JPS621321A - 無調整化電圧制御発振器 - Google Patents

無調整化電圧制御発振器

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JPS621321A
JPS621321A JP60139179A JP13917985A JPS621321A JP S621321 A JPS621321 A JP S621321A JP 60139179 A JP60139179 A JP 60139179A JP 13917985 A JP13917985 A JP 13917985A JP S621321 A JPS621321 A JP S621321A
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三浦 邦昭
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福島 勇夫
Eiji Moro
栄治 茂呂
Shigeaki Kanari
金成 重明
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、シリコンウェハ上などに形成するモノリシッ
クIC内に、電圧制御発振器を集積化する場合に、抵抗
値および容量値のばらつきを自己補正し、その発振中心
周波数および電圧−周波数変換利得の調整を不要ならし
めた無調整化電圧制御発振器に関するものである。
〔発明の背景〕
本発明による電圧制御発振器を適用する事で特に効果の
あるVTR(ビデオテープレコーダ)を例にとり、本発
明の詳細な説明する。まず、VTRの記録および再生シ
ステムを、「ホームビデオ技術」 (昭和55年4月2
0日 日本放送出版協会 P94)等に基づき以下、説
明する。
第2図は、VTRの記録信号処理回路を示すブロック図
である。
同図において、端子1より入力されたカラー映像信号は
AGC回路2で振幅が制御される。そしてLPF (ロ
ーパスフィルタ)3を通過した輝度信号はFM変調回路
4によりFM変調された後、1(PF (バイパスフィ
ルタ)5を通過し、加算回路11へ供給される。
一方、搬送色信号はBPF (バンドパスフィルタ)6
で分離され、ACC回路7で振幅が制御された後、バー
スト信号増幅回路8により、バースト信号のみが約−6
dB増幅される。
この信号は周波数変換回路9に加えられ、BPF23か
らのキャリア信号fcにより周波数変換されLPFIO
の出力に40fo(fnは水平走査周波数)の低域周波
数の色信号が得られる。この信号は、加算回路11によ
り、HPF5からのFM変調された輝度信号と混合され
、記録増幅回路12.磁気ヘッド13を介して磁気テー
プ(図示せず)に記録される。
キャリア信号fcは以下のように作成される。
第2図において、電圧制御発振器(以下VCOと略す)
199位相比較回路(以下p、cと略す)18、分周回
路20はAFCループを形成し、VCO19は同期信号
分離回路14より得られる水平同期信号の周波数f、の
160倍の発振周波数で発振している。
このVCO19の出力は、分周回路21に入力され、1
74分周され40fHの信号にすると同時に水平走査期
間ごとに90度ずつ位相をまわしている。
他方VCO17,P、C16はAPCループを形成し、
バースト信号(3,58MHz)に同期した周波数3.
58MHzの信号f、を周波数変換回路22に供給する
周波数変換回路22には分周回路21からの40fnの
信号とf、が供給され、周波数変換されて、BPF23
により和周波数成分を選択して、キャリア信号fc =
40 fH+fsを作成している。従って、このキャリ
ア信号fc ”40fH+f、とバースト信号増幅回路
8からの搬送色信号f、とを周波数変換回路9で周波数
変換し、その差成分をLPFIOで選択すれば40fH
の低域周波数に変換された色信号が得られる。
ここでバースト信号増幅回路8とP、C16は同期信号
分離回路14からの水平同期信号をパーストゲートパル
ス発生回路15によってバースト信号のタイミングと時
間的にほぼ一致するように遅延して得たパルスでもって
制御する。すなわち、バースト信号増幅回路8ではバー
スト信号のみ6dB増幅させ、P、C16ではバースト
信号に位相同期させた信号f、を発生させる。
第3図は、第2図に示す記録回路で記録した信号を元の
映像信号に再現するための再生信号処理回路を示す。
同図において、磁気テープ(図示せず)に記録された信
号は磁気ヘッド13で検出され、前置増幅器24で増幅
された後、FM変調された輝度信号はキャリア周波数近
傍をピーキングするピーキング回路25を介し、FM復
調器26とLPF3により、元の輝度信号に復調される
