JPS62132381A - 圧電変位素子 - Google Patents
圧電変位素子Info
- Publication number
- JPS62132381A JPS62132381A JP60273944A JP27394485A JPS62132381A JP S62132381 A JPS62132381 A JP S62132381A JP 60273944 A JP60273944 A JP 60273944A JP 27394485 A JP27394485 A JP 27394485A JP S62132381 A JPS62132381 A JP S62132381A
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- JP
- Japan
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- zirconia
- ceramic
- electrode layer
- piezoelectric
- layer
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- Granted
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は積層型圧電変位素子の内部電極に関するもの
でつる。
でつる。
(従来の技術)
従来、積層型圧電変位素子において内部電極となる全極
材料に圧電変位素子の主成分セラミックスや主成分に近
い組成のセラミックス4ぢるいぐよガラス質材料等を少
量含有せしめて、金属電極層とセラミックスとの接合強
度を高rQる方法が採られていた。
材料に圧電変位素子の主成分セラミックスや主成分に近
い組成のセラミックス4ぢるいぐよガラス質材料等を少
量含有せしめて、金属電極層とセラミックスとの接合強
度を高rQる方法が採られていた。
(発明が解決し工9とする問題点)
上記の方法に従えば純粋な金属1−を電極として使用す
る場合と比較してセラミックスと電極層との接合強度が
高まる。しかし、この接合強度はセラミックス自体の機
械的破壊強度よシ劣るため実用上充分とはいえない。例
えば圧電変位素子に大きな引張り力が加わると素子は’
を極層とセラミックスとの境界で破壊する。
る場合と比較してセラミックスと電極層との接合強度が
高まる。しかし、この接合強度はセラミックス自体の機
械的破壊強度よシ劣るため実用上充分とはいえない。例
えば圧電変位素子に大きな引張り力が加わると素子は’
を極層とセラミックスとの境界で破壊する。
本発明の目的はこの問題点を解決するための電極材料を
提供することにある。
提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の要旨とするところは、圧電変位素子において圧
電材料にはさまれる金属電極層にジルコニアを含有せし
める事である。
電材料にはさまれる金属電極層にジルコニアを含有せし
める事である。
(作用)
金属電極層にジルコニアを含有式せると、これが金属電
極層の一部を突き破り電極層の両側に存在する圧電セラ
ミックスをブリッジする効果が期待できる。そして、ジ
ルコニア自体の機械的破壊強度は極めて高いため素子に
大きな応力が働らいた一V!せに%11素子が電極層付
近から破壊することを防ぐ効果が期待でさる。
極層の一部を突き破り電極層の両側に存在する圧電セラ
ミックスをブリッジする効果が期待できる。そして、ジ
ルコニア自体の機械的破壊強度は極めて高いため素子に
大きな応力が働らいた一V!せに%11素子が電極層付
近から破壊することを防ぐ効果が期待でさる。
(実施例)
以下実月例に基ずいて本発明の詳細な説明を行なり。
不実施例では圧電セラミック材料としてジルコン・チタ
ンfll鉛Pb(Zro、sz ’ri O,4g )
O,が用いら几た。
ンfll鉛Pb(Zro、sz ’ri O,4g )
O,が用いら几た。
まず、ジルコン・チタン酸鉛の予焼粉末に多少の有機バ
インダ、5T塑剤、分散剤等をノ用え有機溶媒中に分散
させ泥漿を得る。この泥漿を用いてドク7゛ ターメレード法で厚さ数10ミクロンの薄層を形成する
。
インダ、5T塑剤、分散剤等をノ用え有機溶媒中に分散
させ泥漿を得る。この泥漿を用いてドク7゛ ターメレード法で厚さ数10ミクロンの薄層を形成する
。
一方、有機溶剤中に白金の微粉を分散させたペースト金
4(RI、、これにジルコニア粉末を混合した。
4(RI、、これにジルコニア粉末を混合した。
上記ジルコン・チタン酸鉛セラミックスの薄層上にジル
コニア粉末の混合された白金ペーストを印刷法で塗布し
た。この様にして得られたジルコン・チタ/酸鉛41d
fr:数100枚積み重ね、圧着した後400℃にlO
時間程度加熱して有機物を分解した。その後1290℃
で1時間焼成した。
コニア粉末の混合された白金ペーストを印刷法で塗布し
た。この様にして得られたジルコン・チタ/酸鉛41d
fr:数100枚積み重ね、圧着した後400℃にlO
時間程度加熱して有機物を分解した。その後1290℃
で1時間焼成した。
この様にして得られた内部に多数の・電極層を含む積層
型圧電セラミックス素子20X5X0.5鶏の寸法に切
断し、3点曲げ試、職法で機械的破壊強度を試験した。
型圧電セラミックス素子20X5X0.5鶏の寸法に切
断し、3点曲げ試、職法で機械的破壊強度を試験した。
第1図は破壊強度試験に使用した積層体の構造を示すも
ので、ジルコン・チタン酸鉛セラミックス11の内部に
ジルコニアを含有する自分電極膜12が約100ミクロ
ンの間隔で、′−状に形成され−Cいる。
ので、ジルコン・チタン酸鉛セラミックス11の内部に
ジルコニアを含有する自分電極膜12が約100ミクロ
ンの間隔で、′−状に形成され−Cいる。
第2図は3点曲げ破壊試験の方法を示すも5′)で、ジ
ルコン・チタン酸鉛セラミックス11と成ツノd12か
ら構成された積層体試験片21を金属台22、を用いて
2点で線支持し、試験庁の中央部に荷重テップ23で線
荷重を加える。
ルコン・チタン酸鉛セラミックス11と成ツノd12か
ら構成された積層体試験片21を金属台22、を用いて
2点で線支持し、試験庁の中央部に荷重テップ23で線
荷重を加える。
この様な方法で破壊試験を行なった。結果を葦とOて第
1表に示した。
1表に示した。
第1表
なおi1表には白金ペーストにジルコン−ブータン酸鉛
粉末及びガラス質粉末を混合した場合についても同時に
示されている。表から明らかな様に白金ペーストのみを
使用した場合には抗折強度は100 Icy/ all
以ト°と低く、また電極層の部分から破壊した。しかし
、ジルコニア粉末を含ませた白金ペーストを使用すると
ジルコニア粉末の含有量が増すに従って抗折強度は増大
する。そして含有量が25重置火を越えるとセラミック
単体の抗折強度にはぼ一致した。しかし、30%を越え
る含有率になると抗折強度は高いが電極層が本来の電極
の役割を果さない。
粉末及びガラス質粉末を混合した場合についても同時に
示されている。表から明らかな様に白金ペーストのみを
使用した場合には抗折強度は100 Icy/ all
以ト°と低く、また電極層の部分から破壊した。しかし
、ジルコニア粉末を含ませた白金ペーストを使用すると
ジルコニア粉末の含有量が増すに従って抗折強度は増大
する。そして含有量が25重置火を越えるとセラミック
単体の抗折強度にはぼ一致した。しかし、30%を越え
る含有率になると抗折強度は高いが電極層が本来の電極
の役割を果さない。
ジルコン・チタン酸鉛粉末やガラス質材料粉末を白金ペ
ーストに含ませてもセラミックスと電極層との接合強度
は高まるが、ジルコニアの方が少ない含有量でより接曾
