JPS62135342A - 分岐部を有する管路の内張り方法及び管路分岐部の内張り材の穿孔具 - Google Patents

分岐部を有する管路の内張り方法及び管路分岐部の内張り材の穿孔具

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JPS62135342A
JPS62135342A JP27720585A JP27720585A JPS62135342A JP S62135342 A JPS62135342 A JP S62135342A JP 27720585 A JP27720585 A JP 27720585A JP 27720585 A JP27720585 A JP 27720585A JP S62135342 A JPS62135342 A JP S62135342A
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lining
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Katsuaki Zenbayashi
善林 勝明
Hisao Otsuga
大津賀 久夫
Akio Morinaga
森永 秋生
Osamu Toyoshima
修 豊島
Shinji Shimokawa
下川 慎二
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Ashimori Industry Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Ashimori Industry Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/04Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、分岐部を有する管路に内張り材を張りつけて
内張りする方法の改良に関するしのであって、その分岐
部の内張り材に穿孔し、分岐管を管路に通ぜしめるため
の方法及びそのための穿孔具に関するものである。
一般にガス導管や水道管などの主として地中に埋設され
た管路に対し、これらの管路の補修又は補強の目的で内
面に内張り材を貼付けて内張りすることが行われている
この内張りの方法として、柔軟な筒状の内張り材の内面
に接着剤を塗布しておき、その内張り材の一端を環状に
固定的に支持し、その環状固定部分の後部に流体圧力を
作用させ、そこに形成される折り返し部分において、内
張り材を内側が外側となるように裏返しながら、その折
り返し部分を管路内に進行させ、裏返された内張り材を
管路内に挿通づると同時に、前記流体圧力により前記接
着剤を介して管路内面に圧着し、接着剤を固化させて接
着するという方法が知られている。この方法は、管路を
その全長に屋って掘り起す必要がなく、所定の区間の両
端においてのみ掘り起こせば足り、しか〜し長い管路に
ついて短期間に工事を行い得るなど多大の利点があり、
近年特に注目されている方法である。
ところがこの方法で管路を内張りすると、内張り材が管
路内面全体を覆うため、該管路に分岐管がある場合にお
いてはその分岐管を塞いでしまうことになる。例えばガ
ス導管において言えば、幹線の高圧管や中圧管ははとl
νど分岐はなく、前1本のような問題は生じないが、末
端の低圧管においては、各家庭にガスを供給するため多
数の供給管が分岐している。従って前記の方法でこの低
圧管に内張すして供給管を閉塞してしまうことは、各家
庭へのガスの供給を止めることになり、不都合である。
内張すした後でその分岐部分を掘り起こして穿孔すれば
ガスの供給はt保されるが、各供給管毎に分岐部分を掘
り起こし”Cいたのでは、管路の全長に亙って掘り起こ
すのと大差なく、前記内張り方法を採用することによる
最大の利点が失われてしまう。
従って、管路に内張すした後、その管路の分岐部分を掘
り起こすことなく、分岐部分の内張り材に穿孔し、分岐
管を管路に通ぜしめることが必要とされるのである。
上記目的のための公知の方法として、特開昭55−41
274号公報に記載された方法が知られている。この方
