって、不織布2が白色系で、かつ反射体11には入射
光を反射散乱させる白色系塗装を表面に施したものを使
用している。しかも、本実施例では反射体11を平板状
のものとしている。また、この反射体11は不織布2の
裏面に対し非接触にして、不織布2から50a以内例え
ば10aの離間距離りをもって配設される。その理由は
実験の結果判明したもので、50m1以上離した場合に
は、検出器10から見た不織布2の地合むらの見掛は上
の消失化が、実用に適する程度の効果を期待できなくな
るからである。そして、反射体11は上記照明手段)か
らの投射光のうち不織布2を透過した光Eを反射させて
、再度不織布2に透過させるもので、この透過反射光は
上記検出器10が受光するようになっている。
あって、不織布2が白色系で、かつ反射体11には入射
光を反射散乱させる白色系塗装を表面に施したものを使
用している。しかも、本実施例では反射体11を平板状
のものとしている。また、この反射体11は不織布2の
裏面に対し非接触にして、不織布2から50a以内例え
ば10aの離間距離りをもって配設される。その理由は
実験の結果判明したもので、50m1以上離した場合に
は、検出器10から見た不織布2の地合むらの見掛は上
の消失化が、実用に適する程度の効果を期待できなくな
るからである。そして、反射体11は上記照明手段)か
らの投射光のうち不織布2を透過した光Eを反射させて
、再度不織布2に透過させるもので、この透過反射光は
上記検出器10が受光するようになっている。
また、第4図中12は電子回路により構成された欠陥判
別回路で、この回路12と上記監視部とを備えて欠陥検
出装置が構成されるものであり、かつこの回路12には
検出器10の出力端に接続されている。そして、この欠
陥判別回路12の出力端の21上記操作盤6に接続され
ていて、欠陥を判別した場合に操作盤6の報知手段8を
動作させるようになっている。なお、図中13は不織布
のばたつきを防止して不織布2の走行を案内するがイド
ローラを示している。
別回路で、この回路12と上記監視部とを備えて欠陥検
出装置が構成されるものであり、かつこの回路12には
検出器10の出力端に接続されている。そして、この欠
陥判別回路12の出力端の21上記操作盤6に接続され
ていて、欠陥を判別した場合に操作盤6の報知手段8を
動作させるようになっている。なお、図中13は不織布
のばたつきを防止して不織布2の走行を案内するがイド
ローラを示している。
上記構成において欠陥検出装置を動作させると、その照
明手段9の照明器具9a、9bの点灯によって走行する
不織布2の表面が照明される。この場合は、照明器具9
aは、不織布2の真上から不織布2およびその下方に配
設された反射体11の不織布2の両側縁からはみ出した
端部を同時に照明する。また、工・ソジ照明器具9bは
、不織布2の幅Aの外部側方から斜めに投光して、不織
布2のエツジ部2aは勿論のこと、その下方の上記はみ
出し端部(反射体11の端部)を同時に照明する。そし
て、このような照明方法により、照明光の一部は不織布
2の表面で反射される。これとともに、不織布2は透光
性をaしているから、照明光の一部は不織布2を透過し
て反射体11に至り、この反射体11で反射されて不織
布2を裏面側がら表面方向に再び透過される。このため
、反射体11に対して不織布2を境にして同じ側に配設
されている検出器10は、上記反射光Cと透過光Eとを
受光する。
明手段9の照明器具9a、9bの点灯によって走行する
不織布2の表面が照明される。この場合は、照明器具9
aは、不織布2の真上から不織布2およびその下方に配
設された反射体11の不織布2の両側縁からはみ出した
端部を同時に照明する。また、工・ソジ照明器具9bは
、不織布2の幅Aの外部側方から斜めに投光して、不織
布2のエツジ部2aは勿論のこと、その下方の上記はみ
出し端部(反射体11の端部)を同時に照明する。そし
て、このような照明方法により、照明光の一部は不織布
2の表面で反射される。これとともに、不織布2は透光
性をaしているから、照明光の一部は不織布2を透過し
て反射体11に至り、この反射体11で反射されて不織
布2を裏面側がら表面方向に再び透過される。このため
、反射体11に対して不織布2を境にして同じ側に配設
されている検出器10は、上記反射光Cと透過光Eとを
受光する。
ところで、上記反射体11は不織布2と略同一のグレー
階調度となっているから、この反射体11で反射された
透過反射光Eを検出器10が受光することにより、検出
器10から見た不織布2の見掛は上の地合むらは消失さ
れ、地合密度が均一化される。このような条件下におい
