JPS6214576A - 画像情報検出読取方法 - Google Patents

画像情報検出読取方法

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JPS6214576A
JPS6214576A JP60153725A JP15372585A JPS6214576A JP S6214576 A JPS6214576 A JP S6214576A JP 60153725 A JP60153725 A JP 60153725A JP 15372585 A JP15372585 A JP 15372585A JP S6214576 A JPS6214576 A JP S6214576A
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JP
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photoelectric conversion
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value
reading method
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JP60153725A
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English (en)
Inventor
Fumio Matsumoto
文男 松本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、光電変換素子を用いてディジタル画像情報
を検出し読取る場合に、光電変換素子から出力される真
数値に対応する変換テーブルを順次更新すると共に、光
電変換素子を感度調整することにより、充電変換素子の
十分な分解能を有する感度領域で複数回測光することに
より得られた画像情報を画素単位で組合せて合成するこ
とによって、広いダイナミックレンジで、かつ高分解能
の画像情報の検出及び読取ができるようにした画像情報
検出読取方法に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 集積回路を中心とする固体デバイス技術の大きな発展の
中で、イメージセンサも急速な発展を遂げているが、ま
だそれ自体としては満足のいくものではなく、これを応
用する側での工夫がかな、り必要で、そのため画像情報
検出読取装置としてはかなり複雑で高価なものとなり、
調整も煩雑になってしまっている。そして、画像情報を
広いダイナミックレンジで読取る場合、フォトダイオー
ドや光電子増倍管などがあるが、走査機構などの構造が
複雑になり、装置が大きくなるばかりでなく、装置のト
ータルコストが高くなるといった欠点がある。これに対
し、COD(Charge Coupled口evic
e)やMOS(Me ta 10xied Sem1c
onductor)等で成る光電変換素子(以下、単に
イメージセンサとする)を用いた画像読取装置の場合は
画素数に対する相対的なコストが安くなり、また走査を
電気的に行なうことができ、構造上も簡単になり、装置
も非常に小型にできるため、近年特に多く用いられるよ
うになって来ている。
しかし、これも構造上オフセット電圧や暗電流及びスイ
ッチングノイズ等の影響により、素子自体のダイナミッ
クレンジが狭いといった欠点があり、このため、can
やMOS等のイメージセンサは、アンダー露光ネガから
オーバー露光ネガまでの広いダイナミックレンジを有す
る写真フィルム等の画像濃度情報を高分解能で正確に検
出する目的には、従来はとんど使用することが困難であ
った。
一般的に用いられるCCD等のイメージセンサを使った
読取方式としては、光電変換−蓄積。
転送、保持及び読出のサイクルで画像情報を読取る方式
が用いられる。前述の感度調゛整をすることによって、
システム上のダイナミックレンジを広くとる場合に用い
