JPS62141315A - 軸受部の構造 - Google Patents

軸受部の構造

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JPS62141315A
JPS62141315A JP28224885A JP28224885A JPS62141315A JP S62141315 A JPS62141315 A JP S62141315A JP 28224885 A JP28224885 A JP 28224885A JP 28224885 A JP28224885 A JP 28224885A JP S62141315 A JPS62141315 A JP S62141315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
bearing
outer race
oil
support
Prior art date
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Pending
Application number
JP28224885A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nomura
博 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Sanshin Kogyo KK filed Critical Sanshin Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、軸受部の構造に関し、特に軸受をケース等の
支持体に係止する係止具と、軸受の滑動部に潤滑油を供
給する油路に関するものである。
(従来の技術) 従来の技術として第3図に示す構造のものがあった。
第3図において、1は支持体をなすクランクケース、2
は軸部材をなすクランク軸、3はクランクケース1とク
ランク軸2との間に介装した軸受である。
軸受;うは、アウタレース3 aとインナレース3bと
の間にニー1〜ルローラ3Cを介装したころがり軸受か
らなる。
クランクケース1は図において−1−下に分割され、こ
の分割部に環状の軸受支持孔1aを形成し、この部に」
ユ記アウタレース(外輪)3aを嵌合することにより軸
受3を支持する。
4は潤滑油を供給する油路であり、以下の如く形成する
軸受支持孔1aの軸方向中間部に、アウタレース3aの
外周上半部に沿う円弧状の油溝4aと、この油溝4aの
」二部にて半径方向外方に門出する接続油室4bとを、
クランクケース1の鋳造時に鋳抜き形成する。
そして、クランクケース1の外部から接続油室4bに達
する導油孔4Gと、油溝4a−ヒ部からニードルローラ
3Cの転勤室3dに達する給油孔4dとを、ドリル等の
機械加工により形成する。
そして、導油孔4cにオイルポンプ5の吐出ホース5a
を接続する。
これにより、オイルポンプ5から吐出された潤滑油は、
導入孔4c・接続油室4b・油溝4aおよび給油孔4d
を経て転勤室3dに供給され、この部が潤滑されること
になる。
一方、軸受支持孔1aには、油溝4a右端のクランクケ
ース1の分割部に半径方向外方に門出する柱状のピン係
止孔6を、油溝4aの成型時に同時に鋳抜き形成する。
また、アウタレース3aの右部にピン孔7をドリル等の
機械加工により形成し、該ピン孔7に係止具をなすピン
8の基部髪圧入する。
そして、ピン8の先端部を前述したピン係止孔6に嵌合
係止する。
これにより、アウタレース3aの軸受支持孔1a内での
回転が阻止されることになる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来のものは、アウタレース(外輪)3aに、滑動
部3dに潤滑油を流通させる給油孔4dと、アウタレー
ス38回転阻止用のピン8を嵌合するピン孔7とをそれ
ぞれ別個に形成していたため、加工工数が増大するとと
もに、アウタレース3aの強度が低下する欠点があった
本発明は、上記欠点を解消した新規な軸受部の構造を得
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、支持体に係止さ
れる外輪とこの外輪に軸支される軸部材との間に滑動部
を有する軸受において、支持体と外輪との双方に係合す
る係止具を設け、係止具から外輪を経て滑動部に達する
油路を設ける構成にしたものである。
(作用) 本発明は上記構成にしたものであるから、支持体とこれ
に支持される外輪との相対移動は、係止具によって阻止
去れることになる。
また、軸受部に供給された潤滑油は、係止具から外輪を
通過して滑動部に流入することになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本発明が適用された横置型2サイクルエンジン
の要部断面図、第2図はその■−■拡大断面図である。
第1図において、10はエンジンであり、2個の気筒を
備えたクランク室圧縮掃気方式の2サイクルエンジンか
らなる。
L記エンジン10は、クランクケース11とシリンダブ
ロック12とを左右方向に連結し、クランクケース11
に垂直支持したクランク軸13と、シリンダブロック1
2に嵌合したピストン14とをコネクティングロッド1
5により連結する。
そして、クランク軸13の回転に伴うピストン14の往
復運動によりクランク室16に正負圧を生起し、負圧時
にはクランクケース11左部に接続した気化器17から
リード弁18を介−4= して燃料・空気の混合気を吸入し、正圧時にはこの混合
気をクランク16からシリンダブロック12に形成した
掃気通路19を介してシリンダ室20内に供給し、ピス
トン14の圧縮作動時に点火栓21により点火する如く
構成されている。
ここで、前述したクランクケース11は本願でいう支持
体をなし、第2図に示すようにクランク軸13の支持部
で分割されている。
そして、」二記分割部に環状の軸受支持孔23を形成し
、この軸受支持孔23に軸受24を嵌合する。
この軸受け24は、アウタレース24aとインナレース
24bとの間にニードルローラ24Cを介装したころが
り軸受けからなる。
アウタレース24aは、本願の外輪をなし、上記軸受支
持孔23に嵌合支持される。
また、インナレース24bは軸部材であるクランク軸1
3に圧入固定される。
さらに、ニードルローラ24− cは滑動部材であり、
インナレース24b従ってクランク軸13を回転自在に
支持するものである。
そして、−に記アウタレース24aは係止機構25によ
