JPS6214306B2 - - Google Patents

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JPS6214306B2
JPS6214306B2 JP56190801A JP19080181A JPS6214306B2 JP S6214306 B2 JPS6214306 B2 JP S6214306B2 JP 56190801 A JP56190801 A JP 56190801A JP 19080181 A JP19080181 A JP 19080181A JP S6214306 B2 JPS6214306 B2 JP S6214306B2
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JP
Japan
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display section
game
emitting display
light
ball
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JP56190801A
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JPS5894870A (ja
Inventor
Kichihei Niiyama
Koji Ito
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Sofia Inc
Original Assignee
Sofia Inc
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Publication date
Application filed by Sofia Inc filed Critical Sofia Inc
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Publication of JPS5894870A publication Critical patent/JPS5894870A/ja
Publication of JPS6214306B2 publication Critical patent/JPS6214306B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、発光表示部とデジタル表示部との
組み合わせにより別遊技を構成し、この別遊技の
結果態様に対応させて遊技者に特定の利益をもた
らせる様にしたパチンコ機に関する。
従来、パチンコ遊技に加えて、遊技盤上で数合
せや絵合せなどの別遊技が行なえるようにしたパ
チンコ機が知られている。例えば、表面に数字等
を表示した回転ドラムを複数列配設し、この回転
ドラムをパチンコ遊技に関連して回転させ、遊技
者が停止ボタンを操作することにより停止させ、
停止したときに表示される数字の組み合わせによ
り賞態様が形成される。しかし、この種の回転ド
ラムを使用した別遊技にあつては、同一形態の回
転ドラムが複数個回転するもので、遊技者が操作
ボタンを操作するタイミングにより停止時の表示
態様が決定されるため、遊技者に利益の高い表示
形態を狙われ易く、熟練した特定の遊技者に利益
が偏つてしまい、初心者は別遊技が開始しても別
遊技による利益を受ける可能性が著しく低く、不
公平を生じてパチンコ遊技全体がつまらないもの
となつていた。
また、このほかに複数の発光源を環状に配列
し、ルーレツトに類した別遊技が行なえる様にし
たパチンコ機も考えられていたが、上記回転ドラ
ムを使用した別遊技と同様に予め停止位置の予測
ができて遊技者に狙われ易いばかりでなく、発光
源が停止すると即時に結果がわかつてしまうの
で、別遊技の終了形態が単調で大当りに対する期
待感の持続性がなく、しかも別遊技が単純なため
変化に乏しかつた。
そこで本発明は上記間題点を解決するものであ
つて、打球を受け入れ難いか全く受け入れない第
1状態と、打球を受け入れ易い第2状態とに変換
可能な変動入賞装置を備えたパチンコ機におい
て、複数の発光源を備え、該発光源が高速で連続
的に変換移動する発光表示部と、複数種類の数字
を高速で変換表示するデジタル表示部と、上記発
光表示部とデジタル表示部とによる別遊技の開始
信号を発生する検出器を備えた特定入賞口と、遊
技者による外部操作により前記別遊技の停止信号
を発生する停止スイツチと、この停止スイツチか
らの停止信号が入力された後、一定時間遅れて別
遊技を終了させるべく、前記発光表示部の変換移
動とデジタル表示部の変換表示とを相互に所定の
時間差を持たせて停止表示させる遅延停止手段
と、この遅延停止手段に基づいて別遊技が終了し
たときに、発光表示部により停止表示された表示
と、デジタル表示部により停止表示された表示
と、デジタル表示部により停止表示された数字と
の組み合せが予め設定した賞態様を形成している
かを判定する賞態様判定手段と、この賞態様判定
手段で判定された賞態様に基づき前記変動入賞装
置を変換動作させる駆動制御手段と、上記変動入
賞装置の変換動作中に、打球による継続条件が達
成されたことを判別して、上記駆動制御手段をし
て変動入賞装置を再度継続して変換動作をなさし
める継続判別手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
したがつて、別遊技に発光表示部とデジタル表
示部とを組合せることによつて、両表示部の変換
態様を異らせ、且つ多種多様な賞態様が設定で
き、遊技者の興趣を充分に引き付ける魅力的なも
のにできるばかりでなく、継続条件の達成により
多大な利益を受け得る可能性のある変化に富んだ
パチンコ機を提供しようとするものである。ま
た、発光表示部とデジタル表示部との組み合わせ
により構成しているので、別遊技の賞態様が複雑
で、しかも、発光表示部の変換移動とデジタル表
示部の変換表示とを所要の時間差を持たせて停止
させることによつて、外部操作による停止信号の
発生より別遊技を遅延させて停止せしめているの
で、遊技者が外部操作するタイミングを調節して
も両表示部を狙つた通り停止させることができ
ず、別遊技による賞態様の発生に偶然性を持たせ
ることができる。このため、熟練した遊技者でも
大当りを狙うことが困難で、全ての遊技者に公平
に利益を分配できるばかりでなく、即時に別遊技
が停止しないので、遊技者の大当りへの期待感を
長く持続させて楽しませることができる。
以下本発明の図面の実施例にもとづいて説明す
る。
パチンコ機1の遊技盤2表面にはガイドレール
3で囲まれた遊技部4を有し、該遊技部4に発光
表示部5とデジタル表示部6とを有する遊技具7
を設ける。図示の実施例によれば遊技具7は発光
表示部材8…が20個有つて、10個ごとの2重環状
に配置され、該環状の中心にデジタル表示部6を
設けてある。そして各発光表示部材8の前面には
複種類別の表示を表示する。この表示としては例
えば1から0までの10種類の数字を外側環状の各
発光表示部材8aに無作為に表示し、内側環状の
各発光表示部材8bには対応する外側環状の発光
表示部材8aと同一数字(例えば外側最上の発光
表示部材8aに「7」を表示したらその内側に位
置する発光表示部材8bにも「7」)を表示す
る。したがつて遊技具7はルーレツト遊技具の形
態を示す。なお発光表示部材8…の表示は上記数
字に限るものではなく他の文字、図形、記号など
でもよく、また10種類に限ることなく適宜複数種
有ればよい。またデジタル表示部6は複数種の数
字を変換表示することができればどのような構成
でもよく、例えば公知のLED数字素子でもよ
い。
遊技具7の具体的構成の一実施例は、第2図及
び第3図で示すように、遊技盤2に取付ける環状
の取付枠9の内縁に中間枠10を設け、該中間枠
10の後端に基板11を傾斜状に設け、該基板1
1の表面周囲に前記発光表示部材8…を2重環状
に配設するとともに、基板11の表面中央にデジ
タル表示部6を設けたものである。発光表示部材
8は、発光源の一例であるランプ12の前方に透
光板13を臨ませ、隣り合うランプ12,12の
間には遮光壁14を形成してなり、ランプ12が
点灯すると透光板13に表示した数字を遊技者に
可視表示することができる。上記取付枠9は、遊
技部4内に臨ませた円弧状の鍔部15を前縁上方
に有し、またその左右には円弧状の上可動片16
と下可動片17とを有し、本遊技具7は両可動片
16,17を個々に回動させることにより、打球
を受け入れ難いか全く受け入れない第1状態と、
打球を受け入れ易い第2状態とに変換可能な変動
入賞装置の一つとして機能を併有する。尚、上記
左右の下可動片17の下端間隔、即ち取付枠9の
下端には棚状の球受部18と取付枠9に開設した
