JPS6214443Y2 - - Google Patents

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JPS6214443Y2
JPS6214443Y2 JP1978058146U JP5814678U JPS6214443Y2 JP S6214443 Y2 JPS6214443 Y2 JP S6214443Y2 JP 1978058146 U JP1978058146 U JP 1978058146U JP 5814678 U JP5814678 U JP 5814678U JP S6214443 Y2 JPS6214443 Y2 JP S6214443Y2
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JP
Japan
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belt
power
driven pulley
pulley
tension clutch
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JP1978058146U
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JPS54161481U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は駆動プーリと従動プーリ間に巻回す
るベルトをテンシヨンクラツチにより緊緩させて
動力断続するベルト伝動装置に関する。
従来より、実公昭41−3535号公報に示されるよ
うなベルト伝動装置はあり、動力遮断時における
ベルトの付き回りを防止するようにしてある。
しかし、この従来装置は、駆動プーリに対する
ベルトの関係を律するに過ぎない構成であること
から、いまだ、動力遮断及びベルトの付き回り防
止に充分でない。
そこで本考案は上記事情に鑑み、動力遮断及び
ベルトの付き回り防止を従来に増して好適に行え
るベルト伝動装置を提供しようとするものであ
る。
以下、図面に示す実施例にもとずいで説明する
と、第1図のAは本考案ベルト伝動装置を実施し
た耕うん機の側面状態を示しており、この耕うん
機Aはミツシヨンケース1の下部に軸架した車軸
2の駆動車輪3を嵌着し、ミツシヨンケースから
前方に延設するフレーム4上にエンジン5を塔載
すると共に、更にミツシヨンケース1の後側部に
は作業機連結部6を設け、その上方個処から操縦
ハンドル7を後上方に向けて延設して形成してい
る。
然して、エンジン5の出力軸8には駆動プーリ
9を嵌着し、ミツシヨンケース1の入力軸10に
は従動プーリ11を嵌着して、両プーリ9,11
間には伝動ベルト12を外れを生じない程度に緩
く巻回掛張する。
そして、両プーリ9,11間のベルト緩み側の
中間部機体Aには、ベルトの巻回方向に直交する
回動支点軸13を設け、該軸13にアイドラー枢
支アーム14を回動自在に枢支せしめ、アイドラ
ー枢支アーム14の延出端部には伝動ベルト12
の外側に摺接できるアイドラー15を遊転自在に
設置するとともに、枢支アーム14基部には、該
アーム14の延出方向とは必要角度異なる方向に
取付けた操作具連結具16を突設して、これにハ
ンドル手元部へ設置した操作レバー(図示省略)
に連絡する操作具17を連結して、操作レバーの
任意作動によつてアイドラー枢支アーム14を矢
印イ,ロの如く作動して、前記伝動ベルト12を
緊張あるいは弛緩し、両プーリ9,11間を動力
断続自在に連動連結する。
アイドラー枢支アーム14の回動支点軸13へ
の取付ボス部からは片支持状に、枢支アーム14
の延設方向とは逆に従動プーリ11側に向けて、
ベルト押え金具18を延設する。
このベルト押え金具18は、図面に実線状態で
示しているように、アイドラー15が伝動ベルト
12から離脱している時に、従動プーリ11を強
制的に制動する制動作用を及ぼすことなく従動プ
リー11に巻掛されている伝動ベルト12のベル
ト巻掛部外周部にのみ接当せしめて駆動プーリ9
側のベルト巻掛部を駆動プーリ9から浮かせてベ
ルト12の付き回りを防止するよう成す接当部1
9を有しており、アイドラー15がベルト12を
緊張する方向イに作動する際には、これにつれて
仮想線図示のように従動プーリ11外周部から離
間するように形成しているものである。
尚、ベルト押え金具18の接当部19の形状
は、実施例の如く従動プーリ11の少なくともベ
ルト巻掛部外周部のベルト緩み側大部分に接当で
きるように円弧状に構成し、又、ベルト押え金具
18のアイドラー枢支アーム14との一体的連結
に際しては、その取付位置ならびに角度が調節で
きる構成にすれば使用上一層便利になるものであ
る。
次に本考案装置の作用について説明すれば、駆
動プーリ9と、従動プーリ11間に巻回する伝動
ベルト12は、アイドラー枢支アーム14が実線
状態にあるとき、緩んだままであるので、エンジ
ン5の動力は、ミツシヨンケース1の入力軸10
に伝動されず、従つて機体Aは停止状態にある。
この停止状態から、機体Aを進行せしめんとす
るときは、ハンドル7の操縦手元部の操作レバー
を作動し、操作具17を図面の右方に引けば、こ
の作動力で枢支アーム14は回動支点軸13を中
心にイ方向に揺動して、先端のアイドラー15を
伝動ベルト12の緩み側外周に接当し、これを仮
想線状態のように緊張するので、出力軸8の動力
を入力軸10に伝動できるのであつて、このアイ
ドラー枢支アーム14の作動につれ、ベルト押え
金具18は従動プーリ11外周部から離れて、回
動に支障を与えないのである。
そして、再び両プーリ9,11間の動力を遮断
