JPS62144076A - 三相電力測定器 - Google Patents

三相電力測定器

Info

Publication number
JPS62144076A
JPS62144076A JP28428685A JP28428685A JPS62144076A JP S62144076 A JPS62144076 A JP S62144076A JP 28428685 A JP28428685 A JP 28428685A JP 28428685 A JP28428685 A JP 28428685A JP S62144076 A JPS62144076 A JP S62144076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
current
phase
input
register
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28428685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0644019B2 (ja
Inventor
Takeshi Ito
健 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIRAKU DENKI KK
Original Assignee
EIRAKU DENKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EIRAKU DENKI KK filed Critical EIRAKU DENKI KK
Priority to JP28428685A priority Critical patent/JPH0644019B2/ja
Publication of JPS62144076A publication Critical patent/JPS62144076A/ja
Publication of JPH0644019B2 publication Critical patent/JPH0644019B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は交流電力回路における負荷電力を測定する携帯
形の三相電力測定器に関するものヤあり、特に、測定の
ための接続を容易にした携帯形の三相電力測定器に関す
る。
(ロ)従来の技術 @20図は、従来の携帯形の三相電力測定器の測定接続
を示すものである。三相交流電力回路1に負荷2が接続
されており、これに電圧要素接続線(取込クリップ)3
a、3b、3c及び電流要素取込クランプ式変流器4a
 、4bの接続線を接続し、電力測定器5で電力を測定
するものである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の三相電力測定器の原理は、古
くから周知の「2′rJiカ計法」にもとづくもので、
そのために測定線の接続にあたっては次の制約が設けら
れている。
まず第一に、電圧要素接続線(赤)3aの接続相に必ず
電流要素接続クランプ式変流器(赤)4aを、電圧要素
接続線(白)3bを接続した相に必ず電流要素取込クラ
ンプ式変流器(白)4bを接続しなければならず、これ
を間違えると正しい測定値を得ることができない。
!た第二に、電流要素測定のクランプ式変流器の取付方
向を変流器に示された矢印の通りに取付(結合)しなけ
ればならない。
以上の接続の制約は、十分に注意していても間違われる
ことがしばしばあり、そのため、接続が容易な携帯形三
相電力測定器の出現が従来から望まれていた。
本発明は、このような従来装置の欠点を解決するもので
あり、電力測定器に入力される電圧値及び電流値を相互
に比較することにより、正しh接続をした場合の電圧値
及び電流値を測定器中で推定する機能を持つことで、接
続線の三相電力線に対する接続自由度を大きくし、また
電流要素接続はlケのクランプ式変流器で済ませて三相
電力の測定が容易に、正確にできる携帯形の三相電力測
定器を提供することを目的とする。
に)問題点を解決するための手段 本発明は、上記の問題点を解決するための構成を以下に
説明する。まず、その第1番目の発明の三相電力測定器
を実施例に対応する第1図につめて説明すると、測定対
象の三相電力線lの各相a、b、cに3個の接続端子部
■、■、■が電圧要素接続線3a、3b、3cで夫々任
意の順序で接続され各相の電圧が入力される電圧入力部
2と、測定対象の三相電力線lの任意の1つの相aに方
向を指定して結合される1個の変流器4が接続されこの
変流器4の二次電流が入力される電流入力部12と、こ
れら電圧入力部11及び電流入力部12に入力される相
聞電圧入力及び電流入力をディジタル化するアナログ・
ディジタル変換手段13と、このアナログ・ディジタル
変換手段13でディジタル化された電圧入力及び電流入
力を記憶する実入力電圧レジスター4及び実入力電流レ
ジス、Vff、Vntの相順序を読みとり正順序か逆順
序かを判別する電圧相順序判別手段16と、この電圧相
順序判別手段16の判別結果が逆順序の場合には上記実
入力電圧レジスタ14に記憶されたデータの逆極性デー
タを修正電圧として記憶し、判別結果が正順序の場合に
は上記実入力電圧レジスタ14に記憶されたデータ ≠をそのまま記憶する修正電圧レジスタ17と、この修
正電圧レジスタ17と上記実入力電流レジスタ14との
データから実入力電流データに対応する上記修正電圧相
を見い出す電流対応の電圧相判別手段20と、見い出さ
れた修正電圧相のデータと実入力電流データとから三相
電力を算出する電力計算手段23とを備えるものである
また第2番目の発明の三相電力測定器を実施例に対応す
る第9図について説明すると、測定対象の三相方力線1
の各相a 、b 、OK3個の接続端子部■、■、■が
電圧要素接続線3 a 、 3b、3cで夫々任意の順