る方法としては、上述の読取サイクルの光電変換壷蓄植
、転送及び保持までの時間をイメージセンサの駆動基本
クロック局波数を変化させることにより、光電変換中の
電荷蓄積時間を連続的又は段階的に変えることにより感
度を調整し、システム上においてできるだけダイナミッ
クレンジを広くするといった方法がある。
第8図はイメージセンサの一般的な駆動・読取系を示し
ており、イメージセンサ10は、画像等からの光を受光
して光電変換及び電荷の蓄積を行なう光電変換・蓄積部
11と、この光電変換・蓄ta部11に蓄積された電荷
を転送してもらって保持する保持部12と、この保持部
12に保持された電荷をアナログの画像信号PSとして
出力する読出レジスタ13とで成っている。また、パル
ス発振器1は所定周波数(たとえば8MH2)の基本ク
ロック4fcpを発振し、この基本クロック4fcpが
駆動用タイミング部2に入力されて、イメージセンサl
Oを駆動するためのクロ7り信号GK(φI、φS、φ
R)を生成すると共に、イメージセンサ10の作動状態
を示す信号、すなわちイメージセンサlOの1画素に対
応した画素信号SPと、イメージセンサlOの1ライン
の走査に対応した水平同期信号Hsyncと、イメージ
センサlOの1画面の走査に対応した垂直同期信号Vs
lncとを生成して出力する。イメージセンサ10に入
力されるクロック信号GKは、光電変換・要請部1工を
駆動するたとえば4相の位相信号φ■と、保持部12を
駆動するたとえば4相の位相信号φSと、読出レジスタ
13を駆動するたとえば4相の位相信号φRとで成って
おり、いずれも基本クロック4 fcpを分周した同一
の周波数(たとえば1.5MHz)となっているが、各
相信号はいずれも所定の関係で位相がずれたものとなっ
ている。
イメージセンサlOから読出された画像信号Psは、デ
ィジタル画像処理するため演算処理部2゜内のA/D変
換器21でディジタルの真数値PsDとされ、真数値P
SDが対数変換器22で対数変換されることによってデ
ィジタル濃度値DSに変換され、メモリ23に記憶され
るようになっている。
また、演算処理部20には駆動用タイミング部2からの
画素信号SP、水平同期信号Hgync及び垂直同期信
号V+yncが入力され、イメージセンサlOの作動状
態に応じた演算処理を行なうようになっている。   
                       :こ
のような構成において、通常はクロック信号GKに同期
して入力光の光電変換・蓄積と、蓄積された電荷の転送
、保持及び読出とを行なっている。そして、システムと
してのダイナミックレンジを広げるためにクロック信号
GKの周波数をたとえば1/2に低下すると、これに対
応して光電変換・蓄積も長くなり、第9図の感度レンジ
R1からR2の如く感度を調整して上げることができる
。第9図は高濃度画像で要求されるダイナミックレンジ
FORと、イメージセンサ10自体が有する低濃度画像
に対応した実際のダイナミックレンジGDHの関係を示
すもので、蓄積時間を変えることによってレンジR1か
らレンジR2に移動し、レンジR1とレンジR2を選択
することにより、システムとしてより広いダイナミック
レンジ5DR(−R1+R2)を得る様子を示している
しかしながら、この場合、システムとして利用している
レンジはR1かR2のいずれかであり、どちらかの範囲
で検出された画像を、ディジタル処理するためA/D変
換器21でA/D変換して量子化データとした後、対数
変換器22を用いて濃度データを得ているので、低濃度
側に比べて相対的にデータが拡大される高濃度範囲での
分解能が不十分になってしまう欠点がある。
(発明の目的) この発明は上述のようなネ情からなされたものであり、
この発明の目的は、簡易な構成により広いダイナミック
レンジを有すると共に、高い分解能で安定に画像濃度値
を得る画像情報検出読取方法を提供することにある。
(発明の概要) この発明は画像情報検出読取方法に関するもので、光電
変換素子(イメージセンサ)を用いてディジタル画像情
