JPS62137965A - 画像撮像装置 - Google Patents

画像撮像装置

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JPS62137965A
JPS62137965A JP60280129A JP28012985A JPS62137965A JP S62137965 A JPS62137965 A JP S62137965A JP 60280129 A JP60280129 A JP 60280129A JP 28012985 A JP28012985 A JP 28012985A JP S62137965 A JPS62137965 A JP S62137965A
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JP
Japan
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color
color separation
red
output
optical system
Prior art date
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Pending
Application number
JP60280129A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Niki
仁木 祐司
Masahiko Matsunawa
松縄 正彦
Hiroyuki Yamamoto
裕之 山本
Yoshinori Abe
阿部 喜則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、原稿情報を読取る画像搬像′1装置に関する
(従来の技術) 近年、原稿情報を例えばCOD等の光電変換集子で画素
単位で読取り、種々の画像処理を行う両@踊@装置が実
用化されてきている。この種の装置でカラー原稿をスキ
X?すで読取って、読取ったカラー画像を色分離する方
法としては従来より秒々のものが知られている。
(1)第1の方法 第10図に示づように、カラー原稿1に赤光源2からの
赤照明と青光源3からの肖照明を交互に行い、それぞれ
の光学情報をCCD等の光電変換手段4で受けて電気(
rj号に変換する。光電変換手段4の出力を白紙出力値
で正規化した値をそれぞれVR、Vaとして、これら2
つの信号を演算処理して色分離マツプを求める。昭和5
7年度電子通信学会総合全国大会予稿集第1107では
第11図に示すような色分離マツプを作成し、この色分
離マツプに基づいて?!2数種の色分離が可能となるこ
とを示唆している。第11図の横軸は赤光源点灯時の光
電変換手段4の正規化出力(%)を、縦軸は青光源点灯
時の光電変換手段4の正規化出力(%)をそれぞれ示す
(2)第2の方法 原稿上の1画素に対して分光感度特性の異なる211類
の光検出部を設け、これら光検出部の出力VA、VBに
演算処理を施して色分離するものである(特開昭57−
44825号公報)。例えば、縦方向色相軸(VA +
Va )に対してVA +VB ≧81のとき    
白a 2 < VA + VB <a 1(7) トキ
u彩eVA +VB ≦82のとき    黒と判断し
、縦方向色相軸(tof] VA −1o(I Va 
)に対し log VA  log va ≧b I O)トキ 
    赤b 2 <log VA −1og Va 
<b lのとき 緑log VA −log Va ≦
b 2 Q)J:−キ青と判断する。但し、式中の”+
+”2+bl、b2はある定数である。第12図はこの
ようにして求めた色分離マツプである。
(3)第3の方法 光学情報をダイク[1イツクミラー、プリズム乃至はR
,G、Bフィルムを用いて、赤、緑、青の3色に分解す
る方法である(特開昭50−62320号公報に記載さ
れている)。
第13図は色分解の種々の方法を示す図である。
(イ)は撮影レンズ11の像12を複数個のリレーレン
ズ13〜16とダイクロイックミラー17゜17′を用
いて3色に分解されたものをそれぞれ撮像管18〜20