序で接続これ各相の電圧が入力される電圧入力部11と
、測定対象の三相電力線1の任意の1つの相aK方向任
意に結合される1個の変流器4が接続され該変流器4の
二次電流が入力される電流入力部12と、これら電圧入
力部11及び電流入力部12に人力される相聞電圧入力
及び電流入力をディジタル化するアナログ・1ディジタ
ル変換手段13と、このアナログ・ディジタル変換手段
13でディジタル化された電圧入力及び電流入力を記憶
する実入力電圧レジスタ14及び実入力電流レジスタ1
5と、この実入力電圧レジスタ14のデータにもとづい
て上記電圧入力部11の接続端子部間電圧v工、 V■
、 V■ の相順序を読みとり正順序か逆順序かを判別
する電圧相順序判別手段16と、この電圧相順序判別手
段16の判別結果が逆順序の場合には上記実入力電圧レ
ジスタ14に記憶されたデータの逆極性データを修正電
圧として記憶し、判別結果が正順序の場合には上記実入
力電圧レジスタ14に記憶されたデータをそのまま記憶
する修正電圧レジスタ17と、実入力電流データが正方
向に向って0点とクロスする時刻と、次の上記修正電圧
相データが正方向に向って0点とクロスする時刻との相
差にもとづいて変流器4の電力線1に対する結合方向が
正方向か逆方向かを判別する電流の正逆判別手段18と
、この電流の正逆判別手段18の判別結果が逆方向の場
合に上記実入力電流レジスタ15に記憶された入力電流
データを修正電流として逆転して記憶し、判別結果が正
方向の場合に上記実入力電流レジスタ15に記憶された
入力電流データをそのまま記憶する修正電流レジスタ1
9と、この修正電流レジスタ19と上記修正電圧レジス
タ17とのデータから修正電流データに対応する修正電
圧和を見い出す電流対応の電圧相判別手段20と、見い
出された修正電圧和のデータと上記修正電流レジスタ1
9のデータとから三相電力を算出する電力計算手段23
とを備えるものである。
さらに、第3番目の発明の三相電力測定器を実施例に対
応するi16図について説明すると、測定対象の三相電
力線lの各相a 、b 、CK3個の接続端子部■、■
、■が電圧要素接続線3a、3b、3cで夫々任意の順
序で接続され各相の電圧が入力される電圧入力部11と
、この電圧入力部11の3個の接続端子部■、■、■の
うち特定された1個(■)が接続された測定対象の三相
電力線1の相aに、方向任意に結合される変流器4が接
続されこの変流器4の二次電流が入力される電流入力部
12と、これら電圧入力部11及び電流入力部12に入
力される相間電圧入力及び電流入力をディジタル化する
アナログ・ディジタル変換手段13と、このアナログ・
ディジタル変換手段13でディジタル化された入力を記
憶する実入力電圧レジスタ14及び実入力電流レジスタ
15と、この実入力電圧レジスタ14のデータにもとづ
いて上記電圧入力部11の接続端子部間電圧V工。
V■、V[の相順序を読みとり正順序か逆順序かを判別
する電圧相順序判別手段16と、この電圧相順序判別手
段16の判別結果が逆順序の場合には上記実入力電圧レ
ジスタ14に記憶されたデータの逆極性データを修正電
圧として記憶し、判別結果が正順序の場合には上記実入
力電圧レジスタ14に記憶されたデータをその1ま記憶
する修正電圧レジスタ17と、この修正電圧レジスタ1
7に記憶される3つの相の電圧データの中から入力電流
に対応する電圧データを記憶する電流対応電圧レジスタ
21と、この電流対応電圧レジスタ21に記憶される電
圧データが0点を正方向にクロスする時刻と、上記実入
力電流データが0点を正方向にクロスする時刻との相差
にもとづいて変流器4の電力1mlに対する結合方向が
正方向か逆方向かを判別する電流の正逆判別手段18と
、この電流の正逆判別手段18の判別結果が逆方向の場
合に上記実入力電流レジスタ15に記憶された入力電流
データを修正電流として逆転して記憶し、判別結果が正
方向の場合に上記実入力電流レジスタ15に記憶さh念
入力電流データをそのまま記憶する修正電流レジスタ1
9と、上記電流対応電圧レジスタ21と上記修正電流レ
ジスタ19とのデータから三相電力を算出する電力6手
段23とを備えるものである。
(ホ)作 用 まず第1の発明は、三相電力線lの各相a、b、Cに3
個の接続端子部■、■、■が電圧要素接続線3a、3b
、3Cで夫々任意の順序で接続されることにより、電圧
入力部11から測定器内部に取り込まれ、アナログ・デ
ィジタル変換手段13でディジタル化され実入力電圧レ
ジスタト4で記憶された電圧入力部11の接続端子部■
、■、■間の3つの電圧データは、電圧相順序判別手段
16で相順序が判別され、この判別結果に従って正順序
の場合には、修正電圧レジスタ17で実入力電圧レジス
タ14のデータがそのまま記憶され、また逆順序の場合
には修正電圧レジスタ17で実入力電圧レジスタ14の
データが逆極性に修正されて記憶される。一方、三相電
力線1の任意の1つの相aに方向を指定して結合される
1個の変流器4より電流入力部12に電流が入力され、
アナログ・ディジタル変換手段13でディジタル化され
て実入力電流レジスタ15に記憶ばれる。そして、次に
修正電圧レジスタ17と実入力電流レジスタ15とのデ
ータから電流対応の電圧相判別手段20で実入力電流デ
ータに対応する修正電圧和が見す出され、この結果、見
い出された修正電圧和のデータと実入力電流データとか
ら電力計算手段23で三相電力が算出される。したがっ
て、三相電力測定器10と三相電力線1との接続の関係
は、電圧入力部11の3個の接続端子部■、■、■が三
相電力線1の各相a、b、cに夫々任意の順序で接続さ
れ、また電流入力部12に接続される1個の変流器4が
任意の1つの相aに方向を指定して接続(結合)される
ものである。
また第2の発明では、三相電力線1の各相a。
b、cK3個の接続端子部■、■、■が電圧要素接続線
3a、3b、3cで夫々任意の順序で接続さハることV
