JPS62142591A - 強制排水ポンプ付全自動洗濯機の排水ポンプ運転方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で使用される強制排水の機能を有し
た強制排水ポンプ付全自動洗濯機に関するものである。

従来の技術 従来この種の強制排水ポンプ付全自動洗濯機の２　ペー
ジ 排水ポンプの動作は第３図に示すような構成であった。

すなわち、排水ポンプは排水工程と脱水工程で動作し、
脱水工程の最初の１分間に組まれている間欠脱水工程（
モータを間欠的に動作させ、脱水槽の回転数を階段的に
上げる区間）では、４秒０Ｎ−ｓ秒ＯＦＦの間欠運転を
させる。かつ間欠脱水工程以外の排水工程及び間欠脱水
工程の後に続く定常脱水工程では排水ポンプは連続運転
させる構成になっている。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、第３図に示すように、脱水
槽から水槽への排出流量が多い間欠脱水の工程で排水ポ
ンプが間欠運転しており、排水ポンプの排水性能が、布
からしばられて、脱水槽から流れ出る水の排出に追いつ
かず、水槽の底部にたまり、回転している脱水槽のノ底
面とすノ１．てザーザーという音が発生する。さらに、
定常脱水工程に入った以後では、脱水槽からの排出流量
が急速に減少してくるため、排水ポンプのケーシング内
に空気を吸い込み排水不能になる。この状態で脱３べ一
７゛ 水槽から排出される水が水槽底部に除々にたまっていき
、脱水槽の底面にすれるようになりザーザー音が発生す
るという問題があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、排水性能
を上げ、脱水工程で騒音の発生しない静かな脱水を可能
にするものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために、本発明は、排水ポンプに
脱水工程の始まる直前および、定常脱水工程が始まって
から一定時間経過後に周期的に短時間の休止工程を数回
設けたものである。

作用 この構成により水の量を多く排水するときには排水ポン
プを連続運転し、定常脱水のように排水量の少ないとき
に排水ポンプを間欠運転するため、排水ポンプのケーシ
ング内に空気を吸い込み排水不能に陥ることがなく、す
みやかに排水が可能となり、脱水中のザーザー音は発生
しなくなる。

実施例 以下、本発明の実施例について、第１図、第２図を参照
して説明する。第２図において１は外箱、２は外箱に吊
り下げられた水槽、３は水槽２の内部に回転自在に取付
けられた脱水槽で、中央内底部には攪拌翼４を、側壁に
は水抜き用の多数の小穴５を設けている。６はメカケー
スで、クラッチの切替により洗濯時には攪拌翼４のみを
、脱水時には脱水槽３を回転させる機構を有しており、
モータ７の動力をＶベルト８によってメカケースに伝へ
、攪拌翼４または脱水槽３を回転させる。１゜は支持板
で、モータ７やメカケース６等が配設されて水槽２に固
定されている。１１はロットで支持板１０等を外箱１に
バネ９を介して防振的に吊り下げている。１２は排水ホ
ースで、排水ポンプ１３により、脱水槽３の回転により
生じる排水を機外に放出する。

排水ポンプの動作は第１図に示すように、排水工程と脱
水工程で動作するが、脱水工程の始まる直前の３秒間程
度休止した後、モータが間欠動作し脱水槽の回転数が段
階的に上昇していく間欠脱水工程が始捷ると同時に排水
ポンプが動作する。

５ページ その後定常脱水工程が始まって６００秒程経過するまで
動作を続けた後に、また３秒程度の休止があり、この以
後は６００秒程ＯＮ、３秒程度ＯＦＦという動作を周期
的に繰り返す。この一連の排水ポンプの動作の中で、脱
水槽３から水槽２への排出流量の変化は第１図に示すよ
うに、間欠脱水工程の始まる直前では排出流量はごくわ
ずかであり、間欠脱水が始まると同時に脱水槽３の中の
布に含まれている水が脱水されるため急速に排出流量が
増加し、その後定常脱水工程に移ると徐々に減少してい
き、定常脱水工程開始後１分も経過した時にはごくわず
かな排出流量になるという変化を示す。よって、間欠脱
水工程の直前に排水ポンプの休止を設けることにより、
排水ホース１２内に排水されずに残っている水が排水ポ
ンプケーシング内に逆流してケーシング内に吸い込んだ
空気を押し出し、ポンプの排水能力が復活し、間欠脱水
が始まると同時に脱水槽３から多量に流出してくる水を
すみやかに機外に排出させる。さらに、定常脱水工程が
始まってから６００秒程経過して脱水６ベーノ′ 槽３からの排出流量がわずかになっている時にも３秒程
度の休止を設けて、ケーシング内の空気を排出させてや
る。その後も、５００秒程経過毎に周期的に３秒程度の
休止を設けてやり、脱水槽３から流れでる水が排水され
ずに水槽２の底部にたまって、回転している脱水槽３の
底面に当たりザーザーという音が発生するのを防止する
０また、第２図において脱水工程が始まる直前の水槽２
の吊り位置すなわち、水槽２の底面と排水ポンプ１３の
距離Ｈが、排水工程が始まる以前の水槽２に水がたまっ
ている状態でのＨよりも大きくなるように、水槽２を防
振的に吊り下げているバネ９の全圧縮荷重を設定する。

これによって脱水工程が始まる前には、排水ポンプへの
落差Ｈが大きくとれるだけでなく、脱水工程が始まって
脱水槽３が回転を始めた時に水槽２に生じる振れ回りが
バネ９によって吸収され、脱水槽３より排出されて水槽
２の底面にだ寸っている水の動きを小さくできる。よっ
てたまっている水が回転している脱水槽３の底部にすれ
てザーザーという音を発７へ−１ することもなく、かつ排水ポンプＢＶ−水とともに吸い
込まれる空気も少なくでき、前記の実施例で述べた排水
ポンプ１３の動作も同時に行うことにより、排水能力を
上げることができる。

発明の効果 以」二のように本発明によれば、排水ポンプに脱水工程
の始まる直前および、定常脱水工程が始まってから一定
時間経過後に周期的に短時間の休止工程を数回設けるこ
とにより、排水ポンプケーシング内に空気が吸い込まれ
て排水性能が低下しても、休止の間にケーシング内の空
気を追い出すことができ、排水能力を向上させ、脱水中
に水槽の底部にたまった水が脱水槽底部に当たってザー
ザーという音を発することもなく、静かな脱水を可能に
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の強制排水ポンプ付全自動洗濯
機の排水ポンプの動作説明図、第２図は同強制排水ポン
プ付全自動洗濯機の縦断面図、第３図は従来の強制排水
ポンプ付全自動洗濯機の排第１図 水ポンプの動作説明図である。 ２・・・・・・水槽、３・・・・・脱水槽、１３・・・
・・・排水ポンプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水槽と、前記水槽を外箱内に防振的に吊り下げるバネと
   、駆動装置に連結され前記水槽内に回転自在に取り付け
   られた脱水槽と、前記脱水槽の回転による排水を受け入
   れ機外に排出する排水ポンプとを備え、前記排水ポンプ
   は、排水工程および脱水工程で動作し、かつ脱水工程の
   直前および脱水工程の一定時間経過後に、周期的に短時
   間の休止工程を数回設けた強制排水ポンプ付全自動洗濯
   機。