上に再び結像させるように構成したものである。(ロ)
に示す例は、Wj@レンズ11と各搬像管18〜20と
の間に特殊な形状をなした複数個のプリズム21〜24
を配置して、プリズム21とプリズム22との間及びプ
リズム23とプリズム24との間にそれぞれダイクロイ
ックミラー17.17’ を配置して3色に分解するよ
うにしたものである。
(ハ)は頂角が鋭角の3つのプリズム25,26.26
’ を、図に示すように三角形ABCをなすように嵌合
せしめ、各プリズムの境界面にダイクロイックミラー2
7.28を形成し、3色分解を(テうようにしたもので
ある。(ニ)に示す例は、(ハ)に示す例のプリズムを
丁度裏返しにした構成である。各プリズムの境界にはそ
れぞれダイクロイックミラー29.30が形成されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 第1の方法の場合、光電変換手段4からの正ノ8化出力
を第11図に示すように、そのまま色分離マツプ座標系
の座標軸としているため、有彩色。
無彩色の区別が無く概念が不明確である。原稿の輝度1
色相等の概念が無い。更に、原稿の反+111a度又は
反則率を出力値レベルに換算対応させるというような概
念が無いため、原稿と出力レベルとの対応が取りづらい
という不具合がある。
第2の方法の場合、モノクロ原稿に対する配慮、即ち無
彩色(グレイレベル)に対する概念が全く無いため実際
の出力結果を考えた場合、極めて非現実的なものとなる
。又、カラー原稿に対してもfi稿と出力値との対応、
即ち反射$lrg、又は反射率を出力値レベルに換算対
応させるといった概念が無いため取扱いが不便である。
第3の方法の場合、印刷分野にも使用されているため色
分解性能は優れているが、第13図に示すように構成が
複雑である。従って、このような構造の色分解手段を複
写機等に組込む際に多くの制約を受ける。例えば、走査
ミラーが色分解手段上を往復するため、多くの無駄な空
間を必要とし、装置が大形化し、更に調整門構も複雑と
なるため、コストが上昇してしまう。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであって、
その目的は、カラー原稿を読込んで色分解手段からの出
力値情報から無彩色と有彩色を含む複数個の色域に分離
する際に色分離の性能を向上させた簡単な構成の画像R
a装置を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本発明は、原稿を照明する原
稿照明手段と、原稿からの光学情報を色分解する色分解
手段を含む光学系と、該光学系の出力光を光電変!Aす
る光電変換手段とを具備し、基準色板からの光を色分解
せずに光電変換した時の出力値と、色分解した光の何れ
かを光電変換した時の出力値との比が5.0以下になる
ように原稿照明手段と光学系と光電変換手段とを構成し
たことを特徴とするものである。
本発明は原稿情報を複数個の色域に分離する際に原稿照
明用光源及び色分解手段の特性を規定するようにした。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図、第2図は本発明の一実施例を示す構成図である
。第1図は光学情報を色分解する光学系を、第2図は電
気信号に変換された画像信号を処理する電気系をそれぞ
れ示している。第1図において、3″)はレンズ、32
.33はその一面が互いに接合したプリズムで、この接
合面はダイクロイックミラー34を形成している。35
.36はそれぞれ光情報を電気信号に変換するCODイ
メージセンサ(以下1$iにCODという)である。
カラー原稿(図示せず)からの光学情報は、図示されて
いないレンズに入って集光された後、プリズム31に入
る。該プリズム31を通過した光はダイクロイックミラ
ー33で波長域が2分割され、赤系の光は該ダイクロイ
ックミラー33を透過し、プリズム32を介して赤用の
CCD4−1に入射する。一方、シアン系の光はダイク
ロイックミラー33で反射され、プリズム31を逆向き
に進み該プリズム31内で更にもう1回反射した箋、シ
アン用CCD42に入射する。従来法のR,G。
