JPS62134085A - 匙羹藤組織増殖体の製造法 - Google Patents
匙羹藤組織増殖体の製造法Info
- Publication number
- JPS62134085A JPS62134085A JP60272472A JP27247285A JPS62134085A JP S62134085 A JPS62134085 A JP S62134085A JP 60272472 A JP60272472 A JP 60272472A JP 27247285 A JP27247285 A JP 27247285A JP S62134085 A JPS62134085 A JP S62134085A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- callus
- multiplied
- gymnema sylvestre
- gymnema
- tissual
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は返電#(シコウトウ)組織増殖体の製造法に関
するものである。
するものである。
従来の技術
シコウトウはギムネマ、シルベスタの中国名であり、イ
ンド、中国、東南アジア、アフリカ等の熱(1?、亜熱
帯に自生するカガイモ科に属する植物糖尿病の治療用生
薬として用いられており、又ギムネマ、シルベスタの温
水及びアルコール抽出物(ギムネマ#)は甘味抑制効果
があることが知られている一方、腸管における糖の吸収
抑制効果のあることも判り、薬用及び低カロリー飲食物
への利用が可詣である。
ンド、中国、東南アジア、アフリカ等の熱(1?、亜熱
帯に自生するカガイモ科に属する植物糖尿病の治療用生
薬として用いられており、又ギムネマ、シルベスタの温
水及びアルコール抽出物(ギムネマ#)は甘味抑制効果
があることが知られている一方、腸管における糖の吸収
抑制効果のあることも判り、薬用及び低カロリー飲食物
への利用が可詣である。
現在、シコウトウの適用に際しては、自生したギムネマ
、シルベスタの生葉及び乾燥葉が一般に用いられている
が、現地採取量は夾雑物が多く、不潔で且つ輸送効率が
悪い。
、シルベスタの生葉及び乾燥葉が一般に用いられている
が、現地採取量は夾雑物が多く、不潔で且つ輸送効率が
悪い。
発明が解決しようとする問題点
本発明者らはギムネマ植物組織からカルスを誘導したと
ころ、該カルスがギムネマ、シルベスタの生葉及び乾燥
葉と同様の効果を呈することを知り、該カルスを大量増
殖することのできる新しいシコウトウ組織増殖体の製造
法を発明した。
ころ、該カルスがギムネマ、シルベスタの生葉及び乾燥
葉と同様の効果を呈することを知り、該カルスを大量増
殖することのできる新しいシコウトウ組織増殖体の製造
法を発明した。
問題点を解決するための手段
即ち本発明は、カガイモ科に属する植物、ギムネマ、シ
ルベスタの組織をカイネチン及び2.4−n8−合力す
るカルスj宮み…j会伯で拍着1.てカルスを誘導し、
該カルスを好気的に培養して力Jレスを増殖せしめ、こ
れを分離採集することを特徴とするシコウトウ組織増殖
体の製造法である。
ルベスタの組織をカイネチン及び2.4−n8−合力す
るカルスj宮み…j会伯で拍着1.てカルスを誘導し、
該カルスを好気的に培養して力Jレスを増殖せしめ、こ
れを分離採集することを特徴とするシコウトウ組織増殖
体の製造法である。
カルス誘導用に供されるギムネマ、シルベスタの組織と
しては通常の成木の組織を用いれば良いが、安定した品
質のものを得るには該植物の種子から発芽育成した幼苗
が望ましく、該幼苗を次亜塩素酸ソーダ等で殺菌処理を
施した後に、根、茎又は葉を切断してカルス誘導用の組
織として使用する。
しては通常の成木の組織を用いれば良いが、安定した品
質のものを得るには該植物の種子から発芽育成した幼苗
が望ましく、該幼苗を次亜塩素酸ソーダ等で殺菌処理を
施した後に、根、茎又は葉を切断してカルス誘導用の組
織として使用する。
カルスA4は切断された該植物組織を更に約5X 5
m m程度に細断し、カイネチン及び2,4−DC2,
4−ジクロロフェノキシ酢酸)を含む培養用培地上に置
床し、培養することにより1〜2週間でカルスが誘導さ
れる。
m m程度に細断し、カイネチン及び2,4−DC2,
4−ジクロロフェノキシ酢酸)を含む培養用培地上に置
