JPS62134366A - タンデムブレ−キ倍力装置 - Google Patents
タンデムブレ−キ倍力装置Info
- Publication number
- JPS62134366A JPS62134366A JP60274439A JP27443985A JPS62134366A JP S62134366 A JPS62134366 A JP S62134366A JP 60274439 A JP60274439 A JP 60274439A JP 27443985 A JP27443985 A JP 27443985A JP S62134366 A JPS62134366 A JP S62134366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- hub
- power piston
- valve
- key member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明はタンデムブレーキ倍力装置に関し、より詳しく
はバルブボディの軸部にハブを備えるタンデムブレーキ
倍力装置に関する。
はバルブボディの軸部にハブを備えるタンデムブレーキ
倍力装置に関する。
「従来の技術」
従来、タンデムブレーキ倍力装置として、バルブボディ
の軸部に嵌合したハブと、このハブ内に少なくとも一部
を摺動自在に嵌合した弁機構の弁プランジャと、この弁
プランジャとの間にリアクションディスクを介在させて
その基部を上記ハブに摺動自在に嵌合したプッシュロッ
ドとを備えたものが知られている。上記ハブは、上記プ
ッシュロッドからリアクションディスクを介して伝達さ
れる反力を受けるもので、上記反力が直接バルブボディ
に伝達されることによってバルブボディが局部的に破損
されるのを防止している。
の軸部に嵌合したハブと、このハブ内に少なくとも一部
を摺動自在に嵌合した弁機構の弁プランジャと、この弁
プランジャとの間にリアクションディスクを介在させて
その基部を上記ハブに摺動自在に嵌合したプッシュロッ
ドとを備えたものが知られている。上記ハブは、上記プ
ッシュロッドからリアクションディスクを介して伝達さ
れる反力を受けるもので、上記反力が直接バルブボディ
に伝達されることによってバルブボディが局部的に破損
されるのを防止している。
「発明が解決しようとする問題点」
しかしながら従来のタンデムブレーキ倍力装置において
は、その作動時にはフロントパワーピストンとリヤパワ
ーピストンとに加わる前進力を上記バルブボディを介し
てハブに伝達させ、さらにハブ内に設けたリアクション
ディスクを介してプッシュロッドに伝達するようにして
いたので、上記ハブを設けてもバルブボディには上記前
進力を伝達させるだけの剛性が要求されていた。
は、その作動時にはフロントパワーピストンとリヤパワ
ーピストンとに加わる前進力を上記バルブボディを介し
てハブに伝達させ、さらにハブ内に設けたリアクション
ディスクを介してプッシュロッドに伝達するようにして
いたので、上記ハブを設けてもバルブボディには上記前
進力を伝達させるだけの剛性が要求されていた。
r問題点を解決するための手段」
本発明はそのような事情に鑑み、バルブボディの軸部に
ハブを備えたタンデムブレーキ倍力装置において、上記
バルブボディにその半径方向外方から挿入したキー部材
を上記ハブに係合させるとともに、上記リヤパワーピス
トンを上記キー部材に連結し、さらに上記フロントパワ
ーピストンの軸部に筒状部を形成してその筒状部を上記
ハブに連結し、上記フロントパワーピストンとリヤパワ
ーピストンとに加わる前進力をそれぞれバルブボディを
介することなく上記ハブに伝達させるようにしたもので
ある。
ハブを備えたタンデムブレーキ倍力装置において、上記
バルブボディにその半径方向外方から挿入したキー部材
を上記ハブに係合させるとともに、上記リヤパワーピス
トンを上記キー部材に連結し、さらに上記フロントパワ
ーピストンの軸部に筒状部を形成してその筒状部を上記
ハブに連結し、上記フロントパワーピストンとリヤパワ
ーピストンとに加わる前進力をそれぞれバルブボディを
介することなく上記ハブに伝達させるようにしたもので
ある。
「作用」
そのような構成によれば、バルブボディには上記フロン
トパワーピストンとリヤパワーピストンからの前進力が
伝達されないので、その前進力に対するバルブボディの
強度を考慮する必要がなくなり、バルブボディの小型化
を図ることができるとともに、その設計を容易なものと
することができる。
トパワーピストンとリヤパワーピストンからの前進力が
伝達されないので、その前進力に対するバルブボディの
