JPS6214815Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6214815Y2 JPS6214815Y2 JP1984107719U JP10771984U JPS6214815Y2 JP S6214815 Y2 JPS6214815 Y2 JP S6214815Y2 JP 1984107719 U JP1984107719 U JP 1984107719U JP 10771984 U JP10771984 U JP 10771984U JP S6214815 Y2 JPS6214815 Y2 JP S6214815Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- slide case
- handle
- blade
- scalpel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 229920006351 engineering plastic Polymers 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の目的)
(産業上の利用分野)
この考案は、医療用手術機器のうちで眼科用な
どに用いられるマイクロメスの替刃形刃具におい
て操作便利で取換簡単なマイクロメスに関するも
のである。
どに用いられるマイクロメスの替刃形刃具におい
て操作便利で取換簡単なマイクロメスに関するも
のである。
(従来の技術)
従来、眼科用のマイクロメスにおいて替刃方式
の手術操作に軽便でしかも着脱簡単確実なものは
開発されていなかつた。
の手術操作に軽便でしかも着脱簡単確実なものは
開発されていなかつた。
なお、実開昭56−144509号公報、考案の名称、
替刃ハンドルにおいて替刃体を回動押圧して固定
する手段があるが鋏状に支点を設けたハンドルの
対向する先端側で押圧する構成のためハンドル側
にも係止手段を必要とし一挙動で軽便に操作する
ことが難しい。
替刃ハンドルにおいて替刃体を回動押圧して固定
する手段があるが鋏状に支点を設けたハンドルの
対向する先端側で押圧する構成のためハンドル側
にも係止手段を必要とし一挙動で軽便に操作する
ことが難しい。
(考案が解決しようとする問題点)
この考案は、従来から実用化されているねじ込
み方式の係止方法による替刃の着脱機構における
装着の煩わしさを解消し、しかも確実な係止手段
によつて小形の刃体を係止できるマイクロメスに
関するものである。
み方式の係止方法による替刃の着脱機構における
装着の煩わしさを解消し、しかも確実な係止手段
によつて小形の刃体を係止できるマイクロメスに
関するものである。
(考案の構成)
(問題点を解決するための手段)
この考案は、メスハンドルの前胴部に摺動自在
にスライドケースを嵌挿させてなるマイクロメス
において、両者の先端部をメスハンドル軸心に平
行し互に対向する半截柱状に形成し替刃体を係止
できる間隙を設けた係止面のうち、メスハンドル
側の係止具端部に設けた段底より先上がりの面勾
配を係止面の半ばに至るまで形成すると共に替刃
係止用突起を設けた上スライドケースを摺動させ
て係止面を開閉して替刃を係脱自在に構成した手
段を有するものである。
にスライドケースを嵌挿させてなるマイクロメス
において、両者の先端部をメスハンドル軸心に平
行し互に対向する半截柱状に形成し替刃体を係止
できる間隙を設けた係止面のうち、メスハンドル
側の係止具端部に設けた段底より先上がりの面勾
配を係止面の半ばに至るまで形成すると共に替刃
係止用突起を設けた上スライドケースを摺動させ
て係止面を開閉して替刃を係脱自在に構成した手
段を有するものである。
(作用)
この考案の作用は、先づ、スライドケースを指
先で持つて摺動させて先端部のメスハンドルの係
止面を開き係止面に設けた段底から形成した先上
りの面勾配を有する傾斜面に替刃体を載置しなが
ら替刃体を係止用だぼに嵌挿し、替刃体の基端縁
を段底に沈めて載置させスライドケースを摺動し
て係止面を閉鎖するとき引つ掛かることなく円滑
に係止して挟持させることができる。なお、スラ
イドケースはその側面に上下の割り溝を入れてな
る遊端部を弾性体の弾撥力の効くよう形成してあ
るのでその内面に具設した係止用だぼがメスハン
ドル前部外胴に設けた2ケ所のポンチ穴にスライ
ドケースの開閉位置において係脱自在に係止でき
る作用を有するものである。
先で持つて摺動させて先端部のメスハンドルの係
止面を開き係止面に設けた段底から形成した先上
りの面勾配を有する傾斜面に替刃体を載置しなが
ら替刃体を係止用だぼに嵌挿し、替刃体の基端縁
を段底に沈めて載置させスライドケースを摺動し
て係止面を閉鎖するとき引つ掛かることなく円滑
に係止して挟持させることができる。なお、スラ
イドケースはその側面に上下の割り溝を入れてな
る遊端部を弾性体の弾撥力の効くよう形成してあ
るのでその内面に具設した係止用だぼがメスハン
ドル前部外胴に設けた2ケ所のポンチ穴にスライ
ドケースの開閉位置において係脱自在に係止でき
る作用を有するものである。
(実施例)
この考案の実施例を以下図面に基いて説明す
る。
る。
第1図に示すマイクロメス1は円形棒状のメス
ハンドル2の前胴部3に摺動自在に嵌挿させたエ
ンジニヤリングプラスチツク材などの硬質の弾性
体からなる角形断面のスライドケース4とメスハ
ンドル2の先端部を先細りに形成し第2図に示す
ようにメスハンドルの軸心に沿つて互に対向する
半截柱状にした軸心に平行し替刃体Kを挟持でき
る間隙5を設けてなる係止面をそれぞれ形成させ
る。メスハンドル2の先端部を半截柱状に形成し
てなる係止面6の基端部7に設けた係止面より階
段状に低く形成した段底8から先上り面勾配9を
係止面6の半ばに至るまで形成し替刃体Kの基端
部を載置したとき、その基端縁Eを段底8に沈め
たためスライドケース4を摺動させて係止面6を
閉鎖するとき引つ掛かることなく円滑に閉ぢなが
ら傾斜して載置させた替刃体Kを抑え軸心に平行
した先端部の係止面6の間隙5の間において軸心
方向に挟持される。なお、係止面6に穿設したキ
ー溝10に嵌着させた替刃係止用突起11を係止
面6より突出させ替刃体Kに設けた係止孔Mを替
刃係止用突起11に嵌入させて係止面6に載置さ
せた替刃体Kを係止することができる。スライド
ケース4の先端部を半截柱状に形成してなる係止
面12には第3図にも示すような替刃係止用突起
11の摺動溝13を設けスライドケース4を摺動
させてメスハンドル2の係止面6を開閉するのに
支障のないようにする。また、側面14の後端部
上下に割り溝15を第4図、第5図に示すように
設けてなる遊端部16の内面に係止用だぼ17を
具設してメスハンドル2前胴部3の外径に設けた
2ケ所のポンチ穴18に係脱自在にスライドケー
ス4の弾撥力により係止するまでスライドケース
4を摺動させてメスハンドル2の係止面6を開閉
することができる。係止用だぼ17はスライドケ
ース4の遊端部16に嵌着した止ピン19の先端
を内面に突出させたものを図示したが係止用だぼ
17だけを内面に接着してもよい。
ハンドル2の前胴部3に摺動自在に嵌挿させたエ
ンジニヤリングプラスチツク材などの硬質の弾性
体からなる角形断面のスライドケース4とメスハ
ンドル2の先端部を先細りに形成し第2図に示す
ようにメスハンドルの軸心に沿つて互に対向する
半截柱状にした軸心に平行し替刃体Kを挟持でき
る間隙5を設けてなる係止面をそれぞれ形成させ
る。メスハンドル2の先端部を半截柱状に形成し
てなる係止面6の基端部7に設けた係止面より階
段状に低く形成した段底8から先上り面勾配9を
係止面6の半ばに至るまで形成し替刃体Kの基端
部を載置したとき、その基端縁Eを段底8に沈め
たためスライドケース4を摺動させて係止面6を
閉鎖するとき引つ掛かることなく円滑に閉ぢなが
ら傾斜して載置させた替刃体Kを抑え軸心に平行
した先端部の係止面6の間隙5の間において軸心
方向に挟持される。なお、係止面6に穿設したキ
ー溝10に嵌着させた替刃係止用突起11を係止
面6より突出させ替刃体Kに設けた係止孔Mを替
刃係止用突起11に嵌入させて係止面6に載置さ
せた替刃体Kを係止することができる。スライド
ケース4の先端部を半截柱状に形成してなる係止
面12には第3図にも示すような替刃係止用突起
11の摺動溝13を設けスライドケース4を摺動
させてメスハンドル2の係止面6を開閉するのに
支障のないようにする。また、側面14の後端部
上下に割り溝15を第4図、第5図に示すように
設けてなる遊端部16の内面に係止用だぼ17を
具設してメスハンドル2前胴部3の外径に設けた
2ケ所のポンチ穴18に係脱自在にスライドケー
ス4の弾撥力により係止するまでスライドケース
4を摺動させてメスハンドル2の係止面6を開閉
することができる。係止用だぼ17はスライドケ
ース4の遊端部16に嵌着した止ピン19の先端
を内面に突出させたものを図示したが係止用だぼ
17だけを内面に接着してもよい。
スライドケース4を摺動してメスハンドル2の
係止面6を開放したうえ替刃体Kを係止する方法
については上記に説明した替刃係止用突起11を
係止面6中央部に植設し想像線で示す切り出し形
替刃体Kを係止した第一実施例を第6図,第7図
に、また、係止面の中央両側に形成した平行した
係止用突起20の間に嵌入させた想像線で示すT
形替刃体KTの基部を係止面の基端部に嵌挿させ
た第二実施例を第8図,第9図に示す他、第10
図に示すようスライドケース4の係止面12を相
手側の係止用突起20にあわせて左右両側を欠落
させ中央部に係止面12を形成させて替刃体KT
を挟持可能としたものである。
係止面6を開放したうえ替刃体Kを係止する方法
については上記に説明した替刃係止用突起11を
係止面6中央部に植設し想像線で示す切り出し形
替刃体Kを係止した第一実施例を第6図,第7図
に、また、係止面の中央両側に形成した平行した
係止用突起20の間に嵌入させた想像線で示すT
形替刃体KTの基部を係止面の基端部に嵌挿させ
た第二実施例を第8図,第9図に示す他、第10
図に示すようスライドケース4の係止面12を相
手側の係止用突起20にあわせて左右両側を欠落
させ中央部に係止面12を形成させて替刃体KT
を挟持可能としたものである。
なお、スライドケースの角形の外側面には指先
で摺動させるときの滑り止めとなる表面模様21
を刻設する。
で摺動させるときの滑り止めとなる表面模様21
を刻設する。
(考案の効果)
