JP3119736B2 - 磁気ディスク装置におけるヘッドの位置ずれ検出装置および検出方法 - Google Patents

磁気ディスク装置におけるヘッドの位置ずれ検出装置および検出方法

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JP3119736B2
JP3119736B2 JP04266185A JP26618592A JP3119736B2 JP 3119736 B2 JP3119736 B2 JP 3119736B2 JP 04266185 A JP04266185 A JP 04266185A JP 26618592 A JP26618592 A JP 26618592A JP 3119736 B2 JP3119736 B2 JP 3119736B2
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    • G11B5/5534Initialisation, calibration, e.g. cylinder "set-up"

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーボ面サーボとデータ
面サーボとを用いてデータヘッドの位置付け制御を行う
磁気ディスク装置に係り、特にデータ面サーボにおける
データヘッドの位置ずれ量が、トラックの間隔に比し相
対的に多い場合でも正確に検出することを可能とするヘ
ッドの位置ずれ検出装置および検出方法に関する。
【0002】近年、磁気ディスク装置においては、大容
量高記録密度化が進み、ディスク上のトラック間隔やヘ
ッドのコア幅は小さくなる傾向にある。これに対し、回
転するディスク等の媒体の偏心およびヘッド間のずれ等
の絶対量は、大きく変えることは難しい。このため、上
記の偏心やヘッド間のずれ等の相対的な割合が見かけ上
増大する。この結果、サーボ面サーボによってサーボヘ
ッドを精密に目標トラックに対し追従させていても、デ
ータヘッドが温度変動等の影響から、目標トラックから
ずれるが、このずれ量が無視出来なくなってしまう。本
発明は、このような状況下でもヘッドの位置ずれ量を精
度良く検出するための一方策について言及するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】上記のようにトラック間隔が狭くなって
トラック密度が上った場合には、従来のサーボ面のみの
サーボ情報によるヘッド位置決め制御では、装置の使用
環境、特に環境温度が低温から高温又は逆に変化した場
合、サーボ面のサーボ情報によりオントラック制御され
るデータ面のデータヘッドがオフトラックし易くなり、
データが読み出せなくなる。
【0004】そこでデータ面内にもサーボ情報を記録
し、サーボ面とデータ面内の両方のサーボ情報を用いて
データヘッドのオフトラックを防ぐための位置ずれ検出
・補正を行うヘッド位置ずれ検出方法が提案されてい
る。このデータ面内のサーボ情報を利用したデータ面サ
ーボには、種々の方式があるが、一般に、データ面にお
いてデータを記録しない或るシリンダ(トラック)にサ
ーボ情報を書込み、このサーボ情報からデータヘッドの
位置ずれ量を検出して、補正を行っている。
【0005】ところで、トラック間隔が狭くなると、デ
ータヘッドの位置ずれ量が、隣接するトラックの領域に
まで及ぶようになるが、このような場合にも、ヘッドの
位置ずれを検出して補正が行えることが必要である。図
32は従来技術の一例を説明するためのブロック図で、
図33は従来技術のサーボパターンを示す図である。
【0006】図32および図33において、データヘッ
ド1は、ディスクのNシリンダに記録されているサーボ
情報を読取り、増幅回路2に送出する。増幅回路2
は、このサーボ情報を増幅した後、2つのピークホール
ド回路3,4に送出する。ディスクのNシリンダには、
図33の(A)のサーボAとサーボBに示す如く、サー
ボ情報が記録されている。すなわち、サーボAはNシリ
ンダの中心から、N−1シリンダ側に、サーボBはNシ
リンダの中心からN+1シリンダ側に夫々記録されてい
る。
【0007】したがって図33の(A)のに示すが如
く、データヘッド1がNシリンダの中心に位置付けられ
ている場合、増幅回路2は、図33の(B)の増幅回路
2の出力に示すが如く、振幅の等しい波形をピークホー
ルド回路3,4に送出する。タイミング発生回路5はプ
ロセッサ等の信号処理部8の制御により、図33の
(B)のタイミングA及びタイミングBに示すが如く、
ピークホールド回路3にはサーボAを読取った波形の
ピーク値を保持させるタイミング信号を送出し、ピーク
ホールド回路4にはサーボBを読取った波形のピーク
値を保持させるタイミング信号を送出する。
【0008】したがって、図33の(B)のピークホー
ルド回路の出力に示す如く、ピークホールド回路3は、
ピーク値VA を差動増幅回路6に送出し、ピークホール
ド回路4は、ピーク値VB を差動増幅回路6に送出す
る。差動増幅回路6はピーク値VA とピーク値VB の差
(VA −VB )を求め、A/D変換回路7に送出し、A
/D変換回路7はアナログ値の(VA −VB )をディジ
タル値に変換してプロセッサ等の信号処理部8に送出す
る。
【0009】図33の(A)のに示すデータヘッド1
の位置が、Nシリンダの中心から、例えば、N−1シリ
ンダ側(図33の(A)の)にずれた場合、データヘ
ッド1がサーボAを読取る量が、サーボBを読取る
量より多くなるため、ピーク値VA がピーク値VB より
大きくなる。したがって、図33の(A)のに示すが
如く、データヘッド1のずれ量が増大するにつれ、その
差は、例えば、+側に大きくなるが、データヘッド1の
ずれ量がコア幅の1/2になると、サーボAのみ読
り、サーボBは読取れなくなるため、その差が最大値
を示し、それよりずれ量が多くなると次第に小さくなっ
て、データヘッド1がサーボAを読取れなくなると、
差動増幅回路6の出力は0となる。
【0010】データヘッド1の位置がNシリンダの中心
