JPS62137191A - 棒状物の突合わせ溶接方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業−１ｔの利用分野） 本発明は、」−木建築や［−場設備据付は用基礎のアン
カーボルト、または鉄筋類の現地における継ぎ足し溶接
、あるいは高炉出銑［−１孔明用湯つき棒、その他１１
延用素材棒鋼の接合作業等に用いて有用である、広範囲
での棒状物の突合わせ溶接方法に関する。

（従来の技術） 例えば、１−木建築用鉄筋コンクリート造りにおいては
、所定長さの鉄−筋を用い、Ｔ、ＩＥの進行に伴い、現
地にて短くなった鉄筋の１−へ別の鉄筋を継ぎ足し溶接
する作業が頻繁に行われるが、その場合、従来は１ｍ前
後の当金としての短い鉄筋を短くなった鉄筋に重ねるよ
うに立て、これらを“番線、と１ジノ、を用いて結束し
、続いて接合すべき長い鉄筋をヒ記短くなったものの七
に同心状に乗せ、しかして−１１記当金に市ねるように
して１番線、で結束し、突合わせ溶接していた。

また、工場建設時の設備据付用アンカーボルトを現地に
て継ぎ足し溶接する場合、多本数のアンカーボルトに同
心に、かつ−直線に精度良く継ぎ足し材を接合溶接する
ことが困難なので、アンカーボルトの高さ寸法を間違え
た場合は、ｉｆｆ度基礎を破壊し、市川の長さのアンカ
ーボルトと入れ替えるようにしていた。

（発明が解決しようとする問題点） 故に、従来のこの種棒状体の現地突合わせ溶接は、非常
に能率が悪（、シかも直線精度の良くないものとなり、
溶接後にガスバーナ等で曲がり矯１１：、シなければな
らないこきも多かった。さらに、アンカーボルトが間違
えにより１」法不足となったり、計画変更で長く延長し
なければならない時は、基礎の掘り起こし、入れ替え、
埋め戻しをしない限り、不可能であるという問題があっ
た。

本発明はかかる不都合を解消する突合わせ溶接方法を提
供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、棒状物同士を突合わせ溶接するにあたり、連
結棒の複数箇所に、側面開口溝部とこれを開閉するリン
グを有したホルダーを取付けて接合用冶具を構成し、こ
の接合用治具の＝一端部ホルダーの側面開口溝部に−・
方の棒状物を嵌入かつ固定したるのち、他方の棒状物を
残るホルダーの側面開口溝部に棒状物長手軸方向とは直
角な横方向から嵌入し、かつリングを閉じて固定して、
両棒状物を同軸に合わせて突合わせ溶接する棒状物の突
合わせ溶接方法を特徴とする。

（作用） に記丁゛段によれば、棒状物の突合わせ溶接のため両者
を同軸にセントするに、その七ノド部材としての接合用
治具に棒状物をその長Ｐ軸方向に対し直角な横方向から
装入して行うので、事、１度良（中心を合わせて一直線
に接合溶接ができ、しかも長さ制限の全くない長大の被
溶接物の突合わせ溶接が６丁能となる。

また、１−記接合用治具をパイプ状のものから構成し、
これに被溶接物を嵌入して突合わせ溶接するものも考え
られるが、これであると抜き取り用のかなり余裕のある
隙間が必要となるし、そのに、継ぎ足し材の端部まで摺
動させたのち抜き取るようにして該冶具を撤去すること
になるが、狭所や足場がない処では、施１″、不ｉｉＪ
能であり、高所での接合作業は危険を伴うことになる。

