JPS6213829Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6213829Y2 JPS6213829Y2 JP9172380U JP9172380U JPS6213829Y2 JP S6213829 Y2 JPS6213829 Y2 JP S6213829Y2 JP 9172380 U JP9172380 U JP 9172380U JP 9172380 U JP9172380 U JP 9172380U JP S6213829 Y2 JPS6213829 Y2 JP S6213829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- static electricity
- core
- main body
- writing instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 24
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 23
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 9
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成樹脂製の芯収納部材を有する筆記
具に関するもので、詳細には該芯収納部材と芯と
の間にこすれ等で静電気が発生することにより、
芯が芯収納部材内壁に吸着され、該吸着により芯
の供給が確実に行なえないという不都合を極力解
消せんとしてなされたものである。筆記具に使用
する材料がコスト面あるいは生産性の面より金属
材料から電気伝導率の悪い合成樹脂材料へ変更さ
れるにつれて前記静電気の発生が顕著となつてい
る。
具に関するもので、詳細には該芯収納部材と芯と
の間にこすれ等で静電気が発生することにより、
芯が芯収納部材内壁に吸着され、該吸着により芯
の供給が確実に行なえないという不都合を極力解
消せんとしてなされたものである。筆記具に使用
する材料がコスト面あるいは生産性の面より金属
材料から電気伝導率の悪い合成樹脂材料へ変更さ
れるにつれて前記静電気の発生が顕著となつてい
る。
本考案を添付図面に示す一実施例について説明
すれば次のとおりである。
すれば次のとおりである。
第1図において参照符号1は合成樹脂製の筆記
具本体を示し、該本体1の後方内面には芯Lを収
納する収納室2が放射状に設けてあり(第2図参
照)、該収納室2内には芯Lを収納してある。要
するに、本実施例では合成樹脂製の本体1が芯収
納部材となる。参照符号3で示す部材は前記芯L
を把持する芯把持装置、前方部には前記本体1の
前端部と協動して芯Lを把持する把持部材4を連
設してあり、後方部には前記収納室2に対応して
開口された芯誘導孔5を設け、更に該芯誘導孔5
の開口に、該開口の開閉をなし、かつ、前記芯L
と接触する電気良導体よりなる静電気除去部材6
をその後端部において支持するように配置してあ
る。該静電気除去部材6には後述する後部材7に
設けた突出部8と協働して静電気除去部材6を傾
斜せしめる凹部9を設けてある。参照符号10で
示す部材はキヤツプで電気良導体により形成され
前記芯把持装置3の後端部に被嵌するとともに静
電気除去部材6に当接せしめてある。参照符号7
で示す部材は後部材で、該後部材7は前記本体1
に回転可能に装着してあり、又、前記芯誘導孔5
内に位置するごとくなした突出部8を設け、該突
出部8の存在により前記後部材7を本体1に対し
て回転させたとき芯把持装置3をも同時に回転さ
せる。参照符号11で示す部材は弾撥部材を示
し、前記芯把持装置3と本体1との間に張架され
該芯把持装置3を弾撥するようなしてある。
具本体を示し、該本体1の後方内面には芯Lを収
納する収納室2が放射状に設けてあり(第2図参
照)、該収納室2内には芯Lを収納してある。要
するに、本実施例では合成樹脂製の本体1が芯収
納部材となる。参照符号3で示す部材は前記芯L
を把持する芯把持装置、前方部には前記本体1の
前端部と協動して芯Lを把持する把持部材4を連
設してあり、後方部には前記収納室2に対応して
開口された芯誘導孔5を設け、更に該芯誘導孔5
の開口に、該開口の開閉をなし、かつ、前記芯L
と接触する電気良導体よりなる静電気除去部材6
をその後端部において支持するように配置してあ
る。該静電気除去部材6には後述する後部材7に
設けた突出部8と協働して静電気除去部材6を傾
斜せしめる凹部9を設けてある。参照符号10で
示す部材はキヤツプで電気良導体により形成され
前記芯把持装置3の後端部に被嵌するとともに静
電気除去部材6に当接せしめてある。参照符号7
で示す部材は後部材で、該後部材7は前記本体1
に回転可能に装着してあり、又、前記芯誘導孔5
