JPS6214298Y2 - - Google Patents

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JPS6214298Y2
JPS6214298Y2 JP1983186434U JP18643483U JPS6214298Y2 JP S6214298 Y2 JPS6214298 Y2 JP S6214298Y2 JP 1983186434 U JP1983186434 U JP 1983186434U JP 18643483 U JP18643483 U JP 18643483U JP S6214298 Y2 JPS6214298 Y2 JP S6214298Y2
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JP
Japan
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sliding
sliding body
screw
sliding door
door
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JP1983186434U
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JPS6094562U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高さ調整を可能にしたふすまなどの引
き戸の摺動体に関するものである。
従来、ふすまの滑りをよくするために、ふすま
の下面に摺動体を取り付けて、この摺動体を敷居
の溝内を摺動するようにしたものがある。そして
立て付けが悪く、例えばふすまと柱との間に隙間
が生じた場合には、摺動体を削つたり、ふすま自
体を削るなどして上記隙間の補修をしているのが
実情であつた。
この不都合を除去するものとして、実開昭55−
145662号公報記載の摺動体が提案されている。こ
の摺動体は、引戸の下面に取付けた半円状台盤の
凹部内に円弧状の脚台をねじで止め、この脚台を
凹部内を移動させて、凹部の開口部から引戸の摺
動面へ突出させ、この突出量で引戸と敷居との間
隔を広狭させて、隙間を補修するものであつた。
しかしながら、この従来例によると、実際上脚台
の突出量を連続的な値に調整できないため、この
調整は段階的なものになり、微調整に適さず、そ
して調整の際にねじを緩めて脚台を移動させるた
めに調整に手間がかかる問題があつた。
本考案の目的は、簡単に調整、補修できると共
に無段階の調整を可能にすることにある。
本考案における摺動体は、その本体を構成する
摺動部を硬質弾性部材によつて断面皿状に形成
し、一面の凸面が敷居に対接する摺動面となつて
おり、摺動部の中央部には調整ねじが設けてあ
り、このねじの締付けによつて摺動体を弾性変形
させて、摺動体の高さを調整可能としている。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1,2図において、摺動体1の本体を構成す
る摺動部はナイロンなどの硬質弾性プラスチツク
部材により断面皿状に形成してある。この摺動体
の両側の取付け部1a,1aを、取付けねじ2,
2により引き戸Dの下面に取り付けてある。摺動
体1の下面の円弧状の摺接面1bが敷居Lの溝内
を摺動自在である。
摺動体1の下面中央部には凹部1cが形成して
あり、この凹部の底面に摺動体を厚み方向に貫通
するねじ挿通孔があけてあり、この孔下方から挿
入した調整ねじ3が引き戸Dの下面にねじ込んで
ある。この調整ねじ3を引き戸Dへ深くねじ込む
ことにより、第1図鎖線に示すように摺動体1は
湾曲変形して、その高さ(摺接面1bと引き戸D
の下面との間隔)を低くし、またねじを後退させ
ることにより逆に高くすることができる。なお、
ねじ3の頭部は凹部1c内にあるので、敷居Lの
溝に当接することはなく摺動動作に支障は生じな
い。
次に摺動体の作用について説明する。第3図に
示すように柱Pと引き戸Dとの間に隙間Sが生じ
た場合、一方(左方)の摺動体1の調整ねじ3の
頭部の溝に工具を差し込んでねじを後退させて、
摺動体の高さを高くして引き戸Dを右傾斜させて
隙間Sを小さく又はなくす。他方の摺動体1Aを
ねじ調整して高さを低くすることにより隙間Sを
補修できる。
本考案の摺動体の他の実施例を第4,5図にそ
れぞれ示す。
第4図に示す摺動体11は金属製座板12と摺
動体の本体を構成する硬質弾性プラスチツク製摺
動部13とからなる。座板12は両端にストツパ
片12a,12aを折曲し、中央部にねじ孔をあ
けた隆起部12bを形成し、両側を取付けねじ1
4,14により引き戸Dの下面に固着してある。
座板12の下側に位置している摺動部13は断面
皿状に形成してあり、両端を座板のストツパ片1
2a,12aに係止し、摺動部の中央部の凹部1
3aのねじ挿通孔から挿入した調整ねじ15を座
板12の隆起部12bにねじ結合してある。そし
て調整ねじ15の締付けにより、摺動部13は弾
性変形し、摺動体の高さ調整が可能となる。取付
けねじ14,14は摺動部で覆い隠すことができ
る。
また第5図に示す摺動体21は、座板22と摺
動体の本体を構成する摺動部23とを硬質弾性プ
ラスチツクにより一体成形したもので、取付けね
じ24,24で引き戸Dの下面に座板を固定して
いる。摺動部23の中央部の凹部23aから座板
22の隆起部22bに調整ねじ25がねじ込んで
あり、このねじの操作により摺動部の高さ調整が
できる。
以上説明したように本考案によれば、調整ねじ
のねじ操作により摺動体の高さ調整ができるの
で、引き戸と柱などとの間に隙間が生じても、簡
単に補修することができる。高さを無段階に調整
できて、隙間の微調整ができ、精度のよい補修が
でき、さらに調整ねじを回すだけで調整ができ調
整が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は使用状態を示す断面図、第2図は使用
状態を示す底面図であつて、引き戸を省略してい
る図、第3図は補修前における引き戸の取付け状
態を示す正面図、第4図及び第5図はそれぞれ他
の実施例の使用状態を示す断面図である。 1,11,21……摺動体、2,14,24…
…取付けねじ、3,15,25……調整ねじ、1
2,22……座板、13,23……摺動部、D…
…引き戸、L……敷居。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 硬質弾性部材からなる断面皿状の摺動部と、こ
    の摺動部の中央部に設け、摺動部を弾性変形させ
    る調整ねじと を具備し、 上記摺動部は一面の凸面が摺接面であり、他面
    側が引き戸への取付け側であり、 上記調整ねじはその締付けにより上記摺動部の
    高さを調整可能とするものであることを特徴とす
    る引き戸の摺動体。
JP18643483U 1983-12-03 1983-12-03 引き戸の摺動体 Granted JPS6094562U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18643483U JPS6094562U (ja) 1983-12-03 1983-12-03 引き戸の摺動体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18643483U JPS6094562U (ja) 1983-12-03 1983-12-03 引き戸の摺動体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6094562U JPS6094562U (ja) 1985-06-27
JPS6214298Y2 true JPS6214298Y2 (ja) 1987-04-11

Family

ID=30402690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18643483U Granted JPS6094562U (ja) 1983-12-03 1983-12-03 引き戸の摺動体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6094562U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55145662U (ja) * 1979-04-07 1980-10-20
JPS58179378U (ja) * 1982-05-27 1983-11-30 株式会社長谷川工務店 引き戸の摺動体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6094562U (ja) 1985-06-27

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