JPS62138465A - α−ヒドロキシチオエ−テル - Google Patents

α−ヒドロキシチオエ−テル

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JPS62138465A
JPS62138465A JP61289067A JP28906786A JPS62138465A JP S62138465 A JPS62138465 A JP S62138465A JP 61289067 A JP61289067 A JP 61289067A JP 28906786 A JP28906786 A JP 28906786A JP S62138465 A JPS62138465 A JP S62138465A
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JP61289067A
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アントレアス ベック
ベルナー ブライテンシュタイン
アントレアス フォン シュプレッハー
ロベルト バーナー ランク
コンラト エルトレ
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Ciba Geigy AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、硫黄原子が少なくとも11個の炭素原子を有
する線状基(L)で置換され、この基が側鎖の一方の側
に、硫黄原子に対してα−位に、好ましくはS−原子に
対してトランス−配置のヒドロキシ基を有し、他方の側
に、−個以上の二重結合及び/又はフェニレン環を有し
ていてよいメルカプトアルカンカルボン酸、例えばメル
カプト酢酸若しくはβ−メルカプトプロピオン酸、窒素
原子のところで場合によりアシル化されたシスティン若
しくはシスティンペプチド、又はこのような酸の塩若し
くはカルボキシ基のところが変性された誘導体の基(M
)から誘導された新規非対称α−ヒドロキシチオエーテ
ルに関する。 〔発明の構成および効果〕 本発明は、特に、一般式(r): 以下余白 HOR’ I R2−B−A−C−C−(CH,)、−R’    (
+>I H ClI2  X   COR’ 〔式中aは1〜7の整数であり、Roは水素又は炭素原
子数1〜7のアルカノイル基を表し、R1は、末端炭素
原子が遊離ヒドロキシ基、アシル化ヒドロキシ基、最高
17の原子番号を有するハロゲン原子、又はメトキシ基
で置換されていてよい炭素原子数1〜3のアルキル基を
表すか、又は炭素原子数1〜3の過フルオロアルキル基
を表し、R2は場合により不飽和結合を有する炭素原子
数5〜15の脂肪族基を表肱Aはエチレン基を表すか、
又は、R1がハロゲン化された基を表し、及び/又はB
がフェニレン基又はエチレン基を表す場合には、単結合
又はビニレン基を表し、Bは単結合、エチニレン基又は
フェニレン基を表し、R″はヒドロキシ基、炭素原子数
1〜7のアルコキシ基又は場合により置換されたアミノ
凸を表し、−X−は単結合、メチレン基又は場合により
N−アシル化された一級アミノメチレン基を表す〕の化
合物及び塩形成性を有する該化合物の塩に関する。 ヒドロキシ基の〇一原子がS−原子に対して上ランスー
配置である、好ましい化合物に関する前記一般式(1)
における立体配置は、下記のとおりである。第一の綿の
記号は、平面の上にあり、第三の線の記号は従って、平
面の下にあり(又はその逆)、これは、示した式に関し
て、Kahn−Ingold−Prelog変喚により
2個の中心炭素原子の相対的配置(凡S) −(SR)
に相当する。 本発明は、更に、本発明による前記化合物の製造方法、
及び活性成分としてこれらの化合物を含む医薬組成物、
及びこのような組成物を非化学的方法で製造する、対応
する製造方法に関する。本発明は、更に、前記の化合物
及び医薬組成物を、特に、本発明の化合物の顕著なロイ
コトリエン拮抗活性及び/又はホスホリパーゼ−抑制活
性を利用しうる病状の軽減及び治癒に、例えば種々の型
のアレルギーの場合、特に喘息の場合及び特に、皮膚及
び粘膜の炎症の場合に治療のため使用することに関する
。 直接発作を起こす過敏性反応の第−原因としてロイコ1
〜リエン、特にロイコトリエンC及びDが恐らく喘息に
おける気管支収縮を引き起こすごとは数年前に証明され
た(If、 R,Morrisら、Na Lure%シ
ー、1045〜1106(1980年5月)及びり、 
Oerning、S、 Ilammars Lroem
及びB、 Samuelsson : Proc。 Natl、  八cad、  Sci、  USA  
 77  (4>  、 2014〜201?(198
0)参照〕。 一般に、ロイコトリエンの基本的構造骨格は、最も重要
な代表例について下記の式で示されるように、l−位、
5−位及び6−位に特性置換基を有する、不飽和結合を
多数有する線状イコサン酸(icosanic aci
d)によって形成される。 LTC−4:  R’ =110COCII(Nll□
)C11□CI+□C0−31ン2= −NlIC11
,COO1lLTD−4:   R’=H−1R2= 
 NIICII zcOOIILTIE−4:   R
’=H−1R7=−OH〔式において、立体的配置は、
下記のとおりであるニオレフイン鎖全体は紙面の平面に
あり、矢形で示した原子価結合線は紙面の上に伸び、破
線は紙面の下方に伸びる〕。 ロイコトリエンは、その生理学的性質において、一般に
、極めて多様な種類の平滑筋の顕著な収縮を起こす点で
特色を示す。健康の観点から、このような作用は一般に
は望ましくなく、従って、適当なロイコトリエン拮抗剤
の探究がこの分野の研究の中心になっている。 ところで、本発明による一般式(I)の化合物は、公知
のロイコトリエンと共通の構造的特徴を若干有するが、
ロイコトリエンに対する著しい拮抗作用を有することが
意外にも判明した。すなわち、一般式(Hの化合物は、
生体外での種々の試験において、明らかなロイコトリエ
ン拮抗作用を有する。 例えば、本発明による化合物は、約0.1〜25μmo
l/ji!の試験濃度範囲で、ロイコトリエン−D4 
(LTD、−前記の説明参照)によって誘発された平滑
筋の収縮を抑制する。この、いわゆるLTD4−拮抗作
用は、例えば下記の方法で実験的に証明される: 体ff1300〜4QOgのモルモットの回腸から採取
し、臓器浴中で38℃のタイロード溶液中で1gの負荷
で酸素95%と二酸化炭素5%の混合物を吹き込みなが
ら保温したセグメントにおいて、合成ロイコトリエン−
D4 (カリウム塩の形で)で収縮を引き起こさせ、同
緊張線を記録する。2分間予備保温した後、試験物質に
よる抑制の程度を確認し、Ic、。、すなわち、試験収
縮を50%だけ減少する濃度として評価する。LTD、
拮抗作用は、モルモットに対する気管支収縮標準試験に
よってエアロゾール投与を用いて生体内でも証明するこ
とができる。(試験方法の説明は、実施例の後に付記す
る。) 意外にも、一般式(1)の化合物は、他の、生理学的に
重要な酵素系に対しても顕著な抑制作用を有する。例え
ば、ヒトの白血球からのホスホリパーゼA2の抑制が、
約0.5〜50 μmol / i1!の試験濃度範囲
で観察された。(この測定に関する実験方法は、実施例
の後の付記の部に示す。)同様に、ヒトの血小板からの
ホスホリパーゼCの抑制は、約1〜100μmol/f
fの試験濃度範囲で観察された(実験方法については、
実施例の後の付記を参照)。 これらの方法によって生体外で示される抗アレルギー作
用及び抗炎症作用は、動物試験で生体内でも確認される
。例えば、局所抗炎症活性は、例えば、G、Tonel
li及びり、 Th1baultによって開発された方
法(Endocrinology 77.625 、(
1965))により、正常ラットの耳にクロトン油で誘
発した浮腫を約1〜約100mg/−の投与量範囲で抑
制することによって証明することができる。 本発明による一般式(1)の化合物は、これらの有用な
薬理作用を有するため、ロイコトリエンのアレルギー誘
発作用が病的状態を生じ、これを軽減或いはυト除ずべ
き全ての場合に治療に使用することができる。従って、
これらの化合物は、例えばアレルギー状態、例えば、特
に喘息の治療に使用しうるばかりでなく、更に枯草熱及
び、嚢胞性繊維症を含めて閉塞性肺疾患の治療にも使用
しうる。同様に、これらの化合物は、抗炎症活性を有す
るため、炎症抑制剤、特に外用(局所)皮膚消炎剤とし
て、軽い皮膚過敏症、接触型皮膚炎、発疹及び火傷のよ
うな任意の種類の炎症性皮膚病の治療に、また、粘膜消
炎剤として、粘膜、例えば眼、鼻、唇、口及び性器又は
肛門領域の炎症の治療に適当である。これらの化合物は
、日焼は防止剤としても使用することができる。更に、
種々の血液ファクターに対する高い抑制活性は、一般式
(1)の化合物を皿栓症及び血液凝固範囲の治療に使用
する可能性を示唆する。 前記のように、本発明による一般式(1)の化合物とロ
イコトリエンとの間には、特に、冒頭に挙げた隣接S−
及び〇一原子の好ましいトランス配置及びメルカプトア
ルカン酸基(M)の全体構造(特にシスティンペプチド
の代表的形)においで、一般的類似性がある。しかしな
がら、本発明による化合物は、線状基(L)中に特異的
な末端カルボキシ基(場合により、種々の他の官能基、
例えば、特にハロゲン原子で置換されていてもよい)を
有しない点で本質的にロイコトリエンとは異なる。また
、ロイコトリエンとは異なり、多重結合の数、特徴及び
空間配置は、本発明の化合物はそれを有しないか又はフ
ェニレン基で置換されていてもよいので、限定的ではな
い。更に、基(L)の全長は、広い範囲内で、活性に対
しては付随的であり、2個の前記の不整炭素原子の絶対
的配置も、相対的配置も、例えば活性5(R)。 6 (S)−エピマー(天然ロイコトリエンと比較する
と、炭化水素tj’1(L)の5位及び6位の炭素原子
に逆の絶対配置を有する)で証明できるように、活性に
関して1@定的でない。 冒頭に記載した一般式(1)における記号aで示される
メチレン基の故は、l又は2であるのが好ましい。一般
式(1)中のRoの好ましい定義のうち、特に水素及び
更に炭素原子数1〜4のアルカノイル基、例えばアセチ
ル基が挙げられる。 前記の一般式(1)において、記号R1は、非置換アル
キル基、例えばメチル基、プロピル基及び特にエチル基
、又は末端炭素原子が塩素若しくは特に弗素で置換され
たアルキル基、例えばクロロメチル基若しくはフルオロ
メチル基、又はヒドロキシ基が′t!離の形成いはエス
テル化された形で存在する、対応するω−ヒドロキシア
ルキル基、例えば特にβ−ヒドロキシエチル基を表す。 エステル化ヒドロキシ基は、最高12個の炭素原子を有
する脂肪族又は芳香族カルボン酸、例えば安息香酸若し
くは、特に炭素原子数1〜7のアルカン酸、特に酢酸の
基でエステル化されているのが好ましい。過フルオロア
ルキル基としては、トリフルオロメチル基が好ましい。 記号R2で表される脂肪族基は、線状基、例えば炭素原
子数5〜15、好ましく炭素原子数7〜12のアルキル
基、例えば、特にヘプチル基、ノニル基、ウンデシル基
及びドデシル基、又は1 (1/、1、2個若しくは3
個の多重結合、例えば三重結合及び特に二重結合をシス
−若しくはトランス−配置で、必要に応じて任意の組み
合わせで有する、対応する七ノー或いはポリ不飽和基で
あるのが好ましい。これらの多重結合は、硫黄原子にで
きるだけ近接して存在する、すなわち、硫黄を有する炭
素原子に対してα、β−位に又は八で表されるビニレン
基と共役して存在するのが好ましい。この種の好ましい
gR2は、例えば1−アルケニル基、1.3−アルカジ
ェニル基及び1.3.G−フルカトリエニル基、例えば
特に1−へブテニル基、1−オクテニル基、■−ノネニ
ル基、■−デセニル基、1−ウンデセニル基及び1−ド
デセニル基又は1.3−オクタジェニル基、1,3−デ
カジェニル基、1.3−ドデカジェニルi及び1,3゜
6−ドゾカトリエニル基であり、これらの基において、
すべての二重結合がそれぞれ独立にシス−又はトランス
−配置で存在することができ、また、任意の組み合わせ
を形成することができる。 一般式(1)中の記号Aで表されるビニレン基は、シス
−又はトランス−配置で存在してよい。 一般式(1)中の記号Bは、単結合を表すのか好ましい
。しかし、Bのこの定義と共に、同時に、2I!l−R
′ にハロゲン原子が存在しない場合には、Aはエチレ
ン基を表さなければならない。また、記号[3は、フェ
ニレン基、例えばnl−及び特に〇−又はp−フェニレ
ン基を表すのが好ましく、ごれらの基は、1個以上の炭
素原子数1〜4のアルキル基、特にメチル基で置換され
ていてよいが、合計の炭素原子数は最高6個であり、ま
た、非置換であるのが好ましい。Bがフェニレン基を表
す場合には、Aは単結合を表すのが好ましい。 前記の一般式(+)に定義した記号R3は、隣接カルボ