Bの3原色で撮像するのに比べて装置構成が簡単になり
、安価となっている。
次に、第2図について説明する。図において、34は原
稿、35は該原稿34を照明する光源、36は該光源3
5を駆aすると共にその照度を制御する光源駆動回路で
ある。300は原稿34からの光学情報を色分解する光
学系である。該光学系300は第1図にその構成が示さ
れている。
41は赤系の光学情報を受ける第1のCCO。
42はシアン系の光学情報を受ける第2のCOD、51
は第1のCCD41の光電変換出力を増幅する第1の増
幅器、52は第2のCCD42の光電変換出力を増幅す
る第2の増幅器である。第1及び第2のCCD41,4
2で光電変換部40を構成し、第1及び第2の増幅器5
1.52とで増幅部50を構成する。61は第1の増幅
器51の出力をディジタルデータに変換する第1のA/
D変換器、62は第2の増幅器52の出力を変換する第
2のA/D変換器で、これら第1及び第2のA/D変換
器61.62とでA、/D変換部60を構成する。A/
D変換器61.62のビット数としては例えば6ビツト
程度が用いられる。
71は第1のA/D変換器61の出力及び第2のA/D
変換器62の出力を受けて種々の演算処理を行う演算処
理回路、72は画像データVt<。
Vcから予め演算された輝度信号データVR+VCを格
納する第1のメモリ、73は同様に色差信号データVc
/(V大+Vc)を格納する第2のメモリ、81は第1
及び第2のメモリ72.73の出力をアドレスとして受
は有彩色(赤、シアン)濃度対応直く以下濃度データと
記す)を出力する第3のメモリ(赤・シアンメモリ)、
82は同じく第1及び第2のメモリ72.73の出力を
アドレスとして受は無彩色(黒、灰、白)濃度データを
出力する第4のメモリ(黒メモリ)である。演算処理回
路71と第1及び第2のメモリ72.73とで色分離情
報作成手段70を構成し、第3及び第4のメモリ81.
82とで濃度情報格納手段80を構成する。換・算処理
回路71としては、例えばマイクロコンピュータが用い
られる。
43は第3のメモリ81の出力を一時的に格納する第1
のバッファ、44は第4のメモリ82の出力を一時的に
格納する第2のバッファである。
45はB(ブラック/黒)B(ブルー/青)R(レッド
、・′赤)セレクト信号(以下カラーセレクト信号とい
う)を受けるカラーセレクト回路で、その出力は第1及
び第2のバッファ43.44に印加されている。第1及
び第2のバッファ43゜44及びカラーセレクト回路4
5とで濃度情報格納手段8oの出力を制御する色制御手
段90を構成する。
46は第1及び第2のバッファ43,44の何れか一方
の出力を受(プで閾値と比較し多値化(2値化を含む)
処理を行う比較回路、47はカラーセレクト回路45か
らのカラーセレクト信号及び1度規定信号を受けて比較
回路46に最適な閾値を与える閾値回路である。そして
、比較回路46からは多値画像データが出力される。こ
のように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通
りである。
光源35により照射され/=カラー原稿34の光学情報
は、第1図に示す光学系300に入射して、赤系とシア
ン系に分解される。分解された赤系。
シアン系の光学情報はそれぞれC0D41.42に入射
して電気信号に変換される。変換された画像信号は、そ
れぞれ増幅器51.52に入って所定のレベルまで増幅
された後、続<A/D変換器61.62でディジタルデ
ータに変換される。演紳処理回路71はディジタルデー
タに変換された赤系とシアン系の画像データを受けて、
図示されていない基準色板を撮像した時のCC[)41
.42の出力値VRW、Vcv  を1.0とし、前記
画像データを正規化したものをそれぞれVR,VCとす
る。画像データVR,VC,を用い色分離マツプを作成
し色分離を行うわけであるが、この座標軸を決定するた
めに以下の点を考慮する。
■中間調が表現できるようにするため、テレビの輝度信
号に相当する原稿の反射率(反射a度)の情報を取入れ
る。
■赤、シアン等の色差(色相、彩度を含む)の情報を取
入れる。