から、N+1シリンダ側にずれた場合は、図33の
(A)のに示すが如く、(VA −VB )の差が−側に
なる以外は上記の結果と同様であるため詳細説明は省略
する。信号処理部8は、(VA −VB )の絶対値が最大
となる範囲内、即ち、図33の(A)のに示す範囲内
において、A/D変換回路7の出力の大きさからデータ
ヘッド1の位置ずれ量と、+か−かでその方向を検出す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来は図
33の(A)のに示す範囲内において、データヘッド
1の位置ずれ量の検出と、位置ずれ方向の検出とを実行
することにより、データ面サーボを行っている。これ
は、図33の(A)のに示す範囲外では、A/D変換
回路7の出力の大きさは、データヘッド1のNシリンダ
からのずれ量を示していないためである。
【0012】しかし、図33の(A)のに示す範囲は
狭く、隣接する各シリンダに対し0.3シリンダ間隔す
なわち0.3データトラック間隔程度であるため、シリ
ンダ間隔が狭くなると共に、大容量化のためディスクの
枚数が増加するにつれ、サーボ面サーボによって位置付
けされたデータヘッド1の位置ずれ量が従来と同一であ
っても、相対的な位置ずれの割合が大きくなって、図3
3の(A)のに示す範囲外にずれるようになり、デー
タ面サーボを行うための位置ずれ量の検出ができないと
いう問題が生じている。
【0013】換言すれば、隣接する2つのトラックに対
する最大補正量は、データトラックピッチの約6割であ
る。しかも、リニアリティーが確実に保証される補正量
はトラックピッチの約半分強程度にしかならない。した
がって、回転する媒体の偏心およびヘッド間のずれ等が
相対的に大きくなった場合には、補正値がリニアリティ
を失っており、正しいサーボ定数で位置決めができずそ
の結果位置決め時間が延びるという問題も生じてくる。
【0014】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、ディスク等の媒体の容量や記録密度が増加する
傾向に伴いこの媒体の偏心やヘッド間のずれ等の相対的
な割合が見かけ上増大した結果としてデータヘッドの位
置ずれ量が相対的に多くなった場合でも、データヘッド
の位置ずれ量検出が正確に行えるようなヘッド位置ずれ
検出装置および検出方法を提供することを目的とするも
のである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題点を達成するた
めに、本発明のヘッド位置ずれ検出装置は、ディスクの
データ面に形成された複数のトラック中の測定用シリン
ダに記録されているサーボ情報を読取って、該測定用
シリンダに対するデータヘッドの位置ずれ量の検出を行
うディスク装置において、該測定用シリンダは、前記デ
ータ面の外周側もしくは内周側またはその両方の少なく
とも3つ以上のトラックにわたる領域からなり前記測
定用シリンダの前記領域に前もって割り付けられた領域
に複数種のサーボ情報に関するパターンを複数回読み取
る手段と、前記複数種の前記パターンの一部の組み合せ
をもとに前記データヘッドの前記測定用シリンダからの
概略的な位置ずれ量を検出する手段と、前記複数種の前
記パターンの他の部分における組み合せをもとに前記デ
ータヘッドの詳細な位置ずれ量を検出する手段と、前記
の概略的な位置ずれ量および詳細な位置ずれ量を比較し
合計して前記データヘッドの正確な位置ずれ量を検出す
る手段とを備える。
【0016】
【0017】さらに好ましくは、測定用シリンダの中心
から、中心振り分けで該データヘッドのコア幅を単位と
して、該測定用シリンダの外周側と内周側とに連続して
複数の領域を割付け、該複数の領域を夫々区別して検
出する複数の第1のパターンの組合わせを記録すると
共に、該各領域の境界線と、該各領域の中心線を夫々中
心として外周側と内周側に振り分けて、該データヘッド
の位置ずれ量検出用の第2のパターンを記録する手段
と、該測定用シリンダに対するデータヘッドの位置ずれ
量として、該データヘッドが読取った前記複数の第1
のパターンの組合わせから検出した領域内におけるデ
ータヘッドの位置ずれ量を、前記位置ずれ量検出用の第
2のパターンから検出する手段とを付加的に備える。
【0018】さらに好ましくは、前記測定用シリンダの
中心から、外周側に第1のサーボ情報と、内周側に第2
のサーボ情報とを記録する手段と、該測定用シリンダの
中心から外周側と内周側に夫々該データヘッドのコア幅
のほぼ1/2ずつ離れた位置から、第1のサーボ情報を
記録すると共に、第2のサーボ情報を該測定用シリンダ
の中心から外周側と内周側にそれぞれ該データヘッドの
コア幅のほぼ1/2の長さで記録する手段とを付加的に
備える。
【0019】また一方で、該測定用シリンダの外周側お
よび内周側の所定の領域に前もって書き込まれた複数種
のサーボ情報に関するパターンを、複数の相(例えば、
2相)に分けてそれぞれ異なったタイミングで読み取る
手段と、各相で読み取ったパターンを比較してよりリニ
アリティに優れたパターンを前記位置ずれ量の真のデー
タとして選択する手段とを備える。
【0020】さらに、本発明の位置ずれ検出方法は、前
記の測定用シリンダの外周側もしくは内周側またはその
両方の側の少なくとも3つ以上のトラックにわたる領域
に前もって割り付けられた複数種のサーボ情報に関する
パターンを複数回読み取るステップと、前記複数種の
パターンの一部の組み合せをもとに前記データヘッド
の前記測定用シリンダからの概略的な位置ずれ量を検出
するステップと、前記複数種の前記パターンの他の部分
における組み合せをもとに前記データヘッドの詳細な位
置ずれ量を検出するステップと、前記の概略的な位置ず
れ量および詳細な位置ずれ量を比較し合計して前記デー
タヘッドの正確な位置ずれ量を決定するためのステップ
とからなる。
【0021】
【0022】また一方で、前記の測定用シリンダの外周
側および内周側の所定の領域に前もって書き込まれた複
数種のサーボ情報に関するパターンを、複数の相(例え
ば、2相)に分けてそれぞれ異なったタイミングで読み
取るステップと、各相で読み取ったパターンを比較して
よりリニアリティに優れたパターンを前記位置ずれ量の
真のデータとして選択するステップとからなる。
【0023】この場合、好ましくは、前記複数種のパタ
ーンの読み取り動作以外の処理は、自動利得調整(AG
C)のタイミングでそれぞれ実行される。
【0024】
【作用】本発明においては、測定用シリンダの外周側お
よび内周側に、複数のシリンダにわたるヘッド位置ずれ
が検出できるような複数種の検出用パターンを予め割り
付けておき、これらの検出用パターンを複数回に分けて
読み取った結果を比較してフィードバックしながらヘッ
ド位置ずれ量を決定している。したがって、従来よりも
広範囲にわたって検出特性のリニアリティが保証され
る。このため、ヘッドの偏心やヘッド間のずれ等の相対
的な割合が見かけ上増大してデータヘッドの位置ずれ量
が相対的に多くなった場合でも、正確な位置ずれ量が検
出される。
【0025】
【実施例】図1は本発明の第1好適実施例を示す回路の
ブロック図で、図2は第1好適実施例のサーボパターン
を示す図である。図1において、前述した構成要素と同
様のものについては同一の参照番号を付して表す。図2
は本発明のサーボパターンの一例を示し、10〜16
は、測定用シリンダの中心から、中心振り分けで、デー
タヘッド1のコア幅を単位として測定用シリンダの外周
側と内周側とに連続して割付けた複数の領域である。
なお、上記サーボパターンは、一般に、測定用シリンダ
の一周分にわたって繰り返し書き込まれるような構成に
なっている。
【0026】そして、17〜19は、この領域10〜1
6を区別して検出するパターンである。即ち、パターン
17は領域10と14の境界線から領域16の範囲に記
録され、パターン18は領域11と12の境界線から領
域15と16の境界線まで記録され、パターン19は領
域12と13の境界線から領域10と11の境界線まで
と、領域14と15の境界線から領域16の範囲に記録
されている。
【0027】そして、データヘッド1が測定用シリンダ
の中心上にある時は、データヘッド1により010と読
取られ、領域10内にデータヘッドが存在することを
示す。又、データヘッド1が領域11内に存在する時
は、011と読取られ、領域12内に存在する時は、
001と読取られ、領域13内に存在する時は、00
0と読取られる。
【0028】そして、領域14内に存在する時は110
と読取られ、領域15内に存在する時は111と読
取られ、領域16内に存在する時は101と読取られ
る。データヘッド1が読取るパターン17〜19は、
増幅回路2で増幅され、比較回路25とピークホールド
回路3,4に送出される。タイミング発生回路26はプ
ロセッサ24の制御により、比較回路25をイネーブル
とするタイミング信号を送出する。したがって、比較回
路25はデータヘッド1が読取ったパターン17〜1
9を所定の閾値と比較する。
【0029】この所定の閾値は、例えば、データヘッド
1が測定用シリンダの中心に位置付けられた時に、パタ
ーン18を読取った時に増幅回路2が送出するレベル
の1/2とする。したがって、比較回路25は、例えば
データヘッド1が図2に示すが如く、領域11と12の
境界線上にある場合、領域11に対し、データヘッド1
のコア幅の1/2以上の幅が入っているときに、パター
ン18の読取り値を1とし、1/2以下であれば読
取り値を0とする。
【0030】第1プロセッサ24は比較回路25の比較
結果から、データヘッド1がどの領域に存在するか認識
する。すなわち、例えば比較回路25が比較結果を01
1とした場合、データヘッド1は領域11に存在すると
判断する。タイミング発生回路26は、データヘッド1
が位置ずれ量検出用のパターン20を読取ると、この
取りタイミングをピークホールド回路3に送出し、
パターン21を読取ると、この読取りタイミングを
ピークホールド回路4に送出する。そして、続いて、デ
ータヘッド1が位置ずれ量検出用のパターン22を読
取ると、この読取りタイミングをピークホールド回路
3に送出し、パターン23を読取ると、この読取り
タイミングをピークホールド回路4に送出する。
【0031】差動増幅回路6は、前述の場合と同様にし
て、ピークホールド回路3と4が保持したパターン20
と21のピーク値の差を求め、A/D変換回路7を経て
プロセッサ24に送出し、続いて、パターン22と23
のピーク値の差を求め、A/D変換回路7を経て第1プ
ロセッサ24に送出する。パターン20と21のピーク
値の差は、図2のに示す如く変化し、パターン22と
23のピーク値の差は、図2のに示す如く変化する。
即ち、に示す曲線は、領域10,11,12,14及
び15の各中心線からのデータヘッド1の位置ずれ量の
検出を可能としており、に示す曲線は、領域12と1
3の境界線、領域11と12の境界線、領域10と11
の境界線、領域10と14の境界線、領域14と15の
境界線及び領域15と16の境界線から、夫々データヘ
ッド1の位置ずれ量の検出を可能としている。
【0032】したがって、第1プロセッサ24は、例え
ば、データヘッド1が図2に示す如く、領域11と12
の境界線上にあり、比較回路25の比較結果が誤って
も、で示すパターン22と23のピーク値の差の検出
結果から、測定用シリンダからの位置ずれ量を検出す
る。すなわち、パターン22と23のピーク値の差は0
であり、パターン20と21のピーク値の差は最大値を
示すため、比較回路25がパターン17〜19の読
り結果を011と判定して、データヘッド1が領域11
に存在することを示すか、001と判定して、データヘ
ッド1が領域12に存在することを示しても、第1プロ
セッサ24はデータヘッド1が領域11と12の境界線
上にあると判定する。
【0033】図3,図4は本発明に適用される磁気ディ
スク装置の構造を示したもので、図3に示すように、デ
ィスクエンクロージャ内に磁気ディスク50が設けら
れ、図4から明らかなように、この実施例では6枚の磁
気ディスク50を設けている。これらの磁気ディスク5
0は、ディスク駆動部38により回転可能になってい