ニル基−Co−と−緒に、遊離又は官能基で変形された
カルボキシ基を形成する。R3がヒドロキシ基を表す場
合には、これはカルボニル基と共に遊離カルボン酸のカ
ルボキシ基を形成し、R3がアルコキシ基、特に最高7
個の炭素原子を有するアルコキシ基、特に、メトキシ基
を表す場合には、R3はカルボン酸エステルを完成し、
R3がアミノ基を表ず場合には、これはカルボキシアミ
ドのアミド結合に属するか、又はアミン基が適当に置換
されている場合には、ペプチドのアミド結合に属する。 後者の場合、置換アミン基は、アミノ酸、例えばα−ア
ミノカルボン酸及び特に炭素原子数2〜7のα−アミノ
−アルカン酸、好ましくは天然産アミノ酸、例えばロイ
シン、バリン、アラニン(特に“天然の”■、−形で)
及び特にグリシンの基本要素である。ごの場合、これら
のアミノ酸のカルボキシ基は、遊離カルボキシの形で存
在するか、又は前記のようにエステル基、例えば、特に
、アルコキシ基に1〜7個の炭素原子を有するアルコキ
シカルボニル基、又はカルボキシアミドJli  CO
N II 2とし゛ζ官能基で変形されていてもよい。 従って、記号R3のこのような好ましい定義は、部分式
: %式%:) 〔式中R2は炭素原子数1〜5のアルキル基、又は好ま
しくは水素を表し、R2はヒドロキシ基、炭素原子数1
〜7のアルコキシ基又は−級アミノ基NH2を表す〕に
対応する。 冒頭に定義した記号−X−は、一方では、C−C単結合
を表し、従って、隣接基と一諸にメルカプト酢酸−3G
Hz  Co  R’の基を形成する。この場合に、R
3の前記定義のうち、ヒドロキシ基が特に好ましい。他
方、−X−は場合により窒素原子がアシル化されたアミ
ノメチレン基を表すことができ、従って、この基は部分
式:R’−NH−CH−(〜X0−) 〔式中R4は、水素又はカルボン酸、例えば最高12個
の炭素原子を有する脂肪族若しくは芳香族カルボン酸、
特に非置換若しくは置換、好ましくは炭素原子数1〜5
の線状アルカン酸のアシル壓を表ず〕に相当する。この
種の置換アルカン酸のうち下記のものが特に挙げられる
。すな:F)ち、〜方では七ノー又は、好ましくは、ボ
リーハじJゲン化、特に塩素化若しくは弗素化された炭
素原子数1〜5のアルカン酸、例えば特にトリフルオロ
酢酸、及び他方では一塩基性及び二塩基性アミノ酸(後
者のモノアミドを含む)、特に、ペプチドの構成部分と
して天然に産する、特にL−形のα−アミノ酸が挙げら
れる。これらのうち、例えば、好ましくはアミン基をそ
のγ−カルボキシ基でアシル化するグルタミン酸がン主
目される。この弐において、記号R4は、水素、トリフ
ルオロアセチル基又は弐110COCI[(NHz)C
HzCHzCO−のγ−グルタミル基を表すのが好まし
く、後者の場合、遊離カルボキシ基は、塩の形で存在し
てもよい。 前記のアミノメチレン基は、隣接する記号と一緒に、部
分式: %式% 或いは、略記すれば、 R’ −Cys−R3〔式中R
3及びR4は、前記の一般的定嚢及び好ましい定義を有
する〕の場合によりアシル化されたシスティン基を形成
し、不整炭素原子のところで天然に存在する配置を有す
るし一システイニル基が好ましい。この場合、R3はヒ
ドロキシ基、炭素原子数1〜4のアルコキシ基又は窒素
原子に結合し、炭素原子数1〜4のアルカノールでエス
テル化されたグリシン基を表すのが好ましく、R4は特
に水素、トリフルオロアセチル基又はγ−グルタミル基
(塩の形でもよい)を表す。 一般式(+)の化合物のほとんどは、その個々の特性に
応じて、塩の形であってもよい。適切な酸性を有する化
合物、例えば特に遊離カルボキシ基を有するものは、塩
基、例えば、特に、無機塩基と塩、好ましくは生理学的
に許容しうるアルカリ金属塩、特にナトリウム塩及びカ
リウム塩を形成することができる。適切な塩基性ををす
る一般式(1)の化合物、例えばアミノ酸のエステル及
びアミドは〈常用の薬学的に許容しうる酸との酸付加塩
、特に生理学的に許容しうる塩の形であってもよい。無
機酸のうち、特にハロゲン水素酸、例えば塩酸、硫酸及
び燐酸又はピロ燐酸が挙げられ、有機酸のうちでは、特
にスルホン酸、例えば芳香族スルホン酸、例えばベンゼ
ンスルホン酸若しくはp−トルエンスルホン酸、エンボ
ン酸及びスルファニル酸、又は低級アルカンスルホン酸
、例えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ヒドロ
キシェタンスルホン酸及びエチレンジスルホン酸、更に
、脂肪族、脂環式、芳香族又はへテロ環式カルボン酸、
例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコー
ル酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、フマル酸、
マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、蓚酸、ピルビン酸
、フェニル酢酸、安息香酸、p−アミノ安息香酸、アン
トラニル酸、p−ヒドロキシ安息香酸、ザリチル酸及び
p−アミノナリチル酸、並びにアスコルビン酸が挙げら
れる。塩基性及び酸性官能基、例えば遊離カルボキシ基
及びアミノ基を含む一般式(
【)の化合物は、分子内塩
の形であっもよい。 冒頭に挙げたメルカプトアルカンカルボン酸の基(M)
全体が下記の弐の−っで表される一般式(1)の化合物
が特に注目され、その際、“天然の”L−形のアミノ酸
基が好ましい: 以下余白 −3−C11□ ■ 110CO−CIl (Nil□)−CIl□CIIz
CONtl  Cll  C0NHCII□−COOI
+(M−1) 略記号 GHz CF3 CON[−l  CHC0NHCtlz  C
oo!I略記号                (M
−2)CF 3COCys  Gly  O[(5−C
Hz CF x  CON HCHCOOII略記号    
            (M−3)CF 3COCy
s  OH −3−CH。 NHz  CHCo  NHCH□−c o o i−
i略記号                (M−4)
1f −Cys−Gly −OH ・以下丘白 −3−CH2 NH2−CH−COOH 略記号               (M−5)H−
Cys −011 及び−5CH2−COOH カルボキシ基が一級アミド又は炭素原子数1〜4のアル
キルエステルの形、又は塩、好ましくはアルカリ金属塩
の形で存在する、対応する化合物も含む。 一般式記号が下記の特別の定義を有する一般式(+)の
化合物が特に好ましい: aは2〜5の整数であり、ROは水素を表し、R1はク
ロロメチル基、フルオロメチル基又は、特にメチル基を
表し、R2は炭素原子数5〜15、好ましくは炭素原子
数8〜12のアルキル基を表し、Aは単結合を表し、B
はフェニレン基、例えば特に、〇−又はp−フェニレン
基を表し、R3はヒドロキシ基又は−Guy−OH(す
なわち、式%式% がメチレン基又はR4がトリフルオロアセチル基を表す
前記の基−X0−を表し、トリフルオロアセチルアミノ
基は天然のL−システィンと同じ立体配置を有する。こ
れらの化合物のうら最も好ましいものは、メルカプトア
ルカン酸の、Mで示した前記の基が式−3−CH□−C
H2COOl−1又は前記の弐M−2に対応する化合物
である。これらの好ましい化合物はすべて、遊離酸の形
又は、特に塩の形、例えば生理学的に許容しうる塩、例
えばナトリウム塩若しくはカリウム塩の形であってよい
。 特に、実施例に記載する一般式(1)の化合物が挙げら
れる。 本発明によるチオエーテルは、自体公知の方法で、例え
ば下記の方法で製造することができる:すなわち、最低
11個の炭素原子を有し、冒頭に定義した基(L)に対
応し、特に一般式(H):〔式中a% A% 8% R
’及びRZは前記のものを表し、好ましくはオキシラン
環の2個の水素原子は相互にトランス−配置で存在し、
ヒドロキシ基は、存在する場合、保護された形であって
よい〕で表される脂肪族シス−又は、好ましくは、トラ
ンス−エポキシドを、特に一般式(■):R3−CHz
  X  Co  R:I     (III)〔式中
R3及び−X−は前記のものを表し、アミノ基は、存在
する場合、保護された形であってよい〕の、前記の基(
M)に相当するメルカプトアルカンカルボン酸、その塩
又は変形カルボキシ栽を有するその誘恵体と反応させ、
必要に応じて、Reが水素を表す一般式(1)の得られ
た化合物をRoが炭素原子数1〜7のアルカノイル基を
表す、対応する化合物にアシル化し、及び/又はヒ1゛
ロ:トシ拮及び/又はアミノ基の保護拮4:除去し、エ
ステルの形で存在する化合物を遊離酸又は塩に加水分解
し、及び/又は塩形成性を有する、得られた遊離化合物
を必要に応じて、塩に変えるか、又は得られる塩を遊に
1化合物に変えることによって製造することができる。 この反応は、自体公知の条件下に、約−20℃〜約+5
0℃の温度で、好ましくは室温で、特に塩基性媒体中、
例えばアミン、特に第三級脂肪族、アリール脂肪族又は
飽和へテロ乾式アミン、例えばトリアルキルアミン(例
えばトリエチルアミン若しくはエチルジイソプロピルア
ミン)、N、N−ジアルキルアニリン(例えばN、N−
ジメチルアニリン)又はN−メチル−若しくはN−エチ
ル−ピペリジン又はN、N’−ジメチルピペラジンの存
在で実施する。通常、反応を不活性有機溶剤、例えば低
級アルカノール、例えばメタノール又はエタノール中で
実施する。 主工程で形成されたヒドロキシ基のアシル化は、後から
実施してもよく、Roが炭素原子数1〜7のアルカノイ
ル基を表す一般式N)の化合物を生じる反応であり、自
体公知の方法で、例えばR(1が水素を表す一次生成物
を所望の酸、例えばギ酸、又は適当な反応性酸誘導体、
特にハライIS(好ましくは塩化物)、対称無水物、混
成無水物(特にトリフルオロ酢酸との無水物)又はゲテ
ンで処理することによって実施することができろ。 反応媒体として、例えば、過剰のアシル化剤、及び中性
の非アシル化可能性有機溶剤、例えば炭化水素(例えば
ペンタン、へ−トサン、ソクロヘキサン)、ハロゲン化
炭化水素(例えば塩化メチレン、クロロホルム)、エー
テル(例、ri−ハシエチルエーテル、エチレングリコ
ールジメヂルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン)、酸エステル(例えば酢酸エチル)及び酸アミ1 
(例えばアセトアミ1、ジメチルホルムアミド)、及び
場合により種々の塩基性の非アシル化可能性有機塩基、
例えばヘテロ芳香族塩基(例えばピリジン、コリジン、
キノリン)、第三級アミン(例えばトリエチルアミン、
N−エチルピペリジン、N−メチルモルホリン、N、N
’−ジメチルピペリジン)又は1.5−ジアザビシクロ
[5,4,0)−ウンデク−5−エンを使用することが
できる。また、操作を、すべてのこれらの)容剤の有利
な組み合わせを用いて実施する。反応温度は、約−70
℃〜混合物の沸騰温度の範囲、好ましくは約−20°C
〜約+30°Cの範囲であってよい。 主反応の後、すなわち、存在しうるアミノ基及ヒ/又は
ヒドロキン基がまだ保護された形で存在する生成物を用
いてアシル化を実施するのが好ましい。(一時的保護に
使用した基の除去を、次いで、自体公知の一邪的方法に
より行う)。しかしながら、任意のその後の工f?でア
シル化を実施することもできるが、このような場合、他
のすべての遊離ヒドロキシ基及びアミノ基は同時に同じ
アシル基で置換される。 遊離ヒドロキシ基が出発原料中に、特に一般式(IT)
の置換基R1中に存在する場合、これは、反応の間保護
された形、例えばエーテル化された形で存在することが
できる。一般に、特にペプチド及びステロイド化学から
周知のように、容易に除去される、特にアシドリシスで
除去しうるヒドロキシ保護基が好ましい。これらのうち
、tert −ブチルエーテル型及び、特に、テトラヒ
ドロピラニルエーテル(THPエーテル)型の保護基が
特に好ましい。主反応(すなわち、エポキシドとメルカ
プトカルボン酸の縮合)が完了したら、これらの保護基
を一般に公知の方法で除去する、従って例えば有機酸、
例えばギ酸、酢酸、蓚酸若しくはトリフルオロ酢酸、又
はその混合物を用いて、場合により水及び/又は不活性
行a溶剤、例えば低級アルカノール(例えばメタノール
又はエタノール)及び環状エーテル(例えばテトラヒド
ロフラン又はジオキサン)の存在で処理することにより
ヒドロキン基を&Pil[させることができる。 出発原料として使用するメルカプトカルボン酸が遊離ア
ミン基を含む場合には、この基は、主反応の間、保護さ
れた形、例えば、特にアシル化された形で存在するのが
好ましい。特にペプチド化学において、その除去条件と
同様に、−に、に周知のように、容易に除去可能な、特
にアシドリシスで除去可能なアミン保護基を使用するの
が好ましい。しかしながら、アミノ保護基のうち、I・
リフルオロアセチル基を特に挙げることができる。主反
応が終了した時、この基は本発明により最終生成物中に
