JPS62132266A - 磁気記録信号再生装置 - Google Patents

磁気記録信号再生装置

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JPS62132266A
JPS62132266A JP60270992A JP27099285A JPS62132266A JP S62132266 A JPS62132266 A JP S62132266A JP 60270992 A JP60270992 A JP 60270992A JP 27099285 A JP27099285 A JP 27099285A JP S62132266 A JPS62132266 A JP S62132266A
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Masa Oota
雅 太田
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、磁気シートを記録媒体とする電子スチルカメ
ラの磁気記録信号再生装置に関し、特に磁気シート上に
同心円状に記録された信号をトラッキングサーボをかけ
て再生する磁気記録信号再生装置に関する。
(発明の背景) 近年、円板状の記録媒体、例えば磁気シートを記録媒体
とした各種システムが実用化され、或いは実用化が進め
られている。例えば、スチル搬影等で得られた1フイー
ルドあるいは1フレームごとの静止画像信号を1トラツ
クあるいは2トラック単位で記録する電子スチルカメラ
システムの実用化が進められている。このシステムで使
用される磁気シートは小型軽量、薄型である上、更に記
録後に消去可能であるなどの長所を有し、現像不要で記
録後直ちに再生可能でおり、且つ従来の銀塩フィルムに
比べて感光性がないことや装着に際しパーフォレーショ
ンにスプロケットを係合する必要がないこと、更に取出
しに際し巻き戻し操作が不要なこと等から非常に取り扱
いが簡単であり、誰でも失敗することなく容易に磁気シ
ートを装置から出し入れすることができる。
ところで、このような磁気シートを記録媒体として使用
するシステム、例えば電子スチルカメラシステムの場合
には、磁気シートを繰り返し着脱することから、チャッ
キング位置がずれたり、異なる装置間のバラつき等から
生ずるシー1〜の偏心、更に磁気シート自身の熱膨張、
収縮、更に配向性等を考えると、磁気シートを再生する
時にトラッキングサーボを掛けることが必須となる。
このような再生時のトラッキングサーボは、磁気記録媒
体に静止画映像信号と共にトラッキング信号も含めて記
録されている場合、そのトラッキング信号を利用してト
ラッキングサーボを掛ければ良いが、例えば電子スチル
カメラシステムの如く磁気シートにトラッキング信号を
記録しない方式の場合はトラッキング用信号として利用
できる信号が映像信号のみである。このような場合には
、再生ヘッドを少しずつ移動して再生RF信号の包絡線
検波信号の平均値あるいは最大値あるいは最小値を求め
、これが最大となるピーク位置をトラックセンタと判定
して再生ヘッドを移動する方式%式% また磁気シート上に記録トラックを形成する際は、ヘッ
ド送り機構から生ずるトラック間隔のバラ付きはある程
度許容されているので、再生時にはこの許容値の範囲内
で確実にトラッキングされる必要がおる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、電子スチルカメラシステムに使用される磁気
シートは、磁気記録媒体となる樹脂製のシートを金属等
で形成されたセンタハブに圧接させた溝造となってあり
、撮影時または再生時に誤って磁気シートを落したよう
な場合には、落下による衝撃を受けてシートとハブとの
位置関係がわずかにズしてしまう場合があり、再生時に
許容されるトラック間隔の許容値を越える大きな偏心を
起す恐れがある。。
この場合、例えば圧電素子等を用いてシート1回転内で
再生ヘッドが記録トラックの偏心による半径方向の動き
に追従できるようにしたダイナミックトラッキング機構
を採用することも考えられる。しかし、ダイナミックト
ラッキング機構を採用したとしても、追従できる限界を
越えてしまう可能性が大きく、そのためS/N比の非常
に悪い画面が再生されたり、極端な場合には再生画面の
中に隣接トラックの記録信号を部分的に再生してしまう
ことによって2種類の異なる画面が分割して写し出され
るという問題があった。
この問題は、シート駆動モータに磁気シートをチャッキ
ングする際に、モータ軸回りあるいはシートハブの内側
にゴミ等が付着していた場合にも、ゴミの付着によるシ
ートの偏心で同様に生ずる。