この考案は、上記の構成を有するので下記の利
点がある。
点がある。
(1) 医療用手術機器のうちでも特にデリケートな
眼科用などに用いられる替刃形マイクロメスと
して軽くて手術操作に便利で切味の鋭利な替刃
方式であること。
眼科用などに用いられる替刃形マイクロメスと
して軽くて手術操作に便利で切味の鋭利な替刃
方式であること。
(2) さらに、小さな替刃の着脱を一挙動で確実に
係止できるので手間がかからず取扱安全である
こと。
係止できるので手間がかからず取扱安全である
こと。
第1図はマイクロメスの全体組立図(正面
図)、第2図はそのAA断面図、第3図はその先
端側面図、第4図はその後端側面図、第5図はそ
の部分平面図、第6図は第一実施例におけるメス
ハンドルに替刃体装着説明図(正面図)、第7図
は同上(平面図)、第8図は第二実施例における
メスハンドルに替刃体装着説明図(正面図)、第
9図は同上(平面図)、第10図は同上(側面
図)である。 主要部分の符号の説明、1:マイクロメス、
2:メスハンドル、3:前胴部、4:スライドケ
ース、5:間隙、6:係止面、7:基端部、8:
段底、9:面勾配、11:替刃係止用突起、1
4:側面、15:割り溝、16:遊端部、17:
係止用だぼ、18:ポンチ穴、K:替刃体。
図)、第2図はそのAA断面図、第3図はその先
端側面図、第4図はその後端側面図、第5図はそ
の部分平面図、第6図は第一実施例におけるメス
ハンドルに替刃体装着説明図(正面図)、第7図
は同上(平面図)、第8図は第二実施例における
メスハンドルに替刃体装着説明図(正面図)、第
9図は同上(平面図)、第10図は同上(側面
図)である。 主要部分の符号の説明、1:マイクロメス、
2:メスハンドル、3:前胴部、4:スライドケ
ース、5:間隙、6:係止面、7:基端部、8:
段底、9:面勾配、11:替刃係止用突起、1
4:側面、15:割り溝、16:遊端部、17:
係止用だぼ、18:ポンチ穴、K:替刃体。
Claims (1)
- メスハンドル2と、その前胴部3に摺動自在に
嵌挿させたスライドケース4からなるマイクロメ
スにおいて、両者の先端部を互に対向する半截柱
状に形成し軸心に平行し替刃体を挟持できる間隙
5を設けた係止面6のうちスライドケース4側を
摺動させ開閉できるメスハンドル2側に替刃体K
をハンドル軸方向に押付けながら押圧固定できる
係止面6の基端部7に設けた段底8から刃先上り
面勾配9を係止面6の半ばに至るまで形成すると
共に替刃係止用突起11を設けてなる係脱自在の
係止手段と硬質の弾性体から形成させたスライド
ケース4の側面14の後端部から上下に割り溝1
5を入れてなる遊端部16の内面に係止用だぼ1
7を具設しメスハンドル2の前胴部3の外径に設
けた2ケ所のポンチ孔18に係脱自在のスライド
ケース4の係止手段を有することを特徴とするマ
イクロメス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10771984U JPS6124012U (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | マイクロメス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10771984U JPS6124012U (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | マイクロメス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6124012U JPS6124012U (ja) | 1986-02-13 |
JPS6214815Y2 true JPS6214815Y2 (ja) | 1987-04-15 |
Family
ID=30666938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10771984U Granted JPS6124012U (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | マイクロメス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124012U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63200748A (ja) * | 1987-02-14 | 1988-08-19 | 株式会社 中西歯科器械製作所 | 手術用刃具ホルダ− |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56144509U (ja) * | 1980-03-31 | 1981-10-31 |
-
1984
- 1984-07-17 JP JP10771984U patent/JPS6124012U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6124012U (ja) | 1986-02-13 |
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