JPS62142694A - Icカ−ド - Google Patents

Icカ−ド

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Publication number
JPS62142694A
JPS62142694A JP60284008A JP28400885A JPS62142694A JP S62142694 A JPS62142694 A JP S62142694A JP 60284008 A JP60284008 A JP 60284008A JP 28400885 A JP28400885 A JP 28400885A JP S62142694 A JPS62142694 A JP S62142694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
contact terminal
wiring pattern
cover film
core sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP60284008A
Other languages
English (en)
Inventor
正之 大内
洋 大平
明典 本宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP60284008A priority Critical patent/JPS62142694A/ja
Publication of JPS62142694A publication Critical patent/JPS62142694A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はICカードに係り、特に外部装置との接続のた
めの接点端子の構造に関する。
(発明の技術的背景とその問題点〕 熱可塑性樹脂シートのようなカード状基体中にCPU 
(マイクロプロセッサ)、メモリ等のICチップを内蔵
し、接点端子を通して外部装置との間で電源の供給およ
び信号の授受を行なうようにしたICカードは、演算処
理機能を持つことと記憶容量の大きさから、従来の磁気
カードを発展させたような高度の機能を有し、キャッシ
ュカードをはじめ様々の応用が考えられている。
従来提案されているこの種のICカードは、例えば特開
昭59−90184号公報に記載されているように、I
Cチップを搭載するとともに終端を接点端子とする配線
パターンを形成した配線基板を、カード状基体の一部を
構成するコアシート中に埋め込み、さらにコアシートの
上に接点端子を露出させるための開口部を有したカバー
フィルムをラミネートし、)だ構造となっている。この
構造のものでは、接点端子の形成部分がカード状基体の
表面(カバーフィルムの表面)より凹んでいるため、長
期にわたって使用する間に該凹部に汚れがたまり、接点
端子の接触不良が生じやすい。また、配線基板とカバー
フィルムとの界面から湿気が浸入しやすく、耐湿性にも
乏しいという問題がある。
また、接点端子を配線パターンとは別に形成し、カード
状基体より突出させた構造も考えられているが、その場
合には接点端子の摩耗により信頼性が低下する。接点端
子がカード状基体の表面と同一平面上にあることが最も
望ましいが、技術的に極めて難しい。また、この構造で
も接点端子とカード状基体と界面からの湿気の浸入とい
う問題は依然として避けられない。
〔発明の目的〕
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、接点端子の信頼性が高く、また耐湿性に優れたIC
カードを提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明はこの+1的を達成するため、有機高分子材料か
らなるカード状基体の接点端子を形成すべき部分に、電
解酸化重合により配線パターンから導電性を何する複素
環共役系高分子を成長させて、外部装置との接続のため
の接点端子を形成したことを特徴とする。
〔発明の効果〕
本発明によれば、接点端子はカード状基体が局部的に導
電化されることにより基体と一体的に形成されたもので
あるため、接点端子から湿気が混入することは本質的に
なく、耐湿性が著しく向上する。
また、接点端子の表面がカード状基体と同一平面上に形
成されるので、接点端子が凹んでいたり、突出している
構造の欠点である接点端子の汚れや摩耗の問題がなく、
その信頼性が高い。
さらに、接点端子の表面がカード状基体の表面と連続し
ていることにより、カードの表面平滑性が向上しカード
を手で持った場合の違和感がなくなるので、商品価値を
高めるという効果もある。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第1図
は本発明の一実施例に係るICカードの一部を拡大して
示す断面図である。
第1図において、有機高分子材料からなるカード状基体
1は、コアシート2とその両面に熱圧着または接着によ
りラミネートされたカバーフィルム3.4とにより(1
4成され、コアシート2中にICチップ5が埋め込まれ
ている。コアシート2の両面にICチップ5のパッドと
