JPS62137422A - クラツチ又はブレ−キ - Google Patents

クラツチ又はブレ−キ

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JPS62137422A
JPS62137422A JP27688985A JP27688985A JPS62137422A JP S62137422 A JPS62137422 A JP S62137422A JP 27688985 A JP27688985 A JP 27688985A JP 27688985 A JP27688985 A JP 27688985A JP S62137422 A JPS62137422 A JP S62137422A
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JP
Japan
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inner shaft
outer cylindrical
cylindrical member
disc
sealed chamber
Prior art date
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Application number
JP27688985A
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English (en)
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JPH0556407B2 (ja
Inventor
Kenichi Sakamoto
坂本 研一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN AUTOM TRANSMISSION CO Ltd
JATCO Corp
Original Assignee
JAPAN AUTOM TRANSMISSION CO Ltd
JATCO Corp
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Publication date
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Publication of JPH0556407B2 publication Critical patent/JPH0556407B2/ja
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、クラッチ又はブレーキに関するものである。
(ロ)従来の技術 例えば特開昭59−130737号公報には差動制限装
置として粘性ブレーキを用いたものか示されている。こ
のような従来の粘性ブレーキは、粘性流体が封入された
密封室内で、一方の部材に連結された円盤状部材と、他
方の部材に連結された円盤状部材とを交互に重ね合わせ
、両口盤状部材の間に小さなすきまを形成し、このすき
ま内の粘性流体のせん断力によって一方の円盤状部材と
他方の円盤状部材との間の制動を行うものである。また
、粘性クラッチの場合には粘性流体のせん断力によって
トルクの伝達が行われる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来の粘性クラッチ又は粘性ブレ
ーキは、トルク容量又はブレーキ容量があらかじめ設定
されたほぼ一定の値であり、外部からの制御によって容
量を変化させることができないという問題点、また粘性
流体のせん断力によってトルク伝達が行われるため、大
きさの割にトルク容量又はブレーキ容量が小さいという
問題点かある。本発明は、このような問題点を解決する
ことを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、粘性流体を介してトルク伝達を行う状態と、
円盤状部材間の機械的摩擦力によってトルク伝達を行う
状態と、を切換可能とすることにより、上記問題点を解
決する。すなわち、本発明によるクラッチ又はブレーキ
は、内側軸状部材と、内側軸状部材の外周に設けられる
外側筒状部材と、内側軸状部材と外側筒状部材との間に
形成される密封室と、密封室に充てんされる粘性流体と
、内側軸状部材に対して回転方向には拘束されるが軸方
向には移動可能に設けられる内側軸状部材側円盤状部材
と、外側筒状部材に対して回転方向には拘束されるが軸
方向には移動可能に設けられると共に内側軸状部材側円
盤状部材と小さいすきまを形成して互いに重なり合う外
側筒状部材側円盤状部材と、油圧が作用したとき内側軸
状部材側円盤状部材と外側筒状部材側円盤状部材とに対
して押圧力を作用可能な押圧ピストンと、押圧ピストン
に油圧力を作用させる油室と、を有している。
(ホ)作用 押圧ピストンに油圧力を作用する油室に油圧が供給され
ていないときには、両円盤状部材の間には小さいすきま
が形成され、粘性流体を介してトルク伝達が行われるた
め、通常の粘性クラッチ又は粘性ブレーキと同様の作用
が得られる。一方、上記油室に油圧が作用すると、押圧
ピストンは両円盤状部材を互いに接触させ、摩擦力によ
ってトルク伝達可能な状態とする。従って、粘性流体の
せん断力によってトルク伝達を行う場合と比較して非常
に大きなトルク伝達が可能となる。なお、押圧ピストン
が円盤状部材側に移動すると密封室内の粘性流体の圧力
が上昇するが、密封室を形成する部材の一部を移動可能
又は変形可能な構造とすることにより異常に圧力が上昇
することを防止することができる。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を添付図面の第1図に基づいて説
明する。
内側軸状部材10と、外側筒状部材12とはブツシュ1
4によって互いに支持されて独立に回転可能である。外
側筒状部材12の壁部12aと区画ピストン16とによ
って内側軸状部材10と外側筒状部材12との間の円筒
状の空間が軸方向に仕切られており、これにより密封室
18が形成されている。外側筒状部材12の壁部12a
の内周部と内側軸状部材10の外周部との間はシール部
材20によって密封され、また区画ピストン16の内外
周はそれぞれシール部材22及び24によって;ぞ封さ
れている。区画ピストン16は内側l1iIII状部材
10及び外側筒状部材12に対して軸方向に移動可能に
設けられており、通常はスナップリング26によって取
り付けられた皿ばね28の力によって外側筒状部材12
の肩部12bに押し付けられている。外側筒状部材12
の壁部12a側には押圧ピストン3oがはめ合わされて
おり、これにより外側筒状部材12との間に油室 32
が形成されている。押圧ピストン3oの内外周はシール
部材31及び33によって密封されている。油室32に
は外側筒状部材12に設けた油路34を介して油圧を供
給可能である。スナップリング36によって外側筒状部
材12から抜は止めされたプレッシャープレート38と
押圧ピストン30との間に4枚の外側筒状部材側円盤状
部材40及び4枚の内側軸状部材側円盤状部材42が交
互に配置されている。押圧ピストン30か停止位置に押
し戻されている状態では各外側筒状部材側円盤状部材4
0と内側軸状部材側円盤状部材42との間には所定のす
きまが形成されるようにしである。外側筒状部材側円盤