残っているか、又はその後に除去することができる。N
−1−リフルオロアセチル基の除去は、公知のとおり、
水と混和しろる有機溶剤、例えば低級アルカノール(例
えばメタノール又はエタノール)又は環状エーテル(例
えばテトラヒドロフラン又はジオキサン)中で水の存在
で、特に塩基性条件、例えばアルカリ金属炭酸塩(例え
ば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウl、)又は希アルカリ
金属水酸化物溶液(例えば水酸化ナトリウム又は水酸化
カリウム)を用いて、約O〜80℃の温度で、好ましく
は約50〜60℃の少し高めた温度で加水分解によって
実施するのが好ましい。加水分解すべき生成物中にエス
テル基、例えばヒドロキシアルキル基R1中のアシル化
ヒドロキシ基又はメルカプl−MW(M)中のエステル
化カルボキシ基が存在する場合、これらの条件下に、こ
れらの基は同時に加水分解される。 主反応(エポキシドとの縮合)には、メルカプl−カル
ボン酸を特にそのエステル、好ましくは炭素原子数1〜
4のアル;1−ルエステル(例えばメチルエステル又は
エチルエステル)の形で使用する。 本発明による最終生成物が遊離酸又はその塩の形である
のが望ましい場合には、生成するエステルを加水分解し
なければならない。加水分解は、常用の条件、例えばN
−1−リフルオロアセチル基の塩基触媒による加水分解
除去について前記した条件下に実施する。しかし、緩和
な条件を用いて、例えば特に低温で(好ましくは室l晶
で)、化学星論的当量のアルカリを用いて、短い反応時
間を用い、場合により、例えば薄層りtコマトゲラフイ
ーにより分析監視しながら、N−1−リフルオロアセチ
ル基を保持しながらエステル基を選択的に除去すること
もできるが、この操作の経過中にアシル化されたヒドロ
キシ基が、 Eに同時に除去される。 本発明による縮合工程用の出発原料は、自体公知である
か、又は公知の類似方法により自体公知の方法で得るこ
とができる。例えば、一般式(nl )の重要なメルカ
プトカルボン酸は、記載されており i例えば、E、J
、 Corey ら: TetrahedronLet
ters 1980.3143参照)、他の類似の酸は
、対応する出発原料から出発して同じ方法で得ることが
できる。システィン=”3体の製造には、1゛n似の公
知シスチン化合物を使用し、ジスルフィド結合を常法で
還元開裂させるか、又は、例えばトリチル基若しくはア
セチルアミノメチル基で、通11i )こ保護されたメ
ルカプト基を有するンステイン誘ユ体として処理するの
が有利である。 出発原料として使用するシス−又は好ましくはトランス
ーエボキシト、例えば前記の一般式(11)のエポキシ
ドは、特に、ロイコ1−リエンの合成りこ使用されるの
と同じ方法を用いて製造することができる。例えば、代
表的一般的合成法においては、出発原料として、一般式
(■): 0=CH−(CHI)、−R’        (IV
)〔式中a及びR1は前記のものを表し、基R1中に存
在しうる遊離ヒドロキシ基は、エーテル、例えば前記エ
ーテルの形で保護されている〕の飽和脂肪族アルデヒド
(アルカナール)を使用する。 この化合物をホルミルメチレントリフェニルホスホラン
(又は均等な試薬)と縮合させて、一般式(): %式% 〔式中a及びR1は前記のものを表し、基R1中に存在
しうる′m離ヒドロキシ基は、エーテル又はエステルの
形で保護されている〕の、対応するα。 β−不飽和アルデヒド、すなわち、2−トランスーアル
ケナールを生成する。次いで、この化合物を自体公知の
方法で、好ましくは弱アルカリ性条件下に(例えばアル
カリ金属炭酸塩の存在で)、過酸化水素水溶液を用いて
エポキシF化して、I−ランス−エポキシド、すなわら
一般式(1+〔式中a及びR1は前記のものを表し、基
R1中に存在しうるit!#ヒドロキシ基は、エーテル
の形で保護されている〕の2(λS)、3  (SR)
 −エポキシ−アルカナールを生成する。このエポキシ
アルデヒドを対応する公知ベンジリデン又はアルキリデ
ントリフェニルホスホランと縮合させることによって、
縮合させて所望のトランスー不飽和エポキシド、例えば
基R1中に存在しうるti離ヒドロキシ基が、エーテル
化された形で保護されており、Aがビニリデン基を表す
前記一般式(11)のエポキシドにすることができる。 ポリ不飽和エポキシド、例えばR2が1個以上の二重結
合を有する一般式(II)のエポキシドには、間接的代
替法がある。すなわち、その連鎖中に不飽和結合を有す
るイリデンホスホランとのヴイノテノヒ反応の代わりに
、一般式(IV)のアルデヒドをまずT−トリフェニル
ホスホラニリデンブチルアルデヒ1〜(4−トリフェニ
ルホスホラニリデンブタナール)を用いて炭素原子数4
個だけ延長し、エボー1;シト化し、生成する6  (
Is)、7  (R3)−エポキシ−2−アルカナール
だけをは単一の飽和アルキリデントリフェニルホスホラ
ン又はあまりIM雉でないヘンジリデン若しくはアルケ
ニリデントリフェニルポスホランと縮合させて所望のエ
ポキシド(例えば、−C式(II )のエポキシド)に
する。Aが単結合を表し、Bがフェニレン基を表す−i
式(II)のエポキシドの場合には、−tC式(rV)
のアルデヒド基を対応するヘンジリデントリフェニルボ
スホランと反応させ、その後、エポキシド化する。しか
し、この場合には、通常、シス−及びトランス−スチリ
ル誘導体の混合物が形成され、これを2種の個々の異性
体に分離しなければならないか、又は2種の異性体エポ
キシドの混合物を生じ、これから、次に、主工程におい
て4種の立体異性体が形成されうる。 個々のジアステレオマーが望ましい場合には、任意の段
階で、出発原料の個々のジアステレオマーを使用するか
、又はラセミ体若しくは光学的に不活性な出発原料から
、立体選択性反応条件又は光学活性試薬によって優先的
にジアステレオマーを形成するか、又はラセミ体ジアス
テレオマー混合物を、場合により光学的に活性な助剤を
使用して、物理的分離方法により光学的に個々のジアス
テレオマーに分離するのが有利である。 しかしながら、立体化学の観点から、本発明による一般
式(n)及び(In)の生成成分の縮合並びに出発原料
の製造は、特に、個々の場合に立体化学的に均一な出発
原料を使用し、例えば光学活性試薬及び/又は助剤を使
用することによって、できるだけ立体選択的に反応を実
施し、反応の直後に反応混合物から立体化学的に均一な
生成物を単離することによって実施する。例えば、不飽
和出発原料を製造する際には、生成しうるシス−及びト
ランス−二重結合を存する異性体を、直ちに互いに分離
するが、この目的には、常用の物理的分離方法、例えば
、特にクロマトグラフィーが適当である。主反応には、
特に、一般式(11)のエポキシドを個々のトランス−
立体異性体として、しかしラセミ体の形で(オレフィン
のエポキシド化によって通常得られる形で)使用する。 一般式(nl)のメルカプトアルカン酸は、光学的に活
性である場合には、個々の光学的対掌体の形で使用する
のが好ましい(特にシスティン及びその誘導体を用いる
場合に普通)。これにより、生成する2種の光学活性ジ
アステレオマーを単に常用の物理的方法、例えばクロマ
トグラフィーによって相互に分離することが可能になる
。光学的に不活性なメルカプトアルカン酸を使用する場
合には、個々の光学活性生成物を得るには、光学的に活
性な助剤を用いて対掌体に分解する方法、例えば光学活
性塩基との塩を形成させる方法を使用することが絶対的
に必要である。適当な分離方法はすべて自体公知であり
、反復するか、又は相互に好適に組み合わせることがで
きる。 遊離形の新規化合物とその塩の形のそれとの間には密接
な関係があるため、以上及び以下の記載において、遊離
化合物又はその塩とは、それぞれ対応する塩又はad化
合物をも意味するものとする。 本発明は、更に、方法の任意の段階で中間体として得ら
れる化合物を出発原料として使用し、残りの工程を実施
するか、又は出発原料を塩の形で使用するか、又は反応
条件下に形成させる実施態様にも関する。 本発明は、また、本発明による工+’A及びその初期段
階に製造される新規出発原料及び中間体に関する。 出発原料及び反応条件を、特に好ましいとして上記した
化合物が得られるように選択するのが好ましい。 本発明は、更に、本発明によるmm式(Hの化合物又は
その薬学的に許容しうる塩を1種含む医薬組成物及び薬
剤に関する。本発明による医薬組成物は、特に、咄乳動
物、特にヒトに局所投与用及び、特に、例えばエアロゾ
ール、微粉末又は微細に噴霧される溶液の形で、吸入投
与用に調製され、活性成分を単独で又は薬学的に許容し
うる担持物質と一緒に含む組成物である。 外用及び局所に使用する医薬製剤は、例えば、皮膚の治
療用には、ローション及び液体又は半固体の水中油型又
は油中水型エマルジョンを含むクリーム、及び軟膏(好
ましくは保存剤を含む)である。眼の治療に適当な製剤
は、水溶液又は油性溶液中に活性化合物を含む点11E
i剤、及び好ましくは滅菌状態で製造された眼軟膏であ
る。鼻の治療に適当な製剤は、エアロゾール剤及び噴霧
剤(気道の治療のため以下に記載するのと同様)、外鼻
孔からの迅速な吸入により投与される粗粉末、及び、特
に、活性化合物を水溶液又は油性溶液中に含む点鼻剤で
ある。口腔の局所治療に適当な薬剤は、一般に塘及びア
ラビアゴム又はトラガカント(香料が添加されていてよ
い)から形成される組成物中に活性化合物を含む口内錠
、及び、例えばゼラチン及びグリセリン又は糖及びアラ
ビアゴムから成る不活性組成物中に活性成分を含む軟質
トローチ剤を包含する。 エアロゾール剤又は噴霧剤の形で投与するのに適当な医
薬組成物は、例えば、適当な薬学的に許容しろる溶剤、
例えば、特に、エタノール及び水、又はこのような溶剤
の混合物と共に一般式(1)の活性成分の溶液、懸濁液
又はエマルジョンである。必要に応じて、組成物は、他
の医薬助剤、例えばノニオン性又はアニオン性界面活性
剤、乳化剤及び安定剤、並びに他種の活性成分を含んで
いてよく、また、噴射ガス、例えば加圧不活性ガス、又
は、特に、好ましくは通常の大気圧以下で通常の室温以
下(例えば約−30℃〜+10℃)で沸騰する易揮発性
液体、例えば少なくとも部分的に弗素化されたポリハロ
ゲン化低級アルカン、又はこのような液体の混合物と混
合するのが特に有利である。主として、完成された形の
中間体又はストック混合物として使用される、このよう
な医薬組成物は、活性成分を通常約0.1〜約10重量
%、特に約0.3〜約3重量%の濃度で含む。完成され
た形の薬剤を製造するには、このような医薬組成物を適
当な容器、例えば小さいビン及び耐圧ビン(このような
目的に適当な噴霧装置又は弁を備えている)に入れる。 弁は、操作する際に、活性成分の所定投与量に対応する
所定量の液体を放出する計量弁として構成されているの
が好ましい。完成品の薬剤を製造する場合には、ストッ
ク溶液の形の対応量の医薬組成物、及び噴射剤を別々に
容器中に入れ、その後に混合することもできる。投与す
べき一般式(1)の活性成分の投与量及び授与頻度は、
個々の化合物の特定の活性及び作用の持続、治療すべき
病気の症度及びその症状並びに治療すべき哺乳動物の性
別、年令、体重及び個々の応答性に左右される。体重7
5kgの哺乳動物(特に、人間)に対する、本発明によ
る一般式(1)の化合物の推奨される日用量は、平均し
て約10mg〜約500mg、好ましくは約25mg〜
約250mBの範囲であると思われ、必要に応じて1日
に数回投与するのが有利である。 本発明は、更に、ロイコトリエンのアレルギー誘発作用
に起因し、特に喘息の場合に起こる、哺乳動物、特に人
間の身体の病的状態及び/又は症状の軽減又は治癒のた
めの、本発明による一般式(I)の活性成分の使用に関
する。この使用及び相応する処理方法は、感染した身体
又は身体部分を抗アレルギー有効量の本発明の化合物(
ii’+独で、又は医薬、特に吸入のため調製された医
薬組成物の形で)で治療することを特徴とする。“抗ア
レルギー有効量”とは、ロイコトリエンによって起こる
収縮を著しく抑制するのに充分な、活性成分の量を意味
する。 下記の実施例は、本発明を更に詳細に説明するもので、
本発明の範囲を限定するものではない。 温度はすべて、摂氏で示す。前記化合物の生成成分とし
てのアミノ酸は、“天然の”L−形で存在する。 〔実施例〕 炎上ニ スチル メタノール4rn1中の3−メルカプトプロピオン酸メ
チルエステル186n+g (1,55ミリモル)の溶
液をメタノール8−中の4 (1旦)、5  (R3)
−4,5−エポキシ−1,1,1−)リフルオロ−6−
シスーイコセン500mg(1,44ミリモル)及びト
リエチルアミン0.62d(4,5ミリモル)の??J
液に添加する。溶液をアルゴン下に室温で10時間攪拌
し、溶剤を真空中で蒸発させ、残渣をシリカゲル上でジ
クロロメタンでクロマトグラフィーによって精製する。 標題の化合物は淡黄色油の形で得られる。 I R(C112CI□) : 2940.2870.
