JPS6213789Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6213789Y2 JPS6213789Y2 JP13226482U JP13226482U JPS6213789Y2 JP S6213789 Y2 JPS6213789 Y2 JP S6213789Y2 JP 13226482 U JP13226482 U JP 13226482U JP 13226482 U JP13226482 U JP 13226482U JP S6213789 Y2 JPS6213789 Y2 JP S6213789Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- core material
- composite sheet
- foam sheet
- foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本考案は例えば自動車のイントストルメントパ
ネルの製造に際し、その表層部を構成すべく使用
される絞り成形用の複合シートに関する。 たとえば第1図に示すように下型a上に取付け
られる自動車のインストルメントパネルのような
凹凸状の横断面を有する芯材bに第2図の断面図
で示すようにポリ塩化ビニール,ポリオレフイン
などの比較的肉薄のプラスチツクレザーシートc
と、ポリプロピレン,ポリエチレンなどの比較的
肉厚のプラスチツク発泡体シートdとを互に上下
に貼合せた複合シートeを加熱により軟化された
状態から上型fと下型aとの間に導かせて芯材b
上に接着剤を介して絞り加工させ、その複合シー
トeをトリミングラインgでトリミングして芯材
bの表層部を作るようにすることは知られている
が、この場合シートeはその両側縁の各半部をそ
のままクランプされる式を一般としたものでこれ
を換言すれば、レザーシートcと発泡体シートd
とは略胴巾に両外側にのびて各耳部において両シ
ートc,dが共にクランプされる式を一般とした
もので、かかるものでは両シートc,dはそのの
び率が互に相違するため、芯材の形状により縦方
向に絞り部を深く有する部位では平坦部とは異な
り局部的に大きな伸びの変化を与えられ、レザー
シート側は、良好に追従しようとするが、発泡体
シート側は追従がむづかしく深絞り成形時に引込
まれる状態となり平坦形状部を縦方向への深絞り
部の境界部に肉厚の局部的に不均一な成形が生じ
その部分に亀裂その他の損傷を生じ易い不都合を
伴う。 本考案はかかる不都合のないシートを得ること
をその目的としたもので、比較的肉薄のプラスチ
ツクレザーシート2と、プラスチツク発泡体シー
ト3とを互に上下に貼合せた複合シート1を、凹
凸状の横断面を有する硬質の芯材8に接着剤を介
して一体的に絞り接合する絞り成型用複合シート
において、前記発泡体シート3を前記芯材8の展
開図と略同形に形成すると共に、前記レザーシー
ト2を該発泡体シート3より幅広に形成してその
両側縁を絞り成形時の耳部4,4に形成したこと
を特徴とする。 第3図はその1例を示すもので、1は複合シー
トを示し、該シートはポリ塩化ビニール,ポリオ
レフインなどの比較的肉薄のプラスチツクレザー
シート2と、ポリプロピレン,ポリエチレンなど
の比較的肉厚のプラスチツク発泡体シート3とを
互に上下に貼合わせて成る。該複合シート1はそ
の両側縁の耳部4,4をクランプ部材5,5でク
ランプされた状態から、上型6と下型7との間に
導かれ、次で両型6,7の閉じによりこれに所定
の絞り加工が施される。この間該シート3は予め
加熱軟化されて深絞りに備えられるものとする。
下型7上には予め別個に用意される凹凸状の横断
面を有するABS樹脂,ダンボール紙などの硬質
の芯材8がセツトされると共にその上面に接着剤
が施されるものとし、かくて前記した絞り加工に
よれば、前記した複合シート1は同時に芯材8上
に押圧されてそれに接着され、そのトリミングラ
イン9でトリミングされて全体として例えば自動
車用のインストルメントパネルに得られるように
した。 以上は従来のものと特に異ならないが、かかる
ものでは前記した不都合を伴うもので、本考案は
かかる不都合を無くすべく、前記した複合シート
1における下層の発泡体シート3は芯材8の展開
