JPH06243608A - ヘッドの位置決め制御装置 - Google Patents

ヘッドの位置決め制御装置

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Publication number
JPH06243608A
JPH06243608A JP2914493A JP2914493A JPH06243608A JP H06243608 A JPH06243608 A JP H06243608A JP 2914493 A JP2914493 A JP 2914493A JP 2914493 A JP2914493 A JP 2914493A JP H06243608 A JPH06243608 A JP H06243608A
Authority
JP
Japan
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head
signal
signals
head positioning
track
Prior art date
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Application number
JP2914493A
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English (en)
Inventor
Katsumoto Onoyama
勝元 小野山
Katsuhiro Tokida
勝啓 常田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクのトラック横断方向のヘッド位置に
対して互に直交関係で再生される2種の位置決め信号
N,Q(−N,−Q)を用い、その線形区間(信号Nの
トラック2n−2の中心前後の区間等)を選択した制御
信号で位置決めする装置で、トラックピッチ等のばらつ
きによるヘッド位置や速度の誤検出を防ぐ。 【構成】 トラックピッチが広がる(狹まる)とN,Q
の線形区間の傾きが下がる(上がる)。その補償のため
位置決め制御系(位置決め信号のAGCアンプ)のゲイ
ンKpを上げる(下げる)と、制御系出力の傾き特性は
一定化され上記誤検出は防がれる。所要Kp値は予めデ
ィスクの全トラックで測定され記憶され、実際のシーク
時のアンプ利得制御に使われる。信号N,Qから和信号
(N+Q等)と差信号(N−Q等)を作り、この和又は
差信号でヘッドをトラック境界(0.5ピッチ)に位置
付けたときのN又はQ値から、Kp=0.5/Nを求め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に記録された
ヘッドの位置決め信号を用いて、ヘッドの位置決め制御
を行なう記録再生装置のサーボ方式に係り、特に、ヘッ
ドを迅速且つ正確に位置決めするヘッドの位置決め制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録再生装置におけるヘッドの位
置決め制御装置としては、例えば、特開平2−1834
76号公報(文献1),及び、特開平2−246056
号公報(文献2)に記載されているように、サーボ面サ
ーボ方式の磁気ヘッド位置決め方式において、等速シー
ク動作を行ない、ヘッドが等速で移動している区間で位
置決め信号の傾きの時間割り合いが所定値となるよう
に、予め、ヘッド位置決め制御器のゲイン(利得)を調
整しておくことにより、磁気ヘッドのトラック幅のばら
つきの影響を除くようにしたものや、特開平4−113
69号公報(文献3)に記載されているように、まず、
サーボ面サーボ方式シーク制御を行ない、次にサーボ面
サーボ方式とデータ面サーボ方式でヘッドの目標トラッ
クに対する位置決め制御を行なう磁気ディスク装置のヘ
ッド位置決め方式において、予め、各データヘッド毎
に、所定量のオフセットに対するデータ面サーボ回路の
位置決め制御信号の変化量を求めて、この変化量に応じ
て各データヘッドに対するサーボ利得を調整することに
よって、各データヘッドのトラック幅のばらつきの影響
を除き、同一の位置ずれ量に対し同一の位置決め信号が
得られるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、例
えば、上記文献1,2,または3に記載されているよう
な技術においては、予め、サーボ面のヘッド位置決め制
御器のゲインが正確に決定されていることが必要となっ
てくる。しかし、上記文献1〜3は、いずれも磁気ディ
スクのトラックピッチ(トラックとトラックの間隔)が
一定であることを前提としてヘッド位置決め制御器のゲ
インを決定しているものであって、磁気ディスク毎に、
また磁気ディスクの半径方向のトラック位置に応じてト
ラックピッチにばらつきがある場合のヘッド位置決め制
御器のゲインの設定の仕方については何も考慮されてい