1745.1445.1370.1300.1250.
1225.1150cm−’。 同量の前記エポキシドを類似の条件下にN−(N−1−
リフルオロアセチルシステイニル〕−グリシンメチルエ
ステル446mg(1,55ミリモル)で処理すること
によって、粗製のN−(S−4(旦)、5 (Σλ)−
4−ヒドロキシ−■、1゜1−1リフルオロ−6−シス
ーイコセンー5−イル−N−1−リフルオロアセチルシ
ステイニル〕−グリシンメチルエステルを得、これを溶
離剤としてクロロホルム/メタノールの(19:l)混
合物を使用して、シリカゲルでクロマトグラフィーによ
って精製する。 I R(cuzciz) : 2940.2870.1
760.1740.1700゜1530.1220.1
180cm−’。 出発原料として使用するエポキシドは、下記のようにし
て製造することができる: a)ジクロロメタン20〇−中の4.4.4−トリフル
オロブタノール[T、 Fuchikami  及び■
。 Ojima 、 J、 Am、 Chem、 Soc、
 104.3527 (1982) )12.6g(0
,1モル)及びホルミルメチレントリフェニルホスホラ
ン(Tripett及びり、 M、 Walker。 J、Chem、 Soc、 1961.1266参照)
30.4g(0,1モル)の溶液をアルゴン下に24時
間還流下に加熱する。赤色溶液から真空中で室温で溶剤
を除去し、残渣をエーテル/ヘキサン(1: 1)と共
に充分に攪拌する。固体部分を口割し、その後、エーテ
ル/ヘキサン(] : 1)で3回洗浄する。口液を真
空中で蒸発により濃縮し、残渣をシリカゲル上でジクロ
ロメタンでクロマトグラフィーする。 生成物は第二のフラクション中に溶離される(Rf= 
0.4 )。6.6.ロートリフルオロ−2−トランス
−ヘキセナールが淡黄色油の形で得られる。 f R(C1l□C1□) : 3070.2960.
2880.2620.1700.1650.1395.
1250.1150cm−’。 b)濃度30%の過酸化水素水12.7−及び炭酸カリ
ウム425mgをジクロロメタン/メタノール(1:1
)400−中の6.6.6−1−リフルオロ−2−トラ
ンス−ヘキセナール5.3 g (0,035モル)の
溶液に添加し、全体を室温で12時間攪拌する。燐酸塩
緩衝?&(pH=8)2001dlを添加し、有機相を
分離する。水相を毎回50−のジクロロメタンで更に4
回抽出する。合したを機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し
、少量のフロリシル(Florisil)上で口過し、
室温で真空中で蒸発により濃縮する。2 (且旦)、3
 (Σ尺)−2,3−エポキシ−6,6,6−トリフル
オロヘキサナールが淡黄色油の形で得られる。 ’HNMR(60Mfiz、 CDCl3 、ppmで
δ):1.25 (mc、 2 H) 、 1.70〜
2.60 (m、 2H) 、2.90〜3.50 (
rn、 28) 、9.05 (d。 IH)。 C)ヘキサン中のn−ブチルリチウムの1.6モル溶液
18.1 (0,030モル)を、テトラヒドロフラン
100mj!中のn−テトラデシルトリフェニルホスホ
ニウムプロミド(E、 J、 Re1st及びP。 If、 Christic SJ、 Org、 Che
m、 35.3521 (1970) )15.1 g
 (0,028モル)の、0℃に冷却した溶液にアルゴ
ン雰囲気下に攪拌しながら滴加し、その際、温度は0〜
5°Cに保持する。次いで、赤色溶液を室温にし、更に
30分攪拌する。−25℃に冷却した後、テトラヒドロ
フラン15m1中の、b)により得られた2 (且旦)
93 (旦)−23−エポキシ−6,6,6−1−リフ
ルオロヘキサナール4.6g(0,027モル)の溶液
を15分以内に滴加する。溶液を室温に加温し、更に2
時間攪拌する。溶液を真空中で蒸発させ、エーテルを残
渣に添加する。全体を0℃で24時間放置し、沈殿した
固体を口利し、溶剤を真空中で蒸発させる。残渣をシリ
カゲル上で、ジクロロメタン/ヘキサン(■:1.1%
トリエチルアミンを含む)を用いてクロマトグラフィー
する。所望の11 (、flS)、5(旦)−4,5−
エポキシ−1,l。 1−1−リフルオロ−6−シスーイコセンが淡黄色油の
形で得られる(Rf=0.45)。 [R(C1l□C1□) : 2940.2870.1
460.1390.1300.1250.1155cm
−’。 以下余白 ±1 メタノール40m1中の標題の化合物のメチルエステル
(例1参照) 580mg (1,24ミリモル)の溶
液に0.2N水酸化すトリウム水溶液9.5−(1,9
0ミリモル)を添加し、全体を室温で21時間攪拌する
。溶剤を30℃で真空中で蒸発させ、残渣をメルク・ロ
ーバー(Merck Lobar)の完成カラム(サイ
ズB 、 LiChroprep RP−8)上で10
バールでメタノール/水(311)を用いてクロマトグ
ラフィーする。消離液を真空中で蒸発させると、標題の
化合物が無色の樹脂の形で生じる。 ’H−NMR(250MH2,CD30D 、 ppm
でδ)=0.9 (t、 3H) 、1.1〜1.5 
(m、 22H)、1.56〜1.86 (m、 2 
H) 、2.04〜2.5(m。 4H) 、2.4 (t、2H) 、2.7 (、mc
、2H)、3.7 (mc、2H) 、5.4  (L
、IH)、5.6(d  t、   I  H)  。 貫主 ■−(2−ノニルフェニル)−ヘキサン3.02g、3
−メルカプトプロピオン酸メチルエステル3,5d、ト
リエチルアミン6−及びメタノール10m1の混合物を
アルゴン下に室温で7日間攪拌する。 次に、反応混合物を室温で減圧下に蒸発により濃縮し、
残渣をシリカゲル上でヘキサン及び増加する量のエーテ
ルを用いてクロマトグラフィーにより精製する。3−(
1(ユ旦)、2 (盈且)−2−ヒドロ+シー1−(2
−ノニルフェニル)−へキシルチオ〕−プロピオン酸メ
チルエステルが無色の粘稠性油の形で得られる。 I R(CIlClff) : 3580.2960.
2930.2860.1730.1440.1250c
m−’。 同様の方法で、前記のエポキシドをN−(N−トリフル
オロアセチル−システイニル)−グリシンメチルエステ
ルで同様に処理することにより、N−[笠−1(1旦)
、2 (盈且)−2−ヒドロキシ−1−(2−ノニルフ
ェニル)−へキジ−1−イル−N−トリフルオロアセチ
ル−システイニルコーグリシンメチルエステルが粘稠な
油として得られる。 出発原料として使用した1  (R3) 、  2  
(R3)−1,2−エポキシ−1−(2−ノニルフェニ
ル)−ヘキサンは、下記のようにして得ることができる
: a)、lx   −ニル エニル −−へキナニ水 テト’t Lド1ノフラン15−中の2−ノニルブロモ
ベンゼン〔欧州特許出願公開第0123543号公報参
照〕 11gの溶液を1/3をマグネシウム屑1、1 
g、テトラヒドロフラン8 ml及び四塩化炭素3滴の
、アルゴン雰囲気下に撹拌した混合物に添加し、全体を
還流下に30分間、加熱沸謄させる。 次いで、2−ノニルブロモベンゼン〔欧州特許出願公開
第0123543号公報参照〕の溶液の残りを35分か
けて滴加し、反応混合物4還流下に2時間保持する。テ
トラヒドロフラン15m1で希釈した後、懸濁液を一1
O℃に冷却し、テトラヒドロフラン12−中のヘキサナ
ール4.6gの一70°Cに冷却した溶液に少しずつ添
加する。−70℃で1時間攪拌した後、反応混合物に飽
和塩化アンモニウム水溶液200−を加え、有機層を分
離し、水層をエーテルで3回抽出する。合したエーテル
性抽出液を乾燥し、渾発により濃縮した後に残留する残
渣をシリカゲル上で、増加する■の塩化メチレンと石油
エーテルとの混合物を用いてクロマトグラフィーするこ
とによって精製すると、所望の!−(2−ノニルフェニ
ル)−1−ヘキサノールが無色油の形で得られる。 IR(CII□C1z) : 3600.2960.2
925.2855.1465cm −’ 。 b)に」」ニニ仁ヨ少1.≦しり「ユ」ユ、しプラノ、
−ヘキセン ■−(2−ノニルフェニル)−1−へキサノール14.
4g、トルエン−4−スルホン酸1水和物2g及びトル
エン250−の混合物を水分離器を使用して還流下に3
時間加熱する。冷却した後、反応混合物を10%濃度(
W/V)の重炭酸ナトリウム溶液で2回、及び水で2回
洗浄する。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中
で蒸発により濃縮し、残渣をシリカゲル上で、溶離剤と
してヘキサンを用いてクロマトグラフィーによって精製
する。所望の1−(2−ノニルフェニル)−1−1−ラ
ンス−ヘキセンが淡黄色油の形で得られる。 l R(CIl□ct2) : 2960.2930.
2855.1465.970CIm −’ 。 塩化メチレン350d中の1−(2−ノニルフェニル)
−1−トランス−ヘキセン13.6 gの溶液に濃度8
5%の3−クロロ過安息香酸15.2 gを添加し、全
体を室温で3時間攪拌する。反応混合物を塩化メチレン
で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム溶液及び水を用いてそ
れぞれ2回洗浄する。 有機相を乾燥し、蒸発により濃縮した後に残留する半固
体の残渣をヘキサン中に懸濁し、口過し、口演を減圧下
に蒸発により濃縮する。シリカゲル上でヘキサン/エー
テル(97:3)を用いてオ、■製生成物をクロマトグ
ラフィーにより精製すると、所望の1 (且旦)、2 
(1盈)−1,2−エポキシ−1−(2−ノニルフェニ
ル)−ヘキサンが無色油の形で得られる。 I R(C112C1g) : 2960.2930.