内に位置するごとくなした突出部8を設け、該突
出部8の存在により前記後部材7を本体1に対し
て回転させたとき芯把持装置3をも同時に回転さ
せる。参照符号11で示す部材は弾撥部材を示
し、前記芯把持装置3と本体1との間に張架され
該芯把持装置3を弾撥するようなしてある。
次に本考案の作用について説明する。
本実施例に示す筆記具は多芯室型筆記具である
が、該筆記具の芯出しの作用について説明すれば
次の通りである。本体1に対してキヤツプ10弾
撥部材11の弾撥力に抗して押圧前進させれば芯
把持装置3もそれに伴ない本体1に対し前進され
把持部材4が拡開される。同時に静電気除去部材
6も本体1に対し前進されるから突出部8により
静電気除去部材6が軸心へ向かつて押圧され、よ
つて収納室2と芯誘導孔5と更に芯把持部4とが
連通されるから、前記収納室2に収納されている
芯Lが芯誘導孔5を経て芯把持部4へ位置させる
ことができる。その後、キヤツプ10への押圧力
を解いてやれば芯把持装置3が弾撥部材11の弾
撥力によつて元の位置に復帰され、この復帰とと
もに芯把持部4が本体1先端部によつてすぼめら
れて芯Lを把持し、又、静電気除去部材6も突出
部8による押圧を解除されて前記連通を遮断す
る。
が、該筆記具の芯出しの作用について説明すれば
次の通りである。本体1に対してキヤツプ10弾
撥部材11の弾撥力に抗して押圧前進させれば芯
把持装置3もそれに伴ない本体1に対し前進され
把持部材4が拡開される。同時に静電気除去部材
6も本体1に対し前進されるから突出部8により
静電気除去部材6が軸心へ向かつて押圧され、よ
つて収納室2と芯誘導孔5と更に芯把持部4とが
連通されるから、前記収納室2に収納されている
芯Lが芯誘導孔5を経て芯把持部4へ位置させる
ことができる。その後、キヤツプ10への押圧力
を解いてやれば芯把持装置3が弾撥部材11の弾
撥力によつて元の位置に復帰され、この復帰とと
もに芯把持部4が本体1先端部によつてすぼめら
れて芯Lを把持し、又、静電気除去部材6も突出
部8による押圧を解除されて前記連通を遮断す
る。
以上の操作で芯出しを行なうのであるが、携帯
時等、本体1が振られ、該本体1の収納室2と芯
Lとがこすれ合つた場合、両者間に静電気が生じ
互いに吸着せんとなされるため、前記した如くの
芯出し操作の際に芯Lが誘導孔5へ移動し難く、
よつて、芯Lの供給に支障をきたす。しかしなが
ら本考案によれば次の作用によつてそれが解消さ
れる。即ち、本体1の収納室2と芯Lとの間に生
じた静電気は芯Lと接触するように配置された静
電気除去部材6よりキヤツプ10へ導通されてい
るので、芯出し操作のために該キヤツプ10に指
を触れると同時にアースされ除去される。
時等、本体1が振られ、該本体1の収納室2と芯
Lとがこすれ合つた場合、両者間に静電気が生じ
互いに吸着せんとなされるため、前記した如くの
芯出し操作の際に芯Lが誘導孔5へ移動し難く、
よつて、芯Lの供給に支障をきたす。しかしなが
ら本考案によれば次の作用によつてそれが解消さ
れる。即ち、本体1の収納室2と芯Lとの間に生
じた静電気は芯Lと接触するように配置された静
電気除去部材6よりキヤツプ10へ導通されてい
るので、芯出し操作のために該キヤツプ10に指
を触れると同時にアースされ除去される。
前述した如く合成樹脂製芯収納部材を有する筆
記具において、該芯収納部材内に芯と接触するよ
うに電気良導体よりなる静電気除去部材を配置す
るとともに前記静電気除去部材を筆記具の本体外
へ突出したことを特徴とする本考案によれば合成
樹脂製芯収納部材を使用しても静電気による芯の
吸着が極力防止でき実用上の効果大なるものであ
る。
記具において、該芯収納部材内に芯と接触するよ
うに電気良導体よりなる静電気除去部材を配置す
るとともに前記静電気除去部材を筆記具の本体外
へ突出したことを特徴とする本考案によれば合成
樹脂製芯収納部材を使用しても静電気による芯の
吸着が極力防止でき実用上の効果大なるものであ
る。
尚、前述の実施例中において静電気除去部材6
をキヤツプ10を介して外部に導通せしめた構成
について説明したが、キヤツプ10を省略し直接
に静電気除去部材6を外部に露出して導通させて
もよいものである。又筆記具の構造例として多芯
室型の筆記具を取り上げたが、その他に芯把持部
12の後部にその後端が本体1′より突出する合
成樹脂製芯収納部材13を連設し、該芯収納部材
13の内面に電気良導体よりなる部材6′を設
け、該部材6′および該部材6′と当接し、芯収納
部材13の後端部に止着された電気良導体よりな
るキヤツプ10とよりなる静電機除去部材を構成
することにより静電気がアースされ除去するよう
になすこともできるものである(第3図参照)。
をキヤツプ10を介して外部に導通せしめた構成
について説明したが、キヤツプ10を省略し直接
に静電気除去部材6を外部に露出して導通させて