一方低域周波数に変換された色信号は、LPF27で抽
出され、周波数変換回路28に加えられる。
周波数変換回路28には、キャリア信号fc′が入力さ
れているため、BPF6で差周波数成分を取り出し、A
CC回路30でもって信号レベルが制御される。この信
号はバースト信号低減回路31によりバースト信号のみ
6dB減少させることにより、元の搬送色信号に戻して
いる。さらに、信号のS/Nを改善するためくし形フィ
ルタ32を通し、輝度信号と加算回路33にて混合して
出力端子34に元の映像信号が再現される。
ここでカラー信号の時間軸変動の補正を行なうためのキ
ャリア信号fc′を作成する信号処理回路について説明
する。
VCOI9は、くし形フィルタ32の出力からの再生信
号の中のバースト信号と、3.58MHzで発振する水
晶発振器36の出力信号どをP、C3’5で位相比較し
て得られた誤差電圧でもって制御され、その発振周波数
は、160fHを中心に上記誤差電圧に応じた周波数1
60 fH±Δf′となる。
VCOI9の出力信号は、分周回路37で174分周さ
れ、周波数変換回路38に入力される。そして水晶発振
器36からの信号f、でもって周波数変換され、その和
周波数成分がB P−F 39より取り出され、周波数
変換回路28に加えられるべきキャリア信号f、′が得
られる。
今、磁気ヘッド13から再生され、LPF27を通過さ
せた色信号が時間軸変動を持ち、その周波数が(40f
H+Δf)であるとすると、周波数変換回路2日に加え
られるキャリア信号がf、′=40fH+Δf+f、で
あれば、BPF6に出力さ゛れる搬送色信号はfsとな
り時間軸変動成分Δfが除去されることになる。
キャリア信号fc′がfc′=4of)I+Δf+f3
になるためには、VCOI9の発振周波数は4(40f
H+Δf)になるように制御されればよい(4Δf=Δ
f ’)、、:(7)VCOI 9は水晶発振器36の
出力f、α3.58MHzの基準信号と、再生搬送色信
号のバースト信号をパーストゲート回路15で取り出し
たバースト信号とをP、C35で位相比較し、その誤差
信号によって制御される。
ここでバースト信号低減回路31とP:C35は同期信
号分離回路14からの水平同期信号とパーストゲートパ
ルス発生回路15によってバースト信号のタイミングと
時間的にほぼ一致するように遅延して得たパルスでもっ
て制御する。
以上に述べたVTRの記録および再生信号処理回路にお
いて、VCOI9は記録時にAFCループのVCOとし
て働らき、再生時にはAPCループのVCOとして働ら
いている。VCO19の性能はAFCとAPCの性能を
決定する上で非常に重要である。特にループを開いた時
の発振周波数である発振中心周波数と電圧に対する周波
数変換の利得である発振周波数感度は重要なパラメータ
である。
本発明は、このような意味でVTRなどにおいて特に意
義のある電圧制御発振器の改良に関するものである。
次に第2図におけるVCOI9として用いられる如き、
電圧制御発振器の従来例について、第4図を参照して説
明する。
第4図には、第2図におけるP、C18とVCOI9の
具体的rc化例を示しである。第4図上半分に示したP
、C18は良く知られたマルチプライヤで入力端子40
 (40a、  40 b)と41 (41a、41b
)の各入力信号を乗算することにより位相差を検出し、
トランジスタ42のコレクタに乗算信号(位相差信号)
を出力する。なお、GはIC化回路基板の縁を示してい
る。
トランジスタ42のコレクタは、基準電位E0から負荷
抵抗46を介して電位が与えられている。
さらにICビン43を介して、抵抗44と容量45から
構成される外付はフィルタにより高周波数成分を除去し
、トランジスタ57のベースに制―信号が印加される。
次に第4図下半分に示したリングオシレータ型VCO1
9の動作を説明する。トランジスタ50と51.トラン
ジスタ52と53.トランジスタ54と55はそれぞれ
インバータを構成する。トランジスタ50.52.54
のコレクタ電流■はこれらトランジスタとカレントミラ
ー関係のトランジスタ56のコレクタ電流■に等しい。
ここでICの外付は抵抗59の抵抗値をRとすれば、次
式の関係が得られる。
Eo −Vat ■=□         ・・・・・・(1)なおVm
Kはトランジスタ57のベース−エミッタ間電圧で約0
.7V、 E、はこの場合、トランジスタ57のベース
電位Eである。
容量61.62.63はそれぞれ容量値Cで、これらの
容量はトランジスタ50〜55により充放電されるため
、一定の時間遅れが生じる。インバータは奇数段である
から1・巡した時インバータでの遅れ時間のため、正帰
還となり、発振する。
第5図にインバータa、b、c点の波形を示す。