2860.1470cm−’。 炭土 3−メルカプトプロピオン酸メチルエステル2.5 m
l、トリエチルアミン4.2m1.1(R3)。 2 (R3)−1,2−エポキシ−1−(2−ドデシル
フェニル)−ペンタン3.3g及びメタノール10−の
混合物をアルゴン下に室温で2日間攪拌する。反応混合
物を真空中で45℃で蒸発により濃縮し、残渣をシリカ
ゲル上でヘキサン/酢酸エチル(9:1)を用いてクロ
マトグラフィーにより精製する。3−(1(1旦)、2
(1且)−2−ヒドロキシ−1−(2−ドデシルフェニ
ル)−ペンチルチオツープロピオン酸メチルエステルが
無色の粘稠性油の形で得られる。 I R(CHzCh) : 3580.2930.28
55.1735.1465.1440.1360cm−
’。 出発原料として使用した1  (R3) 、  2 (
R3)−1,2−エポキシ−1−(2−ドデシルフェニ
ル)−ペンタンは、例えば下記のようにして得られる: テトラヒド口フラン2.81中のカリウムtert−ブ
トキシド63.85 gの、5℃に冷却した懸濁液にア
ルゴン下に2−ブロモベンジルトリフェニルホスホニウ
ムプロミド(欧州特許出願公開第0123543号公報
参照)291.6gを少量ずつ、15分以内に添加し、
全体を5℃で1時間攪拌し、テトラヒドロフラン200
艷中のウンデカナール84、8 gの溶液を滴加し、室
温で24時間攪拌する。反応混合物をエーテル21で希
釈し、水で2回洗浄する。有機相を乾燥し、蒸発により
濃縮した後に残留する半固体の残渣を石油エーテル中に
懸濁し、口過し、口演を減圧下に蒸発により濃縮する。 粗製生成物をシリカゲル上にで石油エーテルを用いてク
ロマトグラフィーにより精製する。 その後、真空中に純粋なフラクションを7溜すると、シ
スー及ヒトランス−2−(1−ドデセニル)−ブロモベ
ンゼンの混合物が無色の液体の形で得られる。沸点13
2〜135°C/ 5.10−’mbar、I R(C
Il□CI□) : 2925.2855.1465.
1020.970印相。 b)2−ドデシルブロモベンゼン エタノール100m1中のa)により得られたシス−及
びトランス−2−(1−ドデセニル)−ブロモベンゼン
の混合物108.5 gの溶液に酸化白金1.3gを添
加し、全体を常圧で1時間水素添加する。次いで、反応
混合物をガラス繊維フィルタ−により口過し、真空中で
蒸発により濃縮子る。 残渣をエーテルに取り、飽和m、炭酸ナトリウム及び水
を用いてそれぞれ2回ずつ洗浄する。有機相を乾燥し、
蒸発により濃縮した後に得られる残渣を真空蒸溜する。 2−ドデシルブロモベンゼンが無色の液体の形で得られ
る。沸点132〜135’c / 8.10 ”’mb
ar、 I R(、CH2Clり : 2930.28
60.1470.102102O’。 C)最後に挙げた生成物(71,6g)を例3a)と同
様にして対応するグリニヤール試薬に変え、バレルアル
デヒド25.8 gと縮合させて1−(2−ドデシルフ
ェニル)−1−ペンタノールにする。 I R(CH2CI2) : 3600.2930.2
860.1470.1040cm稍。 d)最後に挙げた化合物を例3b)と同様にして4−ト
ルエンスルホン酸を用いて脱水して、1−(2−ドデシ
ルフェニル)−1−)ランス−ペンテンにする。I R
(C1lzCh) : 2925.2855.1465
.970cm−’。 e)1−(2−ドデシルフェニル)−1−)ランス−ペ
ンテン18.5 g及び3−クロロ過安息香酸19、1
 gから例3c)と同様にして、1  (R3)。 2 (R3)−1,2−エポキシ−1−(2−ドデシル
フェニル)−ペンタンが得られる。 I R(CH2CI2) : 2960.2925.2
850.1460.905CJ11日。 皿】 −ヒドロキシ−1−(2−ノニルフェニル)−へキシル
チオ〕−プロピオン酸メチルエステル3.7g、テトラ
ヒドロフラン108mff1及び0.2 N水酸化ナト
リウム水溶液56.8−の混合物を室温で16時間攪拌
する。反応混合物を室温で減圧下に蒸発により濃縮し、
残渣を塩化メチレンと2N塩酸との間で分配させる。有
機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、35°
Cで真空中で蒸発により濃縮し、残渣をシリカゲル上で
塩化メチレンを用いてクロマトグラフィーにより精製す
る。 生じる生成物に0. I N水酸化ナトリウム水溶液を
?fI液のpH値が約7.2になるまで添加する。その
後、溶剤を除去すると、標題の化合物が得られる。 IR(C1(□C1□) : 3500.2960.2
930.2850.1590.1400印−1゜ N−(S−1(尺Σ)、2(旺)−2−ヒドロキシ−1
−(2−ノニルフェニル)−へキシル−N−1−リフル
オロアセチルシステイニル〕−グリジンメチルエステル
から出発する以外は同様の方法で、N−[S−1(1旦
)、2 (主1)−2−ヒドロキシ−1−(2−ノニル
フェニル)−へキシル−N−1−リフルオロアセチルシ
ステイニルコーグリシンのナトリウム塩が得られる。 伍ニ ーヒドロキシ−1−(2−ドデシルフェニル)−ペンチ
ルチオ〕−プロピオン酸メチルエステル3.76g、メ
タノール50!n1及び2N水酸化ナトリウム水溶液4
.25−の混合物をアルゴン下に室温で20時間撹拌す
る。次いで、反応混合物を45℃で減圧下に蒸発により
濃縮し、残渣を塩化メチレンとlN塩酸との間で分配さ
せる。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で蒸
発により濃縮する。シリカゲル上で塩化メチレン/メタ
ノール(9: 1)を用いて残渣をクロマトグラフィー
により精製すると、標題の化合物が無定形の形で得られ
る。 I R(CIlzClz) : 3500.3000 
(広い) 、2960.2930.2860.1750
.1710.1470.1125cm−’。 鼾 (2−ドデシルフェニル)−ペンタン3.3gXN−(
N−トリフルオロアセチルシステイニル)−グリシンメ
チルエステル(E、J、 Coreyら葛Tetrah
edron I、ett、  1980.3193) 
 、3.0 g、  トリエチルアミン4.2 ml及
び無水メタノール30m1の混合物をアルゴン下に室温
で20時間攪拌する。口過後、反応混合物を真空中で室
温で蒸発により濃縮する。残渣をシリカゲル上で塩化メ
チレン/アセトン(98: 2)を用いてクロ°7トグ
ラフイーすると、標題の化合物(ジアステレオマーの混
合物)が得られる。 I R(CII□Cl2) : 3580.3390.
2960.2925.2845.1745.1725.
1685.1525.1210.1170cm−’。 狙エ リジン N−(S−1(1旦) 、  2  (SrL) −2
−ヒドロキシ−1−(2−ドデシルフェニル)−ペンチ
ル−N−トリフルオロアセチルシステイニルコーグリシ
ンメチルエステル4.32g及びメタノール50−の混
合物にアルゴン下に2N水酸化ナトリウム水溶液3.5
 mlを添加し、全体を室温で26時間攪拌する。次い
で、反応混合物を真空中で蒸発により?層線し、残渣を
シリカゲル上で塩化メチレン/メタノール(9:l)で
クロマトグラフィーする。純粋なフラクションを蒸発に
より)′72縮し、エーテルに取り、口過する。溶剤を
除去した後に得られる、標題の化合物及び対応するナト
リウム塩を含む混合物を塩化メチレンと0.2 N塩酸
との間で分配させる。有機相を乾燥し、蒸発により濃縮
すると、N−1〔盈−1(旦)、2 (旦)−2−ヒド
ロキシ−1−(2−ドデシルフェニル)−ペンチル−N
−トリフルオロアセチルシステイニル〕−グリシン(ジ
アステレオマーの混合物)が得られる。 I R(C1l□C1z) : 3340.2930.
2855.1730.1680.1530.1220.
1175cm−’。 炎■ 3−〔1°(R5)、2 (R3)−2−ヒドロキシ−
1−(4−ノニルフェニル −−ゴP’yルljシーメ
タノール20−に溶解した1  (R3)、  2(旦
又)−1,2−エポキシ−1−(4−ノニルフェニル)
−ヘキサン0.85 gにアルゴン下にトリエチルアミ
ン0.86 g及び次に3−メルカプトプロピオン酸メ
チルエステル0.44gを添加し、全体を室温で6日間
、攪拌し、蒸発により濃縮する。残渣をシリカゲル上で
ヘキサン/酢酸エチル(4:1)を用いてクロマトグラ
フィーすると、標題の化合物が無色の油(Rf=0.5
)の形で得られる。 出発原料として使用する1  (R3−) 、  2 
 (SR)=1,2−エポキシ−1−(4−ノニルフェ
ニル)ヘキサンは、例えば下記のようにし、て製造する
ことができる; テトラヒドロフラン150mff1中のペンチルトリフ
ェニルホスホニウムプロミド13.9 gの懸濁液をア
ルゴン下に一20℃に冷却し、ヘキサン中の1.6Mブ
チルリチウム溶液21.2mlを添加し、全体を0−1
0℃で30分間攪拌する。−60′c〜−70℃に冷却
した混合物に、テトラヒドロフラン40−中の4−ノニ
ルベンズアルデヒド6gを30分かけて滴加する。反応
混合物を自然に0〜10℃に昇温させ、この温度で更に
45分間、攪拌し、蒸発により濃縮する。残渣をヘキサ
ン/酢酸エチル(1: 1)に取り、シリカゲル上で口
過する。口演を蒸発により濃縮し、シリカゲル上でヘキ
サンを用いてクロマトグラフィーする。標題の化合物(
シス−及びトランス−異性体の混合物)が無色の油の形
で得られ、これを次の工程に直接使用する。 b)1.2−エポキシ−1−(4−ノニルフェニル)−
ヘキサン及び個々のシス−CI(R5)。 2 (旦)−〕及び〕トランスー1  (R3)、  
2(1旦)−〕異性体への分離 ジクロロメタン150m1’中の前工程からの1−(4
−)三ルフェニル)−へキジ−1−エン(シスー及びト
ランス−異性体の混合物)6.3’2gの溶液に0〜5
°Cに冷却しながら、ジクロロメタン100m1中のm
−クロロ過安息香酸(含有率90%)6.76gを添加
し、全体を120°Cで20時間撹拌する。反応混合物
を順次、63度10%(W/■)の亜硫酸ナトリウム溶
液、63度5%の(W/V)炭酸ナトリウム溶液及び3
回の水で洗浄し、硫酸すトリウム上で乾燥し、蒸発によ
り濃縮する。 残渣をシリカゲル上でヘキサン/酢酸エチル(19:1
)を用いてクロマトグラフィーすると、順次、トランス
−〔1(1盈)、2 (凡Σ)−〕及び〕シスー1 (
1盈)、2(l1)−〕異性体が無色の油の形で得られ
る。 1−(2−ペンタデシルフェニル)−ペンタン3.0g
、トリエチルアミン3.6d、3−メルカプトプロピオ
ン酸メチルエステルl、 5 ml、メタノール3〇−
及びテトラヒドロフラン21nlの混合物をアルゴン下
に室温で12時間撹拌する。反応混合物を次に45°C
で4時間攪拌する。例4に記載した方法で更に処理を進
めると、3− [1(R3)。 2 (旦)−2−ヒドロキシ−1−(2−ペンタデシル
フェニル)−ペンチルチオツープロピオン酸メチルエス
テルが帯黄色の粘稠性油の形で得られる。 I R(CIl□C1z) : 3580.2960.
2920.2850.1735.1465.1435.
1360cm−’、出発原料として使用した1  (R
3)、2  (R3)−1,2−エポキシ−1−(2−
ペンタデシルフェニル)−ペンタンは、例えば、下記の
ようにして得られる: ウンデカナールの代わりにテトラデカナールを使用して
例4aに記載したのと同様の方法で、標題の化合物が無
色の液体として得られる。 IR(CIl□C1z): 2930.2855.14
65.1020.970C1n −’ 。 b)2−ペンタデシルブロモベンty シス−及びトランス−2−(1−ドデセニル)−ブロモ
ベンゼンの代わりにシス−及びトランス−2−(1−ペ
ンタデセニル)−ブロモベンゼンを使用して例4bに記
載したのと同様の方法で、標題の化合物が無色の油とし
て得られる。 r R(CII2C12) : 2920.2850.