以上より輝度信号情報と色差信号情報を以下のようなも
のを用いると好ましい。
輝度信号情報、=VR+VC(1) VR、Vc  (0≦V*  ≦1.0.O≦Vc  
≦1゜0>(7)和VR+VC(0≦V* +Vc ≦
2.0)は黒レベル(−0)、白レベル(−2,0>に
対応し、全ての色はOから2.0の範囲に存在する。
色差信号情報= VR/ (VR+vQ ) 30.tVc / (VR
+VC)無彩色の場合には、全体(VR+Vc )内に
含まれるVR成分+VC成分の割合は一定である。従っ
て、 VR/ (VR+VC)”Fo、5 Vc / (VR十VC) −0,5 となる。これに対し、有彩色の場合にはvR/(VR+
Vc)又はVc / (VR+VC)の値は原稿の色相
及び彩度を表わす1つの尺度になる。
即ち (1)赤系色 0.5<VR/ (VR+VC)≦1.00≦Vc /
 (VR+VC) <0.5(2)シアン系色 0≦VR/ (VR+ VC) < 0 、50.5<
VC/VR+VC)≦1.0 と表現することができる。これより、座標軸としてVR
+VCとVR/ (V尺+VC)又はVc/(V*+V
c)を2軸とする座標系を用いることにより、有彩色(
赤系、シアン系)、無彩色を明確に分離することが可能
になる。
第3図は上述した色分離方法に従って色域区分を行った
色分離マツプの一例を示す図である。図において、横軸
は色差信号情報VC/(VR+VC)を、左縦軸はXI
度信号情報VR+VCを、右縦軸は無彩色による反射濃
度を示している。色差  ゛信号情報−0,5近傍及び
輝度信号が小さな範囲に無彩色があり(図の斜線領域)
、0.5より小さい領域は赤系、0.5より大きい領域
はシアン系となる。又、反射濃度と輝度信号情報VR−
)−V。どの間に図に示すような対応関係が存在するた
め、出力値に直結しやすい。図に示す例では、横軸に色
差信号情報としてVc / (VR+ Vc )をとっ
ているが、VR/ (VR+VC)としても効果は同様
である。このテーブル(色分がマツプ)を用いた画像形
成装置の黒、青、赤記録動作について説明する。通常の
複写機等に使用されるスリット露光光源によって原稿を
まず走査し、得た光源を第1図の色分解手段を通過させ
、COD等の光電変換手段で受光して、VR,VCを(
qて、更に、VR+VC、VC/VR+VC信号を得る
これらの1直によりアドレスされテーブルに従って1度
データが出力される。
一方、記録体に記録を行う記録手段は、例えば黒、青、
赤で記録する記録部を有しているとすると、−E配合ス
キャンに対応して、順に例えば、黒。
青、赤と1フレーム毎に駆動され、各色の重ね書きが行
われる。即ち、原稿スキャン→テーブルから濃度データ
出力→黒記録→原稿スキャン→テーブルから濃度データ
出力→青記録→原稿スキャン→テーブルから濃度データ
出力→赤記録という動作を経て重ね書きが行われる。こ
のような記録手段に対して、前記デープルからの出力信
号は、青色記録時においては、シアン域で指定された出
力値のみを有効とする実質的にゲート機能を有する手段
(前述の第2図B、B、Rカラーセレクト回路45.バ
ッファ4−3.44>が設けられており、これによって
画像処理部の色域に対応した色の記録が適正に行われる
実際の画像処理装置内においては、第3図に示す色分離
マツプはROMテーブル内に作成格納される。具体的に
はメモリ81.82に格納されている。この場合におい
て、光源としてどのような分光特性を有するものを用い
るかにより色分離性能に大きな差が生ずる。このため、
例えば同一色であっても光源の種類により最悪の場合、
赤が青又は青が赤といった判別誤りが発生する。
具体的には、第4図(イ)に示す良好な色分離性能を示
す光源の分光特性に対し、短波長成分が過度に増加した
特性を有する光源を用いるとシアン色域内の色は、同図
(ロ)に示すように全体に無彩色色域に近づき、ある色
は無彩色域内に飛込む現象が発生する。同様に長波長成
分が過度に増加した特性を有する光源では、同図(ハ)
に示すように赤色域内の色のうちシアン色域内に飛込む
ものが発生する。
このような好ましくない現象の発生を避け、良好な色分
離性能を得るには、ある特定の光源とダイクロイックミ
ラーに代表される原稿照明手段と色分解手段(第2図を
例にとると光源35と光学系300)の組合Vで最適な
条件を選んでやる必要がある。この最適条件は、例えば
色分解手段として第1図に示すような赤透過、シアン反
射形のダイクロイックミラーを用いた場合、基準色板か
らの反射光を色分解を行わずに光電変換手段(第2図の
CCD41若しくは42)で光電変換した出力1iaV
nと、色分解を行った後の例えば赤成分の出力1直vr
との比Vn /Vrをとると、最適条件を満足する値の
好ましい範囲は 1.0<Vn /Vr≦0.5 となる。
このような最適条件を満足する光源35と色分解光学系
300の組合せとしては、透過率又は反射率が50%と
なるカットオフ波長が580〜6QQnn近傍であるダ
イクロイックミラーとウオームホワイト(W、W)、(
E、D、L)、ディライ1−(D)の蛍光灯の単体若し
くは2種、3種の組合せ使用により達成される。一方、
ブルーホワイト(8,W)のように青成分の過多なる光
源では充分な色分離性能は得られなかった。
尚、上記異種の蛍光灯の組合せにおいては、一方の蛍光
灯の光量を他方のそれよりも変化させるようにして、よ
り良好な色分離特性を得ることもできる。
第5図は蛍光灯、COD及びダイクロイックミラーの分
光特性を示す図である。図において、(イ)〜(ニ)は
蛍光灯の分光特性を示す図であり、縦軸は比エネルギー
(%)、横軸は波長(nm)である。(イ)はE、D、
Lの、(ロ)はW、Wの、(ハ)はDの、(ニ)はB、
Wのそれぞれ特性図を示す。(ホ)はCODの分光特性
で、縦軸は相対出力(%)、横軸は波長(nm)である
くべ)はダイクロイックミラーの分光特性で縦軸は透過
率(%)、横軸は波長(nm)である。
基準色板からの反射光を色分解せずに光電変換した時の
出力値vnと、色分解を行った後の赤成分の光を光電変
換した時の出力値Vrとの比を種々の蛍光灯にて測定す
ると、第6図に示すような測定結果が得られる。図で横
軸は7口とVrの比Vn /Vrを示している。軸上の
数値は比の値を示す。尚、測定に用いたダイクロイック
ミラーのカットオフ波長は5800mである。一方、5
80nmではなくWW+Dにおける560nmカットオ
フの値も上図にプロットした。このように同一光源にお
いてもカットオフ波長を変化させると効果が異なる。満
足なる結果が得られなかったB、Wは5.0以上の離れ
た場所にプロットされている。
ここで、前述したように色差信号VC/(VR+Vc 
)が0.5近傍より大きいか小さいかで赤系色とシアン
系色を区別することができる。従って、VC/ (VR
+ VC)の演W結果の最上位ビットにより赤系色とシ
アン系色を識別することができるので、有彩色データは
メモリ81に一緒に格納することができる。
演算処理回路71は前述した正規化演算を行い、出力1
aVR,Vck:T、輝Ff 信号T −タV R+ 
VC1色差信号データVc/<V尺+Vc)が格納され
ているメモリ72.73をアドレス指定する。
そして、これら第1及び第2のメモリ72.73の出力
は第3及び第4のメモリ81.82にアドレス信号とし
て与えられる。第3.第4のメモリ81.82からは入
力アドレスに応じた番地に格納されている濃度データが
出力されて、それぞれバッファ43.44にホールドさ
れる。再び第2図の説明に戻る。
一方、カラーセレクト回路45はB、B、R信号を受け
て、第1及び第2のバッファ43.44の何れか一方に
カラーセレクト信号を与える。第7図はカラーセレクト
信号B、B、Rと色指定との関係を示す図である。即ち
、カラーセレクト信号B、B、Rは2ビツトで入力され
る。カラーセレクト回路45は、このB、B、R信号と
Vc/(VR,+VC)の演算結果の最上位ビットによ
り第1及び第2のバッファ43.44を制御する。
例えば、第一7図に示すような対応をとると(10)が
入力された場合には第1のバッファ43が有効となり、
且つこの時Vc / (VR+Vc )で赤と青の混合
を避ける操作をし、バッファ43から赤データが出力さ
れる。以上、赤信号のセレクトの場合を例にとったが、
青信号のセレクトの場合についても(01)が入力され