法は、内張り材を管路内面に装着した後、背圧を仮きな
がら分岐管から熱具を挿入して熱具を分岐部に位置せし
め、該熱具から熱風を内張り材に吹きつけて内張り材を
熔融し、穿孔づるものである。
また他の方法として、特開昭58−49211号公報に
記載された方法が知られでいる。この方法は、内張り材
の装着に先立って管路の分岐部分を栓で閉塞しておぎ、
内張り材を装着した後曲記栓をブを熱さ「C内張り材を
熔融し、穿孔するらのである。
前記二つの従来技術は、いずれも熱具又は栓を流体圧力
で進行させて分岐部分に位置せしめるものであるが、細
く且つ複雑に屈曲した分岐管に流体圧力で熱具や栓を挿
入するのは、極めで困nであった。
また特開昭55−41274号の方法では、熱風で内張
り材に穿孔するため容易に穿孔することができない。し
かも内張り材を管路内面に接着Jる際には接着剤が一部
分岐管に流入して固っており、これをも含めて熔融穿孔
するのは極めて困難である。
また前記特開昭55−49211号公報の方法において
は、内張り材の装着に先立って予め栓を分岐部分に装着
しておくことが必要であり、栓を正しく装着することが
容易でなく、また内張りの完了した管路に適用づること
かできないという欠点を有している。
かかる事情に鑑み、出ハイ!人は先に、可撓性の第一の
コイルばねの先端にそれにりも充分に柔軟な圧縮性の第
二のコイルばねを接続し、該第二のコイルばねの先端に
電熱ヒーターを取付tノ、11η記)1−のコイルばね
を回転しながら分岐管内に送り込み、前記電熱ヒーター
を分岐部分に位置させて通゛謂し、内張り材を焼き切っ
て穿孔する穿孔具を考案し、実験昭59−100548
弓として出願した。この穿孔具は既に内張りの完了した
管路に対して適用することができ、また小口径で且つ屈
曲した分岐管を通じて、分岐部分に容易に挿入すること
ができると共に、接着剤が子役に分岐管内に流入してい
るような分岐管についても、内張り材を容易に穿孔する
ことができるという利点を有している。
またこの穿孔具を改良し、先端の電熱ヒーターを熱可塑
性プラスチックで被覆してブロックとなし、加熱具が分
岐管の途中のLM縦継手で引掛るのを防止すると共に、
加熱時には熱によって前記熱可塑ゼ1プラスチックが熔
融し、穿孔後の孔の周囲を熔融プラスチックで被覆して
保護せしめるようにしたしのも考案し、実験昭60−1
8915号として出願している。
ところでこれらの穿孔具においては、先端の加熱具は分
岐管内を外部から目視不能の状態で進行するものである
から、それを正確に分岐点に位置せしめることが極めて
困難である。;j11熱貝が分岐点にtll i?! 
シていないにも拘らず到達したものと誤認して、加熱具
の進行を停止させて通電してら、そこには内張り材はな
く無意味な作業をすることになり、内張り材に正しく穿
孔することがでさくfい。また逆に加熱具が分岐点にt
ll達しているにし拘らず、未だ到達していないものと
誤認してさらに挿入を続ければ、加熱具を破1(iシた
り内張り材を傷付けたりして、作業が適切に行われない
こととなる。
従来の技術 そこでこれらの穿孔具を正確に分岐点に位71 t!し
めるための技術として、11n記第一のコイルばねを回
転しながら送り出すための回転容器の回転速度を検出し
、Ir口熱具が分岐点において内張り材に圧接すること
により生ずる負荷による回転速度の低下を検知して、第
一のコイルばねの回転及び送出しを停止づるようにした
もの(実験11r160 189161や、加熱具のf
」近に近接スイッチを設け、加熱具が分岐点を越えるこ
とにより前記近接スイッチに生じるインピーダンス変化
を検出して、第一のコイルばねの回転及び送出しを停止
せしめるようにしたもの(実験昭6O−i8917号)
がある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記実験昭60−18916号の穿孔具の
場合には、内張り材を管路内面に接着するだめの接着剤
が充分に硬化した後でなければ適用することができない
。接着剤が充分に硬化しない状態で穿孔具を挿入した場
合には、接着剤が未だ流動性を有しているために加熱具
と内張り材との摩擦抵抗が小さく、加熱具が分岐点に到
