JPS62136375A - 超硬砥粒砥石の製造法 - Google Patents

超硬砥粒砥石の製造法

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JPS62136375A
JPS62136375A JP27477585A JP27477585A JPS62136375A JP S62136375 A JPS62136375 A JP S62136375A JP 27477585 A JP27477585 A JP 27477585A JP 27477585 A JP27477585 A JP 27477585A JP S62136375 A JPS62136375 A JP S62136375A
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JP
Japan
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nickel
bath
grindstone
abrasive
base metal
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JP27477585A
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English (en)
Inventor
Akitomo Iwamura
岩村 明知
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TOWA SHOKO KK
Original Assignee
TOWA SHOKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■)・・・産業上の利用分野 本発明は、超硬砥粒、例えば、ダイヤモンド、CBN 
(立方晶窒化硼素)などの超硬砥粒の一種または一種以
上を、電解メッキ法(電着法)により台金(例、アルミ
ニウム若しくはその台金)に固着する超硬砥粒砥石(研
磨、研削、切断用など)の製造法において、電解液とし
て、有機光沢ニッケル浴とスルファミン酸ニッケル浴を
交互に用いることによって、台金に異なる工程によるニ
ソケルー砥粒層を積層形成したのち、咳台金を適宜手法
で除去することによって、積層構成の超硬砥粒砥石を製
造するようにしたものであり、特に、近時注目されてい
るシリコンウェハー切断用等の極めて肉薄な切断用超硬
砥粒砥石(例、厚さ数lOμ)を容易に製造可能とした
ことを最大の特徴とするものである。
■)・・・従来技術とその課題 従来、電解メッキ法(電着法)によって、ダイヤモンド
、CBNなどの超硬砥粒を台金に固着して砥石を製造す
ることは広く行われている。
而して、該電解メッキ法の内、−a的には、二、ケルメ
ッキ法が用いられるが、この方法では厚さ数10μとい
った極薄の砥石(台金の無い)を製造する場合、析出し
たニッケル層の硬度及び内部応力が特に重要な課題とな
っている。
即ら、上記ニッケルメフキ法の内、従来行われているワ
ット浴を基本とした有機光沢メ・7キ浴では、析出した
ニッケルはビッカース硬さで500〜600 )t v
となり、硬度の点では問題ないが、内部応力が大きく、
メッキ速度が遅いという欠点がある。
一方、電IA法に多く用いられるスルファミン酸ニッケ
ル浴では、内部応力は十分小さく、またメッキ速度も前
者の数倍速い利点があるが、硬度の点では劣っており、
200Hv前後である。
ここで、 硬度・・・・一般的には、硬い方がよいので、を機光沢
ニッケル浴の方が適して いる。
内部応力・・・・内部応力は歪みとしてあられれるので
、これが大であると、砥 石の外形に狂いが生じ、また、メ ツキ層剥離の原因となる、よって、 内部応力は小さい程よい、よって、 スルフアミノ酸ニッケル浴の方が 適している。
メッキ速度・・・・生産性の問題であり、一般的には、
速い方ホよい、よって、 スルファミン酸ニッケル浴の方が 適している。
以上の如く、従来の2方法は、各々、長所と短所を併有
しており、各単独に実施したのみでは、特に極薄の超硬
砥粒砥石を得んとする場合に、外形歪みがなく、硬度の
点でも十分であり、しかも製造時間が短くて済むように
することは全く困難であり、よって、その課題の解決が
強く要望されてきたものである。
■)・・・本発明製造法 本発明は上記従来の事情に濫みてなされたものであり、
而して、従来の2方法を交互に併用することに想到して
、はじめて上記の課題を解決することに成功したもので
ある。
即ち、本発明は、 I)・・・ダイヤモンド、CBN等の超硬砥粒の一挿ま
たは一種以上を電解メッキ法(電着法)により台金に固
着して砥石を製造する方法において、 電解液として、一般的なワット浴を基本とする有機光沢
ニッケル浴と、電着速度が速く電鋳法に多く使われてい
るスルファミン酸ニッケル浴とを交互に行うものであり
、 第1工程としてを機光沢ニッケル浴によって砥粒2の第
1層目を台金1に固着させたのち、(第1図) 第2工程B1 としてスルファミン酸ニッケル浴によっ
て前記砥粒2の第1層目が1里まるまでメッキを行い、
(第2図) 次に、前記第2工程B、の上に再び第1工程A2を行っ
て、第2層目の砥粒2を第2工程BI上に固着したのち
、第2工程B2を行って第2層目の砥粒2が埋まるまで
メッキを行うようにし、 上記のように、第1、第2工程を1回以上設定回数繰り
返して行うことによって、交互に異なる工程によるニッ
ケル−砥粒NCにッケルメッキ層中に砥粒を固定した層
)を積層形成せしめ、(第3図) ついで、台金1を適宜手法にて除去して、もって、積層
構成の超硬砥粒砥石を製造するようにしたものである。
(第4図) なお、台金1の除去方法は任意であるが、例えば、台金
1がアルミニウムである場合には、水酸化ナトリウム水
溶液を用いて溶解除去する。
11)・・・また、本発明は、上記の如く、第1工程及
び第2工程を1回以上設定回数繰り返すことにより、適
宜の台金1の表面(主に、上面、周側面など)に、交互
に異なる工程によるニッケル−砥粒層Cを積層構成せし
めた超硬砥粒砥石を製造するものである。即ちこれは、
台金1を除去しない砥石である。
■)・・・実施例 本発明は、下記の電解液を使用して本発明方法を実施し
た結果、数lOμ単位の極薄の切断用超硬砥粒砥石(シ
リコンウェハー切断用のカックー)が得られた。
(a)0機光沢ニッケル浴 硫酸ニッケル      275g/ff塩化ニッケル
       45 g / 1はう酸       
   35g/ff11次光沢剤        10
cc/ρ2次光沢剤         5 cc / 
1(b)スルファミン酸ニッケル浴 スルファミン酸ニッケル 350 g/lはう酸   
         35 g/lビット防止剤    
    適宜 なお、メッキ用の機材は従来のものを使用した。砥粒の
大きさ及び目的とする積層砥石の厚さ等によって、当然
に、各工程時間、メッキ層の厚さ等は変化する。
■)・・・効果 i)・・・有機光沢ニッケル浴は硬度は大であるが、内
部応力が大で、メッキ速度が遅い欠点があり、スルファ
ミン酸ニッケル浴は内部応力が小で、メッキ速度が速い
が、硬度が劣る欠点があり、両者を対比すると、各反対
の性質を保有していることがわかる。
(1)、よって、前者と後者を交互に繰り返して積層構
成とすることにより、前者の内部応力が大で変形せんと
する力を、後者が抑える作用を行うこととなり、これが
多数積層となると相乗的に作用して、恰もベニヤ板にお
けると同様に、外形歪みのない高精度の砥石が得られる
(2)、また、硬度の面でも、硬度の大な前者と小な後
者が交互に積層構成されているので、前者だけによる場
合には劣るにしても、後者だけによる場合よりは溝かに
勝って、実用に十分な硬度が得られる。
(3)、メッキ速度は、前者と後者を折中した速度が得
られるので、比較的短時間で砥石全体 4゜を製造し得
る。
(4)、砥粒は、硬度の大な前者によって固着され、後
者によって上部を包持されているので、固着性において
劣ることはない。
ii )  ・・・上記第1項の特性において、複数回
の第1、第2工程の繰り返しの後、台金を除去して、厚
さが数lOμの極薄で多層積層構成の砥石を簡単に製造
することができ、該砥石は上記各特性を備えて、歪みが
なく、外形精度も高く、また切断性能、耐久性において
も掻めて優秀な超硬砥粒砥石が得られた。
iii )  ・・・当然の享年ら、砥石の使用目的等
に応じて、上記の如き極薄のものの他、厚手のものその
他自在に製造可能である。
また、台金に積層形成した砥石(台金を除去しない)も
当然に製造可能であり、この場合、従来に比し性能的に
優劣のない超硬砥粒砥石を、短時間で製造し得て、生産
性を向上し得える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は本発明の工程順を
示す説明図で一部分を拡大して表わした図である。 符号 A・・・・第1工程、B・・・・第2工程、C・・・・
第1、第2工程で形成されたニッケル−砥粒層、1・・
・・台金、2・・・・砥粒。 冒 Δ に へ 派       派        法寸 法

