JPS62132446A

JPS62132446A - 適応予測形ａｄｐｃｍ符号化回路における音声信号／モデム信号判別回路

Info

Publication number: JPS62132446A
Application number: JP27312085A
Authority: JP
Inventors: Yoshinobu Nakanishi; 中西　良信
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1985-12-04
Filing date: 1985-12-04
Publication date: 1987-06-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、適応予測形ＡＤＰＣＭ符号化回路に関し、特
に、適応予測形ＡＤＰＣＭにて符号化された出力符号よ
り、入力ＰＣＭ信号が音声信号であるかモデム信号であ
るかを判別する回路を有し、その判別結果により量子化
幅の適応速度を制御する機能を有する適応予測形ＡＤＰ
ＣＭ符号化回路に関する。

（従来技術）従来、この種の適応予測形ＡＤＰＣＭ符号化回路として
は、第３図で例示した様な回路（ＣＣＩＴＴ勧告Ｇ、７
２１）がある。引算回路１０において、該回路１００入
力端子１より人力した入力ＰＣＭ信号か、ら、適応予測
フィルタ回路１１から出力さｌ？′Ｌｆｃ予測信号２を
引算し、誤差信号３として量子化回路１２に出力される
。その誤差信号３は、量子化幅更新回路１３から出力さ
れた量子化幅４にて量子化され、量子化回路１２よｔ）
ＡＤＰＣＭ符号５として出力される。量子化幅更新回路
１３では、ＡＤＰＣＭ符号５′／ｃ適応１−て量子化幅
を更新させる。

量子化幅の適応速度は音声信号／モデム信号判別回路１
００からの制御信号６てより制御される。

音声信号／モデム信号判別回路１００では、入力端子１
に入力した入力ＰＣＭ信号が音声信号であるかモデム信
号であるかを、ＡＤＰＣＭ符号５より判別してその結果
を量子化幅更新回路１３に制御信号６として出力する。

また、量子化幅４が非常に小さい時には入力ＰＣＭ信号
は音声信号と判定して制御信号６より出力される。量子
化回路１２より出力され＆ＡＤＰＣＭ符号５と量子化幅
更新回路１３から出力された量子化幅４より、逆量子化
回路１４にて誤差信号７が出力される。この誤差信号７
は引算回路１０から出力された誤差信号３に量子化雑音
が加わったものである。適応予測フィルタ回路１１では
、この誤差信号７より入力ＰＣＭ信号を予測し、予測信
号２として引算回路１０に出力する。

第４図に、第３図で述べた音声信号／モデム信号判別回
路１００の回路構成を示す。まず、ＡＤＰＣＭ符号５は
符号変換回路１０１にである値に変換される。本例では
、４ビツトのＡＤＰＣＭ符号ｆ：Ｉとし、その出力値を
Ｆとして第１表に示す関係に変換している。

第１表第１表の如く変換された信号は、平滑化回路１０２及び
１０３にて平滑化され、引算回路１０４に出力される。

ここで、平滑化回路１０２は平滑化回路１０３よりも時
定数が小さい。そして、引算回路１０４にて平滑化回路
１０２の出力値から平滑化回路１０３の出力値を引算し
た後、絶対値化回路１０５てで絶対値が求められ、平滑
化回路１０３の出力値と比較回路１０６１Ｃて比較され
る。

比較回路１０６では、絶対値化回路１０５の出力値ｔＡ
とし、平滑化回路１０３の出力値ｆｉ−Ｂと（−１ある
適当な１より大きな正数値をＣとして、Ａ≧Ｂ÷Ｃなら
ばある正数値りを出力し、Ａ（Ｂ÷Ｃならば０を出力す
る。また、量子化幅４がある値よりも小さい時にもある
正数値ｆＤを出力する。

出力された正数値りまたは０は平滑・制限回路にて平滑
化され、さらに大きさが０から１の正数値に制限され、
制御信号６として量子化幅更新回路１３に出力される。

（発明が解決しようとする問題点）上述した従来の適応予測形ＡＤＰＣＭ符号化回路におけ
る音声信号／モデム信号判別回路は、十分には音声信号
とモデム信号を判別できていないので、音声信号に最適
な適応予測形ＡＤＰＣＭ符号化またはモデム信号に最適
な適応予測形ＡＤＰＣＭ符号化への切り替えが不十分に
なる欠点がある。

（問題点を解決するための手段）本発明に係る音声信号／モデム信号判別回路は、適応予
測フィルタ回路にＮ次の零点適応予測フィルタを含む適
応子ｌ１１１１形ＡＤＰＣＭ符号化回路において、その
適応予測形ＡＤＩ’ＣＭ符号化回路の出力符号を逆量子
化する逆量子化回路と、その出力を遅延させる遅延回路
と、逆量子化回路の出力と遅延回路の出力を乗算する乗
算回路と、その乗算結果を平滑化する平滑化回路と、平
滑化回路の出力を２値に変換する比較回路と、その出力
を平滑化すると同時だ大きさを制限する平滑・制限回路
とから構成される。