て検出器10は既述のように反射光Cを受光しているか
ら、結局不織布2の地合に対して欠陥が強調される。
階調度となっているから、この反射体11で反射された
透過反射光Eを検出器10が受光することにより、検出
器10から見た不織布2の見掛は上の地合むらは消失さ
れ、地合密度が均一化される。このような条件下におい
て検出器10は既述のように反射光Cを受光しているか
ら、結局不織布2の地合に対して欠陥が強調される。
つまり、白色系不織布2に点在する黒い汚れ等の鮮明な
汚れはもとより、グレー階調度が低い淡い灰色状、茶褐
色状等の欠陥古色についても、不織布2の地合とのS/
N比が高い検出信号を検出器10での光電変換で得るこ
とができる。このように高いS/N比を得られるため、
次の欠陥判定回路12での検出処理が容易となり、欠陥
見逃しが防止されて検出精度を著しく向上できる。
汚れはもとより、グレー階調度が低い淡い灰色状、茶褐
色状等の欠陥古色についても、不織布2の地合とのS/
N比が高い検出信号を検出器10での光電変換で得るこ
とができる。このように高いS/N比を得られるため、
次の欠陥判定回路12での検出処理が容易となり、欠陥
見逃しが防止されて検出精度を著しく向上できる。
しかも、既述した照明方法を採用しているから、照明器
具9aの照明で不織布2のエツジ部2aの不規則な形状
を原因として反射体11に投じられる陰影が、エツジ照
明器具9bによる反射体】1 ・への斜め側方からの照
明で、打消される。このため、上記検出器10が照明器
具9aの照明にもとづく陰影像を透過反射光を介して、
受光することがなく、第5図に示すように工・ソジ部2
aの影響がない信号波形を得ることができた。ちなみに
、照明器具9bを消灯し照明器具9aのみで照明した場
合の検出器10の信号波形は第6図に示され、図中Fの
部分反射体11面での工・ノジ部2aの陰影像を示して
いる。したがって、以上により不織布2の両側縁部に対
する欠陥検出におけるS/N比が高められ、これにより
明確な欠陥信号が得られ、欠陥の検出精度を向上できる
ものである。
具9aの照明で不織布2のエツジ部2aの不規則な形状
を原因として反射体11に投じられる陰影が、エツジ照
明器具9bによる反射体】1 ・への斜め側方からの照
明で、打消される。このため、上記検出器10が照明器
具9aの照明にもとづく陰影像を透過反射光を介して、
受光することがなく、第5図に示すように工・ソジ部2
aの影響がない信号波形を得ることができた。ちなみに
、照明器具9bを消灯し照明器具9aのみで照明した場
合の検出器10の信号波形は第6図に示され、図中Fの
部分反射体11面での工・ノジ部2aの陰影像を示して
いる。したがって、以上により不織布2の両側縁部に対
する欠陥検出におけるS/N比が高められ、これにより
明確な欠陥信号が得られ、欠陥の検出精度を向上できる
ものである。
また、以上のような欠陥検出にもとづいて、欠陥判定回
路12からの出力で操作盤6の報知手段8が動作される
ため、それに応じて、作業員は欠陥部に対してマーキン
グや切除等の適宜な対策を講じることができる。
路12からの出力で操作盤6の報知手段8が動作される
ため、それに応じて、作業員は欠陥部に対してマーキン
グや切除等の適宜な対策を講じることができる。
なお、上記一実施例は以上のように構成したが、反射体
11の色は、不織布のグレー階調度と略同じグレー階調
度であれば異なる色にして実施してもよい。
11の色は、不織布のグレー階調度と略同じグレー階調
度であれば異なる色にして実施してもよい。
また、上記一実施例では反射体11に反射板を用いたが
、これは大径なガイドローラで兼用してもよい。なお、
このローラで代表されるように不織布2に反射体11を
接して実施する場合には、不織布2の走行中のばたつき
を防止できることは勿論である。
、これは大径なガイドローラで兼用してもよい。なお、
このローラで代表されるように不織布2に反射体11を
接して実施する場合には、不織布2の走行中のばたつき
を防止できることは勿論である。
さらに、上記一実施例は検反工程において実施した場合
を示したが、製造ラインにおいて巻取りリールに巻取る
ところで実施してもよい。そして、この実施の場合に欠
陥検出装置の欠陥判別回路からの出力を製造ラインの自
動制御信号として製造部側にフィードバックさせること
もできる。
を示したが、製造ラインにおいて巻取りリールに巻取る
ところで実施してもよい。そして、この実施の場合に欠
陥検出装置の欠陥判別回路からの出力を製造ラインの自
動制御信号として製造部側にフィードバックさせること