CLh、電圧入力部11から測定器内部に取り込まれア
ナログ・ディジタル変換手段13でディジタル化され実
入力電圧レジスタ14で記憶された電圧入力部11の接
続端子部■、■、■間の3つの電圧データは、電圧相順
序判別手段16で相順序が判別され、この判別結果に従
って正順序の場合には、修正電圧レジスタ17で実入力
電圧レジスタ14のデータがその1ま記憶さjlまた逆
粕序の場合には修正電圧レジスタ17で実入力重圧レジ
スタ14のデータが逆極性に修正されて記憶される。一
方、三相重力線1の任意の1つの相aK方向任意にして
結合される1個の変流器4より電流入力部12に入力さ
れアナログ・ディジタル変換手段13でディジタル化さ
れて実入力電流レジスタ15に記憶される入力電流は、
電流の正逆判別手段18で変流器4の電力線aに対する
結合方向が判別され、この判別結果に従って正方向の場
合には、修正電流レジスタ19で実入力電流レジスタ1
5のデータがそのまま記憶され、また逆順序の場合には
修正電流レジスタ19で実入力電流レジスタ15のデー
タが逆極性に16正されて記憶される。そして、次に修
正電圧レジスタ17と修正電流レジスタ19のデータか
ら電流対応の電圧相判別手段2oで修正電流データに対
応する修正電圧和が見い出され、この結果、見い出され
た修正電圧和のデータと修正電流レジスタ19のデータ
とから電力計算手段23で三相電力が計算さhる。
したがって、三相電力測定器10と三相重力線1との接
続の関係は、電圧入力部11の3個の接続端子部■、■
、■が三相電力線lの各相a、b、Cに夫々任意の順序
で接続され、また電流入力部12に接続される1個の変
流器4が任意の1つの相aに方向任意にして接続される
ものである。
さらに第3の発明は、三相電力、vi!lの各相a。
b、cK3個の接続端子部■、■、■が電圧要素接続線
3a、3b、3cで夫々任意の順序で接続されることに
より、電圧入力部11から測定器内部に取り込まれアナ
ログ・ディジタル変換手段13でディジタル化され実入
力電圧レジスタ14で記憶fihfc電圧入力部11の
接続端子部■、■、■間の3つの電圧データは、電圧相
順序判別手段16で相順序が判別され、この判別結果に
従って正順序の場合には、修正電圧レジスタ17で実入
力電圧レジスタ14のデータがそのまま記憶され、また
逆11114序の場合には修正電圧レジスタ17で実大
力電圧レジスタ14のデータが逆極性に修正づれて記憶
される。また、電流対応電圧レジスタ21で修正電圧レ
ジスタ17に記憶言9る3つの相の電圧データの中から
入力電流に対応する電圧データが記憶される。一方、三
相電力線1のうち特定の相に方向任意にして結合される
1個の変流器4より電流入力部12に入力ばれアナログ
・・ディジタル変換手段13でディジタル化されて実入
力電流レジスタ15に記憶される入力電流は、電流の正
逆判別手段18で変流器4の電力線lに対する結合方向
が判別され、この判別結果に従って正方向の場合には、
修正電流レジスタ19で実入力電流レジスタ15のデー
タがそのまま記憶され、また逆順序の場合には修正電流
レジスタ19で実入力電流レジスタ15のデータが逆極
性にIG正されて記憶される。そして、電流対応電圧レ
ジスタ21と修正電流レジスタ19とのデータから電力
計算手段23で三相電力が計算さ力る。
したがって、三相電力6111定器10と三相電力線l
との接続の関係は、電圧入力部11の3個の接続端子部
■、■、■が三相電力線lの各相a、b、cf夫々任意
の順序で接続され、また電流入力部12に接続づれる1
個の変流器4が特定の1つの相aに方向任意にして接続
されるものである。
(へ)実施例 以下本発明の実施例を図面に基すて説明する。
(第1の発明の実施例) まず第1の発明の実施例について第1図ないし第8図に
よって説明する。第1図は第1の発明の構成を示すもの
である。図において、lは電源と負荷2を接続するa、
b、C相の電力線かちなる三相交流電力回路であり、1
0は負荷2の消費電力を測定する本発明に係る三相電力
測定器である。
以下、三相電力測定器において、11は■、■、■の3
個の接続端子部を有する電圧入力部、12は2個で1組
の端子を有する電流入力部である。
この電圧入力部11の3個の接続端子部は、3木の電圧
要素接続線3a 、3b 、3cによって、相順序を問
わすに任意の電力線に接続し、また電流入力部12は、
三相電力線の任意の1つの相(この場合はa相、ただし
b相又はC相でもよい。)に、方向を指定して結合され
る1個の変流器4の二次側が接続される。13はアナロ
グ・ディジタル変換手段であり、また14.15¥i夫
々実入力電圧レジスタ及び実入力電流レジスタであって
、電圧入力部11及び電流入力部12に入力される入力
電圧及び入力電流は、アナログ・ディジタル変換手段1
3によってディジタル化されて読みとられ、実入力電圧
・電流レジスタ14.15に順次記憶される。
なお、電圧要素は、接続端子■−■間電圧V工、■−〇
間電圧電圧 、■−■間電圧V■の各相間電圧の瞬時値
がディジタル変換されて記憶されるものであり、接続端
子と電圧との関係は第2図の約束とするものである。
16は電圧相順判別手段であり、実入力電圧レジスタ1
4のデータを元にVr y ”■p vKの相順番t−
検定L、Vr−Vi−Vm  07I−+V。
→V、の逆相順かを判別するものである。17は修正電
圧レジスタであり、電圧相順判別手段16の判別結果が
逆順序の場合には実入力電圧レジスタ14に記憶された
データの逆極性データを「修正電圧」として記憶し、判
別結果が正順序の場合には実入力電圧レジスタ14に記
憶されたデータをそのまま記憶するものである。この日
さ正電圧」は、実入力電流データとの関係において、対
象の線間電圧と線電流との関係を正しく反映するものと
なっている。
このように、電圧要素接続線aa、ab、acの三相電
力線に対する接続に自由度を与え、その自由接続の結果
としての実入力電圧を読んだ上で対像の電圧状況を測定