ない。
【0004】例えば、上記文献3では、コントローラに
入力される所定量のオフセット値は、1つのヘッド位置
決め信号電圧(後述の信号Nに相当)により判定してい
る。しかし、この信号電圧(N)は、AGCアンプの出
力する電圧の振幅に依存するため、磁気ヘッド素子のば
らつきや、位置決め用ヘッドの磁気ディスク上での位置
によって、実際には同じオフセット量でも異なって見え
てしまう。すなわち、同じ量のオフセットに対しAGC
アンプの出力振幅がディスク内周では例えば1.1V,
外周では1.3Vというように異なる現象が発生する
と、Nの電圧が一定(例えば2.6V)のとき、内周と
外周ではトラック中心から異なった位置にオフセットさ
れてしまうことになる。
【0005】このため、文献1〜3に記載されているよ
うな技術を用いてヘッド位置決め制御器のゲインを決定
しようとすると、磁気ディスクの半径方向のヘッド位置
に応じてトラックとトラックの間隔(トラックピッチ)
が異なるような装置においては、等速シーク動作を行な
うことが困難であり、このため測定したシーク区間の平
均速度でヘッド位置決め制御器のゲインを決定してしま
うので、不正確なゲイン設定値に基いて不正確な位置決
め制御が行なわれるという問題があった。また、ヘッド
位置決め制御信号としては、通常、互いに直交する2つ
の位置決め制御信号が用いられるが、この2つのヘッド
位置決め用信号が共に線形性を保持している区間の境界
をヘッドが通過するときに線形な位置信号を生成するこ
とができず、誤った速度検出、あるいは、誤った位置検
出が発生してしまい、ひいては、制御に不所望なオーバ
シュートやアンダーシュートを生じるという問題があっ
た。
【0006】従って、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点を解決し、記録再生ヘッドのトラック幅にばらつ
きがある場合、そのばらつきの影響をなくすことができ
ると共に、ヘッド位置に応じてトラックとトラックの間
隔(トラックピッチ)がばらつくような記録再生装置に
おいても、それらのばらつきにより精度を落すことな
く、予め、正確にヘッド位置決め制御器のゲインを決定
することができるゲイン調整手段を有するヘッド位置決
め制御装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、この決定し
たゲインに基づいてシーク動作を行なうことにより、2
つのヘッド位置決め用信号が共に線形性を保持している
区間の境界をヘッドが通過するときにも線形な位置決め
用信号を生成し、もって、制御に不所望なオーバシュー
トやアンダーシュートを軽減することができるヘッド位
置決め制御装置を提供することにある。
【0008】また、本発明の第3の目的は、ヘッドの位
置に対してトラックピッチが一定である記録再生装置に
おいても、各トラック毎にヘッド位置決め制御器のゲイ
ンを算出することによって、ヘッド位置決め用信号の品
質の悪さに起因する不良トラックを容易に検出すること
ができるヘッド位置決め制御装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、記録媒体の各トラックに2つのヘッド位
置決め用信号が記録されており、この2つの位置決め用
信号がトラックを横切る方向のヘッド位置に対して互い
に直交関係をもって再生されるデータ記録再生装置にお
いて、予め、2つの位置決め用信号の和または差信号を
用いてヘッド位置決め制御を行なうことによって、前記
2つのヘッド位置決め用信号が共に線形性を保持してい
る区間の境界にヘッドを位置決めし、このときのヘッド
位置決め用信号の大きさから、通常のヘッド位置決めの
際のヘッド位置決め制御器の所要ゲインを算定すること
を特徴とする。
【0010】このとき、前記ヘッド位置決め制御器の所
要ゲインは、この制御器から出力されるヘッド位置決め
用信号の傾き特性が一定となるような値に算定される。
【0011】また、前記ヘッド位置決め制御器の所要ゲ
インの算定結果を前記記録媒体または、上位コントロー
ラのメモリに記録しておき、通常のヘッド位置決めを行
なう際に、この結果を用いてヘッド位置決め制御器のゲ
インを制御しながらヘッドの位置決めを行なうようにす
る。
【0012】前記和または差信号を用いてトラックの境
界にヘッドの位置決めをしたとき得られるヘッド位置決
め用信号の大きさから、記録媒体のトラックピッチを検
出するように構成することもできる。
【0013】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0014】本発明によれば、記録媒体の各トラックに
2つのヘッド位置決め用信号が記録されており、この2
つの位置決め用信号がトラックを横切る方向のヘッド位
置に対して互いに直交関係をもって再生されるデータ記