もできる。
その他、本発明の実施に当っては、発明の要旨に反しな
い限り、照明器具、エツジ照明器具、検出器および反射
体等の不織布に対する位置、ならびにこれら部材の具体
的な構造、形状、材質等は、上記一実施例に制約される
ことなく、種々の態様に構成して実施できることは勿論
である。
い限り、照明器具、エツジ照明器具、検出器および反射
体等の不織布に対する位置、ならびにこれら部材の具体
的な構造、形状、材質等は、上記一実施例に制約される
ことなく、種々の態様に構成して実施できることは勿論
である。
上記特許請求の範囲に記載の構成を要旨とする本発明に
よれば、反射体に対する不織布のエツジ部の陰影を消し
て、不織布の両側縁部に対する欠陥検出のS/N比を高
めて、検出精度を向上できるという効果がある。
よれば、反射体に対する不織布のエツジ部の陰影を消し
て、不織布の両側縁部に対する欠陥検出のS/N比を高
めて、検出精度を向上できるという効果がある。
第1図から第4図は本発明を実施する装置系を示し、第
1図は第3図中1−I線に沿う断面図、第2図は第4図
中■部の斜視図、第3図は装置系の一部を示す側面図、
第4図は装置系全体の構成を示す図、第5図は検出信号
の波形図、第6図は比較のための検出信号の波形図であ
る。 2・・・不織布、9・・・照明手段、9a・・・照明器
具、9b・・・エツジ照明器具、10・・・検出器、1
1・・・反射体、A・・・不織布の幅、B・・・軸線、
α・・・傾斜角度、β・・・頂角。
1図は第3図中1−I線に沿う断面図、第2図は第4図
中■部の斜視図、第3図は装置系の一部を示す側面図、
第4図は装置系全体の構成を示す図、第5図は検出信号
の波形図、第6図は比較のための検出信号の波形図であ
る。 2・・・不織布、9・・・照明手段、9a・・・照明器
具、9b・・・エツジ照明器具、10・・・検出器、1
1・・・反射体、A・・・不織布の幅、B・・・軸線、
α・・・傾斜角度、β・・・頂角。
Claims (1)
- シート状をなす透光性不織布の一面側に、この不織布の
グレー階調度と略同一グレー階調度の反射体を上記不織
布を横切って配設し、上記不織布の他面側からの照明下
において、上記不織布一面での反射光とともに、上記反
射体で反射されて上記不織布を再度透過した透過反射光
を、上記不織布の他面側に配置した光電変換形の検出器
で受光する工程を備える不織布欠陥検出にあって、上記
不織布の他面からの照明を、上記不織布の進行方向に直
角に交差する内面に位置されて上記不織布面に対して4
5度傾斜する軸線が、上記不織布のエッジ部と交わる点
を頂点とする頂角45度の円錐域内に配設されるエッジ
照明器具により、上記不織布の幅の外部側方から斜めに
照明するとともに、上記不織布の幅内に配設される照明
器具により照明することを特徴とする照明方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29039685A JPS62150145A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 不織布欠陥検出における照明方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29039685A JPS62150145A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 不織布欠陥検出における照明方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62150145A true JPS62150145A (ja) | 1987-07-04 |
Family
ID=17755467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29039685A Withdrawn JPS62150145A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 不織布欠陥検出における照明方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62150145A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016196712A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | イチカワ株式会社 | 異物除去装置、プレニードルマシンシステム、フェルト製造システム、異物除去方法およびフェルトの製造方法 |