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ダイヤモンド、CBN等の超硬砥粒の一種または一
    種以上を電解メッキ法(電着法)により台金に固着して
    、砥石を製造する方法において、 電解液として有機光沢ニッケル浴とスルフ ァミン酸ニッケル浴とを交互に用いるものであり、 第1工程として有機光沢ニッケル浴によっ て砥粒の第1層目を台金に固着させたのち、第2工程と
    してスルファミン酸ニッケル浴 によって前記砥粒の第1層目が埋まるまでメッキを行い
    、 この第1、第2工程を1回以上設定回数繰 り返すことにより、交互に異なる工程によるニッケル−
    砥粒層を積層形成せしめ、 ついで、台金を適宜手法にて除去して、も って、積層構成の超硬砥粒砥石を製造するようにしたこ
    とを特徴とする、 超硬砥粒砥石の製造法。 2)特許請求の範囲第1項記載の超硬砥粒砥石の製造法
    において、 第1工程及び第2工程を1回以上設定回数 繰り返すことにより、適宜の台金の表面の全部または一
    部に、交互に異なる工程によるニッケル−砥粒層を積層
    構成せしめた、超硬砥粒砥石の製造法。
JP27477585A 1985-12-06 1985-12-06 超硬砥粒砥石の製造法 Pending JPS62136375A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012089628A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Disco Abrasive Syst Ltd 研削ホイール

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