録再生装置において、予め、(該位置決め信号の代わり
に、)2つの位置決め用信号の和または差信号を用い
て、ヘッド位置決め制御を行なうことによって、前記2
つのヘッド位置決め用信号が共に線形性を保持している
区間の境界にヘッドを位置決めし、このときのヘッド位
置決め用信号の大きさが検出測定される。このヘッド位
置決め用信号の大きさが検出測定される点は、ヘッドコ
ア幅やトラックピッチなどのばらつきとは無関係に、常
に相隣るトラック中心間の中点(トラック中心から1/
2トラックピッチの位置)であり、2つのヘッド位置決
め用信号(N,Q)の交点でもある。この点におけるヘ
ッド位置決め用信号の大きさ(ヘッド位置の測定値)
は、このヘッド位置決め用信号の傾き特性を表わしてお
り、トラックピッチが広がる程低く(緩く)なり、また
トラックピッチが狹くなる程高く(けわしく)なると考
えられる。
【0015】本発明では、この中心位置(隣接トラック
の境界)におけるNまたはQ値を用いて、このN(また
はQ)値の絶対値レベルが低いときはゲインを高くし、
絶対値レベルが高いときはゲインを低くするように(結
果として、アンプ出力の傾斜特性が一定となるよう
に)、通常のシーク時における制御器(AGCアンプ)
の所要ゲイン(Kp)を、各ヘッド,各ディスク,各ト
ラック毎に算定する。具体的には、実際のヘッド位置を
1/2とし、この値と測定したN(またはQ)値との比
をもって、Kp値とするので、N(またはQ)値とKp
値とは反比例している。
【0016】この算定結果(所要ゲインKp)は、メモ
リに記憶しておき、通常のシーク動作の際には、この算
定結果を用いてヘッド位置決め制御器のゲインが制御さ
れながら位置決めが行なわれるので、ヘッドのコア幅や
トラックピッチにばらつきがあってもその影響を受ける
ことなく、ヘッド位置及び速度を正しく検出して高精度
の位置決めをすることができ、オーバシュートやアンダ
シュートを防止できる。
【0017】また、2つのヘッド位置決め用信号の和信
号または差信号を用いることにより、通常のシーク動作
において、2つのヘッド位置決め用信号が共に線形性を
保持している区間の境界をヘッドが通過するときにも線
形な位置信号を生成することができるので、制御に不所
望なオーバシュートやアンダーシュートを更に軽減する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面によって説明
する。
【0019】図1は、本発明の1実施例の適用された磁
気ディスク装置のヘッド位置決め制御系のブロック図で
ある。図1において、1は磁気ヘッド,2は磁気ディス
ク,3は磁気ヘッド1を支持するキャリッジ,4はヘッ
ドアンプ,5はリードライトIC,6はサーボ信号弁別
回路,7はA/D変換器,8はマイクロプロセッサー
(MPU),9はD/A変換器、10は信号増幅器(A
MP),11はキャリッジ3を駆動するためのボイスコ
イルモータ(VCM)及び、12はスピンドルモータで
ある。
【0020】図2は、本実施例の適用された磁気ディス
ク装置の記録媒体である磁気ディスク2に記録されたヘ
ッド位置決め用の情報である。図2において、21はギ
ャップエリア,22は位置決め情報の先頭を示すマー
カ,23はトラック番号,24乃至27は4種類のヘッ
ド位置決め信号で24から順にAバースト,Bバース
ト,Cバースト,Dバースト信号と名付けている。28
は本実施例においては21と同様のギャップエリアを表
わすがデータ面サーボ方式を採用している磁気ディスク
装置においてはユーザデータの記録エリアとしても差し
支えない。
【0021】図3は、リードライトIC5内部のリード
アンプ部分の構成を示すブロック図である。アンプ部3
2はゲイン制御端子を有し、そのゲインはゲイン制御端
子に加わるゲイン制御電圧Vagc36の大きさに比例
して減少する。ディテクタ38はアンプ部32の交流出
力信号33を受け、その振幅に比例した直流電圧を発生
する。スイッチ37はAGCフリーズ信号線34に供給
される論理信号の論理値が1の時に閉じ、論理値が0の
ときに開く。信号線31からの入力信号はアンプ部32
で増幅され、信号線33に送出されると同時に、その一
部はディテクタ38に供給される。このような構成か
ら、例えば、AGCフリーズ信号線34の論理信号の論
理値が1であるとすると、ディテクタ38の出力電圧は
スイッチ37を通して、ノード36に供給され、ゲイン
制御電圧Vagcとしてアンプ部32に供給される。こ
の場合アンプ部32のゲインが大きいと、ゲイン制御電
圧Vagcも大きくなってアンプ部32のゲインを低下
させ、逆に、アンプ部32のゲインが小さいと、ゲイン
制御電圧Vagcも小さくなってそのゲインを増大さ
せ、アンプ部32の出力振幅を一定に保持することがで
き、一方、AGCフリーズ信号線34の論理信号の論理
値が0である時は、スイッチ37が開き、スイッチ37
の開放直前にコンデンサ35に充電されていた電圧がア