り軸受支持孔23内壁に係止されている。
即ち、軸受支持孔23の、第2図において、上部に、半
径方向外方に向かって門出する柱状の係止孔26を、ク
ランクケース11n造成型時に鋳抜き形成する。
一方、アウタレース24の、同図において、上部に半径
方向に貫通する貫通孔28を形成する。
この貫通孔28は、外周部が大径に内周部が小径となる
段状に形成する。
そして、貫通孔28の外周側大径部に、巻きブツシュあ
るいはスプリングピン等からなる筒状の係止具29の基
部を圧入固定し、該係止具29の先端部をアウタレース
24aから半径方向外方に突出させて、前述した係止孔
26の内端部、つまり軸心側に嵌合係止する。
これにより、係止具29の基部と先端部とが、アウタレ
ース24aとクランクケース11とにそれぞれ係止し、
アウタレース24aの軸受支持孔23内での回転が阻止
されるようにする。
また、クランクケース11と軸受24とに潤滑油を供給
する油路30を形成する。
この油路30は、クランクケース11の外部から係止孔
26の外端部に向けてドリル等の機械加工により連通形
成した導油孔31と、係止孔26から係止具29軸心部
の中空部およびアウタレース24aに穿設した貫通孔2
8を経てローラ転動室24d、即ち滑動部に連通ずる給
油路32とからなる。
そして−ト記導油孔31の外端は、第1図に示すように
ホース33を介してエンジン下部の油溜室34に連通さ
せる。この油溜室34はクランク軸13下部を軸支する
ベアリング35下部に形成し、該ベアリング35のボー
ル収容室を介して下部気筒のクランク室16aに連通さ
れている。また、ホース33の途中に油溜室34から導
油孔31方向への流通のみを許容する逆止弁36を接続
する。
これにより、クランク室16 aに別途オイルポンプ(
図示省略)により供給された潤滑油の過剰分が流下して
油溜室34に溜り、この溜った潤滑油がクランク室16
a内のポンプ作用時に逆止弁36およびホース33を介
して油路30、つまり導入孔31・係止孔26・係止具
29中空部および貫通孔28を通過してローラ転動室2
4dに供給され、ニードルローラ24c部が潤滑される
ことになる。
なお、前述した油路30は第2図仮想線で示すように、
肉圧の薄いクランクケース11の、図において下部側か
ら軸心部に向かってクランクケース1トアウタレース2
4aを貫通してローラ転動室24 dに連通する油路3
0aを形成するようにしてもよい。このようにすれば、
クランクケース11に穿設する導油孔31aの機械加工
が容易となり、好ましい。
(考案の効果) 以−Lの説明から明らかな如く、本発明は、支特休と外
輪との双方に係合する係止具利用して軸受の滑動部に通
ずる油路を設けるようにしたので、支持体および外輪に
形成する孔の数が低減し、加工費が低減するとともに、
軸受部の受圧面積が増大して強度が増大する効果を奏す
る。
特に実施例のように、クランク軸支て置き型の2サイク
ルエンジンのクランク室−上部に位置する軸受け、潤滑
油の供給量が不足し易くなるが、この部の軸受に本発明
を適用すれば、上記受圧面積の増大により、エンジンの
爆発時における衝撃負荷に対し、外輪が充分なる強度を
発押すとともに、外輪の内面にフレッティングが発生し
難くなる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す要部断面図、第2図はそ
のn−n断面図、第3図は従来例に示す第2図相当の断
面図である。 10:エンジン、11:クランクケース(支持体)、1
2ニジリンダブロツク、13;クランク軸(軸部材)、
23:軸受支持孔、24:軸受、24a:アウタレース
(外輪)、24b:インナレース、24c:二−トルロ
ーラ、24d:ローラ転動室(滑動部)−25:係止機
構、26:係止孔、28:貫通孔、29:係止具、30
:油路、31:導油孔、32:給油路、33:ホース、
34:油溜室、36:逆止弁。 出願代理人   松 本  久

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、支持体に係止される外輪とこの外輪に軸支される軸
    部材との間に滑動部を有する軸受において、支持体と外
    輪との双方に係合する係止具を設け、係止具から外輪を
    経て滑動部に達する油路を設けたことを特徴とする軸受
    部の構造。
JP28224885A 1985-12-16 1985-12-16 軸受部の構造 Pending JPS62141315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28224885A JPS62141315A (ja) 1985-12-16 1985-12-16 軸受部の構造

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JP28224885A JPS62141315A (ja) 1985-12-16 1985-12-16 軸受部の構造

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Publication Number Publication Date
JPS62141315A true JPS62141315A (ja) 1987-06-24

Family

ID=17649976

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JP28224885A Pending JPS62141315A (ja) 1985-12-16 1985-12-16 軸受部の構造

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JP (1) JPS62141315A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317326U (ja) * 1989-06-29 1991-02-20
JP2008045689A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Kawasaki Heavy Ind Ltd オイル給油構造
US8197142B2 (en) 2008-01-09 2012-06-12 Jtekt Corporation Bearing apparatus

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