床し、培養することにより1〜2週間でカルスが誘導さ
れる。
このカルス培養用培地は、糖、無機塩類及び酵母エキス
からなる通常の組織培養に用いられる基本培地にカイネ
チン及び2.4−Dを適当量添加した培地である。基本
培地のみではカルスの誘導は著しく8れる。カイネチン
及び2.4−Dを併ittすれば、他の植物成長調整物
質を添加した場合よりも顕著な増殖効果が認められる。
からなる通常の組織培養に用いられる基本培地にカイネ
チン及び2.4−Dを適当量添加した培地である。基本
培地のみではカルスの誘導は著しく8れる。カイネチン
及び2.4−Dを併ittすれば、他の植物成長調整物
質を添加した場合よりも顕著な増殖効果が認められる。
この基本培地に使われる糖はシュークロース、グルコー
ス等であり、無機塩類としては次に示すものが使用され
る。
ス等であり、無機塩類としては次に示すものが使用され
る。
NH4NO3、KNO3、CaCl2、KH2PO4、
H3BO3、MgSO4、ZnSO4,Kl、Na2M
oO+、 CuSO4,CoCl2.MnSO4゜次に増殖方法は
、上記の方法で得られたカルスを、カルス培養用培地と
同じ組成の殺菌した固体又は液体培地に適当量接種し、
好気的条件下で培養してカルスを増殖せしめる。
H3BO3、MgSO4、ZnSO4,Kl、Na2M
oO+、 CuSO4,CoCl2.MnSO4゜次に増殖方法は
、上記の方法で得られたカルスを、カルス培養用培地と
同じ組成の殺菌した固体又は液体培地に適当量接種し、
好気的条件下で培養してカルスを増殖せしめる。
適当なカルスの増殖温度は20〜40℃で、望ましくは
30〜35℃である。又カルスの増殖培養は光射条件下
で促進される。培養法は固体培養法又は液体培養法いず
れでも良いが、工業的見地からは液体培養法が望ましい
。
30〜35℃である。又カルスの増殖培養は光射条件下
で促進される。培養法は固体培養法又は液体培養法いず
れでも良いが、工業的見地からは液体培養法が望ましい
。
このような培養で増殖したカルスを培養液から分離採集
することにより、匙宴藤組織増殖体が得られる。
することにより、匙宴藤組織増殖体が得られる。
該増殖体は、必要に応じて乾燥された乾燥物として、あ
るいは温水又はアルコール抽出された抽出物として使用
出来る。
るいは温水又はアルコール抽出された抽出物として使用
出来る。
該増殖体の乾燥物又は抽出物は甘味抑制効果を呈し、又
温水抽出物のT、L、C,(薄層グロマトグラフ)はギ
ムネマ、シルベスタ乾燥葉の温水抽出物と同様のスポッ
トを呈した。
温水抽出物のT、L、C,(薄層グロマトグラフ)はギ
ムネマ、シルベスタ乾燥葉の温水抽出物と同様のスポッ
トを呈した。
以下実施例について説明する。
実施例1
ギムネマ、シルベスタ(GBnema、 5ylves
tre R。
tre R。
Br、)の種子を、ペトリ皿に濾紙をひき水で湿らせた
」二に播種し、暗所にて発芽させ、殺菌した土壌に移し
温室内で育て幼苗を得た。5〜10cmに育った幼醒の
葉を切断し、90%エチルアルコールに1分、2%次亜
塩素酸ソーダ水溶液に15分浸した後、滅菌水にて3回
洗浄した。その殺菌した葉を約5 m m X 5 m
mに細断し、その1片を第1表の組成の寒天培地に置
床し、これを30〜34℃で7日静置培養したところ、
カルスが誘導された。
」二に播種し、暗所にて発芽させ、殺菌した土壌に移し
温室内で育て幼苗を得た。5〜10cmに育った幼醒の
葉を切断し、90%エチルアルコールに1分、2%次亜
塩素酸ソーダ水溶液に15分浸した後、滅菌水にて3回
洗浄した。その殺菌した葉を約5 m m X 5 m
mに細断し、その1片を第1表の組成の寒天培地に置
床し、これを30〜34℃で7日静置培養したところ、
カルスが誘導された。
この誘導されたカルスを引続き同条件下で3週間培養し
てカルスを増殖させ、湿重量的700mgのカルスを得
た。
てカルスを増殖させ、湿重量的700mgのカルスを得
た。
上記カルスを約30 m g採り、第1表の組成の液体
培地40mfL(100mJ1フラスコ中)に接種し、
2週間振盪し、継代培養した。
培地40mfL(100mJ1フラスコ中)に接種し、
2週間振盪し、継代培養した。
この液体培養液を遠心分1t(3000rpm:10分
間)してカルスを分離し、その0.1+nJ1を第1表
の組成の液体培地40mJl(100+nJ1フラスコ
中)に接種し、30〜34℃、光照射下(1000Lu
