JPS62144647A - 非接触式砕石用の水中電極 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、非接触式砕石用の水中電極に関する。

〔従来の技術〕

人体内の結石は機械的な衝撃波によっ゛（排泄し得る破
片に非接触で破砕できる。衝撃波の発生は水中火花放電
によって行われ、その場合電極は回転楕円体の水が満た
された焦束室の焦点にあり、コンデンサに蓄えられた電
気エネルギーが、火花放電によって衝撃波エネルギーに
変換される。

１この種の衝撃波を発生するために使用する電極は、ド
イツ連邦共和国特許第２６３５６３５号公報で知られて
いる。特にその公報の第４図に示された電極は実際に評
判が良い。この電極の場合、管状外側導体は継鉄あるい
はケージに移行し、その先端に電極尖端が固定され、こ
の電極尖端は内側導体に接続された他方の電極尖端に軸
方向に対向して位置している。

電極の同心的な配置構造は、内側導体から出発して外側
導体、夕１測導体ゲージおよび夕１１１１１Ｉ導体尖端
で終わる界線（Ｐｅｌｄｌｉｎｌｌｌｎ）の↑１１當的
な境界範囲を条件づける。火花の跳躍は楕円体による集
束のためにできるだけ電極軸心に沿って行われねばなら
ない。これは電極の消耗が進行した場合にはもはや保証
できない。はじめは分離し、次に“不発火”となってし
まい、これは多数のプラズマ通路の形成状態における放
電である。この“不発火”は音響的に弱くてはっきりし
ない衝撃として認識される。これが頻繁に生ずる場合、
電極は交換される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、非接触式砕石用の水中電極の寿命を延
長することにある。

〔問題点の解決手段〕

本発明によればこの目的は、少なくとも一方の電極尖端
に、誘電性材料から成るブツシュあるいはブラインドが
配置されていることによって達成される。

〔作用効果〕

ブツシュあるいはブラインドの形をした（水の他の）第
２の誘電体を利用することによって、電極の寿命はかな
り延長される。実験の結果、寿命は３倍になることが確
認された。本発明において・異なった誘電率をした第２
の誘電体の境界層における界線屈折効果が利用される。

ε−８０の水は固形誘電体に比べて非常に大きな誘電分
極性を有するので、幾何学的に適当に形成された小さな
誘電分極性（ε＝２−３）の誘電体を追加することによ
って、電極尖端間における界線骨４ｊが良好に影響され
る。火花の跳躍は有利に電極軸心」二でさせられ、これ
によって火花の局所的な集束は上側の焦点の周りにおい
て僅かしか巻き散らされなくなる。

本発明の有利な実施態様し、１特許請求の範囲の実施態
様項に記載されている。

〔実施例〕

以下図面に示した実施例を参照して本発明の詳細な説明
する。

第１図は、非接触式砕石用に用いる衝撃波発生用の水中
電極２を示している。この電極は電極尖端６を持った内
側導体４、絶縁体８、外側導体１０および組立ブツシュ
１２から構成されている。

電極２は組立ブツシュ１２によって図示してない電極ホ
ルダーに固定されており、その場合同時に内側導体４お
よび外側導体１ｏは電気系統（図示せず）に接続される
。

外側導体１０にケージ１４が固定されており、このケー
ジ１４は複数の線１５から成り、第２の電極尖端１６を
支持している。線１５の上には部分的に合成樹脂製の保
護ホース１８が被せられている。

内側導体４および外側導体１０は金属飼料から成ってい
る。電極尖端１６はタングステン、タンクルあるいは別
の耐燃性材料あるいは合金から成っている。絶縁体８お
よび組立ブツシュ１２は合成樹脂で作られている。

第１図において、電極尖端６の上にブツシュ２０が焼き
ばめられている。ブツシュ２０は、ｉ！！ｊ撃に強く適
当な誘電率を持った材料で作られている。

この材料として例えば摂氏２０°でＩＭＨｚにおいて誘
電率ｇ　＝　３．０の材料”　Ｐｏｃａｎ　”　（Ｉ、
ｅｖｅｒｋｕｓｅｎのＦｉｒｍａ　Ｂａｙｅｒ社の商品
名）が適している。この材料は使用状態において水と同
じ音響特性を自し、音を透過し、衝撃波の屈折および分
散が避けられる。ブツシュ２０の内周面２２および外周
面２３は円錐状をしており、端面２４はこの実施例の場
合率らになっている。ブツシュ２０は絶縁体８と一体に
なっている。

第２図は、第１図に示した構造部品に加えて、電極尖端
１６にある誘電性ブツシュ２６を示している。電極ブツ
シュ２０．２６ｉ、ｌ幾何学的形状および肉厚が、最適
な界線（１’ｅｌｄ日ｎ１ｅｎ）経路が生ずるように形
成されている。

このために例えば第３図から明らかなようにブツシュ２
０．２６の端面２Ｂ、３０は、凸面あるいは凹面に形成
される。またこの実施例の場合もブツシュは電極尖端６
．１６に焼きばめられている。

第４図はケージ１４に固定されている孔３４イ］の誘電
性リング３２を示している。このリング３２ばレンズ状
に形成されている。本発明の枠内においてリング３２の
形状および固定方式を変更することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は片側の電極尖端に誘電性ブツシュを持った電極
の断面図、第２図は両側の電極尖端に誘電性ブツシュを
持った電極の断面図、第３図は幾何学的に異なって形成
された誘電性ブツシュを持った電極の断面図、第４図は
誘電性リングを持つた電極の断面図である。 ２　電極 ６　電極尖端 １４　ケージ １６　電極尖端 ２０　ブツシュ ２４　ブツシュの端面 ２６　ブツシュ ２８　ブツシュ端面 ３０　ブツシュ端面 ３２　リング

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、２つの電極尖端が向き合って位置している非接触式
   砕石用の水中電極において、少なくとも一方の電極尖端
   （６、１６）に、誘電性材料から成るブッシュ（２０、
   ２６）あるいはリング（３２）が配置されていることを
   特徴とする非接触式砕石用の水中電極。 ２、ブッシュ（２０）の端面（２４）が平らであること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の水中電極。 ３、ブッシュ（２０、２６）の端面（２８、３０）が凸
   面あるいは凹面であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の水中電極。 ４、一方の電極尖端（６）におけるブッシュの端面（２
   ８）が凸面であり、他方の電極尖端（１６）におけるブ
   ッシュの端面（３０）が凹面であることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の水中電極。 ５、リング（３２）がケージ（１４）あるいは電極尖端
   （６、１６）に固定されていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の水中電極。 ６、リング（３２）が円形、レンズ形、矩形の形に形成
   されているか、凸面およびないし凹面を組み合わせて形
   成されていることを特徴とする特許請求の範囲第５項記
   載の水中電極。