JPS62132885A - イミダゾリルチエノ−ベンゾチエピン誘導体 - Google Patents

イミダゾリルチエノ−ベンゾチエピン誘導体

Info

Publication number
JPS62132885A
JPS62132885A JP61282172A JP28217286A JPS62132885A JP S62132885 A JPS62132885 A JP S62132885A JP 61282172 A JP61282172 A JP 61282172A JP 28217286 A JP28217286 A JP 28217286A JP S62132885 A JPS62132885 A JP S62132885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
solvent
benzochepin
imidazole
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61282172A
Other languages
English (en)
Inventor
ヤン レイネル
ブラディスラバ ホラー
ミロスラブ ライシュネル
イバ マツノバ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Spofa Spojene Podniky Pro Zdravotnickou Vyrobu
Original Assignee
Spofa Spojene Podniky Pro Zdravotnickou Vyrobu
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Spofa Spojene Podniky Pro Zdravotnickou Vyrobu filed Critical Spofa Spojene Podniky Pro Zdravotnickou Vyrobu
Publication of JPS62132885A publication Critical patent/JPS62132885A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D495/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D495/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D495/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般式(1) (式中、Rは水素または塩素原子である)で表わされる
イミダゾリルチェノ−ベンゾチェピン誘導体並びにその
医薬的に許容できる無機および有機酸との付加塩並びに
それらの製造方法に関する。
従来の技術及びその問題点 抗生物質、細胞増殖抑制剤(cytostatics 
)、免疫反応抑制剤およびホルモン療法剤の使用におけ
る最近の発展は、しばしば一般に患者の病気および死の
結果になる菌感染の臨床上の重要性を強調する。病原性
の酵母およびカビは皮膚および関連感染を惹き起こす最
も頻繁な因果関係要素であると思われる。また、婦人科
医学の実際では膣真菌症例がしばしば起きることが報告
されている。
表皮および婦人科医学真菌症の療法は種々の病原および
急速に発達する抵抗性のために困難な問題が起きる。種
々の化学構造と作用方式の多数の抗菌剤が試験され部分
的に実際に導入されたにもかかわらず、菌感染の予防と
治療処理のための効力があり確実で安全な医薬が定常的
に不足している。
発明の構成及びその作用の説明 我々は本発明の化合物である式(I)のイミダプリルチ
ェノ−ベンゾチェピン(式中Rは上記定義の通りである
)およびそれらの酸付加塩が著しい抗菌性を有すること
を最近見出した。即ちインビトロ(inyitro)の
比較がこれらの化合物の最小抑制濃度(MIC)と市販
の抗菌剤、クロトリマゾール(clotrimazol
e) 、ミコナゾール(mico−nazole)およ
びケトコナゾール(ke toconazo le)〔
所有権のない一般名称)の旧Cとの間でなされた。■C
値は、処方された液体栄養媒体中で最初は、予備抗菌ス
クリーニングで一般に使用される次の代表的酵母および
カビ種:サソ力ロマイセスバストリアヌス(Sacch
aromyces pastorianus。
SP)、カンジダアルビカンス(Candida al
bicans。
CA)、トリコヒトンメンタグロヒテス(Tricho
p−)+yton mentagrophytes、 
TM) 、およびアスペルギルスニガー(Asperg
illus niger、AN)を使用して標準希釈法
によって決定された。試験接種材料サイズは、カビ株(
AN、、TM) ニおイテは106CFU。
r+tg−’ (CFUは微生物細胞数についての標準
的略語である)であり、酵母および関連種(CAおよび
SP)においては10’ CFLIffl−’であった
次の第1表は、本発明の2つの化合物、即ち化合物(I
a)  (R=H,VUFB 15018)および化合
物(Ib)  (R=CL VUFB 16208)の
予備インビトロスクリーニングの実験結果を、臨床用途
における上記公知の抗菌剤との比較で要約している。M
IC値は、媒体1リットル当り夫々の化合物のミリグラ
ム数であり、使用された試験微生物については上記説明
した省略形を使用している。
第1表 クロトリマゾール  3.1 0.7 0.03 3.