器の中で推定再現するところに本発明の核心部の一つが
ある。
20は電流対応の電圧相判別手段であり、実入力電流デ
ータに対応する「修正電圧j相を見い出すものである。
これによって変流器4を任意の相に接続することを可能
にしている。22は想定力率設定スイッチであり、電流
対応の電圧和を判別するために必要な対象電力回路の想
定力率の範囲を設定するためのスイッチである。この第
1の発明では想定力率角として一30°くθ(90”、
 −90゜〈θ<30°の2段切替設定となっている。
23は電力計算手段、24は表示手段であり、電流対応
の電圧相判別手段で電流データに対応する電圧データ相
がみつかると、その後は従来周知の方法、すなわち、 電力Pa=  汀l Vab l l Sa l  c
osθの計算式で電力を計算し、その結果を表示したり
、あるいはプリントアウトするものである。
次に、電圧相順判別手段16と電流対応の電圧相判別手
段20の判別原理について詳説する。
まず、電圧相順の判別について述べる。対象の線間電圧
を第3図図示のようにし、相順をVab→Vca −+
 Vbcの順と仮定する。対象とm+j定器の電圧要素
の結合のし方は第4図に示す如く、全部で6通りありう
る。そして、結合のし方によって測定器から見た接続端
子間電圧の相順は異なるが(第4図)、測定器にとって
、相順は2通りしか生じない。
つ−1′す、 V工→V■→v■→          ・・・・・・
・・・(1)の正相順(第4図におけるイ、ハ、ホ)と
、Vr→V、→V Il、、、 、、、 、ぺ2)の逆
相順(第4図における口、二、へ)とである。
そして、対象の電圧と測定器の電圧との関係は、(1)
の正相順の場合は、第5図(b)K示すように、第5図
(a)の対象の現象(電圧)がそのまま測定器の中に反
映し、(2)の逆相順の場合は、第5図(C)に示すよ
うに1対象の電圧が反転して測定器の中に反映される。
第5図〔秒は、第4図のイの接続ではvIがVabを反
映し、ハの接続ではVNがVabを反映し、ホの接続で
はvlがVabを反映することを示す。また、第5図(
C)は、@4図の口の接続ではVI[が−vab′f!
:反映し、この接続ではV、が−Vab ff:反映し
、への接続ではVNが−Vabを反映することを示す。
以上は、対象と測定器とについての事実関係であって、
この関係に着目し、次に述べる「修正電圧コを装置内で
作製する七ころか本発明の特徴の1つである。ここで「
修正電圧」とは、実入力電圧から、測定器自身で内部に
作成する電圧データで、結合が正しいとした時の入力電
圧の推定電圧に相当する。
そして、実入力電圧が測定器からみて正相順の場合は、 修正電圧ミ実入力電圧とし、 実入力電圧が測定器からみて逆相順の場合は、修正電圧
ミ実入力電圧の逆極性とする。
とする。
第5図(d、)は、第5図ζりの逆相順の場合の修正電
圧を示すものであり、修正電圧と対象の電圧とは、接続
端子間電圧の固有基(Vr、Vn * 7m )を無視
すれは一致することになる。例えば、第4図の口の結合
の場合、対象のVab  電圧と接続端子間電圧VIの
修正電圧(−Vm)とは一致する。また、対象の線電流
(ia)と修正電圧との位相関係は、対象の電圧と電流
の位相関係と一致する(第5図(a)と8g5図(d)
を比較すると、ともに位相角がψとなる。)。
次に、実入力電流に対応する修正電圧和を見い出すこと
は、次の方法で可能である。第6図につIハで説明する
と、 力率角θが、−30°くθ<90°の場合io+以後、
0’<t<120°以内に、VO+をもつ修正電圧和の
1つ前の修正電圧和が電流対応の電圧和である。
なお、ここでia十とは、iの値がθレベルを−から十
に増加しつつ切る点をいい、VO+についても同様であ
る。
力率角θが、−90°くθ〈30°の場合io+以後、
60’<t<180’内に、Vo+ をもつ修正電圧和
の1つ前の修正電圧和が電流対応の電圧和である。
この判定を成立啓せるためには、測定の前に、測定対象
の力率角が一30°〈θ<90゛か一90°<θ<30
゛かを予想して、想定力率設定スイッチ(第1図の22
)によってそのいずれかを与えておく。しかし、現実に
は、はとんどの負荷が遅れ力率になっているので、想定
力率設定スイッチ22を設けずに固定的に一30°〈θ
<90°の場合の判定を行うことにしておいても実用上
の支障はない、以上によって、電流に対応する対応電圧
和がきまれば、対応電圧和のVo+点と電流io+点の
差ψを読み、 θ=ψ−30゜ で力率角が求められ、電力の計算が可能になる。
第7図は第1の発明のフローチャートを示すものであり
、ステップ101と102とは、接続線の接続が完了し
た後に、測定処理をはじめることを表わし、以後のステ
ップ103ないし109は上記に説明した通りである。
第8図は、本発明のハードウェア構成の一例であり、本
発明の処理の中心はマイクロコンピュータ30によって
行われる。31,32,33はアナログ・デジタル変換
手段】3を構成するテンプルホールド回路、マルチプレ
クサ、アナログ・デジタル変換器である。
(第2の発明の実施例) 次に第2の発明の実施例にっ込て説明する。第9図は第
2の発明に係る実施例の構成を示すものであり、第1の
発明と同一の構成については同一の符号を付して説明は
省略する。
この第2の発明は、第1の発明に比較して、三相電力線
に対する電圧要素の接続が自由であること及び電流要素
の接続が任意の相に許されることは同じであるが、変流
器の電力線に対する結合方向が任意でよい点で異なるも
のである。
このように、変流器の電力線に対する結合方向が任意の
ため、実入力電流は、変流器の結合方向くよっては、対
象の電流に対して正極性の場合と逆極性の場合か会いず
れが生ずるか確定しない。
このため、この第2の発明では変流器の結合方向を電流
の正極性・逆極性によって判別するとともにこの判別結
果を利用して実入力電流に対し対象電流を正しく反映す