1470.102102O’。 C)1−(2−ペンタデシルフェニル)−1−ペンタノ
ール 出発原料として2−ペンタデシル−ブロモベンゼン及び
ペンタナールを使用して例3aに記載したのと同様の方
法で、標題の化合物が淡黄色油の形で得られる。 I R(CIIzCI z) : 3600.2930
.2860.1465cm−’。 1−(2−ノニルフェニル)−1−ヘキサノールの代わ
りに1−(2−ペンタデシルフェニル)−l−ペンタノ
ールを使用して例3bに記載したのと同様の方法で、標
題の化合物が無色の油の形で得られる。 I R(CIIzClz) : 2920.2855.
1465.965 cm−’。 1−(2−ノニルフェニル)−1−トランス−ヘキセン
の代わりに1−(2−ペンタデシルフェニル)−1−ト
ランス−ペンテンを使用して例3Cに記載したのと同様
の方法で、標題の化合物が無色の油の形で得られる。 I R(CIIZC12) : 2960.2930.
2860.1465cm −’ 。 3−CIN?旦)、2 (盈旦)−2−ヒドロキシ−1
−(2−ペンタデシルフェニル)−ペンチルチオツープ
ロピオン酸メチルエステル1.35g。 メタノール10d、テトラヒドロフラン2ml及び2N
水酸化すl−IJウム水溶液1.37−の混合物をアル
ゴン下に室温で72時間攪拌する。例6に記載した方法
で後処理すると、標題の化合物が28〜30°Cの融点
を有する淡黄色固体として得られる。 I R(CIl□Cl2) : 3580.3500.
3000 (広い) 、2960.2930.2860
.1750.1715.1465c+n −’ 。 例12 1−(3−ノニルフェニル)−ヘキサン及びN−(N−
トリフルオロアセチルシステイニル)−グリシンメチル
エステルから出発する以外は、例3に記載したのと同様
の方法で標題の化合物が得られる。標題の化合物をシリ
カゲルLでヘキサン/酢酸エチル(3: 2)を用いて
クロマトグラフィーによりジアステレオマーに分離する
。1  (R)。 2  (S)−ジアステレオマー、〔α〕乙0=−18
,8±3.1”(クロロホルム中0.320%w / 
v )は、1  (S)、2  (R)−ジアステレオ
マー、〔α〕乙○= + 97.3±5.4° (クロ
ロホルム中0.185%w / v )より前に溶離さ
れる。 出発原料として使用した1  (R3)、2 (R3)
−1,2−エポキシ−1−(3−ノニルフェニル)−ヘ
キサンは、下記のようにして得られる:a)1−(2−
ノニルフェニル)−1−ヘキサノール 3−ノニルブロモベンゼン(欧州特許出願公開第012
3543号公報参照)及びヘキサノールから出発する以
外は、例3aに記載したのと同様の方法で標題の化合物
が無色の油の形で得られる。 I R(CIl□CI□) : 3590.2920.
2930.1465■−1゜b)1−(3−ノニルフェ
ニル)−トランス−ヘキセン 1−(3−/ニルフェニル)−1−ヘキサノールを例3
bと同様にして脱水して標題の化合物を形成させる。 I R(CllzCh) : 2960.2920.2
850.1470.970cm ” ’ 。 ■−(3−ノニルフェニル)−i−トランス−へ゛キセ
ノを例3cと同様にして反応させると、標題の化合物が
淡黄色油として得られる。 例13 対応するエステルを例2と同様にして反応させると、融
点145〜146℃の標題の化合物が得られる。 融点129〜130°CのN−リし−1(尺)。 2  (S)−2−ヒドロキシ−1−(3−ノニルフェ
ニル)−へキシル−N−1−リフルオロアセチルシステ
イニル〕−グリシンのナトリウム塩は、■(R)、2 
(S)−エステルから同様の方法で得られる。 エステル 3 (R3)、4  (R3)−3,4−エポキシ−1
−(2−ノニルフェニル)−1−hランス−オクテン8
22mg、3−メルカプトプロピオン酸メチルエステル
Q、5 ml、メタノールlQmf及びトリエチルアミ
ンl mlの混合物をアルゴン下に室温で18時間攪拌
する。例4に記載した方法と同様に後処理すると、標題
の化合物が無色の油として1S。 られる。 IR(CII□C1z) : 3580.2960.2
930.2860.1735.1465.1435.1
360cm −’ 。 出発原料として使用した3 (R3)、4  (R3)
−3,4−エポキシ−1−(2−ノニルフェニル)−1
−トランス−オクテンは、例えば下記の方法により製造
することができる: a)2−ノニルベンズアルデhp− テトラヒドロフラン35−中の2−ノニルブロモベンゼ
ン22gの?容?lのl/゛3を、マグネシウム屑3.
4g、テトラヒドロフラン25m1!及び四塩化炭素3
滴の、アルゴン雰囲気下に攪拌した混合物に添加し、全
体を還流下に30分間加熱沸騰させる。次いで、2−ノ
ニルブロモベンゼン溶液の残りを1時間かけて滴加し、
反応混合物を2時間還流下に保持する。テトラヒドロフ
ラン40−で希釈した後、全体を水浴中で約5℃に冷却
し、テトラヒドロフラン20rn1中のジメチルホルム
アミド11.6mlの溶液を15分かけて滴加する。室
温で1時間攪拌した後、飽和塩化アンモニウム溶液25
0、dを反応混合物に添加し、有機層を分離し、水層を
エーテルで3回抽出する。合したエーテル性抽出液を乾
燥し、蒸発により濃縮した後に残留する残渣をシリカゲ
ル上で石油エーテルと増加する量の塩化メチレンとの混
合物を用いてクロマトグラフィーにより精製すると、所
望の2−ノニルベンズアルデヒドが淡黄色液体の形で得
られる。 I R(CIIzClz) : 2920.2850.
1695.1600an−’。 b)ノニルベンジルアルコール メタノール150m1中の2−ノニルベンズアルデヒド
9.3gの攪拌溶液に、硼水素化ナトリウム0、57 
gを少量ずつ15分かけて添加する。更に30分攪拌し
た後、反応混合物を減圧下に1発により濃縮し、残渣を
エーテルに取る。有機相を水冷0.2 N塩酸及び水で
洗浄し、硫酸す1−リウム上で乾燥し、真空中で蒸発に
より濃縮する。残渣をシリカゲル上で石油エーテルと増
加する量のエーテルとの混合物を用いてクロマトグラフ
ィーにより精製すると、2−ノニルベンジルアルコール
が淡黄色油の形で得られる。 IR(CIl□C1□) : 3600.2925.2
855.100叶「1゜c)2−ノニルベンジルプロミ
ド 2−ノニルベンジルアルコール6.6g及びベンゼン5
0−の撹拌混合物に、ベンゼン501R1中の三臭化燐
Logの溶液を15分かけて滴加する。 反応混合物を還流下に30分加熱し、冷却後、氷水及び
エーテルを添加する。有機相を分離し、水で洗浄し、硫
酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で蒸発により濃縮する
。残渣をシリカゲル上で石油エーテルを用いてクロマト
グラフィーにより精製すると、2−ノニルベンジルプロ
ミドが無色の油の形で得られる。 I R(CH2C1り : 2920.2850.14
70.1210cm −’ 。 d)2−ノニルベンジル−トリフェニルホスホニウムプ
ロミド 2−ノニルベンジルプロミド7.2g、)リフェニルホ
スフィン5.77 g及びトルエン6o艷の混合物を還
流下に4時間加熱し、冷却し、エーテル80−で希釈す
る。析出する2−ノニルベンジル−トリフェニルホスホ
ニウムプロミドを口過により取り出し、エーテルで洗浄
し、真空中で乾燥する。融点174〜176℃ オクテン 2−ノニルベンジル−トリフェニルホスホニウムプロミ
ド5.6g及び無水テトラヒドロフラン50dの、5℃
に冷却し、アルゴン雰囲気下に攪拌した混合物に、ヘキ
サン中のブチルリチウムの1.6M溶液6.4−を添加
する。更に10分後、テトラヒドロフランIFM中の2
 (R3) 、  3 (R3)−2,3−エポキシ−
ヘプタナールの溶液を3分以内に滴加する。混合物を5
℃で更に1時間及び室温で15分攪拌し、水を添加し、
エーテルを用いて3回抽出を行う。有機相を硫酸ナトリ
ウム上で乾燥し、濃縮する。残留する残渣をヘキサン中
に)脈濁し、口過し、口演を減圧下に蒸発により濃縮す
る。残渣をシリカゲル上で、石油エーテル/エーテルの
97=3混合物(v/v)を用いて溶離してクロマトグ
ラフィーにより精製すると、3 (1盈)、4 (1盈
)−3,4−エポキシ−1−(2−ノニルフェニル)−
1−)ランス−オクテンが得られる。I R(CIl、
Cl2) : 2960.2930.2860.147
0.870 cm−’。 ±土工 3− [3(R3)、4 (SR) −4−ヒドロキシ
標題の化合物のメチルエステルを例6と同様にして反応
させる。標題の化合物が融点28〜30°Cの固体の形
で得られる。 IR(CII□C1z) : 3590.3000.2
960.2930.2860 。 1750.1710.1470cm−’ 。 3 (R)、  4 (R工)−3,4−エポキシ−1
−(4−オクチルフェニル)−1−オクテン(シュー/
トランス−異性体60:40)及びN−(N−トリフル
オロアセチルシステイニル)−グリシンメチルエステル
から出発する以外は、例3に記載したのと同様の方法で
、標題の化合物(シュー/トランス−異性体60:40
の混合物)が得られる。 出発原料として使用した3(R)、4(π)−3,4−
エポキシ−1−(4−オクチルフェニル)−1−オクテ
ン(シュー/トランス−異性体60:40の混合物)は
、下記の方法で得られる=a)2−トランス−ヘプテノ
ール エーテル400 ml中の水素化アルミニウムリチウム
10gの?容?夜に、エーテル200d中の2−ヘプテ
ノール16.9gを0°Cで攪拌しながら30分以内に
滴加し、生じる反応混合物を還流下に一夜沸騰させる。 氷水浴中で冷却しながら酢酸エチル40−を添加するこ
とにより過剰のLiAll1.を分解させ、生じる反応
混合物をエーテルと冷IN硫酸の間に取る。次いで、酸
性にした(ρ112)水層をエーテルで抽出し、合した
有機抽出液を硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で蒸
発により濃縮する。残渣(18g)を減圧蒸溜すると、
2−トランスーヘブテノール13.2 gが融点71〜
72℃/ 13 mbarの無色の油の形で得られる。 b)2 (R)、3 (R)−2,3−エポキシヘプタ
ノール 塩化メチレン1.ll中のテトライソプロピルオルトチ
タネート66.3−及びD−(−)−酒石酸ジエチルエ
ステル38.51m1のfi 拌溶液に、2−トランス
−ヘプテノール(前項参照)25.7g及びトルエン中
のtert−ブチルヒドロペルオキシドの362M溶液
140m1を一23℃で無水条件下に順次添加し、全体
を一20℃で16時間保持し、=23℃で濃度10%の
し一酒石酸水溶液56m1を滴加する。更に30分後、
混合物を+20℃に加温し、更に、有機層が澄明に分離
されるようになるまで攪拌する。これを濃度1%の亜硫
酸ナトリウム水溶液1tlと共に1時間攪拌し、分離し
、水で洗浄し、硫酸す1〜リウム上で乾燥し、水流ポン
プによる真空中で濃縮する。残渣をジエチルエーテル1
.61中に溶解させ、0℃に冷却し、N水酸化ナトリウ
ム溶液615m1を滴加し、全体をOoCで30分撹拌
する。分離した有機相を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄
し、乾燥し、濃縮すると、2 (且)、3 (R)−2
,3−エポキシヘプタノールが無色の不安定な’t1体
の形で得られ、これを直ちに次の工程で処理する。 c) 2 (S) 、  3 (R)  2. 3−エ
ポキシヘプタナール 塩化メチレン10〇−中の2(旦)、3(且)−2,3
−エポキシヘプタノール を、塩化メチレン500−中のピリジニウムクロロクロ
メート1 1 0. 1 g及び酢酸ナトリウム41、
9gの攪拌懸濁液に30分以内に滴加し、その際、穏和
に冷却して温度を25℃に保持する。 3時間後、反応混合物をジエチルエーテル500−で希
釈し、シリカゲル上で口過する。口板をpl+8の燐酸
塩緩衝液で洗浄し、硫酸すl− IJウム上乾燥し、蒸
発により濃縮する。残渣をシリカゲル上で、石油エーテ
ル(沸点30〜45℃)とジエチルエーテルとの(3:
2)混合物を用いてクロマトグラフィーすると、2(S
)、3(且)−2。 3−エポキシヘプタナールが無色の液体の形で得られる
。 d)4−オクチルベンズアルデヒド クロロホルム10〇−中のオクチルベンゼン45、7 
gの、−25℃に冷却した溶液にアルゴン下に四塩化チ
タン68.3gfc添加する。次いで、ジクロロメチル
メチルエーテル27.6gを一25℃で30分以内に滴
加し、全体をこの温度で更に1.5時間攪拌する。反応
混合物を氷水中に注ぎ、有機相を分離し、水で中性にな
るまで洗浄する。 硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で蒸発により濃縮
した後、残渣をシリカゲル上で、ヘキサン/酢酸エチル
−(19: 1)を用いてクロマトグラフィーにより精
製する。まず、少量の2−オクチルベンズアルデヒドが
溶離され、次いで標題の化合物(無色油)が溶離される
。 [R(CHzClz) : 2940.2870.17
00.1615.1220.1175cm−’。 e)4−オクチルベンジルアルコール 4−オクチルベンズアルデヒドを例14bと同様にして
反応させると、標題の化合物が無色の液体の形で得られ
る。 I R(CIlzCLz): 3620.2950.2
875.1465.101101O’。 f)4−オクチルヘンシルプロミド 4−オクチルベンジルアルコールを例14cと同様にし
て反応させる。標題の化合物が無色の固体の形で得られ
る。 I R(CIl、Cl2) : 2940.2870.