1ミコナゾール    6.2 0.7 0.03 1
.5ケトコナゾール  50  0.03 0.7 1
2.5化合物(ra)     25  25  1.
5 0.7化合物1 b      12.5 3.1
 0.03 0.03病原カビ(総計16個)と酵母お
よび関連微生物(総計21個)の多数の臨床株分離物の
式(I)の本化合物に対する感受性は、サボウラウド(
Sabo−uraud )寒天培地上での希釈法を使用
して決定した。かくして、カビ株および化合物(Ia)
についての実験的旧C値は0.7〜100■/lの範囲
であり、化合物(Ib)については0.01〜1.5+
ag/lであり、比較のために使用した上掲の中では最
も効力がある抗菌性化合物であるクロトリマゾールにつ
いてはMIC値は同様に0.01〜1.5■/!!の範
囲であった。血清または血液を試験板寒天培地に添加す
ると化合物(Ia)の効果を2倍に増大し、化合物Nb
)の効力には影響せず、クロトリマゾールの活性は蛋白
質のない寒天培地培養値に対して約3分の1に減少した
抗菌活性のインビボ(in viν0)評価を、カンジ
ダアルビカンス種により実験的にマウスに導入した膣カ
ンジダ症のモデルを使用して行なった。
試験する物質をIO日間以上、0.5%ヒドロキシエチ
ルセルロース水溶液に適当に選定された濃度の均質化懸
濁液の形で膣内に投与した。結果は投与中に直ちに、お
よび1週問および2週間経過後の両方で評価した。化合
物(Ia)は7.5%の濃度で、実験的感染の24時間
前に始まる治療と、同感染と同時にの両方で試験培養成
長を完全に抑制した。即ち、この化合物は十分な予防効
果も有していた。感染後24時間で始まる遅れた治療の
場合には、実験的結果は含まれる物質の全てにおいてぃ
“くらか有利性は低かった。
式(1)の化合物の間で上述の化合物(Ib)〔クロビ
ナゾール(clopinazole ) 、予備的非所
有権名称〕は選択された物質である。イミダゾールから
誘導されたこれまで最も効力のある抗菌剤であるクロト
リマゾールおよびミコナゾールと比較した時、この化合
物(I b)は、アスペルギルス属菌株に対する著しく
増大した活性で、皮膚真菌症の典型的誘引物に対する同
様の活性を示し、更に有利なことにその効力は血液成分
の如き生物学的蛋白質の存在によって減少しない。マウ
ス中の膣カンジダアルビカンス感染の実験的処理は、局
所適用においても化合物の有利な治療上の効果を確実に
した。サボウラウド寒天培地上での希釈試験で、約40
個の病原性酵母におよびカビ株に対する化合物(Ib)
の最小抑制濃度(旧C)値は、0.01〜25■/lの
範囲であった。この化合物は僅かに毒性を有しており、
その雌および雄′マウスのLD5.はそれぞれ1125
および1570mg/ kgP、o、であった−ラット
および犬における膣内投与で、突然変異発生性、発癌性
、奇形発生性(胎児の損害)、皮膚および膣刺激の標準
試験は、慢性(1か月)毒性と同様に全て陰性であった
。化合物([b)に関する見込みのある薬理学的結果は
、治療の実際で好適で有利な効果を期待させる。
インビトロおよびインビボ試験で報告された結果は、式
(1)の新規なイミダゾリルチェノ−ベンゾチェピン誘
導体、特に上記化合物(Ib)が削孔動物における表皮
および上皮(例えば膣の)真菌症の処理に使用できるこ
とを予想させる。治療通用の目的のために、活性化合物
を適当な通常の配合助剤を使用して、便利な局所的およ
び経口投薬形態、例えば溶液、懸濁液、ゲル、クリーム
、軟膏1粉末1錠剤1カプセル、スプレーおよび類似物
に有利に配合することができる。これらは、活性成分を
好ましくは実質的に1〜10重量%の範囲の量で含有さ
せることができる。
以下余白 本発明の化合物、一般式■ (式中Rは上記定義の通りである。) で表わされるイミダゾリルチェノ−ベンゾチェピン誘導
体およびそれらの酸付加塩は、一般式■(式中Rは式(
1)における定義と同じ)で表わされる夫々チェノ−ベ
ンゾチェピン−4−オール化合物またはそのアルカン−
またはアレーン(aren)スルホネートエステルをイ
ミダゾールまたはその反応性誘導体と、好ましくは不活