る。
【0034】ヘッドアクチュエータ60のアーム70は
先端にデータヘッド1が装着され、軸84を中心にボイ
スコイルモータ(VCM)40により駆動される。図3
において、磁気ディスク50の面上には、データを記憶
するための複数のトラック(例えば、1000〜150
0トラック)52が同心円状に形成されている。このト
ラックの一部、例えば外周側の部分がサーボ情報を記録
するためのデータ面サーボとして利用されている。この
部分は、測定用シリンダ54として図示されている。さ
らに、本発明では、この測定用シリンダの外周側および
内周側の数トラック分にわたって図2の17〜23に示
したようなパターンが予め割り付けられている。
【0035】図5、図6、図7および図8は本発明の第
1好適実施例の動作をより具体的に説明するための図で
ある。さらに詳しく言えば、図5は位置ずれ検出可能範
囲およびヘッド位置の具体例を示す図、図6はデータヘ
ッド1がの位置にあるときの出力波形を示すタイミン
グチャート、図7および図8は位置ずれ検出の一連の手
順を説明するためのフローチャートである。
【0036】ここで、Va ,Vb ,Vc ,Vd ,Ve
f およびVg は、タイミングA,B,C,D,E,F
およびGにおけるピークホールド回路3のピーク値をそ
れぞれ示している。さらに、|A|および|B|は、V
a およびVb の絶対値をそれぞれ示している。さらにま
た、Yはデータヘッドの位置ずれ量を示しており、この
位置ずれ量はトラック単位で表すこととする。
【0037】図6に示すように、タイミングA,Bおよ
びCにおいて“011”というような0および1の組み
合せからなるパターンが読み取れる。さらに、図7に示
すように、この読み取られたパターンと比較回路25内
のパターンとを順次比較することによりデータヘッド1
が領域11の近傍に存在することが検出される。さら
に、図6および図8に示すように、タイミングD,E,
FおよびGのタイミングにおいて、データヘッドが領域
11と領域12との境界部に位置していることが確認さ
れ、データヘッドの位置ずれ量が正確に検出される。
【0038】図9は本発明の第2好適実施例を示す回路
のブロック図で、図10は第2好適実施例のサーボパタ
ーンを示す図である。図9においても、前述した構成要
素と同様のものについては同一の参照番号を付して表
す。図10は本発明のサーボパターンの一例を示し、測
定用シリンダの中心から、サーボ情報A1は外周側に、
サーボ情報B1は内周側に記録されている。
【0039】このサーボ情報A1とB1に続いて、この
測定用シリンダの中心から外周側と内周側に夫々データ
ヘッドのコア幅を10μmとすると、±5μmずつ離れ
た位置から、サーボ情報A2が記録されると共に、サー
ボ情報B2が測定用シリンダの中心から外周側と内周側
に夫々5μmの長さで記録されている。そして、サーボ
情報A2とB2に続いて、この測定用シリンダの中心か
ら外周側と内周側に夫々10μmずつ離れた位置から、
サーボ情報A3が記録されると共に、サーボ情報B3が
測定用シリンダの中心から外周側と内周側に夫々10μ
mの長さで記録されている。
【0040】そして、サーボ情報A3とB3に続いて、
この測定用シリンダの中心から外周側と内周側に夫々1
5μmずつ離れた位置から、サーボ情報A4が記録され
ると共に、サーボ情報B4が、測定用シリンダの中心か
ら外周側と内周側に夫々15μmの長さで記録されてい
る。そして、トラック間隔が15μmであるとすると、
隣接するトラックの中心は、夫々測定用シリンダから−
15μmと+15μm離れた位置となる。
【0041】タイミング発生回路28は第2プロセッサ
27の制御により、先ずサーボ情報A1とB1のピーク
値を保持させるタイミングをピークホールド回路3,4
に夫々送出する。したがって、前述の場合と同様にして
データヘッド1が読取るサーボ情報A1とB1は、ピ
ークホールド回路3,4でピーク値が保持され、夫々の
ピーク値VA1とVB1が差動増幅回路6に送出され、
VA1−VB1が求められる。
【0042】第2プロセッサ27は、差動増幅回路6が
求めたVA1−VB1をA/D変換回路7がディジタル
値に変換して送出すると、VA1−VB1を計算する。
そして、その結果が|VA1−VB1|<1であれば、
データヘッド1の位置ずれ量は、5μm未満(Y<1)
であると判定する。又、|VA1−VB1|≧1である
と、第2プロセッサ27は次のサーボ情報A2とB2の
取り結果を受信し、VA2−VB2を計算する。そ
して、その結果が|VA1−VB1|+|VA2−VB
2|<2であれば、データヘッド1の位置ずれ量は、5
μm以上で10μm未満(1≦Y<2)であると判定す
る。
【0043】又、|VA1−VB1|+|VA2−VB
2|≧2であると、第2プロセッサ27は次のサーボ情
報A3とB3の読取り結果を受信し、(VA3−VB
3)を計算して|VA1−VB1|+|VA2−VB2
|+|VA3−VB3|<3であれば、データヘッド1
の位置ずれ量は、10μm以上で15μm未満(2≦Y
<3)であると判定する。
【0044】又、|VA1−VB1|+|VA2−VB
2|+|VA3−VB3|≧3であると、第2プロセッ
サ27は次のサーボ情報A4とB4の読取り結果を受
信し、(VA4−VB4)を計算して|VA1−VB1
|+|VA2−VB2|+|VA3−VB3|+|VA
4−VB4|<4であれば、データヘッド1の位置ずれ
量は、15μm以上で20μm未満(3≦Y<4)であ
ると判定する。
【0045】図11および図12は、図10をそれぞれ
具体的に説明するためのタイミングチャートおよびフロ
ーチャートである。例えば、図10において、データヘ
ッドが測定用シリンダの中心から−15μmずれている
場合を考える。ピークホールド回路3の最大出力電圧を
1、最小出力電圧を0とする。例えば、各タイミングに
おけるピーク値VAi(i=1〜4)=1のときはピー
ク値VBi=0でXi=VAi−VBi=1、さらに、
VBi=1のときはVAi=0でXi=VAi−VBi
=−1、そして、VAi=VBi=0.5のときはXi
=VAi−VBi=0となる。図11および図12に示
すように、測定用シリンダの外周側および内周側に中心
振り分け方式で割り付けられているパターンを読み取
り、このパターンを比較回路25内のパターンと順次比
較することにより、最終的にデータヘッドの位置ずれ量
−15μmが正確に検出される。
【0046】図13は図10の効果を説明する図であ
る。横軸にサーボ情報AとBのピーク値の差の絶対値
を、縦軸にデータヘッド1の位置ずれ量を示すμmとし
てとると、従来の図33のに示す位置ずれ量の検出範
囲は、5μm未満であるが、図10の実施例では4倍の
20μm未満までの位置ずれ量を検出ことが出来る。
【0047】図14は本発明の第3好適実施例を説明す
るための図である。ここでは、ヘッドの位置ずれ検出用
のサーボパターンを1相から2相にすることにより位置
ずれの検出範囲を拡大している。さらに詳しく説明する
と、従来は、測定用シリンダの外周側および内周側にそ
れぞれ1相のサーボパターンA,Bしか割り付けなかっ
たために、検出の際のリニアリティが保証される最大補
正可能範囲は、図15にも示すようにトラック間隔の6
割程度に制限されていた。これに対し、第3好適実施例
においては、もう1相のサーボパターンC,Dを付加し
たために、この2相めのサーボパターンにより図16に
示すような関係が得られる。2相のサーボパターンを検
出した場合、図15、図16を合成したような図17の
関係が得られるので、位置ずれ量の検出の際のリニアリ
ティが保証される領域が従来よりも広がる。したがっ
て、ヘッド間のずれ等が相対的に大きくなった場合で
も、データヘッドの位置ずれ量を正確に検出することが
可能となる。
【0048】この場合、2相のサーボパターンを構成し
たことにより読み取り回路が複雑になることを抑えるた
めに、図18のようなタイミングでサーボパターンを書
き込み、2相を1相ずつ交互に読み取る方式がとられて
いる。すなわち、この読み取り処理に際しては、1相の
サーボを用いたときと同等のハードウェア回路にてサー
ボパターンを読み取るようにしている。さらに、これら
の読み取り処理結果B−AおよびD−Cは、直接A/D
変換回路に入力されるような回路構成になっている。さ
らに、サーボパターンの読み取り動作以外の処理(書き
込み動作も含む)が通常のデータ読み取り動作に影響を
与えないようにするために、上記の処理は、自動利得調
整(AGC)のタイミング(粗いハッチングの部分)で
実行することが好ましい。
【0049】さらに、ここでは、AGC動作が完了する
直前に、データがすべてリセットされ(HLDRS
)、その後でAGCの状態が保持される(AGC.H
OLD)。このようにAGCが保持されているときに
(細かいハッチングの部分)、サーボAおよびサーボB
のゲート(SV.A.WSV.B.W)が順次開いて
それぞれのサーボパターンを正しく読み取ることができ
る。
【0050】なお、この場合、AGC.HOLDは正論
理の信号になっているが、他のHLDRST,SV.
A.WおよびSV.B.Wは負論理の信号になっている
ために、この負論理の信号に対し下部にバー(−)を付
加して区別することとする。ここで、第3好適実施例に
おけるデータ面サーボの具体的な書き込み手順を下記の
表1および図19〜28に示す。
【0051】サーボ面サーボ測定用シリンダを0シリン
ダとし、書き込み手順例を次の表1に示す。また、ここ
では、トラックピッチは11.5μm、ヘッドのコア幅
は約8μmに設定している。
【0052】
【表1】 この場合、上記表1のように、AGCを交互に書いた方
が、重ね書きの相殺の影響がでづらい。図19〜図28
は、図18のタイミングに従って書き込まれるサーボパ
ターンの書き込み手順を示す図である。
【0053】図19〜図28では、データヘッドの位置
を順次移動させながら、データ面サーボを利用すること
により、ハッチングで示した部分に対し表1の手順1〜
8に従って位置ずれ検出用のサーボパターンが順次書き
込まれる。ここで、インデクス セクタ(INX SC
T)はデータを読み取るためのタイミングを設定するた
めの基準クロックとなる。
【0054】図19〜図28は、図18のタイミングに
従って書き込まれるサーボパターンの書き込み手順を示
す図である。さらに詳しく説明すると、表1に示すよう
な書き込み手順1〜10にそれぞれ対応する図19〜図
28において、サーボ面サーボ測定用シリンダ0と2つ
のダミーシリンダ1,−1との間でヘッドを周期的に移
動させることにより上記サーボパターンが順次書き込ま
れる。これらの図19〜図28の各々において、粗いハ
ッチングの部分は書き込み動作がたった今完了した領域
を示し、細かいハッチングの部分は、以前の書き込み手
順でサーボパターンが既に書き込まれている領域を示し
ている。
【0055】例えば、図19に示す書き込み手順1が実
行される直前は、サーボパターンがまだ書き込まれてい
ない状態にある。最初の書き込み段階として、書き込み
手順1が実行されると、図19のヘッドの位置に対応す
るサーボパターンが、図20の粗いハッチングにより示
す領域に書き込まれる。次の書き込み段階として、書き
込み手順2が実行されると、図20のヘッドの位置に対
応するサーボパターンが、図21の粗いハッチングによ
り示す領域に書き込まれる。この場合、書き込み手順2
で書き込まれたサーボパターンは、書き込み手順1で書
き込まれたサーボパターンと一部重なり合っている。さ
らに、図21〜図28に順次示すように、測定用シリン
ダ0を中心としてダミーシリンダ1およびダミーシリン
ダ−1の方へヘッドを交互に移動させることにより、こ
れら2つのダミーシリンダに対しほぼ同じ割合でサーボ
パターンが連続的に書き込まれる。このようにして、最
終的に図28に示すように、すべての検出領域にわたり
サーボパターンを書き込むことができる。
【0056】図29は、本発明の第3好適実施例の動作
を具体的に示すフローチャートである。図29におい
て、2相のサーボパターンを用いてデータヘッドの位置
ずれ検出を行う場合、まず初めに、前述のように磁気デ
ィスク装置の基準クロック信号であるインデックス セ
クタ(INX SCT)によりタイミングを取り、この
タイミングに従ってデータB−A,D−Cを読み取る
(ステップ1)。この場合、最初に読み取るデータをB
−AまたはD−Cに予め固定しておく(ここでは、B−
Aとする)。セクタカウンタが偶数になった時点で、デ
ータを読み取る準備をする。(ステップ2)。その後、
1相めのデータB−Aを読み取り動作により取り込んで
RAMに格納する。ただし、この一連の動作は、AG
C.HOLD時間中でかつデータのホールドリセットが
入る前に完了するようにしなければならない(ステップ
3)。ここで、ステップ4において、ステップ1と同様
にインデックス セクタによりタイミングを取る。さら
に、2相めのデータD−Cを取り込んでRAMに格納す
る。(ステップ5)。さらに、RAMに格納された2種
のデータB−A,C−Dを比較し、よりリニアリティの
優れたデータを選択し、真の位置ずれデータとしてRA
Mに格納する(ステップ6)。
【0057】すなわち、まず、図18のINX SCT
のタイミングでデータB−A、すなわちサーボB−Aを
読込み、AGC2のタイミング中にMPUのRAMに格
納し、次にデータD−C、すなわちサーボD−CをAG
C1のタイミング中に読込んで2つのサーボのどちらを
使用するか判断し、補正値を算出してMPUのRAMに
格納する。
【0058】このような動作をトラック1周×各ヘッド
ごとに行い、目的トラックへの位置決めの際にRAMよ
り読み出し、補正を行う(ステップ7、ステップ8)。
図30は、図18において起こり得るさまざまなヘッド
位置を示す図である。ここでは、(1)〜(5)の5種
のヘッド位置を想定する。図31は、本発明の第3実施
例の動作を具体的に示すための各ヘッド位置(1)〜
(5)における読み取り波形図である。図31において
はと、データヘッドがオントラックにある場合(ヘッド
位置(3))、すなわち、データヘッドの位置ずれがな
い場合には、タイミングDの検出電圧VD が最小になる
と共に、VAとVB が等しくなる。また一方で、オフト
ラックの度合いが大きくなるにつれて(ヘッド位置
(2)→(1),(4)→(5))、上記検出電圧VD
が大きくなる。
【0059】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
測定用シリンダの外周側や内周側に、複数のシリンダに
わたるヘッド位置ずれが検出できるような複数種のパタ
ーンを予め割り付けておき、これらの複数種のパターン
をデータ面サーボとして用いることにより、回転する円
板(媒体)の偏心およびヘッド間のずれの最大補正量を
あげることができ、大容量磁気ディスクにおける、正確
かつ高速な位置決めを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1好適実施例を示す回路のブロック
図である。
【図2】本発明の第1好適実施例のサーボパターンを示
す図である。
【図3】本発明に適用されるディスク装置を一部切断し
て示す平面図である。
【図4】図3の断面側面図である。
【図5】図2をより具体的に説明するための図である。
【図6】図5の一連の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図7】図5の動作の前半部を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】図5の動作の後半部を説明するためのフローチ
ャートである。
【図9】本発明の第2好適実施例を示す回路のブロック
図である。
【図10】本発明の第2好適実施例のサーボパターンを
示す図である。
【図11】図10をより具体的に説明するための図であ
る。
【図12】図11の一連の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図13】図10の効果を説明するための図である。
【図14】本発明の第3好適実施例を説明するための図
である。
【図15】図14におけるサーボパターンから読み出し
た第1の位置情報を示す図である。
【図16】図14におけるサーボパターンから読み出し
た第2の位置情報を示す図である。
【図17】図15および図16の位置情報を合成した結
果を示す図である。
【図18】図14の書き込み動作および読み出し動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図19】図18のタイミングに従って行われる表1の
書き込み手順1を示す図である。
【図20】図18のタイミングに従って行われる表1の
書き込み手順2を示す図である。
【図21】図18のタイミングに従って行われる表1の
書き込み手順3を示す図である。
【図22】図18のタイミングに従って行われる表1の
書き込み手順4を示す図である。
【図23】図18のタイミングに従って行われる表1の
書き込み手順5を示す図である。
【図24】図18のタイミングに従って行われる表1の
書き込み手順6を示す図である。
【図25】図18のタイミングに従って行われる表1の
書き込み手順7を示す図である。
【図26】図18のタイミングに従って行われる表1の
書き込み手順8を示す図である。
【図27】図18のタイミングに従って行われる表1の
書き込み手順9を示す図である。
【図28】図18のタイミングに従って行われる表1の
書き込む手順10を示す図である。
【図29】図18の一連の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図30】図18において起こり得るさまざまなヘッド
位置を示す図である。
【図31】図30の各ヘッド位置における読み取り波形
の具体例を示す図である。
【図32】従来技術の一例を説明するためのブロック図
である。
【図33】従来技術のサーボパターンを示す図である。
【符号の説明】