(発明の目的) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、再生時のトラック偏心量が許容値を越えるような
場合には、指定トラックの最適再生位置に再生ヘッドを
移動停止するトラッキング制御が終了してもモニタへの
画面再生を行なわないようにした磁気記録信号再生装置
を提供することを目的とする。
(発明の概要) この目的を達成するため本発明にあっては、指定トラッ
クの最適再生位置に再生ヘッドを移動停止するトラッキ
ング制御が終了したならば、再生トラックから得られる
包絡線検出信号のレベル変動に基づいてシート偏心量を
検出し、この偏心量が許容値をこえたときには警告を出
すかあるいはミューティングをかけ、指定トラックのみ
の再生時には再生動作を停止し、連続再生の時には次の
トラック再生に移行するようにしたものである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示したブロック図である。
まず構成を説明すると、1は磁気シートであり、図示し
ないブラシレスモータにより3600rpmの一定速度
で回転される。この磁気シート1上には映像、音声信号
等の記録によりトラック間隔が100μm (トラック
幅60μm、ガートバンド。
幅40μm)で最大50本のトラックが同心円状に形成
されている。ここで映像信号等の記録方式として、フィ
ールド記録方式であったならば1回の記録で1トラツク
が形成され、またフレーム記録方式であったならば1回
の記録で2トラツクが形成される。
2は再生ヘッドであり、4相ステツピングモータ3を駆
動源としたヘッド送り機構により磁気シート1の半径方
向に送られ、磁気シート1上の任意のトラック位置に移
動させることができる。ここで4相ステツピングモータ
3を駆動源としたヘッド送り機構による再生ヘッド2の
移動量としては、4相ステツピングモータ3の駆動方式
を2相励磁方式とした場合、1パルス当りヘッド送り機
構により再生ヘッド2を例えば8.3μm半径方向に移
動させることができる。ここで磁気シート1のトラック
間隔は100μmであることから、合計12パルスで再
生ヘッド2を1トラツク分移動することができる。
再生ヘッド2で再生された磁気シート1の再生RF信号
は再生アンプ4で増幅され、図示しないビデオ再生系に
送られると共に、包絡線検波回路5に与えられる。包絡
線検波回路5は再生RF信号の大きざを電圧レベルに変
換して包絡線検波信号を出力する。包絡線検波回路5の
出力はA/D変換器6に与えられており、トラッキング
コントローラとして作動するCPU7からの取込みパル
スP1を受けると、A/D変換器6は包絡線検波回路5
で検出された電圧を、例えば8ビツトのデジタルデータ
に変換してCPU7に出力している。
CPU7は磁気シート1の1回転毎に再生RF信号から
得られるVD (Vertical  [)rive)
またはPG (Pulse  (3enerator)
信号で定まる1トラツク期間につき複数個の取込みパル
スP1をA/D変換器6に出力してデジタルデータを取
込み、トラック1回転で取込まれたデジタルデータの累
積加算により後の説明で明らかにするトラッキング制御
に使用する包絡線データを検出する。
更に、CPU7からはステップモータドライブ回路8に
対し駆動パルスP2が与えられており、前述したように
CPU7からの駆動1パルスの出力でステップモータド
ライブ回路8は4相ステツピングモータ3を駆動して再
生ヘッド2をヘッド送り機構を介して磁気シート1の半
径方向に8゜3μm移動させるようになる。
一方、包絡線検波回路5の出力は再生トラックの偏心量
を判別する偏心四判別回路りの構成要素として設けたピ
ークホールド回路9に与えられており、このピークホー
ルド回路9に対してはCPU7より磁気シート1の1回
転毎に得られるVDまたはPGパルスに同期したリセッ
トパルスP3が与えられていることから、ピークホール
ド回路9は磁気シート1の1回転で得られる包絡線検波
信号のピークレベルを検出してホールド出力する。
ピークホールド回路9の出力は、基準値設定手段として
設けた可変抵抗器11に与えられており、可変抵抗器1
1の1雷動子の位置による分圧比の設定でピーク検出値
に所定の係数を乗じた値を基準値として出力する。この
可変抵抗器11の分圧比で定まる基準値としては、例え
ばピーク検出値の4分の1の値が用いられ、この場合ピ
ーク検出値に乗する係数は0.25となっている。
ピークホールド回路9に続いてはコンパレータ10が設
けられ、コンパレータ10の一方の入力には包絡線検波
回路5の出力が与えられ、また使方の入力には基準値と