性有機溶剤の媒体中で、任意に若し必要ならば得られた
塩基を医薬的に許容できる無機または有機酸で続いて中
和することから成るいくつかの関連方法による発明に従
って調製することができる。
出発物質の4.9−ジヒドロチェノ (2,3−c)−
2−ベンゾチェピン−4−オールは公知の物質である(
M、 Rajsrler et al、、 Co11e
ctionCzechoslov、 CheIIl、 
Commun、 32+ 2864+ 1967)。
代わりに必要とされる上記化合物の6−クロロ誘導体は
新規であり、6−クロロ−チェノ (2,3−C)−2
−ベンゾチェピン−4(9H)−オン(1deIII、
 1.c、)を水素化物還元剤、例えばメタノールまた
はエタノール中のナトリウムボロハイドライドで還元す
ることによって得ることができる。
該チェノ−ベンゾチェピン−4−オール化合物とtdl
aイミダゾールとの反応は、これらの反応剤の混合物を
140〜170℃の温度で2〜5時間加熱するか、また
は、高沸点溶剤、例えば商業的にはキシレン中の該混合
物の溶液を沸点温度で3〜5時間還流させることによっ
て行うことができる。
任意に溶剤を除去した後生成物を分離し、例えばトルエ
ンから再結晶することによって精製する。
別法として、出発物質のチェノ−ベンゾチェピン−4−
オールを最初アルカン−またはアレーンスルホニルクロ
ライド、例えばp−トルエンスルホニルクロライドと、
生成した塩化水素を結合することのできるアルカリ剤、
好ましくは無水のピリジンの存在下で反応させて反応性
アルカン−またはアレーンスルホニルエステルを生成す
ることができ、続いて系内のこの中間体と遊離イミダゾ
ールとの反応が行なわれる。生成物は、反応混合物を水
で希釈、適当な溶剤、例えばクロロホルム中への抽出、
溶剤の除去および残渣の結晶化によって分離される。
出発物質のチェノ−ベンゾチェピン−4−オールは、1
,1′−カルボニルジイミダゾールと、無水の芳香族炭
化水素、例えばベンゼンまたはトルエン、塩素化アルカ
ン、例えばクロロホルム、ジクロロメタンまたは1.2
−ジクロロエタン、脂肪族または環状エーテル例えばテ
トラヒドロフラン、または脂肪族ニトリル、例えばアセ
トニトリル中で、実質的に10〜60℃の範囲の温度で
有利に反応させることができる。
生成物は反応混合物を水中に分散させ、次いで分離され
た有機部分(粗生成物の溶液)から溶剤を留去するか、
または逆に全反応混合物から溶剤を除去し次いで残渣を
水と適当な有機溶剤、例えばエーテルまたはトルエンと
の混合物中に分散させることによって分離され、その操
作の間に生成物は結晶化し得る。
出発物質のチェノ−ベンゾチェピン−4−オール化合物
は、反応混合物中でイミダゾールとチオニルクロライド
とから直ちに好適に生成する1、1′−チオニルジイミ
ダゾールと有利に反応させることもできる。チオニルク
ロライドは、イミダゾールの芳香族炭化水素、塩素化ア
ルカンまたは脂肪族ニトリル(好ましい例は上記参照)
の如き無水の有機溶剤中の攪拌下にある溶液または懸濁
液中に、実質的に5〜20℃の範囲の温度で滴下する。
かくして得られた、同時に生成したイミダゾールハイド
ロクロライドを懸濁状態で含有する1、1′−チオニル
ジイミダゾール溶液を該出発物質の式(II)のチェノ
−ベンゾチェピン−4−オールと混合し、反応を実質的
に10〜25℃の温度で進ませるようにする。生成物は
前記と同様にして分離する。
更に別の方法として、出発物質のチェノ−ベンゾチェピ
ン−4−オールは、イミダゾールと三塩化燐との反応に
よって調製されたトリス(l−イミダゾリル)ホスフィ
ン、またはイミダゾールと五塩化燐とから同様にして形
成されたペンタ(l−イミダゾリル)ホスフィン、また
は最後にイミダゾールとホスホニルクロライドとの反応
によって系内で得られた1、1’、1“−ホスホニルト
リイミダゾールと反応させることもできる。これら3つ
の最後に述べた有機燐試剤を含む調製ルートを使用する
とき、イミダゾールの必要な反応性誘導体は、イミダゾ
ールのクロロホルム溶液を対応する塩化燐試薬の同一溶
剤の溶液に、攪拌下に反応混合物を一5〜10℃の温度
に冷却して、滴下することによって便利に得られる。出
