JPS6213754Y2 - - Google Patents

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JPS6213754Y2
JPS6213754Y2 JP6786082U JP6786082U JPS6213754Y2 JP S6213754 Y2 JPS6213754 Y2 JP S6213754Y2 JP 6786082 U JP6786082 U JP 6786082U JP 6786082 U JP6786082 U JP 6786082U JP S6213754 Y2 JPS6213754 Y2 JP S6213754Y2
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JP
Japan
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tension
tensioning
rolls
filter cloth
filter cloths
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JP6786082U
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JPS58170196U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、並設されたロールに、その回動途中
に濃縮汚泥を挾圧する経路を備える状態で一対の
無端帯状回動ろ布を巻回すると共に、前記両ろ布
夫々に対して緊張用ロールを付設したベルトプレ
ス型脱水機のろ布緊張構造に関する。
従来の上記構造においては、両緊張用ロール
夫々に、シリンダ等のろ布に付与する緊張力の調
整具を設けると共に、両調整具夫々を各別に調整
するものであり、初期設定において両ろ布に互い
に同等の緊張力を付与するための操作が面倒であ
つた。又、たとえ同等の緊張力を付与しても、使
用に伴う両ろ布の伸び量が異なり、それに起因し
て緊張力に差を生じ、脱水性能を低下する欠点が
あつた。
本考案は、上記の点に鑑み、簡単な構造でもつ
て、両ろ布に同等の緊張力を付与する状態での緊
張力の調整を容易に行えると共に、両ろ布の伸び
量の差に起因する、両ろ布に付与する緊張力の差
発生を回避できるようにすることを目的とする。
本考案は、上記目的の達成のために、冒記した
ベルトプレス型脱水機のろ布緊張構造において、
前記両緊張用ロールを、強制伸縮部材を介装した
連結具を介して連結してある事を特徴とする。
つまり、両緊張用ロールどうしを連結する連結
具に1個の強制伸縮部材を介装するだけの簡単な
構造でありながら、両ろ布の一方からの引つ張り
力に対して他方からの引つ張り力がバランスする
状態で自ずと安定され、1個の強制伸縮部材を操
作することにより、両ろ布に互いに同等の緊張力
を付与しながら、その緊張力を容易に調整できる
ようになつた。
しかも、使用に伴つて両ろ布の伸び量に差を生
じたとしても、自ずと、伸び量の大きい側のろ布
に対しては緊張力を強める状態に、そして、他方
のろ布に対しては緊張力を弱める状態になつて互
いの緊張力が均一化され、常に両ろ布の緊張力を
互いに同等にでき、伸び量の差に起因する緊張力
の差発生を回避して脱水性能を向上できるように
なつた。
以下、本考案の実施例を例示図に基いて詳述す
る。
第1貯留槽1から供給される被処理物と、第2
貯留槽2から供給される凝集剤とを凝集混和する
混和機3を設け、並設された多数のロール4・・
にわたつて巻回された無端帯状の第1回動ろ布5
に対して重力脱水部6を付設し、その重力脱水部
6の回動方向下手側に、多数のロール4・・にわ
たつて巻回された無端帯状の第2回動ろ布7との
協働により濃縮汚泥を挾圧する強制脱水部8を設
け、もつて、第1及び第2回動ろ布5,7の回動
に伴い、し尿や都市下水あるいは産業廃水等、各
種の水処理に伴つて発生する汚泥等の被処理物を
連続的に脱水処理するようにベルトプレス型脱水
機を構成してある。
前記強制脱水部8を構成するに、直線状経路の
輾圧脱水ゾーンA、大径円弧状経路の圧縮脱水ゾ
ーンB、及び、蛇行経路の剪断脱水ゾーンCを設
け、第1及び第2回動ろ布5,7による挾圧力を
順次増大していくように構成してある。
前記第1及び第2回動ろ布5,7には、夫々、
その回動経路途中に緊張用ロール9,10が付設
されていて、濃縮汚泥の厚み変化にかかわらず、
第1及び第2ろ布5,7夫々に緊張力を付与する
ように構成してある。
前記緊張用ロール9,10夫々を設けるに、そ
の長手方向両端夫々を、第2図及び第3図に示す
ように、門形の支持フレーム11に、ボールベア
リング12を介して回転自在に取付けると共に、
前記支持フレーム11の両遊端を脱水機フレーム
13に揺動自在に枢支連結してある。
脱水機フレーム13から突設した支持ブラケツ
ト14にスプロケツト15を遊転自在に設けてあ
る。
前記両緊張用ロール9,10の支持フレーム1
1,11を、前記スプロケツト15に巻回するチ
エーン16、引つ張りスプリング17、及び、油
圧、エアー等による流体圧シリンダ18を互いに
連結して構成した連結具19を介して連結してあ
り、前記第1及び第2ろ布5,7に互いに同等の
緊張力を付与できると共に、シリンダ18の伸縮
作動により付与すべき緊張力を調節できるように
構成してある。
第4図は別実施例を示し、前記第1回動ろ布5