図と略同形に形成すると共に上層のレーザーシー
ト2を下層の発泡体シート3に比し広幅に両外側
に延長してその延長端の耳部4,4をクランプ部
とするようにした。これを換言すれば、複合シー
ト1は、比較的伸びの大きいレーザーシート2に
おいてのみ比較的広幅に延長されてその延長端を
クランプされるようにし、従つて比較的伸び率の
小さい発泡体シート3はその中央部に残されて直
接にはクランプされないようにした。 本考案と上述した従来のものとの材料伸長度の
測定結果は第3図のA,B,C,D,E,F,G
の各部において第1表の如くなり、本考案による
ときは製品部の伸長度の差が著しく緩和される。
ネルの製造に際し、その表層部を構成すべく使用
される絞り成形用の複合シートに関する。 たとえば第1図に示すように下型a上に取付け
られる自動車のインストルメントパネルのような
凹凸状の横断面を有する芯材bに第2図の断面図
で示すようにポリ塩化ビニール,ポリオレフイン
などの比較的肉薄のプラスチツクレザーシートc
と、ポリプロピレン,ポリエチレンなどの比較的
肉厚のプラスチツク発泡体シートdとを互に上下
に貼合せた複合シートeを加熱により軟化された
状態から上型fと下型aとの間に導かせて芯材b
上に接着剤を介して絞り加工させ、その複合シー
トeをトリミングラインgでトリミングして芯材
bの表層部を作るようにすることは知られている
が、この場合シートeはその両側縁の各半部をそ
のままクランプされる式を一般としたものでこれ
を換言すれば、レザーシートcと発泡体シートd
とは略胴巾に両外側にのびて各耳部において両シ
ートc,dが共にクランプされる式を一般とした
もので、かかるものでは両シートc,dはそのの
び率が互に相違するため、芯材の形状により縦方
向に絞り部を深く有する部位では平坦部とは異な
り局部的に大きな伸びの変化を与えられ、レザー
シート側は、良好に追従しようとするが、発泡体
シート側は追従がむづかしく深絞り成形時に引込
まれる状態となり平坦形状部を縦方向への深絞り
部の境界部に肉厚の局部的に不均一な成形が生じ
その部分に亀裂その他の損傷を生じ易い不都合を
伴う。 本考案はかかる不都合のないシートを得ること
をその目的としたもので、比較的肉薄のプラスチ
ツクレザーシート2と、プラスチツク発泡体シー
ト3とを互に上下に貼合せた複合シート1を、凹
凸状の横断面を有する硬質の芯材8に接着剤を介
して一体的に絞り接合する絞り成型用複合シート
において、前記発泡体シート3を前記芯材8の展
開図と略同形に形成すると共に、前記レザーシー
ト2を該発泡体シート3より幅広に形成してその
両側縁を絞り成形時の耳部4,4に形成したこと
を特徴とする。 第3図はその1例を示すもので、1は複合シー
トを示し、該シートはポリ塩化ビニール,ポリオ
レフインなどの比較的肉薄のプラスチツクレザー
シート2と、ポリプロピレン,ポリエチレンなど
の比較的肉厚のプラスチツク発泡体シート3とを
互に上下に貼合わせて成る。該複合シート1はそ
の両側縁の耳部4,4をクランプ部材5,5でク
ランプされた状態から、上型6と下型7との間に
導かれ、次で両型6,7の閉じによりこれに所定
の絞り加工が施される。この間該シート3は予め
加熱軟化されて深絞りに備えられるものとする。
下型7上には予め別個に用意される凹凸状の横断
面を有するABS樹脂,ダンボール紙などの硬質
の芯材8がセツトされると共にその上面に接着剤
が施されるものとし、かくて前記した絞り加工に
よれば、前記した複合シート1は同時に芯材8上
に押圧されてそれに接着され、そのトリミングラ
イン9でトリミングされて全体として例えば自動
車用のインストルメントパネルに得られるように
した。 以上は従来のものと特に異ならないが、かかる
ものでは前記した不都合を伴うもので、本考案は
かかる不都合を無くすべく、前記した複合シート
1における下層の発泡体シート3は芯材8の展開
図と略同形に形成すると共に上層のレーザーシー
ト2を下層の発泡体シート3に比し広幅に両外側
に延長してその延長端の耳部4,4をクランプ部
とするようにした。これを換言すれば、複合シー
ト1は、比較的伸びの大きいレーザーシート2に
おいてのみ比較的広幅に延長されてその延長端を
クランプされるようにし、従つて比較的伸び率の