発物質のチェノ−ベンゾチェピン−4−オールのクロロ
ホルム溶液を混合する際に、溶剤を減圧下に除去し、よ
り高い沸点の不活性溶剤、好ましくはジメチルホルムア
ミドで置換し、反応を120〜140℃で1〜3時間加
熱することによって完結する。生成物は反応混合物を水
中に注入することによって冷却して分離し、有I31溶
剤例えばクロロホルムで抽出し、揮発物を好ましくは減
圧下に蒸発して分離する。
得られた粗生成物は、適当な溶剤例えばメタノール、エ
タノール、トルエンまたはメタノール−エーテル混合物
から結晶化させるか、または医薬的に許容できる無機ま
たは有機酸、好ましくは硝酸との付加塩に中和によって
変換することによって精製される。これらの塩基は、公
知の方法例えばこれらの水懸濁液をアルカリ全屈水酸化
物または炭酸塩でアルカリ化することによってこれらの
付加塩から分離され、適当な溶剤例えばクロロホルムに
抽出し、次いで蒸発させて分離される。
実施例 以下に本発明を実施例によって説明するが、本発明の範
囲をこれらの実施例に限定するものでないことはいうま
でもない。
実施例1 4−(1−イミダゾリル)−4,9−ジヒドロチェノ 
(2,3−c)−2−ベンゾチェピン方法A 4.9−ジヒドロチェノ (2,3−c)−2−ベンゾ
チェピン−4−オール(23,4g)を約30℃にわず
かに加温することによって、750−の無水のベンゼン
に溶解する。得られた溶液を20℃に冷却し、1.1′
−カルボニルジイミダゾール(32,4g)を一部攪拌
下に添加し、混合物を同じ温度で10分間攪拌する。次
の15分間で温度を60℃に上昇し、その後反応混合物
をゆっくり20″Cに冷却し、この温度で6時間以上攪
拌する。ベンゼンを減圧下に留去し、残渣を水(300
dl)−エーテル(200ml、’)系と混合する。生
成物(26,4g、理論値の86.6%)の結晶を分離
し乾燥する。物質は175〜177℃の融点を有する。
ベンゼンまたはメタノールからの再結晶で分析的に純粋
な化合物が生成し、その融点は変わらない。
方法B イミダゾール(27,2g )の無水のアセトニトリル
(300dl)中の溶液に、7.3−のチオニルクロラ
イドを攪拌下に10℃に氷水で冷却しながら約20分間
で滴下する。混合物を10℃で10分間攪拌し、更に5
分間攪拌と冷却を続けながら4.9−ジヒドロチェノ 
(2,3−c)−2−ベンゾチェピン−4−オール(2
3,4g)を分割法で添加し、その間混合物の温度を外
部の氷および水冷却によって10℃と14℃との間に維
持する。反応混合物をこの温度でさらに4時間攪拌する
。その後冷却浴を取り去り、混合物を約16時間以上放
置し、減圧下に約50−の容量に21縮し、100−の
水で希釈する。結晶沈澱をクロロホルム(100mg)
に入れ、クロロホルム溶液を水(5M)で洗浄し、無水
の硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶剤を減圧下で蒸発させ
る。
固体残渣(26,8g、 m、p、 162〜170℃
)をメタノールから結晶化し、m、p、 174.5〜
176.5℃の純粋生成物(15,1g、理論値の53
.2%)を得る。メタノール溶液を硝酸で酸性化し、エ
ーテルと混合して、(メタノール−エーテルから) n
+、p、 143〜146℃の結晶硝酸塩を生成する。
方法C 4,9−ジヒドロチェノ (2,3−c)−2−ベンゾ
チェピン−4−オール(2,3g)およびイミダゾール
(1,4g)の混合物を160℃(浴温)で2時間加熱
する。得られた褐色溶融物を冷却し、トルエン(5−)
と混合し、かくして生成した結晶を分離し次いでこの溶
剤(5M)および水で洗浄し、m、p、 172〜17
5℃の標記生成物(1,8g、理論値の63.4%)を
得る。
この物質は若し必要ならばメタノールから結晶化するこ
とにより更に精製することができる。
方法り 乾燥クロロホルム(30mff)中の三塩化燐(1,4
g)の溶液に、同じ溶剤(2M)中のイミダゾール(1
,4g) iQ液を攪拌下に一5〜0℃の温度に冷却し
て1時間かけて添加する。混合物を自然に約20℃に温
め、この温度で1時間攪拌を続ける。