jヱしても直ちに回転容器の回転速度の低下につながら
ず、その後さらに相当程1良送込んだ後でなければ作f
J+しない可能性がある。
また前記実験昭60−18917号の穿孔具にあっては
、内張り作業に先立って穿孔具を分岐点に位1べせしめ
てあくことが必便であり、管路内に内張り材を挿通しノ
た状態ではもはや使用することができない。
前記管路の内張り作業にJ3いては、内張り材を木管に
挿通する作業はかなり短時間で行うことができるが、そ
の後内張り材を加温して接着剤を硬化せしめるのに時間
を要し、しからその間(111等の処理を施すことなく
放置しておかなりればならない。従ってその加温作業の
間に一方で分岐点の穿孔作業の一部を進めることができ
れば、内張り工事全体の時間を大幅に短縮することがで
さ、陶めて好ましいのである。しかしながら前記従来の
穿孔具においては、いずれもこれをすることができない
本発明はかかる事情に鑑みなされたしのであって、内張
り材内に加温加圧流体を送入して内張り材を介して接着
剤を硬化せしめながら、一方で分岐点の穿孔作業を進め
ることのできる方法及び−5のための穿孔具の構)青を
1足供・することを[−1的と・)るものである。
問題5気を解決するための手段 而して本件内張り方法の発明は、分岐部を有づる管路内
に柔軟な筒状の内張り材を挿通して)3着剤を介して管
路内面に圧接し、該内張り材内に加温加圧流体を送入し
て前記接着剤を硬化せしめ、内張り材を管路内面に接着
して内張りする方法においで、前記内張り材内に前記加
温加圧流体を送入しつつ、分岐管から熱検知手段及び電
熱ヒーターを具備した加熱具を挿入して前記分岐部に向
って進行せしめ、前記熱検知手段によりハt1熱された
内張り材の熱を検知して管路の分岐部において加熱具の
進行を停止せしめ、前記接着剤の硬化が完了した後前記
電熱ヒーターに通電して加熱具を加熱し、分岐部の内張
り材を熔融して穿孔することを特徴とするものである。
また穿孔具の発明は、可1尭性の第一のコイルばねの先
端に該第一のコイルばねよりも充分に柔軟な圧縮性の第
二のコイルばねを接続し、該第二のコイルばねの先端に
、中心部に電熱ヒーターを有し該電熱ヒーターの周囲を
弾性をイjする熱可塑性プラスチックで被覆して略円綽
台状のブロックとした加熱具を設け、前記電熱ヒーター
の通電線を前記第一及び第二のコイルばね内を通して後
方に導いて電源及びスイッチに接続し、前記第一のコイ
ルばねの後部には該第一のコイルばねを回転させながら
送り出す回転送出し装置を設けた穿孔具において、前記
加熱具の前面に熱電対を設け、該熱電対に生じる起電力
を検知して前記回転送出しSi!1IIllによる第一
のコイルばねの回転及び送り出しを停止せしめる電気回
路を設けlζことを特徴とするものである。
以下、本発明を図面に従って説明する。第1図は、本発
明の穿孔具を示すものである。1は可撓性を有する第一
のコイルばねであって、比較的剛性を有する密着ばねで
構成されており、その先端には、第三のコイルばね3を
介して第二のコイルばね2が接続されている。
この第二のコイルばね2は、後述する加熱具4とはず同
径であって、前記第一のコイルばね1よりも充分に柔軟
な圧縮ばねである。また前記第三のコイルばね3は、前
記第一のコイルばね1と第二のコイルばね2との中間程
瓜の柔軟性を有している。
第二のコイルばね2の先端には、加熱具4が取付けられ
ている。該加熱具4は、その中心に電熱ヒーター5を有
し、該電熱ヒーター5の周囲を弾性を有する熱可塑性プ
ラスチック6で被覆して包み、全体をブロック状に成型
している。そしてこの加熱具4は、その外径が、この′
加熱具4を挿入づべぎ分岐管の最小内径よりもや1小さ
いものとする。
前記電熱ヒーター5は、ニクロムの熱板7を渦巻状に巻
回したものが先端面に露出しており、12vの電圧で6
0W程1真のものが適当である。また前記熱可塑性プラ
スチック6は、ポリウレタン樹脂、吹質塩化ビニール樹
脂、EVA樹脂等の、弾性を有する熱可塑性プラスチッ
クが使用され、これを前記電熱ヒーター5に被覆して全
体を円鍾台状のブロックに成型する。
前記電熱ヒーター5の熱板7の外端は、前記第二のコイ
ルばね2及び第三のコイルばね3を介して前記第一のコ
イルばね1に導通しており、また前記熱板7の内端には
