JPS62136503A - 粉末成形方法 - Google Patents

粉末成形方法

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JPS62136503A
JPS62136503A JP27746685A JP27746685A JPS62136503A JP S62136503 A JPS62136503 A JP S62136503A JP 27746685 A JP27746685 A JP 27746685A JP 27746685 A JP27746685 A JP 27746685A JP S62136503 A JPS62136503 A JP S62136503A
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JP
Japan
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powder
core rod
punch
die
raised
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Pending
Application number
JP27746685A
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English (en)
Inventor
Tadashi Ebihara
忠 海老原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUPISU FUKUSHIMA SEIZOSHO KK
Original Assignee
NITSUPISU FUKUSHIMA SEIZOSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は焼結冶金に於る粉末成形方法に関するものであ
り、特にエンジン部品に用いる如き精度を要し、かつ生
産性に優れた焼結機械要素の粉末成形方法に関する。
(従来技術) 第7図に示す如きエンジン部品の1つであるバルブシー
トは、円筒形状であり内周面の一端に円錐状部63を有
する物で、その各部の寸法精度、殊にバルブと当接する
円錐状部63の精度が要求される。
又耐摩耗性、耐熱性を要求されるために加工性の劣る高
硬度特殊合金が用いられるのが通常である。
従って粉末圧縮成形時にはほぼ完成品と近い形状となり
加工代を少なくする如く成形される。
かかるバルブシート等にあっては近年省資源の要求によ
り、耐熱、耐摩耗性を要する部分と他の部分の材料を異
にした複合材料が用いられており、粉末成形方法も複雑
化の傾向にある。
従来の粉末成形方法は第8図、第9図に示す如く下パン
チ2、もしくはコアロッド1に円錐形状部23、13を
設け、バルブシートの当り百円錐状部63を形成するも
のであった。
第8図の下パンチ2に円錐形状部23を設けたものでは
、この円錐形状部の強度が不安視され、第9図のコアロ
ッド1に円錐形状部13を設けたものでは、圧縮成形時
に円錐形状部13の高さと下パンチ2の高さをそろえる
必要があり圧縮時の条件によりこの作動が不安定となる
危険がある。
又コアロッド1と下パンチ2間に粉末が侵入し易く、カ
ジリ現象が発生し、プレス機械の寿命を短くするという
問題点があった。
(発明が解決しようとする問題点》 本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、その目的とするところは、特にエンジン部品に用
いる如き精度を要し、かつ生産性に優れた焼結機械要素
の粉末成形方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための手段として本発明の粉末成形
方法の特徴とするところは次の如き上パ(1)第1工程
:下パンチ2を下げ、あるいはダイ3、下コアロッド1
を上昇させてなる空隙71に粉末Aを充填する。
(2)第2工程:さらに下パンチ2を下げ、あるいはダ
イ3、下コアロッド1を上昇ざせて粉末Aの上に空隙7
を形成する。
(3)第3工程:上パンチ5及び上コアロッド4を下げ
、下コアロッド1を押し下げ粉末を圧縮成形する。
(4》第4工程:前記粉末成形体を上パンチ5及び上コ
アロッド4と下パンチ2の間に挾持した状態で粉末成形
体をダイ3の高さまで移動させ、前記上コアロッド4を
上昇させた後、上パンチ5を上昇させて粉末成形体を取
出す。
さらに複合材料を得る場合は、上記第1工程と第2工程