して可変抵抗器11の分圧電圧が与えられている。この
ためコンパレータ10は磁気シート1の1回転で1qら
れる再生トラックの包絡線検波信号ピークレベルに基づ
く基準値と包絡線検波信号そのものとを比較しており、
例えば包絡線検波信号が基準値より小さいときコンパレ
ータ10はLレベル出力をCPLJ7に与える。
コンパレータ10の出力を受けたCPU7は後の説明で
明らかにするように、例えばLレベル出力となる包絡線
検波信号が基準値より小さい1トラック回転内に於ける
時間を測定し、この測定時間が予め定めた所定時間、例
えば1トラック期間の10分の1よりも長いときに再生
画面に異常をきたす大きなトラック偏心量を生じている
ものと判断する。ピークホールド回路9と抵抗11とコ
ンパレータ10とで偏心量判別回路りを構成する。
次に第2図のフローチャートを参照して第1図の実施例
によるトラッキング制御を詳細に説明する。
再生動作が開始されたならば、装置に設けているテンキ
ー等で再生を希望するトラック番号をブロック12に示
すように指定する。この再生トラック番号の指定を受け
ると直ちにCPU7はブロック14の処理に進み、指定
トラックの再生ヘッド2を移動させるに必要なパルス数
を計算する。
このパルス数の計算は、指定トラックのセンタ位置への
移動パルス数より常に1パルス分外側(或いは内側)に
再生ヘッド2が停止するように計算される。
移動パルスの計算が済むとブロック16に進み、指定ト
ラックへのヘッド移動が開始され、計算パルス数の出力
で指定トラックのセンタ位置より1パルス分外側に再生
ヘッド2を停止する。
続いてブロック18に示すように、ヘッド停止位置で得
られた再生RF信号に基づいて、その包絡線検出信号の
レベルの検出記憶処理が行なわれる。この検出記憶処理
は、例えばVDパルスで定まる1トラック期間にCPL
I7が10数個の取込みパルスP1をA/D変換器6に
出力し、変換されたデジタルデータを累積加算すること
で包絡線データを得る。
次に判別ブロック20に示すように、包絡線検出データ
を判別基準v1と比較することにより再生トラックに於
ける信号記録の有無を確認する。
信号記録の有無を確認するための判別基準v1としては
、例えばシート最内周に於ける最大RFレベルの1割程
度の値が使用され、判別基準V1より小さければ信号記
録無しと判定して判別ブロック22を介してブロック2
4に進み、再生ヘッド2を1パルス内側に移動し、再度
ブロック18で再生RF信号レベルを検出した後に判別
ブロック20で信号記録の有無を確認する。この2回目
の信号記録の有無で信号記録無しと判定された場合には
判別ブロック22に進み、2回目の信号記録無しの判定
であることから信号記録が無いものと判定してモニタ等
にその旨を表示し、トラッキング制御を終了するか或い
は連続トラック再生であったならば再生ヘッド2を自動
的に次のトラックへ移動する。
指定トラックに正常に信号記録が行なわれていたならば
、判別基準V1より大きい包絡線データであることが判
別ブロック20で判別され、ブロック26以降のトラッ
キングシーケンスに移行する。
このトラッキングシーケンスにあっては、まずブロック
26で再生ヘッド2を1パルス分内側に移動してブロッ
ク28で包絡線データを検出し、更に判別ブロック30
で再度信号記録の有無を確認する。
この判別ブロック30で再度信号記録の有無を確認する
理由は、もし信号記録の再確認を行なわなければ判別ブ
ロック20の処理で例えば再生トラックに信号記録が無
く、この無記録トラックを再生した際にノイズの混入や
その他の理由で誤って信号記録有りと判定された場合に
は、そのままトラッキングシーケンスに進んで無記録ト
ラックに再生ヘッドを移動停止させることとなるが、モ
ニタ画面上には何も映し出されないという不具合が生ず
る。この不具合を防ぐために判別ブロック30で再度信
号記録の有無を確認している。
判別ブロック30で信号記録の再確認ができたならば、
判別ブロック32(後の説明で明らかにする)を介して
判別ブロック34の処理に進む。
この判別ブロック34の処理はブロック18で検出した
前回の包絡線データとブロック28で検出した今回の包
絡線データとのレベル差を予め定めた基準レベル差Δ■
と比較しており、例えば前回と今回のレベル差が基準レ
ベル差ΔV以内にあるときには、再生ヘッドはピーク付
近にあるものと判定して判別ブロック36に進む。判別
ブロック36では1回のピーク付近の判定では不確実で
あることからブロック40で移動方向を逆転し、ブロッ
ク26に戻って逆方向に1パルス移動した後に再び包絡
線データを検出する。このピーク付近と判定された時の
再生ヘッドの移動ステップは、例えば第3図(a )に