しかし本発明では被溶接物をその長袖に対し直角方向に
冶具に装着し、溶接後も同様にして離脱する方法である
ので、高所でも狭所でも施Ｉ−できる。

（実施例） 以ド、本発明の・実施例を図面によって説明する。

接合用治具（１）は、連結棒（２）と、これの」−下３
箇所に取着したホルダー（３ａ）（３ｂ）（３ｃ）から
成る。これらホルダー（３ａ）（３ｂ）（３ｃ）は円盤
状のホルダ一本体（４）と、これに自転自由に外嵌させ
たリング（５）を含み、連結棒（２）は各ホルダ一本体
（４）の１″１通孔（６）に挿通して固着されると共に
、各ホルダ一本体（４）の−・都に平面視Ｕ字形の側面
開口溝部（７）が開設され、これを略Ｃ字形、リング（
５）がその回転によって開閉すべく構成される。また、
ホルダ一本体（４）の外周面に周溝（８）が凹設され、
リング（５）に螺着したセットボルトの先端を１、Ｍ溝
内部に係合して押し付けることで、ホルダ一本体（４）
に対しリング（５）を任意箇所で固定できるようにして
いる。尚、各ホルダー（３ａ）（３ｂ）（３ｃ）の側面
開口溝部（７）は］―下−・直線に連なる位置に設けら
れるものとする。

１−記接合用冶１４　（１）を用いアンカーボルトの継
ぎ足しを行う時は、まず最下部ホルダー（３Ｃ）におい
て第３図の如くリング（５）を回転して側面開口溝部（
７）を開き、アンカーボルト（９）の−１一端を該溝部
に嵌入したのち、第２図の如くリング（５）で該溝部（
７）を閉じ、リング（５）を通したセットボルト（１０
ｃ）を嵌入アンカーボルト（３）に押当させる一方、同
じくリング（５）を通した別のセットボルト（ｌｌｃ）
を周溝（８）に押当させて、アンカーボルト（９）を接
合用冶具（＋）に固定する。また、アンカーボルト（９
）の先端は最下部ホルダー（３Ｃ）と中央部ホルダー（
３ｂ）との間に臨ましめ、第４図に示す裏当金（１２）
を連結棒（２）との間に介在させる次に最上部ホルダー
（３ａ）と中央部ホルダー（３ｂ）とを第２図と同じよ
うにリング（５）を開いてそれぞれの側面間１−’ｌ溝
部（７）を開］１させた状態で、第１図の矢印（Ａ）に
示す横方向から継ぎ足し材（Ｉ３）を装入かつ嵌入し、
］−記裏当金（１２）の凹陥部（１２ａ）にこの継ぎ足
し材（１３）のド端とアンカーボルト（９）の−１一端
をセットしてルートギャップを合致させ、しかるのち各
リング（５）を閉じ、かつセットボルト（ＩＯａ）（１
０ｂ）（ｌｌａ）（Ｉｌｂ）によりリング（５）をホル
ダ一本体（４）に固定する。これにより継ぎ足し材（１
３）は接合用治具（１）に固定され、アンカーボルト（
９）と中心線（イ）に示す同軸に位置されるので、継ぎ
足し材（１３）とアンカーボルト（９）トを横方向から
溶接（１４）ｔ、、Ｌかるのち各ホルダー（３ａ）（３
ｂＨ３ｃ）のセットボルト（１０ａ）　〜（ＩＯｃ）（
Ｉｌａ）　〜（Ｉｌｃ）を緩め、かつ各リング（５）を
開き、第１図の矢印（Ｂ）方向（横方向）へ接合用治具
（１）を移動させることにより該冶具を撤去する。

さらに、工場建設時の設備据付用基礎工事について、本
発明方法の具体例を述べると、一箇所１０数本打込むＭ
−２５のアンカーボルトが１φ所、高さが間違っている
ことが据付時に発見されるという！１ｒ故があった場合
、接合用冶具（１）として、高さ５０．、、外径７０φ
、２５φの貫通孔をホルダ一本体（４）に開設し、内一
方を側方にも開ｌ」させて側面１ｊ旧」溝部（７）に使
用し、また内径７０．２φ、高さ５０闘、Ｍｅボルトを
９０度ずらしてネンブネジ部に取付けたリング（５）を
外１べする。そして、連結棒（２）として２４．８φ、
＋＝＋さ３５０關の丸棒を貫通孔（６）に通し、１５０
ｍ＋ｗピッチに１−中ドニミ箇所ホルダー（３ａ）（３
ｂ）（３ｃ）を配したものを製作する。他方、約１５０
ｍ■の高さしかないアンカーボルト（９）のネジ部を約
１００−＋を切断し、切り口をグラインダ仕」二げして
約５０ＩＩ１１高さとしたのち、別途製作した高さ３０
０１１＋１で、−に端に約１００ｒａ■長さのネジ加工
を施した継ぎ足し材（１３）を先の方法で突合わせ溶接
した。