ること以外は同様である。 次に(o O)が入力され
ると、第2のバッファ44が有効となり、黒メモリの内
容のみが出力される。又、(11)が入力されると全黒
モードとなり、全黒モード(原画の赤色。
青色共黒とするモード)では第1及び第2のバッファ4
3.44の両方が有効になる。このようにして、図に示
す装置から各色毎の濃度データを出力することができる
これら濃度データは、比較回路46により色域毎に設定
された閾値を用いて多値データ(2値データを含む)に
変換される。比較回路46には閾値回路47から最適量
値が与えられる。この多値データをプリンタ、複写機等
の入力データとすることにより、外部に出力表示するこ
とができる。
具体的にはカラーセレクト信号B、8.Rと出力装置の
現像器の色指定と組合せることで色出力が可能となる。
他の熱転写記録装置で記録させる場合にはカラーリボン
又はカラーヘッドを指定すればよい。
尚、出力値の記録手段は光ファイバ(OFT)。
液晶(LCD)、レーザ等による感光体面上への露光、
インクジェット、サーマルトランスファ。
銀塩若しくは非銀塩材料への記録或いはCRTへの出力
等限定されない。以上の操作は、CCD41.42が新
しい光学情報を受けるたび毎に繰り返されることになる
第8図は、本発明に係る画像II像装置の機械的構成例
を示す図である。図において、100は原稿情報を読取
る読取部、101は読取った原稿情報を記録紙に転写す
る書込部である。読取部100は、原稿台102.光源
103.平面鏡104゜105、光学レンズ106.ダ
イクロイックミラー107及び固体1iii像素子10
8,109とで構成されている。書込部101は、レー
ザ書込系110、帯電極111.現像器112,113
,114、感光体ドラム115.クリーナ116.転写
ドラム117.記録紙118.カセット119゜タイミ
ングローラ120.給紙ローラ121.定着器122及
びトレイ123.基準色板200とで構成されている。
原稿台102上に載置された原稿(図示せず)に、光源
103から光が照射される。そして、原稿からの反射光
は平面鏡104.105及び光学レンズ106を介して
ダイクロイックミラー107に入射する。ここで、光源
103とダイクロイックミラー107の組合せを前述し
たように基準色板200からの光を色分解せずに光電変
換した時の出力値と、色分解した後の光の何れかを光電
変換した時の出力値との比Vn /Vrが1.0<Vn
z/vr≦5.0になるように設定しておく。
光源103.平面鏡104が■、平面鏡105がv/2
の速度で移動することにより原稿が走査され、ダイクロ
イックミラー107に入射した光学情報は、赤系色が透
過、シアン系色が反04されて、それぞれ固体VB (
l素子108,109で光電変換される。光電変換され
た画像信号は第2図に示tffli気回路で画像処理さ
れる。比較回路47(第2図)から出力される多値デー
タによって変調を受けたレーザ書込系110からの変調
光は、帯電極111によって帯電された感光体ドラム1
15上を照射し、表面に画像の静電7V1mを形成せし
める。
この静電潜像に、赤、青、熱系のそれぞれの現像器11
2〜114で各色のトナーが付着される。
これらトナーは、転写ドラム117に巻回された記録紙
118に転写され、画像として顕像化される。記録紙1
18に転写された画像は定着器122により画像として
定着され、トレイ123に排紙される。
この装置の1画像を形成するプロセスを述べる。
まず原稿が走査される。原稿走査と略リアルタイムに色
分離が行われ、まずB、B、R信号によって赤系色多値
画像データが出力される。一方、現像器は112(赤)
のみ駆動されており、前記多値画像データに基づいて制
御変調されたレーザ書込系110によって露光され、赤
トナー像が感光体ドラム115上に形成され、転写ドラ
ム117上の記録紙118上に転写され、残留トナーは
クリーニング装置116によって除かれる。次に再び原
稿が走査され、色分離が行われ、B、B、R信号によっ
てシアン系色のみの多値画像データが出力され、現像器
は113(青)のみ駆動されており、前記多値画像デー
タに基づいて制御変調されたレーザ書込系110によっ