示すステップ■〜■のようになる。
一方、判別ブロック34に於いて、前回と今回のレベル
差が基準レベル差ΔV以上で且つ今回の方が大きい値で
あった場合には、まだ再生ヘッド2は包絡線のピーク付
近に達していないものと見做しく上昇中)、ブロック2
6に戻って更に1パルス分内側(ピーク方向)に再生ヘ
ッドを移動し、判別ブロック34でピーク付近と判定さ
れるまで内側への1パルス移動を繰り返す。
この判別ブロック34で上昇中と判定されたときの再生
ヘッドの移動ステップは、例えば第3図(b )に示す
ようになる。
更に、判別ブロック34で前回と今回のレベル差が基準
レベル差ΔV以上で且つ今回の方が前回より小さな値と
なっているときには、既に再生ヘッドが包絡線のピーク
を通り過ぎてしまったものと見做しく下降中)、後の説
明で明らかにする判別ブロック38を介してブロック4
0で移動方向を逆転した後、ブロック26に戻って1パ
ルスピーク側に戻し、判別ブロック34でピーク付近と
の判定が得られるまで逆方向への1パルス移動を繰り返
す。
この判別ブロック34で下降中と判定されたときの再生
ヘッドの移動ステップは、例えば第3図(C)に示すよ
うになる。
次に判別ブロック32の処理を説明する。
判別ブロック34による処理では再生ヘッドがピーク付
近に達したと判定されたならば、次に1ステツプ後退し
た位置での包絡線データを検出することになるが(第3
図(a )参照)、その場合には前々回の包絡線データ
(ステップ■)と今回の包絡線データ(ステップ■)と
のレベル差を基準レベル差Δ■と比較することがトラッ
キングをより早く終了させるためには効果的である。即
ち、前々回と今回は第3図<a >に示すように原理的
には同一ヘッド位置でのレベル比較を意味するからであ
る。
具体的に説明すると、判別ブロック34で最初にピーク
付近と判定されて移動方向を逆転して1パルス移動した
後に包絡線データを検出して判別ブロック32に至った
ならば、前回の包絡線データがピーク付近との判定を受
けていることから判別ブロック42に進む。ここで前々
回の包絡線データを■1、今回の包絡線データをV3と
すると、前々回と今回のレベル差I Vl−V31が基
準レベル差ΔVより小ざければピーク付近かどうかの判
定をすることなく、そのまま再生ヘッドはピーク付近に
あるものとしてトラッキングを終了する。
一方、前々回と今回のレベル差IVI−V31が基準レ
ベル差ΔVより大きい場合には、原理的には同一ヘッド
位置でありながら大きなレベル差を生じていることから
、ヘッド送り機構に於けるバックラッシュやその他の原
因でヘッド移動誤差やノイズ等により包絡線の読取りに
大きな相違を生じたものとし、判別ブロック34に戻っ
て前回と今回のレベル差によるピーク付近の判定処理を
行なうようになる。
次に判別ブロック38の処理について説明する。
判別ブロック34のピーク付近の判定に用いる基準レベ
ル差ΔVは包絡線のピーク(或いは谷)付近であったな
らば、再生ヘッド2は1パルス分移動する距離でのレベ
ル変化よりも充分大きな値に設定されている。即ち、第
4図に示すように実線は通常のヘッドを移動した際の包
絡線とすると、基準レベル差Δ■は、 ΔV>1V1−V21 となるように設定される。しかしながら、包絡線がドロ
ップアウト等の影響で仮に破線のようにピーク付近で低
下したとすると、 Δv<1V1−V31 となり、その結果、再生ヘッドは1パルス毎に方向を反
転する動作を繰り返し、所謂再生ヘッドが(騒動状態と
なってしまう。そこで判別ブロック38に於いては、ピ
ーク付近に於ける包絡線のレベル低下でヘッドが1パル
ス毎に方向反転する動作を繰り返したときにはヘッド移
動方向の反転回数が2回に達したときブロック44に進
んで再生ヘッドを最大出力位置に戻した後にトラッキン
グを終了させ、最適再生位置に停止できるようにしてい
る。
このようにしてトラッキングが終了したならば判別ブロ
ック46に進み、トラッキングによる再生ヘッドの最終
停止位置が妥当なトラック位置であるか否かの判定を行
なう。例えば、モータ駆動パルスの計数処理によりトラ
ッキングにより停止したヘッド停止位置がわかっている
ことから指定トラックの予定トラックセンタ位置(理想
的なトルス数以内、例えば3パルス以内の範囲にヘッド
停止位置が収まっていれば妥当なトラック位置にあるも
のとして次の判別ブロック48に進む。また、指定トラ
ックの予定トラックセンタ位置を中心としてそこから所
定範囲を外れるときには、妥当なトラック位置に停止し
ていないものとしてブロック50で警告等を出す。
以上の一連のトラッキングシーケンスが終了したならば
最終的に判別ブロック48に進み、本発明による再生ト
ラックの偏心量の判別処理を行なう。