の重力脱水部6より回動方向上手側箇所を、ロー
ル4aを介して重力脱水部6の始端側上方に迂回
させ、その迂回部分に緊張用ロール9を付設し、
上記実施例のようなチエーン16及びスプロケツ
ト15による迂回構成を不要にして連結具19を
構成したものである。前記両緊張用ロール9,1
0は、夫々、第5図及び第6図に示すように、ボ
ールベアリング20を介して回転支軸21に回転
自在に支持されており、その回転支軸21の両端
側夫々をボールベアリング22を介してホルダー
23に支持させると共にホルダー23よりも外側
にピニオンギヤ24を固着してある。前記ホルダ
ー23,23を上下一対のガイド部材25,25
を介して特定方向にのみ摺動自在に設けると共
に、前記連結具19の端部に前記ホルダー23,
23を連結し、かつ、前記ピニオンギア24,2
4夫々に対するラツクギア26を脱水機フレーム
13に連設し、緊張用ロール9,10夫々を、ろ
布5,7夫々の長手方向に直交する姿勢を維持す
る状態で変位させるように構成してある。
第7図も別実施例を示し、連結具19の途中に
揺動アーム27を介装したものであり、例えば、
第1回動ろ布5が重力脱水部6でろ過板28上を
摺動するための抵抗が大で、緊張用ロール9,1
0によつて付与する緊張力が同じであつても第1
及び第2ろ布5,7の強制脱水部8での実質的な
緊張力に差を生じる虞がある場合に、前記揺動ア
ーム27の揺動支点位置と両ロール9,10側
夫々の連結位置との長さL1,L2を異ならせ、強
制脱水部8での第1及び第2ろ布5,7の実質的
な緊張力が互いに等しくなるように調節可能に構
成したものである。
本考案としては、前記連結具19を一対設け、
両緊張用ロール9,10の両端夫々どうしを各別
の連結具で連結しても良い。又、連結具19の途
中に、シリンダ18に代えてネジジヤツキを介装
しても良く、それらをして強制伸縮部材18と総
称する。
強制伸縮部材18としてジヤツキを介装する場
合、上記実施例におけるスプリング17を設ける
ことにより、その付勢作用を十分に発揮させられ
るが、上記実施例のように、強制伸縮部材18と
してシリンダを用いる場合にはスプリング17を
設けなくても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るベルトプレス型脱水機のろ
布緊張構造の実施例を示し、第1図はベルトプレ
ス型脱水機の全体概略縦断面図、第2図は要部の
一部切欠拡大側面図、第3図は要部の一部切欠平
面図、第4図は別実施例の要部の一部切欠側面
図、第5図は第4図の要部の一部切欠平面図、第
6図は第5図の−線断面図、第7図は別実施
例の要部の一部切欠側面図である。 4……ロール、5,7……ろ布、9,10……
緊張用ロール、18……強制伸縮部材、19……
連結具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 並設されたロール4・・に、その回動途中に
    濃縮汚泥を挾圧する経路を備える状態で一対の
    無端帯状回動ろ布5,7を巻回すると共に、前
    記両ろ布5,7夫々に対して緊張用ロール9,
    10を付設したベルトプレス型脱水機のろ布緊
    張構造であつて、前記両緊張用ロール9,10
    を、強制伸縮部材18を介装した連結具19を
    介して連結してある事を特徴とするベルトプレ
    ス型脱水機のろ布緊張構造。 前記強制伸縮部材が流体圧シリンダ18であ
    る実用新案登録請求の範囲第項に記載の構
    造。 前記強制伸縮部材がネジジヤツキである実用
    新案登録請求の範囲第項に記載の構造。
JP6786082U 1982-05-10 1982-05-10 ベルトプレス型脱水機のろ布緊張構造 Granted JPS58170196U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6786082U JPS58170196U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 ベルトプレス型脱水機のろ布緊張構造

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JP6786082U JPS58170196U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 ベルトプレス型脱水機のろ布緊張構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58170196U JPS58170196U (ja) 1983-11-14
JPS6213754Y2 true JPS6213754Y2 (ja) 1987-04-08

Family

ID=30077663

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6786082U Granted JPS58170196U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 ベルトプレス型脱水機のろ布緊張構造

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JPS58170196U (ja) 1983-11-14

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