る「修正電流」を測定器内で作成し、以下、この修正電
流を使用して第1の発明と同様に電力計算を行うもので
ある。第9図において、18は実入力電流レジスタ15
に記憶される実入力電流データが正極性か逆極性か、す
な逆判別手段であり、19け電流の正逆判別手段18の
判別結果が逆方向の場合に実入力電流レジスタ15に記
憶さhた入力電流データを「修正電流」として逆転して
記憶し、判別結果が正方向の場合に実入力電流レジスタ
15に記憶さね、た入力電流データをそのまま記憶する
修正電流レジスタである。
ここで、「修正電流」とは、実入力電流から測定器自身
で内部に作成する電流データで、変流器の結合方向が正
しいとした時の入力電流の推定電流に相当する。
そして、実入力電流が電流の正逆判別手段18で正極性
と判別した場合は、 修正電流ミ実入力電流とし、 実入力電流が電流の正逆判別手段18で逆極性と判別し
た場合は、 修正電流三実入力電流の逆極性 とする。
この修正電流を測定器内で作製するルールを発見応用し
た点に本発明の特徴の1つがある。
このようにして対象電流を正しく反映できる修正電流を
得ることにより、以後の処理は、第1の発明と同様にし
て、修正電流に対する電圧相判別手段20によって、対
応相を判別し、電力計算手段23によって電力値を計算
し、表示手段24で表示するものである。
次に、第2の発明の核心をなす実入力電流の正極性/逆
極性を判別する原理について説明する。
第10図は修正電圧に対する実大力′G流の関係を示す
ものである。ここで、実入力電流のio+の次に、Vo
+ をもつ市圧相のVO+ までの相差をΦと定義し、
測定器内でΦを読みとることとすると、Φの値は、同一
対象を測定した場合でも、変流器4の結合が正極性の場
合(第10図の(a))と逆結合の場合(第10図(b
))とで違すを生ずる。
力率角がOo〈θ<60゛の範囲であれば、第11図に
示す関係となり、 変流器が正結合の場合 Φは 30°くΦ<90” 変流器が逆結合の場合 Φは 90°くΦ<120’ O“くΦ〈30゜ となる。したがって、Φの値を読むことで、変流器の結
合が正結合か逆結合かを判別することができる。
対象の力率角の存在範囲を各種想定した場合のΦの存在
領域を調べると、第12図の如くなっている。したがっ
て、対象の力率角θの存在範囲を事前に想定できれば、
第13図に示す如く、Φの値を読むことで、変流器の結
合の正/逆を判別することができる。
このようにして実入力電流の正逆極性の判別をし、上述
のように修正電流の作製ができれば、修正電流と修正電
圧との関係は、対象の電流と電圧との関係を正しく反映
しているものとなり、第1の発明で述べた通り、修正電
圧に対応する修正電圧和を見い出し得て、電力の、計算
ができることになる。
第2の発明における想定力率スイッチ22の実流側は、
第14図の如くなる。
第15図は第2の発明のフローチャートを示すものであ
り、第1の発明と同一処理ステップには同一の番会が付
しである。ステップ110〜114が変流器の結合の正
逆を判別し修正電流を炸裂する処理であわ、第1の発明
と異なる部分である。
なお、この第2の発明でも第1の発明と同様に、第8図
に図示するよう洗いその処理の中心はマイクロコンピュ
ータで行うことができる。
(第3の発明の実施例) 次に、第3の発明の実施例について、第16図ないし第
19図によって説明する。
第16図は第3の発明の構成を示すものである。
第1の発明(第1図)及び第2の発明(第9図)と同一
の構成については同一の符号を付して説明は省略する。
この第3の発明では、三相電力線に対する電圧要素の接
続が自由であり、電流要素は特定の電圧要素が接続され
る相に接続されるものとし、電流要素の結合方向は自由
である。また、M3の発明では、第1及び第2の発明に
使用した想定力率設定スイッチを必要とはしない。
第16図では、電流要素(変流器4)は、接続線3a、
すなわち、電圧入力部11の接続端子のが接続される相
に結合される。このため、電圧要素の接続パターンは、
第17図に示すように2通りが生じることになる。これ
を測定器でみると、入力電圧波形は、第18図(b)(
正相順)及び第18図(C)(逆相順)に示す様子を呈
する。この相順は電圧相順判別手段16によって判別さ
れる。iElの発明の説明で述べた「修正電圧」の考え
を適用すると、入力電圧の相順がv工→V、→VI[[
→の正相順の場合は、修正電圧は入力電圧そのままであ
り、かつ、入力電流に対応する電圧和FiVIであり、
また入力電圧の相順が、VII−+V■→vIiI→の
逆相順であるときは、修正電圧は、入力電圧の逆極性と
なり、このうち入力電流に対応する修正電圧は、第18
図(d)K示す如くvIの修正電圧が該当する。したが
って、修正電圧レジスタ17では、電圧相順判別手段1
6の判別結果が正相順の場合には実入力電圧をそのまま
修正電圧として記憶し、判別結果が逆相順の場合に実入
力電圧の逆極性を修正電圧として記憶することになる。
また電流対応電圧レジスタ21では、電流対応電圧Vc
丁 を、電圧相順判別手段16の判別結果が正相順の場
合にはVlとし、判別結果が逆相順の場合には−VTI
として記憶するものである。
第3の発明では、変流器4は、三相電力線に対して方向
自由に結合されるので、入力電流の極性を測定器で判定
することが必要である。これは、電流の正逆判別手段1
8で行われるものであり、第3の発明における入力電流
の正/逆の判別は次のようにしてされる。すなわち、第
18図(d)に示す如く、電、流対応の電圧和V CT
  が0点を正方向に切る点VCTo+から入力電流i
o十点までの位相差をΦと定義し、測定器内でΦを読み
とることとすると、Φの直は、入力電流が正極性の場合
は、0°〜120°1300°〜360゛の値をとり、
入力端子が逆極性の場合は、120°〜300゛の値を
とる。
したがって、Φの値を読むことで変流器4の結合の正/
