JPS6214906A - 廃液の処理方法 - Google Patents

廃液の処理方法

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JPS6214906A
JPS6214906A JP15413885A JP15413885A JPS6214906A JP S6214906 A JPS6214906 A JP S6214906A JP 15413885 A JP15413885 A JP 15413885A JP 15413885 A JP15413885 A JP 15413885A JP S6214906 A JPS6214906 A JP S6214906A
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JP
Japan
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water
absorption
waste liquid
absorbing
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP15413885A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuhei Takigawa
滝川 隆平
Masakane Ookubo
大久保 雅攝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RAPUKO KK
Creo Co Ltd
Original Assignee
RAPUKO KK
Creo Co Ltd
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Publication date
Application filed by RAPUKO KK, Creo Co Ltd filed Critical RAPUKO KK
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Publication of JPS6214906A publication Critical patent/JPS6214906A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、産業廃液のうち油水混合廃液の処理方法に関
する。
[従来の技術] 産業廃液の処理方法については、廃液の種類が多岐にわ
たることもあり、数多くの方法が実施されている6例え
ば中和、凝集、−過、沈澱、バクテリヤの利用等がある
。その中で油水温合系の廃液においては、海上のオイル
流出の際に用いられる油分の吸着による分離方法が一般
的であり、従って油分に親和性の高い材料や、多孔性の
材料等が多く用いられて来た。
一方、油水温合系から水分を除去する方法は、それぞれ
の比重差により両者の間に明確な境界のあるときのみ可
能とされ、この場合には適当な分液方法によるか、もし
くは乾燥剤を投入する方法がとられて来た。しかし、油
水混合廃液の一部あるいは全部が、乳化状態で存在する
場合には実用的な分離方法がなく、そのままの状態で全
量を廃棄せざるを得ないという現状であ[発明が解決し
ようとする問題点] 上述した従来の油水混合系の廃液の処理方法は、特に、
油水混合廃液の一部あるいは全部が、乳化状態で存在す
る場合には実用的な分離方法が無いという問題点がある
また、油中に存在する少量の水分を除去するためには、
シリカゲル、塩化カルシウム等の乾燥剤を使用すること
が行なわれて来たが、この場合においても、発熱したり
、廃液中のPHが急激に変化し混合危険が生じ、さらに
、油水比率が近いかあるいは水分過剰の場合に乾燥剤を
使用することは、吸水能力から実質的に困難であるとい
う問題点がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は、乳化状態を含む油水温合廃液から水分を
除去し、廃液量を極力減少させることを目的として鋭意
研究を続けて来た。その結果、吸水性樹脂を構成要素と
して用いた吸水シートが、この目的に効果的であり本発
明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の油水温合廃液中より水分を除去する
廃液の処理方法は、吸水性樹脂、およびその支持体から
なる内部吸水層と、透水性を有し、かつ、吸水ゲルを通
過させない多孔性材料からなる袋状の外部層により形成
された吸水シートを有している。
これによって、残存油分を再利用でき、また、廃液の量
が減少するという経済効果が得られるとともに、吸水シ
ートは乾燥することにより何度でも繰返して使用するこ
とが可能であり、処理に要する費用が一層軽減される。
なお、本発明において吸水性樹脂と称するものはβ−澱
粉、寒天等の天然物、部分的に架橋されたポリオキシエ
チレン、澱粉−ポリアクリロニトリルグラフト体の加水
分解物、部分的に架橋された澱粉−ポリアクリル酸グラ
フト体およびその親水性塩(例えば、アルカリ金属塩、
アミン塩等)、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリ
ドン、ポリビニルアルコール、ポリビニルトルエン−ス
ルホン酸塩等の部分架橋反応物の粉末、繊維、ウェブ状
体が挙げられる。これら各種の吸水性樹脂中、特に吸水
能力、吸水速度の高いものとして、架橋澱粉−ポリアク
リル酸グラフト体の親水性塩が望ましい、この物質は、
吸水ゲルが比較的安定しており、吸水/乾燥のくり返し
使用による本発明の使用目的に非常によくマツチしてい
る。
また、本発明において吸水性樹脂の支持体として使用さ
れるものとしては、織布、不織布、フェルト等の布類、
紙類、プラスチックフィルム類、フオーム類等がある。
また、吸水性樹脂が廃液中の水分を吸収する過程で、吸
水ゲルが生長するとともに支持体が膨張し、吸水ゲルの
脱落を防止するものが望ましいが、この目的のためには
前記諸材料が多孔性であることが好ましい、さらに、こ
れらの材料が2層以上の多層構造であれば支持体として
より好適である。
前記吸水性樹脂をこれらの支持体に固定する方法として
は、(1)薄い紙の間に吸水性樹脂粉末をサンドイッチ
状に固定する方法、(2)吸水性樹脂粉末を大量の水中
に分散させ、この分散液を支持体に塗付して乾燥させる
方法、(3)繊維状、ウェブ状の吸水性樹脂を支持体に
重ね合わせる方法、(4)支持体に接着性のある樹脂を
有機溶剤に溶解させた溶液中に吸水性樹脂粉末を分散さ
せた分散液を支持体に塗布し、乾燥させる方法がある。
この中で、吸水性樹脂が支持体に強固に固定される(4
)の方法が最も好ましい。
吸水性樹脂が支持体に固定された内部吸水層を袋状の多
孔性材料の中に封入して吸水シートを作る際に、吸水ゲ
ルが外部に流出することを防止するための多孔性材料と
しては、織布、不織布、耐水性を有する紙1合成紙、多