通孔19とからなる球流入部20を形成してあ
る。
上可動片16は、上端部を軸21により取付枠
9に軸着し、後面から後向きに突設した作動ピン
22を遊技盤2裏側の駆動源、例えば電磁ソレノ
イド23に駆動杆24を介して接続してある。な
お電磁ソレノイド23や駆動杆24は、遊技盤2
裏面に設けたベース板25上に取付けてある。し
たがつて電磁ソレノイド23が消磁した状態にお
いては、上可動片16は第2図実線で示すよう
に、環状の取付枠9に沿つているので、遊技部4
内を流下する打球が遊技具7内に流入しない。遊
技具7内に流入せず、当該遊技具7は打球を全く
受け入れない第1状態にある。そして電磁ソレノ
イド23が励磁すると、該ソレノイド23の鉄芯
23′が駆動杆24を回動するので、該駆動杆2
4端部の長孔に遊嵌してある作動ピン22が上可
動片16を第2図鎖線で示すように、軸21を中
心にして取付枠9の内側に回動する。この様に上
可動片16が内側に回動すると、該上可動片16
の下端と下可動片17の上端との間に打球が通過
し得る間隙が生じるので、遊技部4内を流下する
打球を該間隙から遊技具7内に流入させることが
できる。遊技具7内に流入させることができ、当
該遊技具7は打球を受け入れ易い第2状態に変換
する。遊技具7内に流入した打球は球受部18上
に落下し、通孔19から遊技盤2裏側に排出さ
れ、入賞球となる。そして電磁ソレノイド23が
消磁すると、駆動杆24に連結した復帰バネ26
の付勢により上可動片16が第2図実線で示す状
態に復帰し、打球が遊技具7内に流入しない。
一方、下可動片17は、下端部を軸27により
取付枠9に軸着し、後向きに突設した作動ピン2
8を遊技盤2裏面の駆動源、例えば電磁ソレノイ
ド29に駆動杆30を介して連結してある。なお
電磁ソレノイド29や駆動杆30は、前記ベース
板25上に取付けてある。したがつて電磁ソレノ
イド29が消磁した状態においては、第2図実線
で示すように、下可動片17は環状の取付枠9に
沿つているので、打球が遊技具7内に流入しな
い。遊技具7内に流入せず、当該遊技具7は打球
を全く受け入れない第1状態にある。そして電磁
ソレノイド29が励磁すると、該ソレノイド29
の鉄芯29′が駆動杆30を回動するので該駆動
杆30端部の長孔に遊嵌してある作動ピン28が
下可動片17を、第2図鎖線で示すように、軸2
7を中心にして取付枠の外側に回動する。この様
に下可動片17が外側に回動して遊技部4内に突
出すると、遊技部4内を流下する打球が下可動片
17上に載つて遊技具7内に導入したり、或いは
上可動片16の下端と下可動片17の上端との間
隙から打球が遊技具7内に直接飛び込むことがで
き、当該遊技具7は打球を受け入れ易い第2状態
に変換する。遊技具7内に流入した打球は球流入
部20の通孔19から遊技盤2裏側に排出され、
入賞球となる。
この様に遊技具7は、上可動片16及び下可動
片17が各電磁ソレノイド23,29の駆動によ
り回動したときに打球を受け入れ易い状態に変換
するので、打球入賞装置として機能する。
パチンコ機1の遊技部4内には特定入賞口31
…と、打球の受け入れ状態が変化する変動入賞装
置32…とを有し、ベース板25に形成した入賞
球の流路33,33には特定入賞口31…に入つ
た打球を電気的に検出する検出器34,34を臨
ませる。この検出器34で打球が検出されると、
発光表示部5とデジタル表示部6とによる別遊技
の開始信号を発生し、これにより別遊技の開始条
件が達成され、各発光表示部5a,5bのランプ
12を順次点滅させながら連続的に高速で変換移
動するとゝもに、デジタル表示部6の数字を可視
不能状態、例えば高速で変換表示させる。なお検
出器34は、入賞球が流下する流路であれば、特
定入賞口31内の流路に臨ませてもよい。
変動入賞装置32は、駆動源の駆動により打球
を受け入れ難いか全く受け入れない第1状態と打
球を受け入れ易い第2状態とに変換することがで
きればどのような構成のものでもよい。図示の実
施例によれば変動入賞装置32は、遊技盤2表面
に取付ける取付基板35の表面に回転体36を軸
着し、該回転体36の支軸37を中心にして180
度変位した位置に幅狭な第1球受部38と、幅広
な第2球受部39とを構成し、取付基板35の裏
側に駆動源として設けた電磁石40により回転体
36を180度回動させて打球の受け入れ状態を変
換できるようにしたものである。即ち、第5図で