これによれば、作業員３人で、一箇所２　Ｌ１間の施−
「で溶接から仕」二げに至る全ての補修が完了し、しか
も直線度を完全にしたアンカーボルト継ぎ足し溶接がで
きた。因みに、本発明方法を適用しない場合、コンクリ
ート基礎の−・部をブレーカ−で破壊してアンカーボル
トの差し替えと埋め込み作業法を採らざるを得す、少な
くとも約１０　ＩＩ　Ｉ：ｆｌの１−’ＩＧ進１歩がス
ト・ツブすることになっていたので、本発明の多大な作
用効果が確認できた。

勿論、１−記具体例は本発明方法適用の・例でしかすぎ
ず、この他−に木建築用鉄筋の現地接合のため、東向、
水・μ、傾斜の全ての方向接合に適用できる。

また、突合わせ溶接すべき棒状物としてアンカーボルト
、その群ぎ足し材を例にとって説明したが、異形鉄筋接
合は勿論、パイプの接合溶接、角鋼の接合溶接にも使用
できるものである。

さらに、本発明は直径９ｍｍの３分筋と称する細径のも
のから５０．、の丸棒、あるいは５０Ａ１１００Ａ１２
００Ａといったパイプの接合溶接も行え、連結を直線に
するのではなく、１０〜４５度の所望角度にすれば、２
本の棒状体を」１記角度にｉ［確に１００本でも１００
０本でも、現地の悪条件下においても容易に、高能率、
高品位に接合溶接できる。

また、接合用治具（＋　）を現地用として、アルミニウ
ムもしくはその合金材を用い製作すればボータビリティ
にすぐれ、本発明のイｒ用性が・段と向１−拡大される
。

当然のことながら、接合用治具（１）の側面間１−１溝
部（７）の形状は、被溶接物である棒状体の断面に適合
させるものであるから、角、三角、六角、溝形鋼、山形
鋼、平鋼に合わせて選択できる。

尚、本発明における接合溶接は被覆アーク溶接の通常タ
イプが基本であるが、エンクローズ溶接、ＭＩＧ溶接、
ＭＡＧ溶接、ガス溶接、ＣＯｓ溶接、ノンガス溶接、Ｔ
ＩＧ溶接の全てが用いることができるし、母材材質も軟
鋼、低合金、高合金、非鉄金属が使用可能である。

（発明の効果） 以１１詳述したように本発明によれば、従来不可能であ
った高所や狭所での接合溶接を可能にできて、接合能率
を１π能十化し、しかも突合わせ溶接後の直線性値びに
精度にすぐれ、産業ＬｉＵられる効果は極めて顕著であ
る。

また、接合用治具は被溶接物の取付け、芯出し、固定の
３役を行うものであるから、能率が良く、取扱いも部平
で、さらに多数の冶具が不必姿となるために、作業性に
すぐれると共に、コスト的にも有利となる。

４０図前面ｌｌＴｉ弔な説明 図面は本発明の一実施例を示し、第１図はその棒状物の
突合わせ溶接方法を説明する正面図、第２図および第３
図はホルダ一部分のそれぞれ動作説明用の断面図、第４
図は四座金の配置状態を示す横断面図である。

（１）−・・接合用治具、（２）−・・連結棒、（３ａ
　）（３ｂ　）（３Ｃ）・・・ホルダー、（５）・・・
リング、（７）・・・側面間１」溝部、（９）・・・ア
ンカーボルト（棒状物）　、（＋３）・・・継ぎ足し材
（棒状物）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 棒状物同士を突合わせ溶接するにあたり、連結棒の複数
   箇所に、側面開口溝部とこれを開閉するリングを有した
   ホルダーを取付けて接合用治具を構成し、この接合用治
   具の一端部ホルダーの側面開口溝部に一方の棒状物を嵌
   入かつ固定したるのち、他方の棒状物を残るホルダーの
   側面開口溝部に棒状物長手軸方向とは直角な横方向から
   嵌入し、かつリングを閉じて固定して、両棒状物を同軸
   に合わせて突合わせ溶接する棒状物の突合わせ溶接方法
   。