JPS6214404Y2 - - Google Patents

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JPS6214404Y2
JPS6214404Y2 JP1982141197U JP14119782U JPS6214404Y2 JP S6214404 Y2 JPS6214404 Y2 JP S6214404Y2 JP 1982141197 U JP1982141197 U JP 1982141197U JP 14119782 U JP14119782 U JP 14119782U JP S6214404 Y2 JPS6214404 Y2 JP S6214404Y2
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JP
Japan
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sphere
clamping
clamp members
clamp
diameter side
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982141197U
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English (en)
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JPS5945304U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば、自動車事故で内側へ凹んだ鈑
金等を咬えて引出す場合等に使用されるクランプ
に関するものである。
従来のこの種のクランプは、先端に挾着部が形
成された一対のクランプ材の中間を支点軸により
連結して構成されているために、使用に際してこ
の支点軸に剪断荷重が掛かる。そして、該支点軸
は過大負荷が掛かると曲がつてしまい使えなくし
てしまうことがあつた。また、厚さに偏りがある
ものを挾着させた場合は締付け力が十分に発揮さ
れず、確実に挾み続けることができないといつた
欠点があつた。
本考案はこのような従来欠点を解消したクラン
プを提供せんとしてなされたもので、先端に挾着
部が形成された一対をなすクランプ材に、長手方
向の中間位置と後端位置に夫々相対する隆起部を
突出させ、中間位置に設けた隆起部に相対して形
成された両凹穴に球体を装填すると共に該凹穴の
外周位置でクランプ材の外表面にリングを嵌合さ
せて両クランプ材を連結することにより前記球体
を支点として両クランプ材が長手方向及び短手方
向に傾動自在に構成し、一方、両クランプ材の後
端位置に設けた隆起部に相対して円弧状部を形成
し、該両円弧状部間にその小径側に牽引具を取着
してなる円錐体を小径側を後向きにして摺動自在
に配設し、さらに該円錐体と前記球体間に圧縮状
にコイルばねを介在させ、該コイルばねの端部を
球体にロー付けしてなるものである。
以下に本考案を一実施例により図面と共に説明
する。1,1は先端に挾着部2,2が形成された
一対をなすクランプ材であり、長手方向の中間位
置と後端位置に夫々相対する隆起部3,3及び
4,4を突出させてある。そして、隆起部3,3
の先端に相対して半球状の凹穴5,5を形成し
て、該両凹穴5,5に球体6を装填すると共に、
凹穴5,5の外側位置で各クランプ材1,1の外
表面に凹溝7,7を周設し、該凹溝7,7にリン
グ8を嵌合させてクランプ材1,1を連結し、前
記球体6を支点として両クランプ材1,1が長手
方向及び短手方向の何れにも傾動自在に構成す
る。一方、隆起部4,4の先端には相対して円弧
状部9,9を形成する。
10は円錐体であり、小径側の先端に輪付ボル
ト状の牽引具11を取着させ、大径側の周面に段
部12を設けて形成される。該円錐体10は小径
側を後方へ向けて前記両円弧状部9,9に摺動自
在に係合させるが、段部12によつて両円弧状部
9,9から抜け出すことはない。さらに該円錐体
10の大径側先端に筒状部13を形成し、該筒状
部13と球体6の間にコイルばね14を圧縮状に
介在させる。なお球体6とコイルばね14とは予
めロー付けして一体に固着し互いに外れないよう
にしておく。
このように構成された本考案のクランプは、常
にはコイルばね14の付勢で円錐体10がクラン
プ材1,1の後端側へ押付けられて、該円錐体1
0の大径側の周面が両円弧状部9,9に摺接する
ので、両クランプ材1,1の後端を開かせ、挾着
部2,2を第1図のように閉じさせている。そし
て、牽引具11を持ち円錐体10をコイルばね1
4の弾性に抗して押込むことで該円錐体10は小
径側の周面が両円弧状部9,9に接するので両ク
ランプ材1,1の後端を互いに接近させる。この
動作でクランプ材1,1は球体6を支点に長手方
向に傾動して挾着部2,2を開かせるから、開い
た挾着部2,2に第2図のように鉄板等の被挾着
体Bを挾ませる。次いで牽引具11を後方へ引張
つてやれば円錐体10の大径側が両円弧状部9,
9に接してクランプ材1,1の後端を開かせる。
この動作で挾着部2,2を締付けて被挾着体Bを
しつかりと挾持できる。
また、被挾着体の厚みに偏りがあるものや、或
いはビス頭のような突出部を持つたものを挾着し