トランジスタ51,52.53がOFFからONに転じ
るに要する時間t0は、容量61,62゜63に電荷が
充電されるに要する時間に注目すると、 ■ 発振出力の周期T(発振周波数f)とすると、T”3t
o               ・・・・・・(3)
式(1)、 (2)、 (3)より となる。
ICピン43の、位相検波出力信号を±ΔEとすると、
トランジスタ57のベース電位Eは、E=E、±ΔE 
          ・・・・・・(5)となる。
aE   3CRVIE となる。
ところで・容量61・ 62.63の各容量値Cの絶対
値は±(10〜15)%ばらつく事が知られている。そ
こで、外付は抵抗59の抵抗値Rを調整して、トランジ
スタ57のベース電位EがE。
の場合の発振中心周波数fcを調整する。
ここで注目すべき点は発振中心周波数f、と発い。これ
は、第4図に示すように、VCO19の制御入力は、I
Cピン43を介して外付はフィルタと接続しており、I
Cピン43に重畳されたノイズの影響を小さくするため
である。発振周波数19の出力が変調される。その結果
記録時には入力のバースト信号との同期が充分にとれず
、再生時には時間軸補正が充分に行なえないという欠点
がある。
すなわち、従来のリングオシレータ型の回路では次のよ
うな欠点があった。
(1)発振中心周波数を調整するために、外付けの抵抗
によって調整する必要がある。
(2)発振周波数感度が自由に選択出来ない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、I
C化容量、IC化抵抗のばらつきを自己補正し発振中心
周波数の無調整化が可能であると同時に、発振周波数感
度を発振中心周波数とは独立に自由に選択出来るように
した無調整化電圧制御発振器を提供する事にある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明では、発振中心周波数
と発振周波数感度を独立に選定出来ると同時に、これら
の値を決めるIC内の抵抗値と容量値のばらつきを自動
的に補正するシステムにより、発振中心周波数と発振周
波数感度の無調整化が可能な集積化電圧制御発振器を実
現した。
〔、発明の実施例〕
次に本発明の詳細な説明するわけであるが、その前に、
第6図〜第8図を参照して、本発明において用いる無調
整システム、すなわち■90の発振周波数を決める容量
値と抵抗値の積CR積の絶対値ばらつきを自動的に補正
する無調整システムについて説明しておく。
第6図は、本発明において用いる無調整システムを示す
ブロック図である。
同図において、基準発振器701位相検波器71、LP
F72.VCO73より成るPhase−Locked
 L oop  (以下PLLと略す)により構成され
る自己補正信号発生ブロック74と、これに制御される
VCO75より構成されるものとして無調整システムが
示されている。
ここでVCO73とVCO75は抵抗値r1と容量値C
5の積C,r、の関数により発振周波数が定まる回路構
成とする。
すなわち、VCO73(7)発振周波数ft、VCO7
5の発振周波数F、に、、  Kzは定数とじた場合、 K。
C1r。
の関係になるようにする。
ここで特に注目すべき点は、VCO73とVCO75の
容量値C8は、容量として可変容量ダイオードを用い可
変出来る事である。これは自己補正信号76をVCO7
3とVCO75の可変容量ダイオードに印加する事で、
容量値を変化させる。
以下に動作を説明する。基準発振器70よりある一定の
基準周波数f0の信号が位相検波器71に入力される。
位相検波器71は基準周波数f0とVCO73の発振周
波数゛f、の信号間の位相差を比較により求める。そし
て、この位相差によって生じる位相検波器71の出力は
LPF72で平滑され、VCO73の発振周波数f、を
基準周波数f0に一致させる作用、すなわちPLLの役
目を果たす。
その結果、VCO73の可変容量ダイオードには一定の
電圧が印加され、容量値はある値になる。
すなわち、VCO73の発振周波数f1を決めるC、r
、のばらつきが容量値C8を自己補正する事で吸収され
る。
同−ICチップ内のIC化素子は比精度よく構成できる
ので、式(61,(7)のC1rlばらつきは同じ程度
になる。したがって、VCO73の可変容量を制御する
自己補正信号76をVCO75に印加する事で、VCO
75のC1r、ばらつきを自動的に吸収できることとな
る。
このシステムを実現する回路形式として、VCO73と
VCO75はエミッタ結合形マルチバイブレークが使用
されている。以下第7図を用いて、その動作原理を説明
する。
第7図は第6図におけるVCOの具体的回路例を示す回
路図である。
なお、第7図の回路動作波形を第8図に示す。