報を読取る場合、上記イメージセンサから出力される真
数値データに対応する変換テーブルを所定範囲毎に複数
個設け、上記各変換テーブルに分解能が十分である限界
を示す限界値を設定し、上記イメージセンサの測光デー
タが上記各テーブルの限界値以内であるように上記変換
テーブルを順次更新すると共に、上記イメージセンサの
感度を順次切替えて、上記画像情報を上記イメージセン
サの十分な分解能を有する感度領域で複数回測光するこ
とにより得られた画像情報を画素単位で組合せて合成す
ることにより、広いダイナミックレンジの濃度情報及び
カラー画像情報を高分解能で得ることかでさるようにし
たものである。また、他の発明は、基準状態で測光した
データを較正用データとして記憶しておき、上述の如く
測光したデータと上記較正用データとを@算処理して利
用すべき画像情報とするようにしたものである。
(発明の実施例) ccn等のイメージセンサ自体のダイナミックレンジは
飽和レベルとノイズレベルの比で決められ、通常1:f
i+に限られている。このため、原画の明るさに対応さ
せてイメージセンサの感度を調整して画像走査すること
により、見掛状のダイナミックレンジを拡大することか
でさるが、ディジタル画像情報の十分な分解能を持つ領
域は限られている。従って、この発明ではイメージセン
サの感度を順次変換した測光及び検出を複数回行なうこ
とにより、フィルム画像の各画素に対応したセンサ画素
を順次イメージセンサの最適な感度領域に対応させるよ
うにする。そして、測光及び検出の度毎に対応する対数
テーブルを適宜切替え、後にメモリ上でデータ合成し画
像情報として使用することにより、ディジタル画像濃度
情報として広いダイナミックレンジと十分な分解能をも
たせることができる。
第1図はこの発明方法を実現する1欝の一例を示してお
り、イメージセンサlOはフィルム画像からの光を受光
するようになっており、駆動回路27の駆動信号101
S〜103Sで駆動され、イメージセンサ10の読取信
号PSはサンプルホールド回路25でサンプホールドさ
れ、そのホールドされた値がA/n変換器21でディジ
タルの真数値Yに変換され、対数テーブル回路22で所
定の濃度Xに変換されて後、書込制御回路24を経てメ
モリ23に所定の配列で格納されるようになっている。
書込制御回路24及びメモリ23はcpu3oに接続さ
れて制御され、CPU30には更に蓄積時間制御回路3
1が接続されており、駆動回路27を介してイメージセ
ンサlOの蓄積時間を制御すると共に、蓄積時間に対応
して対数テーブル回路22に格納されている複数の対数
テーブルの1つを選択し、この選択された対数テーブル
で真数値Yを濃度値Xに変換するようになっている。
ここで、ROM(Reed 0n17 Memory)
等で構成されている対数テーブル回路22内の対数テー
ブルの内容を説明すると、真数値Yと濃度値Xとの関係
は第2図に示すようになり、例えばA/Il変換器21
の出力が8ビツト(O〜225)で、濃度分解能を0.
Olとした場合、テーブル@0では濃度0.00〜0.
77の範囲が濃度分解能0.Olの有効領域であり、テ
ーブルt5では濃度0.51−1.32の範囲が濃度分
解能0.01の有効領域であり、更にテーブル雲10で
は濃度1.03〜1.92の範囲が濃度分解能0.01
の領域となる。従って、このような有効領域のテーブル
を必要濃度範囲にわたって所定数用意しておけば、8ビ
ツトのA/D変換塁21が飽和(225)する濃度値2
.55までの範囲を全て濃度0.Olの高分解能で、暗
電流等のノイズ成分やオフセットの影響をほとんど受け
ることなく正確に濃度値Xに変換することができる。つ
まり、第2図の点線部分は実線部分に比べて分解能が極
めて悪く、ディジタル演算処理する場合には精度を保証
することが出来ないが、例えばテーブル雲0及び雲5を
の実線部分を適宜組合せた場合、イメージセンサのダイ
ナミックレンジがD −1,0(10: 1)以下でも
濃度値[1−0,00〜l、32のレンジを分解能0.