1…データヘッド 2…増幅回路 3,4…ピークホールド回路 6…差動増幅回路 7…A/D変換回路 24…第1プロセッサ 25…比較回路 26…タイミング発生回路 27…第2プロセッサ 50…磁気ディスク 52…トラック 54…測定用シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清野 治美 山形県東根市大字東根元東根字大森5400 番2 株式会社山形富士通内 (56)参考文献 特開 平2−278580(JP,A) 特開 平2−101686(JP,A) 特開 昭63−133366(JP,A) 特開 平2−198075(JP,A) 特開 平3−120676(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/10 G11B 5/596

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクのデータ面に形成された複数の
    トラック中の測定用シリンダに記録されているサーボ情
    報を読取って、該測定用シリンダに対するデータヘッ
    ドの位置ずれ量の検出を行うディスク装置において、 該測定用シリンダは、前記データ面の外周側もしくは内
    周側またはその両方の側の少なくとも3つ以上のトラッ
    クにわたる領域からなり前記測定用シリンダの前記領
    に前もって割り付けられた複数種のサーボ情報に関す
    るパターンを複数回読み取る手段と、前記 複数種の前記パターンの一部の組み合せをもとに前
    記データヘッドの前記測定用シリンダからの概略的な位
    置ずれ量を検出する手段と、 前記複数種の前記パターンの他の部分における組み合せ
    をもとに前記データヘッドの詳細な位置ずれ量を検出す
    る手段と、 前記の概略的な位置ずれ量および詳細な位置ずれ量 を比
    較し合計して前記データヘッドの正確な位置ずれ量を検
    出する手段とを備えることを特徴とするヘッドの位置ず
    れ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記測定用シリンダの中心から、中心振
    り分けで該データヘッドのコア幅を単位として、該測定
    用シリンダの外周側と内周側とに連続して複数の領域
    (10)〜(16)を割り付け、該複数の領域(10)
    〜(16)を夫々区別して検出する複数の第1のパター
    ン(17)〜(19)の組合わせを記録すると共に、
    該各領域(10)〜(16)の境界線と、該各領域(1
    0)〜(16)の中心線を夫々中心として外周側と内周
    側に振り分けて、該データヘッドの位置ずれ量検出用の
    第2のパターン(20)〜(23)を記録する手段と、 該測定用シリンダに対するデータヘッドの位置ずれ量と
    して、該データヘッドが読取った前記複数の第1のパ
    ターン(17)〜(19)の組合わせから検出した領
    域内におけるデータヘッドの位置ずれ量を、前記位置ず
    れ量検出用の第2のパターン(20)〜(23)から検
    出する手段とをさらに備える請求項記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記測定用シリンダの中心から、外周側
    に第1のサーボ情報(A1)と、内周側に第2のサーボ
    情報(B1)とを記録する手段と、 該測定用シリンダの中心から外周側と内周側に夫々該デ
    ータヘッドのコア幅のほぼ1/2ずつ離れた位置から、
    第1のサーボ情報(A2)を記録すると共に、第2のサ
    ーボ情報(B2)を該測定用シリンダの中心から外周側
    と内周側に夫々該データヘッドのコア幅のほぼ1/2の
    長さで記録する手段とをさらに備える請求項記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記測定用シリンダの中心から外周側と
    内周側に夫々該データヘッドのコア幅ずつ離れた位置か
    ら、第1のサーボ情報(A3)を記録すると共に、第2
    のサーボ情報(B3)を該測定用シリンダの中心から内
    周側に夫々該データヘッドのコア幅の長さで記録する手
    段と、 該測定用シリンダの中心から外周側と内周側に夫々該デ
    ータヘッドのコア幅の1.5倍ずつ離れた位置から、第
    1のサーボ情報(A4)を繰り返し記録すると共に、第
    2のサーボ情報(B4)を該測定用シリンダの中心から
    外周側と内周側に夫々該データヘッドのコア幅の1.5
    倍の長さで繰り返し記録し、前記第1のサーボ情報と第
    2のサーボ情報との境界線を該データヘッドのコア幅の
    1/2ずつ該測定用シリンダの中心から外周側と内周側
    に夫々順次ずらしたサーボパターンを形成する手段とを
    さらに備え、 前記測定用シリンダに対するデータヘッドの位置ずれ量
    は、前記第1のサーボ情報と第2のサーボ情報との境界
    線毎に、該データヘッドの位置ずれ量を検出することに
    より検出する請求項記載の装置。
  5. 【請求項5】 ディスクのデータ面に形成された複数の
    トラック中の測定用シリンダに記録されているサーボ情
    報を読取って、該測定用シリンダに対するデータヘッ
    ドの位置ずれ量の検出を行うディスク装置において、 該測定用シリンダは、前記データ面の外周側もしくは内
    周側またはその両方の側の少なくとも3つ以上のトラッ
    クにわたる領域からなり、前記測定用シリンダの前記領
    に前もって割り付けられた複数種のサーボ情報に関す
    るパターンを複数回読み取るステップと、前記 複数種の前記パターンの一部の組み合せをもとに前
    記データヘッドの前記測定用シリンダからの概略的な位
    置ずれ量を検出するステップと、 前記複数種の前記パターンの他の部分における組み合せ
    をもとに前記データヘ ッドの詳細な位置ずれ量を検出す
    るステップと、 前記の概略的な位置ずれ量および詳細な位置ずれ量 を比
    較し合計して前記データヘッドの正確な位置ずれ量を決