示すように幅狭な第1球受部38を上方に位置し
て停止する第1状態においては打球が入り難い。
この状態で電磁石40が励磁して回転体36の後
面に埋設してある永久磁石41,41に作用させ
ると、電磁石40の磁力と永久磁石41の磁力と
が作用して吸引、反発力を発生し、この吸引、反
発力が回転体36を180度回動して停止する。回
転体36が180度回動して停止すると、第7図で
示すように、幅広な第2球受部39が上方に位置
して停止し、打球を受け入れ易い第2状態に変換
する。なお第1状態において第1球受部38上に
載つた打球、或いは第2状態において第2球受部
39上に載つた打球は、取付基板35に開設した
透孔42から裏ケース43内を通つて遊技盤2の
裏側に排出され、入賞球となる。また、パチンコ
機1の前面一側には、遊技者による外部操作によ
り別遊技の停止信号を発生する停止スイツチ44
を臨ませ、別遊技中にあつては遊技者が自由に操
作できる様にしている。
以下に本発明における実施例のパチンコ遊技を
第9図に示すブロツク図に基いて説明する。
遊技部4を流下する打球が特定入賞口31…に
入つて開始条件が達成すると、各流路33内に臨
ませた対応する検出器34から発生する開始信号
がORゲート45からレジスタ46に入力され、
フリツプフロツプ47a〜47cが夫々セツトさ
れる。これにより各フリツプフロツプ47a,4
7b,47cのQ出力は低レベルが高レベルとな
り、この高レベル信号が個々に、接続されている
ANDゲート48a,48b,48cの一入力に
与えられるので、各発振器49a,49b,49
cからの信号があるたびに10進カウンタ50a,
50b,50cへチエツク信号が入力される。こ
のチエツク信号を受けると各10進カウンタ50
a,50b,50cは1、2、…9、0の出力を
発振器の周波数に応じた速度で可変発信し、この
出力がドライバ51を介してデジタル表示部6に
与えられたり、又、デコーダ52a,52bとド
ライバ53a,53bを介して発光表示部5a,
5bに与えられる。したがつて、デジタル表示部
6は1から0までの数字を可視不能な状態で高速
変換表示し、外側の発光表示部5aは点灯ランプ
12…を連続的に変換移動して1から0までの数
字を配置順に可視不能な状態で表示し、内側の発
光表示部5bも点灯ランプ12…を連続的に変換
移動して1から0までの数字を配置順に可視不能
な状態で表示する。なお外側の発光表示部5aと
内側の発光表示部5bとは各々独立した信号によ
り点灯するので、両発光表示部5a,5bに必ら
ずしも同じ数字が表示されるわけではなく、別な
種類の数字が表示されることが殆んどである。
この様にデジタル表示部6、発光表示部5a,
5bの表示が高速変化している状態が別遊技であ
つて、この別遊技は一定時間(例えば7秒間)継
続する。この別遊技の一定時間内に遊技者が停止
スイツチ44を操作すると、この停止スイツチ4
4から発生する停止信号がORゲート54を介し
てフリツプフロツプ47cのリセツト側端子に入
力する。リセツト側に入力が入るとフリツプフロ
ツプ47cはQ出力が低レベルになるので、この
Q出力に入力を接続しているANDゲート48c
が閉じ、したがつて10進カウンタ50cはAND
ゲート48cが閉じる直前にカウントしていた数
で停止し、外側の発光表示部5aはその数に対応
した発光表示部材8aを点灯し続け、該発光表示
部材8aに表示した数字を可視表示する。
一方、当該フリツプフロツプ47cの状態反転
によつて出力が高レベルとなるので、この出力
に接続しているタイマ55aが稼働し、あらかじ
め定められている時間、例えば1秒を経過すると
高レベル出力を発する。この出力はフリツプフロ
ツプ47bのリセツト入力に与えられるので、先
のフリツプフロツプ47cと同様の作用で10進カ
ウンタ50bが停止し、内側の発光表示部5bが
いずれか1つの発光表示部材8bを点灯して該発
光表示部材8bの数字を可視表示する。また当該
フリツプフロツプ47bの出力が反転するとも
う一つのタイマ55bが稼働する。このタイマ5
5bは、停止スイツチ44からの停止信号が入力
された後、一定時間、例えばタイマ55aの設定
時間を加えて2秒遅れて別遊技を停止させるべ
く、発光表示部5の変換移動とデジタル表示部6
の変換表示とを相互に所定の時間差、こゝでは内
側の発光表示部5bが停止表示されてから1秒遅
れてデジタル表示部6を停止表示させる遅延停止
