JPS62139220A - 開路時のア−ク抑制回路 - Google Patents
開路時のア−ク抑制回路Info
- Publication number
- JPS62139220A JPS62139220A JP27820085A JP27820085A JPS62139220A JP S62139220 A JPS62139220 A JP S62139220A JP 27820085 A JP27820085 A JP 27820085A JP 27820085 A JP27820085 A JP 27820085A JP S62139220 A JPS62139220 A JP S62139220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contacts
- circuit
- arc
- bidirectional thyristor
- relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、電流が流れている回路を開路する時に接点間
にアークが発生するのを抑制するアーク抑制回路に関す
るものである。
にアークが発生するのを抑制するアーク抑制回路に関す
るものである。
[従来の技術]
リレーで大きな負荷電流を開路する場合、接点間にアー
クが発生し、その接点が極端に早く消耗し、場合によっ
ては回路が遮断不能になることもある。
クが発生し、その接点が極端に早く消耗し、場合によっ
ては回路が遮断不能になることもある。
無接点スイッチとしての半導体を使えば、上記難点は解
消されるが、新たに、損失に伴う熱が発生し、放熱板が
必要となって大形化し、さらに半導体による雑音が発生
するという難点が生じる。
消されるが、新たに、損失に伴う熱が発生し、放熱板が
必要となって大形化し、さらに半導体による雑音が発生
するという難点が生じる。
また、従来、上記難点を解消するものとして、第3図に
示すアーク抑制回路が市販されている。
示すアーク抑制回路が市販されている。
この回路が備えるリレーは、2つの接点IL++84を
備えると共にそれらの接点に開離時間差を設けるように
したものであり、このリレーによる開路は、先ず接点a
、が離れ、これにより回路電流が双方向性サイリスタに
移り1次に接点もが離れることによって達成される。
備えると共にそれらの接点に開離時間差を設けるように
したものであり、このリレーによる開路は、先ず接点a
、が離れ、これにより回路電流が双方向性サイリスタに
移り1次に接点もが離れることによって達成される。
しかしながら、上記回路は、2つの接点に開離時間差の
ある非常に特殊なリレーを必要とし、極めて一般的な2
極リレーを用いることはできず、容易に実施できないだ
けでなく高価となるのが避けられない。
ある非常に特殊なリレーを必要とし、極めて一般的な2
極リレーを用いることはできず、容易に実施できないだ
けでなく高価となるのが避けられない。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明の目的は、スイッチとして半導体無接点スイッチ
を用いることなく、リレーによる有接点スイッチを用い
つつも、そのリレーとして一般的な2極リレーを用いる
ことのできるアーク抑制回路を提供しようとするもので
ある。
を用いることなく、リレーによる有接点スイッチを用い
つつも、そのリレーとして一般的な2極リレーを用いる
ことのできるアーク抑制回路を提供しようとするもので
ある。
上記目的を達成するため、本発明のアーク抑制回路は、
交流電源と負荷との間に2つのリレー接点を直列に接続
し、それらの2つの接点を跨いだ位置に双方向性サイリ
スタのT、 、 T、端子を接続すると共に、ゲート端
子をそれらの接点の中間位置に接続したものとして構成
される。
交流電源と負荷との間に2つのリレー接点を直列に接続
し、それらの2つの接点を跨いだ位置に双方向性サイリ
スタのT、 、 T、端子を接続すると共に、ゲート端
子をそれらの接点の中間位置に接続したものとして構成
される。
[作 用]
リレー接点の開放に伴って接点にアークが発生しようと
するが、それに伴って瞬時に双方向性サイリスタはゲー
ト争トリガ電圧が加わることにより導通し、回路を流れ
る電流は接点側回路から双方向性サイリスタにバイパス
する。これにより、接点に発生しようとしたアークの成
長は小さなままに抑えられ、接点の損傷は抑制される。
するが、それに伴って瞬時に双方向性サイリスタはゲー
ト争トリガ電圧が加わることにより導通し、回路を流れ
る電流は接点側回路から双方向性サイリスタにバイパス
する。これにより、接点に発生しようとしたアークの成
長は小さなままに抑えられ、接点の損傷は抑制される。
[発明の効果]
電流の流れる回路を開放遮断する接点として、半導体に
よる無接点スイッチを用いることなく、リレーによる有
接点スイッチを用いるようにしたので、半導体スイッチ
を用いることによる上記した難点、即ち半導体の発熱を
抑制するための放熱板が必要となって、装置全体が大形
化するという難点が生じることはない。
よる無接点スイッチを用いることなく、リレーによる有
接点スイッチを用いるようにしたので、半導体スイッチ
を用いることによる上記した難点、即ち半導体の発熱を
抑制するための放熱板が必要となって、装置全体が大形
化するという難点が生じることはない。
また、リレーとして汎用形の2極リレーを用いることが
できるので、製品を安価なものとして提供できる。