ンプ部32にゲイン制御電圧Vagcとして供給される
ようになり、その電圧Vagcによってアンプ部32の
ゲインを固定することができる。
【0022】図4は、サーボ信号弁別回路6の構成を示
すブロック図である。41はリードライトIC5から入
力される信号を復調するデコーダである。また42は位
置決め情報の先頭を示すマーカ22を検出するためのマ
ーカ検出器であり、マーカ22を検出するとマーカ22
を検出したことを示すパルスをタイミング発生回路に送
出し、マーカ22に続いて入力されるトラック番号を検
出器42中のレジスタに保持する。43は周辺回路に必
要なタイミングを送出するタイミング発生回路で、マー
カ検出器42から、マーカ22を検出したことを示すパ
ルスを受け取ると動作を開始し、ヘッド位置決め信号2
4乃至27が入力されている時間はリードライトIC5
のAGCフリーズ信号線34に論理信号0を設定し、ア
ンプ部32のゲインを固定する。これは、信号24〜2
7の期間中いつも一定のゲインで、ヘッドコア幅やトラ
ックピッチのばらつきの影響を検出できるようにするた
めである。44はリードライトIC5から入力される信
号を全波整流する全波整流器、また、45は全波整流さ
れた信号を積分する積分器で、タイミング発生回路43
につながるリセット端子RSを有しており、リセット端
子に、タイミング発生回路43から論理信号0が入力さ
れると、出力電圧は0にリセットされる。46はサンプ
ルホールド回路(S/H)でありタイミング発生回路4
3から送出されるホールド信号によって、積分器45の
出力電圧を保持し、この電圧をA/D変換器7に出力す
る。
【0023】記録媒体である磁気ディスク2に記録され
た情報は、磁気ヘッド1を通じて再生され、ヘッドアン
プ4に入力される。ヘッドアンプ4に入力された信号
は、非常に微小な信号であるのでこのヘッドアンプ4に
よって増幅され、リードライトIC5に入力される。
【0024】サーボ信号弁別回路6は、リードライトI
C5から出力される信号の中で、ヘッドの位置決め用の
信号の先頭を示すデータパターン(マーカ)22を検出
すると、続いて入力されるトラック番号23を復調する
とともに、ヘッドの位置決め用信号24〜27が入力さ
れる一定時間、リードライトIC5のAGCフリーズ信
号線34に論理信号の論理値0を信号を送出してIC5
のゲインを固定し、この間に入力される信号を全波整流
器44に入力すると共に、各バースト24乃至27の信
号が積分器45に入力される直前にタイミング発生回路
43から論理信号0を積分器45のリセット端子に入力
して積分器45の出力電圧を0にリセットし、各バース
ト信号24乃至27の終りでサンプルホールド回路46
にホールド信号を送出し、積分器45の出力電圧を保持
し、この電圧をA/D変換器7に出力する。
【0025】以上の一連の動作に基いて、次に、トラッ
クピッチのばらつきを考慮してIC5のゲイン即ちアン
プ部32のゲインを予め設定する仕方について説明す
る。磁気ヘッド1がトラックを横切って移動すると、M
PU8は、サーボ信号弁別回路6からトラック番号23
を、またA/D変換器7よりA乃至Dバースト信号24
〜27の情報である信号A,B,C,Dを取得すること
ができる。
【0026】ここで、次の2つのヘッド位置決め用信号
NとQを、 N=A−B Q=C−D と定義すると、図5に示すような信号N,Q,−N,及
び−Qが得られる。図5において、ヘッドのトラック横
断方向位置に対して、この2つのヘッド位置決め用信号
NとQは互いに直交な関係になり、偶数トラック2n−
2,2n,2n+2,……の中心にヘッドを位置決めす
るときにはNが0となり、また奇数トラック2n−1,
2n+1,2n+3,……の中心にヘッドが位置すると
きにはQが0となり、N及びQが交わる点は各トラック
の中心からちょうど1/2トラックずれた位置になる。
またN及びQはヘッド位置に対してしてちょうど0をは
さむ区間で線形な信号となる。
【0027】MPU8は、ヘッドを位置決めする際に、
N,Q,−N,−Qの大小関係から、現在のヘッド位置
において線形で且つその線形区間でヘッド位置に対して
単調増加な信号を選択する。例えば、図5の場合、−Q
>N>Qの区間ではNを、N>Q>−Nの区間では、Q
を、Q>−N>−Qの区間では−Nを、及び、−N>−
Q>Nの区間では−Qを、それぞれ選択するようにすれ
ば、選択された信号は、いずれもほぼ線形な単調増加信
号となる。この選択した線形単調増加信号と、復調され
読み取ったトラック番号23とを組み合わせることによ
り、ヘッドの任意の位置を検出表示することができる。
しかし、この際に、トラックとトラックの境界近傍にヘ
ッドが位置するときには、サーボ信号弁別回路6から復
調される信号(トラック番号23)はその境界の前後の
どちらのトラック番号を復調したものであるか不安定な