1520.1475.1235.1210cm−1゜ 4−オクチルベンジルプロミドを例L4Cと同様にして
反応させると、標題の化合物が固体の形で得られる。融
点160〜161 ”C4−オクチルヘンシル−トリフ
ェニルホスホニウムプロミド及び2 (旦)、3(R工
)−2,,3−エポキシヘプタナールから出発する以外
は、例9aに記載したのと同様の方法で、標題の化合物
(シスー/トランスー異性体の60 : 40混合物)
が淡黄色油の形で得られる。 対応するメチルエステルのシスー/トランスー異性体混
合物(60:40)を例2:と同様に反応させる。標題
の化合物が融点120〜121 ”Cのシスー/I−ラ
ンスー異性体混合物(60:40)の形で得られる。 1 (1旦)、2(旦)−1,2−エポキシ−1−(2
−ドデシルフェニル)−ペンタンの代わりに1 (1盈
)、2(1旦)−1,2−エポキシ−6−フルオロ−1
−(2−ノニルフェニル)−ヘキサンを使用して、例4
に記載したのと同様の方法で、標題の化合物が淡黄色油
の形で得られる。 [R(CIIzCIz) : 3580.2930.2
860.1735.1440.1245cm −’。 出発原料として使用した1  (R3)、2 (R3)
−1,2−エポキシ−6−フルオロ−1−(2−ノニル
フェニル)−ヘキサンは、例えば下記のようにして製造
することができる。 無水テトラヒドロフラン300m1中の6−(2−ノニ
ルフェニル)−5−ヘキセン酸メチルエステル(欧州特
許出願公開第0123543号公報参照)34、4 g
の、窒素雰囲気下に攪拌した)8液に、水素化アルミニ
ウムリチウム2.8gを少量ずつ、約1時間かけて添加
する。更に10分後、酢酸エチル3Qml及び、次に、
水30m1を滴加する。反応混合物をIN塩酸の添加に
よって酸性にし、酢酸エチルで反復して抽出する。合し
た有機相を乾燥し、蒸発により濃縮した後、残留する粗
製生成物をシリカゲル上でジクロロメタンを用いてクロ
マトグラフィーによって精製すると、標題の化合物が帯
黄色油の形で得られる。I R(CIhC1z) : 
3620.2930.2850.1470.970 c
m −+。 ジクロロメタン’lQml中の1−(2−ノニルフェニ
ル)−1−)ランス−ヘキセン−6−オール8、17 
gの溶液を、ジクロロメタン2〇−中のジエチルアミノ
硫黄トリフルオリド4.68gの、水浴で冷却し、アル
ゴン雰囲気下に撹拌した混合物に20分かけて滴加する
。室温で更に14時間攪拌した後、水を添加し、有機層
を分離し、飽和重炭酸ナトリウム溶液及び水で洗浄する
。有機相を乾燥し、蒸発により濃縮した後に残留する粗
製生成物をシリカゲル上で石油エーテルを用いてフラッ
シュクロマトグラフィーにより精製する。標題の化合物
が無色油の形で得られる。 IR(C1l□ct、) : 2930.2850.1
465.970cm −’。 c)1  (R3)、2 (R3)−1,2−エポキシ
1−(2−ノニルフェニル) −1−1−ランス−ヘキ
センの代わりに6−フルオロ−1−(2−ノニルフェニ
ル)−1−)ランスーヘキセンヲ使用して、例3Cに記
載したのと同様の方法で、標題の化合物が無色油の形で
得られる。 r R(CHzClz) : 2920.2850.1
465cm−’ 。 −2−ヒドロキシ−1−(2−ノニルフェニル)−へキ
シルチオ〕−プロピオン酸メチルエステル1.7g、テ
トラヒドロフラン5−、メタノール10−及び2N水酸
化ナトリウム溶液2.09−の混合物をアルゴン下に室
温で14時間及び45℃で2時間攪拌する。その後、全
体を45°Cで真空中で蒸発により濃縮し、残渣をジク
ロロメタンとIN塩酸との間で分配する。有機相を乾燥
し、蒸発により濃縮した後に残留する残渣を、増加する
量のメタノールと共にジクロロメタンを使用してシリカ
ゲル上で精製する。生成した酸をメタノール/テトラヒ
ドロフラン(1:1)10−に取す、1等量のIN水酸
化ナトリウム溶液を添加し、全体を室温で10分攪拌す
る。揮発性成分を除去した後に残留する残渣をクロロホ
ルムと共に2回蒸発させる。標題の化合物が帯黄色無定
形固体の形で得られる。I R(CIhC1z)、 :
 2930.2860.1600.1430.1400
cm” ’ 。 久1縄戊脱見桝 及び完成した形の対応する薬剤 以下において、用語“活性成分”とは、本発明による一
般式(1)の化合物、特に、例えば3−〔Σ−4(1旦
)、5(盈R−)−4−ヒドロキシ−1,1,1−1−
リフルオロ−6−シスーイコセンー5−イルチオ〕−プ
ロピオン酸のナトリウム塩又は3−(1(λS)、2(
−ジR)−2−ヒドロキシ−1−(2−ノニルフェニル
)−へキシルチオ〕−プロピオン酸のナトリウム塩のよ
うに、例1〜9に生成物として記載した化合物を意味す
るものとする。 引込3 噴射剤及び0.1重量%の活性成分を含む固体エアロゾ
ールを形成する吸入懸濁液 則底: 重■% 微粉砕した活性成分           0.1ソル
ビタントリオレエート0.5 噴射剤A(トリクロロトリフルオロエタン)4.4噴射
剤B (ジクロロジフルオロメタン及び    15.01.
2−ジクロロテトラフルオロエタン)80.0裂1し 常用のホモジナイザーを用いて、水分を排除しながら活
性成分をスルビタントリオレエートを添加したトリクロ
ロトリフルオロエタン中に懸濁させ、懸濁液を計量弁を
付けたエアロゾール容器中に入れ、容器を融封し、加圧
下に噴射剤Bを充填する。 剖」ユニ 吸入に適当な、ナトリウム塩又はカリウム塩の形の活性
成分の温度約2%の水溶液 則戊 活性成分(K又はNa塩)        2000m
gエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 10mg塩
化ベンザルコニウム         10mg新しく
蒸溜した水        全量Loom裂遺: 活性成分を新しく蒸溜した水約60−中に溶解し、安定
剤(エチレンジアミン四1詐酸二ナトリウム塩)及び保
存剤(塩化ベンザルコニウム)を添加する。全成分を完
全に溶解したら、生成した溶液を100−にし、小さい
加圧ビンに入れ、これを気密に融封する。噴射剤を加圧
ガス又は液体の形で、必要に応じて添加する。 皿−薬理試験方法 モルモットにおける””’      (、’u11工
x7゜ゾール): 体重400〜700gの雄モルモットを1.4g/ k
gのウレタンで腹腔内麻酔し、ポリエチレンチューブを
頚静脈中に導入する。気管に第二のポリエチレンチュー
ブを導入する。食道中に導入し、S ta tham圧
力変換器に接続したチューブを用いて食道内の圧力を測
定する。気密に融封することができ、Fleischチ
ューブNl 000及びValidyne変換器HP 
45−1に接続されたプレキシグラス室中に動物を入れ
る。この装置を用いて流量を測定する。 実験動物の外科的準備をした後、肺機能が安定できるよ
うに一定時間を経過させる。次いで、試験すべき化合物
を下記の実験計画により投与する。 実験動物を試験化合物の1%エアロゾール溶液(W/V
)又は蒸溜水(対照のため)に1分間、曝す。吸入によ
り投与する試験化合物すべてについて、粒径が1〜8ミ
クロンの範囲であり、大部分が3ミクロンであるMon
aghan超音波噴霧装置(670型)を使用する。 水溶液をそれぞれ新しく製造し、噴霧装置の室中にオン
−ストリーム(on−stream)薬剤バイアルを用
いて導入する。生成したスプレー霧を、チューブにより
気管に接続された65−のガラス室より実験動物に投与
する。処理時間の終わりに、第二のMonaghan超
音波噴霧装置(670型)を使用し、同一のガラス室よ
り、L T D 、、(0,3μg/ml)を2分投与
する。 LTD、投与後3分に、3匹の動物の平均値を3匹の対
照動物の平均値と比較することによってコンプライアン
スの減少を測定する。コンプライアンスの抑制%は下記
の代により算出する:+rIl制%= 種々の濃度の活性成分を試験する場合、縦座標の抑制%
に対して横座標に対数濃度を記入することによって各濃
度に関する抑制%を記録する。次いで、ICs。を線状
回帰分析によって確認する。 ヒトの白血■;から′rられたホスホリパーゼA2の抑
11i1を測、する生 夕成狂 ヒトの好中球多形核白血球を多段分別沈降により“バフ
ィーコート”から単離し、冷凍する。2N  NaC1
中の水冷0.36 N 112sO,を添加して均質化
することにより細胞懸濁液からホスホリパーゼA2を抽
出し、110000Xで遠心分離した後に得られる上澄
液をpH4,5の酢酸ナトリウム緩衝液に対して透析す
る。 酵素活性を測定するため、酵素(蛋白質10〜30μg
)を1 mM CaC1□及び生合成によって”c−オ
レイン酸で放射性同位元素で標識した大腸菌(ε5ch
erichia coli)の燐脂質(2μM)から成
る基質を添加したpH7のO,l M I−リス/ll
Cl中で37℃で1時間保温する。ドール(Dole)
試薬(イソプロパツール/ヘプタン/ I N IIZ
SO440:10:1、v / v )の添加により反
応を停止させ、ホスホリパーゼA2によって選択的に放
出された14C−オレイン酸を抽出する。同時に抽出さ
れた基質も、抽出液をシリカゲルカラムで口過すること
によって完全に除去する。溶離液中の140−オレイン
酸を放射能測定により測定する。 ホスホリパーゼA2に対する試験物質の抑制作用を確認
するために、これらの物1tを水、ジメチルスルホキシ
ド(混合物中の最終6度5%v / yまで)又はエタ
ノール(混合物中の最終濃度2.5%v / vまで)
中の溶液の形で保温混合物に添加する。試験物質の作用
の強度をIC,いすなわち、対照活性を50%抑制する
濃度によって示す。IC5゜を横座標の濃度(μM)の
対数に対して縦座標に抑制パーセンテージをプロットす
ることによってグラフで確認する。 記載した試験条件下で、メバクリンはホスホリパーゼA
tをIC,。1600μMで抑制する。 ヒトの血小板を“バフィーコート”から分別遠心分離に
より得、冷凍する。細胞懸濁液の超音波処理によりホス
ホリパーゼCは放出され、超遠心分離(150,000
X g、1時間)後、上澄液中に可溶性の形で認められ
る。 酵素活性を確認するため、酵素(蛋白質20〜100μ
g)を0、’l mM CaCIz及び0.02mMの
放射性同位元素で標識した基質、ホスファチジル−[”
C)−イノシトールを添加した1116の0゜025 
M トリス/リンゴ酸塩2表衝l夜中で37°Cで5分
間保温する。C11C13/Cl1z0112 : 1
  (v/V)と共に振盪して抽出することにより反応
を停止させる。この操作の間に、未消費の基質は有機相
中に抽出され、反応生成物である14C−イノシトール
ホスフェートは、水相中に残るので、これを既知量の放
射能測定により測定することができる。 ホスホリパーゼCに対する試験物質の抑制作用を確認す
るために、これらの物質を水、ジメチルスルホキシド(
混合物中の最終濃度5%v / vまで)又はエタノー
ル(混合物中の最終濃度2.5%v / vまで)中の
溶液の形で保温混合物に添加する。試験物質の作用の強
度をIC9゜、すなわち、対照活性を50%抑制する濃
度によって示す。IC5゜を横座標の濃度(μM)の対
数に対して縦座標に抑制パーセンテージをプロットする
ことによってグラフで確認する。 記載した試験条件下で、メパクリンはホスホリパーゼC
をICs。20μMで抑制Cる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中aは1〜7の整数であり、R^0は水素又は炭素
    原子数1〜7のアルカノイル基を表し、R^1は、末端
    炭素原子が遊離ヒドロキシ基、アシル化ヒドロキシ基、
    最高17の原子番号を有するハロゲン原子、又はメトキ
    シ基で置換されていてよい炭素原子数1〜3のアルキル
    基を表すか、又は炭素原子数1〜3の過フルオロアルキ
    ル基を表し、R^2は炭素原子数5〜15の脂肪族基を
    表し、Aはエチレン基を表すか、又は、R^1がハロゲ
    ン化された基を表し、及び/又はBがフェニレン基又は
    エチレン基を表す場合には、単結合又はビニレン基を表
    し、Bは単結合、エチニレン基又はフェニレン基を表し
    、R^3はヒドロキシ基、炭素原子数1〜7のアルコキ
    シ基又は場合により置換されたアミノ基を表し、−X−
    は単結合、メチレン基又は場合によりN−アシル化され
    た一級アミノメチレン基を表す〕の化合物及び塩形成性
    を有する該化合物の塩。 2、一般式( I )において、ヒドロキシ基のO−原子
    がS−原子に対してトランス−配置で存在する特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 3、一般式( I )において、R^1がトリフルオロメ