01で読取れることになる。
この場合、第9図でダイナミックレンジ5DR(=R1
+R2)のR1がテーブル鍵0で、R2がテーブル@5
に相当し、レンジR1とレンジR2を組合せて実際に広
いダイナミックレンジを有すると共に、高い分解能を得
ることができる。
これより、上述した対数テーブルの設定の手法を説明す
る。ここで、対数は“10″を底とする常用対数とし、
イメージセンサlOの基本蓄積時間をTB、測光蓄積時
間をTX、対数テーブルを使って測光する走査(以下、
本スキャンとする)時のA/D変換値(真数値)をY、
対数テーブル回路22からの測光濃度値をX、測光輝度
値をP、蓄積時間係数をa、対数テーブル数をTn、濃
度係数をK、対数テーブルの番号(ページ)をn、真数
テーブルを使って対数変換テーブル番号を選択するため
の測光(以下、プレスキャンとする)時の真数最大A/
D変換値をyp、ベース輝度のA/D ′j&準値をP
B、 [求するダイナミックレンジをDとする。ダイナ
ミックレンジがDであり、対数テーブル数が丁nである
ので、蓄積時間係数aは Tn a=(D)         ・・・・・・・・・(1
)と定義される。
そして、基本蓄積時間TBの設定は原画フィルムの測光
前に、基準フィルムで較正用データを検出するキャリブ
レーションの操作時に行なう0通常フィルムベースを基
準濃度ゼロにし画像情報の分解能を高くするため、先ず
ベース輝度PRを測光する。この時、 A/D変換器2
!の真数飽和出力Mに対し、若干余裕を持たせたA/D
変!Il(mが(M−α)になるように、イメージセン
サで画像情報を構成することができる最小蓄積時間から
順次蓄積時間を延長して、ベース輝度Paに対応する基
本蓄積時間TBを選ぶ、この基本#積時間TBの選択に
ついては、第5図のフローで説明する。
次に、必要に応じて測光蓄積時間TXの設定をプレスキ
ャンで行なうが、測光したい原画フィルムに対して真数
テーブルを使い、基本蓄積時間子Bで測光して得られた
A/D変換器21の真数出力Yの最大輝度値YPをアド
レス情報として、プレスキャンテーブルで決定されたn
により測光蓄積時間TXは決定される。すなわち、τX
  =  TB  −a”             
 −・=(2)                  
      fである。上記(2)で基本蓄積時間TH
により測光し決定されたA/D変換偵ypはYP −P
B/anで表わされ、この式を変換すると、 LyYP −’q (PR/ an) j−gYP −’FPR−n 4s a=(3)である
から n−1−5a冨ζPa−hYP       ・・・・
・・・・・(4)となり、 n = (’9PB −hYP) / ’ta −−・
=(5)である、なお、nは小数点以下を切捨てて求め
る。従って、プレスキャン時のA/D変換最大輝度値Y
Pをアドレス情報として、上記(5)式で得られたプレ
スキャンテーブルメモリによって選択された対数テーブ
ル番号nが決定される。なお、テーブル番号nの値は、
通常蓄積時間の増大により暗電流の影響等を受けない範
囲で適宜設定されている。
一方、測光輝度値をPとすると本スキャン時のA/D変
換値Yは、 Y=PXan          ・・・・・・・・・
(B)となり、測光濃度値Xは光輝度率の逆数の常用対
数値であるから、ベース輝度のAD基準値PBと測光輝
度値Pに対する測光濃度値Xとの関係は、 X −K −1−tPB/P         ・−−
−−−・・−(7)と定義される。上記(8)式を変換
するとP −Y/6nであるから、とれを代入すると上
記(7)式はX = K−L9(PB /Y/an)=
 K−’5(PH−a’/Y) = K−1−9(Y/PB −a”)−1−−K[L+
 Y−g−s PB−n−Lya)が得られ、 X=に−LIPB+n−に−ha−K・LyY・・・・
・・・・・(8) となる、従って、プレスキャン時に決まる対数テーブル
番号nと1本スキャン時のA/D変換値Yをアドレス情
報として、上記(8)式から得られる対数テーブルメモ
リによって選択された濃度測光値Xが決定される。
以上より、対数テーブル22の構成は第3図のようにな
っており、対数テーブルとしては80〜@28の29個
が用意され、プレスキャンテーブル221と入力及び出
力を1対1で出力する真数テーブル222が用意されて