状部材40は外側筒状部材12の内周部に対してスプラ
イン結合さ打ており、これにより外側筒状部材12と一
体に回転するが軸方向には移動可能としてある。
また、内側軸状部材側円盤状部材42の内周部は内側軸
状部材10とスプライン結合されたハブ44の外周部と
スプライン結合されており、これにより内側軸状部材側
円盤状部材42は内側軸状部材10と一体に回転するが
軸方向には移動可能となっている。密封室18内には所
定の粘性流体が充満されている。
次にこの実施例の作用について説明する。油路34から
油室32に油圧が供給されていないときには、押圧ピス
トン30は皿ばね28によって押圧された区画ピストン
16によって発生する密封室18内の粘性流体の圧力に
よって停止位置まで押し戻されている。この状態では各
外側筒状部材側円盤状部材40と内側軸状部材側円盤状
部材42との間には所定のすきまが形成され、このすき
まには粘性流体が満たされた状態となる。この状態で例
えば内側軸状部材10側が回転駆動されると、内側軸状
部材側円盤状部材42はハブ44を介して内側軸状部材
10と一体に回転する。このため、内側軸状部材側円盤
状部材42と外側筒状部材側円盤状部材40との間に介
在される粘性流体のせん断力によってトルクが外側筒状
部材側円盤状部材40に伝達される。外側筒状部材側円
盤状部材40は外側筒状部材12と一体に回転するよう
に連結されているため、内側軸状部材10から所定のト
ルクが外側筒状部材12に伝達されることになる。この
ようにして、通常の粘性クラッチとしての作用が得られ
る。
一方、大きな伝達トルクを必要とする場合には、油路3
4から油室32に油圧を作用させる。
油室32に油圧が作用すると押圧ピストン30は第1図
中で左方向に移動し、外側筒状部材側円盤状部材40及
び内側軸状部材側円盤状部材42をプレッシャープレー
ト38との間にはさみ付ける。このため、外側筒状部材
側円盤状部材40と内側軸状部材側円盤状部材42とは
互いに密着して摩擦力によってトルクを伝達する状態と
なる。
この摩擦力による伝達トルクは、粘性流体のせん断力に
よる伝達トルクと比較して非常に大きくなる。従って、
内側軸状部材10から外側筒状部材12に大きいトルク
が伝達可能となる。なお、押圧ピストン30が移動する
ことによって密封室18の容積が減少し、内部の粘性流
体の圧力が上昇しようとするが、これは区画ピストン1
6の移動によって吸収される。すなわち、押圧ピストン
30の移動による容積の減少分だけ区画ピストン16の
移動によって容積が増大し、密封室18内の粘性流体の
圧力は常にほぼ一定に維持される。
結局、油室32への油圧の給排を制御することにより、
粘性クラッチ状態と摩擦クラッチ状態とを切換えること
ができる。また、油室32の油圧を蹟密に制御すること
により押圧ピストン30の移動量を微小に制御し、粘性
クラッチ状態における外側筒状部材側円盤状部材40と
内側軸状部材側円盤状部材42との間のすきまを調整し
て伝達トルクを可変ル制御することもできる。
なお、本実施例はクラッチについて説明したが、内側軸
状部材10及び外側筒状部材12のいずれか一方を静止
部に対して固定すればブレーキとしての作用を得ること
ができる。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、粘性クラッチ
又はブレーキの機能に加えて摩擦クラッチ又はブレーキ
としての機能を付加したので、外部から伝達トルクを制
御することが可能となり、また比較的小型の装置によっ
て大きなトルクを伝達することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるクラッチを示す図である。 10・・・内側軸状部材、12・・・外側筒状部材、1
6・・・区画ピストン、18・・・密封室、28・・・
皿ばね、30・・・押圧ピストン、32・・・油室、3
4・・・油路、40・・・外側筒状部材側円盤状部材、
42・・・内側軸状部材側円盤状部材、44・・・ハブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内側軸状部材と、内側軸状部材の外周に設けられる
    外側筒状部材と、内側軸状部材と外側筒状部材との間に
    形成される密封室と、密封室に充てんされる粘性流体と
    、内側軸状部材に対して回転方向には拘束されるが軸方
    向には移動可能に設けられる内側軸状部材側円盤状部材
    と、外側筒状部材に対して回転方向には拘束されるが軸
    方向には移動可能に設けられると共に内側軸状部材側円
    盤状部材と小さいすきまを形成して互いに重なり合う外
    側筒状部材側円盤状部材と、油圧が作用したとき内側軸
    状部材側円盤状部材と外側筒状部材側円盤状部材とに対
    して押圧力を作用可能な押圧ピストンと、押圧ピストン
    に油圧力を作用させる油室と、を有するクラッチ又はブ
    レーキ。 2、密封室を形成する部材の一部は、押圧ピストンの移
    動に伴なう密封室内の粘性流体の圧力の変化に応じて移
    動可能又は変形可能な構造としてある特許請求の範囲第
    1項記載のクラッチ又はブレーキ。
JP27688985A 1985-12-11 1985-12-11 クラツチ又はブレ−キ Granted JPS62137422A (ja)

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JP27688985A JPS62137422A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 クラツチ又はブレ−キ

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JP27688985A JPS62137422A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 クラツチ又はブレ−キ

Publications (2)

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JPS62137422A true JPS62137422A (ja) 1987-06-20
JPH0556407B2 JPH0556407B2 (ja) 1993-08-19

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ID=17575809

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JP27688985A Granted JPS62137422A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 クラツチ又はブレ−キ

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Cited By (5)

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JPS5395469A (en) * 1977-01-31 1978-08-21 Shinko Electric Co Ltd Hvd system constant speed driver

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