ビス8を介して通電線9が接続され、該通電線9は第二
の]イルばね2、第三のコイルばね3及び第一のコイル
ばね1内に挿通されて後方に伸びている。
10Vよ熱検知手段としての熱電対である。該熱電対1
0は、加熱具4の熱可塑性プラスチックの前面に付着し
て設けられでおり、該熱電対10から引出された一方の
リード線11は、前記第二のコイルばね2及び第三のコ
イルばね3を介して114記第一のコイルばり1に導通
しており、また他方のリード線12は、第二のコイルば
ね2、第三のコイルばね3及び第一の]イルばb1内に
挿通されて、後方に伸びている。
前記第一のコイルばね1の後端には、該第一のコイルば
ね1を回転させながら送り出す回転送り出し装置13が
設りられている。この回転送り出し装置13としては、
市販のドレンクリーナー等が使用される。而してこの回
転送り出し装置13は、前記第一のコイルばね1がその
回転容器14内に巻回して収納されており、その先端に
形成された送出し口15から前記第一のコイルばね1を
送り出しながら、この回転容器14を回転させることに
より、その第一のコイルばね1を回転させると共に、前
記送出し口15の前方に設けられたチャック16により
、第一のコイルばね1を定速で送り出すようになってい
る。
前記回転容器14の回転軸に平行には、モーター17で
駆動されるシトフト18が設けられており、ベルト19
を介して前記回転送り出し装置ll 13を回転駆動す
るようになっている。20は前記シャフト18の回転を
停止させる電磁ブレーキである。
21は電位差検出回路を組込/υだ温度検知器であって
、前記熱電対10に生じた起電力に応じた湿度を1ll
11定し、その温度と設定温度とを比較して、加熱具4
の温度が設定4度を越えたときに、前記モーター17の
常閉スイッチ22及び前記電磁ブレーキ20の常開スイ
ッチ23を制御し、回転送出し袋間13の回転を停止さ
せて、第一のコイルばね1の回転及び送り出しを停止1
させるにうになっている。
また24は、前記電熱ヒーター5の熱板7に通電するた
めの電源であり、25はその通電を制御するスイッチで
ある。
作用 次にこの穿孔具を使用して、管路に内張すして分岐部の
内張り材を穿設する方法を述べる。先ず分岐部を有づる
管路内に柔軟な筒状の内張り材を挿通し、これを接着剤
を介して管路内面に圧?fづる。内張り材を管路内に挿
通ずる方法としては、前述のように、内張り材の内面に
接着剤を塗イnしておぎ、その内張り材の一端を環状に
固定し、イの環状固定部分の後部に流体圧力を作用させ
、そこに形成される折り返し部分において内張り材を内
側が外側となるように裏返しながら、その折り返し部分
を管路内に進1j計しli5返された内張り材を管路内
に挿通すると同時に、前記流体圧力により前記接着剤を
介して管路内面に圧着する方法によるのが好ましい。
次いで管路に圧着された内張り材内に加温加圧流体を送
入し、内張り材を管路内面に圧着しながら1ノ11温し
て、接着剤を硬化Vしめる。前記加温加圧流体としては
、温湯、熱風、スチーム又はスチームと加温空気との混
合流体等が挙げられる。また内張り材の一端からこれら
の流体を送入してら良いが、内張り材内に多数の小孔を
穿設したホースを挿通し、該ホースに前記流体を通して
ピンホールから漏出させることにより加温することも好
ましい方法である。
而して本発明においては、このようにして接着剤を硬化
せしめながら、その一方、分岐管から111′i記穿設
貝の加熱具4を挿入し、該加熱具4を管路と分岐管との
分岐点に位置せしめる。先ず加熱具4及び第二のコイル
ばね2を分岐管の端末から挿入し、を−ター17を駆動
して回転容器14を回転させ、第一のコイルばね1を回
転させながら引出し口15から送り出す。そして該第一
のコイルばね1により加熱具4を分岐管内を進行さぜ、
加熱具4及び第二のコイルばね2を分岐管内に送り込む
のである。
第一のコイルばね1が回転】ると、これに伴って第三の
コイルばね3を介して第二のコイルばね2も回転し、第
二のコイルばね2は第一のコイルばね1よりも充分に柔
軟なので、第二のコイルばね2はdを撮るように缶口さ
れる。そのため分岐管の屈曲部においては、加熱具4が
