JPS6214994A - EDTA−Cd含有排水の処理方法 - Google Patents
EDTA−Cd含有排水の処理方法Info
- Publication number
- JPS6214994A JPS6214994A JP15366985A JP15366985A JPS6214994A JP S6214994 A JPS6214994 A JP S6214994A JP 15366985 A JP15366985 A JP 15366985A JP 15366985 A JP15366985 A JP 15366985A JP S6214994 A JPS6214994 A JP S6214994A
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- JP
- Japan
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- filtrate
- iron powder
- adjusted
- liquid separation
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- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)技術分野
本発明は1食品分野や水質検査分野での硝酸塩の分析の
ために用いられるカドミカラム還元法や銅化カドミカラ
ム還元法から排水されるEDTA−Cd含有排水の処理
方法に関するものである。
ために用いられるカドミカラム還元法や銅化カドミカラ
ム還元法から排水されるEDTA−Cd含有排水の処理
方法に関するものである。
(ロ)従来技術
硝酸塩の分析は、従来Hg等を使用して行なっていたが
、Hgの有毒性が問題となり、該分析にHgを用いない
方法に変更せざるを得ない状況となっている。
、Hgの有毒性が問題となり、該分析にHgを用いない
方法に変更せざるを得ない状況となっている。
しかし、今日新しく採用されている分析方法はカドミウ
ムを使用するため、その排液にはEDTAやCd等が含
まれるようになった。
ムを使用するため、その排液にはEDTAやCd等が含
まれるようになった。
このため、含有する金属はキレート錯体を形成してその
処理が非常に難しく、特にCdはキレートとの錯体生成
定数からみても除去が難しく、その処理法について種々
検討されているが、良法がないのが現状である。その中
でも、特にEDTA−Cdを高濃度に含有する活性化液
の処理については、困難を極めている。
処理が非常に難しく、特にCdはキレートとの錯体生成
定数からみても除去が難しく、その処理法について種々
検討されているが、良法がないのが現状である。その中
でも、特にEDTA−Cdを高濃度に含有する活性化液
の処理については、困難を極めている。
(ハ)発明の目的
本発明は、このようなEDTA−Cd含有排水を一連の
操作により、Cdはもちろんのこと、他の重金属も同時
に除去する方法を提案するものである。
操作により、Cdはもちろんのこと、他の重金属も同時
に除去する方法を提案するものである。
(ニ)発明の開示
即ち、本発明者等は上記EDTA−Cd含有排水をあら
かじめpH5以下に調整しておき、これに酸化剤を添加
して酸化処理した後、中和処理を行ない、これを固液分
離後、y液をpH4以下の微酸性に調整して鉄粉を添加
することにより1重金属類が容易に除去できるという効
果的な処理法を見出したものである。
かじめpH5以下に調整しておき、これに酸化剤を添加
して酸化処理した後、中和処理を行ない、これを固液分
離後、y液をpH4以下の微酸性に調整して鉄粉を添加
することにより1重金属類が容易に除去できるという効
果的な処理法を見出したものである。
以下1本発明法を詳述する。
本発明法で対象とする処理液は、カドミウム還元法、銅
化カドミウム還元法を行なった試水、洗浄水、活性化液
などである。
化カドミウム還元法を行なった試水、洗浄水、活性化液
などである。
例えば、硝酸塩を定量する一方法として「カドミウム量
元法」があり、この方法は金属カドミウムを充填したカ
ラムの上部から一定波速で検液を流すことにより、検液
中のN O,3−をNO2−に還元し、生じたNo2″
″にスルファニルアミドを作用させてジアゾ化するもの
である。このカドミカラムを活性化させるためにEDT
Aを流し、また安定な値を得るために、検水にEDTA
を加えて流すものであり、流出する液はEDTA−Cd
を含んでいる。
元法」があり、この方法は金属カドミウムを充填したカ
ラムの上部から一定波速で検液を流すことにより、検液
中のN O,3−をNO2−に還元し、生じたNo2″
″にスルファニルアミドを作用させてジアゾ化するもの
である。このカドミカラムを活性化させるためにEDT