強度を考慮する必要がなくなり、バルブボディの小型化
を図ることができるとともに、その設計を容易なものと
することができる。
「実施例」
以下図示実施例について本考案を説明すると。
第1図において、フロントシェル1とリヤシェル2とで
構成した密封容器内は、その中央部に設けたセンタープ
レート3によって前後のフロント室4とリヤ室5との2
室に区画してあり、かつ、上記リヤシェル2およびセン
タープレート3の軸部に、合成樹脂からなる概略筒状の
バルブボディ6を摺動自在に貫通させ、かつ上記フロン
ト室4とリヤ室5とをそれぞれシール部材7.8によっ
て気密を保持している。
構成した密封容器内は、その中央部に設けたセンタープ
レート3によって前後のフロント室4とリヤ室5との2
室に区画してあり、かつ、上記リヤシェル2およびセン
タープレート3の軸部に、合成樹脂からなる概略筒状の
バルブボディ6を摺動自在に貫通させ、かつ上記フロン
ト室4とリヤ室5とをそれぞれシール部材7.8によっ
て気密を保持している。
そして上記バルブボディ6には、上記フロント室4とリ
ヤ室5とに収納したフロントパワーピストン9とリヤパ
ワーピストン10とをそれぞれ連結するとともに、各パ
ワーピストン9、lOの背面にフロントダイアプラム1
1とリヤダイヤフラム12とをそれぞれ張設し、それら
ダイアフラム11.12によって上記フロント室4とリ
ヤ室5とをそれぞれ2室に区画して、合計4つの室A、
B、C,Dを形成している。
ヤ室5とに収納したフロントパワーピストン9とリヤパ
ワーピストン10とをそれぞれ連結するとともに、各パ
ワーピストン9、lOの背面にフロントダイアプラム1
1とリヤダイヤフラム12とをそれぞれ張設し、それら
ダイアフラム11.12によって上記フロント室4とリ
ヤ室5とをそれぞれ2室に区画して、合計4つの室A、
B、C,Dを形成している。
上記バルブボディ6の内部には弁機構15を収納してあ
り、この弁機構15を構成する弁プランジャ16の右端
部を図示しないブレーキペダルに連動させた入力軸17
に連結し、また弁プランジャ1Bの左端部はバルブボデ
ィ6に取付けたハブ18の小径部18a内に摺動自在に
嵌合している。そしてこの弁プランジャ16の左端面は
、中間に上記ハブ18の大径部18b内に収納したリア
クションディスク19を介して、上記大径部18b内に
摺動自在に嵌合したプッシュロッド20の右端面に対向
させ、このプッシュロッド20の左端部はシール部材2
1を介してフロントシェル1の軸部から摺動自在に外部
に突出させて図示しないマスターシリンダのピストンに
連動させている。
り、この弁機構15を構成する弁プランジャ16の右端
部を図示しないブレーキペダルに連動させた入力軸17
に連結し、また弁プランジャ1Bの左端部はバルブボデ
ィ6に取付けたハブ18の小径部18a内に摺動自在に
嵌合している。そしてこの弁プランジャ16の左端面は
、中間に上記ハブ18の大径部18b内に収納したリア
クションディスク19を介して、上記大径部18b内に
摺動自在に嵌合したプッシュロッド20の右端面に対向
させ、このプッシュロッド20の左端部はシール部材2
1を介してフロントシェル1の軸部から摺動自在に外部
に突出させて図示しないマスターシリンダのピストンに
連動させている。
そして上記大径部tabの外周面には環状溝18cを形
成してあり、バルブボディ6にその半径方向外方から挿
通した二股状の第1キー部材22をその環状溝18cに
係合させることにより、上記ハブ18をバルブボディ6
に一体に固定している。
成してあり、バルブボディ6にその半径方向外方から挿
通した二股状の第1キー部材22をその環状溝18cに
係合させることにより、上記ハブ18をバルブボディ6
に一体に固定している。
然して、上記フロントパワーピストン9はその軸部にバ
ルブボディ6の外周に嵌装させた筒状部9aを備えてお
り、この筒状部8aは上述したシール部材7により気密
を保持されてセンタープレート3を摺動自在に貫通して
いる。そして上記筒状部8aの右端部を内方へ断面U字
形に折返して形成した折返し部9bの末端部を上記ハブ
18に係合させた第1キー部材22に当接連結させ、こ
れによって上記フロントパワーピストン9に加えられた
前進力を上記第1キー部材22を介してハブ15に、つ
まりバルブボディ6を介することなくハブ15に伝達す
ることができるようにしている。また上記第1キー部材
22は、これの外周を囲繞する上記フロントパワーピス
トン9の筒状部9aによってバルブボディ6からの脱落
を防止している。
ルブボディ6の外周に嵌装させた筒状部9aを備えてお
り、この筒状部8aは上述したシール部材7により気密