手段として機能する。即ち、この遅延停止手段と
してのタイマ55bの出力は、フリツプフロツプ
47aのリセツト端子に接続されているので、こ
のタイマ55bに設定されている所定時間、例え
ば1秒が経過すると、タイマ55bの発する高レ
ベル出力により当該フリツプフロツプ47aも状
態が反転する。したがつて、先と同様に10進カウ
ンタ50aは一定数をカウントし、出力している
状態で停止するのでデジタル表示部6もその数を
表示して止まる。
なお、停止スイツチ44の操作により最初にリ
セツトされるフリツプフロツプ47cのQ出力に
はタイマ56が接続され、この出力はORゲート
54を介してフリツプフロツプ47cのリセツト
入力に接続されているので、当該フリツプフロツ
プ47cがセツトされると同時にこのタイマ56
が稼働する。そしてタイマ56に設定した一定時
間経過後(例えば7秒後)にはフリツプフロツプ
47cが強制的に状態反転されて上記した回路動
作が生じるようになつている。これは遊技者が不
注意に、又は意図的に停止スイツチ44を押さな
いでいても、タイマ56の設定時間経過後にカウ
ンタを含む回路系を初期状態に戻すため、換言す
れば別遊技を終了するためであつて、仮にタイマ
56が無ければ停止スイツチ44を操作しない限
り別遊技が継続することになる。
上記のようにして10進カウンタ50a,50
b,50cが夫々所定のカウント値を出力して止
まると、2進化10進出力、即ち、1―2―4―8
の重みを持つ各4ビツト出力は通常の一致回路の
組合せ等によるコンパレータ57に入力される。
このコンパレータ57は、10進カウンタ50b,
50cから同じ出力を受けたとき、即ち外側の発
光表示部5aと内側の発光表示部5bとが同じ数
字、例えば「5」、「5」を表示して中当りの賞態
様を成立したときに、前記フリツプフロツプ47
aの出力を一入力とするANDゲート58を開
く。該ANDゲート50が開くと中当り制御回路
59に出力が送られ、該中当り制御回路59が
ORゲート60、ドライバ61を介して変動入賞
装置32…の各電磁石40…を所定回数、例えば
5回励磁する。各電磁石40…が励磁すると、前
記したように、打球を受け入れ易い状態に変換す
るので、遊技者に中当りの賞態様に応じた利益を
与えることができる。
なお、外側の発光表示部5aと内側の発光表示
部5bに異なる数字、例えば「1」,「2」が表示
された場合には、小当りの賞態様が成立したこと
となり、コンパレータ51が、前記フリツプフロ
ツプ47aの出力を一入力としコンパレータ5
1からの入力が反転入力となつたANDゲート6
2を開く。該ANDゲート62が開くと小当り制
御回路63に出力が送られ、該小当り制御回路6
3がORゲート64、ドライバ65を介して上可
動片16,16の電磁ソレノイド23,23を所
定回数、例えば1回励磁するとともに、他のOR
ゲート60、ドライバ61を介して変動入賞装置
32…の各電磁石40…を所定回数、例えば1回
だけ励磁する。電磁ソレノイド23,23が励磁
すると、前記したように、左右の上可動片16,
16の下端を各々内側に回動し、打球を受け入れ
る状態に変換する。又、電磁石40…が励磁する
と各変動入賞装置32…の回転体36…を回転
し、打球を受け入れ易い状態に変換する。したが
つて、遊技者に小当りの賞態様に応じた利益を与
えることができる。
またデジタル表示部6、外側の発光表示部5
a、内側の発光表示部5bが予め設定した数字の
の組合せを表示すると大当りの賞態様が成立す
る。例えばデジタル表示部6、外側の発光表示部
5a及び内側の発光表示部5bが「7」、「7」、
「7」の数字を表示した場合である。この賞態様
が成立すると、10進カウンタ50aから1―2―
4の重みを持つ出力が、また両デコーダ52a,
52bから「7」を表示させる信号の出力が
ANDゲート66に入るので、該ANDゲート66
が開く。このANDゲート66は、発光表示部5
により停止表示された表示と、デジタル表示部6
により停止表示された数字との組み合せが予め設
定した賞態様を形成しているか、こゝでは「7」
が3個揃つたかを判定する賞態様判定手段として
機能する。即ち、この賞態様判定手段としての
ANDゲート66が開いて出力を発すると、フリ
ツプフロツプ47の出力を一入力とするAND
ゲート67のアンドが採れ、ORゲート68を介
して大当り制御回路69に出力が送られる。大当