適宜接続された配線パターン6.7かそれぞれ形成され
、さらに配線パターン6か形成された方の面の接点端子
に対応した位置にも、配線パターン8が形成されている
。さらに、コアシート2の一方の面の配線パターン6.
8と他方の面の配線パターン7とは、コアシート2に形
成された貫通孔に導電性ペーストを充填して形成した接
続用導体9によって適宜接続されている。
そして、カバーフィルム3の配線パターン8上方の部位
に、外部装置との接続のための接点端子10が形成され
ている。この接点端子10は該接点端子10を形成すべ
き部分に、電解酸化重合により配線パターン8から導電
性を有する複素環共役系高分子を成長させることによっ
て、カバーフィルム3と一体的に形成されたものである
。すなわち、コアシート2中にICチップ5を埋め込み
、配線パターン6.7.13および接続用導体9を形成
し、カバーフィルム3.4をラミネートした後、カード
状基体1を1(素環モノマーを含む電解溶液中に侵し、
配線パターン8に接続された電解酸化重合用端子とそれ
に対向する対向電極(いずれも図示せず)との間に適当
な電圧を印加して電解酸化重合を行なうと、配線パター
ン8から複素環共役系高分子がカバーフィルム3中に成
長して、カバーフィルム3を局部的に導電化する。そし
て、最終的には配線パターン8の上方部位がカバーフィ
ルム3の表面に至る部分まで導電化され、配線パターン
8と同じ゛1′、面形状の接点端子10が形成される。
この接点端子10はカバーフィルム3の構成部材が局部
的に導電化されたものであるため、その表面はカバーフ
ィルム3の表面と同一平面上にあり、またカバーフィル
ム3との間に間隙を持つこともない。従って、前述した
従来の問題点が解決される。
ここで、接点端T−10と配線パターン8との間の電気
抵抗は、0,1a程度以下であればICチップ5を正常
に動作させるに十分であり、そのためにはカバーフィル
ム3の厚みを0.1m、接点端子10の外形寸法を1.
7X2mとした場合、接点端子10の電気伝導度は38
α−1以上あれば十分である。このような条件を満たす
複索環モノマーとしては、例えばピロール、チオフェン
フラン等がある。
また、上記構成においてカード状基体1を構成するコア
シート2およびカバーフィルム3,4の材料としては、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリメチルメタ
アクリレート、ポリビニルエーテル、ポリスチレン、ポ
リカーボネート、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリスルフォン、ABS樹脂、フェノール樹脂
、エポキシ樹脂等の樹脂シートが用いられる。コアシー
ト2とカバーフィルム3.4とは同一の材料を用いても
よいし、異なる材料を用いてもよい。
一方、電解酸化重合に用いる電解液は、を機溶媒中に前
記複素環モノマーと支持電解質を溶解させたものである
。q機溶媒としては、カバーフィ  、ルム3を溶解は
しないが、膨潤によりカバーフィルム3中にm素環モノ
マーと支持電解質とを拡散し得るものを選ぶ必要があり
、前記したカバーフィルム3の構成材料となる樹脂によ
り適当なものを選ぶ。また、支持電解質としては過塩素
酸テトラエチレンアンモニウム、P−トルエンスルホン
酸テトラエチルアンモニウム等が用いられる。
なお、上記実施例において接点端子10の表面に適当な
処理、例えばNiメッキ、Auメッキを順次族してもよ
い。
次に、本発明に係るICカードの製造工程の一例を説明
する。ICチップ5として第2図に示すように例えば0
.292IIJI厚のCPUチップ(9芝製TMP80
C4B)5aと、0.29N厚の64にビットEFRO
Mチップ(9芝製TMM2764)5bを用意し、これ
らを予めICチップ収容のための開口部を設けた厚さ0
.3Mの塩化ビニル樹脂からなるコアシート2に収容し
、加熱・加圧(140℃、10/(g/護)することに
より、両チップ5a、5bをコアシート2中に隙間なく
、且つそれぞれの表面がコアシート2の表面と同一平面
となるように埋め込んだ。
次に、両面の配線パターン6.8と配線パターン7との
接続のための0.5xxt径の貫通孔をドリルにより明
けた。この貫通孔に重量比で平均粒径2μmの銀粉を9
296.塩化ビニル樹脂8%それぞれ含有し、シクロヘ
キサノンを溶剤とする導電性ペーストを充填して接続用
導体9を形成し、さらに配線パターン6.7.8を同じ
導電性ペーストを用いて印刷形成した。このとき、接続
端子10に対応する配線パターン8は、第2図に示すよ
うに引出し配線11により電解酸化重合用端子12に全
て接続されるように形成される。
これら配線パターン6.7.8および接続用導体9を乾
燥後、塩化ビニル樹脂からなる厚さ30μmのカバーフ
ィルム3,4を静置し、加熱・加圧プレスにより一体化
してカード状基体1を形成した。このとき、カバーシー
ト3.4の外形寸法は、電解酸化重合用端子12を外部
に露出させるために、コアシート2の外形寸法より小さ
くし−こおく。
次に、カード状頃体1を、アセトニトリル中にピロール
を1mol/i、p−トルエンスルフオン酸テトラエチ
ルアンモニウムを0. 3mol /l!溶解した電解