逆を判別できる。そして、第2の発明で述べた修正電流
の考え方を適用し、電流の正逆判別手段18の判別結果
から、それが正結合の場合には実入力電流をそのまま修
正電流として、また逆結合の場合には実入力電流の逆極
性を修正電流として修正電流レジスタ19に記憶するも
のである。
このようにした修正電流は、対象の電流を正しく反映し
たものとなる。
以上で求めた、電流対応電圧レジスタ21に記憶される
「電流対応電圧」と修正電流レジスタ19に記憶される
「修正電流jとを用すて、Mr力計算手段23で電力量
を計算し、結果を表示手段24で表示する。
この第3の発明は、電圧接続線の特定の一相に変流器4
を結合するとと閲より、電流対応電圧和の推定ルールを
容易にし、このため、対象の任意の力率角に対して、電
流対応電圧和を見い出し得るので、想定力率設定スイッ
チが不要である点が特徴である。
第19図は、第3の発明のフローチャートを示すもので
ある。第1の発明及び第2の発明と同一の処理ステップ
には同一番号が付しである。ステップ135,116に
おいて、電流対応電圧和を見い出し、1】7でΦを読み
、112で変流器4の正逆結合を判別している。
なお、この第3の発明でも第1の発明及び第2の発明と
同様に、第8図に図示するように、その処理の中心はマ
イクロコンピュータ−で行つことができる。
(ト)発明の効果 以上述べたように、本発明の装置は、三相交流電力回路
の電力測定において、測定器と三相電力線の接続に神経
を使うことなく、かなり自由に接続することができるの
で、測定作業が簡単になり、また接続間違いによる測定
の失敗がなく、適確な測定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は、第1の発明の実施例に係るもの
であり、第1図は構成図、第2図は電圧入力部の各端子
と読取り電圧和との関係図、第3図は測定対象の線間電
圧を定義する図、第4図は測定対象と測定器との接続の
全ケース説明図、第5図(a) 、 (b) 、 ((
り 、 (d、)は対象の電圧、測定器の実入力電圧及
び修正電圧の関係波形図、第6図は修正電圧と実入力電
流との関係図、第7図は第1の発明の処理フローチャー
ト、第8図はノー−ドウエアの構成図である。また、第
9図ないし第15図は第2の発明の実施例に係るもので
あり、第9図は構付図、第10図(a) 、 (、b)
は修正電圧と実入力電流の関係図、第11図は対象の力
率角がOo〈θく60°の場合のΦの存在範囲を示す図
、第12図は対象の力率角の範囲別のΦの存在範囲、第
13図は変流器結合の正/逆結合を判別する基準の図表
、第14図は第2の発明の想定力率設定スイッチ、Wj
15図は第2の発明の処理フローチャートである。また
第16図ないし第19図は第3の発明の実施例に係るも
のであり、第16図は構成図、第17図は測定対象と測
定器との接続ケース説明図、第18図(a) 、 (b
) 、 (c)べりは対象の電圧・電流と測定器の電圧
・電流との関係波形図、第19図は第3の発明の処理フ
ローチャートである。さらに第20図は、従来の測定器
の接続説明図である。 1  〜 三相電力線 2〜負荷 3a、3b、3cm電圧電圧i続線 4  〜 変流器 10 〜 三相電力測定器 11 〜 電圧入力部 12 〜 @流入力部 13 〜 アナログ・デジタル変換手段14 〜 実入
力電圧レジスタ 15 〜 実大力′Lし流レジスタ 16 〜 電圧相順判別手段 17 〜 修正電圧レジスタ 18 〜 電流の正逆判別手段 19 〜 修正電流レジスタ 20 〜 電流対応の電圧相判別手段 21 〜 電流対応電圧レジスタ 23 〜 電力計算手段 第2図 第5図 第乙図 第1θ図 2°ρ子功”tr在マゐ範U8 Z:2゛θfの2くの盲よて゛り相え 第1/図 イ1;ゾ←   →あ゛<十シ ゐやまて゛の一#3基 ψ(?′1E跡) /20′  力’  6(f’  30− 0’2図 二 二 〇°く9□〈龜ゴ 11.   θ −yo’−iθ0づグ   X ρ qθ第77図 第20図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定対象の三相電力線の各相に3個の接続端子部
    が電圧要素接続線で夫々任意の順序で接続され各相の電
    圧が入力される電圧入力部と、測定対象の三相電力線の
    任意の1つの相に方向を指定して結合される1個の変流
    器が接続されこの変流器の二次電流が入力される電流入
    力部と、これら電圧入力部及び電流入力部に入力される
    相間電圧入力及び電流入力をディジタル化するアナログ
    ・ディジタル変換手段と、このアナログ・ディジタル変
    換手段でディジタル化された電圧入力及び電流入力を記
    憶する実入力電圧レジスタ及び実入力電流レジスタと、
    この実入力電圧レジスタのデータにもとづいて上記電圧
    入力部の接続端子部間電圧の相順序を読みとり正順序か
    逆順序かを判別する電圧相順序判別手段と、この電圧相
    順序判別手段の判別結果が逆順序の場合には上記実入力
    電圧レジスタに記憶されたデータの逆極性データを修正
    電圧として記憶し、判別結果が正順序の場合には上記実
    入力電圧レジスタに記憶されたデータをそのまま記憶す
    る修正電圧レジスタと、この修正電圧レジスタと上記実
    入力電流レジスタとのデータから実入力電流データに対
    応する上記修正電圧相を見い出す電流対応の電圧相判別
    手段と、見い出された修正電圧相のデータと実入力電流
    データとから三相電力を算出する電力計算手段とを備え
    ることを特徴とする三相電力測定器。
  2. (2)測定対象の三相電力線の各相に3個の接続端子部
    が電圧要素接続線で夫々任意の順序で接続され各相の電
    圧が入力される電圧入力部と、測定対象の三相電力線の
    任意の1つの相に方向任意に結合される1個の変流器が
