JPS62145068A - 新規ヒダントイン誘導体及び該化合物を含有する脂質低下剤 - Google Patents

新規ヒダントイン誘導体及び該化合物を含有する脂質低下剤

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JPS62145068A
JPS62145068A JP28709785A JP28709785A JPS62145068A JP S62145068 A JPS62145068 A JP S62145068A JP 28709785 A JP28709785 A JP 28709785A JP 28709785 A JP28709785 A JP 28709785A JP S62145068 A JPS62145068 A JP S62145068A
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iii
hydroxy
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Kazuharu Ienaga
和治 家永
Ko Nakamura
耕 中村
Akira Ishii
章 石井
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Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規ヒダントインHA 4体及びその薬学的に
許容しうる塩、並びに該化合物を有効成分として含有す
る脂質低下剤に関する。
(従来の技術) 血中にはトリグリセライド、コレステロール、リン脂質
、遊離脂肪酸等の脂質が存在するが、それら脂質の異常
な増加やアンバランスなどにより種々の病的状態をきた
す。即ち、高脂血症は動脈硬化形成の原因となるばかり
でなく、糖代謝異常、虚血性心疾患等の諸症状を呈する
本発明者らは、有効で安全な脂質低下作用を存する化合
物を探究するうち、本発明ヒダントイン誘導体及びその
薬学的に許容しうる塩が優れた脂質低下作用を有し、し
かも低毒性で極めて安全性の高いものであることを見出
し本発明を完成した。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、低毒性で優れた脂質低下作用を有し、
経口投与可能な新規ヒダントイン誘導体及びその薬学的
に許容しうる塩、並びに該化合物を有効成分として含存
する医薬組成物を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明化合物は下記一般式(r)で表される新規ヒダン
トイン誘導体である。
υ (式中、R]及びR2は同−若しくは異なって水素、ハ
ロゲン、ニトロ基、低級アルキル基又は低級アルコキシ
基を表す、) 上記一般式(1)においてR1及びR2はそれぞれ同−
若しくは異なって水素、弗素、塩素、臭素等のハロゲン
、ニトロ基、低級アルキル基、好ましくはメチル、エチ
ル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、S
−ブチル、t−ブチル等の直鎖又は分枝状の炭素数1乃
至4の低級アルキル基、又は、低級アルコキシ基、好ま
しくはメトキシ、エトキシ、プロポキシ、五−プロポキ
シ、ブトキシ、l−ブトキシ、S−ブトキシ、t−ブト
キシ等の直鎖又は分枝状の炭素数1乃至4の低級アルコ
キシ基を表す。
本発明化合物中特に好ましい化合物は以下の通りである
・5−ヒドロキシ−1−ベンジルヒダントイン・5−ヒ
ドロキシ−1−(2−フルオロベンジル)ヒダントイン ・5−ヒドロキシ−1−(3−フルオロベンジル)ヒダ
ントイン ・5−ヒドロキシ−1−(4−フルオロベンジル)ヒダ
ントイン ・5−ヒドロキシ−1−(2−クロロベンジル)ヒダン
トイン ・5−ヒドロキシ−1−(4−クロロベンジル)ヒダン
トイン ・5−ヒドロキシ−1−(4−プ、ロモベンジル)ヒダ
ントイン ・5−ヒドロキシ−1−(3−ニトロベンジル)ヒダン
トイン I5−ヒドロキシ−1−(4−ニトロベンジル)ヒダン
トイン ・5−ヒドロキシ−1−(2−メチルベンジル)ヒダン
トイン ・5−ヒドロキシ−1−(3−メチルベンジル)ヒダン
トイン ・5−ヒドロキシ−1−(4−メチルベンジル)ヒダン
