JPS62142703A - 熱間静水圧プレス方法 - Google Patents

熱間静水圧プレス方法

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Publication number
JPS62142703A
JPS62142703A JP60284727A JP28472785A JPS62142703A JP S62142703 A JPS62142703 A JP S62142703A JP 60284727 A JP60284727 A JP 60284727A JP 28472785 A JP28472785 A JP 28472785A JP S62142703 A JPS62142703 A JP S62142703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
capsule
powder
treated
isostatic pressing
Prior art date
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Pending
Application number
JP60284727A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Miyanaga
宮永 順一
Takao Fujikawa
隆男 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 数100〜2000℃の高温下で1000〜2000 
kg f /−の高圧ガスを圧媒として被処理材料を等
方圧縮する熱間静水圧プレス(以下、HIPと略記する
)処理は作用させ得る圧力の大きいこと及び被処理材料
を全方向から等方的に圧縮し得るという特異性から近年
、注目を浴びている技術であり、その利用分野は難焼結
性粉末原料を高密度に焼結する方法として、又、異楠材
料を拡散接合する方法として、さらには鋳造部材中のガ
ス気孔を圧潰して健全な製品とする方法として拡大の一
途を辿っている。
本発明はこのようなHIP処理法の広い利用分野のなか
でも、特に粉末原料を高密度に焼結する方法として利用
される粉末冶金分野やセラミックス部材の製造、あるい
は拡散接合による部材の製造に使用し好適なHIP処理
法に関するものである。
(従来の技術) HIP法は金属又はセラミックス粉末あるいは予備焼結
体などのHIP処理材料を気体透過性を有しない金属又
はガラス製カプセル内に充填し、高圧装置からなるHI
P装置内に収納して高温高圧の不活性ガス雰囲気下で等
方圧縮する方法であるが、通常、この方法においては多
孔性成形体など被処理材料とカプセルとの隙間にガラス
製の中子やスペーサが充填される。
ところが、この中子やスペーサはHIP処理中に屡々溶
融して被処理材料に接触し、更に被処理材料内部に侵入
して成形体の密度を低下させ、緻密化を阻害して製品品
質を劣化させることがある。
そのため、従来、溶けたガラス系材料をいかにして成形
体に直接接触させないかが検討され、その手段として多
孔性成形体の全表面に冷間静水圧プレス(以下、CIP
と略記する。)によりBN粉末を被覆させ、これを気密
性にすぐれたシール材により気密にシール封入しHIP
処理を行う方法が特開昭57−106575号、特開昭
57−106578号などにより提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、本発明者らは、多孔性成形体のシール材
にパイレックスなどのガラスを使用する方法について鋭
意研究を行った結果、これらガラスの使用にはなお、問
題のあることを知った。
即ち、多孔性成形体にCIPによりBN粉末を被覆させ
た場合、HIP処理時に多孔性成形体とBN強度の弱さ
から部分的にBN被覆が破損し、同被覆が完全にできな
(なり、破損部から溶けたガラスが浸入し、多孔性成形
体を汚染し、著しい場合には反応を生じ、密度低下の原
因になることである。
本発明は叙上の如き問題に着目し、被覆を完全にしてそ
の欠点を排除することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) しかして、上記問題に対処し、これを解決する本発明の
特徴は、前記HIP処理方法において、予めその被処理
材料の全表面にC■P処理により気密性にすぐれたシー
ト材を密着被覆せしめ、しかる後、その全表面を史に外
側から気体透過性を有しないシール材で気密にシール封
入し、HIP処理することである。
これを更に詳述すれば、前述の如く多孔性成形体などの
被処理材料にHIP処理に先立ち予め、BN被覆をCI
P処理により施す。
このBN被覆が部分的に破損し不完全になることは前述
の通りである。そこで、BN被覆後、気密性にすぐれた
シート材を利用しBN被覆後の被処理材料を包み込む。
この気密性にすぐれたシート材としてはMo。
Taなどの高融点金属またはグラフオイルの如き可撓性
黒鉛シートなどが用いられ、これらは薄膜であるために
被処理材料を容易に包み込むことができる。
そして、被処理材料の包み込みが完了すると、ポリエチ
レン製の袋に入れ、充分に真空脱気を行い、真空封入後
、CIP処理すると、BN被覆の被処理材料の全表面を
気密性にすぐれたシートで完全に密着させることができ
る。
なお、上記は被処理材料の表面にBN被覆を形成した場
合であるが、BN被覆のない被処理材料に対しても同様
であり、この場合には被処理材料の全表面を直接、気密
性にすぐれたシートで完全に密着させる。
かくして、上記操作が完了後、上記被処理材料を第1図
、第2図に示すようにセットし、既知の方法によりHI
P処理を行うが、気密性にすぐれたシート材の効用によ
り溶けたガラスの侵透を防ぐことができ、密度低下を来
すことなく高密度焼結体を製造することができる。
(実施例) 以下、添付図面を参照し、本発明の、具体的な実施態様
を説明する。
第1図は本発明方法の1実施態様を示し、イビデンー〇
炭化珪素粉末(グレードベータランダムウルトラファイ
ン)を原料粉末とし、これをCIP法により2t/cf
lIの圧力で成形後、50Φ×6Q’wに加圧し、被処
理材料である成形体fl)を作ったO この成形体(1)を次にゴムチューブに挿入し、成形体
の周りにBN粉末を充填し、ゴムチューブを封入した。
封入後、CIP法により1t/c++1の圧力で加圧し
、BN粉末を約5鶴の厚さで成形体(1)を被覆(2)
させた。
次に厚さ0.2flのグラフオイル(3)を使用し、前
記BN被覆(2)された成形体(11全体を包み、図示
していないが、ポリエチレン袋に挿入後、充分に真空脱
気を行い真空封入を行った。
封入後、CIP法により被処理成形体をit/cnlの
圧力で加圧し、グラフオイルを成形体に密着させた。
かくして、上記グラフオイルを密着させた成形体を更に
シリカガラスカプセル(4)内に挿入し、1450℃に
て加熱、脱気後、封入した。
なお、カプセル(4)内で成形体(11との間隙空間に
はガラス中子(5)を充填した。
その後、上記カプセルに封入した成形体を第1図に示し
たように黒鉛ルツボ(6)内に配置し、カプセル(4)
との間隙を2次圧媒としてBN粉末(7)により填めた
そして、全体を既知のHIP装置内に入れ、真空脱気後
、アルゴンガスによる置換操作を行い、約5kgf/c
+Jのアルゴンガスを充填し、装置のヒータに加熱電力
を投入し、1400℃に昇温しで30分保持した後、圧
媒としてアルゴンガスを加圧注入すると同時に更に昇温
しで最終的に2000℃、  1500に+rf /c
o!にて2時間保持した。
次に降温、減圧し、黒鉛ルツボ(6)をHIP装置から
取り出し、シリカガラスカプセル(4)に覆われた炭化
珪素焼結体を回収し、シリカガラスとグラフオイル、B
Nを割って成形体を取り出した。
この成形体は密度が約99%で殆ど真密度に近い状態ま
で緻密化していた。
又、焼結体とガラスとの反応やガラスの侵透等も認めら
れなかった。
第2図は本発明方法を実施する他の態様を示しており、
被処理材料である多孔性成形体(1)の周りにBN被覆
を介することなく、直接グラフオイル(3)をCIP処
理により密着し、これを金属カプセル(4内に上部、側
部、下部に夫々ガラススペーサ(5)を介在させて挿入
した場合である。
このような場合においても、これをHIP装置内に入れ
、所定のHIP処理を施し、取り出したものは密度が約
99%であり、焼結体とガラスとの反応やガラスの侵透
は認められなかった。
第3図は本発明方法を実施する更に他の実施態様を示し
である。
この例では被処理材料はすでに高密度に焼結された焼結
体A及びBであり、本発明によるHIP処理方法により
焼結体A及びBを固相拡散接合しようとするものである
。焼結体A及びBの材質は同一のものであっても、異な
るものであっても良い。焼結体A及びBを接合しようと
する面で接触させた状態で、気密性のシート(3)で覆
い、実施例1に示した如き方法により、気密性のシート
(3)を両焼結体全体の表面に密着せしめ、その後、ガ
ラスカプセル(4)の中に、全体を真空封入したのち、
所定のHIP処理を行った。HIP処理後、焼結体A及
びBは、固相拡散接合され、一体となっていた。気密性
のシート(3)を用いない場合には、ガラスが焼結体A
及びBの今回に侵入し、健固な接合相が形成されない。
(発明の効果) 本発明は以上のようにHIP処理において被処理材料の
全表面に予めcrp処理により気密性にすぐれたシート
材を密着被覆せしめ、その後、該被処理材料の全表面を
その外側から史に気体透過性を有しないシール材により
気密にシール封入し、HIP処理する方法であり、気密
性にすぐれたシート材により被処理材は密着被覆されて
いるために被処理材料とガラス系材料との間は完全に気
密が保持されて溶けたガラスが侵入することはなく、従
って、焼結体の汚染、ガラスとの反応もなく、ガラス混
入による密度の低下がなくなり、高密度の焼結体を製造
することができる。
又、上記の如き気密性にすぐれたシート材の密着被覆に
より、被処理材料表面にBN被覆がある場合でも該被覆
の破損は防止され、完全な被覆を保持させることができ
、品質良好な焼結体を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は何れも本発明方法において
HIP装置内に配置する被処理材料の態様を示す断面概
要図である。 (1)  ・・・被処理成形体。 (2)・・・BN被覆。 (3)・・・グラフオイル(気密性シート材)(4) 
(4)・・カプセル。 (6)・・・黒鉛ルツボ。 感11!l 第2凶