Aを流し、また安定な値を得るために、検水にEDTA
を加えて流すものであり、流出する液はEDTA−Cd
を含んでいる。
この流出する活性化液、試水、洗浄水を混合したものを
処理する場合、学に中和処理してもカドミウムを除去す
ることはできないが、H2O2等、の強力な酸化剤とC
a CO3を併用し、鉄粉を加えると、カドミウムを除
去することができることを本発明者等は見出した。
処理する場合、学に中和処理してもカドミウムを除去す
ることはできないが、H2O2等、の強力な酸化剤とC
a CO3を併用し、鉄粉を加えると、カドミウムを除
去することができることを本発明者等は見出した。
この場合におけるpHをHCI等により5.0以下、好
ましくはpH3,0〜4.0に調整後、H2O2を添加
し、次にCaCO3を粉状のままで過飽和となるまで過
剰に添加して一定時間撹拌後、高分子凝集剤を添加して
S濾過性の良いフロックを形成させ、固液分離を行なう
、この5戸液をpH4,0以下、好ましくはp H2,
0〜3.0に調整後、鉄粉を添加して強力撹拌を行なう
と、鉄粉の溶解に伴なって反応が進行し、PHが徐々に
上昇して5〜6となる。
ましくはpH3,0〜4.0に調整後、H2O2を添加
し、次にCaCO3を粉状のままで過飽和となるまで過
剰に添加して一定時間撹拌後、高分子凝集剤を添加して
S濾過性の良いフロックを形成させ、固液分離を行なう
、この5戸液をpH4,0以下、好ましくはp H2,
0〜3.0に調整後、鉄粉を添加して強力撹拌を行なう
と、鉄粉の溶解に伴なって反応が進行し、PHが徐々に
上昇して5〜6となる。
この反応をしばらく持続させた後、pHを8〜lOに保
持して更に撹拌を続行すると、はとんどの重金属類′な
どの有害物質が除去されるのである。
持して更に撹拌を続行すると、はとんどの重金属類′な
どの有害物質が除去されるのである。
このEDTA−Cd排水の処理工程は、H2O2等の強
力な酸化剤による酸化工程とCaCo3の中和剤との組
合せによる第一工程と、鉄粉を加える第二工程とからな
り、EDTA−Cclが第一工程でどのような形状にな
るのかは定かでないが、引き続いておこなう第二工程と
密接に関係して効果を上げるものである。
力な酸化剤による酸化工程とCaCo3の中和剤との組
合せによる第一工程と、鉄粉を加える第二工程とからな
り、EDTA−Cclが第一工程でどのような形状にな
るのかは定かでないが、引き続いておこなう第二工程と
密接に関係して効果を上げるものである。
なお、酸化剤としてはH,O2のほかに、NaC文o等
を使用しても同等の効果を有することを確認している。
を使用しても同等の効果を有することを確認している。
(ホ)実施例
実施例1
排液の組成がCd : Ei4.9 regafL、
Z n : 3.8mg/l 、 Cu : 0.9
mg/ lから成るEDTA−Cd含有排液1又を、H
C文でPH3,0に調整後、H2O2を添加し、次にC
aCO3を添加してpH5,0〜6.0に調整し、次い
で高分子凝集剤を添加してS濾過性の良い沈殿を作り、
これを固液分離した液をHCffiでpH2〜3に調整
し、鉄粉をL2g/l加え、15分間強力撹拌を行なっ
た。
Z n : 3.8mg/l 、 Cu : 0.9
mg/ lから成るEDTA−Cd含有排液1又を、H
C文でPH3,0に調整後、H2O2を添加し、次にC
aCO3を添加してpH5,0〜6.0に調整し、次い
で高分子凝集剤を添加してS濾過性の良い沈殿を作り、
これを固液分離した液をHCffiでpH2〜3に調整
し、鉄粉をL2g/l加え、15分間強力撹拌を行なっ
た。
その後、NaOHでpH9〜10に調整し、15分間強
力撹拌を行ない、高分子凝集剤を加えてS戸遇した。
力撹拌を行ない、高分子凝集剤を加えてS戸遇した。
その結果、5戸液の分析値はCd : 0.01 mg
I見。
I見。
Z n : 0.2 tsg/l 、 Cu : Tr
テあった。
テあった。
比較例1
実施例1と同様な排液を単にNaOHでpH9〜10に
調整してS濾過を行ったものは、Cd:59.5 ta
g/lであり、はとんど除去できなかった。
調整してS濾過を行ったものは、Cd:59.5 ta
g/lであり、はとんど除去できなかった。
(へ)発明の効果
以上の通り、本発明法によれば従来処理が困難とされて
いたEDTA−Cd含有排水から効率よくしかも低コス
トでCdを除去することができ、簡単に排水規制値以下
に処理することができる効果がある。
いたEDTA−Cd含有排水から効率よくしかも低コス
トでCdを除去することができ、簡単に排水規制値以下
に処理することができる効果がある。
特 許 出 願 人 同和鉱業株式会社代 理 人
弁理士 浅 賀 −夫。
弁理士 浅 賀 −夫。
□□参□・―岡−■−−
同 弁理士 浅 賀 −樹。
1 。
1”−
Claims (1)