できるので、製品を安価なものとして提供できる。
[実施例]
第1図において、1は交流電源、2は負荷、3はそれら
の間に直列に接続されたアーク抑制回路である。
の間に直列に接続されたアーク抑制回路である。
上記抑制回路3は、直列に接続された2つの接点AI
+ A?を備え、それらの2つの接点A+ 、 A4を
跨いだ位置に双方向性サイリスタ4のT、 、 T、端
子を接続すると共に、ゲート端子を抵抗Rを介して上記
接点A0.んの中間位置に接続している。上記抵抗Rの
大きさは、電源lとして交流100Vのものを用いた場
合には、 200Ω程度のものとすることができる。
+ A?を備え、それらの2つの接点A+ 、 A4を
跨いだ位置に双方向性サイリスタ4のT、 、 T、端
子を接続すると共に、ゲート端子を抵抗Rを介して上記
接点A0.んの中間位置に接続している。上記抵抗Rの
大きさは、電源lとして交流100Vのものを用いた場
合には、 200Ω程度のものとすることができる。
次に、上記構成の回路の動作の説明を、電源lとして交
流100vを使用した場合について行う。
流100vを使用した場合について行う。
第1図の状態においては、電源1からの電流は接点A、
、 A、を介して負荷2に供給されており、当然双方
向性サイリスタ4のT、 、 T、端子間には電流は流
れていない。
、 A、を介して負荷2に供給されており、当然双方
向性サイリスタ4のT、 、 T、端子間には電流は流
れていない。
今、仮に、82図の交流最大値M点付近で開極が始まっ
たとする。これにより、接点にアークが発生し、双方向
性サイリスタ4のB点電位はカソード(r+端子)に対
し50〜?OVとなり、これがゲート・トリガ電圧とし
て作用するため瞬時に双方向性サイリスタ4は点弧、起
動されて導通し、接点A1.A2に流れていた回路電流
は双方向性サイリスタ4にバイパスする。この後、時間
経過により交流電位は0点(Ov)に近づき、これによ
って双方向性サイリスタ4を流れる電流は保持電流以下
となり、サイリスタ4は遮断される。さらに、この後、
電源1の電位が上記と反対方向にあるいは同じ方向に上
昇しても、ゲート端子とカソードとの間にゲート争トリ
ガ電圧が加わることがないため、双方向性サイリスタ4
が再び起動、導通することはなく、電源1と負荷2との
間の遮断は完了する。
たとする。これにより、接点にアークが発生し、双方向
性サイリスタ4のB点電位はカソード(r+端子)に対
し50〜?OVとなり、これがゲート・トリガ電圧とし
て作用するため瞬時に双方向性サイリスタ4は点弧、起
動されて導通し、接点A1.A2に流れていた回路電流
は双方向性サイリスタ4にバイパスする。この後、時間
経過により交流電位は0点(Ov)に近づき、これによ
って双方向性サイリスタ4を流れる電流は保持電流以下
となり、サイリスタ4は遮断される。さらに、この後、
電源1の電位が上記と反対方向にあるいは同じ方向に上
昇しても、ゲート端子とカソードとの間にゲート争トリ
ガ電圧が加わることがないため、双方向性サイリスタ4
が再び起動、導通することはなく、電源1と負荷2との
間の遮断は完了する。
なお、双方向性サイリスタ4に電流が流れるのは、最大
でも回路遮断時に交流の半波(l/2周期)だけとなる
。
でも回路遮断時に交流の半波(l/2周期)だけとなる
。
このように、接点A+ 、A2の開放当初にはアークが
発生しようとするが、そのアークの発生に伴って瞬時に
双方向性サイリスタ4が導通し、電流はそのサイリスタ
4にバイパスすることとなり、これにより各接点におけ
るアークはそれ以上成長することはなく、小さなままで
やがて消滅する。
発生しようとするが、そのアークの発生に伴って瞬時に
双方向性サイリスタ4が導通し、電流はそのサイリスタ
4にバイパスすることとなり、これにより各接点におけ
るアークはそれ以上成長することはなく、小さなままで
やがて消滅する。
従って、上記アークによって接点が損傷することなく1
回路の遮断が適正に行われる。
回路の遮断が適正に行われる。
木発明者は、上記抑制回路を下記の部品により実際に構
成し、交流100■を用いて実験を行った。
成し、交流100■を用いて実験を行った。
双方向性サイリスタ
BCRlBFM IOL
リ L/ −
OMRON LY−2DC48V
抵抗
220Ω 1/8 W
この結果、接点開放時に発生するアークは僅かに目に見
える程度となり1アークによって接点が損傷することは
ないのが確認された。
える程度となり1アークによって接点が損傷することは
ないのが確認された。
第1図は本発明の実施例の回路図、第2図は交流電源の
電位を示す線図、第3図は従来例の回路図である。 l・・交流電源、 2・φ負荷、 4・・双方向性サイリスク。
電位を示す線図、第3図は従来例の回路図である。 l・・交流電源、 2・φ負荷、 4・・双方向性サイリスク。
Claims (1)
- 1、交流電源と負荷との間に2つのリレー接点を直列に
接続し、それらの2つの接点を跨いだ位置に双方向性サ
イリスタのT_1、T_2端子を接続すると共に、ゲー
ト端子をそれらの接点の中間位置に接続したことを特徴