を保持されてセンタープレート3を摺動自在に貫通して
いる。そして上記筒状部8aの右端部を内方へ断面U字
形に折返して形成した折返し部9bの末端部を上記ハブ
18に係合させた第1キー部材22に当接連結させ、こ
れによって上記フロントパワーピストン9に加えられた
前進力を上記第1キー部材22を介してハブ15に、つ
まりバルブボディ6を介することなくハブ15に伝達す
ることができるようにしている。また上記第1キー部材
22は、これの外周を囲繞する上記フロントパワーピス
トン9の筒状部9aによってバルブボディ6からの脱落
を防止している。
他方、上記リヤパワーピストンlOの軸部にもフロント
側に延びる筒状部10aを形成してあり、この筒状部1
0aを上記フロントパワーピストン9の折返し部8bの
内側に嵌合してその先端部を上記第1キー部材22に当
接させることにより、リヤパワーピストンlOに加えら
れた前進力をバルブボディ6を介することなくハブ15
に伝達することができるようにしている。そしてさらに
、このリヤパワーピストン10をバルブボディ6の外周
に嵌着したリヤダイヤフラム12の内周部で上記第1キ
ー部材22側に付勢させることにより、上記第1キー部
材22とリヤダイヤフラム12との間で両パワーピスト
ン9.10をバルブボディ6に一体に連結している。
側に延びる筒状部10aを形成してあり、この筒状部1
0aを上記フロントパワーピストン9の折返し部8bの
内側に嵌合してその先端部を上記第1キー部材22に当
接させることにより、リヤパワーピストンlOに加えら
れた前進力をバルブボディ6を介することなくハブ15
に伝達することができるようにしている。そしてさらに
、このリヤパワーピストン10をバルブボディ6の外周
に嵌着したリヤダイヤフラム12の内周部で上記第1キ
ー部材22側に付勢させることにより、上記第1キー部
材22とリヤダイヤフラム12との間で両パワーピスト
ン9.10をバルブボディ6に一体に連結している。
次に、上記弁プランジャ16がバルブボディ6から抜は
出るのを防止する第2キー部材23は、バルブボディ6
の半径方向に挿通させて上記弁プランジャ16に連動さ
せてあり、かつ、図示しない抜止め手段によってバルブ
ボディ6から脱落することがないようにしている。
出るのを防止する第2キー部材23は、バルブボディ6
の半径方向に挿通させて上記弁プランジャ16に連動さ
せてあり、かつ、図示しない抜止め手段によってバルブ
ボディ6から脱落することがないようにしている。
上記第2キー部材23はバルブボディ6の軸方向に摺動
可能に設けてあり、かつバルブボディ6やパワーピスト
ン9、lO等がリターンスプリング24によって図示非
作動位置に保持された際には、上記第2キー部材23を
リヤシェル2の内壁面に当接させて弁プランジャ16お
よび入力軸17をその自由な後退位置から前進させ、上
記弁機構15の弁体25をバルブボディ6に形成した弁
座26に近接させて入力軸17の作動初期の無効ストロ
ークを減少させるようにしている。
可能に設けてあり、かつバルブボディ6やパワーピスト
ン9、lO等がリターンスプリング24によって図示非
作動位置に保持された際には、上記第2キー部材23を
リヤシェル2の内壁面に当接させて弁プランジャ16お
よび入力軸17をその自由な後退位置から前進させ、上
記弁機構15の弁体25をバルブボディ6に形成した弁
座26に近接させて入力軸17の作動初期の無効ストロ
ークを減少させるようにしている。
なお上記リターンスプリング24は直接第1キー部材2
2に弾接させてあり、リターンスプリング24の弾撥力
がバルブボディ6に作用しないようにしている。
2に弾接させてあり、リターンスプリング24の弾撥力
がバルブボディ6に作用しないようにしている。
さらに、前述した室Aは常時負圧が導入される定圧室と
なっており、フロントシェルlに取付けた負圧導入管3
0を介して図示しないインテークマニホールドに連通し
ている。またこの定圧室Aは、上記第1キー部材22の
二股状部分の間隙31゜上記フロントパワーピストン9
の折返し部9bの内側に形成した半径方向通路32およ
びフロントパワーピストン9の筒状部9aに穿設した透
孔33を介して常時定圧室Cに連通している。
なっており、フロントシェルlに取付けた負圧導入管3
0を介して図示しないインテークマニホールドに連通し
ている。またこの定圧室Aは、上記第1キー部材22の
二股状部分の間隙31゜上記フロントパワーピストン9
の折返し部9bの内側に形成した半径方向通路32およ
びフロントパワーピストン9の筒状部9aに穿設した透
孔33を介して常時定圧室Cに連通している。
そしてこれら定圧室A、Cは、ブレーキ倍力装置の非作