トイン ・5−ヒドロキシ−1−(3−メトキシベンジル)ヒダ
ントイン ・5−ヒドロキシ−1−(4−メトキシベンジル)ヒダ
ントイン ・5−ヒドロキシ−1−(3,4−ジメトキシベンジル
)ヒダントイン ・5−ヒドロキシ−1−(3,4−ジクロロベンジル)
ヒダントイン 本発明ヒダントイン誘導体は、前記一般式(目で表され
る化合物の薬学的に許容しうる塩を包含し、例えば、ナ
トリウム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム、マ
グネシウム等のアルカリ土類金属、その他アルミニウム
等との金属塩、アンモニア、有機アミン等との塩が挙げ
られる。
これらの塩は公知の方法により遊離の本発明ヒダントイ
ン誘導体より製造でき、或いは相互に変換することがで
きる。
又、本発明化合物において光学異性体が存在する場合に
は、本発明はそのdffi一体、d一体及びl一体のい
ずれをも包含する。
次に、本発明化合物の製造方法の一例を述べる。
先ず、グリオキシル酸に通常のエステル化反応を行う。
即ち、グリオキシル酸又はその水和物とベンジルアルコ
ール等のアルコール類をベンゼン、トルエン、キシレン
、四塩化炭素等のアブロティ7り溶媒中、p−トルエン
スルホン酸、カンファースルホン酸等の有機酸触媒存在
下、数時間乃至−日間室温乃至加熱して若しくは還流さ
せる。生じたグリオキシル酸エステル又はグリオキシル
酸エステルへミアセクールを単離することなく或いは精
製した後、適当な溶媒中、例えば水、酢酸、ブタノール
等のアルコール或いはこれらの混合溶媒中、室温乃至還
流下1時間り型数日間、N−ベンジル尿素、N−ハロゲ
ノベンジル[素、N−ニトロベンジル尿素、N−アルキ
ルヘンシル尿i、N−アルコキシベンジル尿素等のN−
置換尿素と反応させて一般式(T>で表される本発明化
合物を得ることができる。
得られた本発明化合物は、蒸溜、クロマトグラフィー、
再結晶等の通常の手段により精製し、融点、IRSNM
R,マススペクトル(MS)等により同定を行った。
(実施例) 以下に、実施例により本発明化合物の5!造例を示す。
実施例1゜ (1)グリオキシル酸・1水和物1)6gをディーンス
タークの装置を付した21のフラスコに入れ、ベンジル
アルコール500m12.トルエン80〇−及びp−)
ルエンスルホン酸・1水和物0.5gを加え2時間還流
した。トルエンを溜去した後、グリオキシル酸ベンジル
エステルヘンジルヘミアセタールgを減圧蒸溜により沸
点107−1)0℃(1mml1g)の溜置として集め
た。
収率:   67.7% (2)グリオキシル酸ベンジルエステルヘンジルヘミア
セクール19.1gを80%酢酸に溶かして油浴上で7
0°Cに加熱し、ここに80%酢酸に溶かしたN−ベン
ジル尿素8.8gを加えた後、1.5時間加熱還流した
。反応終了後、減圧下に酢酸を溜去し、トルエンを加え
再び濃縮する操作を繰り返して残存する酢酸をできる限
り除去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製後、クロロホルムで再結晶して5−ヒドロキシ−1−
ベンジルヒダントイン(化合物1)6.7gを得た。
収率:  55.4  % 融点:   137−139  ℃ Ir1(にBr):  3180. 1735. 17
10. 1)25. 705  cm−’N M R(
DMSO−d、) :δ−4,23(d、IIl、J=
16.ollz)。
4.58(d、III、J=16.0IIz)、  4
.94(d、III。
J=8.8tlz)、  7.02(d、1)1.J=
8.81)z)、  7.20−7.40(m、51)
)、  10.89(br、s、lll)MS(m/z
):’ 207(M ” )、  132. 106.
91.65同様にして以下の化合物を得た。
5−ヒドロキシ−1−(2−フルオロヘンシル)ヒダン
トイン            (化合物2)収率: 
  47.6% 融点:   141.5−143.5  ℃[R(KB
r): 3400.3320.3050.1780.1
710゜1580  cm −’ N M R(DMSO−da) :δ−4,23(d、
III、J=16.01)z)。
4.54(d、ltl、J=16.01)z)、’ 4
.97(d、’III。
J=8.8Hz)、 7.01(d、III、J=8.