（実施例）次に１本発明を図面を参照して実施例につき説明する。

図において、第３図の従来の適応予測形ＡＤＰＣＭ符号
化回路と同一の記号で示した部分は、それぞれ同じ構成
および機能を有するものとし、その重複した詳細な説明
は省略する。また第２図は第１図における音声信号／モ
デム信号判別回路２００の具体的な構成を示したブロッ
ク図である。

第２図において、誤差信号７は符号判定回路２０１Ｖｃ
入力される。符号判定回路２０１の出力信号は遅延回路
２０２と乗算回路２０３の一方の入力端に入力される。

乗算回路２０３のもう一方の入力端には遅延回路２０１
の出力信号が入力される。乗算回路２０３の出力信号は
平滑化回路２０４、比較回路２０５及び平滑・制限回路
２０６を経て制御信号６として出力され、該信号６が第
１図の量子化幅更新回路１３に入力されるようになって
いる。まず、符号判定回路２０１にて、誤差信号７が正
であるか負であるかを判定し、正の場合には＋１を出力
し、負の場合には−１を出力する。遅延回路２０２では
、２標本化分の遅延を行い乗算回路２０３に出力する。

乗算回路２０３で遅延回路２０２の出力信号と符号判定
回路２０１の出力信号の乗算を行い、その乗算結果を平
滑化回路２０４にて平滑化（−１比較回路２０５Ｖｃて
。

２値に変換し、さらに平滑・側視回路２０６で平滑化及
び大きさの制限を行って制御信号６として出力する。

この様な回路構成において、適応予測形Ａ　ｌ）　Ｐ　
ＣＭ符号化回路の入力ＰＣＭ信号がモデム信号の場合に
は、平滑化回路２０４の出力はある負数値よりも小さい
値になり、音声信号の場合には、大きい値となる特性が
あるので、比較回路２０５のしきい値にその負数値を選
べば、入力ＰＣＭ信号がモデム信号であるか、音声信号
であるかを判定することができる。比較回路２０５の出
力を平滑化し、大きさの制限を行うことにより１判定を
より完全にすることができる。

（発明の効果）以上説明したように本発明は、適応予測形ＡＤＰＣＭ符
号化回路において％Ａ　Ｄ　Ｐ　ＣＭ　符号より誤差信
号を求め、その誤差信号と、遅延してきた誤差信号とを
乗算し、その乗算結果を平滑化回路にて時間平均し、そ
の結果を成るしきい値で２値に変換することにより、適
応ｆ測形ＡＤＰＣＭ符号化回路＋７）入力ＰＣＭ信号が
音声信号であるかモデム信号であるかを判定することが
でき、適応予測形ＡＤＰＣＭ符号化回路を音声最適形ま
たはモデム最適形に切り替えることができる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る適応予測形ＡＤＰＣＭ符
号化回路の回路構成を示すブロック図。第２図は第１図に示す音声信号／モデム信号判別回路の
具体的なブロック図、第３図は従来の適応予測形ＡＤＰ
ＣＭ符号化回路のプロッ久図、第４図は第３図の音声信
号／モデム信号判別回路の４体的なブロック図である。１・・・入力端子、２．３，４，５，６．７・・・信号線、１０．１０４・
・・引算回路、１１・・・適応予測フィルタ回路。１２・・・量子化回路、１３・・・量子化幅更新回路、１４・・・逆量子化回路、１００．２００・・・音声信号／モデム信号判別回路。１０１・・・符号変換回路、１０２．１０３．２０４・・・平滑化回路、１０５・・
・絶対値化回路、１０６．２０５・・・比較回路。１０７．２０６・・・平滑・制限回路２０１・・・符号判定回路、　　　２ｏ２・・・遅延回
路、。２０３・・・乗算回路。

Claims

【特許請求の範囲】

Ｎ次の零点適応予測フィルタを含む適応予測形ＡＤＰＣ
Ｍ符号化回路において、前記適応予測形ＡＤＰＣＭ符号
化回路の出力符号を逆量子化する逆量子化回路と、前記
逆量子化回路の出力を遅延する遅延回路と、前記逆量子
化回路の出力と前記遅延回路の出力を乗算する乗算回路
と、前記乗算回路の出力を平滑化する平滑化回路と、前
記平滑化回路の出力を２値に変換する比較回路と、前記
比較回路の出力を平滑化すると同時に大きさを制限する
平滑・制限回路とを含むことを特徴とする適応予測形Ａ
ＤＰＣＭ符号化回路における音声信号／モデム信号判別
回路。