する際には、前記操作レバーを逆方向に動かすこ
とにより、アイドラー枢支アーム14が実線状態
に戻されて、伝動ベルト12を緩めると同時に、
アーム14の動きに伴つてベルト押え金具18が
逆方向に動き、その接当部19を、従動プーリ1
1のベルト巻掛部外周部に別段従動プーリ11を
強制的に制動する制動作用を及ぼさない程度に接
当せしめるだけで、緩んだ状態の伝動ベルト12
は接当部19によりその弛みを駆動プーリ9側へ
押し寄せられる結果、第2図の実線状態の如く、
駆動プーリ9側の巻掛部が、その駆動プーリ9か
ら浮き上がつて離脱することとなつて、確実に動
力を遮断できるのである。更に、接当部19は伝
動ベルト2に対して長い距離にわたつて円弧状に
接当する結果、伝動ベルト12に強力な係止力を
及ぼすこととなつて、動力遮断作動時における伝
動ベルト12の付き回りを一層確実に防止できる
のである。
以上のように本考案によれば、テンシヨンクラ
ツチの動力遮断作動時に従動プーリ側のベルト巻
掛部外周部のベルト緩み側大部分に、従動プーリ
に制動作用を及ぼすことなく接当する円弧状の接
当部を形成してなるベルト押え金具を、テンシヨ
ンクラツチのアイドラー枢支アームから延設し、
且つ、接当部とベルトとを、テンシヨンクラツチ
の動力遮断作動時に駆動プーリ側のベルト巻掛部
が駆動プーリから浮上するように、関連させて成
ることから、駆動プーリ側のベルト巻掛部が伝動
ベルトの弾力のみでは駆動プーリから好適に浮上
し難い場合、例えば駆動プーリが従動プーリより
も上位に配されているように場合にあつても、伝
動ベルトを駆動プーリから積極的に浮上させ得
て、動力遮断並びにベルトの付き回り防止を一層
確実に実現させることができ、また、動力遮断時
に、接当部が従動プーリ側のベルト巻掛部外周部
のベルト緩み側大部分を押し上げて伝動ベルトに
強力な係止力を付与することとなるため、伝動ベ
ルトの付き回りをさらに確実に防止することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の具体例を示すもので、第1図は
本考案装置を実施した耕うん機の部分側面図、第
2図は本考案装置の作用説明図である。 符号、9……駆動プーリ、11……従動プー
リ、12……伝動ベルト、13……回動支点軸、
14……アイドラー枢支アーム、15……アイド
ラー、18……ベルト押え金具、19……接当
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動プーリ9と従動プーリ11間に巻回するベ
    ルト12を、テンシヨンクラツチにより動力断続
    するベルト伝動装置において、テンシヨンクラツ
    チの動力遮断作動時に従動プーリ11側のベルト
    巻掛部外周部のベルト緩み側大部分に、従動プー
    リ11に制動作用を及ぼすことなく接当する円弧
    状の接当部19を形成してなるベルト押え金具1
    8を、テンシヨンクラツチのアイドラー枢支アー
    ム14から延設し、且つ、接当部19とベルト1
    2とを、テンシヨンクラツチの動力遮断作動時に
    駆動プーリ9側のベルト巻掛部が駆動プーリ9か
    ら浮上するように、関連させて成ることを特徴と
    するベルト伝動装置の構造。
JP1978058146U 1978-04-28 1978-04-28 Expired JPS6214443Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978058146U JPS6214443Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28

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JP1978058146U JPS6214443Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54161481U JPS54161481U (ja) 1979-11-12
JPS6214443Y2 true JPS6214443Y2 (ja) 1987-04-13

Family

ID=28956694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978058146U Expired JPS6214443Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28

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JP (1) JPS6214443Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435564A (en) * 1977-08-26 1979-03-15 Iseki & Co Ltd Brake device for winding transmission mechanism

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435564A (en) * 1977-08-26 1979-03-15 Iseki & Co Ltd Brake device for winding transmission mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54161481U (ja) 1979-11-12

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