た場合は、被挾着体の形状に応じてクランプ材
1,1は短手方向に自然に傾動して、挾着部2,
2に厚さが均一なものを締付けるのと同じような
締付けを行なわせることができる。
以上に述べたように本考案のクランプは、先端
に挾着部を形成した一対のクランプ材の長手方向
中間位置で、内側に設けた凹穴に球体を装填する
と共に、外側にリングを嵌合して両クランプ材を
連結することにより前記球体を支点として該両ク
ランプ材を長手方向及び短手方向に傾動自在に構
成したものであり、円錐体を後方へ引張れば挾着
部が締付けられ、被挾着体を後方へ引出すことが
できる。
そして、厚みに偏りがあるものを挾着したと
き、両クランプ材は短手方向にも傾動し得るので
被挾着体の形状に追随して両挾着部がその幅方向
に傾動するため、被挾着体に面接触して十分な締
付け力を発揮する。従つて、本考案のクランプは
厚さが均一なものに限らず、厚さに偏りがあるも
のでも確実に、かつ強固に締付けて挾持させるこ
とができるものである。
また、前記球体はコイルばねの端部にロー付け
により固着されるため、挾持作業時の震動等を受
けても該球体が外れ憎い効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係わるもので第1図
は斜視図、第2図は主要部を断面で示した側面
図、第3図は第2図のA−A線断面図である。 1,1……クランプ材、2,2……挾着部、
3,3,4,4……隆起部、5,5……凹穴、6
……球体、8……リング、9,9……円弧状部、
10……円錐体、11……牽引具、14……コイ
ルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に挾着部が形成された一対をなすクランプ
    材に、長手方向の中間位置と後端位置に夫々相対
    する隆起部を突出させ、中間位置に設けた隆起部
    に相対して形成された両凹穴に球体を装填すると
    共に該凹穴の外周位置でクランプ材の外表面にリ
    ングを嵌合させて両クランプ材を連結することに
    より前記球体を支点として両クランプ材が長手方
    向及び短手方向に傾動自在に構成し、一方、両ク
    ランプ材の後端位置に設けた隆起部に相対して円
    弧状部を形成し、該円弧状部間にその小径側に牽
    引具を取着してなる円錐体を小径側を後向きにし
    て摺動自在に配設し、さらに該円錐体と前記球体
    間に圧縮状にコイルばねを介在させ該コイルばね
    の端部を前記球体にロー付けしてなるクランプ。
JP14119782U 1982-09-17 1982-09-17 クランプ Granted JPS5945304U (ja)

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JP14119782U JPS5945304U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 クランプ

Applications Claiming Priority (1)

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JP14119782U JPS5945304U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 クランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5945304U JPS5945304U (ja) 1984-03-26
JPS6214404Y2 true JPS6214404Y2 (ja) 1987-04-13

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ID=30315867

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JP14119782U Granted JPS5945304U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 クランプ

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JP (1) JPS5945304U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1426245A (en) * 1973-03-09 1976-02-25 Judge Int Ltd Line gripping pegs

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1426245A (en) * 1973-03-09 1976-02-25 Judge Int Ltd Line gripping pegs

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Publication number Publication date
JPS5945304U (ja) 1984-03-26

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