8Hz)、 7.14−7.40(+m、41))、 
10.93(s、ltl)MS(m/z):  224
(M ” )、 150.124.109.95゜83
、72.57.44.29 5−ヒドロキシ−1−(3−フルオロヘンシル)ヒダン
トイン           (化合物3)収率:  
 49.1% 融点:   12B−129℃ IR(にBr):  3400. 3200. 176
0. 1705.  ’1590  cm−重N M 
R(DMSO−d、) :δ−4,23(d、III、
J=16.41)z)。
4.52(d、III、J=16.41)z)、  5
.01(d、III。
J=8.81)z)、 7.02(d、ill、J=8
.81)zL 7.05−7.39(m、41))、 
 10.92(s、III)MS(m/z):  22
4(M ” )、 150.124.109.95゜8
3、 72. 57. 44. 295−ヒドロキシ−
1−(4−フルオロベンジル)ヒダントイン     
       (化合物4)収率:   50.6% 融点:   181−182  ℃ I R(KBr): 3400.3280.17B0.
1710.1600 cm−’N M R(DMSO−
da) :δ−4,23(d、Ill、J=15.6)
1z)。
4.51(d、III、J=15.61)zL 4.9
6(d、lII。
J=8.81)z)、 7.01(d、1)1.J=8
.81)z)、 7.12−7.35(n+、4H)、
 10.90(s、Ill)MS(m/z):  22
4(M ” )、 150.124.109.95゜8
3、72.57.44.29 5−ヒドロキシ−1−(2−クロロベンジル)ヒダント
イン             (化合物5)収率; 
 36.4%。
融点:   130−133  ℃ l R(KBr): 3240.3150.3030.
1760.1700 cm−’N M R(DMSO−
di) :δ 4.42(d、III、J=16.4H
z)。
4.53(d、1)1.J=16.41)z)、  5
.02(d、1)1゜J−8,81)z)、  7.0
2(d、ltl、J=8.81)z)、  7.30−
7.46(m、41))、  10.98(s、III
)M S (+*/z) :  24似M 3)+ 2
05.166、140.125゜99、 89. 77
、 72. 44. 295−ヒドロキシ−1−(4−
クロロベンジル)ヒダントイン           
  (化合物6)収率:  39.5% 融点:   150.5−152  ℃I R(KBr
): 3460.3160.3030.1780. I
TO5cm−’N M R(DMSO−d、):  δ
 =4.26(d、III、J=16.0Hz)。
4.49(d、1)1.J=16.0IIz)、 4.
97(d、ill。
J=8.41)z)、 7.02(d、III、J=8
.41)z)、 7.32(d、21).J=8.4)
1z)、 7.38(dd、21L、L=2.0!Iz
Jt=8.41)zL 10.91(s、Ill)MS
(n+/z):  240(M ” )、 166、1
40.125.1)1゜99、89.77、72.63
.44.295−ヒドロキシ−1−(4−ブロモベンジ
ル)ヒダントイン             (化合物
7)収率:   39.2% 融点:   16B、5−169.5  ℃I R(K
Br): 3470.3160.3030.1780.
1705゜1590  cm−’ N M R(DMSO−、d6) :δ−2,27(d
、1!l、J=16.0IIz)。
4.47(d、III、J=16.01)z)、  4
.98(d、ill。
J=8.41)zL  7.01(d、III、J=8
.41)z)、  7.26(d、21).J=8.4
1)z)、  7.51(dt、2+1.J+=2.0
1lz。
J2 =8.41)2)、10.91(s、III)M
S(m/z):  284(M  ’ )、  210
. 184. 169. 90゜89、 77、 72
. 63. 50. 39. 295−ヒドロキシ−1
−(3−ニトロヘンシル)ヒダントイン       
      (化合物8)収率:   47.8% 融点:   161−163  ℃ I R(KBr): 3375.3200.3080.
1755.1720゜1540 cm−’ N M R(DMSO−di) :δ−4,48(d、
1)1.J−15,61)z)。
4.58(d、1.If、J=15.61)z)、 5
.06(d、III。
J=8.81)z)、 7.05(d、ill、J−8
,81)z)、 7.63(dd、IH,J+−8,0
1)z、Jz=8.0flz)、7.77(d、LH,
J=8.0Hz)、 8.12(d、Ill、J=8.
01lz)。
8.17(s、l1l)、 10.96(s、1)1)
MS(m/z):  251(M ” )、234.1
63.161.151゜136、105.90.89.
7?、 63.51゜50、39.30 5−ヒドロキシ−1〜(4−ニトロベンジル)ヒダント
イン             (化合物9)収率: 
 51.0% 融点:   171−173  ℃ I R(KBr): 3250.1760.1720.