り制御回路69は、該出力を受けると大当りの賞
態様に応じた利益を与えるために、ORゲート6
4、ドライバ65を介して電磁ソレノイド23,
23を一定時間、例えば大当り制御回路69内に
組み込んだタイマ(図示せず)に設定した30秒間
励磁するとともに、この30秒間のうち残り4秒間
はドライバ70を介して電磁ソレノイド29,2
9をも励磁する。電磁ソレノイド23,23が励
磁すると遊技具7の上可動片16,16を内側に
回動して打球を受け入れる状態に変換し、次に電
磁ソレノイド29,29が励磁すると下可動片1
7,17を外側に回動して打球を受け入れ易い状
態に変換し、結局は変動入賞装置としての遊技具
7が打球を全く受け入れない第1状態から打球を
受け入れ易い第2状態へと変換する。従つて、
こゝでは大当り制御回路69、ORゲート64及
びドライバ65,70が、賞態様判定手段として
のANDゲート66で判定された賞態様に基づき
変動入賞装置としての遊技具7を変換動作させる
駆動制御手段として機能する。上可動片16,1
6や下可動片17,17が回動した状態で打球が
遊技具7内に入ると、これらの打球は球流入部2
0の通孔19から遊技盤2裏側に排出され、すべ
て入賞球となる。したがつて遊技者は上可動片1
6,16や下可動片17,17が回動している30
秒間内に出来るだけ多くの打球を遊技具7に入れ
るように狙つて打球の発射操作を行なう。そして
一定時間(30秒間)経過するとすべての電磁ソレ
ノイド23,23,29,29が消磁するので、
上可動片16,16及び下可動片17,17が戻
り回動して初期状態に復帰する。この様に、大当
りの賞態様が形成されると、上可動片16,16
及び下可動片17,17を一定時間だけ継続して
開く上記動作が少なくとも1回行なわれる。そし
てこの動作は、一定時間内に打球が継続条件を成
立した場合には、当該一定時間経過後に再び繰り
返して行なわれ、遊技者に大きな利益を与える。
図示の実施例によれば、打球が中央の変動入賞装
置32′に入つたときに継続条件が成立するよう
にしてある。即ち、打球が中央の変動入賞装置3
2′に入ると、該入賞装置32′には継続スイツチ
71を設けてあるので、該スイツチ71が打球を
検出して継続判別回路72に出力を送る。この様
に継続スイツチ71及び継続判別回路72が、変
動入賞装置としての遊技具7の変換動作中に、打
球による継続条件が達成されたことを判別して、
大当り制御回路69、ORート64及びドライバ
65,70から構成される駆動制御手段をして変
動入賞装置としての遊技具7を再度継続して変換
動作をなさしめる継続判別手段として機能する。
即ち、継続判別回路72は継続スイツチ71から
の出力を受けると、ORゲート68を介して大当
り制御回路69に出力を送り、前記30秒間経過後
に再度電磁ソレノイド23,29を30秒間だけ励
磁して上可動片16及び下可動片17を回動し、
もつて変動入賞装置としての遊技具7を再度打球
を受け入れ易い第2状態へと変換して遊技者に利
益を与えるのである。そしてこの繰り返し動作
は、継続判別回路72に設定した規定回数、例え
ば10回まで行なわれるようにしてもよいし、或い
は規定回数に制限を設けず打止めになるまで繰り
返し行なえるようにしてもよい。なお、大当りの
賞態様が成立した場合には外側の発光表示部5a
と内側の発光表示部5bとに同じ数字「7」、
「7」が表示されるため、前記中当りの場合と同
様に、コンパレータ57からの出力によりAND
ゲート58が開き、継続スイツチ71を有する変
動入賞装置32′を含むすべての変動入賞装置3
2…を打球が入り易い状態に変換する。したがつ
て打球が変動入賞装置32′に入つて継続条件が
成立する可能性が高くなり、遊技者に大きな利益
を与えることができる。
第10図及び第11図は、遊技具7の他の実施
例を示すものである。この遊技具7は、横長な取
付基板35のほぼ中央の上方部に2つのデジタル
表示部6a,6bを並設するとともに、該基板3
5の横長な下方部に複数の発光表示部材8…から
なる発光表示部5を設けたものである。そして打
球が特定入賞口31に入ると、デジタル表示部6
a,6bが数字を高速変換表示すると共に、発光
表示部5が左端の発光表示部材8から1宛順次点
滅して点灯ランプを連続的に変換移動する。遊技
者が停止スイツチ44を操作すると、或いはタイ
マ56の作動により停止信号が発せられると、一
方のデジタル表示部6aの変換表示が停止し、次