    チル基を表し、aが3〜6を表す特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 4、一般式( I )において、R^0が水素を表す特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。 5、一般式( I )において、R^2−B−Aが一緒に
    o−又はp−(C_5_−_1_5−アルキル)−フェ
    ニル基を表す特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6、一般式( I )において、R^2が炭素原子数8〜
    12の線状アルキル基を表す特許請求の範囲第5項記載
    の化合物。 7、一般式( I )において、R^0が水素を表し、R
    ^1がトリフルオロメチル基を表し、R^2−B−Aが
    一緒に炭素原子数10〜16の線状1−アルケニル基を
    表し、aが3〜6の整数を表す特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 8、一般式( I )において、R^3がヒドロキシ基又
    は炭素原子数1〜7のアルカノイル基を表す特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 9、一般式( I )において、R^3がそのN−原子に
    よって結合され、場合により炭素原子数1〜4のアルカ
    ノールでエステル化されたグリシン基を表す特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 10、一般式( I )において、−X−が部分式:▲数
    式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^4は水素又は最高7個の炭素原子を有するア
    ミノ酸若しくはアルカン酸のアシル基を表すか又はトリ
    フルオロアセチル基を表す〕の、場合によりアシル化さ
    れたアミノメチレン基を表す特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 11、一般式( I )において、−X−が単結合又はメ
    チレン基を表す特許請求の範囲第11項記載の化合物。 12、一般式( I )において、aが3〜6を表し、R
    ^0が水素を表し、R^1がトリフルオロメチル基を表
    し、R^2−B−Aが一緒に炭素原子数10〜16の線
    状アルケニル基を表し、R^3がヒドロキシ基、炭素原
    子数1〜7のアルコキシ基又は部分式−NH−CH_2
    −COR(式中Rはひドロキシ基又は炭素原子数1〜7
    のアルコキシ基を表す)の基を表し、−X−がメチレン
    基又は部分式: R^4−NH−CH− 〔式中R^4は水素、アセチル基又はトリフルオロアセ
    チル基を表す〕の基を表す特許請求の範囲第1項記載の
    化合物及び塩形成性を有する化合物の塩。 13、一般式( I )において、a、R^0、R^1、
    A、B及びR^2が前記のものを表し、基:−S−CH
    _2−X−CO−R^2がS−原子によって結合された
    、3−メルカプトプロピオン酸又はそのメチルエステル
    若しくはアルカリ金属塩の基を表す特許請求の範囲第1
    2項記載の化合物。 14、一般式( I )において、a、R^0、R^1、
    A、B及びR^2が前記のものを表し、基:−S−CH
    _2−X−CO−R^3が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^3はヒドロキシ基又は炭素原子数1〜4のア
    ルコキシ基を表し、R^4は水素、アセチル基又はトリ
    フルオロアセチル基を表す〕の、場合によりN−アシル
    化されたN−(L−システイニル)−グリシル基を表す
    特許請求の範囲第12項記載の化合物及び塩形成性を有
    する該化合物のアルカリ金属塩。 15、一般式( I )において、aが3〜6を表し、R
    ^0が水素を表し、R^1がメチル基、クロロメチル基
    又はフルオロメチル基を表し、Aが単結合を表し、Bが
    フェニレン基を表し、R^2が炭素原子数5〜15の線
    状アルキル基を表し、R^3がヒドロキシ基又は部分式
    −NH−CH_2−COOHの基を表し、−X−がメチ
    レン基又は部分式:▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^4は水素、アセチル基又はトリフルオロアセ
    チル基を表す〕の基を表す特許請求の範囲第1項記載の
    化合物及びその塩。 16、一般式( I )において、a、R^0、R^1、
    A、B及びR^2が前記のものを表し、基:−S−CH
    _2−X−CO−R^3がS−原子によって結合される
    、3−メルカプトプロピオン酸又はそのアルカリ金属塩
    の基を表す特許請求の範囲第15項記載の化合物。 17、一般式( I )においで、a、n^0、R^1、
    A、B及びR^2が前記のものを表し、基:−S−CH
    _2−X−CO−R^3が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^4はトリフルオロアセチル基を表す〕のN−
    アシル化N−(L−システイニル)−グリシル基を表す
    特許請求の範囲第15項記載の化合物及びそのアルカリ
    金属塩。 18、メチルエステル、遊離酸又はアルカリ金属塩の形
    のN−{¥S¥−〔4(¥RS¥),5(¥SR¥)−
    4−ヒドロキシ−1,1,1−トリフルオロ−6−シス
    −イコセン−5−イル〕−N−トリフルオロアセチルシ
    ステイニル}−グリシンである特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 19、メチルエステル、遊離酸又はアルカリ金属塩の形
    のN−{¥S¥−〔1(¥RS¥)、2(¥SR¥)−
    4−ヒドロキシ−1−(2−ドデシルフェニル)−ペン
    チル〕−N−トリフルオロアセチルシステイニル}−グ
    リシンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 20、メチルエステル、遊離酸又はアルカリ金属塩の形
    の3−〔¥S¥−4(¥RS¥)、5(¥SR¥)−4
    −ヒドロキシ−1,1,1−トリフルオロ−6−シス−
    イコセン−5−イルチオ〕−プロピオン酸である特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 21、メチルエステル、遊離酸又はアルカリ金属塩の形
    の3−〔1(¥RS¥)、2(¥SR¥)−2−ヒドロ
    キシ−1−(2−ノニルフェニル)−ヘキシルチオ〕−
    プロピオン酸である特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 22、メチルエステル、遊離酸又はアルカリ金属塩の形
    の3−〔1(¥RS¥),2(¥SR¥)−2−ヒドロ
    キシ−1−(2−ドデシルフェニル)−ペンチルチオ〕
    −プロピオン酸である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。 23、メチルエステル、遊離酸又はアルカリ金属塩の形
    の3−〔1(¥RS¥)、2(¥RS¥)−2−ヒドロ
    キシ−1−(4−ノニルフェニル)−ヘキシルチオ〕−
    プロピオン酸である特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 24、少なくとも1個の遊離カルボキシ基を有する、特
    許請求の範囲第1項〜第17項のいずれか1項に記載の
    化合物の生理学的に許容しうる塩。 25、実施例1〜9の一つに記載の特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 26、ロイコトリエン拮抗剤として及び/又はホスホリ
    パーゼの抑制のため使用する特許請求の範囲第1項〜第
    25項のいずれか1項に記載の化合物。 27、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中aは1〜7の整数であり、R^0は水素又は炭素
    原子数1〜7のアルカノイル基を表し、R^1は、末端
    炭素原子が遊離ヒドロキシ基、アシル化ヒドロキシ基、
    最高17の原子番号を有するハロゲン原子、又はメトキ
    シ基で置換されていてよい炭素原子数1〜3のアルキル
    基を表すか、又は炭素原子数1〜3の過フルオロアルキ
    ル基を表し、R^2は炭素原子数5〜15の脂肪族基を
    表し、Aはエチレン基を表すか、又は、R^1がハロゲ
    ン化された基を表し、及び/又はBがフェニレン基又は
    エチレン基を表す場合には、単結合又はビニレン基を表
    し、Bは単結合、エチニレン基又はフェニレン基を表し
    、R^3はヒドロキシ基、炭素原子数1〜7のアルコキ
    シ基又は場合により置換されたアミノ基を表し、−X−
    は単結合、メチレン基又は場合によりN−アシル化され
    た一級アミノメチレン基を表す〕のα−ヒドロキシチオ
    エーテル化合物及び塩形成性を有する該化合物の塩を製
    造するため、一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中a、A、B、R^1及びR^2は前記のものを表
    し、ヒドロキシ基は、存在する場合、保護された形であ
    ってよい〕のエポキシドを一般式(III):HS−CH
    _2−X−CO−R^3 (III)〔式中R^3及び−
    X−は前記のものを表し、アミノ基は、存在する場合、
    保護された形であってよい〕のメルカプトアルカンカル
    ボン酸誘導体と反応させ、必要に応じて、R^0が水素
    を表す一般式( I )の得られた化合物をR^0が炭素
    原子数1〜7のアルカノイル基を表す、対応する化合物
    にアシル化し、及び/又はヒドロキシ基及び/又はアミ
    ノ基の保護基を除去し、エステルの形で存在する化合物
    を遊離酸又は塩に加水分解し、及び/又は塩形成性を有
    する、得られた遊離化合物を塩に変え、及び/又は対応
    する塩の形から化合物を遊離させることを特徴とするα
    −ヒドロキシチオエーテル化合物の製造方法。 28、特許請求の範囲第2項〜第26項のいずれか1項
    に記載の化合物を製造する特許請求の範囲第27項記載
    の方法。 29、少なくとも1種の薬学的に許容しうる担持物質と
    一緒に、活性成分として特許請求の範囲第1項〜第26
    項のいずれか1項に記載の化合物を少なくとも1種含む
    医薬組成物。 30、完成薬剤の形の特許請求の範囲第29項記載の医
    薬組成物。 31、吸入によって投与するのに適した特許請求の範囲
    第29項又は第30項記載の医薬組成物。 32、少なくとも1種の薬学的に許容しうる担持物質と
    一緒に、活性成分として特許請求の範囲第1項〜第26
    項のいずれか1項に記載の化合物を少なくとも1種含む
    医薬組成物を製造するため、対応する成分を非化学的方
    法で混合し、完成した形の薬剤が望ましい場合には、測
    定した量で適当な容器中に入れることを特徴とする医薬
    組成物の製造方法。 33、医薬組成物の製造のための特許請求の範間第1項
    〜第26項のいずれか1項に記載の化合物の使用。 34、ロイコトリエンのアレルギー誘発作用又は炎症に
    起因する、哺乳動物の病状又は症状の軽減又は排除のた
    めの特許請求の範囲第1項〜第26項のいずれか1項に
    記載の化合物の使用。 35、ロイコトリエンのアレルギー誘発作用又は炎症に
    起因する、哺乳動物の病状又は症状の軽減又は排除する
    ため、特許請求の範囲第1項〜第26項のいずれか1項
    に記載の化合物の有効量をそのまま、又は特許請求の範
    囲第29項〜第31項のいずれか1項による医薬組成物
    の形で投与することを特徴とする治療方法。 36、ヒトを治療する、特許請求の範囲第35項記載の
    治療方法。
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