第8図(A)、 (B)、 (C)、 (D)はそれぞ
れ第7図”a +  vb +  VCI  v(1の
発振波形である。
第7図において、可変容量ダイオード84および85の
アノード側を共通とし、カソード側をトランジスタ89
のコレクタおよびトランジスタ90のコレクタにそれぞ
れ接続する。抵抗87と88の値は等しく、R1である
。この時、抵抗87゜88に流れる電流値は等しく、こ
れを11とする。
また容量84と85の容量値を2 C+ とすれば、こ
の回路の発振周期Tは、 発振周波数fは T    4 C+(Vcc  Va )と表わされる
。また周波数制御端子82に加えられた電圧をEとすれ
ば、 E−V、E 11−□        ・旧・・(1o)R。
なおVaEはトランジスタ89と90のベース−エミッ
タ間電圧である。
式(91,(10)より 式(11)より第7図の発振器の発振周波数fはC,R
1積に逆比例することがわかる。
a E    4 Cr R+(Vcc  Va )と
なる。
上記のエミッタ結合形マルチバイブレークをVCO73
とVCO75のそれぞれに使用する事で発振中心周波数
を調整する必要がなくなる。しかし、先に述べたように
、発振周波数感度が自由に選択出来ないという問題点は
、依然残る。本発明は、要するにこの問題点を解決した
ものと云うことができる。
以上で、本発明において用いる無調整システムが理解で
きたと思われるめで、以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。
これまで説明した所と同じ機能を有する部分には同一番
号を付しである。すなわち、第6図に示した自己補正信
号発生ブロック74を構成する要素回路としてのVCO
73(他の要素回路は図示せず)、コれに制御されるV
CO75,P、C18゜外付はフィルタ用のrcピン4
3、゛基準電j立発生回路91から成るものとして本発
明の一実施例を示しである。
基準電位発生回路91の中で、抵抗94は抵抗値R&、
抵抗95は抵抗値R7である。電源電圧を■。6.トラ
ンジスタ96と97のベースとエミッタ間電圧を■1と
すれば、基準電位E0は下記のようになる。
またVCO73とVCO75は、抵抗121と抵抗12
2の抵抗値R0と抵抗107と抵抗108の抵抗値R1
と抵抗109と抵抗110の抵抗値R2が異なるのみで
他の回路構成素子は、同一形式かつ同一値とする。
第9図は、便宜上、第1図におけるVCO75を特に取
り゛出し拡大して示した回路図である。
第9図に示したvCOは従来例として第7図に示したエ
ミッタ結合型のマルチバイブレークから成るVCOと基
本的には同様の動作を行なう。しかし、回路の工夫によ
り、発振中心周波数fcとだ点が従来と異なっている。
以下に動作を説明する。電源電圧をVCC、トランジス
タ100のエミッタ電位をV、、)ランジスタ101の
エミッタ電位およびトランジスタ102のエミッタ電位
を■2、可変容量ダイオード111と112の容量値を
C、トランジスタ103のコレクタ電流およびトランジ
スタ104のコレクタ電流を■いトランジスタ105の
コレクタ電流およびトランジスタ106のコレクタ電流
をIz、発振周波数をFとすると、次式が成立する。
また抵抗107および抵抗108の抵抗値をR8、抵抗
109および抵抗110の抵抗値をR2、抵抗113の
抵抗値をR3、抵抗114の抵抗値をRa、抵抗115
の抵抗値をR3、端子116および端子117のから次
式らが得られる。
1 + = ko Vcc/ R+         
−−(15)I z = ko Vcc/’Rz   
 ’     −−(16)V+ =に+ VCCVI
E        ・・・・・・(エフ)Vz = k
z Vcc  VIE        ・”−(18)
なお ko =Rt /CRb + Ry)      ・・
・・・・(20)k+ =CRa + Rs)/(Ri
 + R4+ R5)・・・(21)kz ”Rs /
(’R2+R4+Rs)   ・・・・・・・(22)
式(19) 、 (20) 、 (21) 、 (22
)より判るように、発振周波数Fは、抵抗比に、、に、
、ktと容量および抵抗の積CR(R= R+ //R
t )により定まる。
他方、VCO73の発振周波数fは、抵抗121と12
2の抵抗値をRoとした場合、上記と同様の解析により
次式となる。
2(ki −kz)c −RO よって、前述の自己補正システムによって、■C073
の発振周波数fは基準周波数f0と等し値をVCO73
ではC1VCO75ではC′と異の比によって発振周波
数を決める事も可能である。
その場合には、以下に述べる問題が生じる。IC化され
た可変容量ダイオードの構造を第10図に示す。基本的