に他方のデジタル表示部6bの変換表示が停止
し、最後に発光表示部5の変換移動が停止し、最
終的にはデジタル表示部6a,6bに2つの数字
が、また発光表示部5にいずれか1つの表示が継
続的に表示される。そして両デジタル表示部6
a,6bに「7」、「7」の数字が表示され、且つ
中央の発光表示部材8′が点灯すると大当りの賞
態様が成立したこととなり、大当りの賞態様に応
じた利益、例えば変動入賞装置32…を30秒間打
球が入り易い状態に変換する。また両デジタル表
示部6a,6bに同じ数字、例えば「8」、「8」
が表示されると中当りの賞態様が成立したことと
なり、中当りの賞態様に応じた利益、例えば変動
入賞装置32…を5回だけ打球が入り易い状態に
変換する。また両デジタル表示部6a,6bの表
示と、発光表示部5の表示が上記組合せ以外の態
様のときは小当りの賞態様が成立したこととな
り、小当りの賞態様に応じた利益、例えば変動入
賞装置32…を1回だけ打球が入り易い状態に変
換する。
なお、発光表示部5は、ランプを使用したもの
に限らず、ランプの代りに発光源として例えば
LED発光素子を使用したものでもよい。
また第12図及び第13図に示す遊技具7の他
の実施例は、デジタル表示部6を中心にして10個
の発光表示部材8…を一重の環状に配置したもの
であり、他の構成は前記実施例と同様である。こ
の遊技具7においては、デジタル表示部6と発光
表示部5とが「7」,「7」を表示した場合が大当
りの賞態様であり、デジタル表示部6と発光表示
部5とが同じ数字、例えば「5」,「5」を表示し
た場合が中当りの賞態様であり、デジタル表示部
6と発光表示部5との表示が異なつた場合が小当
りの賞態様である。
なお、上記した実施例では、停止スイツチ44
の操作による停止信号が入力されたときに、外側
の発光表示部5aの変換移動を先に停止させ、こ
れに遅れて内側の発光表示部5bとデジタル表示
部6とを所定の時間差(例えば1秒間隔)を持た
せて順次停止せしめているが、この停止順序や停
止間隔に限らずに、例えば先にデジタル表示部6
を停止し、その後に例えば1秒間隔で外側の発光
表示部5aを、2秒間隔で内側の発光表示部5b
を停止させるようにしてもよい。
また、継続条件の終了態様としては、タイマに
よる時間制御(例えば30秒間)だけでなく、これ
に加えて継続動作の繰り返し回数を継続判別回路
72に設定した規定回数(例えば10回)を限度と
して、有限なものとしてもよい。この様に継続条
件を有限なものとした場合にあつては、遊技者が
自己が受け得る最大の利益を予め計算できるの
で、この限度内で最大の利益を受けようとして挑
戦する楽しみがある。一方、ホール側にとつても
遊技者に与える利益を予め予測できるので、継続
動作が無制限に繰り返されるものに比べ、多大な
損失を被ることなく、大当りの発生確率を増加し
て多数の遊技者に別遊技を楽しむことができるよ
うにする等のサービスを可能とし、継続条件を有
限に設定したパチンコ機の特長を最大限に活用し
て、営業政策をたてることができ、遊技者にも公
平に利益を分配できる。
以上説明したように本発明によれば、発光表示
部とデジタル表示部との組み合わせにより別遊技
を構成しているので、どちらか一方の表示部だけ
を組み合わせた場合に比べ別遊技が多様化し、多
種多様な賞態様の設定が可能となり、遊技者の興
趣を充分に引き付けることのできる変化に富む魅
力的なパチンコ機を提供できる。しかも、別遊技
が開始すると、発光表示部の発光源が高速で連続
的に変換移動するので、別遊技の開始が遊技者に
極めてわかり易く、装飾効果も高い。
また、発光表示部とデジタル表示部のどちらか
一方による単独構成では遊技者に大当りを狙われ
易いが、本発明では別遊技を両者の組み合わせよ
り構成しているので、別遊技による賞態様の発生
パターンが複雑となり、遊技者による大当りの発
生を著しく狙い難くできるばかりでなく、本発明
ではこれに加えて、発光表示部の変換移動とデジ
タル表示部の変換表示とを所要の時間差を持たせ
て停止させることによつて、外部操作による停止
信号の発生より別遊技を遅延させて停止せしめて
いるので、遊技者が外部操作するタイミングを調
節しても大当りの発生と直接結びつかず、別遊技
による大当りの発生が偶然性に任され、熟練した
遊技者や初心者を問わず、別遊技による利益を公
平に分配できる。しかも、別遊技が即時に停止し