て露光され、青トナー像が感光体ドラム115上に形成
され、転写ドラム117上の記録紙118上に前の赤ト
ナー像に加えて転写される。
黒トナー像も赤、胃トナー像と同様なプロセスを経て転
写される。赤、黒、青トナー像が転写された転写紙は定
着器122に送られ、上述の如く定着が行われる。
第2図に示す実施例では、色分離情報作成手段70と濃
度情報格納手段80を別々に設けた場合を例にとったが
これらを一体形成することもできる。第9図は本発明装
置の他の実施例を示す構成ブロック図で色分離情報作成
手段と濃度情報格納手段とを一体形成したものである。
第2図と同一のものは、同一の番号を付して示す。△/
D変換部60からのディジタル画像データは演算処理回
路71′に入る。該演算処理回路71′は入力画像デー
タを受けて正規化処理を行いVR,VCを算出した後、
輝度信号VR+VCと色差信号Vc/(VR+VC)を
求める。これらの値は即アドレスデータとしてメモリ8
1.82に入っている。
以降の動作は第2図と同様であるので説明は省略する。
上述の説明においては、第3図に示す色分離マツブの横
軸にVc 、−’ (VR+VC)を用いたが、VR/
(VR+VC)であってもよい。又、横軸の同様の効果
は (VR−Vc  )  / (VR+Vc  )又は (Vc   VR)/ (VR+VC)を横軸として用
いても得られる。例えば横軸に(VR−Vc ) / 
(VR+VC)を用イタもノドすると、 (Vg  −Vc  ) / (VR+VC)−〇 近
傍に無彩色 〉0 赤系 く○ シアン系 となる。
更に上述の説明においては、ダイクロイックミラーの分
光特性として赤透過、シアン反射形のものを用いたが、
本発明はこれに限るものではない。
又、色分解手段もダイクロイックミラーに限るものでは
なく、例えば分光フィルタ等であってもよい。又、色分
離マツプも第3図に示すような1字形のものに限る必要
はなくどのようなものであってもよい。又、本発明では
カラー画像を赤成分。
シアン成分に色分解し、黒、青、赤にて出ノj表現する
場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限るもの
ではなく、R,G、8色分解系であってもよく、又色分
解信号を外部から入力するようにしてもよい。
更に、第2図の説明では演算処理回路71にA/D変換
器61.62の出力の正規化演Cンを行わせる場合を例
にとった。しかしながら本発明はこれに限るものではな
く、A/D変換器61.62の出力で直ちにメモリ72
.73をアドレスしてもよい。この場合にはメモリ72
.73としてはそれぞれ入力アドレスVR、Vcに対応
して予めVR+VC、Vc / (VR+Vc )の演
算を行ったデータが書込まれたROMを用いるとよい。
更に、この場合において、△/D変換器61.62を基
準色板の画像データが入力された時に1.0なるフルス
ケール(FS)データが出力されるように予めA/D変
換器内部でフルスケール調整をしておけば演算処理回路
71は不要となる。
〈発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、基準色板
からの光を色分解せずに光電変換した時の出力値と色分
解した後の光の何れかを光電変換した時の出力値との比
V口/Vrが 1.0<Vn/Vr≦5.0になるように原稿照明手段
と色分解手段を設定することにより色分離特性に秀れた
rfIJtIiな構成の画@県像装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施例を示す構成図、第3
図は色分離マツプ例を示す図、第4図はROMテーブル
例を示す図、第5図は蛍光灯等の分光特性を示す図、第
6図は測定データを示す図、第7図はカラーセレク!・
信号のビット対応を示す図、第8図は画像比像装置の機
械的構成例を示す図、第9図は本発明の他の実施例を示
ず構成図、第10図は色分解光学系の概念を示す図、第
11図及び第12図は色分離マツプ例を示す図、第13
図は色分解光学系の従来構成例を示す図である。 1・・・原稿      2・・・赤光源3・・・青光