1600.1520 cm−’N M R(DMSO−
d、) :δ−4,48(d、Ill、J=16.41
)z)。
4.59(d、lft、J=16.41)z)、 5.
06(d、ill。
J=8.41)z)、 7.06(d、1)1.J=8
.41)z)、 7.58(d、21).J=8.81
)z)、 8.19(d、21).J=8.81)z)
10.99(s、 III) MS(m/z):  251(M ’ L l5l、 
136.106.105゜90、89.78.77、6
3.44.305−ヒドロキシ−1−(2−メチルヘン
シル)ヒダントイン            (化合物
10)収率:   34.8% 融点:   167.5−169  ℃IR(にBr)
: 3420.3250.3150.3030.176
0゜1720、1695 ctm−’ NMR(口MSO−dh):  δ =2.27(s、
31))、  4.22(d、III。
J=16.0IIz)、 4.56(d、IH,J=1
6.ollz)、 4.87(d、ill、J=8.4
1)z)、 6.98(d、18.J=8.41)z)
7.13−7.21(m、41))、 10.92(s
、III)MS(m/z):  220(M ″)+ 
202.146.120.105゜104.91.77
.65.’51.395−ヒ、ドロキシー1−(3−メ
チルベンジル)ヒダントイン            
(化合物1))収率:   45.4% 融点:   123−126  ℃ [R(KBr): 3250.3150.3030.1
?60.1695 ctm−’N M i? (1)M
SO−di) :δ−2,27(s、31))、 4.
17(d、ill。
J=15.61)z)、 4.53(d、Ill、J=
15.61)z)、 4.93゜(d、III、J=8
.81)z)、  7.00(d、III、J=8.8
1)z)。
7.07(t、38.J=7.6Hz)、 7.20(
t、ill。
J=1.6Hz>、 10.89(s、Ill)MS(
vA/z):  220(M ” )、 146.12
0.105.91゜77、65.63.51.44.3
9.295−ヒドロキシ−1〜(4−メチルベンジル)
ヒダントイン            (化合物12)
収率:   42.4% 融点:   172.5−174  ℃I R(K[l
r): 3400.3250.1780.1705 c
m−’N M R(DMSO−d、) :δ−2,27
(s、31+)、 4.15(d、IILJ=15.6
1)z)、 4.53(d、Ill、J=15.61)
z)、 4.90(d、III、J=8.41)z)、
 7.01(d、III、J=8.41)z)。
7.12(d、21).J=8.41)z)、 7.1
6(d、21),8.41)z)。
10.88(s、 III) MS(n+/z):  220(M  ” )、  1
46. 120. 105. 91゜7?、  65.
 63. 51. 44. 39. 295−ヒドロキ
シ−1−(2−メトキシベンジル)ヒダントイン   
        (化合物13)収率:   34.9
% 融点:   127−130  ℃ IR(にBr): 3400.3250.3150.3
030.1760゜1695 cm−’ N M R(DMSO−di) :δ=3.79(s、
31))、 4.29(d、III。
J=16.41)z)、 4.43(d、Ill、J=
16.41)z)、 4.96(d、1)1.J=8.
41)z)、 6.87−7.26(m、51))。
10.87(s、 III) MS(m/z):  236(M ” )、 218.
162.147.136゜121、91.78.77、
65.51.395−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ
ベンジル)ヒダントイン           (化合
物14)収率:   54.4% 融点:   100−102  ℃ I R(XBr): 3310.3200.3040.
1760.1?20゜1695、1580 cm−’ NMR(口MSO−da):  δ =3.73(s、
3H)、  4.20(d、III。
J=16.01)2)、 4.52(d、III、J=
16.01)z)、 4.95(d、1)1.J=8.
41)z)、 6.81−6.86(m、31))。
7.02(d、llI、J=8.41)z)、  7.
21−7.25(m、]Ill。
10.89(s、III) MS(m/z):  236(M  ” )、  21
8,162. 147. 136゜122、 12L 
 107.91.78,77.63゜51、 50. 