ないので、遊技者の大当りに対する期待感を長く
持続させて、遊技者の興趣を一層そゝる魅力ある
ものとできる。
更に、別遊技の結果態様に基づいて、変動入賞
装置が打球を受け入れ易い遊技者に有利な状態に
変換するので、別遊技による結果態様をパチンコ
遊技に反映させることができ、遊技者は連続して
パチンコ遊技をそのまゝ楽しむことにより利益の
拡大が図れ、パチンコ遊技の興趣を殺ぐことがな
い。
これに加えて、変動入賞装置の変換動作中に打
球による継続条件が達成されると、上記した有利
な状態を再度継続できるので、遊技者は継続条件
を達成することにより一層大きな利益を受けるこ
とができ、遊技者が受ける利益を段階的に拡大で
きるばかりでなく、遊技者に継続条件の達成への
期待感と、継続動作中に受けた利益による満足感
を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は遊技具の正面図、第3図は遊技
具の縦断面図、第4図はベース板の正面図、第5
図は変動入賞装置の第1状態における正面図、第
6図は変動入賞装置の右側面図、第7図は変動入
賞装置の第2状態における正面図、第8図は変動
入賞装置の縦断面図、第9図は配線ブロツク図、
第10図は発光表示部材を横長に並設した遊技具
の他の実施例の正面図、第11図は第10図に示
す遊技具の断面図、第12図は発光表示部材の一
重の環状に配置した遊技具の他の実施例の正面
図、第13図は第12図に示す遊技具の断面図で
ある。 図中、1はパチンコ機、5は発光表示部、6は
デジタル表示部、7は変動入賞装置を兼ねる遊技
具、12は発光源としてのランプ、23及び29
はソレノイド、32は変動入賞装置、34は検出
器、40は電磁石、44は停止スイツチ、55b
は遅延停止手段としてのタイマ、64はORゲー
ト、65及び70はドライバ、66は賞態様判定
手段としてのANDゲート、69は大当り制御回
路、71と72は継続判別手段としての継続スイ
ツチと継続判別回路を夫々示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 打球を受け入れ難いか全く受け入れない第1
    状態と、打球を受け入れ易い第2状態とに変換可
    能な変動入賞装置を備えたパチンコ機において、 複数の発光源を備え、該発光源が高速で連続的
    に変換移動する発光表示部と、 複数種類の数字を高速で変換表示するデジタル
    表示部と、 上記発光表示部とデジタル表示部とによる別遊
    技の開始信号を発生する検出器を備えた特定入賞
    口と、 遊技者による外部操作により前記別遊技の停止
    信号を発生する停止スイツチと、 この停止スイツチからの停止信号が入力された
    後、一定時間遅れて別遊技を終了させるべく、前
    記発光表示部の変換移動とデジタル表示部の変換
    表示とを相互に所定の時間差を持たせて停止表示
    させる遅延停止手段と、 この遅延停止手段に基づいて別遊技が終了した
    ときに、発光表示部により停止表示された表示
    と、デジタル表示部により停止表示された数字と
    の組み合せが予め設定した賞態様を形成している
    かを判定する賞態様判定手段と、 この賞態様判定手段で判定された賞態様に基づ
    き前記変動入賞装置を変換動作させる駆動制御手
    段と、 上記変動入賞装置の変換動作中に、打球による
    継続条件が達成されたことを判別して、上記駆動
    制御手段をして変動入賞装置を再度継続して変換
    動作をなさしめる継続判別手段とを備えたことを
    特徴とするパチンコ機。
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JPS6055978A (ja) * 1983-11-02 1985-04-01 株式会社藤商事 パチンコ遊戯機
JPS6287178A (ja) * 1985-10-14 1987-04-21 太陽電子株式会社 パチンコ機におけるチヤツカ−の打球通過表示装置
JP2740220B2 (ja) * 1988-12-28 1998-04-15 株式会社大一商会 パチンコ機
JPH07108344B2 (ja) * 1993-06-29 1995-11-22 株式会社平和 パチンコ機

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