第5図は偏心量の判別処理を説明するためのタイムチャ
ートであり、第5図<a >はVD信号(或いはPG倍
信号であり、このVD信号(或いはPG倍信号は、磁気
シート1の1回転に1回発生しており、VD信号の発生
周期が1フイ一ルド期間(60分の1秒)を与える。ま
た、第5図(b )は再生RF信号の一例でここに示し
た再生RF信号は偏心が非常に大きな磁気シートについ
て示しており、ここでは異なるトラックの画面A。
Bが略同程度の大きざで交互に再生されるような大きな
偏心を生じた場合を示している。
このように異なるトラックの画面A、Bが交互に再生さ
れるような大きな偏心を生じている場合にも第2図のフ
ローチャートに示したトラッキングシーケンスにあって
は、再生RF信号が存在する限り、いずれかのヘッド位
置を最適再生位置と判断し、正常にトラッキング制御で
きたものとして再生ヘッドを停止してしまうことが充分
考えられる。
しかしながら、このようにしてトラッキング制御を終了
したとしても、その再生RF信号を復調するとA、Bの
両画面が同時に半々の割合でモニタ画面上に映しだされ
ることなり、再生画像としては使用に耐えるものとはな
らない。
そこで判別ブロック48の偏心量の判別処理にあっては
、第1図の実施例に示したように、第5図(b )に示
すような再生RF信号に付き、ピークホールド回路9で
包絡線検波信号のピーク値を検出して可変抵抗器11に
よりピーク検出値の4分の1程度となる基準値をコンパ
レータ10に設定しており、コンパレータ10で基準値
と包絡線検波信号とを比較することにより第5図(C)
に示すように包絡線検波信号が基準値より大きければコ
ンパレータ10はHレベル出力を生じ、包絡線検波信号
が基準値より小ざいときにコンパレータ10はLレベル
出力を生ずる。
このコンパレータ10の出力を受けてCPU7ではVD
信号で定まる1フイ一ルド期間内でのコンパレータ10
のLレベル出力、即ち包絡線検波信号が基準値を下回っ
ている時間T=Tl+T2を測定し、このLレベル時間
丁が1フイ一ルド期間TV  (=60分の1秒)と比
べて、その時間比が予め定めた値、例えば0.1程度よ
り長かったとき、即ち、 T/Tv >0.1 のとき、その再生トラックは偏心が大きいと見做し、ブ
ロック50に進んで警告等を発生した後、図示しない予
め定められた次のシーケンスへと進む。
このように偏心量が大きいと判別したときの処理として
は、警告を出す他に画面再生を行なっても正常な画面が
得られないことから、RF倍信号ら復調された再生復調
信号にミューティングをかけ、再生画面を映し出さない
ようにして次のシーケンスに移行させることが望ましい
更に、上記の実施例は磁気シートの偏心量を判別するよ
うにしているが、その処理機能を変更することなく再生
RF信号のドロップアウトについても同じ処理をもって
警告もしくはミューティングをかけることができる。
即ち、再生RF信号にシートとヘッドの当りの不良等で
大きなドロップアウトを生じているときには、第5図の
タイムチャートと同様にコンパレータ10の出力がLレ
ベルとなる時間が偏心が大きい場合と同様に長くなり、
このLレベル時間の長さの判定をもってドロップアウト
の警告若しくは再生画面を出さないためのミューティン
グを行なうことができる。
尚、第2図のフローチャートに示したトラッキングシー
ケンスは、−例として示したものでおり、判別ブロック
48に示す偏心量の判別処理をトラッキング終了後に実
行するトラッキングシーケンスであれば、適宜のトラッ
キングシーケンスにつき、そのまま適用することができ
る。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、トラッキング
制御終了後に再生トラックの偏心の有無を判別するよう
にしたため、例えば連続的にトラックを再生する場合に
は再生トラックの偏心量が大きい場合に偏心の判別結果
に基づいて再生復調信号にミューティングがかかること
から、偏心による異常な再生画像を映し出すことなく直
ちに次のトラックへ移行することができ、常に適正な画
像を連続再生することができる。
勿論、単一の指定トラックを再生する場合に大きな偏心
量が判別されれば、トラッキング終了後にトラック偏心
が大きいことを示す警告等が出されるので、操作者はシ
ートの不良と判断して適切な措置を取ることができる。
尚、本発明の実施例にあっては磁気シートと再生ヘッド
の当りの不良で発生する大きなドロップアウトで画面が
見苦しくなるような場合にも、偏心判別処理の機能によ
りドロップアウトが検出されて警告やミューティングが
かかり、大きなドロップアウトが起きても常に適正な再