面間の方向を探りながらスムーズに屈曲に沿って進む。
また加熱具4が電熱ヒーター5に熱pJ塑性プラスチッ
ク6を被覆して円鍾台状に成型され、側面が1ば1斜し
ているので、LM継手4等に43いて加熱具4がN’s
管5の端末や端末止めに乗りあげることがなく、段差や
パリ等の障害物があっても加熱具4は熱可塑性プラスチ
ック6の弾性によって弾み、それらを避けて管路の曲が
りに沿って分岐管内をスムーズに進行するのである。
加熱具4が分岐管の分岐部分にまで到達したならば、加
熱具4は分岐部を塞いでいる内張り月の外面に当接づる
が、この内張り材は前記加温加圧流体により加温されて
いるので、その熱を加熱具4の前面に設けられた熱電対
10が検知し、リード線11.12間に電位差を生じる
。そしてその電位差を温度検知器21で検知し、セータ
ー17の常閉スイッチ22を開いてモーター17の駆動
を停止すると」(に、電磁ブレーキ20の常mlスイッ
チ23を閉じて前記電磁ブレーキ20を作動させ、シャ
フト18の回転を停止させ、ベルト19を介して回転容
器14の回転を止め、第一のコイルばね1の回転及び送
り出しを停止して、加熱具4を分岐点において内張り材
に圧接した状態に保持づる。
この状態で内張り材の加圧及び加温を続け、内張り材の
硬化が完了した後スイッチ25をオンにηると、熱板7
に通電され′l電熱ヒーター5が発熱し、これを覆って
いる熱可塑性プラスチック6が熔融する。そして電熱ヒ
ーター5の自重及び第二のコイルばね2の弾力によって
電熱ヒーター5が内張り材に押し当てられ、分岐部の内
張り材を熔融して穿孔するのである。
発明の効果 本発明の方法によれば、内張り材を管路内に挿通した後
、内張り材内に加温加圧流体を送入し°て接着剤を硬化
させながら分岐管から穿孔具の加熱具4を挿入し、前記
IJIl渇加圧流加圧流体る熱を検出して挿入を停止し
、加熱具4を分岐部に配置づるので、接着剤が未だ硬化
していない段階でIIに加熱具4の挿入の作業を進める
ことができ、しがちhI熱具4を管路の分岐点に正確に
配置りることができる。
また接着剤の硬化が完了した後に穿孔具を挿入した場合
には、接着剤の一部が内張り材内の流体圧力によって分
岐管内に流入して硬化しており、この接着剤をも全て熔
融又は分解し尽さなければ内張り材に穿孔することがで
きないのであるが、然るに本発明の方法によれば、接着
剤が硬化する前に挿入するので、加熱具4は分岐管に流
入した接着剤の中に埋没することとなり、その接着剤し
よ電熱ヒーター5の熱によって容易に熔融又は分解する
のである。
また本発明の穿孔具は、先に述べたように第二のコイル
ばね2が首を振りながら進行するので、屈曲の多い分岐
管であってもスムーズに進行することがでさ、また管が
上方に屈曲するような場合にも、その屈曲の方向に進行
することができる。
また流体圧力を使用しないので背圧がかかることらなく
、挿入が極めて容易である。さらに電熱ヒーター5が弾
性を有する熱可塑性プラスデック6に覆われており、ま
た側面が円錐台状に傾斜しているので、分岐管内にLM
継手等の段差や障害物があっても、それを避けながらス
ムーズに挿入され、LM継手等に食込むことがなく、目
的とする分岐部にまで到達することができる。
さらに、電熱ヒーター5が熱可塑性プラスチック6で包
まれているので、熱板7に通電した場合に熱可塑性プラ
スチック6が熔融し、内張り材が穿孔された後、その孔
の周囲が熔融した前記熱可塑性プラスチック6で覆われ
、穿孔部におりる内張り材の気密性を保持すると共に、
内張り材と管路との間に水等が浸入するのを防止覆るこ
とがでさるという21+果をもイjしている1゜また本
発明の穿孔具によれば、加熱具4の熱可塑性プラスチッ
ク6の前面に熱電対10を設けているので、加熱具4を
分岐管内に挿入する途中で熱電対10が破損するような
ことがなく、また分岐点に到達した際には、熱電対10
によって迅速に内張り材の熱を検知し、その信号を電気
回路に伝えて直ちに第1のコイルばね1の送り込みを停
止させることができ、加熱具4を挿入しすぎて加熱具4
や内張り材を損11 ’lることかなく、また分岐点に
到達する前に誤動作により停止し【しまうこともなく、
加熱具4を正確に分岐部に配置づることができるのであ