ので、この選択した信号に基いて、復調信号から読取っ
たトラック番号の補正を行なうようにする。即ち、選択
した信号が、−Nならばトラック番号は4の剰余で表現
すると0(トラック番号2n,2n+4,……)とな
り、同様に−Qならば1(トラック番号2n+1,2n
+5,……),Nならば2(トラック番号2n+2,2
n+6,……),Qならば3(トラック番号2n+3,
2n+7,……)となるようにトラック番号を補正する
のである。このときのnの値は、補正されたトラック番
号が、信号23から読取ったトラック番号に最も近い番
号となるようにきめられる。
【0028】本実施例においては、ヘッド位置を表現す
るために32ビットのメモリに割り当て、上位16ビッ
トをトラック番号の整数部、下位16ビットを小数部と
定義し、ビット15とビット16の間に仮想的に小数点
があるように考えた。
【0029】例えば、実際のヘッド位置が、 3.625トラック(10進数) であれば、このトラック位置は、符号付16進数で表現
して(10進数の10,11,……15は、A,B,…
…Fで表現する)、 0003.A000 のように表わされる。
【0030】今、トラックピッチが標準値(誤差がな
い)のとき、アンプ32のゲインが基準値(1とする)
に調整されており、そのときのヘッド位置の検出値すな
わち測定値(ヘッド位置決め用信号N,Q)の値にも誤
差がないもの(実際のヘッド位置を示しているもの)と
する。この状態から、トラックピッチが標準値よりも広
がったとすると、信号N,Qは、ピッチが広がるので、
信号N,Qの線形区間の傾きが緩やかになる。この傾き
が緩やかになる程、トラック中心からの一定のずれ量
(オフセット量)に対する信号N,Qの大きさ(絶対値
レベル)は低くなり、あたかもアンプ32のゲインが低
下したのと同じ結果となる。同様に、トラックピッチが
標準値よりも狹くなったとすると、アンプ32のゲイン
が上昇したのと同じ結果となる。
【0031】そこで、トラックピッチの広いところでは
アンプのゲインが標準値よりも高くなるように、トラッ
クピッチの狹いところではアンプのゲインが標準値より
も低くなるように、予めトラックピッチに対応してアン
プのゲインを標準値のKp倍になるように調整量を算定
しておけば、その後に行なわれる通常のシーク動作にお
いてトラックピッチ等の変化にかかわらず信号N,Qの
線形区間の傾きを一定にし、ヘッド位置決め動作を安定
して行なうことができる。
【0032】本実施例では、以下のようにして、このK
pの値を各ヘッド毎に各磁気ディスクの各トラック位置
に対して予め測定して求めておき、その後、通常のシー
クの際に各トラック位置におけるアンプのゲインをこの
Kp値に調整してヘッド位置決め制御を行なうものであ
る。このように各ヘッド毎に求めることにより、ヘッド
のトラック幅(コア幅)の影響も合わせて補正すること
ができる。
【0033】このKp値は、アンプのゲインを一定にし
ておいて、信号N,Qの線形部の、標準トラックピッチ
のときの傾きと、トラックピッチが標準値から変化した
ときの傾きとの比で表わされるが、別の見方をすると、
このKp値は、信号N,Qのある値における、実際のヘ
ッド位置(標準トラックピッチのときの傾きに対応)と
測定(検出)されたヘッド位置(トラックピッチが標準
値から変化したときの傾きに対応)との比で表わすこと
もできる。
【0034】従って、逆に、補正したトラック番号と選
択した信号(すなわち、ヘッド位置の測定値)を上記符
号付16進数による表現(実際のヘッド位置)に変換す
るためには、即ち、ヘッド位置の測定値とKp値から実
際のヘッド位置を算出するためには、補正したトラック
番号を上位16ビットにセットし、選択した信号をKp
倍し、32ビットに正負の符号付きで拡張して加算する
必要がある。例えば、実際のヘッド位置が先の3.62
5トラック(小数点以下はA000=−6000)(符
号付16進数)の場合に、補正したトラック番号が00
04(符号付16進数)で、選択した信号が、−Nでそ
の値がC000(小数点以下はC000=−4000)
(符号付16進数)であるとすると、Kpは、(実際の
ヘッド位置)/(ヘッド位置の測定値)=(−600
0)/(−4000)で算出され、1.5でなければな
らない。
【0035】上記のように、ヘッド位置の測定値は、補
正したトラック番号と選択した信号によって容易に得ら
れるので、あとは、実際のヘッド位置が求まれば、上記
の関係からKp値を求めることができる。このようにし
て、算出されたヘッド位置に基いて、MPU8は上位コ
ントローラから指示されるヘッド位置との位置偏差量を
算出する。この位置偏差量をMPU8内部にプログラム
された補償器に入力し、その出力結果である操作量をD
/A変換器9に出力する。D/A変換器9によって変換
された電圧は、AMP10によって増幅され、VCM1
1に電流を供給しキャリッジ3を駆動してトラック追従