間に第2図(2)に示す如く (2)第2工程:さらに下パンチ2を下げ、あるいはダ
イ3、下コアロッド]を上昇させてなる粉末A上の空隙
72に粉末Bを充填する。
を加え他の工程は第4図の第1〜第4工程と同じくして
なされるものである。
(作用) 本発明は、上述の如き方法で構成されているため、下パ
ンチ2と下コアロッド1との圧粉成形時での正確な連動
が必要でなく、精度を安定して維持することが容易とな
り、プレス機械の寿命を短くすることもなく、生産性に
優れるものである。
(実施例) 本発明の方法を実施例に基づいて説明する。
まず第1図(1)〜(6)、第2図(1)〜(7)は、
この順で本発明の工程順を示すものであるが、第1工程
は上記した如くダイ3、下コアロッド1(下パンチ固定
)を上げて、あるいは下パンチ2を下げ(ダイ固定)形
成される空隙71に充填装置91により粉末Aを充填す
る。この状態で粉末Aの上面はダイ4上面と同一高さで
ある。
次に第1図(2)の如くさらにダイ3、下コアロッド1
(下パンチ固定)を上げ、あるいは下パンチ2を下げて
、(ダイ固定)粉末Aの上に空隙7を形成する。
この状態で粉末Aの上面はダイ牛上面より低くなってい
る。従って次の工程で上パンチ5及び上コアロッド4が
下降してくる場合、第3図に示す如き粉末Aがおしのけ
られダイ3上にあふれる危険性は皆無となる。
次に第1図(3)に示す第3工程では、上パンチ5及び
上コアロッド4が下降し、下コアロッド1を円筒状突出
部41で押し下げると同時に上パンチ5はダイ3と嵌合
し、ダイ3、上パンチ5、上コアロッド4、下パンチ2
で圧粉成形至を形成する。上パンチ及び上コアロッドと
下パンチによる圧縮により圧縮方向に均一な密度を得る
如くされる。
最後の工程は圧粉体の取出し工程でおり、第1図(4)
に示す如くダイ3を下げ(下パンチ固定)、あるいは下
パンチ2を上げ(ダイ固定)、粉末成形体を上パンチ5
及び上コアロッド4と下パンチ2の間に挾持した状態で
粉末成形体をダイ3の上面の高さまで移動させ、次いで
第1図(5)に示す如く上コアロッド4を上昇させた後
、第1図(6)に示す如く上パンチを上昇させて粉末成
形体は取出されるものである。
複合材料を得る場合は第2図(2)に示す粉末Bの充填
工程を上記の工程の第1と第2工程間に加えることによ
りなされる。
即ち、前記第1工程の粉末Aの充填の後に、さらにダイ
3、下コアロッド1(下パンチ固定)を上げて、あるい
は下パンチ2を下げて(ダイ固定)形成される空隙72
に充填装置92により粉末Bを充填する。この状態で粉
末日の上面高さはダイヰ上面高さと一致している。
後は第1図(2)〜(6)と同じ工程により、第2図(
3)〜(7)に示す如く、粉末B上に空隙7を形成し、
圧縮成形し、取出すものである。
本発明にあっては他の実施例として第5図に示す如く、
下パンチ2外周に円錐形状突出部23を形成するか、あ
るいは第6図に示す如くダイ3内周に円錐形状段部33
を形成した下パンチ2あるいはダイ3を用いることによ
り、圧粉体の内周面−喘の円錐状部63と反対端の外周
面一端に面取り部64を形成することが用いられる。
これはバルブシートに通用した場合シリンダへラドへ組
付↓フる際に不可欠な外周面取りをも一回の圧縮により
形成しうるちのであり生産性向上に寄与するものである
(発明の効果) 以上の如くしてなる本発明の粉末成形方法によれば以下
に述べる如き効果を得るものである。
即ち、まず下パンチ2と下コアロッド1との圧粉成形時
での正確な連動が必要でなく、精度を安定して維持する
ことが容易である。
さらに最も成形精度を必要とするバルブシート6の当り
百円錐状部63の成形が、上コアロッド4の円筒状突出
部41、円錐形状部42、上パンチ5のランド部51に
よって成形されるためにこの部分の成形不良が全くあり
得ず、高精度に成形しうるちのである。又、円錐形状部
53が圧縮工程中に、粉末上面に対しくさび効果的な作
用をなし、円錐形状部付近では粉体圧縮がより確実に行
なわれる。このことによりバルブシート6の当り百円錐
状部63の密度を安定して高く成形可能であり、粗大空
孔発生等の欠陥を防ぎうるちのである。
又、粉末成形体を取出す時(第1図(4)、第2図(5
)に示す)に、粉末成形体はダイ3中より取出されると
スプリングバックにより内径が弱冠膨張するので上コア
ロッド4と上パンチ5を同時に上昇させると粉末成形体
が上コアロッド4の円損等のトラブルにつながる。これ
を防止するため、第1図(5)、(6)又は第2図(6
)、(7)に示すように先ず上コアロッド4を上昇させ
た後、上パンチを上昇させるものである。更に本発明に