JP2019191103A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 株式会社メック | 欠陥検査装置 |
WO2023075724A1 (en) * | 2021-10-25 | 2023-05-04 | Agteks Orme Ve Tekstil Endustrileri Sanayi Ve Ticaret Ltd. Sti. | Fabric quality control assembly |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP29039685A patent/JPS62150145A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016196712A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | イチカワ株式会社 | 異物除去装置、プレニードルマシンシステム、フェルト製造システム、異物除去方法およびフェルトの製造方法 |
JP2019191103A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 株式会社メック | 欠陥検査装置 |
WO2023075724A1 (en) * | 2021-10-25 | 2023-05-04 | Agteks Orme Ve Tekstil Endustrileri Sanayi Ve Ticaret Ltd. Sti. | Fabric quality control assembly |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3496644B2 (ja) | 検査用照明装置 | |
US5087822A (en) | Illumination system with incident beams from near and far dark field for high speed surface inspection of rolled aluminum sheet | |
JP4511978B2 (ja) | 表面疵検査装置 | |
JP6448563B2 (ja) | 布表面検査装置 | |
WO2003052395A1 (en) | Apparatus and method for slide illumination | |
WO2015045423A1 (ja) | 斜め照射照明を有する検査装置 | |
JPS62150145A (ja) | 不織布欠陥検出における照明方法 | |
JPS6147542A (ja) | 感光フィルムの表面検査方法および装置 | |
JP7145904B2 (ja) | 柱状ハニカム構造体の検査方法及び検査装置 | |
JPH1123243A (ja) | 表面欠陥検査装置 | |
WO1992000517A1 (en) | Illumination system for high speed surface inspection of rolled aluminum sheet | |
JPH08152416A (ja) | シート状物の欠点検出装置 | |
JPS62150144A (ja) | 不織布の欠陥検出方法 | |
JP2020101396A (ja) | トッピングゴムシートのゴム付き不良検出装置 | |
JPH11304724A (ja) | 光透過性シートの穴検出装置及び穴検出方法 | |
JP7077635B2 (ja) | シート状物の欠陥検査装置及び製造方法 | |
JPS62150146A (ja) | 不織布の欠陥検出装置 | |
JP2020041835A (ja) | 金属帯表面の検査方法および金属帯表面の検査装置 | |
JPH0357944A (ja) | 板ガラス欠点検出装置 | |
CN214252054U (zh) | 用于曲面检测的光学检测装置 | |
JP2019174377A (ja) | ラミネート金属帯の表面検査方法およびその装置 | |
JPH0635169Y2 (ja) | 異物検出装置 | |
JP3405118B2 (ja) | 表面欠陥検査装置 | |
JPH07167797A (ja) | ゴム引きコード布の検査方法及び検査装置 | |
JPH1196812A (ja) | 欠陥検出用の照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |