JPS62146109A - 容器口部シ−ル装置 - Google Patents

容器口部シ−ル装置

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JPS62146109A
JPS62146109A JP28697385A JP28697385A JPS62146109A JP S62146109 A JPS62146109 A JP S62146109A JP 28697385 A JP28697385 A JP 28697385A JP 28697385 A JP28697385 A JP 28697385A JP S62146109 A JPS62146109 A JP S62146109A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱収縮性フィルムからなる天蓋材を容器の口
部に抱着させることにより咳口部を封止する容器口部シ
ール装置に関する。
〔従来の技術〕
容器の口部を封止する方法として、第8図、第9図のよ
うに、熱収縮性フィルム(2o)がら、天蓋材(21)
を切り取り、これを容器(3o)の口部に宛がって加熱
処理に付し、熱収縮力により口部に抱着させる方法が広
く用いられている。
この容器口部を封止するための従来の装置を第10図に
より説明すると、(100)はシール装置、(120)
ハシール装置(100)の下方に配設された容器移送コ
ンベア、(20)は長尺帯状の熱収縮フィルム(原反フ
ィルム)である。シール装置(100) ハ押圧板(1
01)と、熱風送給部を兼ねたカンタホルダ(103)
とを有し、押圧板(101) とカッタホルダ(103
)とは各々個別に上下動するようになっている。また、
原反フィルム(20)はコンベア(120)の容器移送
速度と同期してリール(111)から送出され、シール
装置(100)の下部で、天蓋材として所定の形状のブ
ランク(21)が切り取られつつ移行し、その余材(ブ
ランクが切り取られた後の穴のあいた原反フィルム)は
、余材巻取りリール(112)に巻き取られる。
上記装置において、コンベア(120)にて連続的に移
送される容器(30)がシール装置(100)の直下の
所定位置に達すると、押圧板(101)が下降して原反
フィルム(20)を容器口部の天面に押付け、それに伴
って下降するカッタ(102)により原反フィルム(2
0)からブランク(21)が切り取られる。切り取られ
たブランク(21)は、その周縁部(21・2)がホル
ダ(103)の下降部にて下方に折り曲げられ、ついで
ホルダ(103)から吹出する熱風により、上記の折り
曲げられたブランクの周縁部が熱収縮し、その熱収縮力
により容器口部に抱着する。ブランク(21)を容器口
部に抱着させたのち、押圧板(101)およびホルダ(
103)を上方に退去させ、次に送り込ませる容器(3
0)に対し上記と同じ動作を反復する。
〔解決しようとする問題点〕
上記の装置では、原反フィルムからのブランク切り取り
、およびブランクの周縁部の折曲げ加工および熱収縮処
理が同一の個所で行われるので、その構造は極めて複雑
である。すなわち、容器の移送に同期して押圧板(10
1→やホルダ(103)を上下動させる昇降駆動機構を
必要とし、またブランク(21)の周縁部を熱収縮させ
るべくホルダ(103)から熱風を吹き出させるために
、例えばホルダ(103)内に熱風を送り込むか、ジャ
ケット内で冷風を加熱する装置を組み込まねばならない
。また、同一個所で複数の工程を反復することとしてい
るので、容器1個当たりの処理に要するサイクルタイム
が長(、処理効率の向上に大きな制約がある。
本発明は、上記問題を解決するための改良された容器口
部シール装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明の容
器口部シール装置は、 長尺帯状の熱収縮性フィルムに、容器の天蓋となるブラ
ンクが、切取線にて長手方向に所定の間隔をおいて反復
形成され、かつブランクを除く余材部分を左右に部分す
る分断線が長手方向に形成されている原反フィルムを連
続的に移行させながら、原反フィルムからブランクを切
り取り、これを順次容器口部に宛かったのち、熱収縮処
理により容器口部に抱着せしめる容器口部のシール装置
であって、 原反フィルムの移行と同期して回転し、かつ原反フィル
ムから切り取られるブランクを真空吸引力により胴部表
面に吸着保持する真空吸引回転ドラムと、 胴部に円周溝を有し、胴部表面が上記真空吸引回転ドラ
ムの胴部表面に当接するように配置された原反フィルム
送りローラと、 原反フィルム送りローラ側からその胴部の円周溝内に挿
入せられ、該送りローラと上記真空吸引回転ドラムとの
当接面間に送通せられる原反フィルムの長手方向に設け
られた分断線に略一致してブランク部分に当接するブラ
ンク支え部材、とを有し、 原反フィルムを、その余材部分を左右に部分する長手方
向の分断線が上記ブランク支え部材に略一致するように
、上記真空吸引回転ドラムと原反フィルム送りローラと
の当接面間に送通させると共に、その当接面間通過後の
移行方向を該送りローラ側に変向させることにより、ブ
ランクを真空吸引回転ドラムの胴部表面とブランク支え
部材との間で原反フィルムから切り取って真空吸引回転
ドラムめ胴部表面に吸着保持させるようにした、ブラン
ク切取装置と、 シールされるべき容器を、その口部が上記真空吸引回転
ドラムの下端周面に略当接するように移送し、かつ真空
吸引回転ドラムの直下において口部にブランクが宛がわ
れた容器をブランク加熱処理装置部に移送する容器移送
装置と、 真空吸引回転ドラムの胴部表面に吸着保持されて該ドラ
ムの回転により下方に移行してきたブランクをその直下
に待機している容器移送装置上の容器の口部に宛がうべ
く、該ドラムの胴部表面から離脱させて容器口部に移し
替えるブランク移し替え装置と、 容器口部に宛がわれたブランクの周縁部を熱収縮させて
容器口部に抱着させるための、上記容器移送装置に沿っ
て配設されたブランク加熱処理装置、 とからなる。
本発明装置について添付図面を参照して説明すると、第
1図において、(40)はブランク切取装置、(50)
は容器移送装置、(60)はブランクを容器口部に宛か
うだめのブランク移し替え装置、(70)はブランク加
熱処理装置である。また、本発明装置において原反フィ
ルム(20)として使用される長尺帯状の熱収縮性フィ
ルムは、第3図に示すように、天蓋材としてのブランク
(21)が長手方向に所定の間隔をおいて切取線(22
)を以て反復形成されている。なお、原反フィルム(2
0)の送給途中においてブランク(21)が原反フィル
ム(20)から脱落しないように、切取線(22)は複
数個所で不連続とし、ブランク(21)と余材部(23
)との連結状態を保っている。更に、原反フィルム(2
0)は、相隣るブランク(21)同士の間の余材部に長
尺方向の分断線(24)が刻設されている。原反フィル
ム(20)は、ブランク(21)が切り取られる際に、
ブランクの切取線(22)と分断線(24)とにそって
切断され、余材(23)は左右に分割された状態で回収
される。
本発明装置におけるブランク切取装置(40)は、真空
吸引回転ドラム(41)、原反フィルム送りローラ(4
6)、およびブランク支え部材(48)とを主要構成部
材とする。第2図はブランク切取装置(40)部の斜視
図である。
真空吸引回転ドラム(以下、「吸引ドラム」ともいう’
) (41)は、胴部表面に真空吸引孔(42)群が開
孔しており、真空吸引系(図示せず)に接続されて胴部
表面にブランク(21)を吸着するための真空吸引力を
帯有する。該吸引ドラム(41)は、真空吸引作動下に
、回転駆動機構(図示せず)により原反フィルム(20
)の移送と同期連動して回転することにより、原反フィ
ルム(20)から切り取られるブランク(21)を吸着
保持して、容器(30)の待機位置に移送する。
原反フィルム送りローラ(以下、「フィルム送りローラ
)ともいう) (46)は、上記吸引ドラム(41)に
相対向してその胴部表面に略当接し、回転駆動装置(図
示せず)にて所定のフィルム移送速度で回転する。該フ
ィルム送りローラ(46)は、その胴部にブランク支え
部材(48)が挿入される円周溝(47)を有している
ブランク支え部材(48)は、その基部(49)がフィ
ルム送りローラ(46)側の適宜の個所に定置されてフ
ィルム送りローラ(46)の円周溝(47)内に挿通さ
れることにより、原反フィルム(20)の移送を妨げず
に、吸引ドラム(41)とフィルム送りローラ(46)
との当接面間に介在し、該当接面間を通過する原反フィ
ルム(20)のブランク(21)部分に当接する。
ブランク支え部材(48)の該円周溝(47)内に挿通
される部分は、棒状、帯状などの単純な形状である。
容器移送装置(50)は、シールされる容器を所定の速
度で移送し、吸引ドラム(41)の直下に送り込み、容
器(30)をその口部が吸引ドラム(41)の下端表面
に略当接する位置に待機させると共に、口部にブランク
(21)が宛がわれた容器を吸引ドラム(41)の直下
より送り出し、加熱処理部(70)に送給する。移送装
置(50)は、容器の移送ピッチおよび移送姿態を安定
に保つ点からスクリューコンヘアが好適である。
ブランク移し替え装置(60)は、吸引ドラム(41)
の下端部に位置し、吸引ドラム(41)の胴部表面に吸
着保持されているブランク(2工)をその胴部表面から
離脱させて、その直下に待機する容器(30)の口部に
宛かう。該ブランク移し替え装置(60)は、例えば第
4図に示すように、吸引ドラム(41)の下端部表面に
接線方向に当接してブランク(21)を胴部表面から剥
ぎ取るように配置されたスクレーバ(61)からなる。
第5図は、ブランク移し替え装置の他の例を示している
。この移し替え装置(60)は、吸引ドラム(41)の
下部後側に位置して、容器移送装置(50)と平行に配
設された1組のプーリ(63,64)とこれに張架され
て走行するエンドレスベルト(65)とからなる。但し
、この場合、吸引ドラム(41)の胴部に円周溝(43
)を設け、該ドラムの下端部においてその円周溝(43
)内に前部プーリ(63)を臨ませている。また、エン
ドレスベルト(65)の下側のベルト面は、容器移送装
置(50)上の容器(30)の口部天面に程良く押付け
られた状態で当接し、容器の移送と同期して走行するよ
うになっている。
そのエンドレスベルト(65)は容器(30)が次の加
熱処理装置に導入されるまでの間、その口部に宛がわれ
ているブランク(21)の翻転・位置ずれ、または脱落
を防止するためのブランク押え手段としての役目をも果
たしている。また、この場合の吸引ドラム(41)の真
空吸引孔(42)群は、胴部の円周溝(43)をはさん
でその両側に設けられており、原反フィルム(20)か
ら切り取られるブランク(21)は円周溝(43)を跨
いで両側の真空吸引孔(42,42)群に吸着される。
なお、上記のように原反フィルム(20)から切り取ら
れたブランク(21)は移し替え装置(60)部に到っ
て吸引ドラム(41)の表面から離脱して容器口部に宛
がわれるのであり、従って吸引ドラム(41)の吸着作
用を必要とするのは、フィルム送りローラ(46)と当
接する部分からブランク移し替え装置(60)部に到る
までの間であるから、該移し替え装置(60)部に到達
したのち、再びフィルム送りローラ(46)との当接部
分に戻るまでの間の胴部表面の吸引作動を停止させるこ
とが経済的である。また、移し替え装置(60)部に到
ると同時にその部分の吸引作動を停止させれば、胴部表
面からのブランクの離脱・容器口部へ移行をスムースに
行うことができる。このため、吸引ドラム(41)は、
図示はしないが、例えばカム機構を介して該ドラム (
41)の回転運動と同期連動して、上述のごとき真空吸
引動作のオン・オフを反復するようになっている。
加熱処理装置(70)は、容器口部に宛がわれたブラン
ク(21)を該口部に押圧した状態でその周縁部に熱収
縮を生起させるための加熱源を帯偏し、同装置内を通過
する間にブランク(21)を自身の熱収縮力により容器
口部に抱着させるようになっている。
加熱処理装置(70)は、好ましくは、ブランクの周縁
部を熱収縮させ、熱収縮力により容器口部に抱着させる
第1熱処理部と、容器口部に抱着したブランクの天面部
を緊張平坦化させる第2熱処理部とからなる。
第1熱処理部(70・1)は、容器移送装置(50)に
沿って配設されたプーリ(7171)とこれに張架され
たエンドレスベルト(72)とからなるブランク押え装
置と、加熱源である熱風送出装置(74)とを備えてい
る。このエンドレスベルト(72)は、第6図に示すよ
うに網目状のベルト面(例えばテフロン製)を有してい
る。エンドレスベルト(72)は容器(30)の口部に
程良く押付けられて容器(30)と等速度で走行する。
該熱処理部(70・1)は、熱風の赦免防止と熱収縮処
理効率の改善のため通常、筐体(75)で覆われたトン
ネル構造を有する。
第2熱処理部(70・2)は、容器移送装置(50)の
上方に配置された加熱板(76)を備えており、加熱板
(76)の板面は、その直下を通過する容器(30)の
口部に抱着されているブランク(21)の上面に当接し
て、ブランク(21)の上面を加熱する。第2熱処理部
(70・2)は、第7図に示すように容器移送装置の上
方に配設されたプーリ(77,77)にエンドレスベル
) (78)を張架すると共に、そのベルトに加熱板(
79)を当接させ、加熱されたベルトを容器口部に抱着
したブランク(21)の上面に摺接させるようにしたも
のとすることもできる。
なお、第1図中、(12)はブランク抜き刃装置であり
、移送される原反フィルム(20)に対し、その移送と
同期連動して上下動を繰り返すことにより、原反フィル
ム(20)にブランク切取線(22)と分断線(24)
を長手方向に恒って反復形成する。むろん、ブランク(
21)の形状は、シールすべき容器口部の形状に対応し
て定められ、必要に応じ、シールされた容器口部を開封
する際の開封操作の便宜上、つまみ片としての小突片(
21・l)が形設される。また、図では分断線(24)
を原反フィルム(20)の中央部に刻設した例を示して
いるが、ブランク(21)の形状に応じて左右いずれか
に片寄って刻設される場合もある。
また、(14)は光電管等のマークセンサであり、原反
フィルム(20)のブランク部分のマーク(容器の天蓋
材であるブランクは通常ラベルの役目を兼ねて、その表
面に商標、絵模様などのマークが印刷されている)を検
出し、その検出信号に基づいて、原反フィルム(20)
の移送と、容器移送装置による容器搬送等を同期連動さ
せるようになっている。
〔作用〕
上記シール装置による容器口部のシール工程を説明する
と、まず原反フィルム巻取りリール(10)から送り出
される原反フィルム(20)は、ブランク抜き刃装置(
12)により第3図に示したような所定形状のブランク
切取線(22)および分断線(24)が刻設され、マー
クセンサ(14)の検出信号に基づく移送速度の制御下
に、ブランク切取装置(40)に送り込まれる。
ブランク切取装置(40)に導入された原反フィルム(
20)は、その移送に同期連動して回転する吸引ドラム
(41)とフィルム送りローラ(46)との当接面間を
通過する。該当接面間を通過する原反フィルム(20)
のブランク(21)部分には、第2図に示すようにフィ
ルム送りローラ(46)側からその円周溝(47)内に
挿入されて該当接面間に介在するブランク支え部材(4
日)が当接している。すなわち、原反フィルム(20)
は、そのブランク(21)部分がブランク支え部材(4
8)と吸引ドラム(41)の胴部表面との間に保持され
、かつその左右の余材部分(23・1)と(23・2)
が分断線(24)にそって割り込むブランク支え部材(
48)によって左右に分断されてフィルム送りローラ(
46)にそってその後方に移行する。これによって、ブ
ランク(21)は、上記当接面間を通過する過程で原反
フィルム(20)から切り取られて吸引ドラム(41)
の胴部表面に吸着し、余材部分(23゜l、23・2)
は余材フィルム巻取り部(16)の巻取りリール(17
)に巻き取られる。
原反フィルム(20)から切り取られて吸引ドラム(4
1)の胴部表面に吸着保持されたブランク(21)は、
該吸引ドラム(41)の回転によりその下端部へ移送さ
れる。
吸引ドラム(41)の胴部表面に吸着保持されて下端部
に送り込まれたブランク(21)は、ブランク移し替え
装置(60)によりその胴部表面からその直下に待機し
ている容器(30)の口部天面に移し替えられる。
該移し替え装置(60)が第4図に示すように、吸引ド
ラム(41)の表面に接線方向に当接するスクレーパ 
(61)である場合には、吸引ドラム(41)の胴部表
面とその表面に吸着したブランク(21)との接触界面
にスクレーパ(61)の先端縁に侵入することによって
ブランク(21)は吸引ドラム(41)の表面から剥ぎ
取られて容器(20)の口部天面に移行する。
また、第5図に示すように、吸引ドラム(41)の円周
溝(43)内に前部プーリ(63)を臨ませて設置した
移し替え装置の場合には、ブランク(21)は吸引ドラ
ム(41)の回転に伴って吸引ドラムの表面からエンド
レスベルト(65)のベルト面に移行し、ベルトの走行
に従って吸引ドラム(41)の表面からベルトの下面の
容器(30)口部に移行する。
こうして口部天面にブランク(21)が宛がわれた容器
(30)は容器移送装置(50)によりブランク加熱処
理装置(70)に送り込まれ、熱収縮処理をうけること
により第9図に示すごとく、ブランク(21)が容器(
30)の口部に抱着してそのシールを完成する。
この容器口部のブランク加熱処理を第6図に示した第1
熱処理部(70・1)と第7図に示した第2熱処理部(
70・2)とからなる加熱処理装置(70)にて行う場
合には、まず第1熱処理部(70・1)において、ブラ
ンク(21)はその上面から網目状ベルト(72)で容
器口部に程良く押付けられた状態で移行しつつ熱風をう
けることにより周縁部(21・2)が熱収縮して下向き
に折れ曲がると共に容器口部を抱き込むように締着する
。この場合、網目状ヘルドの代わりに網目を有しない平
坦なベルトを用いると、ブランク周縁部(21・2)の
熱収縮にムラが生じ易いが、網目状ベルトを使用するこ
とにより、全周に恒って十分に熱収縮を生じさせ均一か
つ強固にブランク(21)を抱着させることができる。
上記第1熱処理部で実質的に容器口部のシールは完成す
るが、場合により容器口部に抱着しているブランク(2
1)の天面に若干の凹凸が残存する場合がある。このブ
ランク天面の凹凸は第2熱処理部(70・2)における
加熱処理により完全に消去される。この第2熱処理部に
おいては、ブランク(21)の天面に対面する加熱板(
76)をブランクの天面に対して相対的に移動させる、
すなわち摺接させるこ5とが好ましい。第1図に示す第
2熱処理部のごとき容器(30)の上方から垂下する加
熱板(76)の場合は、その位置に停止させておいても
よく、また容器移送方向にそって前後に水平揺動させて
もよい。第7図に示すようにエンドレスベルト(7日)
を加熱面としてブランク(21)に対面させる場合は、
容器移送方向と逆方向に走行させるか、または容器移送
方向にそれと異なる速度で走行させることにより、ベル
ト面をブランクに摺接させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、原反フィルムからのブランクの切取、
ブランクの容器への移送、および容器口部へのブランク
の抱着の各工程を連続的に行い、効率良く容器口部をシ
ールすることができる。
また、従来原反フィルムからブランクを切り取る際のブ
ランクの破損を防止するための対策として、天蓋材とし
て必要な厚さ以上の厚いフィルムを用いると共に、余材
部の面積を比較的広(とるのが一般であるが、本発明で
は、原反フィルムからブランクを切り取る際に、フィル
ムに無理な応力が加わらず、スムースに切り取りが行わ
れるので、薄肉のフィルムを使用することができ、かつ
余材部分(スクラップ)を少なくすることができ、材料
コストの節減効果が得られる。
更に、本発明によれば、ブランク(天M)にシワや凹凸
のない外観・体裁の良好なシール態様に仕上げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を示す模式的説明図、第2図は本発
明装置のブランク切取装置部を示す斜視図、第3図は本
発明に使用される原反フィルムの例を示す斜視図、第4
図は本発明装置のブランク移し替え装置部の例を示す側
面図、第5図(Nはブランク移し替え装置部の他の例を
示す正面図、CII)は側面図、第6図は本発明装置の
加熱処理装置部における第1熱処理部を示す要部斜視図
、第7図は加熱処理装置部における第2熱処理部を示す
要部側面図、第8図は原反フィルムから切り取られるブ
ランクと容器とを示す斜視図、第9図はブランクを容器
口部に抱着させたシール容器を示す斜視図、第10図は
従来の容器口部シール装置を示す側面概要部である。 20:原反フィルム、21ニブランク、22ニブランク
切り取り線、23 (23・1.23・2)二余材、2
4:分断線、30:容器、 40ニブランク切取装置、41:真空吸引回転ドラム、
42:真空吸引孔、43:円周溝、46:原反フィルム
送りローラ、47:円周溝、48ニブランク支え部材、
50:容器移送装置、 60ニブランク移し替え装置、61:スクレーバ、63
.64:プーリ、65:ベルト、 70:加熱処理装置、70・l:第1熱処理部、70・
2:第2熱処理部、71:プーリ、72:ベルト、74
:熱風送出装置、16.797加熱板、77:プーリ、
78:ベルト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺帯状の熱収縮性フィルムに、容器の天蓋とな
    るブランクが、切取線にて長手方向に所定の間隔をおい
    て反復形成され、かつブランクを除く余材部分を左右に
    二分する分断線が長手方向に形成されている原反フィル
    ムを連続的に移行させながら、原反フィルムからブラン
    クを切り取り、これを順次容器口部に宛がったのち、熱
    収縮処理により容器口部に抱着せしめる容器口部のシー
    ル装置であって、 原反フィルムの移行と同期して回転し、かつ原反フィル
    ムから切り取られるブランクを真空吸引力により胴部表
    面に吸着保持する真空吸引回転ドラムと、 胴部に円周溝を有し、胴部表面が上記真空吸引回転ドラ
    ムの胴部表面に当接するように配置された原反フィルム
    送りローラと、 原反フィルム送りローラ側からその胴部円周溝内に挿入
    せられ、該送りローラと真空吸引回転ドラムとの当接面
    間に送通せられる原反フィルムの長手方向に設けられた
    分断線に略一致してブランク部分に当接するブランク支
    え部材とを有し、原反フィルムを、その余材部分を左右
    に二分する長手方向の分断線が上記ブランク支え部材に
    略一致するように、上記真空吸引回転ドラムと原反フィ
    ルム送りローラとの当接面間に送通させると共に、その
    当接面間通過後の移行方向を該送りローラ側に変向させ
    ることにより、ブランクを真空吸引回転ドラムの胴部表
    面とブランク支え部材との間で原反フィルムから切り取
    って真空吸引回転ドラムの胴部表面に吸着保持させるよ
    うにした、ブランク切取装置と、 シールされるべき容器を、その口部が上記真空吸引回転
    ドラムの下端周面に略当接するように移送し、かつ真空
    吸引回転ドラムの直下において口部にブランクが宛がわ
    れた容器をブランク加熱処理装置部に移送する容器移送
    装置と、 真空吸引回転ドラムの胴部表面に吸着保持されて該ドラ
    ムの回転により下方に移行してきたブランクを、その直
    下に待機している容器移送装置上の容器の口部に宛がう
    べく、該ドラムの胴部表面から離脱させて容器口部に移
    し替えるブランク移し替え装置と、 容器口部に宛がわれたブランクの周縁部を熱収縮させて
    容器口部に抱着させるための、上記容器移送装置に沿っ
    て配設されたブランク加熱処理装置 とからなる容器口部シール装置。
  2. (2)ブランク加熱処理装置が、ブランクの周縁部を熱
    収縮させ、熱収縮力により容器口部に抱着せる第1熱処
    理部と、容器口部に抱着したブランクの天面部を緊張平
    坦化させる第2熱処理部とからなり、 第1熱処理部は、熱風送給装置と、容器移送装置に平行
    に配置され、容器口部のブランクの上面に当接して容器
    の移送速度と等速度でエンドレス走行する網目状ベルト
    とからなり、 第2熱処理部は、容器口部に抱着したブランクの上面に
    摺接する板状加熱体を備えている、ことを特徴とする上
    記第1項に記載の容器口部シール装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002210845A (ja) * 2001-01-24 2002-07-31 Sato Corp ラベル連続体の製造方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002210845A (ja) * 2001-01-24 2002-07-31 Sato Corp ラベル連続体の製造方法及び装置
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