生画面のみを映し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示したブロック図、第2図
は第1図の実施例によるトラッキング制御を示したフロ
ーチャート、第3図はトラッキング制御によるヘッド移
動ステップを示した説明図、第4図は包絡線ピーク付近
でのドロップアウトによる信号変動を示した信号波形図
、第5図は第1図の実施例における偏心量判別回路部の
信号波形を示したタイムチャートである。 ’+:m気シー上 シート生ヘッド 3:4相ステツピングモータ 4:再生アンプ 5:包絡線検波回路 6:A/D変換器 7:CPU(トラッキングコントローラ)8ニステツプ
モ一タドライブ回路 9:ピークホールド回路 10:コンパレータ 11:可変抵抗器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円板状磁気記録媒体上に信号を同心円状に記録す
    ることで形成されたトラックから記録信号を再生する再
    生ヘッドと、該再生ヘッドを前記媒体の半径方向に移動
    する移動手段と、該移動手段を前記再生ヘッドによる再
    生信号の包絡線検波信号に基づいて指定トラック位置に
    トラッキング制御する制御手段とを備えた磁気記録信号
    再生装置に於いて、 前記制御手段は、前記トラッキング制御終了時に、再生
    トラックの偏心量を検出して大小を判別する偏心判別手
    段を備えたことを特徴とする磁気記録信号再生装置。
  2. (2)前記偏心判別手段は、トラッキングを終了した再
    生トラック位置での包絡線検出信号のピーク値を検出す
    るピーク検出回路と、該ピーク検出回路の検出ピーク値
    に所定の係数を乗じた値を比較基準として設定する基準
    値設定回路と、前記包絡線検出信号と設定基準値とを比
    較する比較回路と、トラック1回転における包絡線検出
    信号が前記基準値よりも小さい期間が所定の設定時間よ
    りも長かったときに、前記再生トラックは大きく偏心し
    ているものと判定する手段を備えたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の磁気記録信号再生装置。
  3. (3)前記偏心判別手段は、大きな偏心を判別したとき
    に警告を指令するか又は再生復調信号にミユーティング
    をかけるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の磁気記録信号再生装置。
JP60270992A 1985-12-02 1985-12-02 磁気記録信号再生装置 Expired - Lifetime JPH0760563B2 (ja)

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JP60270992A JPH0760563B2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02 磁気記録信号再生装置

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JPS62132266A true JPS62132266A (ja) 1987-06-15
JPH0760563B2 JPH0760563B2 (ja) 1995-06-28

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JP (1) JPH0760563B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5468603A (en) * 1977-11-11 1979-06-01 Sanyo Electric Co Ltd Reducing system of variations of time axis of disc player
JPS58155502A (ja) * 1982-03-10 1983-09-16 Nakamichi Corp レコ−ドの載置位置修正方法
JPS59160873A (ja) * 1983-03-02 1984-09-11 Mitsubishi Electric Corp 円板状記録媒体のトラツク真円度測定装置

Patent Citations (3)

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JPH0760563B2 (ja) 1995-06-28

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