動時には、バルブボディ6に形成した軸方向通路34、
上記弁機構15の弁体25と弁座2Bとの間隙およびバ
ルブボディ6に形成した半径方向通路35を介して変圧
室りに連通し、さらにこの変圧室りは、バルブボディ6
に形成した軸方向通路3Bと、上記70ントパワーピス
トン9の筒状部8a内周面とバルブボディ6の外周面と
の間にシール部材37によって気密を保持した通路38
と、上記筒状部8aに穿設した透孔38とを介してフロ
ント室4側の変圧室Bに連通している。
動時には、バルブボディ6に形成した軸方向通路34、
上記弁機構15の弁体25と弁座2Bとの間隙およびバ
ルブボディ6に形成した半径方向通路35を介して変圧
室りに連通し、さらにこの変圧室りは、バルブボディ6
に形成した軸方向通路3Bと、上記70ントパワーピス
トン9の筒状部8a内周面とバルブボディ6の外周面と
の間にシール部材37によって気密を保持した通路38
と、上記筒状部8aに穿設した透孔38とを介してフロ
ント室4側の変圧室Bに連通している。
上記シール部材37は、第2図に示すように、本実施例
では軸方向に所要の幅を有する環状シール部材からなっ
ており、この環状シール部材37の幅内に所要の大きさ
の開口部40を穿設してその内部を上記通路38とする
とともに、その開口部40を形成する輪郭部分37aを
断面円形の厚内として確実なシールが行なえるようにし
ている。
では軸方向に所要の幅を有する環状シール部材からなっ
ており、この環状シール部材37の幅内に所要の大きさ
の開口部40を穿設してその内部を上記通路38とする
とともに、その開口部40を形成する輪郭部分37aを
断面円形の厚内として確実なシールが行なえるようにし
ている。
以上の構成において、図示しないブレーキペダルが踏み
込まれて入力軸17および弁プランジャ16が左行され
ると、弁体25が弁座2Bに着座して上記定圧室A、C
と変圧室B、Dとの間の連通を遮断するとともに、弁体
25が弁プランジャ1Bから離座して大気と変圧室B、
Dとを連通させる。これにより大気が変圧室B、D内に
供給され、従来周知のタンデムブレーキの倍力装置と同
様に、フロントパワーピストン9とリヤパワーピストン
10とがそれぞれの前後の圧力差によりリターンスプリ
ング24の弾撥力に抗して前進され、ブレーキ作用が行
なわれる。
込まれて入力軸17および弁プランジャ16が左行され
ると、弁体25が弁座2Bに着座して上記定圧室A、C
と変圧室B、Dとの間の連通を遮断するとともに、弁体
25が弁プランジャ1Bから離座して大気と変圧室B、
Dとを連通させる。これにより大気が変圧室B、D内に
供給され、従来周知のタンデムブレーキの倍力装置と同
様に、フロントパワーピストン9とリヤパワーピストン
10とがそれぞれの前後の圧力差によりリターンスプリ
ング24の弾撥力に抗して前進され、ブレーキ作用が行
なわれる。
こノ際、各パワーピストン9、lOに加わる前進力は、
それぞれ第1キー部材22を介してハブ18に伝達され
、さらにハブ18内に設けたリアクションディスク13
を介してプッシュロッド19に伝達されるので、上記バ
ルブボディ6を介して前進力が伝達されることはない。
それぞれ第1キー部材22を介してハブ18に伝達され
、さらにハブ18内に設けたリアクションディスク13
を介してプッシュロッド19に伝達されるので、上記バ
ルブボディ6を介して前進力が伝達されることはない。
上記ブレーキ作動状態からブレーキペダルの踏力を開放
すれば、弁プランジャ16が弁体25に着座して変圧室
B、Dと大気との連通を遮断するとともに、弁体25が
弁座2Bから離座して変圧室B、 Dを定圧室A、Cに
連通させるので、各パワーピストン9、lOはリターン
スプリング24によって元の非作動位置に復帰されるよ
うになる。
すれば、弁プランジャ16が弁体25に着座して変圧室
B、Dと大気との連通を遮断するとともに、弁体25が
弁座2Bから離座して変圧室B、 Dを定圧室A、Cに
連通させるので、各パワーピストン9、lOはリターン
スプリング24によって元の非作動位置に復帰されるよ
うになる。
そして上記各パワーピストン9.10の後退によって第
2キー部材23がリヤシェル2の内面に当接するとこれ
に連動する弁プランジャ18の後退°は停止するが、各
パワーピストン9.10およびバルブボディ6の後退は
継続し、そのバルブボディ6の後退によって弁座28が
弁体25に近接して両者の間隙がほぼ零となるとバルブ
ボディ6が第2キー部材23に当接して停止する。した
がって、次に再び入力軸17が前進された際には直ちに
弁機構15の流路が切換えられるようになる。