- EDTA−Cd含有排水をpH5以下に調整して酸化し
た後、これを中和して固液分離し、さらにそのろ液をp
H4以下に調整後、鉄粉を添加して固液分離を行なうこ
とを特徴とするEDTA−Cd含有排水の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15366985A JPS6214994A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | EDTA−Cd含有排水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15366985A JPS6214994A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | EDTA−Cd含有排水の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6214994A true JPS6214994A (ja) | 1987-01-23 |
JPH0157637B2 JPH0157637B2 (ja) | 1989-12-06 |
Family
ID=15567582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15366985A Granted JPS6214994A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | EDTA−Cd含有排水の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6214994A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100613727B1 (ko) | 2004-10-27 | 2006-08-22 | 한국전력공사 | 비촉매 산화처리법을 이용한 세정 폐액의 연속 처리방법 및 장치 |
CN110153157A (zh) * | 2019-04-23 | 2019-08-23 | 中南大学 | 一种多孔铁基吸附材料及其制备方法和在重金属污染土壤修复中的应用 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5163555A (ja) * | 1974-11-29 | 1976-06-02 | Teikoku Hormone Mfg Co Ltd | Jukinzokusakuensuiyoekino shorihoho |
JPS5411614A (en) * | 1977-06-27 | 1979-01-27 | Nec Corp | Code conversion unit for digital signal |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP15366985A patent/JPS6214994A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5163555A (ja) * | 1974-11-29 | 1976-06-02 | Teikoku Hormone Mfg Co Ltd | Jukinzokusakuensuiyoekino shorihoho |
JPS5411614A (en) * | 1977-06-27 | 1979-01-27 | Nec Corp | Code conversion unit for digital signal |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100613727B1 (ko) | 2004-10-27 | 2006-08-22 | 한국전력공사 | 비촉매 산화처리법을 이용한 세정 폐액의 연속 처리방법 및 장치 |
CN110153157A (zh) * | 2019-04-23 | 2019-08-23 | 中南大学 | 一种多孔铁基吸附材料及其制备方法和在重金属污染土壤修复中的应用 |
CN110153157B (zh) * | 2019-04-23 | 2020-09-11 | 中南大学 | 一种多孔铁基吸附材料及其制备方法和在重金属污染土壤修复中的应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0157637B2 (ja) | 1989-12-06 |
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Legal Events
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