その後4,9−ジヒドロチエノ (2,3−c) −2
−ベンゾチェピン−4−オール(2,3g)の乾燥クロ
ロホルム(20ttlll>中の溶液を攪拌を続けなが
ら添加し、混合物を20分間攪拌し、溶剤を減圧下に除
去する。残渣を2時間130 ’Cでジメチルホルムア
ミド(20+nff)を用いて還流する。混合物を冷却
した後、水(150d>で希釈し、生成物をクロロホル
ム(100+J)中に浸盪し、有機抽出物を水で洗浄し
、無水の硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶剤を減圧下で最
終容積的5−まで蒸発させ、油状残渣を結晶化させ17
4〜176℃で溶融する最初の生成物(1,2g)を得
る。母液を濃縮してさらに0.7gの第2生成物を得る
方法E 乾燥クロロホルム(40mj2)中の五塩化燐(2,1
g)の溶液に、乾燥クロロホルム20−中のイミダゾー
ル(6,8g)溶液を攪拌下に0〜5℃の温度に冷却し
ながら約30分間かけて滴下する。反応混合物を約20
℃に温め、この温度で1時間攪拌を続け、同じ溶剤(2
M)中の4.9−ジヒドロチェノ(2,3−c) −2
−ベンゾチェピン−4−オール(2,3g)の溶液を添
加する。溶剤を減圧下に留去し、残渣を無水のジメチル
ホルムアミド(20+J)と混合し、混合物を2時間1
30℃(浴温)で還流させ、150 dの水で希釈する
。生成物をクロロホルム(100mg)中で浸盪し、有
機部分を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、
減圧下で小容量(約5−)まで蒸発させる。結晶生成物
(1,9g)は173〜176℃で熔融する。
方法F 乾燥クロロホルム(30mg)中のホスホニルクロライ
ド(1,5g)の溶液を、攪拌下に0〜5℃の温度に冷
却し、同じ溶媒(25d)中のイミダゾール(4,1g
)の溶液を滴下させることにより処理する。次いで温度
を約20℃に上げ、乾燥クロロホルム(20ntg)中
の4.9−ジヒドロチェノ (2,3−C)−2−ベン
ゾチェピン−4−オール(2,3g)の溶液を攪拌下に
添加し、さらに約20分間攪拌を続けた後、溶剤を減圧
下に除去する。残渣を無水のジメチルホルムアミド(2
(W)と混合し、混合物を130℃の浴温で2時間加熱
する。その後、150−の水を添加し、生成物をクロロ
ホルム中に浸盪し、有機部分を水で洗浄し、無水の硫酸
ナトリウム上で乾燥し、溶剤を減圧下に留去する。残渣
を5−のトルエンと混合し、生成した結晶を分離し、少
量の同じ溶剤で洗浄し、m、p、 174〜177℃の
標記生成物2.0g、(理論値の70.4%)を生成す
る。
方法G 無水のピリジン(30mg)中の4.9−ジヒドロチェ
ノ(2,3−c)−2−ベンゾチェピン−4−オール(
2,3g)の溶液に、攪拌下一度にp−1−ルエンスル
ホクロライド1.9gを添加し、混合物を約16時間以
上室温で放置する。その後1.4gのイミダゾールを添
加し、全体を更に16時間以上の貯蔵時間20〜25℃
で放置する。反応混合物を約5Mの水で希釈した後、生
成物をクロロホルム中に浸盪し、有機層を水で洗浄し、
無水の硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶剤を減圧下に除去
する。残渣を約5−のトルエンと混合し、結晶生成物を
分離し、少量のトルエンで洗浄し172〜174℃で熔
融する化合物0.8gを得る。
実施例2 6−クロロ−4−(l−イミダゾリル)−4,9−ジヒ
ドロチェノ (2,3−C)−2−ベンゾチェピン 方法A 6−クロロ−4,9−ジヒドロチェノ (2,3−c)
−2−ベンゾチェピン−4−オール(8,0g)を23
0−の乾燥ベンゼンに約50℃に加温することによって
溶解する。溶液を20℃に冷却し、これに1゜1′−カ
ルボニルジイミダゾール(9,7g)を攪拌下に一度に
添加する。反応混合物を4時間攪拌し、次いで水50−
を添加し、有機相を分離し、更に50Jの水で洗浄し、
無水の硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶剤を減圧下で除去