溶液中に浸漬し、電解酸化重合用端子12と対向電極と
しての白金網との間に1.5vの一定電圧を印加し、電
解酸化重合を行なった。
なお、この電解酸化重合に際しては、接点端子10を形
成すべき配線パターン8以外の導体(配線パターン6等
)の上にポリピロールを成長させないようにするため、
カード状基体1の外表面の導体パターン8に対応する部
分以外をマスキングテープで覆った。こうして電解酸化
集合を20分間にわたり実施した結果、第1図に示した
ように配線パターン8表面上からカード状基体1のカバ
ーフィルム3表面に至る部分が局部的に導電化されるこ
とにより、表面がカバーフィルム3と同一平面上にあり
、nつ配線パターン8とほぼ同一平面形状の接点端子1
0が平滑に形成された。
最後に、カード状基体1の外形を所望の形状にするため
に打抜き加工を行なうが、その際、引出し配線11は第
2図に示すA−A’線で切断されることにより、接点端
子10の各々は電気的に分離される。
このようにして形成されたICカードにおいては、導体
パターン8から接点端子10の表面までの電気抵抗が0
.1Ω以下であり、動作試験を行なったところ十分実用
に供し得ることが確認された。
なお、電解酸化重合に用いる電解溶液中の複索環モノマ
ーとして、ピロールに代えてチオフェンあるいはフラン
を用いて同じ工程を実施した場合も、」二足と同等の結
果が得られた。その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲
で種々変形して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るICカードの要部の断
面図、第2図は同実施例に係るICカードの製造方法を
説明するための途中工程での概略平面図である。 1・・・カード状基体、2・・・コアシート、3.4 
・カバーフィルム、5,5a、5b・・・ICチップ6
.7.8・・・配線パターン、9・・・接続用導体、1
0・・・接点端子、11・・・引出し配線、12・・・
電解酸化重合用端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  有機高分子材料からなるカード状基体中にICチップ
    および配線パターンを設けるとともに、外部装置との接
    続のための接点端子を前記カード状基体の表面より露出
    させたICカードにおいて、前記接点端子は前記カード
    状基体の該接点端子を形成すべき部分に、電解酸化重合
    により前記配線パターンから導電性を有する複素環共役
    系高分子を成長させたものであることを特徴とするIC
    カード。
JP60284008A 1985-12-17 1985-12-17 Icカ−ド Pending JPS62142694A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60284008A JPS62142694A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 Icカ−ド

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JP60284008A JPS62142694A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 Icカ−ド

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JPS62142694A true JPS62142694A (ja) 1987-06-26

Family

ID=17673099

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JP60284008A Pending JPS62142694A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 Icカ−ド

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JP (1) JPS62142694A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01109324A (ja) * 1987-10-23 1989-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電界効果型液晶表示パネル
JPH01171992A (ja) * 1987-12-28 1989-07-06 Ibiden Co Ltd Icカード用プリント配線板

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JPH01109324A (ja) * 1987-10-23 1989-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電界効果型液晶表示パネル
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