制御、あるいはトラックシーク制御を行なうのである。
【0036】このようなヘッド位置決め構成において、
Kpが正しく設定されていないと、トラック中心からち
ょうど1/2トラック離れた所では、正しいヘッド位置
が検出することができなくなり、トラックシーク制御を
行なっているときには、制御に不所望なオーバシュート
やアンダーシュートを生じてしまうことになる。従って
Kpを正確に設定する必要があるが、前述のように、K
pはヘッドのコア幅や回路のばらつき、あるいは、トラ
ックピッチによって変動するために、装置毎に、あるい
は、ヘッド位置毎に設定してやらなければならない。
【0037】本実施例においては、Kpを測定するため
に、2つのヘッド位置決め用信号N,Qから、それらの
和信号N+Q及び差信号N−Q(−N−Q,−N+Q)
を作り、この和信号または差信号が零になるヘッド位置
を検出するようにする。この和信号または差信号が零の
位置は、もとの信号NとQ(または−Nと−Q,Nと−
Q,もしくは−NとQ)の交点に相当する位置で、ディ
スクの内周と外周の位置の違いやトラックピッチのばら
つきやヘッドのコア幅のばらつきには無関係に、常に隣
接するトラックの中心から丁度1/2の境界上にヘッド
が正確に位置する点であり、この意味で常にヘッドの実
際の位置を正確に表わしていることになる。この実際の
ヘッド位置における信号N,Q,−N,−Qの値(ヘッ
ド位置のトラック中心からのずれ量の測定値)を検出す
ると、この検出値(測定値)は、上記N,Q等の交点に
おけるNまたはQの値であり、ほぼNまたはQの傾きを
正しく表わしていると考えられるので、この検出値から
容易にKp値を求めることができる。
【0038】そこで、上位コントローラよりKp測定の
コマンドがMPU8に与えられると、図6に示すよう
に、ヘッド位置に応じて用い、この信号を、MPU8内
部にプログラムされた補償器に入力し、制御を行なうこ
とにより、トラック中心からちょうど1/2トラック離
れた所にヘッドを位置決めし、この時MPU8に入力さ
れている信号NまたはQの大きさを記憶しておくのであ
る。
【0039】例えば、ヘッド位置を3.5トラックに位
置決めするときは、一旦制御信号としてQ信号を選択し
て3トラックに位置決めしこの状態で、制御に用いる信
号を、Qから−N+Qに切り替えればヘッド位置を3.
5トラックに位置決めすることができる。このときの信
号NまたはQの測定値が 3000(符号付16進数) であったとするとこれを、Kp倍して実際のヘッド位置
(トラック中心から1/2の点) 00008000(符号付16進数) となればよいのでKpは、 Kp=00008000(16進数)/00003000(16進数)=2.6
66...(10進数) と求めることが出来る。
【0040】この結果(各ヘッド、各ディスク毎のの各
トラックのヘッド位置に対するKp値)を上位コントロ
ーラに報告することによって、上位コントローラは、こ
の結果を記録媒体である磁気ディスクに記録すると共
に、コントローラ内部のメモリに記録しておく。そし
て、次回通常のシーク時にこのヘッド位置にアクセスす
る際には、報告されたKp値をMPU8に設定して、こ
の設定値により、コア幅やトラックピッチのばらつきに
関係なく常に一定の傾きのヘッド位置決め用信号N,Q
が得られるように、アンプ32の利得が制御されて、ア
クセスが行なわれるものである。
【0041】したがって、ヘッドのコア幅やトラックピ
ッチが変動しても、その影響を受けることなく、ディス
クの半径方向の各トラック位置できめ細かく常に正確に
ヘッド位置の検出及びヘッド速度の検出を行なうことが
できるので、不所望なオーバシュートやアンダシュート
の発生を防止することができる。
【0042】なお、通常のシーク動作時にも、ヘッド位
置決め制御用信号として、各トラックの中心の前後では
N,Q,−N,−Qを用い、各トラックの境界付近では
N+Q,−N+Q,−N−Q,N−Qを用いるように、
位置決め制御信号を選択的に切り換えて使用することも
できる。
【0043】以上の実施例によれば、以下に述べるよう
な効果が得られる。
【0044】記録媒体の各トラックに2つのヘッド位置
決め用信号N,Qが記録されており、この2つの位置決
め用信号N,Qがヘッド位置に対して互いに直交関係を
もって再生されるデータ記録再生装置において、予め、
(該位置決め信号の代わりに、)2つの位置決め用信号
の和(N+Q)、あるいは差信号(N−Q)を用いて、
ヘッド位置決め制御を行なうことによって、2つのヘッ
ド位置決め用信号N,Qが共に線形性を保持している区
間の境界にヘッドを位置決めし、このときのヘッド位置
決め用信号NまたはQの大きさ(測定値)から、この位
置決め用信号NまたはQの大きさ(測定値)が小さくな
る程ゲインKpが大きくなるように(すなわち、ヘッド
位置決め用信号N,Q等の傾き特性がピッチの変動に拘