構成については、良く知られているのでここでは説明し
ないが、pn接合ダイオードcJ、c、′、c、が形成
されるため、第11図に示す等価回路となる。C3は端
子Aとアースされた基板との間に生じる寄生容量である
。この値は、C1,cj”と必ずしも対応がとれず、可
変容量ダイオードを設計する場合に、その値の見積りは
非常に困難である。
第9図においては、この寄生容量は111 a 、11
2aで示され、容量111と112の容量値を見かけ上
、変化させる。以上の事から、VCO73とVC○75
で使用する容量値を同じにする事で、VCO73の寄生
容量による影響とVCO75の寄生容量による影響を打
消す事が可能となるため、VC073とVCO75の容
量値は等しい方が望ましい。
第1図のICピン43では、P、C18により検波され
た信号を外付は抵抗44と容量45により構成されたフ
ィルタにより高周波成分を除去する。
この信号ΔEは、抵抗46を介して、基準電位発生回路
91に接続しているため、トランジスタ106゜105
の各ベース電位Eは E=E、±ΔE          ・・・・・・(2
4)と表わされる。
したがって、第9図の端子117に式(24)で示さ抵
抗比k。、に+ 、kzと容量および抵抗の積CR2に
より定まる。このCR2のばらつきは、前述の自己補正
システムを使用する事で、補正可能である。
以上述べたように、本発明では、抵抗値R1とR2を適
当に選ぶ事で、発振周波数f3発振周波次に第12図に
本発明の別の実施例を示す。第12図に示した実施例が
第1図に示したそれと異なる点はブロック99が追加さ
れている点である。
ブロック99は基準電位発生回路とスイッチ回路より構
成される。ブロック99を拡大して示した第13図にお
いて抵抗124は抵抗値R6,抵抗125は抵抗値R7
+電源電圧をVcc、  I”ランジスタ126と12
7のベースとエミッタ間電圧をV114とすれば、基準
電位E0は前記(13)式と同じように表わされる。
第13図において、トランジスタ135は端子136に
電圧(0,7V以上)を印加すると、ON状態になり、
電圧を印加しない場合はOFF状態である。
トランジスタ131と132のヘース点v、の電位はト
ランジスタ135のO’N、OFFにより変化する。
抵抗133の抵抗値R8,抵抗134の抵抗(ii R
9とすると、端子136に電圧を印加した場合、v3の
電位をV3とすると V3 =Vcc−R9/ (R8+R9)ここで (E、 −V3 ) < 0.7 であれば、トランジスタ131と132はOFF状態で
ある。したがって基準電圧E0ば抵抗4Gに印加されな
い。
次に端子136に電圧を印加しない場合のv3の電位を
v4とすると V4 =EO+ 0.7 よって、トランジスタ131 と132のベースには、
次式の電流i、が流れる。
is = (V(CV4 ) / 2 ・R51llは
トランジスタ126と127に流れ込むため、Eoは変
化し、E0′となる。したがって、トランジスタ135
のON、OFFに応じて、基準電圧が、EoとE0′に
変化する。
したがって、この基準電圧をVCO73とVC075の
定電源バイアスライン100にすると、トランジスタ1
35のON、OFFに応じて、vc。
75とVCOlooの発振周波数が変動する。もちろん
自己補正回路により、VCO75とV CO100の発
振周波数が所望値に収束するが、過渡時には発振周波数
が変動する事があり、好ましくない。
そこで第12図に示すように、定電源バイアスライン1
00を基準電位発生回路91より供給し、抵抗46のみ
基準電位発生回路99より供給する。
なお本発明では、自己補正信号発生ブロックの基準発振
器70として、記録時にはバースト信号に同期したVC
O17の出力信号を使用し、再生時には水晶発振器36
の出力信号を使用している。
また第13図において、端子136にはパーストゲート
パルスを反転させた信号を供給し、パーストゲートパル
ス期間のみ抵抗46に基準電圧が供給されるように動作
させている。
以上の説明はVTRで使用するVcOについて述べたが
、本発明は、VTRに限る事なく、一般的なVCOすべ
てに利用出来る技術である事は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、発振中心周波数と周波数変換利
得をそれぞれ独立に最適値に選べると同時に、それぞれ
の無調整化が可能となり、vc。
の低コスト化に大きく寄与出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は普通
のVTRの記録信号処理回路を示すブロック図、第3図
は普通のVTRの再生信号処理回路を示すブロック図、