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被処理材料を気体透過性を有しないシール材でガス
    シールし、ガス体を圧媒として熱間静水圧プレス処理す
    る方法において、前記被処理材料の全表面に予め冷間静
    水圧プレス処理により気密性れすぐれたシート材を密着
    被覆せしめ、しかる後、更にその全表面を外側から気体
    透過性を有しないシール材で気密にシール封入し、熱間
    静水圧プレス処理することを特徴とする熱間静水圧プレ
    ス方法。 2、気密性にすぐれたシート材がMo、Taなどの高融
    点金属または可撓性黒鉛のシートから選ばれたシートで
    ある特許請求の範囲第1項記載の熱間静水圧プレス方法
    。 3、気密性にすぐれたシート材で被覆された被処理材料
    の該シート材とその外側のシール材との間に難焼結性セ
    ラミックスを2次圧媒として充填する特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載の熱間静水圧プレス方法。 4、ガスシール材が金属又はガラスからなる容器である
    特許請求の範囲第1〜3項の何れかの項に記載の熱間静
    水圧プレス方法。
JP60284727A 1985-12-17 1985-12-17 熱間静水圧プレス方法 Pending JPS62142703A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01316401A (ja) * 1988-06-16 1989-12-21 Sanyo Special Steel Co Ltd 粉末材料の加圧焼結方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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