とする開路時のアーク抑制回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27820085A JPS62139220A (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 開路時のア−ク抑制回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27820085A JPS62139220A (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 開路時のア−ク抑制回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62139220A true JPS62139220A (ja) | 1987-06-22 |
Family
ID=17593991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27820085A Pending JPS62139220A (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 開路時のア−ク抑制回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62139220A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010139190A1 (zh) * | 2009-06-03 | 2010-12-09 | Guo Qiaoshi | 无浪涌灭弧装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5342108A (en) * | 1976-09-29 | 1978-04-17 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Sintered alloy superior in wear resistance |
JPS5633065U (ja) * | 1979-08-23 | 1981-04-01 |
-
1985
- 1985-12-11 JP JP27820085A patent/JPS62139220A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5342108A (en) * | 1976-09-29 | 1978-04-17 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Sintered alloy superior in wear resistance |
JPS5633065U (ja) * | 1979-08-23 | 1981-04-01 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010139190A1 (zh) * | 2009-06-03 | 2010-12-09 | Guo Qiaoshi | 无浪涌灭弧装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6026413Y2 (ja) | スイツチング回路 | |
US3868549A (en) | Circuit for protecting contacts against damage from arcing | |
EP0179982A2 (en) | High power direct current switching circuit | |
JPS5939846B2 (ja) | 電気的接触器 | |
JPS5944928A (ja) | 電気負荷用保護装置 | |
US3122659A (en) | Switching device for disconnection of a load from a direct-current supply | |
JPS62139220A (ja) | 開路時のア−ク抑制回路 | |
US3515940A (en) | Parallel-assisted circuit interrupting device | |
JPS61281420A (ja) | 蓄積電荷形電力トランジスタを用いた固体回路遮断器 | |
JPH0346934B2 (ja) | ||
CA1036664A (en) | Solid state alternating current switching device | |
JPH0357076Y2 (ja) | ||
JPS64772B2 (ja) | ||
Shammas | Combined conventional and solid-state device breakers | |
JPS6149336A (ja) | 多極負荷開閉装置 | |
JPS62117226A (ja) | 開閉器の遮断不能検出装置 | |
JPS63184225A (ja) | 電磁接触器 | |
JP2901308B2 (ja) | 自動開閉器の即断回路 | |
JPS6359717A (ja) | 直流電圧供給回路 | |
US3436700A (en) | Parallel assisted circuit interrupting device | |
JPH01144313A (ja) | 過電圧保護回路 | |
JP2000306472A (ja) | 開閉装置および開閉回路 | |
RU2017254C1 (ru) | Управляемый электрический предохранитель | |
JPS59169009A (ja) | 直流しや断器 | |
JPH0213409B2 (ja) |