    接続され該変流器の二次電流が入力される電流入力前と
    、これら電圧入力部及び電流入力前に入力される相間電
    圧入力及び電流入力をディジタル化するアナログ・ディ
    ジタル変換手段と、このアナログ・ディジタル変換手段
    でディジタル化された電圧入力及び電流入力を記憶する
    実入力電圧レジスタ及び実入力電流レジスタと、この実
    入力電圧レジスタのデータにもとづいて上記電圧入力部
    の接続端子部間電圧の相順序を読みとり正順序か逆順序
    かを判別する電圧相順序判別手段と、この電圧相順序判
    別手段の判別結果が逆順序の場合には上記実入力電圧レ
    ジスタに記憶されたデータの逆極性データを修正電圧と
    して記憶し、判別結果が正順序の場合には上記実入力電
    圧レジスタに記憶されたデータをそのまま記憶する修正
    電圧レジスタと、実入力電流データが正方向に向って0
    点とクロスする時刻と、次の上記修正電圧相データが正
    方向に向って0点とクロスする時刻との相差にもとづい
    て変流器の電力線に対する結合方向が正方向か逆方向か
    を判別する電流の正逆判別手段と、この電流の正逆判別
    手段の判別結果が逆方向の場合に上記実入力電流レジス
    タに記憶された入力電流データを修正電流として逆転し
    て記憶し、判別結果が正方向の場合に上記実入力電流レ
    ジスタに記憶された入力電流データをそのまま記憶する
    修正電流レジスタと、この修正電流レジスタと上記修正
    電圧レジスタとのデータから修正電流データに対応する
    修正電圧相を見い出す電流対応の電圧相判別手段と、見
    い出された修正電圧相のデータと上記修正電流レジスタ
    のデータとから三相電力を算出する電力計算手段とを備
    えることを特徴とする三相電力測定器。
  3. (3)測定対象の三相電力線の各相に3個の接続端子部
    が電圧要素接続線で夫々任意の順序で接続され各相の電
    圧が入力される電圧入力部と、この電圧入力前の3個の
    接続端子部のうち特定された1個が接続された測定対称
    の三相電力線の相に、方向任意に結合される変流器が接
    続されこの変流器の二次電流が入力される電流入力部と
    、これら電圧入力前及び電流入力部に入力される相間電
    圧入力及び電流入力をディジタル化するアナログ・ディ
    ジタル変換手段と、このアナログ・ディジタル変換手段
    でディジタル化された入力を記憶する実入力電圧レジス
    タ及び実入力電流レジスタと、この実入力電圧レジスタ
    のデータにもとづいて上記電圧入力前の接続端子部間電
    圧の相順序を読みとり正順序か逆順序かを判別する電圧
    相順序判別手段と、この電圧相順序判別手段の判別結果
    が逆順序の場合には上記実入力電圧レジスタに記憶され
    たデータの逆極性データを修正電圧として記憶し、判別
    結果が正順序の場合には上記実入力電圧レジスタに記憶
    されたデータをそのまま記憶する修正電圧レジスタと、
    この修正電圧レジスタに記憶される3つの相の電圧デー
    タの中から入力電流に対応する電圧データを記憶する電
    流対応電圧レジスタと、この電流対応電圧レジスタに記
    憶される電圧データが0点を正方向にクロスする時刻と
    、上記実入力電流データが0点を正方向にクロスする時
    刻との相差にもとづいて変流器の電力線に対する結合方
    向が正方向か逆方向かを判別する電流の正逆判別手段と
    、この電流の正逆判別手段の判別結果が逆方向の場合に
    上記実入力電流レジスタに記憶された入力電流データを
    修正電流として逆転して記憶し、判別結果が正方向の場
    合に上記実入力電流レジスタに記憶された入力電流デー
    タをそのまま記憶する修正電流レジスタと、上記電流対
    応電圧レジスタと上記修正電流レジスタとのデータから
    三相電力を算出する電力計算手段とを備えることを特徴
    とする三相電力測定器。
JP28428685A 1985-12-19 1985-12-19 三相電力測定器 Expired - Lifetime JPH0644019B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28428685A JPH0644019B2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19 三相電力測定器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28428685A JPH0644019B2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19 三相電力測定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62144076A true JPS62144076A (ja) 1987-06-27
JPH0644019B2 JPH0644019B2 (ja) 1994-06-08

Family

ID=17676562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28428685A Expired - Lifetime JPH0644019B2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19 三相電力測定器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0644019B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0446451A2 (de) * 1990-03-12 1991-09-18 Roederstein Spezialfabriken für Bauelemente der Elektronik und Kondensatoren der Starkstromtechnik GmbH Verfahren zum Betrieb eines Blindleistungsreglers