孔性合成槽脂フィルム等がある。
また、内部吸水層を多孔性材料の中に封入する方法とし
ては、接着剤を用いる方法、熱シールによる方法、ミシ
ン等の縫製による方法等が用いられる。
上記により作成された本発明の廃液処理に用いられる吸
水シートの形状は特に限定されたものではなく、以下に
述べる実施例の支持枠の構造に従って、種々の形状をと
ることができる。
[実施例] 次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
実施例 1゜ ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡績(株))
30部、酢酸エチル70部からなる溶液中に吸水性樹脂
粉末(サンウェットlN−1000、三洋化成工業(株
))60部を加え、均一に分散させる。この分散液を、
第1図に示す40g/rn”のポリエステル不織布に、
目付量30g/mとなる様塗付乾燥させる。このように
してできた内部吸水層は第2図に示す形となるが、これ
を30×5Qcf切り取り四枚重ねとしたものを第3図
に示す、この内部吸水層をポリエステル不織布(50g
/m7)で作られた袋中に、第4図に示すように封入さ
れ、ミシンで縫製される。
第5図は、第4図に示したポリエステルの袋を断面が楕
円状になるように作成したもの、第6図は第4図の形状
のものを長く延ばしたもので、このような形状により吸
水効果および乾燥効果を併せねらったものである。第7
図および第8図は、第5図の形状のものを取扱い容易に
するために組立てたものである。
この様にして形成された本実施例の吸水シートにより、
油水混合廃液の吸水効果を示す廃水の残留量(c、l’
)と時間(IIlin)の関係を第9図に示す、吸水開
始より20分後に約500dあった廃液は、80分後に
約40d、140分後には約20cIIr以下になった
ことを示している。
実施例 2゜ 内部吸水層として吸水性樹脂粉末を薄い紙でサンドイッ
チ状にしたシートを用いた。この中に含まれる吸水性樹
脂の量は20g/m”とした。
このシートを30X50crnの大きさに切りとり2枚
重ねとし、多孔性材料としてポリエチレン不織布(50
g/m”)を用い、前記シートを熱シールによりこの不
織布に封入して吸水シートを作成した。
実施例 3゜ 実施例1に用いられた分散液を厚さ2mmのフェルトに
目付量100 g/ m’となるよう、含浸、乾燥させ
内部吸水層を作成した0袋状の外部層は、実施例1また
は2のいずれであってもよい。
[発明の効果] 本発明の油水混合廃液の処理方法により、油水廃液より
経済的に、かつ危険を伴なわずに水分を吸収できる。ま
た、水分のみが吸収されるので残存油分を再利用でき、
また廃液量が減少する。さらに、吸水シートは吸水後乾
燥させて繰返し使用できるので処理に要する費用が少な
くて済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ポリエステル不織布の斜視図、第2図は、第
1図のポリエステルの不織布に分散液を塗布したものの
斜視図、第3図は、第2図の不織布を適当な大きさに切
取り4枚重ねにしたものの斜視図、第4図は、ポリエス
テルの不織布の袋中に第3図の吸水層を封入したものの
一部断面斜視図、第5図は第4図の吸水シートの断面が
楕円形のものの斜視図、第6図は、第4図の形状を長手
方向に伸ばして帯状にしたちの斜視図、第7図は、第5
図の形状の吸水シートを複数個束ねて組立枠に納めたも
のの斜視図、第8図は、第7図の束ねをケースに収容し
たものの斜視図である。 手続補正書(方式) 昭和60年11月19日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油水混合廃液中から水分を除去する方法において、吸水
    性樹脂およびその支持体からなる内部吸水層および透水
    性を有し、かつ吸水ゲルを通過させることのない多孔質
    材料からなる袋状外部層によって形成された吸収シート
    を備えたことを特徴とする廃液の処理方法。
JP15413885A 1985-07-15 1985-07-15 廃液の処理方法 Pending JPS6214906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15413885A JPS6214906A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 廃液の処理方法

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JP15413885A JPS6214906A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 廃液の処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6214906A true JPS6214906A (ja) 1987-01-23

Family

ID=15577715

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15413885A Pending JPS6214906A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 廃液の処理方法

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JP (1) JPS6214906A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02166667A (ja) * 1988-12-20 1990-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生方法
ES2158737A1 (es) * 1999-09-01 2001-09-01 Galante Agustin Gomez Transformacion de residuos liquidos contaminados en una sustancia gelatinosa.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02166667A (ja) * 1988-12-20 1990-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生方法
ES2158737A1 (es) * 1999-09-01 2001-09-01 Galante Agustin Gomez Transformacion de residuos liquidos contaminados en una sustancia gelatinosa.

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