らず常に一定になるように)、通常のヘッド位置決めの
際のヘッド位置決め制御器の所要ゲインKpを算定する
構成にしたので、その後、通常のヘッド位置決め動作に
おいて、この算定結果を用いて制御器のゲインを制御す
ることによって、ヘッドコア幅やトラックピッチの影響
を受けずに、ヘッド速度やヘッド位置を正しく検出し、
オーバシュータやアンダシュートを軽減することができ
る。また、通常のシーク動作(位置決め動作)におい
て、2つのヘッド位置決め用信号が共に線形性を保持し
ている区間の境界をヘッドが通過するときにも線形な位
置信号を生成することができるので、制御に不所望なオ
ーバシュートやアンダーシュートを更に軽減することが
できる。
【0045】また、ヘッド位置に応じてトラックとトラ
ックの間隔(トラッピッチ)が異なるように設計された
装置においても、磁気ディスクの半径方向の各トラック
位置に対して、正確にヘッド位置決め制御器のゲインK
pを決定することができ記録媒体に記録することができ
るので、このような装置においても、高速且つ正確にヘ
ッドを位置決めすることができる。
【0046】さらに、トラックとトラックの間隔がヘッ
ドの位置に対して変化しないこと(もともと等トラック
ピッチであること)を前提とする磁気記録再生装置にお
いては、各トラック毎にヘッド位置決め制御器のゲイン
を算出することによって、トラックピッチが急激に変化
しているトラックや、位置決め用信号の記録不良のトラ
ックなど、ヘッド位置決め用信号の品質の悪さに起因す
る不良トラックをKpの大きさによって容易に検出する
こともできる。
【0047】上に述べた実施例は、記録媒体として磁気
ディスクを使用しているが、磁気ディスクの代わりに光
ディスク、あるいは、光磁気ディスクを使用しても同様
の動作をさせることができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳しく説明したように本発明によれ
ば、予め、2つのヘッド位置決め信号の和と差の信号を
用いて、両信号の線形区間の境界(トラック境界)にヘ
ッド位置決めし、このときのヘッド位置決め信号の大き
さを測定し、この測定値から、通常のヘッド位置決めの
際のヘッド位置決め制御器の所要ゲインを算定し、通常
のヘッド位置決め時には、この算定結果を用いて制御器
のゲインを制御するようにしたので、ヘッドコア幅やト
ラックピッチのばらつきの影響を受けずに常に正しくヘ
ッド位置及びヘッド速度を検出して、高精度の位置決め
を行ない、不所望なオーバシュートやアンダシュートを
防止し位置決め時間を短縮することができる。
【0049】また、通常のシーク動作において、このよ
うな和と差の信号を用いることにより、2つのヘッド位
置決め用信号が共に線形性を保持している区間の境界を
ヘッドが通過するときにも線形な位置信号を生成するこ
とができるので、制御に不所望なオーバシュートやアン
ダーシュートを更に軽減することができる。
【0050】また、ヘッド位置決め制御器の所要ゲイン
Kpを測定した結果が期待している値に比べて、大きく
異なるときには、その測定位置でヘッド位置決め用信号
の品質が劣化していることを容易に検出することもでき
る効果がある。
【0051】さらに、ヘッド位置に応じてトラックとト
ラックの間隔が異なるように設計された装置において
も、正確にヘッド位置決め制御器の所要ゲインKpを決
定することができ、記録媒体に記録することができるの
で、このような装置においても、高速且つ正確にヘッド
を位置決めすることができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッドの位置決め制御装置における制
御系の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の適用された磁気ディスク装置に使われ
る磁気ディスク記録媒体に記録されたヘッド位置決め用
の情報を示す図である。
【図3】本発明の適用された磁気ディスク装置のリード
ライトIC内部のリードアンプ部分の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の適用された磁気ディスク装置のサーボ
信号弁別回路6の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の適用された磁気ディスク装置のMPU
内部でのヘッド位置と位置信号との関係を表わす図であ
る。
【図6】本発明の適用された磁気ディスク装置のMPU
内部でのヘッド位置と位置信号との関係を表わす図であ
る。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2 磁気ディスク 3 磁気ヘッド1を支持するキャリッジ 4 ヘッドアンプ 5 リードライトIC 6 サーボ信号弁別回路 7 A/D変換器 8 マイクロプロセッサー(MPU) 9 D/A変換器 10 信号増幅器(AMP) 11 キャリッジ3を駆動するためのボイスコイルモー