する。残渣をヘキサン(50J)で希釈し、生成した生
成物の結晶沈澱を分離し同じ希釈剤10−で洗浄する。
収得物は、147〜150°Cで溶融する物質7.4g
 (理論値の78%)である。さらに結晶化、例えばI
・ルエンから結晶化することによって精製することがで
きる。
以下余白 方法B 無水の1.2−ジクロロエタン(600m12)中のイ
ミダゾール(54,5g )溶液を攪拌下に16〜18
℃の温度に冷却して、チオニルクロライド(23,8g
)を約10分間滴下させて処理する。イミダゾールハイ
ドロクロライドが沈澱している反応混合物を20分間1
8℃で攪拌する。続く5分間に、6−クロロ−4,9−
ジヒドロチェノ (2,3−C)−2−ベンゾチェピン
−4−オール53.8gを、温度を20と25℃の間に
維持しながら添加する。反応混合物を同じ温度範囲内で
6時間攪拌し、その後16時間以上放置する。その復水
500−で希釈し、分離した有機相を水500−で2回
洗浄し、無水の硫酸ナトリウム上で乾燥し、活性炭で濾
過し、減圧下に約70−の容積まで蒸発させ、約3時間
放置して結晶化させる。結晶をフィルター上に集め、ト
ルエン(20mg)およびヘキサンで続いて洗浄し、1
50〜152℃で熔融する純粋な生成物45.6g (
理論値の71.5%)を得る。分析的に純粋な化合物は
トルエンから結晶化され、同じ融点を有する。
標記の化合物の硝酸塩は、塩基の溶液の酸性化によって
、例えばクロロホルム中で65%硝酸とエタノールの混
合物を使用して得られ、2−プロパツールから結晶化し
て精製される。この塩は160〜161℃の融点を有す
る。
必要な出発物質である6−クロロ−4,9−ジヒドロチ
ェノ (2,3−c)−2−ベンゾチェピン−4−オー
ルも新規化合物であり、次の方法によって調製すること
ができる。
6−クロロチェノ (2,3−c)−2−ベンゾチェピ
ン−4(9H)−オン(53,3g )をメタノール(
700d> 中に懸濁させ、ナトリウムボロノ1イドラ
イド(7,8g)を攪拌下に約1時間で添加する。反応
混合物を更に3時間攪拌し、その後20〜25℃で放置
する。生成物の結晶を分離し、メタノール(20d)と
水(70J)の順で洗浄し、最初の生成物35.1 g
を得る。濾液を約300−の容積まで蒸発させ、水(5
00mg)で希釈して第2の結晶(17,1g)を得る
。中間体の全収得物は52.2g(理論値の97.1%
)でm、p、 153〜158℃である。
ベンゼン−石油エーテルまたはトルエンから再結晶した
分析的試料は156〜158℃の融点を有する。
本発明に従ったイミダゾリルチェノ−ベンゾチェピン誘
導体の製造方法は以下の態様にまとめることができる。
1、前記−91式(II)のチェノ−ベンゾチェピン−
4−オール化合物またはそのアルカン−またはアレンス
ルホネートエステルを、イミダゾールまたはその反応性
誘導体と、好ましくは不活性有機溶剤の媒体中で反応さ
せ、任意に続いて得られた塩基を医薬的に許容できる無
機または有機酸で中和することから成る前記一般式(I
)のイミダゾリルチェノ−ベンゾチェピン誘導体および
その酸付加塩の製造方法。
2、一般式(II)で表わされるチェノ−ベンゾチェピ
ン−4−オールを1.1′−カルボニルジイミダゾール
と、無水の芳香族炭化水素、クロル化アルカン、脂肪族
または環式エーテルおよび脂肪族ニトリルから選ばれた
媒体中で実質的に0〜60℃の範囲の温度で反応させる
前記第1項の製造方法。
3、一般式(n)で表わされるチェノ−ベンゾチェピン
−4−オールを1.l゛−チオニルジイミダゾールと無
水の芳香族炭化水素、クロル化アルカン、および脂肪族
ニトリルから選ばれた媒体中で実質的に10〜25°C
の範囲の温度で反応させる前記第1項記載の製造方法。
4、前記1.1′−チオニルジイミダゾールがイミダゾ
ールとチオニルクロライドとの反応によって、系内で調
製される前記第3項記載の製造方法。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは水素または塩素原子である) で表わされるイミダゾリルチエノ−ベンゾチエピン誘導
    体並びにその医薬的に許容できる無機および有機酸との