小さい発泡体シート3はその中央部に残されて直
接にはクランプされないようにした。 本考案と上述した従来のものとの材料伸長度の
測定結果は第3図のA,B,C,D,E,F,G
の各部において第1表の如くなり、本考案による
ときは製品部の伸長度の差が著しく緩和される。
【表】
このように本考案によるときは凹凸状の横断面
を有する芯材8に接着剤を介して一体的に絞り接
合する複合シート1はその肉厚の発泡体シート3
を芯材8の展開図と略同形に形成すると共にその
肉薄のレザーシート2を発泡体シート3より幅広
に形成して、その両側縁を絞り成形時の耳部4,
4に形成したものであるから、比較的伸び率の小
さい発泡体シート3は直接にクランプされない状
態に存して芯材8に押圧接合されるため、良好な
伸びを許容されて複雑な形状の芯材8に対しても
亀裂等を生ずることなく均等に接着されて優れた
製品を得ることができる効果を有する。
を有する芯材8に接着剤を介して一体的に絞り接
合する複合シート1はその肉厚の発泡体シート3
を芯材8の展開図と略同形に形成すると共にその
肉薄のレザーシート2を発泡体シート3より幅広
に形成して、その両側縁を絞り成形時の耳部4,
4に形成したものであるから、比較的伸び率の小
さい発泡体シート3は直接にクランプされない状
態に存して芯材8に押圧接合されるため、良好な
伸びを許容されて複雑な形状の芯材8に対しても
亀裂等を生ずることなく均等に接着されて優れた
製品を得ることができる効果を有する。
第1図は従来例の加工状態を説明する斜面図、
第2図は第1図A−A線截断正面図、第3図は本
考案シートの1例の加工状態の截断正面図であ
る。 1……複合シート、2……レザーシート、3…
…発泡体シート、4,4……耳部、8……芯材。
第2図は第1図A−A線截断正面図、第3図は本
考案シートの1例の加工状態の截断正面図であ
る。 1……複合シート、2……レザーシート、3…
…発泡体シート、4,4……耳部、8……芯材。
Claims (1)
- 比較的肉薄のプラスチツクレーザーシート2
と、比較的肉厚のプラスチツク発泡体シート3と
を互に上下に貼合わせた複合シート1を、凹凸状
の横断面を有する硬質の芯材8に接着剤を介して
一体的に絞り接合する絞り成形用複合シートにお
いて、前記発泡体シート3を前記芯材8の展開図
と略同形に形成すると共に、前記レーザーシート
2を前記発泡体シート3より幅広に形成してその
両側縁を絞り成形時の耳部4,4に形成したこと
を特徴とする絞り成形用複合シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13226482U JPS5894519U (ja) | 1982-09-02 | 1982-09-02 | 絞り成形用複合シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13226482U JPS5894519U (ja) | 1982-09-02 | 1982-09-02 | 絞り成形用複合シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5894519U JPS5894519U (ja) | 1983-06-27 |
JPS6213789Y2 true JPS6213789Y2 (ja) | 1987-04-09 |
Family
ID=30101460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13226482U Granted JPS5894519U (ja) | 1982-09-02 | 1982-09-02 | 絞り成形用複合シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5894519U (ja) |
-
1982
- 1982-09-02 JP JP13226482U patent/JPS5894519U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5894519U (ja) | 1983-06-27 |
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