示す如く上コアロッドと上パンチに分割することにより
、例えば摩耗の大きい上コアロッドの材質を超硬にし、
カケ安い上パンチの材質にはダイス鋼にするなどの適切
な材質選択ができ、型寿命を長く保持する効果が得られ
る。
さらに本発明は複合粉末成形においてその効果が著しい
ものである。
即ち、第2図(1)〜(7)に示す本発明の複合粉末成
形においては、第4図に示す如く、耐熱、耐摩耗粉末B
が円錐状部5廿の下降に伴い、周囲へ押し込まれバルブ
シート内周面64側をおおう如く形成される。このため
熱負荷が高く耐熱性を要求されるバルブシート内周面6
4を粉末Bがおおうことは極めて性能を向上させるもの
である。
なお、本発明はバルブシートにつき説明してきたが、類
似の形状をした焼結機械要素、例えば外周面テーパピス
トンリング等にも適用されうる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の粉末成形方法を示す実施例図。 第2図:本発明の複合粉末成形方法を示す実施例図。 第3図:粉末圧縮状態を示す図。 第4N:本発明の複合粉末成形によるバルブシート断面
図。 第5図・第6図:本発明の他の実施例を示す図。 第7図:バルブシート断面図。 第8図・第9図:従来の粉末成形方法を示す図。 符号の説明 1、下コアロッド   2.下パンチ 3oダイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粉末を型内に充填した後、圧縮してなる内周面の
    一端に円錐状部63を有する円筒形状圧粉体の成形方法
    において、 上パンチ5及びその内側に配される先端に円筒状突出部
    41と、前記円錐状部63の形状と対応する円錐形状部
    42とを有する上コアロッド4よりなり、 かつ、ダイ3、下コアロッド1を上昇させるか、あるい
    は下パンチ2を下げてなる空隙71に粉末Aを充填し、 さらにダイ3、下コアロッド1を上昇させるか、あるい
    は下パンチ2を下げて前記粉末Aの上に空隙7を形成し
    た後、 前記上パンチ5及び上コアロッド4を下げ、下コアロッ
    ド1を押し下げ粉末を圧縮成形し、前記粉末成形体を上
    パンチ5及び上コアロッド4と下パンチ2の間に挾持し
    た状態で粉末成形体をダイ3の高さまで移動させ、 前記上コアロッド4を上昇させた後、上パンチ5を上昇
    させて前記粉末成形体を取出すことを特徴とする粉末成
    形方法。
  2. (2)前記粉末成形方法において、 下パンチ2を下げるか、あるいはダイ3、下コアロッド
    1を上昇させて形成される空隙71に粉末Aを充填し、 さらに下パンチ2を下げるか、あるいはダイ3、下コア
    ロッド1を上昇させて形成される前記粉末A上の空隙7
    2に粉末Bを充填し、 さらに下パンチ2を下げるか、あるいはダイ3、下コア
    ロッド1を上昇させて形成される前記粉末B上の空隙7
    を形成した後、 前記上パンチ5及び上コアロッド4を下げ、下コアロッ
    ド1を押し下げ粉末を圧縮成形し、前記粉末成形体を上
    パンチ5及び上コアロッド4と下パンチ2の間に挾持し
    た状態で粉末成形体をダイ3の高さまで移動させ、前記
    上コアロッド4を上昇させた後、上パンチ5を上昇させ
    て前記粉末成形体を取出すことを特徴とする前記特許請
    求範囲第1項記載の粉末成形方法。
  3. (3)前記粉末成形方法において、 下パンチ2外周に円錐形状突出部23を設けるか、ある
    いはダイ3内周に円錐形状段部33を設け粉末を圧縮成
    形し、圧粉体の外周の一端に面取部64を形成してなる
    ことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の粉末
    成形方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05148815A (ja) * 1991-11-25 1993-06-15 Oobayashi Doro Kk 鋼床版上のアスフアルト合材の加熱装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502469A (ja) * 1973-05-07 1975-01-11
JPS5030329U (ja) * 1973-07-10 1975-04-04

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