タ(VCM) 12 スピンドルモータ 21 ギャップエリア 22 位置決め情報の先頭を示すマーカ 23 トラック番号 24 Aバースト(位置決め用信号) 25 Bバースト(位置決め用信号) 26 Cバースト(位置決め用信号) 27 Dバースト(位置決め用信号) 28 ギャップエリア(21と同様) 31 IC5のAMP32に信号を伝達する信号線 32 IC5内蔵の信号増幅器 33 IC5のAMP32から出力される信号を伝達す
る信号線 34 AGCフリーズ信号線 35 IC5に外付けされるコンデンサ 36 AMP32のゲイン制御電圧Vagc 37 IC5のAGCを制御するためのスイッチ 38 ディテクタ 41 リードライトIC5から入力される信号を復調す
るデコーダ 42 位置決め情報の先頭を示すマーカ22を検出する
ためのマーカ検出器 43 周辺回路に必要なタイミングを送出するタイミン
グ発生回路 44 リードライトIC5から入力される信号を全波整
流する全波整流器 45 全波整流された信号を積分する積分器 46 サンプルホールド回路(S/H)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の各トラックに2つのヘッド位
    置決め用信号が記録されており、この2つの位置決め用
    信号がトラックを横切る方向のヘッド位置に対して互い
    に直交関係をもって再生されるデータ記録再生装置にお
    いて、予め、2つの位置決め用信号の和または差信号を
    用いてヘッド位置決め制御を行なうことによって、前記
    2つのヘッド位置決め用信号が共に線形性を保持してい
    る区間の境界にヘッドを位置決めし、このときのヘッド
    位置決め用信号の大きさから、通常のヘッド位置決めの
    際のヘッド位置決め制御器の所要ゲインを算定すること
    を特徴とするヘッドの位置決め制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ヘッド位置決め制御器の所要ゲイン
    は、この制御器から出力されるヘッド位置決め用信号の
    傾き特性が一定となるような値に算定されることを特徴
    とする請求項1記載のヘッドの位置決め制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド位置決め制御器の所要ゲイン
    の算定結果を前記記録媒体または、上位コントローラの
    メモリに記録しておき、通常のヘッド位置決めを行なう
    際に、この結果を用いてヘッド位置決め制御器のゲイン
    を制御しながらヘッドの位置決めを行なうことを特徴と
    する請求項1または2記載のヘッドの位置決め制御装
    置。
  4. 【請求項4】 記録媒体の各トラックに2つのヘッド位
    置決め用信号が記録されており、この2つの位置決め用
    信号がトラックを横切る方向のヘッド位置に対して互い
    に直交関係を有するデータ記録再生装置において、予
    め、2つの位置決め用信号の和または差信号を用いてヘ
    ッド位置決め制御を行なうことによって、前記2つのヘ
    ッド位置決め用信号が共に線形性を保持している区間の
    境界にヘッドを位置決めし、このときのヘッド位置決め
    用信号の大きさから、記録媒体のトラックピッチを検出
    するように構成したことを特徴とするヘッドの位置決め
    制御装置。
JP2914493A 1993-02-18 1993-02-18 ヘッドの位置決め制御装置 Pending JPH06243608A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6943970B2 (en) * 2001-09-06 2005-09-13 Fujitsu Limited Position demodulating method and circuit of disk apparatus
US7463439B2 (en) 2006-08-30 2008-12-09 Fujitsu Limited Control device, storage device, storage medium, servo data demodulation method, repeatable velocity error measuring device, and computer product
JP2009283061A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク装置、その制御方法、及びその製造方法

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