源     4・・・光電変換手段11・・・擾影レン
ズ 13〜16・・・リレーレンズ 17.17’ 、27.28,29.30.33・・・
ダイクロイックミラー 18〜2o・・・胤像管 21〜26.26’ 、31.32・・・プリズム34
・・・原稿     35・・・光源36・・・光源駆
動回路 37・・・色分解光学系40・・・光電変換部
  41.42・・・CCD43.44・・・バッファ 45・・・カラーセレクト回路 46・・・比較回路   47・・・閾値回路70・・
・色分離情報作成手段 71.71’・・・演算処理回路 72.73,81.82・−・メモリ 80・−・潤度情報格納手段 90・・・色制御手段  100・・・読取部101・
・・四込部   102・・・原稿台103・・・光源 104.105・・・平面鏡 106・・・光学レンズ 107・・・グイクロイックミラー 108.109・・・固体撮像素子 110・・・レーザ書込系 111・・・帯電極 112.113,114・・・現像器 115・・・感光体ドラム 116・・・クリーナ  117・・・転写ドラム11
8・・・記録紙   119・・・カセット120・・
・タイミングローラ 121・・・給紙ローラ 122・・・定着器123・
・・トレイ   200・・・基準色板特許出願人  
小西六写真工業株式会社代  理  人   弁理士 
 井  島  藤  治外1名 第3図 VR+VC 第4図 (イ)                (ロ)(ハ) 赤成分過多光源 第6図 角茗7図 第1 (イ) 波長 400  500   600  700  nm1c
fJ    500   500   700  nm
5図 400   500  600  700  nm40
0  500  600  700  nm第8図 ]00I読取部         112,113.+
14i現像鼎101i11込部           
   1]54光体ドラム]021厚稿台      
        116.クリーナー]031光、ff
               1]7;転写ドラム1
08.109 +固体番像鷹子           
]2]、給紙ローラ]10.レーヅー±込系     
    122・鵠]]]I帯電椙         
      123i 1−レイm;運凛色板 第9図 第10四石 3;青光源 4;光が芝決手段 第11図 (’/、) 赤光式所時のセンブ出力 色相信号 −一

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿を照明する原稿照明手段と、原稿からの光学
    情報を色分解する色分解手段を含む光学系と、該光学系
    の出力光を光電変換する光電変換手段とを具備し、基準
    色板からの光を色分解せずに光電変換した時の出力値と
    、色分解した光の何れかを光電変換した時の出力値との
    比が5.0以下になるように原稿照明手段と光学系と光
    電変換手段とを構成したことを特徴とする画像撮像装置
  2. (2)前記色分解手段として、透過率又は反射率が50
    %となるカットオフ波長が590nm近傍である特性を
    有する赤・シアン分解形のダイクロイックミラーを用い
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像撮
    像装置。
  3. (3)前記光電変換手段として、固体撮像素子を用いた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像撮像
    装置。
  4. (4)前記基準色板からの前記光学系を通じて得た光を
    前記光電変換手段によつて光電変換したときの出力値を
    用いて、前記原稿からの光学情報を前記光学系を通じて
    得た光を前記光電変換手段によって光電変換した時の出
    力値を正規化することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の画像撮像装置。
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