2キー部材23がリヤシェル2の内面に当接するとこれ
に連動する弁プランジャ18の後退°は停止するが、各
パワーピストン9.10およびバルブボディ6の後退は
継続し、そのバルブボディ6の後退によって弁座28が
弁体25に近接して両者の間隙がほぼ零となるとバルブ
ボディ6が第2キー部材23に当接して停止する。した
がって、次に再び入力軸17が前進された際には直ちに
弁機構15の流路が切換えられるようになる。
第3図は本発明の他の実施例を示したもので。
上記実施例がフロントパワーピストン9に加わる前進力
を第1キー部材22を介してハブ18に伝達させている
のに対し、本実施例は直接ハブに伝達させるようにした
ものである。
を第1キー部材22を介してハブ18に伝達させている
のに対し、本実施例は直接ハブに伝達させるようにした
ものである。
すなわち本実施例においては、フロントパワーピストン
108の軸部に形成した筒状部109aは上記実施例の
ものより小径に形成してバルブボディ10Bの内周に嵌
合させてあり、その筒状部109aの末端部109bを
半径方向内方に折曲げてこれをハブ11Bの大径部11
8bに形成したフランジ部118dの背面側に重合させ
ることにより、フロントパワーピストン109とハブ1
18とを直接連結している。
108の軸部に形成した筒状部109aは上記実施例の
ものより小径に形成してバルブボディ10Bの内周に嵌
合させてあり、その筒状部109aの末端部109bを
半径方向内方に折曲げてこれをハブ11Bの大径部11
8bに形成したフランジ部118dの背面側に重合させ
ることにより、フロントパワーピストン109とハブ1
18とを直接連結している。
また、上記ハブ11Bに係合させたキー部材122は、
リヤパワーピストン11Oの一部に設けた抜止め部11
0bによってバルブボディ10Bから抜出るのを防止し
てあり、さらにリターンスプリング124を上記フラン
ジ部118dに弾接させることにより、やはりリターン
スプリング124の弾撥力がバルブボディ10Bに作用
しないようにしている。
リヤパワーピストン11Oの一部に設けた抜止め部11
0bによってバルブボディ10Bから抜出るのを防止し
てあり、さらにリターンスプリング124を上記フラン
ジ部118dに弾接させることにより、やはりリターン
スプリング124の弾撥力がバルブボディ10Bに作用
しないようにしている。
その他の構成は上記実施例のものと実質的に同一であり
、第1図と同−若しくは相当部分には第1図の符号に1
00を加えた符号を付して示している。
、第1図と同−若しくは相当部分には第1図の符号に1
00を加えた符号を付して示している。
本実施例においても上述の実施例と同等の作用効果が得
られることは明らかである。
られることは明らかである。
なお、いずれの実施例もそれぞれ2種類の第1キー部材
22,122と第2キー部材23,123とを設けてい
るが、第2キー部材23.123をバルブボディ6.1
08に固定するようにした場合には、それら2種類のキ
ー部材を1つのキー部材で兼用できることは勿論である
。
22,122と第2キー部材23,123とを設けてい
るが、第2キー部材23.123をバルブボディ6.1
08に固定するようにした場合には、それら2種類のキ
ー部材を1つのキー部材で兼用できることは勿論である
。
「発明の効果」
以上のように、本発明によれば、バルブボディにフロン
トパワーピストンとリヤパワーピストンからの前進力が
伝達されないので、その前進力に対するバルブボディの
強度を考慮する必要がなくなり、バルブボディの小型化
を図ることができるとともに、その設計を容易なものと
することができるという効果が得られる。
トパワーピストンとリヤパワーピストンからの前進力が
伝達されないので、その前進力に対するバルブボディの
強度を考慮する必要がなくなり、バルブボディの小型化
を図ることができるとともに、その設計を容易なものと
することができるという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図に示すシール部材37の斜視図、第3図は本発明の他
の実施例を示す要部の断面図である。 1.101・・・フロントジェノし 2.102・・・リヤシェル 3.103・・・センタープレート 6.1θ8・・・バルブボディ 9.109・・・フロントパワーピストン9a 、 1
08a・・・筒状部 to、ito・・・リヤパワーピストンie、+te・
・・弁プランジャ 18.118・・・ハブ 19.119・・・リアクションディスク20.120
・・・プッシュロッド 22,122・・・第1キー部材 23.123・・・第2キー部材 A、B、C,D・・・室 第 3 図 □□]]暉 第 2 図