    定するためのステップとからなることを特徴とするヘッ
    ドの位置ずれ検出方法。
  6. 【請求項6】 前記測定用シリンダの中心から、中心振
    り分けで該データヘッドのコア幅を単位として、該測定
    用シリンダの外周側と内周側とに連続して複数の領域
    (10)〜(16)を割り付け、該複数の領域(10)
    〜(16)を夫々区別して検出する複数の第1のパター
    ン(17)〜(19)の組合わせを記録すると共に、
    該各領域(10)〜(16)の境界線と、該各領域(1
    0)〜(16)の中心線を夫々中心として外周側と内周
    側に振り分けて、該データヘッドの位置ずれ量検出用の
    第2のパターン(20)〜(23)を記録する過程と、 該測定用シリンダに対するデータヘッドの位置ずれ量と
    して、該データヘッドが読取った前記複数の第1のパ
    ターン(17)〜(19)の組合わせから検出した領
    域内におけるデータヘッドの位置ずれ量を、前記位置ず
    れ量検出用の第2のパターン(20)〜(23)から検
    出する過程とを含む請求項記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記測定用シリンダの中心から、外周側
    に第1のサーボ情報(A1)と、内周側に第2のサーボ
    情報(B1)とを記録する過程と、 続いて該測定用シリンダの中心から外周側と内周側に夫
    々該データヘッドのコア幅のほぼ1/2ずつ離れた位置
    から、第1のサーボ情報(A2)を記録すると共に、第
    2のサーボ情報(B2)を該測定用シリンダの中心から
    外周側と内周側に夫々該データヘッドのコア幅のほぼ1
    /2の長さで記録する過程と、 前記測定用シリンダの中心から外周側と内周側に夫々該
    データヘッドのコア幅ずつ離れた位置から、第1のサー
    ボ情報(A3)を記録すると共に、第2のサーボ情報
    (B3)を該測定用シリンダの中心から内周側に夫々該
    データヘッドのコア幅の長さで記録する過程と、 続いて該測定用シリンダの中心から外周側と内周側に夫
    々該データヘッドのコア幅の1.5倍ずつ離れた位置か
    ら、第1のサーボ情報(A4)を記録すると共に、第2
    のサーボ情報(B4)を該測定用シリンダの中心から外
    周側と内周側に夫々該データヘッドのコア幅の1.5倍
    の長さで記録する処理を繰り返して、順次前記第1のサ
    ーボ情報と第2のサーボ情報との境界線を該データヘッ
    ドのコア幅の1/2ずつ該測定用シリンダの中心から外
    周側と内周側に夫々順次ずらしたサーボパターンを形成
    する過程とを含む請求項記載の方法。
  8. 【請求項8】 ディスクのデータ面に形成された測定用
    シリンダに記録されているサーボ情報を読取って、該
    測定用シリンダに対するデータヘッドの位置ずれ量の検
    出を行うディスク装置において、 該測定用シリンダの外周側および内周側の所定の領域に
    前もって書き込まれた複数種のサーボ情報に関するパタ
    ーンを、複数の相に分けてそれぞれ異なったタイミング
    で読み取る手段と、 各相で読み取ったパターンを比較してよりリニアリティ
    に優れたパターンを前記位置ずれ量の真のデータとして
    選択する手段とを備えることを特徴とするヘッドの位置
    ずれ検出装置。
  9. 【請求項9】 ディスクのデータ面に形成された測定用
    シリンダに記録されているサーボ情報を読取って、該
    測定用シリンダに対するデータヘッドの位置ずれ量の検
    出を行うディスク装置において、 該測定用シリンダの外周側および内周側の所定の領域に
    前もって書き込まれた2種のサーボ情報に関するパター
    ンを、2相にそれぞれ分けて交互に読み取る手段と、 前記2相の各々で読み取ったパターンを比較してよりリ
    ニアリティに優れたパターンを前記位置ずれ量の真のデ
    ータとして選択する手段とを備えることを特徴とするヘ
    ッドの位置ずれ検出装置。
  10. 【請求項10】 ディスクのデータ面に形成された測定
    用シリンダに記録されているサーボ情報を読取って、
    該測定用シリンダに対するデータヘッドの位置ずれ量の
    検出を行うディスク装置において、 該測定用シリンダの外周側および内周側の所定の領域に
    前もって書き込まれた複数種のサーボ情報に関するパタ
    ーンを、複数の相に分けてそれぞれ異なったタイミング
    で読み取るステップと、 各相で読み取ったパターンを比較してよりリニアリティ
    に優れたパターンを前記位置ずれ量の真のデータとして
    選択するステップとからなることを特徴とするヘッドの
    位置ずれ検出方法。
  11. 【請求項11】 前記複数種のパターンの読み取り動作
    以外の処理は、自動利得調整のタイミングで実行される
    請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 ディスクのデータ面に形成された測定
    用シリンダに記録されているサーボ情報を読取って、
    該測定用シリンダに対するデータヘッドの位置ずれ量の
    検出を行うディスク装置において、 該測定用シリンダの外周側および内周側の所定の領域に
    前もって書き込まれた2種のサーボ情報に関するパター
    ンを、2相にそれぞれ分けて交互に読み取るステップ
    と、 前記2相の各々で読み取ったパターンを比較してよりリ
    ニアリティに優れたパターンを前記位置ずれ量の真のデ
    ータとして選択するステップとからなることを特徴とす
    るヘッドの位置ずれ検出方法。
  13. 【請求項13】 前記2種のパターンの読み取り動作以
    外の処理は、自動利得調整のタイミングで実行される請
    求項12記載の方法。
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