もよいものである。又筆記具の構造例として多芯
室型の筆記具を取り上げたが、その他に芯把持部
12の後部にその後端が本体1′より突出する合
成樹脂製芯収納部材13を連設し、該芯収納部材
13の内面に電気良導体よりなる部材6′を設
け、該部材6′および該部材6′と当接し、芯収納
部材13の後端部に止着された電気良導体よりな
るキヤツプ10とよりなる静電機除去部材を構成
することにより静電気がアースされ除去するよう
になすこともできるものである(第3図参照)。
第1図は本考案を実施した筆記具の断面図、第
2図は第1図のA−A線断面図、第3図は他の実
施例を示す断面図である。 1,13……合成樹脂製の芯収納部材、1′…
…本体、6……静電気除去部材、L……芯。
2図は第1図のA−A線断面図、第3図は他の実
施例を示す断面図である。 1,13……合成樹脂製の芯収納部材、1′…
…本体、6……静電気除去部材、L……芯。
Claims (1)
- 合成樹脂製芯収納部材を有する筆記具におい
て、該芯収納部材内に芯と接触するように電気良
導体よりなる静電気除去部材を配置するとともに
前記静電気除去部材を筆記具本体外へ突出したこ
とを特徴とする筆記具の帯電除去機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9172380U JPS6213829Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9172380U JPS6213829Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5715099U JPS5715099U (ja) | 1982-01-26 |
JPS6213829Y2 true JPS6213829Y2 (ja) | 1987-04-09 |
Family
ID=29453694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9172380U Expired JPS6213829Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213829Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60117191U (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-08 | 三菱鉛筆株式会社 | シヤ−プペンシル |
-
1980
- 1980-06-30 JP JP9172380U patent/JPS6213829Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5715099U (ja) | 1982-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4270870A (en) | Mechanical pencil with chuck closing by normal writing grip | |
JP3882272B2 (ja) | シャ−プペンシル | |
JPH0574883U (ja) | 筆記具 | |
JP3885315B2 (ja) | シャ−プペンシル | |
JPS58113279U (ja) | ジヤツク | |
JPS6213829Y2 (ja) | ||
JPS5845101Y2 (ja) | ノック式シャ−プペンシル | |
EP0083662B1 (en) | Push-button mechanical pencil | |
JPH022638Y2 (ja) | ||
JP3737836B2 (ja) | 電動芯繰出式シャープペンシル | |
JP3761504B2 (ja) | サイドノック式シャープペンシル | |
JP3870476B2 (ja) | サイドノック式シャ−プペンシル | |
JPH0140711Y2 (ja) | ||
JPS5845913Y2 (ja) | シヤ−プペンシル | |
JP3829406B2 (ja) | シャ−プペンシル | |
JP3729618B2 (ja) | 筆記具の尾冠及び筆記具 | |
JPS6316552Y2 (ja) | ||
JP2524411Y2 (ja) | 棒状物繰り出し容器 | |
JPH0534593Y2 (ja) | ||
JP2531070Y2 (ja) | シヤープペンシル | |
US2771512A (en) | Transducer | |
JPS5848152Y2 (ja) | 電磁石内蔵シャ−プペンシル | |
JPS6319180Y2 (ja) | ||
JPS6226229Y2 (ja) | ||
JPH09202097A (ja) | 電動消しゴム |