いる。8ビツト処理の場合、アドレスはθ〜255であ
り、測光データもθ〜255の範囲にあり、プレスキャ
ンテーブル221はテーブル番号nを で選択する。この場合、仮に要求するダイナミックレン
ジDを1:1000に設定すると、蓄積時間係数aは前
記(1)式から a = (1000)  −−= 1.289となり、
上記(10)式が得られる。また、対数テーブル10〜
雲28を各256バイトの構成とし、濃度値Xを X = 100 ・L1250 ÷n ・100 ・’
y(1,289)で求め、濃度値Xは各対数テーブル参
0〜雲28の対応するそれぞれのアドレス0〜255で
読出される。この場合、濃度値D = 0.01をA/
D変検小検出力値1″に対応させると、 K −110
,01−100となり、濃度係数には必要とする分解箋
とダイナミックレンジとの兼合いで決める。また、8ビ
ツト処理の場合、濃度値Xは“255”でクリップされ
、小数点以下は切捨て、Y−0の時にX = 255と
する。
次に、第4図及び第5図のフローチャートを参照してこ
の発明の詳細な説明する。
先ず、第4図で上述した基本蓄積時間TBの設定を行な
う、すなわち、先ず画像情報を検出するネガフィルム(
原画フィルム)と同じ種類(感材メーカ、フィルムサイ
ズ、フィルム種別等)の基準フィルム、例えばネガフィ
ルムのスヌケ部分を検出部に搬送し、真数テーブル22
2を選択して、イメージセンサにより所定の蓄積時間(
例えば、規格値の最小時間)で基準フィルムの走査をし
くステップS1)、その内で最大値のデータ、つまり基
準フィルム中で1香川るい場所を探す(ステップS2)
、そして、最大値データが予め定められた範囲内にある
か、つまり基準フィルム中で1香川るい場所の明るさが
所定範囲内となっているか否かを判断しくステップS3
)、所定範囲内に入っていない場合は蓄積時間を増減す
る(ステップS0.最大値データが下限値よりも小さい
場合には蓄積時間を長くして蓄ta量を大きくし、最大
値データが丘限値よりも大きい場合には蓄積時間を短か
くして蓄積量を小さくし、いずれの場合も最大値データ
が所定筑囲内となるまで上記動作が繰返される。こうし
て、基準フィルムの最大値データが所定範囲内に設定さ
れると、この時のイメージセンサの蓄積時間TBを設定
する(ステップS5)。
このような基本蓄積時間TBの設定が終了した後、対数
変換テーブル回路22のテーブル杓(第2図参照)を選
択し、そのままの状態で基準フィルムにより較正用デー
タの測光を行ない、これによって得られた第6図(B)
に示すようなデータをメモリに記憶する(ステップS8
)、これは、光学系のシェーディングやイメージセンサ
の画素バラツキを除去するために行なわれるものである
。プレスキャンを行なわない場合はこの較正用データの
測光及び記憶の後、対数テーブル回路22のテーブル客
0(第2図参照)を先ず選択してその分解能限界値を設
定しくステップ5ll)、基本蓄積時間で原画フィルム
の1回目の走査を行ない(ステップ512)、第7図(
A)で示すような濃度データをメモリ23に格納する(
ステップ513)、そして、これが1回目の走査である
か否かを判断しくステップ514)、1回目でない場合
にはテーブル内の分解能限界値を更新しくステップ51
5)、1回目の場合には測光データのいずれかが上記設
定限界値を越えているか否かを判断する(ステップ51
8)、第7図(A)の場合にはテーブルtOの分解能限
界値が“77″であり、この限界値を越えている測光デ
ータがあるので(斜線部)対数テーブルを次に限界附近
の分解能が充分なステップ番号に適宜更新しくステップ
520)、この新しい対数テーブル番号に対応したイメ
ージセンサの蓄積時間を選択する(ステップ521)、
この後、同様に原画フィルムの走査を行ない(ステップ
522)、濃度データをメモリに格納しくステップ52
3)、  1回目の測光データの限界値よりも大きいデ
ータを今回の対応するデータと入換え(ステップ524
)、上記ステップS15にリターンする。
このような測光動作を繰返すと1例えば第7図CB)で
示すような限界値“133”のテーブル蓉5の状態では
測光値の1つが限界値“133′″を越え、更に同図(
G)で示すテーブル1110では限界値“192”を越
える測光データが無いので。