x)で振盪培養(120rpm)した。40日間培養し
、培養液を遠心分!(3000rpm:10分間)した
ところ20m文(乾物量0.7g)の増殖体が得られた
。該増殖体の温水抽出物のT、L、C,のスポットは、
ギムネマ、シルベスタの乾燥葉からの温水抽出物と同一
のスポットを示した。
間)してカルスを分離し、その0.1+nJ1を第1表
の組成の液体培地40mJl(100+nJ1フラスコ
中)に接種し、30〜34℃、光照射下(1000Lu
x)で振盪培養(120rpm)した。40日間培養し
、培養液を遠心分!(3000rpm:10分間)した
ところ20m文(乾物量0.7g)の増殖体が得られた
。該増殖体の温水抽出物のT、L、C,のスポットは、
ギムネマ、シルベスタの乾燥葉からの温水抽出物と同一
のスポットを示した。
第1表
発明の効果
天然の匙簗藤と同じ効果を有する組織増殖体を大量生産
できる。
できる。
Claims (1)
- カガイモ科に属する植物、匙羹藤(ギムネマ、シルベス
タ:Gymnema,sylvestre R. Br
.)の組織をカイネチン及び2,4−Dを含有するカル
ス培養用培地で培養してカルスを誘導し、該カルスを好
気的に培養してカルスを増殖せしめ、これを分離採集す
ることを特徴とする匙羹藤組織増殖体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60272472A JPS62134085A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 匙羹藤組織増殖体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60272472A JPS62134085A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 匙羹藤組織増殖体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134085A true JPS62134085A (ja) | 1987-06-17 |
Family
ID=17514396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60272472A Pending JPS62134085A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 匙羹藤組織増殖体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62134085A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103270947A (zh) * | 2013-03-08 | 2013-09-04 | 浙江省农业科学院 | 一种司牛角组织培养的方法 |
CN104719151A (zh) * | 2015-02-27 | 2015-06-24 | 中国医学科学院药用植物研究所云南分所 | 一种傣百解的快速繁殖方法 |
CN105104189A (zh) * | 2015-08-03 | 2015-12-02 | 安庆市枞阳县阳和苗圃 | 一种地稍瓜的快速繁殖方法 |
-
1985
- 1985-12-05 JP JP60272472A patent/JPS62134085A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103270947A (zh) * | 2013-03-08 | 2013-09-04 | 浙江省农业科学院 | 一种司牛角组织培养的方法 |
CN104719151A (zh) * | 2015-02-27 | 2015-06-24 | 中国医学科学院药用植物研究所云南分所 | 一种傣百解的快速繁殖方法 |
CN104719151B (zh) * | 2015-02-27 | 2018-03-02 | 中国医学科学院药用植物研究所云南分所 | 一种傣百解的快速繁殖方法 |
CN105104189A (zh) * | 2015-08-03 | 2015-12-02 | 安庆市枞阳县阳和苗圃 | 一种地稍瓜的快速繁殖方法 |
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