る。
本発明の穿孔具においては、第一のコイルばね1に第二
のコイルばね2を直接に接続しても良いのであるが、先
に示したように両者の間に第三のコイルばね3を介在さ
せることにより、屈曲部をよりスムーズに通過させるこ
とができる。硬さがあまりに異なる第一のコイルばね1
と第二のコイルばわ2とを直1aに接続すると、管の屈
曲部で第二のコイルばね2が曲がって51第一の一]イ
ルぽね1がその曲がりに追従できず、屈曲部に突当るこ
とがあるが、間に中間的な柔軟性を有づる第三のコイル
ぼね3を介在させることにより、加熱具4を屈曲部に沿
ってスムーズに誘導することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の穿孔具の先端部の中央縦断面図である
。第2図は本発明の穿孔具の側面図である。第3図は加
熱具の正面図である。 1・・・・・・第一のコイルばね 2・・−・・・第二のコイルばね   4・・・・・・
加熱具5・・・・・・電熱ヒーター 6・・・・・・熱可塑性プラスナック 9・・・・・・通電線       10・・・・・・
熱電対13・・・・・・回転送出し装置   24電源
25・・・・・・スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分岐部を有する管路内に柔軟な筒状の内張り材を挿
    通して接着剤を介して管路内面に圧接し、該内張り材内
    に加温加圧流体を送入して前記接着剤を硬化せしめ、内
    張り材を管路内面に接着して内張りする方法において、
    前記内張り材内に前記加温加圧流体を送入しつつ、分岐
    管から熱検知手段(10)及び電熱ヒーター(5)を具
    備した加熱具(4)を挿入して前記分岐部に向つて進行
    せしめ、前記熱検知手段(10)により加熱された内張
    り材の熱を検知して管路の分岐部において加熱具(4)
    の進行を停止せしめ、前記接着剤の硬化が完了した後前
    記電熱ヒーター(5)に通電して加熱具(4)を加熱し
    、分岐部の内張り材を熔融して穿孔することを特徴とす
    る、分岐部を有する管路の内張り方法 2 可撓性の第一のコイルばね(1)の先端に該第一の
    コイルばね(1)よりも充分に柔軟な圧縮性の第二のコ
    イルばね(2)を接続し、該第二のコイルばね(2)の
    先端に、中心部に電熱ヒーター(5)を有し該電熱ヒー
    ター(5)の周囲を弾性を有する熱可塑性プラスチック
    (6)で被覆して略円錘台状のブロックとした加熱具(
    4)を設け、前記電熱ヒーター(5)の通電線(9)を
    前記第一及び第二のコイルばね(1、2)内を通して後
    方に導いて電源(24)及びスイッチ(25)に接続し
    、前記第一のコイルばね(1)の後部には該第一のコイ
    ルばね(1)を回転させながら送り出す回転送出し装置
    (13)を設けた穿孔具において、前記加熱具(4)の
    前面に熱電対(10)を設け、該熱電対(10)に生じ
    る起電力を検知して前記回転送出し装置(13)による
    第一のコイルばね(1)の回転及び送り出しを停止せし
    める電気回路を設けたことを特徴とする、管路分岐部の
    内張り材の穿孔具
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5200011A (en) * 1989-09-05 1993-04-06 Tokyo Gas Co., Ltd. Non-digging tube reverse lining engineering method of conduit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5200011A (en) * 1989-09-05 1993-04-06 Tokyo Gas Co., Ltd. Non-digging tube reverse lining engineering method of conduit

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