このテーブル蓉10で対数テーブルの更新及び蓄積時間
選択と、これに基づく測光が停止となり、データの入換
えによって第7図(D)に示すようなメモリ状態となる
。更に、このテーブル110の状態では測光データのい
ずれもが限界値“192′以下となっているので、上記
ステップ91BからステップSl?に進み、第6図(B
)に示すような較正用データを第7図(D)で示す測光
データから差引くことにより、濃度データの較正を行な
う、すなわち、第6図(B)が原画フィルムの無い状態
でのイメージセンサの測光データであり、第7図(D)
に対応する第6図(A)の分解能の高い測光データから
第6図(B)のデータを角画素毎に差引くことにより、
第6図(C)に示すような濃度データが得られ、これが
最終的な濃度データとしてメモリ23に記憶されるこ 
        )とになる(ステップ51B)、この
ような画像情報の読取及び較正は、イメージセンサに密
着貼付したモザイクフィルタ(図示せず)$によりRO
Bの3色毎についても同様に行なうことができ、画像情
報の利用形態に応じて適宜選択が可能である。
(発明の変形例) 上述の実施例では、較正用データの測光及び記憶の後、
先ず対数テーブル回路22のテーブル11Qを先ず選択
したが、プレスキャンを行なうには対数テーブルの代り
に真数テーブル222を選択し、較正用データの測光時
に得られた基本蓄積時間TOにより測光して得られた真
数データをアドレス情報として、第3図のプレスキャン
テーブルにより得られた対数テーブル数〒nを選択して
その分解能限界値を設定し、対応する測光蓄積時間TX
で原画フィルムの1回目の走査を行なう、この場合、プ
レスキャンを行なうことによりあらかじめ画像情報の最
低画素濃度を検出すると、原画フィルムがオーバー露光
ネガのようにコマ画像中の最低濃度が高いときは、必ず
しも対数テーブル回路22のテーブルIOから順次碌返
して測光せずに、途中のテーブルから走査を開始する。
ことができるので、トータルでの測光時間又は測光回数
を減らすことができ、効率よく画像情報の検出及び読取
りをすることができる。また上述の実施例では、対数テ
ーブルの数を28個としているがテーブル数は任意であ
り、CPUのビット数や濃度分解能の設定等は実施例に
限定されるものではない、さらに、特にイメージセンサ
の暗電流が間層となる望域では要請時間を変更する代り
に、イメージセンサの萌方にNIIフィルタやY、M、
C3補色系フィルタの組合せを配設して、光りを調整す
るようにして感度を順次切換えることも可能である1画
像情報を検出して読取る対象物や照明方法は特に限定さ
れるものではなく、この発明は磁気テープ、光ディスク
、磁気ディスクフィルム等の記憶媒体にも、同様な手法
で応用することができる。
(発明の効果) 以上のようにこの発明方法によれば1画像に対するイメ
ージセンサの分解能の高い領域で感度を順次切換えて測
光し直し、測光データの低分解能画素情報をその都度入
換えることによって、常に直線性やS/N (信号対雑
音)比の良好な最適状態で画像情報を検出することがで
きるので、広いダイナミックレンジの画像情報を高分解
能で得られ、感度調整やオフセット調整もほとんで不要
で、なおかつ対数変換に高価で温度依存性の高いアナロ
グ式LOGアンプを使用することなく、簡易な構成によ
り高い測光検出精度を実現することができる。また、 
ROBの3原色測光を行なうことにより、感度の低い色
(例えば青色)を測光する場合には、感度の高い(赤及
び緑色)色と同じ状態で感度を上げて測光できるので、
 RGB各色毎で検出精度がバラつくことなく、効率的
に画像情報の検出及び読取が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法を実現する装置の一例を示すブロ
ック構成餐唾図、第2図はこの発明に用いる対数テーブ
ルの動作を説明するための図、第3図は対数テーブルの
一例を示す図、第4図及び第5図はこの発明の動作例を
示すフローチャート、第6図(A)〜(C)及び第7図
(A)〜(D)はこの発明の詳細な説明するためのメモ
リ図、fi!18図は一般的なイメージセンサの制御系
を示すブロック構成図、第9図はダイナミックレンジを
広げる動作を説明するための図である。 10・・・イメージセンサ、21・・・AID変換器、