図に示すシール部材37の斜視図、第3図は本発明の他
の実施例を示す要部の断面図である。 1.101・・・フロントジェノし 2.102・・・リヤシェル 3.103・・・センタープレート 6.1θ8・・・バルブボディ 9.109・・・フロントパワーピストン9a 、 1
08a・・・筒状部 to、ito・・・リヤパワーピストンie、+te・
・・弁プランジャ 18.118・・・ハブ 19.119・・・リアクションディスク20.120
・・・プッシュロッド 22,122・・・第1キー部材 23.123・・・第2キー部材 A、B、C,D・・・室 第 3 図 □□]]暉 第 2 図
Claims (2)
- (1)シェル内を前後の室に区画するセンタープレート
に摺動自在に貫通させたバルブボディと、上記センター
プレートの前後に区画した室内に配設して上記バルブボ
ディに連結したフロントパワーピストンとリヤパワーピ
ストンと、上記バルブボディの軸部に嵌合したハブと、
このハブ内に少なくとも一部を摺動自在に嵌合した弁機
構の弁プランジャと、この弁プランジャとの間にリアク
ションディスクを介在させてその基部を上記ハブに摺動
自在に嵌合したプッシュロッドとを備えたタンデムブレ
ーキ倍力装置において、上記バルブボディにその半径方
向外方から挿入したキー部材を上記ハブに係合させると
ともに、上記リヤパワーピストンを上記キー部材に連結
し、さらに上記フロントパワーピストンの軸部に筒状部
を形成してその筒状部を上記ハブに連結し、上記フロン
トパワーピストンとリヤパワーピストンとに加わる前進
力をそれぞれバルブボディを介することなく上記ハブに
伝達させることを特徴とするタンデムブレーキ倍力装置
。 - (2)上記バルブボディを非作動位置に付勢保持するリ
ターンスプリングを上記シェルとキー部材との間に弾装
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のタ
ンデムブレーキ倍力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274439A JPS62134366A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | タンデムブレ−キ倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274439A JPS62134366A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | タンデムブレ−キ倍力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134366A true JPS62134366A (ja) | 1987-06-17 |
Family
ID=17541693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60274439A Pending JPS62134366A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | タンデムブレ−キ倍力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62134366A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH023566A (ja) * | 1987-12-24 | 1990-01-09 | Alfred Teves Gmbh | 自動車用タンデム型ブレーキパワーブースタ |
JPH049361U (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-28 |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP60274439A patent/JPS62134366A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH023566A (ja) * | 1987-12-24 | 1990-01-09 | Alfred Teves Gmbh | 自動車用タンデム型ブレーキパワーブースタ |
JPH049361U (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-28 |
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