39 5−ヒドロキシ−1−(4−メトキシヘンシル)ヒダン
トイン           (化合物15)収率: 
  28.8% 融点:   1)1−1)5  °C I R(K[lr): 3420.3260.3050
.1765.1700 cm−’N M R(DMSO
−dA) :δ=3.72(s、31))、 4.12
(d、Ill。
J=15.21)z)、 4.5Hd、lit、J=1
5.21)z)、 4.89(d、l1).J=8.4
1)z)、 6.88(d、21).J=8.41)z
)。
7.00(d、Ill、J=8.4!lz)、 7.2
1(d、21)゜J=8.4tlz)、 10.87(
s、III)MS(m/z):  236(M ” )
、 162.136.121.7B。
77、63.51.39.29.15 5−ヒドロキン−1−(3,4−ジメトキシベンジル)
ヒダントイン          (化合物16)収率
:   37.6% 融点:   146−148  ℃ I R(KBr): 3400.3240.1775.
1735.1590 cta−’N M R(DMSO
−d6) :δ=3.7Hs、31+)、 3.72(
s、3+1)。
4.1+、(d、1)1.J・1.5.41)z)、 
 4.51(d、Ill。
J=15.41)z)、  4.91(d、1)1.J
=8.41)z)、6.79(dd、Ill、L=16
+Iz、Jz=8.41)z)、6.86(d、]II
IJ=1.61)z)、  6.88(d、ill、J
=8.4flz)、  6.99(d、ill、J=8
.41)z)、  10.86(s、lII)MS(m
/z):  266(M ’ )、  192. 16
6、 15L  137゜121、 107. 77、
 65. 51. 39. 29゜5−ヒドロキシ−1
〜(3,4−ジクロロヘンシル)ヒダントイン    
       (化合物17)収率:   29.1% 融点:   155−160”C I R(KBr): 3400.3200.3050.
1780.1720 cm−’N M R(DMSO−
di、) :δ=4.32(d、Ill、J=16.4
1)z)。
4.46(d、III、J=16.41)z)、 5.
03(d、Ill。
J=8.4Hz)、 7.OHd、1)1.J=8.4
1)z)、 7.30(dd、1)1.J+=2.ol
Iz、Jz=8.41)z)、 7.57(d、1)1
゜J=2.0tlz)、 7.58(d、III、J=
8.41)z)、 10.93(s、III) MS(m/z):  274(M ” )、 200.
174.159.123゜89、63.44.29 (作用) 次に、本発明化合物の薬理作用について述べる。
(1)脂質低下作用 一群8匹のWister系雄性ラット(体重185g前
後)を20時間絶食後、0.5%CM C−N a水溶
液にて溶解或いは懸、濁した100■の被検薬を経口投
与した。
2時間後ベンドパルビタール麻酔下で開腹し、腹部大静
脈より採血した。得られた血液を30分間放置して完全
に凝固させた後遠心分離して血清を採取した。
得られた血清を用いてcpo−p−クロルフェノール発
色法(R4chard W、 5payd et al
、、 C1inaC1)nacalChe、 24.1
343 (1978) )によりトリグリセラ・イ ド
 (TG)  を、 八cyl  CoA  5ynt
hetase  −Acyl  CoAOxidase
  ン去 (Shimizu  S、  et  at
、、  Bjochem、  Biophys。
Res、 Commun、、 91.108 (197
9))により遊離脂肪酸(FFA)を、また酵素法(T
akayama M、 at al、。
C1)nica Chimica Acta、 79+
  93 (1977))によりリン脂質(PL)をそ
れぞれ測定した。
結果の一例を表1に示す。
(以下余白) 表   1 (発明の効果) 上記薬理試験の結果より明らかなように、本発明ヒダン
トインF4体はトリグリセライド、遊離脂肪酸、リン脂
質等の血中脂質を有意に低下させ、優れた脂質低下作用
を示す。
従って、本発明化合物は動脈硬化症、ネフローゼ、高血
圧症、糖尿病、肥満、その他各種疾患に伴う高脂皿症の
治療並びに予防に有用な脂質低下剤である。
本発明化合物は低毒性で副作用も少なく経口投与可能な
ため、安全に長期的な使用ができ、特に慢性的な疾患を
治療するのに有利である。
本発明化合物は、適当な医薬用の担体若しくは希釈剤と
組み合わせて医薬とすることができ、通常の如何なる方
法によっても製剤化でき、経口又は非経口投与するため
の固体、半固体、液体又はエアゾールの剤形に処方する
ことができる。
処方にあたっては、本発明化合物をその薬学的に許容し
うる塩の形で用いてもよく、本発明化合物を単独で若し
くは適宜組み合わせて用いることができ、又、他の医薬
活性成分との配合剤としてもよい。
経口投与製剤には、そのまま或いは適当な添加剤、例え