JPH05153868A (ja) * 1991-12-03 1993-06-22 Kanebo Ltd 遮熱用被覆材及びその製造方法
JP2006038531A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Toshiba Elevator Co Ltd 三相交流電源の逆相検出装置
JP2006192931A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Fuji Electric Systems Co Ltd 電鉄用直流変電設備
CN104950281A (zh) * 2015-07-03 2015-09-30 朗亿德电气股份有限公司 高压电能表修正盒、高压电能幅值修正检测系统及方法
JP2021081219A (ja) * 2019-11-14 2021-05-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 判定システム、判定方法及びプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0446451A2 (de) * 1990-03-12 1991-09-18 Roederstein Spezialfabriken für Bauelemente der Elektronik und Kondensatoren der Starkstromtechnik GmbH Verfahren zum Betrieb eines Blindleistungsreglers
JPH05153868A (ja) * 1991-12-03 1993-06-22 Kanebo Ltd 遮熱用被覆材及びその製造方法
JP2006038531A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Toshiba Elevator Co Ltd 三相交流電源の逆相検出装置
JP2006192931A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Fuji Electric Systems Co Ltd 電鉄用直流変電設備
CN104950281A (zh) * 2015-07-03 2015-09-30 朗亿德电气股份有限公司 高压电能表修正盒、高压电能幅值修正检测系统及方法
JP2021081219A (ja) * 2019-11-14 2021-05-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 判定システム、判定方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0644019B2 (ja) 1994-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000258484A (ja) 電力測定器における結線状態検出装置
JP5238419B2 (ja) 電力測定器における結線状態検出方法
CN105911420B (zh) 自动判别192种三相三线电能表接线方式的方法
JPH04233471A (ja) デジタル・マルチメータ及び自動機能選択方法
JPS59672A (ja) 測距センサ
JP5332994B2 (ja) 電力・電力量計
JPS62144076A (ja) 三相電力測定器
JP2002286769A (ja) 電力計測器
JP2001124806A (ja) 三相電力測定器および三相電力量計ならびにその結線状態判別方法
JPS62169061A (ja) 三相電力測定器
CN106526305B (zh) 一种用于判断三相二次回路接线正确性的相量分析器
JP2017194465A (ja) 監視装置
JP4702726B2 (ja) 電力測定器におけるベクトル線の表示方法
JP4304560B2 (ja) 三相交流用測定器
JP2000338147A (ja) 電力測定装置
CN110927508A (zh) 一种便携式差动回路校验仪及校验方法
JP3160043B2 (ja) 変成器パラメータの測定のための装置と方法
US3723872A (en) Three-wire, three-phase watt-varmeter
SU1045165A1 (ru) Устройство дл измерени параметров комплексного нерезонансного двухэлементного двухполюсника (его варианты)
JPH0566988B2 (ja)
KR100495408B1 (ko) 상체크 알고리즘을 이용한 전류의 극성 및 종류 판정 방법 및 이를 이용한 전기계측기기
JPS62209371A (ja) 活線式絶縁抵抗測定方法および装置
JP2000074959A (ja) 電力計と電力量計
Chaonan et al. A practical on-site analysis method of smart electricity meter wiring with the reversed secondary polarity of voltage transformer
JP2005024263A (ja) 主回路診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term