    酸付加塩。 2、化合物が4−(1−イミダゾリル)−4,9−ジヒ
    ドロチエノ(2,3−c)−2−ベンゾチエピンまたは
    その酸付加塩である特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 3、化合物が6−クロロ−4−(1−イミダゾリル)−
    4,9−ジヒドロチエノ(2,3−c)−2−ベンゾチ
    エピンまたはその酸付加塩である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。
JP61282172A 1985-11-29 1986-11-28 イミダゾリルチエノ−ベンゾチエピン誘導体 Pending JPS62132885A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CS858664A CS250579B1 (en) 1985-11-29 1985-11-29 Imidazole derivatives and method of their preparation
CS8664-85 1985-11-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62132885A true JPS62132885A (ja) 1987-06-16

Family

ID=5437511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61282172A Pending JPS62132885A (ja) 1985-11-29 1986-11-28 イミダゾリルチエノ−ベンゾチエピン誘導体

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4730054A (ja)
EP (1) EP0226320B1 (ja)
JP (1) JPS62132885A (ja)
AT (1) ATE57186T1 (ja)
CA (1) CA1278297C (ja)
CS (1) CS250579B1 (ja)
DE (1) DE3674741D1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5631210A (en) * 1996-06-14 1997-05-20 E. I. Du Pont De Nemours And Company Herbicidal thiophene ketones

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1081360A (en) * 1965-08-25 1967-08-31 Spofa Vereinigte Pharma Werke Novel 4-substituted-4,5-dihydrothieno-(2,3-b)-benzo(f)thiepines and process for the preparation thereof
US4169205A (en) * 1978-10-25 1979-09-25 E. R. Squibb & Sons, Inc. Imidazole derivatives of 6,11-dihydrodibenz[b,e]oxepines and 6,11-dihydrodibenz[b,e]thiepines

Also Published As

Publication number Publication date
DE3674741D1 (de) 1990-11-08
CS250579B1 (en) 1987-04-16
CA1278297C (en) 1990-12-27
EP0226320B1 (en) 1990-10-03
EP0226320A1 (en) 1987-06-24
ATE57186T1 (de) 1990-10-15
US4730054A (en) 1988-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4110337A (en) Triazolobenzodiazepines