ば乳糖、マンニット、トウモロコシデンプン、バレイシ
ョデンブン等の慣用の賦形剤と共に、結晶セルロース、
セルロース誘導体、アラビアゴム、トウモロコシデンプ
ン、ゼラチン等の結合剤、トウモロコシデンプン、バレ
イショデンプン、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム等の崩壊剤、タルク、ステアリン酸マグネシウム等の
滑沢剤、その他増量剤、湿潤化剤、緩衝剤、保存剤、香
料等を適宜組み合わせて錠剤、散剤、顆粒剤或いはカプ
セル剤とすることができる。
非経口投与用には、注射剤として水性溶剤又は非水性溶
剤、例えば注射用乾燥物、生理食塩水、リンゲル液、植
物油、合成脂肪酸グリセリド、高級脂肪酸エステル、プ
ロピレングリコール等を用いて溶液、懸濁液若しくは乳
化液とすることができ、適宜防腐剤、安定化剤、緩衝化
剤、溶解補助剤等を加えることができる。又、用時溶解
して用いるための注射用乾燥物としてもよい。
又、本発明化合物は軟膏基剤、例えばワセリン、パラフ
ィン、プラスチベース、単軟膏、単鎖軟膏、親水軟膏、
親木ワセリン、親水プラスチベース等と組み合わせて軟
膏とすることができ、或いは、各種基剤、例えば乳剤性
基剤又は水溶性基剤と混和して坐剤を製造することがで
きる。。
吸入剤、エアゾール剤として使用するには、本発明化合
物を液体又は微小粉体の形で、気体又は液体噴射剤と共
に、且つ所望により湿潤剤又は分散剤のような通常の補
薬と共にエアゾール容器内に充填する。本発明化合物は
、ネブライザー又はアトマイザ−のような非加圧型の剤
形にしてもよい。
パップ剤としては、ハツカ油、濃グリセリン、カオリン
等と混合して製造することができる。
本発明化合物の望ましい投与量は、投与対象、剤形、投
与方法、投与期間等によって変わるが、所望の効果を得
るには、一般に成人に対して一日に本発明化合物を1乃
至1.000mg、好ましくは5乃至600a+g経ロ
投与することができ、又、本発明化合物を適当量含有す
る単位製剤を一日l乃至数単位投与することができる。
非経口投与(例えば注射剤)の場合、−日投与量は、前
記投与量の3乃至10分の1程度の用量レベルのものが
好ましい。
以下に本発明発明化合物を有効成分として含有する医薬
組成物の処方例を示す。
処方例1.  (錠剤) 本発明化合物          100乳  糖  
              130トウモロコシデン
プン       40計280s+g 処方例2.(カプセル剤) 成  分       1カプセル当り (mg)本発
明化合物          50乳  @     
           250計300個g 処方例3.(注射剤) 成  分       lアンプル当り (+mg)本
発明化合物          10塩化ナトリウム 
        適量注射用蒸溜水         
 適量全量 1 +*1 処方例5.(坐剤) 成  分         1単位当り (−g)本発
明化合物          20カカオ脂     
     1980計2000mg 処方例4.(軟膏剤) 成   分             重1  (g)
本発明化合物           l乳化ワックス 
          30白色ワセリン       
    50流動パラフイン         20計
  101  g

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I )で表されるヒダントイン誘導体及
    びその薬学的に許容しうる塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1及びR_2は同一若しくは異なって水素
    、ハロゲン、ニトロ基、低級アルキル基又は低級アルコ
    キシ基を表す。)
  2. (2)一般式( I )で表されるヒダントイン誘導体及
    びその薬学的に許容しうる塩の少なくとも一種を有効成
    分として含有する脂質低下剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1及びR_2は同一若しくは異なって水素
    、ハロゲン、ニトロ基、低級アルキル基又は低級アルコ
    キシ基を表す。)
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EP1070706A1 (de) * 1999-07-21 2001-01-24 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von 1-substituierten 5-Hydroxy-imidazolin-2,4-dionen und 1-substituierten 5-Alkoxy-imidazolin-2,4-dionen
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