強匿を高める事は表から明らかである。
ーストに含ませてもセラミックスと電極層との接合強度
は高まるが、ジルコニアの方が少ない含有量でより接曾
強匿を高める事は表から明らかである。
(発明の効果)
この様に本発明の積層型圧電変位素子では電極層とセラ
ミックスとの接合強度極めて強くなり、従来の素子よ)
改善される事がわかる。
ミックスとの接合強度極めて強くなり、従来の素子よ)
改善される事がわかる。
この発明はこの様に金M4電極層とセラミックスとの接
合強度をセラミックス本来の強度まで高めることが出来
る様にしたものであシ、大きな応力の生じる様な圧電変
位素子の用途に関してその活用が期待されるものである
。
合強度をセラミックス本来の強度まで高めることが出来
る様にしたものであシ、大きな応力の生じる様な圧電変
位素子の用途に関してその活用が期待されるものである
。
第1図は抗折強既試験に使用した積NiJ型圧電変位素
子の試験片を示す図、第2図は抗折強度の3点曲げ試験
法を示す図。 図中11はジルコン・チタン酸鉛圧電セラミックス、1
2は金属電極層、21は試験片、22は試験片を2点で
支える金属台、そして23は荷重第1図
子の試験片を示す図、第2図は抗折強度の3点曲げ試験
法を示す図。 図中11はジルコン・チタン酸鉛圧電セラミックス、1
2は金属電極層、21は試験片、22は試験片を2点で
支える金属台、そして23は荷重第1図
Claims (1)
- 圧電材料と金属電極層が積層されて形成される圧電変
位素子において、当該電極層中にジルコニア粉末が3〜
30重量%の割合で混合されている事を特徴とする圧電
変位素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60273944A JPH0673387B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 圧電変位素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60273944A JPH0673387B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 圧電変位素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62132381A true JPS62132381A (ja) | 1987-06-15 |
JPH0673387B2 JPH0673387B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=17534743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60273944A Expired - Lifetime JPH0673387B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 圧電変位素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0673387B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5196757A (en) * | 1991-03-28 | 1993-03-23 | Nec Corporation | Multilayer piezoelectric ceramic actuator |
EP1124265A2 (de) * | 2000-02-12 | 2001-08-16 | Robert Bosch Gmbh | Piezoelektrischer Keramikkörper mit silberhaltigen Innenelektroden |
WO2006018424A1 (de) * | 2004-08-16 | 2006-02-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur prüfung der haftfestigkeit zwischen einer piezokeramischen schicht und einer innenelektrode |
CN112391594A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-02-23 | 科立视材料科技有限公司 | 一种具有氧化锆保护镀层的铂金通道及其制备方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58196069A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-15 | Nec Corp | 電歪効果素子 |
JPS58218183A (ja) * | 1982-06-14 | 1983-12-19 | Nippon Soken Inc | 電歪式アクチユエ−タとその製造方法 |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP60273944A patent/JPH0673387B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58196069A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-15 | Nec Corp | 電歪効果素子 |
JPS58218183A (ja) * | 1982-06-14 | 1983-12-19 | Nippon Soken Inc | 電歪式アクチユエ−タとその製造方法 |
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EP1124265A2 (de) * | 2000-02-12 | 2001-08-16 | Robert Bosch Gmbh | Piezoelektrischer Keramikkörper mit silberhaltigen Innenelektroden |
EP1124265A3 (de) * | 2000-02-12 | 2005-03-30 | Robert Bosch Gmbh | Piezoelektrischer Keramikkörper mit silberhaltigen Innenelektroden |
WO2006018424A1 (de) * | 2004-08-16 | 2006-02-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur prüfung der haftfestigkeit zwischen einer piezokeramischen schicht und einer innenelektrode |
CN112391594A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-02-23 | 科立视材料科技有限公司 | 一种具有氧化锆保护镀层的铂金通道及其制备方法 |
CN112391594B (zh) * | 2020-09-30 | 2023-04-18 | 科立视材料科技有限公司 | 一种具有氧化锆保护镀层的铂金通道及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0673387B2 (ja) | 1994-09-14 |
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