US4301163A (en) Amino-ether oxides and use thereof in therapy
US4714762A (en) Antiarteriosclerotic substituted benzimidazol-2-yl-and 3H-imidazo[4,5-b]pyridin-2-yl-phenoxy-alkanoic acids and salts and esters thereof
US4327222A (en) 3,4-Diarylisoxazol-5-acetic acids and process for making same
JPS625983A (ja) 新規第三n−置換ノルトロピン化合物
JPH0316344B2 (ja)
EP0080602A1 (de) Substituierte Benzimidazole, Verfahren zu ihrer Herstellung, ihre Anwendung und sie enthaltende Arzneimittel
JP3122792B2 (ja) 新規な活性化合物
CA1149404A (en) Substituted oxiranecarboxylic acids, processes for their preparation, their use and medicaments containing them
DD145101A5 (de) Verfahren zur herstellung von inda yl-derivaten
KR850000216B1 (ko) 피페라진 유도체의 제조방법
DE2638184A1 (de) Substituierte phenyl-piperazin-n- oxide, verfahren zu deren herstellung und sie enthaltende arzneimittel
WO1982000822A1 (en) Substituted oxiranecarboxylic acids,their preparation and their use as medicaments
US4124587A (en) 4-Hydroxy-3-sulfinyl-quinolin-2(1H)-ones
JPS58206588A (ja) 抗潰瘍性2−グアニジノ−4−(2−置換−アミノ−4−イミダゾリル)チアゾ−ル類およびそれらの製造方法
US4127574A (en) 4-Hydroxy-3-sulfonyl-quinolin-2(1H)-ones
JPS61254591A (ja) 新規なチエノ(2、3−d)イミダゾ−ル誘導体、その製法、製剤および使用法
JP2688711B2 (ja) ベンゾヘテロ環化合物
EP0171645B1 (de) Neue 2H-1-Benzopyran-2-on-Derivate, Verfahren zu ihrer Herstellung und Arzneimittel, die diese Verbindungen enthalten
JPS62132885A (ja) イミダゾリルチエノ−ベンゾチエピン誘導体
US4929616A (en) Novel basic-substituted 5-halo-thienoisothiazol-3(2H)-one 1,1-dioxides, a process for the preparation thereof, and pharmaceutical preparations containing these compounds
US4159380A (en) Imidazolylethoxy derivatives of pyrazolo[3,4-b]pyridine-5-methanols
EP0279398B1 (en) Antifungal 2-anilinothiazolines
GB2025416A (en) Mercaptopyridazinethione antifungal agents
US4192876A (en) 4-Hydroxy-3-nitro-quinoline-2(1H)-ones