22・・・対数テーブル回路、23・・・メモリ、24
・・・書込制御回路、25・・・サンプルホールド回路
、30・・・CPU、31・・・蓄積時間制御回路。 出願人代理人  安 形 雄 三 □真1ど(イ這 (’/) 蔓 2 図 第4 図 (,4)        (B)        (C
)       ′$ 6 図 靜 5 因 第 β 図 茶 9 図 手続補正書 昭和80年11月11日

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光電変換素子を用いてディジタル画像情報を検出
    し読取る場合、前記光電変換素子から出力される真数値
    データに対応する変換テーブルを所定範囲毎に複数個設
    け、前記各変換テーブルに分解能が十分である限界を示
    す限界値を設定し、前記光電変換素子の測光データが前
    記各変換テーブルの限界値以内であるように前記変換テ
    ーブルを順次更新すると共に前記光電変換素子の感度を
    順次切替え、前記画像情報を前記光電変換素子の十分な
    分解能を有する感度領域で複数回測光して検出された画
    像情報を合成処理することにより、広いダイナミックレ
    ンジの画像情報を高分解能で得ることができるようにし
    たことを特徴とする画像情報検出読取方法。
  2. (2)前記変換テーブルが真数値に対応する演算係数値
    である特許請求の範囲第1項に記載の画像情報検出読取
    方法。
  3. (3)前記変換テーブルが真数値と1:1に対応する対
    数変換した濃度値である特許請求の範囲第1項に記載の
    画像情報検出読取方法。
  4. (4)前記変換テーブルが真数値と1:1に対応する対
    数テーブル番号である特許請求の範囲第1項に記載の画
    像情報検出読取方法。
  5. (5)前記変換テーブルの更新を前記光電変換素子とし
    て蓄積型光電変換素子を使用することにより、蓄積時間
    の更新に対応させている特許請求の範囲第1項に記載の
    画像情報検出読取方法。
  6. (6)前記変換テーブルの更新を前記光電変換素子への
    光量の調整に応じて行なうようになっている特許請求の
    範囲第1項に記載の画像情報検出読取方法。
  7. (7)前記光電変換素子として1次元又は2次元のイメ
    ージセンサを使用し、前記画像情報を画面分割された画
    素毎に検出するようになっている特許請求の範囲第1項
    に記載の画像情報検出読取方法。
  8. (8)前記画像情報としてRGB3原色系又はYMC3
    補色系の各色毎に検出するようになっている特許請求の
    範囲第1項に記載の画像情報検出読取方法。
  9. (9)光電変換素子を用いてディジタル画像情報を検出
    し読取る場合、基準状態で測光した較正用データを記憶
    しておき、前記光電変換素子から出力される真数値デー
    タに対応する変換テーブルを所定範囲毎に複数個設け、
    前記各変換テーブルに分解能が十分である限界を示す限
    界値を設定し、前記光電変換素子の測光データが前記各
    変換テーブルの限界値以内であるように前記変換テーブ
    ルを順次更新すると共に前記光電変換素子の感度を順次
    切替え、前記画像情報を前記光電変換素子の十分な分解
    能を有する感度領域で複数回検出した後、これら各検出
    値データと前記較正用データとを合成・演算処理して利
    用すべき画像情報とするようにしたことを特徴とする画
    像情報検出読取方法。
JP60153725A 1985-04-01 1985-07-12 画像情報検出読取方法 Pending JPS6214576A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02301363A (ja) * 1989-05-16 1990-12-13 Sharp Corp 読取装置
JPH06334862A (ja) * 1993-05-24 1994-12-02 Kawasaki Heavy Ind Ltd 放射線透過試験用フィルムの読込み時の自動濃度補正方法

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