第4図は従来のVCOの一例を示す回路図、第5図は第
4図の回路動作を説明するタイミング図、第6図は本発
明において用いる無調整システムのブロック図、第7図
は第6図におけるVCOの具体的回路例を示す回路図、
第8図は第7図に示すVCOの動作を説明するタイミン
グ図、第9図は第1図におけるVCO75を便宜上、取
出して拡大して示した回路図、第10図は本発明におい
て用いる可変容量ダイオードの構造を示す断面図、第1
1図は第10図に示した可変容量ダイオードの等価回路
図、第12図は本発明の別の実施例を示す回路図、第1
3図は第12図における要部を拡大して示した回路図、
である。 符号説明 73.75・・・電圧制御発振器、91・・・基準電位
発注回路、18・・・位相比較回路 第1s 第5図 第6図 第 78 88図 CC 5g10図 第11図 i

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)第1の集積化抵抗の抵抗値r_1と第1の集積化容
    量の容量値C_1の積r_1・C_1により発振周波数
    が決まり、かつ第1の集積化容量を可変容量ダイオード
    にて構成してなる第1の電圧制御発振器と、前記第1の
    電圧制御発振器の出力信号と基準信号発生器の出力信号
    との間の位相差を検波する検波器と、検波された前記位
    相差信号を入力され低域ろ波し補正信号として前記第1
    の電圧制御発振器に供給しその発振周波数を前記基準信
    号発生器のそれに一致させる低域通過フィルタとから成
    るフェース・ロックド・ループ回路があり、前記第1の
    電圧制御発振器のそれと同一のチップ内で前記第1の集
    積化抵抗と比精度よく構成した第2の集積化抵抗の抵抗
    値r_2と前記第1の集積化容量と比精度よく構成した
    可変容量ダイオードから成る第2の集積化容量値C_2
    の積r_2・C_2により発振周波数が決まる第2の電
    圧制御発振器であって、 前記フェース・ロックド・ループ回路における低域通過
    フィルタからの補正信号を分与されてその発振周波数を
    自動的に補正される無調整化された前記第2の電圧制御
    発振器(以下、無調整化電圧制御発振器という)におい
    て、 前記第1の電圧制御発振器が、互いのコレクタ反転出力
    を相手のベース入力とする一対のトランジスタからなる
    第1のトランジスタ対と、該第1のトランジスタ対の各
    エミッタに接続された一対の定電流回路からなる第1の
    定電流回路対と、前記第1の集積化容量の対と、を含む
    のに対し、前記無調整化電圧制御発振器を、前記第1の
    トランジスタ対と比精度よく構成した第2のトランジス
    タ対と、前記第1の集積化容量の対と比精度よく構成し
    た第2の集積化容量の対と、前記第1の定電流回路対と
    比精度よく構成した第2および第3の各定電流回路対を
    含む如く構成し、前記第1および第2の各定電流回路対
    を構成する各トランジスタのベース電位を共通化して第
    1のベース電位を付与するとともに、前記第3の定電流
    回路対を構成する各トランジスタのベース電位を共通化
    し、前記第1のベース電位を中心に変化する第2のベー
    ス電位を印加するようにして、その発振周波数および発
    振周波数感度を別々に自由に選択可能にしたことを特徴
    とする無調整化電圧制御発振器。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57181232A (en) * 1981-04-30 1982-11-08 Fujitsu Ltd Voltage-controlled oscillator circuit
JPS5885624A (ja) * 1981-11-16 1983-05-23 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 電圧制御の発振器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57181232A (en) * 1981-04-30 1982-11-08 Fujitsu Ltd Voltage-controlled oscillator circuit
JPS5885624A (ja) * 1981-11-16 1983-05-23 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 電圧制御の発振器

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